JP2006129797A - 山芋類の栽培方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡素な構成により、重労働を強いることなく大量生産向きで安価な山芋類の栽培方法が望まれている。
【解決手段】 山芋類の栽培方法は、基体1の表面に形成された傾斜面2を可撓性を有するシート体3で被い、該シート体3上に山芋種材4を置き、該山芋種材4およびシート体3に土5を被せて栽培するものである。または、基体1の表面に形成された傾斜面2を可撓性を有するシート体3で被う第1工程と、シート体2上に山芋種材4を置く第2工程と、山芋種材4およびシート体3に土5を被せる第3工程と、第3工程で被せられた土5の表面に前記第1工程の傾斜面2とほぼ同じ傾斜角度の傾斜面を形成する第4工程と、該第4工程で形成された土の傾斜面を前記シート体で被う第5工程とを備えるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、山芋類のうち太長の芋根を有する自然薯やナガイモなどの栽培方法に関する。
従来、この種の山芋類栽培技術としては筒状栽培器を用いたものが数多く知られているが、そのうちのひとつが例えば下記の特許文献1に開示されている。文献1開示の技術では、筒状栽培器を適宜傾けた姿勢にして栽培地に埋め、各筒状栽培器内にそれぞれ個別に山芋類の種芋を植えて栽培するようにしている。
しかしながら、筒状栽培器の埋込作業、種芋の植え付け作業、収穫作業などは、各筒状栽培器につきそれぞれ個別に手で取り扱わなければならない。そのために、これらの作業は機械化することができず重労働であった。また、栽培本数を多くしようとすると多数の筒状栽培器が必要となって材料コストが高騰することと、前記した機械化が困難な事情とを合せて、大量生産に不向きであった。
一方で、板材を用いた栽培技術も数多く知られており、そのうちのひとつが例えば下記の特許文献2に提案されている。文献2開示の技術は、上面が開口した平箱内に、波板材を傾けた姿勢で収容し、波板材の上面に土を被せ、土と波板材の間に山芋類の種芋を植え付けて栽培するものである。
特開平11−239414号公報(公報中の図3参照)
特開2003−164223号公報(公報中の図1参照)
ところが、文献2に開示されたものは平箱内での栽培であるので、一般家庭やマンションでの栽培には適するが、各平箱内で栽培し得る山芋類の数は多くない。そのために材料コスト当たりの収穫量が小さく、業としての大量生産に適さない。また、板材は基本的に定形であるため、地形の変化に富む野外の栽培地で使用する場合に柔軟に対応できないことがあった。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、簡素な構成により、重労働を強いることなく大量生産向きで安価な山芋類の栽培方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る山芋類の栽培方法は、基体の表面に形成された傾斜面を可撓性を有するシート体で被い、該シート体上に山芋種材を置き、該山芋種材およびシート体に土を被せて栽培する構成にしてある。
また、本発明に係る別の栽培方法は、基体の表面に形成された傾斜面を可撓性を有するシート体で被う第1工程と、シート体上に山芋種材を置く第2工程と、山芋種材およびシート体に土を被せる第3工程と、第3工程で被せられた土の表面に前記第1工程の傾斜面とほぼ同じ傾斜角度の傾斜面を形成する第4工程と、該第4工程で形成された土の傾斜面を前記シート体で被う第5工程とを備えてなり、該第5工程に続いて、前記第2工程から第5工程までの各工程を順に繰り返して造成した栽培地で栽培するものである。
ここで、本発明にいう山芋類はヤマノイモ科ヤマノイモ属植物のうち太長の芋根を有するものであり、かかるものとしては例えばヤマノイモ(自然薯)とナガイモが知られている。また、本発明にいう山芋種材は、土に埋めて栽培することにより山芋類に生長するものであればよく、自然薯の場合は芋根の一部を細かく切った種芋、または山などに自生する自然薯の葉脇に生じたムカゴであり、ナガイモの場合は前記の種芋である。
傾斜面を有する基体としては、例えば農地の栽培土、山土、山砂などを使用することが山芋類を確実かつ大きく生長させ得る点で好ましい。但し、金属製、合成樹脂製、または木製であって、傾斜面付きの板体や箱体を基体として使用することも可能である。
傾斜面の傾斜角度は、山芋種材から生じた根がひげ状の吸収根だけとならず太長の芋根を生じる角度であれば特に限定されない。かかる角度は、例えば25〜50度である。傾斜角度が25度を下回ると、ひげ状の吸収根を生じる割合が大きくなり例え芋根を生じてもその生長度合いは芳しくない。50度を上回ると、シート体および山芋種材を被う土の搬入および取り出しに手間がかかって収穫しづらくなる。
本発明に用いるシート体としては、可撓性を有し、施工が容易で、かつ、耐久性の高いものであれば特に限定されないが、例えば合成樹脂製フィルム、合成樹脂製ネットなどが挙げられ、山芋類が生長の途中で突き破ったり細根が入り込んだりすることのないシート強度を備えていることが望ましい。このようなフィルムとしては厚さが例えば0.1〜0.5mm程度のものである。ネットとしては開き目が例えば1mm以下のものである。かかる厚みや開き目を採用することにより、生長途中で吸収根や芋根の細根がフィルムやネットに絡みつき収穫時に山芋類をシート体から離すことが困難となって作業に手間および時間がかかるといった不具合や、収穫後のシート体を次回の栽培に繰り返し使用できないといった不具合が回避される。
シート体の材料である合成樹脂の種類は特に限定されないが、例えばポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどが入手容易で安価であり好適である。シート体は水密性であっても透水性であっても構わない。
山芋種材を置くシート体上の位置は特に限定されないが、山芋種材を置く位置よりも下方に、生長した山芋類がはみ出さない程度の育成領域を確保しておくとよい。山芋種材はシート体の上面に直に置いてよいし、シート体との間に少量の土を介して置いても構わない。
本発明に係る山芋類の栽培方法によれば、可撓性を有するシート体で傾斜面を被い、シート体、および、シート体上に置いた山芋種材に土を被せて栽培するので、主材料が合成樹脂フィルムなどのような可撓性のシート体だけであり、構成が簡素で安価に済む。また、傾斜面と直交する横方向に沿ってシート体のどの位置であっても山芋種材を所望の間隔で置くことができるので栽培の自由度が高い。そして、シート体が可撓性を有するので、傾斜面が傾斜方向またはその直交方向に湾曲していても、その曲面状態に対応して傾斜面を適切に被うことができ、重労働を強いることなく山芋類を大量に生産することができる。
また、本発明の別の栽培方法によれば、シート体上に山芋種材を置く工程から土の傾斜面をシート体で被う工程までの各工程を順に繰り返して栽培地を造成するので、狭い栽培地であっても、より大量の山芋類を効率よく生産することができる。
本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。ここに、図1は本発明の一実施形態に係る山芋類の栽培手順を図(a)〜(f)に順に示した部分側断面図、図2は図1(a)〜(f)に示した栽培手順に対応する(a)〜(f)に平面で示した部分平面図である。
この実施形態に係る山芋類の栽培方法を図1および図2を基に説明する。まず、各図(a)のように、例えば栽培地の土1を耕運機などでならし、鍬などを用いて矢印E方向に下降する傾斜面2を形成する。傾斜面2の傾斜角度θはこの例では30度にしてある。傾斜面2の垂直高さは例えば45cmである。
次に、各図(b)のように、傾斜面2の表面にシート体3を被せて表面全体を被う。シート体3としては、例えば0.3mm厚のポリエチレンフィルムを用いた。尚、シート体3は必ずしも傾斜面2だけを被うものに限らず、例えば土1表面の最上部に達したり、あるいは傾斜面2から続く土1の上面1Aまで届く大きさであっても構わない。
そして、各図(c)のように、山芋種材としてのムカゴ4をシート体3の上端近くに置く。シート体3上のムカゴ4,4,4,・・・は傾斜面2の傾斜と直交する横方向(矢印F方向、各図(a)参照)に適宜の間隔で多数が配置される。因みに、1坪当たり100個程度のムカゴ4,4,4,・・・を植えると、多すぎず少なすぎず大量生産に好適となる。このようなムカゴ4,4,4,・・・は山間部などに自生している野生の自然薯から予め採取しておく。
続いて、各図(d)のように、ムカゴ4およびシート体3の上に土5を被せて、ムカゴ4およびシート体3を埋め込む。ここで用いる土5としては畑地などの栽培土、山土、山砂などが挙げられるが、自然薯が自生している山土や山砂を使用すると栽培がうまくいく。尚、図示は省略するが、ムカゴ4を植えた位置の近くに、蔓支持用の縦支柱や縦ネットが設置される。
そうして、適切な水遣りと施肥を施して栽培すると、各図(e)のように、ムカゴ4から吸収根6と芽が生じ、芽は茎7となって上方に伸びていく。そのうち、根のひとつが芋根8となり、植物の背地性に従いシート体3に沿って斜め下向きに生長していく。上記の施肥には、地下水の窒素汚染による自然破壊につながらないよう、有機肥料を使用することが望ましい。
その後、各図(f)のように、吸収根6が伸び、茎7の上部は蔓9となり近くの縦支柱や縦ネットに絡まって約2mの高さに生長する。前記の芋根8は伸長して肥大し自然薯10となる。因みに、製品として出荷し得る大きさの自然薯10になるまでには、ムカゴ4から約3年かかる。
自然薯10を収穫する際には、各図(f)の土5を全量取り除き、自然薯10を持ち上げてシート体3から離す。その場合、シート体3の表面は平たんな滑面であるために、栽培中に自然薯10表面の細根や吸収根6がシート体3に絡んでいない。従って、自然薯10を円滑かつ容易にシート体3から引き離すことができる。
そして、地表に現われたシート体3は次回の栽培にそのままに用いることができる。尚、シート体3は土中に埋められて使用されるために日光による劣化を受けにくいことから、2〜3年はそのまま繰り返して使用できる。あるいは、使用後のシート体3を土1の傾斜面2から取り外して、他の栽培地の傾斜面で再使用することも可能である。
そうして、収穫した自然薯10は水洗いされるが、図3に示すように、茎7に近い芋根の部分が2点鎖線Dで示した位置で切断されて、芋製品10Aと種芋10Bに分けられる。種芋10Bは次年度栽培の山芋種材として直ちに使用され、1年で自然薯10に生長する。芋製品10Aは腐り止めとして切り口がガスバーナで焼かれたのちに出荷される。
上記したように、この実施形態による栽培方法によれば、傾斜面2とシート体3を用いた簡素な構成により、多大な手間をかけることなく自然薯10を大量に生産、販売することができる。主材料は、合成樹脂フィルムなどのシート体3だけでよいので、材料コストが安価で済む。また、既述したようにムカゴ4から最初の自然薯10を得るまでに3年かかるが、いったん自然薯10を収穫すれば、4年目以降は自然薯10の茎に近い部分を種芋10Bとして用いることにより自然薯10を1年ごとに収穫できる。従って、その後は種芋を別途購入する必要がなく、山芋種材のコストがほとんどかからない。そして、シート体3の長手方向(矢印F方向)のどの場所でも山芋種材4,10Bを所望の間隔で並べることができるので、従来技術のように複数の筒状栽培器に個々に山芋種材を収容しなければならないといったことがなく、栽培の自由度が高い。また、地形の変化に富む野外の傾斜面であっても、シート体3が可撓性を有するので、傾斜面の状態に応じて傾斜面を確実に被うことができる。
次に、本発明の別の実施形態に係る栽培方法を、図4および図5により説明する。この場合、図4は栽培初期の状態を示し、図5は収穫期の状態を示している。土1およびその傾斜面2aは、図1および図2に示した土1および傾斜面2と同じものである。栽培地Sの外方(矢印F方向)には支柱11,11が対で立設され、これらの支柱11,11間にネット12が栽培地Sを横切るように張架されている。この例では、2枚のシート体3,3につき、1枚のネット12が設置される。
この実施形態でも、まず土1の表面に傾斜面2が形成され、傾斜面2の表面にシート体3が被せられて傾斜面2全体が被われる(第1工程)。続いて、多数のムカゴ4,4,4,・・・がシート体3の上端近傍位置において矢印F方向に適宜の間隔で配置される。次に、ムカゴ4およびシート体3の上に1番目の土5aが被せられる(第3工程)。そして、傾斜面2a下降方向(矢印E方向)の下流側の土5aの面がならされて、傾斜面2aと平行な傾斜面2bが形成される(第4工程)。この傾斜面2bの表面にシート体3が被せられて傾斜面2b全体が被われる(第5工程)。このシート体3の上端近傍位置に、ムカゴ4,4,4,・・・が矢印F方向に適宜の間隔で載置される。次に、ムカゴ4,4,4,・・・およびシート体3の上に2番目の土5bが被せられ、ムカゴ4およびシート体3が埋め込まれる。
以後、前記した傾斜面2bの形成から土5bの被覆に至る一連の工程(第2工程から第5工程までの工程)が繰り返され、傾斜面2c,2d,2eの形成および土5c,5d,5eの被覆がそれぞれ順に実施されて栽培地Sが造成される。この場合、或る傾斜面(例えば2b)の下端は次なる(矢印E方向下流側)傾斜面(例えば2c)の上端の下方位置にあり、各傾斜面はそれぞれの一部分が隣の傾斜面と上下で重なって矢印E方向に集約されている。
このように造成された栽培地Sで栽培すると、ムカゴ4から派生した茎7は蔓9となり、ネット12の両側から蔓9,9が絡みついて上向きに伸長し葉13が茂って生長する。
かかる栽培地Sにより、自然薯10を傾斜面2の傾斜方向(矢印E方向)に密に栽培できるため、狭い土地であっても合理的に栽培に利用することができる。尚、隣合う傾斜面は必ずしも上下で重なっている必要はなく、矢印E方向に離れて形成された場合でも、相当量の自然薯10を生産できる。
尚、前記した栽培地Sで栽培する際に、図6に示す土砂移送装置15を利用することも可能である。土砂移送装置15は、栽培地S,S1間の通路を図6の紙面と直交する方向(矢印Eと直角の方向)に走行する車輪16付きの台車17を備えている。台車17の上面には複数の支持脚18が立設されている。これらの支持脚18の上端には、可撓ホース21を把持したホース把持部19が枢支部材20を介して前後左右揺動自在に支持されている。土砂吸取り側である一端部21A近傍の可撓ホース21内には、エアチューブ22先端の先細ノズル23が他端部21Bを指向(矢印G方向)して配備されている。可撓ホース21の他端部21Bは土砂吹出し側となっている。エアチューブ22の末端は、台車17の上面に設置されたエアコンプレッサ24のエア吹出口に接続されている。この図6では、エアコンプレッサ24の駆動により先細ノズル23から噴き出された高圧エアーに随伴して、栽培地Sの傾斜面2の上方の土5dが吸い取られて可撓ホース21内を搬送され、次年度栽培用の栽培地S1に移送される状態を示している。
かかる土砂移送装置15を用いれば、既述した実施形態による作用、効果を奏するのは無論のこと、自然薯10収穫時における栽培地Sからの土5a〜5dの取り出し移送作業、および、土5a〜5dによる他の栽培地S1での傾斜面被覆作業を、ほとんど人手によることなく行なうことができる。
尚、本発明の山芋類の栽培方法は上記した各実施形態に限定されるものでなく、例えば図7に示すように、一般の畑地に形成される畝25の傾斜面2を利用することも可能である。すなわち、畝25の傾斜面2にシート体3を被せ、シート体3上にムカゴ4や種芋10Bを置き、ムカゴ4または種芋10B、シート体3、および畝25,25間の底面26に土5を被せて栽培するのである。
このように構成した場合は、あらためて傾斜面2を形成する必要がなく、手軽に山芋類を大量生産できる。
本発明の一実施形態に係る山芋類の栽培手順を図(a)〜(f)に順に示した部分側断面図である。 図1(a)〜(f)に示した栽培手順に対応する(a)〜(f)に平面で示した部分平面図である。 前記一実施形態により得た自然薯とこの自然薯を分割して得た芋製品および種芋を示す正面図である。 本発明の別の実施形態に係る山芋類の栽培態様を示す一部断面を含む斜視図である。 図4の栽培態様に対応した部分側断面図である。 前記別の実施形態の栽培態様において土を隣の栽培地に移送する態様を示す部分側断面図である。 本発明の他の実施形態に係る山芋類の栽培態様を示す部分側断面図である。
符号の説明
1 土(基体)
2,2a,2b,2c,2d,2e 傾斜面
3 シート体
4 ムカゴ(山芋種材)
5,5a,5b,5c,5d,5e 土
10 自然薯(山芋類)
10A 種芋(山芋種材)
E 矢印
S,S1 栽培地
θ 傾斜角度

Claims (2)

  1. 基体の表面に形成された傾斜面を可撓性を有するシート体で被い、該シート体上に山芋種材を置き、該山芋種材およびシート体に土を被せて栽培することを特徴とする山芋類の栽培方法。
  2. 基体の表面に形成された傾斜面を可撓性を有するシート体で被う第1工程と、シート体上に山芋種材を置く第2工程と、山芋種材およびシート体に土を被せる第3工程と、第3工程で被せられた土の表面に前記第1工程の傾斜面とほぼ同じ傾斜角度の傾斜面を形成する第4工程と、該第4工程で形成された土の傾斜面を前記シート体で被う第5工程とを備えてなり、該第5工程に続いて、前記第2工程から第5工程までの各工程を順に繰り返して造成した栽培地で栽培することを特徴とする山芋類の栽培方法。
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