JP2824831B2 - 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット - Google Patents

葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット

Info

Publication number
JP2824831B2
JP2824831B2 JP7213185A JP21318595A JP2824831B2 JP 2824831 B2 JP2824831 B2 JP 2824831B2 JP 7213185 A JP7213185 A JP 7213185A JP 21318595 A JP21318595 A JP 21318595A JP 2824831 B2 JP2824831 B2 JP 2824831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetable
growing
vegetables
leaf
strains
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7213185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0956281A (ja
Inventor
守 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISHIMA SHOKUHIN KK
Original Assignee
MISHIMA SHOKUHIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MISHIMA SHOKUHIN KK filed Critical MISHIMA SHOKUHIN KK
Priority to JP7213185A priority Critical patent/JP2824831B2/ja
Publication of JPH0956281A publication Critical patent/JPH0956281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2824831B2 publication Critical patent/JP2824831B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜水耕栽培用装置、
また、該水耕栽培用装置による、主に葉部分を食材とす
る葉物野菜(以下、「葉野菜」という。)の育成方法、
更には、それを搬送するための野菜搬送用ユニットに関
する。
【0002】
【従来技術】葉野菜、例えば、サニーレタス、エンダイ
ブ等のように、1株が大きく、1株単位で出荷する葉野
菜は、育成する際、葉野菜の収穫時まで隣接する株の葉
が互いに干渉しないように、株と株との間隔を隔てて、
土植え又は水耕栽培によって育成していた。土植えで育
成する場合は、育成する間、株と株との間隔を隔てるた
め、例えば、「プランターの野菜つくり」(社団法人
農山漁村文化協会、第112頁乃至第113頁)にも記
載されているように、サニーレタス等のレタス類は、子
葉が開き切ったころに間引きして間隔を隔て、また、そ
の後、数十センチ間隔を隔てて植付けて育成する。他
方、水耕栽培によって育成する場合には、例えば、「施
設園芸における養液栽培の手引」(社団法人 日本施設
園芸協会 第134頁)に記載されているように、例え
ば、レタスの場合、播種には、水耕育苗用ウレタンマッ
トを使用し、ブロック毎に2〜3粒まきし、発芽後、1
ブロック1本に間引く旨記載されている。その後、定植
は、チャンネル内に設置した専用の栽培ベッドの植え穴
に、1ブロックずつ、埋めこんで育成する。
【0003】また、このような装置を利用して葉野菜を
栽培すると、収穫時までには、野菜の茎の基部が栽培ベ
ッドの植え穴を通り抜け、葉部分は栽培ベッドのの上方
に、また、根はその下方に広がって成長し、収穫すると
きには、1つ1つ、野菜の茎の基部を刈り取るか、さも
なければ、野菜を野菜植付け用孔から力を入れて引き抜
いた後、切れずに残った根の部分を除去していた。ま
た、このように収穫した葉野菜は、傷まないうちに早急
に、又は、傷まない工夫をして出荷していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水耕栽培は、土植えに
比べて設備に費用がかかり、栽培面積当たりの使用効率
が重要になる。しかし、例えば、葉野菜は1株の葉の大
きさ及び全体の量が一定量にならないと商品価値はな
く、その程度に成長させるまで、例えば、サニーレタス
の場合では、年平均約60日の育成期間を費やさざるお
えない。また、水耕栽培の場合、特に夏期では、発芽か
ら約45日から50日経過する頃に病気が発生してしま
う可能性が高くなる。かといって、病気が発生し易い時
期の前に収穫しようとしても、出荷することができる程
度に十分に成長しきっていない。また、特に、夏期で
は、茎ばかり高く成長して葉の成長が遅れ、出荷できる
程度の葉の大きさ及び量を得るまで待つと、いわゆる
「薹が立つ」状態となり、商品価値が低下する。他方、
従来のように、育成した葉野菜を1つ1つ刈り取り、又
は、引き抜く作業には、手間や時間を要する。更に、刈
り取り作業が終了した後は、野菜育成用パネルを取外
し、野菜植付け用孔に残った野菜の茎や野菜育成用パネ
ルの底面に付着した根を除去し、あるいは、野菜を引き
抜いたときに切れた根を水耕栽培用ベッドから取り除く
必要があり、このような清掃作業に多大な労力と時間を
費やしていた。
【0005】更に、葉野菜は、一旦、根部分を切除して
しまうと葉の傷みが始まり、出荷搬送中や販売過程で鮮
度が損なわれ、葉が黒ずんだり萎れたりして野菜の商品
価値が低下する。特に、葉の鮮度を重視するサラダ用野
菜では、この問題は著しい。更に、栽培時のように鮮度
の高い葉は、根を切除して出荷・販売する場合の萎れた
葉と異なり、葉に張りがあるために折れ易く、また、み
ずみずしいため傷つき易いという問題がある。そこで、
本発明の第一の目的は、水耕栽培用装置による葉野菜の
育成及び収穫の効率を向上させることにある。本発明の
第二の目的は、特に夏期に起こりやすい、水耕栽培によ
って育成する葉野菜の病気の発生を回避することを目的
とする。また、本発明の第三の目的は、夏期の水耕栽培
においても、形状が良好な商品価値の高い葉野菜を育成
することにある。更に、本発明の第四の目的は、葉野菜
の収穫作業を軽減することにある。更に、本発明の第五
の目的は、搬送中及び販売過程での鮮度の劣化の問題を
解消し、同時に、葉を傷めず、栽培時の葉の形状を維持
したままで搬送することができるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来、葉野菜
の成長期間中、隣接する葉野菜の葉が互いに干渉しない
ように十分に間隔を隔てて1株ずつ植付け、又は、発芽
した後に間引きをして育成していたのを、従来とは、全
く反対の方法、すなわち、隣接する葉野菜の葉が互いに
干渉するように植えつけて育成し、従来より短い育成期
間で葉野菜の収穫を得るものである。また、これらの複
数の株の葉野菜を1出荷単位として出荷する。本発明の
上記第1乃至第3の目的は、サニーレタスの成長する過
程で、隣接する株との間で葉が互いに干渉する間隔で、
複数のサニーレタスの株を収穫まで育成する工程を有す
る、水耕栽培によってサニーレタスを育成する野菜育成
方法によって達成することができる。従来、1株単位で
育成していたサニーレタスを、野菜の成長する過程で隣
接する株との間であえて葉を互いに干渉させて、複数の
サニーレタスの株を育成することにより、必要以上の茎
部の成長が抑制され、他方、葉の成長が促進される。ま
た、これら複数のサニーレタス全体で一体的な形状をな
し、複数のサニーレタス全体で、1株づつ成長させる場
合に比べて短い育成期間で、出荷することができる程度
の葉の大きさと量に成長させることができる。従って、
従来より短い育成期間で収穫できるので、水耕栽培用装
置による生産効率を向上させることができる。また、夏
場の病気の発生し易い時期の前に収穫することが可能に
なる。また、これら複数のサニーレタス全体で一体的
な、良好な形状をなし、商品価値の高いサニーレタスを
収穫することができる。
【0007】また、本発明の実施の形態によれば、複数
のサニーレタスの株を育成する工程は、水耕栽培用装置
の野菜植付け用パネルに形成された1つの野菜植付け用
孔に、複数のサニーレタスの株を寄植して育成するの
で、密植された株との間で緊密な状態が保たれ上記効果
が得られると共に、これら複数のサニーレタスのより一
体的な形状を得ることができる。更に、特別な装置を準
備しなくても、従来の水耕栽培用装置の野菜植付け用パ
ネルに形成された野菜植付け用貫通孔に植えつけること
により、上記方法を実施することができる。更に、本発
明の実施の形態によれば、複数のサニーレタスの株は4
株であるので、株と株との間では緊密状態を維持して、
必要以上の茎部の成長を抑制することができると同時
に、サニーレタスの外周では、各株の葉が伸びる空間を
保って葉の成長を促進することができる。
【0008】また、本発明の上記第1乃至第3の目的
は、水耕栽培用装置の野菜植付け用パネルに互いに近接
して形成された複数の野菜植付け用孔に葉野菜を1株づ
つ植え付け、葉野菜の成長する過程で隣接する株との間
で葉が互いに干渉する間隔で、複数の葉野菜の株を収穫
まで育成する工程を有する、水耕栽培によって葉野菜を
育成する葉野菜育成方法によって達成することができ
る。本発明によれば、従来、1株単位で育成していた葉
野菜を、水耕栽培用装置の野菜植付け用パネルに互いに
近接して形成された複数の野菜植付け用孔に葉野菜を1
株づつ植え付け、野菜の成長する過程で隣接する株との
間であえて葉を互いに干渉させて、複数の葉野菜の株を
育成することにより、必要以上の茎部の成長が抑制さ
れ、他方、葉の成長が促進される。また、これら複数の
葉野菜全体で一体的な形状をなし、複数の葉野菜全体
で、1株づつ成長させる場合に比べて短い育成期間で、
出荷することができる程度の葉の大きさと量に成長させ
ることができる。従って、従来より短い育成期間で収穫
できるので、水耕栽培用装置による生産効率を向上させ
ることができる。また、夏場の病気の発生し易い時期の
前に収穫することが可能になる。また、これら複数の葉
野菜全体で一体的な、良好な形状をなし、商品価値の高
い葉野菜を収穫することができる。更に、このような構
成によれば、隣接する茎の基部と基部との間に隙間が形
成され、枯れ葉の除去作業が容易になる。更に、本発明
の実施の形態によれば、複数の野菜植付け用孔は4つで
あるので、株と株との間では緊密状態を維持して、必要
以上の茎部の成長を抑制することができると同時に、野
菜の外周では、各株の葉が伸びる空間を保って葉の成長
を促進することができる。また、本発明の上記方法は、
液肥用の水耕栽培用ベッドと、水耕栽培用ベッドの上に
設けられ、野菜植付け用苗床を収容するようになった、
1出荷単位を構成する株数に対応する複数の垂直方向の
貫通孔を備える野菜支持材とを有し、複数の貫通孔は、
葉野菜の成長する過程で隣接する株との間で葉が互いに
干渉するように根部を寄植えできる間隔で配設されてい
る葉野菜水耕栽培用装置によって実施することができ
る。また、本発明の実施の形態によれば、複数の貫通孔
は4つであり、4つの貫通孔は同一円周上に互いに等間
隔に配置されているので、各株についての隣接する株と
株との間の緊密度を均一にすることができ、これによ
り、各株を均一に育成することができる。
【0009】また、本発明の第4の目的は、野菜支持材
は、1出荷単位の野菜を支持する葉野菜水耕栽培用装置
によって達成することができる。野菜支持材は、1出荷
単位の葉野菜を支持するので、野菜支持材と共に出荷す
ることができ、成長した葉野菜の基部と根部との間の切
除、又は、根部の貫通孔からの引き抜き等の収穫作業の
労力を軽減することができ、更に、水耕栽培用ベッドに
残った根部の清掃作業を省くことができる。更に、本発
明の第4の目的は、水耕栽培用ベッドが長手方向に延び
る複数の堤防を有し、また、野菜支持材は実質的に正方
形であり、かつ、堤防によって、野菜支持材の底部が隣
接する堤防の間に受入れられるようにして支持されるよ
うに、その対向する2辺に沿った下縁部に切欠きが形成
されている葉野菜水耕栽培用装置によって達成すること
ができる。野菜支持材を持ち上げ、野菜植付け用孔の軸
線を中心として90゜回転させて、切欠きの形成されて
いない下縁部を堤防の上に載置するだけで、根の成長に
合わせて根の下方により大きな空間を形成することがで
きる。また、本発明の第5の目的は、野菜の水耕栽培に
おいて1出荷単位の野菜を支持するために用いられ、垂
直方向の野菜植付け用貫通孔を備える野菜支持材と、根
部及び葉部が一体の状態で収穫された複数株の野菜を、
直立姿勢で収容することができる内部空間を有する非浸
透性の包装袋とを有し、包装袋には、底部に野菜の根部
を収容することができる空間を画成する高さ位置に、野
菜支持材を固定するための固定手段を有する野菜搬送用
ユニットによって達成することができる。また、本発明
の実施の形態によれば、野菜支持材は非浸透性材料から
なり、野菜包装袋に液密に係合するので、内部に根部へ
供給するための水等を収容して出荷しても、漏れること
がない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にかかる野菜水耕栽培用装
置は、サニーレタス、エンダイブ等の種々の葉野菜の育
成に使用することができるが、本発明の実施形態は、例
示として、サニーレタスを育成する場合について説明す
る。図1は、本実施形態にかかる野菜水耕栽培用装置の
水耕栽培用ベッドの斜視図を示す。図1に示す水耕栽培
用ベッド2は、幅1.2m×長さ20mの大きさを有
し、長手方向に平行に延び、上面がほぼ平らな隣接する
2つの堤防4によって形成される等しい幅の11本の液
肥用流路6を備える。堤防の高さは2cm、また2つの堤
防によって形成される液肥用流路6の幅は8cmで、水耕
栽培用ベッドに植え込まれた野菜の根の育成を妨げない
寸法になっている。この水耕栽培用ベッドは、7/10
00の勾配で地面に設置され、液肥が液肥用流路6内で
水耕栽培用ベッドの上流端から下流端に向かって流れる
ようになっている。図2は、本発明の第1実施形態にか
かる野菜水耕栽培用装置の野菜支持プレートの斜視図で
ある。
【0011】野菜支持プレート10は、水耕栽培用ベッ
ド2の隣接する堤防4の平らな上面に載置され、サニー
レタスが成長する間それを支持する。野菜支持プレート
10の外形寸法は、複数個を隣接する堤防4に併設して
載置するのに適当な大きさ、かつ、出荷するときの最小
量である1出荷単位のサニーレタスを支持するのに適し
た大きさを有し、本実施形態では幅10cm×長さ10cm
×厚さ2cmである。また、野菜支持プレート10には、
野菜支持プレート10の幅方向,又は、長さ方向の反対
側の2辺に沿った下縁部に、野菜支持プレート10の厚
さ方向の断面で1cm×1cmの切欠き12が形成されてい
る。野菜支持プレート10は、液肥で腐食しにくい発泡
スチロールで形成され、更に、野菜支持プレート10の
外面には、防カビ剤又はカビ止め剤(成分:含窒素系・
エタノール)が塗布されている(図示せず)。野菜支持
プレート10の中央には、野菜の植え付けのための床を
形成するロックウールを受け入れるようになった1つの
貫通孔14が形成され、その大きさはサニーレタスの成
長過程で茎の基部の成長を妨げない程度の大きさ、すな
わち、本実施形態では直径2.5cmである。
【0012】図3乃至図5は、本実施の形態にかかる野
菜水耕栽培用装置を使用してサニーレタスを栽培する工
程を示す概略断面図である。まず、貫通孔14に挿入す
るのに適当な大きさの断面を有し、かつ、長さ2.5cm
の複数のロックウールを水の入った容器に浮かべる(図
示せず)。ロックウールは繊維状であり、毛細管現象に
よって水が浸透する。次いで、各ロックウールの中央に
4粒のサニーレタスの種子を設置し、発芽させる。次い
で、図3に示すように、発芽した4つの芽を有するロッ
クウール16を野菜支持プレート10の貫通孔14に、
野菜支持プレート10の底面から5mmだけ突出するよう
に挿入する。次いで、野菜支持プレート10を水耕栽培
用ベッド2の上に載置する。その際、野菜支持プレート
10の切欠き12を有する2辺を、水耕栽培用ベッド2
の堤防4に沿って載置する。これにより野菜支持プレー
ト10の底部が切欠きの大きさ1cmだけ隣接する堤防4
の間に受入れられて、野菜支持プレート10の底面から
突出したロックウール16の下端部が液肥用流路6内を
流れる液肥17の液面と接触する。ロックウール16
は、毛細管現象により液肥用流路6内の液肥17を吸い
上げて短い根に水分及び養分を供給する。この状態で、
図4に示すように、サニーレタスの根がロックウール1
6の下端から約15cm伸びる頃まで成長させる。通常、
約14日間でこの状態になる。
【0013】次いで、図5に示すように、各野菜支持プ
レート10を持ち上げ、貫通孔14の軸線を中心として
90°回転させ、切欠き12が形成されてない2辺を、
水耕栽培用ベッド2の堤防4に沿って載置する。これに
より、切欠き12の大きさである1cmだけ、野菜支持プ
レート10及びロックウール16全体が上方に上がり、
液肥用流路6の底面との間に根が更に成長するのに十分
な、より大きな空間が形成される。なお、野菜支持プレ
ート10は発泡スチロールで形成され、非浸透性であ
る。また、この位置でロックウール16は液肥17に接
触していないので液肥を根部に供給することはないが、
一旦、根部がロックウール16の下端から下方に伸びる
と、液肥に浸かっている根部が水分及び養分を吸収す
る。野菜支持プレート10のこの位置で、サニーレタス
を出荷できる大きさまで成長させる。なお、必要に応じ
て、枯れ葉を除去する。このような方法で育成したサニ
ーレタスは通常、年平均で発芽から約40日で、出荷に
適する葉の大きさ及び量に成長し、4株合計で約200
gになる。また、高さは約25cmである。この時点で、
4株全体の外観は一体性を有した半球状の良好な形状に
なる。また、サニーレタスの茎の基部は、図5に示すよ
うに、貫通孔14の深さにわたって伸び、更に、根はロ
ックウール16に沿って下方に、また野菜支持プレート
10の下方で広がって成長する。
【0014】出荷する際は、サニーレタスの葉部分を切
断することなく、根部と共に野菜支持プレート10ごと
引上げて収穫し、1出荷単位として、このまま4株のサ
ニーレタスの一体性を保ちつつ出荷することができる。
更にサニーレタスを栽培するときは、新たな野菜支持プ
レート10を準備し、上記工程を繰り返せばよい。図6
は、本発明の第2実施形態にかかる野菜水耕栽培用装置
の野菜支持プレートの斜視図である。図6に示すよう
に、野菜支持プレート18の中央には、野菜の植え付け
のための床を形成するロックウールを受け入れるように
なった4つの貫通孔20が形成され、その各大きさはサ
ニーレタスの成長過程で茎の基部の成長を妨げない大き
さ、すなわち、本実施形態では直径2.5cmである。4
つの貫通孔20は、1辺が3.5cmの正方形の4つの角
に配置されるように、互いに等間隔に配置されている。
本野菜支持プレート18を使用して、サニーレタスを育
成する場合は、まず、上記実施形態と同様に、貫通孔2
0に挿入するのに適当な大きさのロックウールの中央に
1粒のサニーレタスの種子を設置して発芽させ、次い
で、発芽した芽を有する4つのロックウール16を野菜
支持プレート18の4つの貫通孔20にそれぞれ挿入す
ればよい。4株が寄植えされたこの状態で、上記の方法
でサニーレタスを成長させ、野菜支持プレート18と共
に、葉部及び根部を一体で収穫する。なお、野菜支持プ
レート18を上方に引き上げて90°回転させるまでの
期間、及び、サニーレタスの育成期間は、上記実施形態
とほぼ同じである。
【0015】図7は、本実施形態にかかる野菜搬送用ユ
ニットの斜視図である。上記実施形態にかかる野菜水耕
栽培用装置を用いて育成し、収穫されたサニーレタス
は、下記の野菜搬送用ユニットで出荷することができ
る。図7に示すように、野菜搬送用ユニット30は、図
1及び図6に示す上記実施形態でサニーレタスの水耕栽
培による育成に用いられた野菜支持プレート10、18
(図7では例示として野菜支持材18を用いた場合を示
す)と、野菜支持プレート18と共に収穫されたサニー
レタスの葉部と根部の全体を収容することができる包装
袋32とを有する。包装袋32は、非浸透性のポリエチ
レンフィルムで形成されている。包装袋32は、平らな
底部と、正方形の野菜支持プレート10、18を受け入
れることができるように、上方に向かってやや末広がり
の正方形の横断面を有し、サニーレタスの根部から葉先
端部までを収容できる高さを有する。また、包装袋32
の、底部に葉野菜の根部を収容することができる空間を
画成する高さ位置では、野菜支持プレート10、18を
平面視したときと同じ大きさの横断面を有し、その高さ
位置に、野菜支持プレート10、18の対角線上の2つ
の角部を受け入れることができる2つの穴34が形成さ
れている。収穫されたサニーレタスを包装する際は、単
に、上記実施形態で育成されたサニーレタスを、根部に
供給するための少量の水を入れた包装袋32の上方開口
部から挿入し、野菜支持プレート10、18の2つの角
部を包装袋32の穴34から突出さえて固定する。これ
により、野菜支持プレート10、18が、野菜支持プレ
ート10、18と同じ大きさの横断面積を有する包装袋
32の側壁に密着係合する。サニーレタスを起立させた
状態で、複数の野菜搬送用ユニットをダンボール箱等に
納めて搬送することができる。
【0016】実施例 上記図1に示す水耕栽培用ベッド2と、図2に示す野菜
支持プレート10又は4つの貫通孔を有する場合を例示
として示す図6の野菜支持プレート18を用いて、図3
乃至図5の育成方法によって、異なる株数のサニーレタ
スの発育状態の比較実験を行った。すなわち、1つの野
菜支持プレート10につき、それぞれ、1株(以下、
「サンプル1」)、2株(以下、「サンプル2」)、3
株(以下、「サンプル3」)、4株(以下、「サンプル
4」)、及び、5株(以下、「サンプル5」)までのサ
ニーレタスを植付けて育成し、各々、出荷するのに必要
な合計約200gの葉の量を得ることができる期間だけ
成長させて比較した。なお、気温は約18°Cであっ
た。
【0017】1つの野菜支持プレートに複数の貫通孔を
ユニット場合における、各貫通孔の大きさは、図6に示
すものと同じである。また、2孔の場合の配置は、図6
に示す4つの貫通孔のうち対角線上の2孔を有し、更
に、3孔の場合の配置は、図6に示す4つの貫通孔のう
ちのいずれかの1孔が形成されていない配置である。上
記各サンプルの発育状態を比較した実験結果は以下の通
りである。なお、図2に示す野菜支持プレート10と図
6に示す野菜支持プレート18とでは、同じ株数では、
ほぼ同じ結果を得た。
【0018】
【表1】 表 1 サンプ 株数 育成期 育 成 状 態 ル 間(日) 各苗の 葉の形 全体 全苗の 病気の ばらつき 状 高さ 合計葉数 発生 1 1 60 無 × × 20枚 × 2 2 55 無 △ △ 20枚 △ 3 3 50 無 △ ○ 30枚 △ 4 4 40 無 ◎ ◎ 35〜40 ◎ 5 5 40 ※ ◎ ◎ 35〜40 ◎ ※最も弱い苗の発育不良 :大変悪い △:悪い ○:良い ◎:大変良い 葉の総量が約200gになるまでの育成期間は、サンプ
ル4及びサンプル5が最も短く、1株単位で育成した場
合のサンプル1と比較して20日短縮される。これに伴
い、夏場に生じやすい病気の発生時期、すなわち発芽か
ら45日経過前に収穫できたので、サンプル4及びサン
プル5には病気が発生しなかった。
【0019】各苗の発育状態のばらつきは、サンプル1
乃至サンプル4では観察されず、サンプル5では、5株
のうち最も弱い苗の発育が不良であった。葉の大きさ等
の形状は、サンプル4及びサンプル5は大変良かった。
全体の高さは、サンプル4及びサンプル5では大変良か
った。他方、3株以下の株数では、株数が少なくなるほ
ど、茎が必要以上に成長し、全体が高くなり、1株であ
るサンプル1では薹が立つ状態になった。また、全苗の
合計葉数は、サンプル4及びサンプル5で最も多く、3
株以下のサンプル1乃至サンプル3では、株数が少なく
なるほど葉の数が少なかった。従って、上記の種々の観
点からの比較では、株数が多いほど良い結果を得られ、
4株を寄植えした場合のサンプル4が総合的に最も良い
結果を得ることができた。なお、サンプル5では、最も
弱いと思われる苗の発育不良が観察された。図1乃至図
6に示す実施形態の野菜水耕栽培用装置及び育成方法に
よれば、4株のサニーレタスを寄植えして育成するの
で、従来のように1株ごとに育成した場合の約60日の
成長期間と比べ、収穫までの成長期間を約20日間短縮
することができ、野菜水耕栽培用装置の生産効率を向上
させることができる。また、病気の発生する可能性の高
い、発芽から約45日の期間の前に収穫することがで
き、病気による被害を回避することができる。更に、短
い成長期間で葉の形状及び量が出荷に適する程度に成長
し、また、薹の立っていない良好なサニーレタスを得る
ことができる。
【0020】また、4株のサニーレタスを近接して寄植
えするので、上記の効果を得ることができると共に、4
株全体の一体的な半球状の外観形状を有するサニーレタ
スを得ることができる。更に、図6に示す野菜支持プレ
ート18を用いた場合は、貫通孔20が互いに等間隔で
配置されているので、すべての株を均一に育成すること
ができた。また、図6に示す野菜支持プレート18を用
いた場合は、貫通孔20と貫通孔20との間に空間が形
成されるので、各株との間の枯れ葉の除去作業が容易に
なる。また、図2及び図6に示す野菜支持プレート10
及び18によれば、1出荷単位のサニーレタスを育成す
るようになっているので、収穫するときには、サニーレ
タスを野菜支持プレート10及び18と共に、単に引き
上げればよい。従来の複数の出荷単位の野菜を育成する
ための野菜支持プレートを用いる場合では、茎の基部で
切除する作業が必要となり、更に、プレートに付着し、
また水耕栽培用ベッド2の底面に残った根部の清掃作業
が必要になるが、本実施形態では、そのような収穫及び
清掃作業は不要である。
【0021】また、野菜支持プラットフォーム10が1
出荷単位のサニーレタス用の大きさになっているので、
その発育状態に応じて野菜支持プレートの昇降を行うこ
とができ、個々に根部の発育状態を検査することができ
る。また、図7に示す実施形態の野菜搬送用ユニット3
0によれば、上記方法で一体的に収穫されたサニーレタ
スを、野菜支持プレート10、18と共に、包装袋32
に挿入するという1工程で包装作業を行うことができ、
包装労力を軽減することができる。また、包装袋32
は、非浸透性材料で形成され、更に、野菜支持プレート
10、18が非浸透性の発泡スチロールで形成されてお
り、更に、野菜支持プレート10、18の縁部が包装袋
32の側壁と密着係合するので、包装袋32の底部に収
容された水が漏れることがない。更に、包装袋32は、
葉部全体を収容する大きさを有するので、鮮度が高いが
故に折れたり損傷しやすい葉を搬送中、保護することが
できる。本発明は、以上の実施形態に限定されるこなく
特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更
が可能である。
【0022】上記野菜水耕栽培用装置においては、繊維
状のロックウール16を使用しているが、浸透性で、か
つ根の成長を許す材料であれば、たとえばスポンジ等の
浸透性材料であってもよい。更に、上記野菜水耕栽培用
装置においては、発芽した芽を有するロックウールを野
菜支持プレート10、18に挿入するが、ロックウール
を野菜支持プレート10、18に挿入してから種を蒔
き、水耕栽培用ベッド2の上で発芽させてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、水耕栽培用装置による
葉野菜の育成及び収穫の効率を向上させることができ
る。また、特に夏期に起こりやすい、水耕栽培によって
育成する葉野菜の病気の発生を回避することができる。
更に、夏期の水耕栽培においても、形状が良好な商品価
値の高い葉野菜を育成することができる。また、葉野菜
の収穫作業を軽減することができる。更に、搬送中及び
販売過程での鮮度の劣化の問題を解消し、同時に、葉を
傷めず、栽培時の葉の形状を維持したままで搬送するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態にかかる野菜水耕栽培用装
置の水耕栽培用ベッドの斜視図を示す。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態にかかる野菜水
耕栽培用装置の野菜支持プレートの斜視図である。
【図3】図3は、本実施の形態にかかる野菜水耕栽培用
装置を使用してサニーレタスを栽培する工程を示す概略
断面図である。
【図4】図4は、図3と同様な図である。
【図5】図5は、図3と同様な図である。
【図6】図6は、本発明の第2実施形態にかかる野菜水
耕栽培用装置の野菜支持プレートの斜視図である。
【図7】図7は、本実施形態にかかる野菜搬送用ユニッ
トの斜視図である。
【符号の説明】
2 水耕栽培用ベッド 4 堤防 6 液肥用流路 10 野菜支持プレート 12 切欠き 14 貫通孔 16 ロックウール 17 液肥 18 野菜支持プレート 20 貫通孔 30 野菜搬送用ユニット 32 包装袋 34 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01G 31/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サニーレタスの成長する過程で、隣接す
    る株との間で葉が互いに干渉する間隔で、複数のサニー
    レタスの株を収穫まで育成する工程を有する、水耕栽培
    によってサニーレタスを育成する葉野菜育成方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のサニーレタスの株を育成する
    工程は、水耕栽培用装置の野菜植付け用パネルに形成さ
    れた1つの野菜植付け用孔に、複数のサニーレタスの株
    を寄植して育成すること、を特徴とする請求項1に記載
    の葉野菜育成方法。
  3. 【請求項3】 前記複数のサニーレタスの株は4株であ
    ること、を特徴とする請求項2に記載の葉野菜育成方
    法。
  4. 【請求項4】 水耕栽培用装置の野菜植付け用パネルに
    互いに近接して形成された複数の野菜植付け用孔に葉野
    菜を1株づつ植え付け、葉野菜の成長する過程で隣接す
    る株との間で葉が互いに干渉する間隔で、複数の葉野菜
    の株を収穫まで育成する工程を有する、水耕栽培によっ
    て葉野菜を育成する葉野菜育成方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の野菜植付け用孔は4つである
    こと、を特徴とする請求項4に記載の水耕栽培による葉
    野菜の育成方法。
  6. 【請求項6】 液肥用の水耕栽培用ベッドと、 前記水耕栽培用ベッドの上に設けられ、野菜植付け用苗
    床を収容するようになった、1出荷単位を構成する株数
    に対応する複数の垂直方向の貫通孔を備える野菜支持材
    とを有し、 前記複数の貫通孔は、葉野菜の成長する過程で隣接する
    株との間で葉が互いに干渉するように根部を寄植えでき
    る間隔で配設されている葉野菜水耕栽培用装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の貫通孔は3以上であること、
    を特徴とする請求項6に記載の葉野菜水耕栽培用装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の貫通孔は4つであり、 前記4つの貫通孔は同一円周上に互いに等間隔に配置さ
    れていること、を特徴とする請求項6に記載の葉野菜水
    耕栽培用装置。
  9. 【請求項9】 前記野菜支持材は、1出荷単位の野菜を
    支持すること、を特徴とする請求項6乃至8のいずれか
    1項に記載の葉野菜水耕栽培用装置。
  10. 【請求項10】 前記水耕栽培用ベッドは、長手方向に
    延びる複数の堤防を有し、 また、前記野菜支持材は実質的に正方形であり、かつ、
    前記堤防によって、前記野菜支持材の底部が隣接する堤
    防の間に受入れられるようにして支持されるように、そ
    の対向する2辺に沿った下縁部に切欠きが形成されてい
    る、ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に
    記載の葉野菜水耕栽培用装置。
  11. 【請求項11】 葉野菜の水耕栽培において1出荷単位
    の野菜を支持するために用いられ、垂直方向の野菜植付
    け用貫通孔を備える野菜支持材と、 根部と葉が一体の状態で収穫された葉野菜を、直立姿勢
    で収容することができる内部空間を有する非浸透性の包
    装袋とを有し、 前記包装袋には、底部に葉野菜の根部を収容することが
    できる空間を画成する高さ位置に、前記野菜支持材を固
    定するための固定手段を有する葉野菜搬送用ユニット。
  12. 【請求項12】 前記野菜支持材は非浸透性材料からな
    り、前記葉野菜包装袋に液密に係合する、ことを特徴と
    する請求項11に記載の葉野菜搬送用ユニット。
JP7213185A 1995-08-22 1995-08-22 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット Expired - Lifetime JP2824831B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213185A JP2824831B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213185A JP2824831B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0956281A JPH0956281A (ja) 1997-03-04
JP2824831B2 true JP2824831B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=16634955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7213185A Expired - Lifetime JP2824831B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2824831B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104663397A (zh) * 2015-02-15 2015-06-03 东莞市巧美农业科技有限公司 短期叶菜类蔬菜水雾栽培方法
JP2019092444A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 日本山村硝子株式会社 青果物混合品、及び青果物混合品を含む包装製品

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633736A (ja) * 1986-06-23 1988-01-08 旭化成株式会社 水耕栽培用定植器
JPH01108926A (ja) * 1987-10-21 1989-04-26 Katsutami Wada パック入り清浄野菜及び茸類の生産法及び装置
JPH01202227A (ja) * 1988-02-06 1989-08-15 Chugoku Pearl Hanbai Kk 植物栽培容器の成形方法
JP2791781B2 (ja) * 1988-12-24 1998-08-27 株式会社サンスイ 水耕栽培方法と水耕栽培用パネル
JP2684081B2 (ja) * 1989-01-25 1997-12-03 株式会社サンスイ 水耕栽培方法と水耕栽培パネル
JPH0440836A (ja) * 1990-06-04 1992-02-12 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 軟白野菜の養液栽培方法およびそれに用いる器具
JPH0614664A (ja) * 1992-06-30 1994-01-25 Yasunobu Fujiwara 群生植物の栽培商品化方法及び群生植物の栽培商品化容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0956281A (ja) 1997-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5315786A (en) Planting tray
CN104663072B (zh) 板栗育苗的方法
JPS5813125B2 (ja) 塊茎生産植物栽培時に収量を増加する方法
KR101570978B1 (ko) 수경재배용 모종판
US20050229487A1 (en) Plant cultivation apparatus and method for growing crops in sequence
US4434576A (en) Support system for planting trays
US20100293850A1 (en) System and Method for Propagation of Plant Cuttings, Seeds, and Tissue Culture Plantlets
CA2835468C (en) Container and method for raising a plant
JP2824831B2 (ja) 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット
JP2824829B2 (ja) 野菜搬送ユニット
JP2000350525A (ja) 定植用里芋苗の増殖育成方法
KR101360222B1 (ko) 수경재배용 연결포트 및 이를 이용한 육묘방법
KR101590327B1 (ko) 딸기 모종 증식방법 및 증식도구
JP3009115U (ja) 水耕栽培用装置
JPH07289103A (ja) 芽物野菜の栽培方法およびその装置
KR102169932B1 (ko) 작물 재배 또는 육묘용 포트 어셈블리
JPH10304764A (ja) 苺等の蔓性作物の栽培方法と栽培用設備
JP2014039496A (ja) 芝の育苗方法、ポット芝苗及び芝苗の移植方法
JP3781275B2 (ja) 連結プラグを用いる葉菜類の軽石栽培方法
JP6738071B2 (ja) 長尺育苗容器、連続集合鉢体苗を入れる装置、および、巻き取り器具
CN109275469A (zh) 一种板栗育苗的方法
CN220422682U (zh) 一种内置内膜纸或生物炭棉的种植包
JPH0444059Y2 (ja)
CN216982752U (zh) 一种高通量可分离式植物育苗装置
JP5607596B2 (ja) 軟白ねぎの栽培方法