JP7093540B2 - 自然薯栽培器及び自然薯栽培システム - Google Patents
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Description
自然薯栽培器(200,300)において、自然薯(5)の種芋(6)及び吸収根(7)を育成するための土壌(12)を蓄積するための容器(210)と、前記容器(210)に設けられた開口部(220)と、前記開口部(220)に、水平方向に対して所定の角度で取り付けられ、内部に自然薯(5)の新生芋(8)を育成するための土壌(12)を蓄積するための育成部(230)と、前記育成部(230)の内部を所定の広さの空間に分ける仕切部(240)と、を備え、前記仕切部(240)は、少なくとも2つの板状部材(242,247)から構成されており、前記板状部材(242,247)は、所定の前記板状部材(242)の水平方向に対してなす角度が、他の前記板状部材(247)の水平方向に対してなす角度と異なることを要旨とする。
また、適用例1に記載の自然薯栽培器(1,100,200,300)において、前記仕切部(40,240)は、前記育成部(30,230)の鉛直方向に前記育成部(30,230)の内部を所定の広さの空間に分けることを要旨とする。
適用例1又は適用例2に記載の複数の前記自然薯栽培器(200,300)と、前記容器(210)および前記育成部(230)が鉛直方向に並ぶように前記複数の自然薯栽培器(200,300)を固定するための固定部(450)とを備えたことを要旨する自然薯栽培システム(400)である。
(自然薯栽培器1の構成)
図1に基づき、自然薯栽培器1の構成について説明する。図1は、自然薯栽培器1の概略の構成を示す図であり、(a)は上面図であり、(b)は断面図である。
容器10は、自然薯5の栽培の種芋6及び吸収根7を育成するための土壌12を蓄積するものであり、段ボールなどの紙製の材料や、プラスチック、塩化ビニル、発泡スチロールなどの樹脂、ステンレスなどの金属、あるいは紙などの自然素材で形成された、上下に開口面が形成された略直方体状の部材であり、下側の開口面が開口部20を構成する。
容器10に蓄積される土壌12は、鹿沼土に肥料を混ぜたものなどの他に、いわゆる土ではないが、食物等の栽培に用いられる腐葉土など自然薯5の栽培のための養分が多く含まれている栽培用の用土を含む。
次に、図1に基づき、自然薯栽培器1を用いた自然薯5の栽培方法について説明する。図1に示すように、容器10の内部および育成部30の内部に適量の土壌12を充填する。なお、育成部30の内部に土壌12を充填した後に、3つの自然薯5の芽の部分の各々が、育成部30の上傾斜面32と第1板状部材42との間、第1板状部材42と第2板状部材47との間、第2板状部材47と育成部30の下傾斜面部37との間に、位置するように土壌12に横たえて埋め込み、土壌12を容器10の内部に満たしていく。
ここで、図2に基づき、自生地栽培をした場合の自然薯5の育ち方について説明する。図2は、自生栽培の場合の自然薯5の育ち方を説明するための図である。
以上のような自然薯栽培器1では、種芋6及び吸収根7が容器10で育成され、新生芋8が育成部30で栽培される。つまり、自然薯5の栽培の際に成長して長く伸長していく新生芋8が育成部30で育成されるため、長くて形状のよい新生芋8を栽培することができる。
図3に基づき、自然薯栽培器100について説明する。図3は、自然薯栽培器100の概略の構成を示す断面図である。
図4(a)に基づき、自然薯栽培器200について説明する。図4(a)は、自然薯栽培器200の概略の構成を示す断面図である。
図4(b)に基づき、自然薯栽培器300について説明する。図4(b)は、自然薯栽培器300の概略の構成を示す断面図である。
図5に基づき、自然薯栽培システム400について説明する。図5は、自然薯栽培システム400の概略の構成を示す外観図である。
図5に示すように、固定部450は、基部452、座部454及び支柱456を備えている。基部452は、固定部450の土台となる部分であり、スチールなどの金属の板材を平面形状が長方形になるように組み合わせて、溶接やボルトなどで接合した部材である。また、基部452の4隅には、自然薯栽培システム400を移動できるようにするための車輪452aが取り付けられている。
以上のような構成の固定部450に、複数(本実施形態では2個)の自然薯栽培器1を鉛直方向に上下二段となるように並べて座部454に載置して固定する。また、下側の自然薯栽培器1の育成部30の上方に、上側の自然薯栽培器1の容器10および育成部30が配置するように固定される。
(1)上記実施形態においては、容器10、210と育成部30、230とは一体成型されているものとしていたが、容器10、210と育成部30、230とが別々の部材であって、組み付けて合体させるような構成のものであってもよい。例えば、図6に示すように、上記実施形態とは異なる実施形態である自然薯栽培器500としては、容器510、育成部530、支柱556、固定具560とで構成されてものであってもよい。この自然薯栽培器500における容器510と育成部530とは、各々が別の部材であり、固定具560(例えば、ボルトとナットであってもよい。)で組み付け固定されている。また、育成部530は、直方体の箱状のものであり、支柱556によって、水平方向に対して所定の角度をなすような構成である。更に、育成部530は、直方体の箱状のものであればよく、例えば、家庭菜園に利用される市販のプランターを利用することもできる。
造を有する自然薯栽培器であれば、自然薯5の種芋6等の大きさに応じて、育成部230の内部における仕切部240によって形成される空間の大きさを適切に調整することができるため、長くて形状のよい新生芋8を栽培することができる。
固定部、452… 基部、452a… 車輪、454… 座部、456,556… 支柱、
560…固定具。
Claims (3)
- 自然薯の種芋及び吸収根を育成するための土壌を蓄積するための容器と、
前記容器に設けられた開口部と、
前記開口部に、水平方向に対して所定の角度で取り付けられ、内部に自然薯の新生芋を育成するための土壌を蓄積するための育成部と、
前記育成部の内部を所定の広さの空間に分ける仕切部と、
を備え、
前記仕切部は、少なくとも2つの板状部材から構成されており、
前記板状部材は、所定の前記板状部材の水平方向に対してなす角度が、他の前記板状部材の水平方向に対してなす角度と異なる
ことを特徴とする自然薯栽培器。 - 請求項1に記載の自然薯栽培器において、
前記仕切部は、前記育成部の鉛直方向に前記育成部の内部を所定の広さの空間に分けることを特徴とする自然薯栽培器。 - 請求項1又は請求項2に記載の、複数の前記自然薯栽培器と、前記容器および前記育成部が鉛直方向に並ぶように前記複数の自然薯栽培器を固定するための固定部とを備えたことを特徴とする自然薯栽培システム。
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