JP2007300805A - 根菜類の筒栽培法及び根菜類栽培体 - Google Patents

根菜類の筒栽培法及び根菜類栽培体 Download PDF

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Abstract

【課題】球根を食用とする根菜類を容器内で成育させる、筒状の容器を用いる栽培方法であって、茎部も同時に肥大させて容易に収穫できるようにする。
【解決手段】栽培筒1の底板部2に設けた根張り穴から種球根の根13を伸ばして、下部の肥沃な土の中で根13を繁殖させて、球根10と茎部11とが、栽培筒に収容する不栄養性詰材5の中で育つような環境を作る。前記栽培筒1の中に入れる不栄養性詰材5は、栄養成分が少なくて、作物が根を張らないような環境を作って、下の畑の土に繁殖した根13をそのまま切り取って畑土に残して、栽培筒から作物を容易に抜き出して収穫する。
【選択図】図3

Description

本発明は、根菜類、特に白色の可食茎や球根を有する根菜類の栽培に好適な根菜類の筒栽培法及び根菜類栽培体に関する。
球根及び茎を収穫して食用に供する根菜類として、「らっきょう」等が知られているが、このような根菜類を栽培するためには、畑に畝を作って栽培することが一般的である。なお、以下に説明する実施例において、「球根」と呼ぶ対象植物の部分は、玉葱やらっきょう等のように、地中で成育する部分が球根状となっているものを呼び、その球根と葉と呼ぶ部分の間の長い部分を茎と呼んで説明している。また、「深谷ねぎ」と呼ばれている種類の葱のように、茎を長くて太いものとして生産し、その茎を食用とするものは、茎の下端部から直接根が伸び球根がないものでも、本発明においては、その食用の対象とする茎の部分を育成するものとして、まとめて説明している。このような植物は、可食部分が直接太陽や外気に曝されずに白色を呈しているのが望ましく、収穫するまで可食部分が土壌内に位置するように栽培している。例えば、沖縄の特産品となっていて、多く食用に供されている「しまらっきょう」を栽培する場合には、畑に所定の巾の畝を作り、その巾方向の中程に所定の深さの凹部を作って、種球根となる「らっきょう」を所定の間隔で植える。そして、そのらっきょうの芽が伸びるにしたがって、その茎を土で覆って、葉の部分のみに陽があたるようにする覆い土の作業を行っている。その土を盛り上げる作業を行うことにより、茎の部分にも陽が当たらないようにして、長くて白い茎の部分の下部に球根部がついた状態の良好な作物が収穫できるようにしている。したがって、このような植物の場合は、成長に応じた適当な覆土が要求され、栽培が面倒であると共に均一な覆土が困難であり、均質な根菜類を得ることが難しいという問題点がある。
また、前記球根状の部分を食用とする根菜類では、球根を太らせるためには、その下部の根を勢い良く成長させることが必要である。前記らっきょうの場合でも、白くて長い茎と球根部とを良好な状態で成長させたために、球根の下に長くて太い根が張り、その収穫に要する労力が大変である。そして、収穫に際しては、長い根を切り捨てて球根と茎のみを収穫するために、その処理作業も手間を多く必要とするという問題がある。
従来、芽出しするまでに長期間を要し、あるいは芽出しが難しい地下塊茎植物、球根植物等の栽培法として、畑に直撒きして栽培することに代えて、ポットのような容器を用いて栽培することが、特許文献1に提案されている。この従来例の植物栽培方法では、ポットのような容器に、肥料成分を多く含んだ培養土と栽培する植物の芽出し種苗を入れ、芽出しが困難な塊根植物や地下茎植物等の芽出しを良好に行わせるようにしているものである。
特開2004−298077号公報
ところが、前記ポット状の容器を用いて、前記のような方法で根菜類を栽培しようとすると、栽培容器に収容されている肥料分の多い土の中で、根が勢い良く繁殖して、その繁殖した根の中に包まれた状態で、球根が成育される状態となる。また、この場合は、ポット内で完全に生育するため、成長するにつれて根がポット内に張り、その分球根や茎部が次第に培養土から浮き上がって、覆土効果が少なくなり、白い可食部を増やすのが望ましい植物をそのままの状態で収穫まで栽培するには不適当である。その場合、白い可食部を増やすには、芽出しした根菜類をポットから移してあるいはポットのまま土の中に埋めて、茎の部分を土で覆うようにしながら栽培する手法を用いる必要がある。したがって、従来例のような容器を用いて、球根および/又は茎を食用に供する作物を栽培しようとしても、必ずしも管理が容易で、良い収穫物を得る栽培方法とはならないのである。また、容器中に充填した富栄養培養土の中に種根となる部分を埋めるので、栽培開始までその発芽を防止するには、容器を密封及び遮光しなければならず、コスト高になるという欠点がある。
そこで本発明は、栽培途中で覆土する必要がなく、植え付けから収穫までの栽培が容易で熟練を要することなく、且つ収穫も容易であり、しかも栽培開始までの管理が容易で低コストできる根菜類の筒栽培法及びそれを達成する根菜類栽培体を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明の根菜類の筒栽培法は、底部に根張り穴を設けた筒状の栽培容器の中に、植物の茎を支えることが可能な不栄養性詰材を収納し、栽培する植物の種球根を根が前記根張り穴から伸びるように位置決めして前記不栄養性詰材で覆われた状態で前記容器内に保持し、該栽培容器を富栄養土壌に前記根張り穴が接触するように配置し、該根張り穴から下の富栄養土壌に向けて根を張らせて成長させるような環境を作り、前記栽培容器内の前記不栄養性詰材中で根菜を成育させるとともに、前記不栄養性詰材に成長する茎を支える作用と可食茎部を覆う作用を行わせることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の根菜類の筒栽培法において、前記栽培容器の中に入れておく不栄養性詰材が、砂、木屑、その他植物の栄養成分の含有量が少ない乾燥無機粒状物又は乾燥有機粒状物の1種またはこれらの混合物であることを特徴とするものである。また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の根菜類の筒栽培法において、前記栽培容器を富栄養土壌の路地面に複数本並べて栽培し、収穫は容器底部の根を切り、路地より切り離して行うことを特徴とするものである。
また、上記課題を達成する請求項4に記載の発明に係る根菜類栽培体は、底部に根張り穴を設けた筒状の栽培容器の中に、植物の茎を支えることが可能な不栄養性詰材を収納し、栽培する植物の種球根を根が前記根張り穴から外方に伸びるように位置決めして前記不栄養性詰材で覆われた状態で前記容器内に保持し、前記根張り穴を取り外し可能な封止材で封止してなることを特徴とするものである。
本発明によれば、前述したように、筒状の有底の容器を用いて、その底板部に設けた根張り穴から下の富栄養土壌に向けて根が成長し、容器内では球根及び又は茎の可食部分のみが成長するので、容器内の不栄養性詰材と容器外の肥沃な畑の土を機能分担させて、両者を有効に利用することができ、栽培管理を容易に行うことができる。また、露地で栽培する際には、容器を密接させて配置して栽培しても、その植物の根を下部の富栄養土壌に向けて成長させ得るので、畑に畝を作って栽培する場合に比較しても、畑の単位面積あたりの収穫量を増大させることができる。そして、前記根菜として「しまらっきょう」のような作物を対象とする場合には、特に、球根と茎の食用とする部分の成育状態を良好に管理することができて、目的とする状態で作物を収穫することが可能となる。
前記容器内で成育した根菜類を収穫するに際して、容器の底部外面で根を切断することで、容器の底部外面がカッターのガイド面となって球根を傷付けることなく容易に収穫でき、収穫時の作業効率を高めることができる。また、収穫時に1本づつカッターで直接根切りすること、または値切りせずに強制的に引き抜くこともないので、球根や茎を痛めることがなく、良好に収穫できる。あるいは、他の収穫方法として、畑に生えている状態で根切りしなくても、個々の植物が容器に入っているため、1個づつ容器を持ち上げることによって、容易に土壌から根を引き抜くことができ、その後容器の底部外面に沿ってカッターで根切りすることによって、容器毎に容易に且つ均一に根切りができる。さらに、容器内で根菜の栽培の補助のために使用する不栄養性詰材では、畑の土と異なって、根菜への付着が少ないので、容器から取り出した後の洗浄処理が容易である。また、栽培容器に収納するものは、不栄養性詰材であるので、その中に球根を埋設していても、密封しなくても十分な水分を与えない限り容易に発芽しないので、栽培開始までの管理が容易で安価に根菜類栽培体を提供することができる。また、収穫後の不栄養性詰材や容器はそのまま又は必要に応じて殺菌処理して何度でも再利用が可能である。
以下の説明において、本発明の栽培法で栽培される植物は、球根類に限らず葱等球根のない茎を食用に供する植物すべて含むものであるが、その代表として球根を有する根菜類の場合について説明する。また、筒状の容器を「栽培筒」と呼び、その形は円筒に限らず、四角筒状等その平面形態は特に限定されない。
栽培筒は、任意の大きさのものが採用でき、上部が開口していて、底板に任意の大きさの根張り穴を有し、栽培する植物の根が根張り穴から下部に向けて、十分に伸びることができるようにしている。前記筒状の容器としては、プラスチック製のものや、素焼き植木鉢のような容器等を採用することができる。
以下、図面を基に本発明の実施例を説明する。
図1に示すように、しまらっきょうのような作物を栽培するための栽培筒1は、作物の成育環境を良好な状態で維持できるように、作物に合わせた径と高さを有するものとして作成される。前記栽培筒1の底板部2には、所定の大きさの根出し用の根張り穴3を設け、作物を植え付ける時に除去できるように、封止紙4等で封止している。根菜類栽培体として流通させる場合は、予め栽培する植物の種球根10aを根が前記根張り穴から伸びるように位置決めして前記不栄養性詰材で覆われた状態で前記容器内に保持し、根張り穴を封止紙4で封止し、且つ上部開口部も封止した状態で流通させることによって、それを購入した栽培者は栽培に際してその両端部の封止紙を剥離除去して、その根菜類栽培体を栽培に適した肥沃な土壌の畑に単に置くのみで容易に植えつけができ、後は単に水遣り等の管理のみで素人でも簡単に栽培することができる。前記栽培筒1の内部には、埋没している球根がそれのみでは容易に発芽せず植え付けまでの発芽を抑制し、且つ栽培開始後覆土として成長する球根や茎を覆って光を遮り、白い可食部分の成長を増大させ且つ成長する作物を倒れないように支持するために、不栄養性詰材5を栽培する根菜に応じて所定の高さまで充填してある。
従って、前記不栄養性詰材5は、容器内では、栄養分が少なくて作物が根を伸ばして養分を摂取しようとしない環境を与え、栽培中は作物の成育に障害とならないものでなければならない。そのために、不栄養性詰材5としては、砂やオガクズ、木屑等のようなもの、あるいはその他植物の栄養成分の含有量が少ない乾燥無機粒状物又は乾燥有機粒状物の1種またはこれらの混合物を主として用いると良い。前記栽培筒1の中に不栄養性詰材5を所定の高さまで入れて、作物類の栽培の準備をするが、それと同時に、栽培筒を立てた状態に並べておいて作物を栽培する畑では、作物の根が底の根張り穴から伸びて、畑の土から栄養分を十分に摂取できるように、肥料成分を多く含ませた肥沃な栽培土壌を準備しておく。
以上のように準備した栽培土壌からなる栽培地15の畑に対して、図2に示す例のように種球根10aを挿入してある栽培筒1を、図3に示すように並べるだけで植え付けを終了し、後は単に水遣りだけで路地栽培と同様に作物を育成させることができる。なお、図3では、前記栽培地15では、栽培筒を安定保持できるように、所定の深さの栽培用凹部(ピット)16を作って置き、前記ピット16の内部に多数の栽培筒を並べるとより安定して栽培できるようにしてあるが、ピットを形成しないで、そのまま平坦な栽培地15に栽培することも勿論可能である。植え付け後は不栄養性詰材5の表面から葉12が露出してくると、葉に十分に陽が当たるようにして栽培管理を行う。このようにして、栽培筒内で根菜類を栽培することにより、栽培途中で覆土作業を行うことなく球根10と茎部11を十分に白く大きく成長させることができ、かつ各栽培筒を均一な条件で栽培することができる。
なお、前記実施例の説明では、球根を1つだけ栽培する例で説明したが、作物によっては、1つの栽培筒の中で、複数本の作物を1つの栽培筒で成育させることも可能である。そのような複数本の作物を並べた状態で、1つの栽培筒内で栽培しようとする際には、底板部2には複数の根張り穴を設けておいて、栽培する各作物の根が畑地面17に向けて伸びて、成長できるような環境を与える。また、栽培地は必ずしも畑に限らず、たとえばベランダ等においたプランター等に肥沃な栽培土壌を詰め、そのうえに前記の根菜類栽培体を並べておくだけで、ベランダで簡単に根菜類を栽培できる。
栽培した作物を収穫する際には、図3のような状態から、その栽培筒の列の一端部でピット16の底面を露出させる。そして、列状に並んだ栽培筒の端部に位置する栽培筒の底部の下に、薄い金属の板等からなるカッターを差し込んで根13を切断することによって、球根を傷付けることなく簡単に且つ均一に根切りができる。そして、根部分13があらかじめ切断されていることから、栽培筒から茎部がついた球根を簡単に抜き出すことができ、収穫作業も簡単である。
また特別の不栄養性詰材の中で作物を栽培することで、筒から取り出した作物の球根と茎部には、地面の土のようなものが付着して残ることがなく、不栄養性詰材を簡単に取り払うことも容易にできる。したがって、収穫した作物は、簡単な洗浄作業を行うのみで、そのまま出荷することができる。そして、栽培筒は、中の不栄養性詰材を入れ替えたり、不足する成分を補充したり、あるいは必要に応じて全体を殺菌する等の処理を行うことで、次の栽培に向けて繰り返して使用することができる。さらに、栽培に使用する畑の土は、準備しておいた肥沃な土を補充すること等の処理を行うか、土を入れ替える等の処理を行うことで再使用が可能となる。
前記栽培筒を用いた作物の栽培法は、前記「しまらっきょう」のような作物に対してのみ適用できるものではなく、その他に、エシャロットのような西洋作物にも適用が可能である。その他に、作物の茎部が成長するにつれて、茎部をカバーするように、最初に用いた栽培筒の上に、円筒状の補助栽培筒を継ぎ足して、作物の成長に合わせて長い茎部を作るようにすることも可能である。図4、5に示す例では、最初に浅い栽培筒を用いて作物を成長させるようにし、作物の茎部11aが長く成長するにしたがって、栽培筒1と同じ径で短い補助栽培筒1aを継ぎ足し、その中に不栄養性詰材を充満させて茎部をカバーさせることで、茎部11aを十分に長いものとして成長させ、太くて長い茎を収穫することが可能になる。
前記図4、5のように、栽培筒の継ぎ足しを行って、長い茎部を収穫する方法の他に、本発明においては、図6、7に説明するように、深い栽培筒1Aを用いて作物の栽培を行うことも可能である。この例においては、栽培筒1Aとして、望ましくは、透明な材料を用いて構成するか、もしくは、筒の長さ方向の途中の部分から上の部分は透明な筒を用いても良い。そして、最初に作物の植え付けを、筒の途中の高さまで充填した不栄養性詰材の中に行って、最初に収容した不栄養性詰材の上にまで芽が伸びた状態で、その伸びた茎部の所定の高さまで隠れるように、不栄養性詰材5aを継ぎ足すようにして、その中に不栄養性詰材を追加補充することで、作物の茎部の部分に陽があたらないように保護できる。前述したようにして、伸びた茎部または芽の部分を覆うように、不栄養性詰材を充満させる仕事を行うことで、任意の長さの太い茎部を、球根とともに収穫することができる。前記筒を継ぎ足して栽培する方法等は、例えば、深谷ねぎやアスパラ等の栽培にも適用が可能である。
本発明の根菜類の栽培法および根菜類栽培体は、容器内の不栄養性詰材内に予め種球根を設定した状態にあるものを、単に栽培土壌の上に置く事で栽培できるので、栽培が非常に簡単であり、農家の大量栽培から家庭での小規模栽培まで好適に適用できる。また栽培する根菜類は、らっきょうや葱、アスパラ等、球根や茎部が白い状態であるのが望ましい植物の栽培に特に好適である。
本発明に使用する栽培筒の説明図である。 作物を植えた最初の状態の説明図である。 密植状態での栽培法の説明図である。 別の実施例の説明図である。 栽培筒の上に筒を継ぎ足した状態の説明図である。 長い栽培筒を使用する例の説明図である。 不栄養性詰材を上まで継ぎ足した状態の説明図である。
符号の説明
1 栽培筒 2 底板部
3 根張り穴 5 不栄養性詰材
10 球根 10a 種球根
11 茎部 12 葉の部分
13 根部分 15 栽培地
16 ピット 17 畑地面

Claims (4)

  1. 底部に根張り穴を設けた筒状の栽培容器の中に、植物の茎を支えることが可能な不栄養性詰材を収納し、
    栽培する植物の種球根を根が前記根張り穴から伸びるように位置決めして前記不栄養性詰材で覆われた状態で前記容器内に保持し、
    該栽培容器を富栄養土壌に前記根張り穴が接触するように配置し、該根張り穴から下の富栄養土壌に向けて根を張らせて成長させるような環境を作り、
    前記栽培容器内の前記不栄養性詰材中で根菜を成育させるとともに、前記不栄養性詰材に成長する茎を支える作用と可食茎部を覆う作用を行わせることを特徴とする根菜類の筒栽培法。
  2. 前記栽培容器の中に入れておく不栄養性詰材が、砂、木屑、その他植物の栄養成分の含有量が少ない乾燥無機粒状物又は乾燥有機粒状物の1種またはこれらの混合物である請求項1に記載の根菜類の筒栽培法。
  3. 前記栽培容器を富栄養土壌の路地面に複数本並べて栽培し、収穫は容器底部の根を切り、路地より切り離して行う請求項1又は2に記載の根菜類の筒栽培法。
  4. 底部に根張り穴を設けた筒状の栽培容器の中に、植物の茎を支えることが可能な不栄養性詰材を収納し、栽培する植物の種球根を根が前記根張り穴から外方に伸びるように位置決めして前記不栄養性詰材で覆われた状態で前記容器内に保持し、前記根張り穴を取り外し可能な封止材で封止してなることを特徴とする根菜類栽培体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102138426A (zh) * 2011-04-01 2011-08-03 袁凡荣 一种盆栽蔬菜的种植方法
WO2012111857A1 (ja) * 2011-02-18 2012-08-23 新日本製薬株式会社 カンゾウ属植物の栽培方法
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KR101987758B1 (ko) * 2018-01-05 2019-06-11 박성순 고구마 다수확 재배장치 및 이를 이용한 고구마 다수확 재배방법

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