JPS5813125B2 - 塊茎生産植物栽培時に収量を増加する方法 - Google Patents
塊茎生産植物栽培時に収量を増加する方法Info
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- JPS5813125B2 JPS5813125B2 JP51024553A JP2455376A JPS5813125B2 JP S5813125 B2 JPS5813125 B2 JP S5813125B2 JP 51024553 A JP51024553 A JP 51024553A JP 2455376 A JP2455376 A JP 2455376A JP S5813125 B2 JPS5813125 B2 JP S5813125B2
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- Japan
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- soil
- box
- cultivation
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- frame unit
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/28—Raised beds; Planting beds; Edging elements for beds, lawn or the like, e.g. tiles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G22/00—Cultivation of specific crops or plants not otherwise provided for
- A01G22/25—Root crops, e.g. potatoes, yams, beet or wasabi
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G7/00—Botany in general
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S111/00—Planting
- Y10S111/90—Methods of planting seeds and miscellaneous compositions
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S111/00—Planting
- Y10S111/906—Specialized commodity
- Y10S111/908—Potato
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- Environmental Sciences (AREA)
- Botany (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は葉腋に休眠中の腋芽を持つきくいも(Heli
anthus tuberous)、じゃがいも(So
lanumtuberosumL.)およびその類似植
物のような塊茎生産植物の新規栽培方法に関する。
anthus tuberous)、じゃがいも(So
lanumtuberosumL.)およびその類似植
物のような塊茎生産植物の新規栽培方法に関する。
単位面積当りの塊茎の増産を可能にする本発明の方法は
畑における栽培、温室栽培等に応用できる。
畑における栽培、温室栽培等に応用できる。
周知のように、塊茎生産植物、特にじゃがいもは長い間
実質上同じ方法で栽培されてきた。
実質上同じ方法で栽培されてきた。
(例えば、Nordisk Famil jebok(
1915)Vol.22、Col,57 〜58および
B.Sven−sson’Potatis“1961、
SP.OR p.37=47参照)この周知の栽培法に
よれば、種いもを畑に列にならべ、土壌で覆う。
1915)Vol.22、Col,57 〜58および
B.Sven−sson’Potatis“1961、
SP.OR p.37=47参照)この周知の栽培法に
よれば、種いもを畑に列にならべ、土壌で覆う。
植物が土壌表面上の一定位置まで発芽した際、普通じゃ
がいもに盛土、即ち種いもの列の間の土壌の一部を植物
の茎に向けて集め、茎から下向勾配の土壌層を作る。
がいもに盛土、即ち種いもの列の間の土壌の一部を植物
の茎に向けて集め、茎から下向勾配の土壌層を作る。
この盛土はじゃがいもの成育期間中1〜3回行う。
この主目的はじゃがいもを光線から保護し、それによっ
てじゃがいもの緑色化を防止することにある。
てじゃがいもの緑色化を防止することにある。
当業者には明らかなように、この栽培法は植物の列の間
および各列における個々の植物の間に少くとも一定の間
隔が要求され、これはこの方法が広い土地を必要とする
ことを意味する。
および各列における個々の植物の間に少くとも一定の間
隔が要求され、これはこの方法が広い土地を必要とする
ことを意味する。
Sta−tisticsのCentral Bureu
から人手できる情報によれば、スエーデンにおけるじゃ
がいもの平均本数は約4.3本/m”であり、茎の数は
約20本/m”である。
から人手できる情報によれば、スエーデンにおけるじゃ
がいもの平均本数は約4.3本/m”であり、茎の数は
約20本/m”である。
少くともlcmの直径をもつ塊茎の数は約60個/m2
である。
である。
(G.R6s:51(1975)、「Developm
ent and stracture of spr−
ingsowed cropsJも参照されたい)この
方法においても、改善された施肥法および新品種の開発
により単位面積当りの生産量を増すことが可能であるが
、その増加も比較的限られていた。
ent and stracture of spr−
ingsowed cropsJも参照されたい)この
方法においても、改善された施肥法および新品種の開発
により単位面積当りの生産量を増すことが可能であるが
、その増加も比較的限られていた。
本発明は葉腋中に休眠中(胚中)の腋芽を持つ塊茎植物
の完全に新規な方法に関する。
の完全に新規な方法に関する。
この新規な栽培法によれば、例えば単位面積当りの生産
量を9倍にも増加することができ、これにより現在じゃ
がいもおよび類似の作物の栽培に使用されているうちの
約90%の面積を他の作物または同じ作物の増産のため
に解放することができる。
量を9倍にも増加することができ、これにより現在じゃ
がいもおよび類似の作物の栽培に使用されているうちの
約90%の面積を他の作物または同じ作物の増産のため
に解放することができる。
単位面積当りの生産量が高いため、この方法は温室にお
ける工業的生産にも特に適しており、この場合,一年中
栽培して少くとも年に2回収穫できることにより合計生
産量を更に増加することができる。
ける工業的生産にも特に適しており、この場合,一年中
栽培して少くとも年に2回収穫できることにより合計生
産量を更に増加することができる。
この新しい栽培技術は大栽培面積を必要としないので、
工業的栽培は需要の大きい大都市近隣、または適当なエ
ネルギ源、例えば原子力プラントからの排熱、間欠泉等
が利用できる場所に設置できる。
工業的栽培は需要の大きい大都市近隣、または適当なエ
ネルギ源、例えば原子力プラントからの排熱、間欠泉等
が利用できる場所に設置できる。
本発明による方法は、選択された品種の増殖にも利用で
きるので、例えばじゃがいもの改良品種の開発にも使用
できる。
きるので、例えばじゃがいもの改良品種の開発にも使用
できる。
本発明の新規栽培法の上記利点の価値は明白である。
本発明の新規栽培法は塊茎生産作物の発芽した茎の葉腋
の休眠中腋芽は、もしそれらが生じた時に実質上水平な
新しい土壌層で覆えば強制的に匍茎を作ることができる
という発見に基いている。
の休眠中腋芽は、もしそれらが生じた時に実質上水平な
新しい土壌層で覆えば強制的に匍茎を作ることができる
という発見に基いている。
本発明によればこの性質を利用して、栽培を新しい土壌
層を繰返し充填して序々により高い土壌堆積を作る箱ま
たは枠中で栽培するようにする。
層を繰返し充填して序々により高い土壌堆積を作る箱ま
たは枠中で栽培するようにする。
本明細書において、枠という語は側壁のみで底部を持た
ない箱を意図する。
ない箱を意図する。
新しい土壌層を適用する際に他の各ユニットの頂部に積
重ねることができる箱または枠ユニット使用することが
好ましい。
重ねることができる箱または枠ユニット使用することが
好ましい。
この場合、最下部の積重ねユニットのみが実際の箱、即
ち底を持っていても良いことは明かである。
ち底を持っていても良いことは明かである。
一方、最下部積重ねユニットが底を持つことは必ずしも
必要でなく、最下部枠ユニットを特に畑栽培の場合直接
に地表または地中に置くことができる。
必要でなく、最下部枠ユニットを特に畑栽培の場合直接
に地表または地中に置くことができる。
本発明の方法を実施する場合、加えられる土壌層が増加
するにしたがって高くなる土壌の堆積が形成される。
するにしたがって高くなる土壌の堆積が形成される。
この土壌の堆積の断面はこれを取囲む箱または枠の形状
に相当する。
に相当する。
土壌で被覆された休眠中の腋芽は匍茎および塊茎を生じ
る。
る。
栽培はたわいも(好しくは予じめ生育しているもの)、
茎または種を第1の箱または枠ユニットに植えることに
よる普通の方法で始められる。
茎または種を第1の箱または枠ユニットに植えることに
よる普通の方法で始められる。
第1の(最下部の)栽培ユニットとして箱を使用する場
合、適当な深さ、例えば5〜8Cmの最初の土壌層を箱
の底部に入れる。
合、適当な深さ、例えば5〜8Cmの最初の土壌層を箱
の底部に入れる。
最初の栽培および後続の土壌被覆には砂質土壌を使用す
ることが好ましい。
ることが好ましい。
栽培の全期間中、適量の水および肥料を添加する。
生長する茎は永続的に新しい茎および腋芽を出す。
これらは切断することなく新しい土壌層で周期的に覆う
。
。
じゃがいもを栽培する場合、茎が土壌表面上約5〜8c
mの高さに達した時に新しい土壌層を加えることが好し
い。
mの高さに達した時に新しい土壌層を加えることが好し
い。
しかしながら、きくいもの栽培の場合には土壌表面上約
18cm以下のより高いことが好しい。
18cm以下のより高いことが好しい。
土壌表面が上部枠のユニット上縁に達した場合、他の枠
ユニットを前記の枠ユニット頂部に重ねることが好しい
。
ユニットを前記の枠ユニット頂部に重ねることが好しい
。
新しい土壌層を加える場合、好しくは植物全体を覆って
はならない。
はならない。
伺故ならば、このようなことは塊茎生産を支える同化作
用を害するからである。
用を害するからである。
このようにして、植物の頂部分裂組織は土壌表面に存在
することが好しくまたは約1cmの土壌層で覆う。
することが好しくまたは約1cmの土壌層で覆う。
栽培は植物が所望段階の発育に達するまで継続する。
これは、じゃがいもについては例えは75〜100cm
の堆積高とすることができ、そこで生産された塊茎を収
穫する。
の堆積高とすることができ、そこで生産された塊茎を収
穫する。
勿論、植物の発育速度は温度、光条件等のような要素に
依り変わる。
依り変わる。
収穫時期もまた塊茎の所望品質に基いて決定される。
このようにして、塊茎は、例えば蚤白質に富んだじゃが
いもが好しい場合塊茎が小ないし中程度の大きさの時期
に収穫する。
いもが好しい場合塊茎が小ないし中程度の大きさの時期
に収穫する。
これに対して、より大きく、澱粉に富んだじゃがいもは
後の段階において収穫される。
後の段階において収穫される。
栽培の後期に水の供給が制限され、それによって土壌が
乾燥される場合、味覚が改善される。
乾燥される場合、味覚が改善される。
一度に全ての堆積から収穫する必要は全くなく、必要に
応じて下部の箱または枠ユニットの塊茎から先ず収穫で
きるじゃがいもについては例えば約3.5〜4ケ月)。
応じて下部の箱または枠ユニットの塊茎から先ず収穫で
きるじゃがいもについては例えば約3.5〜4ケ月)。
ここで上部ユニットにおける栽培は前と同様に続けられ
る。
る。
このようにして、1つおよび同一のたわいも(または茎
もしくは種)から数回の収穫を得ることが可能である。
もしくは種)から数回の収穫を得ることが可能である。
各積重ねユニット毎に2以上のたわいも(茎または種を
植えることにより本発明の新規方法において良好な結果
を得ることができるが、ユニット毎に唯1つのだねいも
を植えることが好しい。
植えることにより本発明の新規方法において良好な結果
を得ることができるが、ユニット毎に唯1つのだねいも
を植えることが好しい。
一例として、1つのたねいも(茎または種)を栽培40
cm×30〜40cm)の寸法の短形枠ユニットの使用
により1 m2当り9個のだねいも、すなわち従来の技
術に比較して2倍以上の塊茎密度での栽培が可能となる
。
cm×30〜40cm)の寸法の短形枠ユニットの使用
により1 m2当り9個のだねいも、すなわち従来の技
術に比較して2倍以上の塊茎密度での栽培が可能となる
。
各枠ユニット描り1個または数個のだねいもを栽培する
その他の利点は栽培における損害を最少限にすることが
できることにある。
その他の利点は栽培における損害を最少限にすることが
できることにある。
何故ならば、各積重ね枠ユニット中の植物は効率的に制
御でき、菌またはウイルスの繁殖した植物を栽培中に容
易に選別でき(菌等の繁殖したユニットは取出される)
、それによって伝染を防止できる。
御でき、菌またはウイルスの繁殖した植物を栽培中に容
易に選別でき(菌等の繁殖したユニットは取出される)
、それによって伝染を防止できる。
菌等の繁殖した堆積土壌は例えば熱処理により滅菌し、
再使用できる。
再使用できる。
本発明の栽培法を実施するための枠装置は多数の枠ユニ
ットからなり、これらユニットは仙のユニットの各頂部
で積重ねて箱状積重ね物を構成するに適しており、各枠
ユニットは相互に結合された少くとも2対の長方形、正
方形の、または円筒状壁からなり、これらは好ましくは
プラスチック材料、例えばポリテトラフ口口エチレンか
ら作られており各ユニットにおける少くとも1の壁は下
方に延びた脚部を持ち、それと対応する壁部上縁から下
方に延びかつ隣接枠ユニットからの脚部を受け入れるに
適した少くきも1つの受容部、前記の脚部の長さは受入
部の深さより長くそれにより各頂部に積重ねる隣接枠ユ
ニット間に空隙を作る。
ットからなり、これらユニットは仙のユニットの各頂部
で積重ねて箱状積重ね物を構成するに適しており、各枠
ユニットは相互に結合された少くとも2対の長方形、正
方形の、または円筒状壁からなり、これらは好ましくは
プラスチック材料、例えばポリテトラフ口口エチレンか
ら作られており各ユニットにおける少くとも1の壁は下
方に延びた脚部を持ち、それと対応する壁部上縁から下
方に延びかつ隣接枠ユニットからの脚部を受け入れるに
適した少くきも1つの受容部、前記の脚部の長さは受入
部の深さより長くそれにより各頂部に積重ねる隣接枠ユ
ニット間に空隙を作る。
本発明で使用される枠装置の詳細は図面を参照する下記
具体例から明らかになるであろう。
具体例から明らかになるであろう。
しかしながら、この具体例は本発明を限定するものでは
ない。
ない。
第1図では本発明の栽培用積重ね部の底部ユニットとし
ての使用を意図する箱型ユニット1および箱型ユニット
1または他の枠ユニット2の頂部に積重ねるのに適した
枠ユニット2を示す。
ての使用を意図する箱型ユニット1および箱型ユニット
1または他の枠ユニット2の頂部に積重ねるのに適した
枠ユニット2を示す。
この箱型ユニットは実質上正方形の底部板3を持ち、こ
れには孔4が設けられている。
れには孔4が設けられている。
4個の長方形側壁5が底部板3および隣接壁5にしつか
り固定されている。
り固定されている。
箱型ユニット1の各角には三角柱の脚部10が設けられ
ており、これは隣接する2枚の側壁5および底部板3に
固定されている。
ており、これは隣接する2枚の側壁5および底部板3に
固定されている。
各脚部10は上部受け台表面11を持つ。
枠ユニット2は、底部板3を持たずかつ角脚部10’が
側壁下端より下方に延びていることを除いて箱型ユニッ
ト1と同様である。
側壁下端より下方に延びていることを除いて箱型ユニッ
ト1と同様である。
各箱型および枠ユニットにおいて、側壁5の上端から脚
部10または10′の受け台表面11への距離は枠ユニ
ットの脚部10′の突出部の長さより約2〜5mm短か
い。
部10または10′の受け台表面11への距離は枠ユニ
ットの脚部10′の突出部の長さより約2〜5mm短か
い。
このようにして、箱型ユニット1および/または枠ユニ
ット2で構成される堆積中のそれぞれのユニット上端か
つ隣接するユニット下端に2〜5mmの空隙が設けられ
る。
ット2で構成される堆積中のそれぞれのユニット上端か
つ隣接するユニット下端に2〜5mmの空隙が設けられ
る。
この側壁端部は前記壁5の側面に対して実質上垂直であ
り、それによって土壌中に含有される水の蒸発をほとん
どなくし、同時に土壌への空気の十分な供給を確実にす
る。
り、それによって土壌中に含有される水の蒸発をほとん
どなくし、同時に土壌への空気の十分な供給を確実にす
る。
第2図は第1図の箱型および枠ユニットの別の具体例で
ある。
ある。
この具体例では各枠ユニット2の側壁が相互に強固に固
定されておらず、ピン継手により結合されている点が第
1図の例と異っている。
定されておらず、ピン継手により結合されている点が第
1図の例と異っている。
他の相違点は各枠ユニットの脚部が異った設計である点
である。
である。
各側壁5aは下端から延びている2本の脚部10aを持
ち、各側壁5,5aその上端部に対応する2個の受入部
12を持つ。
ち、各側壁5,5aその上端部に対応する2個の受入部
12を持つ。
脚部10aの長さは受入部12の深さより2〜5mm長
く、それによって堆積中の隣接する箱型または枠ユニッ
ト間に対応する空隙を与える。
く、それによって堆積中の隣接する箱型または枠ユニッ
ト間に対応する空隙を与える。
ピン継手および脚部10aおよび受入部12間の共働の
具体的設計は第3,4および5図から明かである。
具体的設計は第3,4および5図から明かである。
これらの図は1つまたは同一の平面に折たたんだ2つの
隣接する枠ユニットの2枚の側壁を持つ貯蔵状態の枠ユ
ニット2の部分を示す。
隣接する枠ユニットの2枚の側壁を持つ貯蔵状態の枠ユ
ニット2の部分を示す。
2つの隣接するユニットの側壁間に生じる空隙は13と
して示す。
して示す。
2つの隣接する枠ユニットの側壁間のピン継手は側壁5
aの側端に2個の突出部14と中間受入部16が結合さ
れており、一方、他の側壁5aは3個の対応突出部16
および中間受入れ部17を持つ。
aの側端に2個の突出部14と中間受入部16が結合さ
れており、一方、他の側壁5aは3個の対応突出部16
および中間受入れ部17を持つ。
これら突出部および受入部は相互に結合され配列されて
いる。
いる。
中央孔18が全ての突出部および受入部を通じて延びて
おり、孔径よりも大きい頭部20を持つピン19を収容
している。
おり、孔径よりも大きい頭部20を持つピン19を収容
している。
ネジ式の係止千段21によりピン19は孔18内に係止
されている。
されている。
各枠ユニットにおいて、少くとも1つのピン継手が永久
固定されていないことが好しく、この場合も係止手段は
取りはずせる。
固定されていないことが好しく、この場合も係止手段は
取りはずせる。
ピン19を除去することにより、枠ユニットは貯蔵に適
した平面ユニットに折りたたむことができる。
した平面ユニットに折りたたむことができる。
本発明の箱型および枠ユニットの若干の別の具体例を第
6〜8図に示す。
6〜8図に示す。
これら具体例は前記ユニットの断面形状が異る点でのみ
前述のユニットき異っている。
前述のユニットき異っている。
第9図および第10図は本発明によるじゃがいもの栽培
を図解的に説明しており、箱型ユニットで出発した場合
(第10図a)および底なし枠ユニットで出発した場合
(第9図)を示している。
を図解的に説明しており、箱型ユニットで出発した場合
(第10図a)および底なし枠ユニットで出発した場合
(第9図)を示している。
一方、第10図b〜eは最下部箱型ユニットの上部にそ
れぞれ1,2.4および6個積重ねられた枠ユニットに
よる生長段階を図解的に示している。
れぞれ1,2.4および6個積重ねられた枠ユニットに
よる生長段階を図解的に示している。
第9および10図において休眠中の腋芽は6として示し
ており、生産された匍茎または塊茎は7として示してお
り、更に周期的に加えられた土壌層は8として示してい
る。
ており、生産された匍茎または塊茎は7として示してお
り、更に周期的に加えられた土壌層は8として示してい
る。
番号9は堆積中の土壌から過剰の水分蒸発を起すことな
く十分量の空気を土壌に供給する空隙を示す。
く十分量の空気を土壌に供給する空隙を示す。
第1図および第2図はそれぞれ設計の異なる正方形の平
面を持つ箱型ユニットおよびこれに対応する枠ユニット
を示す透視図である。 第3〜5図は前記枠ユニット中の隣接側壁部材間のピン
継手結合を説明する図である。 第6〜8図は平面の形状が異なる箱型および枠ユニット
を説明する透視図である。 第9図および第10図は本発明の方法によるじゃがいも
栽培中の異なる段階における箱型および枠ユニットを示
す透視図である。
面を持つ箱型ユニットおよびこれに対応する枠ユニット
を示す透視図である。 第3〜5図は前記枠ユニット中の隣接側壁部材間のピン
継手結合を説明する図である。 第6〜8図は平面の形状が異なる箱型および枠ユニット
を説明する透視図である。 第9図および第10図は本発明の方法によるじゃがいも
栽培中の異なる段階における箱型および枠ユニットを示
す透視図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 たねいも、茎または種を植えることにより出発する
栽培である塊茎生産植物栽培時に収量を増加する方法に
おいて、植物の成長につれて次々七箱状枠ユニットを積
重ねかつ植物の地表への突出部に形成される休眠中の腋
芽を実質上水平な土壌層で繰返し覆いながら栽培を行い
、それによって休眠腋芽を強制的に発芽させて匍茎およ
び塊茎を生産することを特徴とする方法。 2 最下部枠ユニットが適度の孔を有する底部を備えて
いる特許請求の範囲第1項の方法。 3 各箱状枠ユニット中に1個のたねいも、茎または種
子を植えることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項の方法。 4 植物の突出部が土壌表面上約5〜8cmになつた時
に新しい土壌層を加える特許請求の範囲第1項ないし第
3項のいずれかの方法。 5 形成される土壌堆積が約75〜100cmの高さに
達する迄、新しい土壌層を加える特許請求の範囲第1項
ないし第4項のいずれかの方法。 6 栽培する植物がじゃがいもまたはきくいもである特
許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかの方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE7502498A SE422730B (sv) | 1975-03-06 | 1975-03-06 | Sett att oka avkastningen vid knolproducerande vexter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51114226A JPS51114226A (en) | 1976-10-07 |
JPS5813125B2 true JPS5813125B2 (ja) | 1983-03-11 |
Family
ID=20323876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51024553A Expired JPS5813125B2 (ja) | 1975-03-06 | 1976-03-06 | 塊茎生産植物栽培時に収量を増加する方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4115950A (ja) |
JP (1) | JPS5813125B2 (ja) |
CA (1) | CA1048785A (ja) |
DE (1) | DE2639565A1 (ja) |
GB (1) | GB1536455A (ja) |
IL (1) | IL49154A (ja) |
NL (1) | NL7609835A (ja) |
SE (1) | SE422730B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6168715U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 |
Families Citing this family (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4369598A (en) * | 1981-03-19 | 1983-01-25 | Beckwith Thomas F | Container element combination for seed sprouting or plant culture |
SE8103240L (sv) * | 1981-05-22 | 1982-11-23 | Jaakko Nilsson | Samlingsbehallare sasom kompostbehallare |
US4399634A (en) * | 1981-10-27 | 1983-08-23 | Hare Louis R O | Simplified root augmentation system for hydroponics |
GB2116814A (en) * | 1982-03-20 | 1983-10-05 | Stephen Evans | Plant containers |
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