JP7111285B2 - 自然薯栽培器及び自然薯栽培システム - Google Patents
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Description
適用例1の自然薯栽培器(300)は、自然薯(5)の種芋(6)および吸収根(7)を育成するための土壌(12)を内部に蓄積する第1育成部(105)と、自然薯の新生芋(8)を育成するための土壌を内部に蓄積する第2育成部(115)と、を有する容器である栽培容器(120)と、第2育成部の内部において、第1育成部から水平方向に離間するに従って鉛直方向にも離間するように傾斜した傾斜面(142)を形成する斜面部材(140)と、第2育成部の内部において、斜面部材の傾斜面に対して平行となるように設けられることによって、新生芋の伸長する方向に対して垂直をなす方向から新生芋に所定の圧力を加える加圧部材(350)と、を備えたことを要旨とする。
適用例2の自然薯栽培器(100,200,300,400,500)は、適用例1の自然薯栽培器において、斜面部材(140)は、傾斜面を形成する面において傾斜する方向に延びた溝(145)が形成されていることを要旨とする。
適用例3の自然薯栽培器(100,200,300,400,500)は、適用例1又は適用例2の自然薯栽培器において、第2育成部(115,505)および斜面部材(140)は、断熱材で形成されていることを要旨とする。
適用例4の自然薯栽培器(400)は、適用例1~適用例3のいずれかの自然薯栽培器において、第1育成部の内部を水平方向において所定の空間に分ける仕切部材(450)を備えたことを要旨する。
図1に基づき、まずは、自生地栽培をした場合の自然薯5の育ち方について説明する。図1は、自生栽培の場合の自然薯5の育ち方を説明するための図である。
(自然薯栽培器100の構成)
図2および図3に基づき、自然薯栽培器100の構成について説明する。図2は、自然薯栽培器100の構成を示す図であり、(a)は正面に対して右斜め上からの斜視図であり、(b)は蓋部130を取外した状態の正面に対して右斜め上からの斜視図である。図3は、自然薯栽培器100の概略の構成を示す図であり、(a)は蓋部130を取外した状態の上面図であり、(b)は右側面の断面図である。
以上のような自然薯栽培器100では、自然薯5を栽培容器120で栽培すると、種芋6および吸収根7が第1育成部105で育成され、栽培の際に成長して長く伸長していく新生芋8が第2育成部115で育成されることとなる。そして、第2育成部115においては、斜面部材140による傾斜面142が形成されているため、種芋6等に対し土中で斜めに成長するという自然薯5の特性が考慮され、傾斜面142に沿って新生芋8を育成することができる。つまり、このような自然薯栽培器100であれば、長くて形状のよい新生芋8を栽培することができる。
図4(a)に基づき、第2実施形態である自然薯栽培器200について説明する。図4(a)は、自然薯栽培器200の概略の構成を示す右側面の断面図である。なお、第2実施形態では、蓋部230を除けば、第1実施形態の自然薯栽培器100と同じであるため、同じ部材については、同じ符号を付して説明を省略する。また、栽培容器120、および斜面部材140は、第1実施形態の自然薯栽培器100における各々と同じ素材で形成されている。
図4(b)に基づき、第3実施形態である自然薯栽培器300について説明する。図4(b)は、自然薯栽培器300の概略の構成を示す右側面の断面図である。なお、第3実施形態では、加圧部350を除けば、第1実施形態の自然薯栽培器100と同じであるため、同じ部材については、同じ符号を付して説明を省略する。また、栽培容器120、蓋部130、および斜面部材140は、第1実施形態の自然薯栽培器100における各々と同じ素材で形成されている。
図5に基づき、第4実施形態である自然薯栽培器400について説明する。図5は、自然薯栽培器400の概略の構成を示す図であり、(a)は蓋部130を取外した状態の上面図であり、(b)は右側面の断面図である。なお、第4実施形態では、仕切部材450を除けば、第1実施形態の自然薯栽培器100と同じであるため、同じ部材については、同じ符号を付して説明を省略する。また、栽培容器120、蓋部130、および斜面部材140は、第1実施形態の自然薯栽培器100における各々と同じ素材で形成されている。
図6に基づき、第5実施形態である自然薯栽培器500について説明する。図6は、自然薯栽培器500の概略の構成を示す図であり、(a)は蓋部130を取外した状態の正面の断面図であり、(b)は右側面の断面図である。なお、第5実施形態では、第1育成部505を除けば、第1実施形態の自然薯栽培器100と同じであるため、同じ部材については、同じ符号を付して説明を省略する。また、第2育成部115、蓋部130、および斜面部材140は、第1実施形態の自然薯栽培器100における各々と同じ素材で形成されている。
図7に基づき、自然薯栽培システム600について説明する。図7は、自然薯栽培システム600の概略の構成を示す外観図である。図7に示すように、自然薯栽培システム600は、2つの自然薯栽培器100と、2つの自然薯栽培器100を載置可能な固定部650から構成されている。また、固定部650は、基部652、座部654及び支柱656を備えている。
(1)上記実施形態において、栽培容器120、蓋部130および斜面部材140とは、断熱性を有する発砲スチロールで形成されているものとしたが、これらの全ておよびいずれかのものが、段ボールなどの紙製の材料や、プラスチック、塩化ビニルなどの樹脂、ステンレスなどの金属、あるいは紙などの自然素材で形成されていてもよい。例えば、栽培容器120の第2育成部115としては、家庭菜園に利用される市販の樹脂製プランターを利用して、内部の壁面に断熱材である発泡スチロールの板材を据え付けるような構成であってもよい。
Claims (4)
- 自然薯の種芋および吸収根を育成するための土壌を内部に蓄積する第1育成部と、前記自然薯の新生芋を育成するための土壌を内部に蓄積する第2育成部と、を有する容器である栽培容器と、
前記第2育成部の内部において、前記第1育成部から水平方向に離間するに従って鉛直方向にも離間するように傾斜した傾斜面を形成する斜面部材と、
前記第2育成部の内部において、前記斜面部材の前記傾斜面に対して平行となるように設けられることによって、前記新生芋の伸長する方向に対して垂直をなす方向から前記新生芋に所定の圧力を加える加圧部材と、
を備えたことを特徴とする自然薯栽培器。 - 請求項1に記載の自然薯栽培器において、
前記斜面部材は、前記傾斜面を形成する面において傾斜する方向に延びた溝が形成されている
ことを特徴とする自然薯栽培器。 - 請求項1又は請求項2に記載の自然薯栽培器において、
前記第2育成部および前記斜面部材は、断熱材で形成されている
ことを特徴とする自然薯栽培器。 - 請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の自然薯栽培器において、
前記第1育成部の内部を水平方向において所定の空間に分ける仕切部材
を備えたことを特徴とする自然薯栽培システム。
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