JPS58138320A - ねぎの栽培法 - Google Patents

ねぎの栽培法

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JPS58138320A
JPS58138320A JP57020944A JP2094482A JPS58138320A JP S58138320 A JPS58138320 A JP S58138320A JP 57020944 A JP57020944 A JP 57020944A JP 2094482 A JP2094482 A JP 2094482A JP S58138320 A JPS58138320 A JP S58138320A
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JP
Japan
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green
green onions
soil
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green onion
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JP57020944A
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岩沢 祐司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はねぎの裁培法、とくに畑地に密植したまま土寄
せとする仁となく裁培することのできるねぎの裁培法に
嘴する。
一般に、根深ねぎは緑葉の下の菫の軟白部を食するもの
で、この敬白部を得るために、従来はいったん育苗床で
育てた苗を畑地に定植し、あるていど太くし軟白部を長
くするために、定期的に土寄せしながら裁培する方法が
採られている。
すなわち、まず醒床に播種して得喪ねぎ苗を育て、次に
適当な大きさに成長した苗を畑地に植え変える。この場
合、図面に示すように畑地には予め幅90ffi程度の
畦lと深さ15〜20mの植え溝2′t−作っておき、
苗3を上記植え溝2に株間3〜41間隔に立てかけ、株
元に上記ねぎ苗が倒れないように覆土lを浅くかけ、さ
らに植え溝2中に堆肥に化成肥料を混ぜた元肥6を殺央
剤7とともに、ねぎ苗3が倒れないように敷わら8を敷
きつめる。
この状態でねぎ苗は生長するが、生長につれて株元の菫
の軟白部が地表に出る。そこで畦1上に土l龜を葉と菫
の軟白部との分岐点Pまで定期的に土寄せし、土寄せ時
に追肥する。土寄せは収穫まで2〜4回行なう。
従来、ねぎは概ね上記に示すように裁培されてきたが、
しかし上記の裁培方法によれば、第1に育苗床で育成し
た前作苗を本畑に移して定植するという植え替え作業が
必要となるので、作業が非常に煩雑となり、しかも土寄
せ作業も重労働であり、多大な方立を費さなければなら
なかりた。第2K、土寄せのためI/C@ 1 tnに
近い畦が必要であね、この畦にはねぎを植えつけること
かで舞ない、シ友がって畑地の有効利用は大幅に妨げら
れ、単位面積当りの収量は非常に少々かった。
本発明は上記欠点を解決し、特に畑地を最大限有効に利
用し、作業性を向上することができるとともに単位面積
当りの収量を格段に高めることのできる。ねぎの蒙培法
を提案することを目的とする。
畑地にねぎを密植し、あるていど太くし適宜追肥しなが
ら、ねぎの生長にし九がって、オガクズ、モミガラ、木
皮粉末、樹葉等の粉状覆い材を上記ねぎの菫の軟白部と
葉との分岐点付近まで覆いかけることを特徴とする。
以下、本発明法について詳しく説明する。
まず、ねぎは酸性土壌に弱いので、PH値が&3〜7.
3となるように畑地には消石灰を充分施用して酸性f端
正する。あ11忰乾燥しない土い、ネギ苗は肥料に敏感
なので、初めに適量の元肥を施肥する。そして、1当り
完熟堆肥360時、消石灰20梅、尿素6kf、重過石
6時、塩化カリ3時程度を目安にして施肥し、数回かき
まぜる。ねぎの生長にしたがって追肥するのが好ましい
播種期は1年ねぎと2年ねぎとによって異なり、また地
方によっても異なるが、1年ねぎは3〜4月、2年ねぎ
#′i9〜10月に行なう。
播種量#1lOa当り50dl 〜Bodeが適当であ
る。畑地全面に播種し、覆土する。覆土後は充分に端本
して乾燥防止のために敷わらをする。
播種後10日程度で発芽するので、敷わらを取除く、こ
のように、畑地にはね1苗が密植されることになり、こ
のままの状I!11r保持しながら生育させてもよいが
、生長の良、不良を防ぐため密生した部分を間引く。株
間は3〜71を標準とし、株数は3.3平方米当り78
4本〜1,089本l!度とする0間引き期に追肥する
。なお、追肥は、ねぎの生長の具合、すなわち、葉の色
つ中硬さ、大きさ等を蒙察しながら、適宜化成肥料好ま
しくけ液体肥料を例えばlOa当り60輪〜10G梅を
施してb〈。また、ねぎ苗の発育も目立ってくると、べ
と病、黒斑病が発生しやすいので、マンゼブ水和剤の5
0O培液を育苗中3回くらい散布する。
次K、従来は苗の大きさが草丈30m、葉数3〜4枚l
!変にな−)九ときに、育苗床力・ら嘲り出して畑地(
定植したが、しかし本発明法におhては、苗の密ttc
応じて適宜間引く椙度で。
密植状態のまま育成する。したがって定植用の檀溝作り
、整地等の作業を全く必要としなり。
ねぎが生長するKつれて、白根の軟白部も多少伸びてく
るので、咳軟白部を覆うことが必要であり、従来あるて
いど太くしてから土寄せによヮて畦を秦の分岐点付近K
tでか叶ていた。これに対して本発明法において鉱、密
植しであるでいと太くし、ねぎ苗の上方から覆い材をか
けて上記分岐点を覆う。覆い材は、比重の軽い粉状体で
あるのが好ましく、一般KFiオガクズ、モミガラ、木
皮粉末、樹葉、千草、ワラ等を粉状にしたものを用いれ
ばよいが、その他にも廃プラスチックをベレット状にし
たものを用いることもできる。しかし、前者は堆肥化し
、次年度以降Kid、一部は畑地の肥料となるが、プラ
スチック材は水歳培の場合のように全量の回収が可能な
場合に用いるのが好ましい。覆い材は上記の原料を単味
で用いてもよいし、適宜配合してもよい。なお、オガク
ズを使用するときは檜のオガクズを使用すると、檜の香
秒のするねぎができ、ま九松のオガクズの使用によって
松の香りをつけることができる。
上記のように覆い材によってねぎの株元を覆りことので
きる理由は次の通りである。すなわち、第1に覆い材が
軽い仁とである。仮に覆い材の代りに土をかけると、土
は比重が大きいので、ねぎ醒の葉にあたり葉を折り曲げ
てしまっ九炒、葉の基部に九まりたり、根まがりねぎが
でき逢り、ねぎの生育を訪げてしまう、実際この丸めに
従来はわざわざ畦幅を広くとって土寄せしてきたのであ
る。オガクズ、モミガラ等のように軽い覆い材は、たと
えねぎの葉忙あたりても折り曲がるPiどではないし、
葉の基部に8ちても風で容易に吹き飛ばされてしまうの
で、たまることがない、第2に、ねぎは直立状に伸び、
その葉ri1本のIKせいぜい4〜7枚がつく程度であ
り、上方から株元が充分に見える。
しかもこの葉は細筒状ま走は針状に上方に伸びその先端
が閉じていることである。したがって苗の上方から覆い
材をかけた場合、覆い材は葉によって妨げられることな
く株元に到達する。
しかしながら、葉の影響は少ないといつても覆い材をね
ぎ苗の真上からかけたのではあまり効果的ではないので
、覆い材をかけるときij菫に対して斜めまたは上方方
向からソフトにかけるのが好ましい。ねぎのSは上方に
針状に向って伸び、しかも菫の軟白部と葉との分岐点は
比較的高いので、覆い材金株元にかける作Jlは困―で
はない。
近まで盛上げ、分岐点が埋れてしまわないように注意す
る。ただし、鍛後の盛上げは収穫30日程前に分岐点の
±5〜6エまで盛上げる。覆い材の盛り上げ作業は覆い
材が軽く、土に比べて密度も小さい点を考慮して収穫ま
で3〜4回程度と土寄せの場合より1〜2回程度多いの
が好ましい。
上記の覆い材によっても充分に太陽光を蔽ることはでき
るので、収穫時の軟白部への状態は土寄せの場合となん
ら変らない。また、ねぎを密植することにより太陽光が
ねぎ1本当りに当る量は、従来とほとんど変らないから
、ねぎの生育が妨げられることはない。
なお、追肥は覆い材の盛上げ作業時に行えばよい。上述
の裁培法によれば、まずねぎ@を密植状態で育成できる
ので、単位面積当りの収量が格段に増加する。従来は土
寄せ用の畦を作らなけれげならなかつ次ので畑地の十〜
十程度しか利用できなかったが、上述の裁培法によれは
畑地を90〜951!有効に利用できるので、従来より
も3〜8倍の増収が期待でき、コストダウンも達成で六
る。次に、育苗床を作つ友り、定植用本畑に植え溝を耕
作したりする必要がないので、労力を大幅に削減するこ
とができる。
さらに、土寄せ作業は足場が慝く重労働であっ之が、覆
す材の盛上げ作業は覆い材自体が軽量で、しかも作業も
上方からかけるものであるので、作業性が非常によい、
fた、土寄せの場合は土中で繁5i1した菌が、ベト病
、黒斑病、さび病等を発生させるおそれがあるが、例え
ばオガクズ等は、このような病気を媒介する菌の保有が
少ないので、病気の発生率はむしろ低下する。
さらに、収穫が楽である。盛上げた覆い材は士よりもは
るかに軽いので、ねぎの抜き取り作業は土の場合よりも
はるかに容易であり、作業を迅速に行なうことができる
。なお、覆い材自体Fi@くとも、間引き以外に植えか
えしないので根は土中にしっかりと根付き、生育中に倒
れるようなことはない。さらにオた、収111したねぎ
は洗りて市場に出されるが、洗浄は土寄せしたものよ抄
もはるかに簡単で、既に抜き取り時において覆い材には
とんと付着しないので、清浄なねぎを得ることができる
。その他にも、覆い材として用いるオガクズ、モミガラ
、木皮等は最近不要物として捨て場にも困っていた程で
あるが、これらは有効に利用することができ、単にねぎ
株元の覆い効果にとどまること々く、次年度は元肥とし
て本利用でき、2〜3年目頃からは地力を高める効果も
期待できる。なお、覆い材はねぎの収穫後は回収してお
くのが好ましい。しかしその場合でも、1側根度は畑地
に残して、上記のように元肥、地力向上に利用すること
ができる。したがうて、翌年の肥料の節約コスト低減を
達成することもできる。
次に、実施例について説明する。
実施例 まず4月初めPH11整をし、1a当り完熟堆肥360
kf、消石灰20神、重過石15kf、塩化加里3〜を
施用し、トラクターでよくかきまぜた。ねぎ品種は「先
光」を用いた。
播種口は4月15日、Ha当抄5G#、土壌殺虫剤のダ
イアジノン賢剤11当り1に1混和施用した。覆土後は
敷わらなどをし、濡水した。
その後敷わらを取り、13平方米784本位になるよう
に間引い友。
追肥は次のように行な−)友。
1回目昭和56年7月lO日 化成肥料10klF/a
2@目    7月2s日 化成肥料tom/a3目目
    8月IJ日 化成肥料1・ky/a4回目  
  6月19日 化成肥料IQky/a5回目以後は、
覆い材を盛る前に葉有機オール12の10−液をaji
す1g(l追肥しえ。
覆い材の盛上げ作喋は次のように行な−)九。
1[118F11111日 盛上げ高さS−7m12回
@  9月10日 盛上げ高さ5〜7gm3回目 10
月 4日 盛上げ高さ5〜7gm4@目 10月1s日
 感上げ^さ7〜10m収穫は11月ト■に行なつ九。
収穫し九本発明法による軸「と、Ii未来法よ場の昭和
53年発表の資料を参考にした。)なお、本発明法を実
施し九試験畑地は、台風15号の被害を受け、風雨の丸
めに生育がだいぶ損なわれ九。通常の状態であれば、試
験結果は上記のものよりもかなり1廻るものと期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は従来法によるねぎ駿培におけるねぎ苗の植え溝と
畦との関係を示す断面図である。 符号 1−・・畦  2・・・植え溝  l&・・・工
3・・・ねぎ苗  6・・・元肥

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 畑地にねぎを密植し、適宜追肥しながら、ねぎの生長に
    したがって、定期的にオガクズ、モミガラ、木皮粉末、
    樹葉等の粉状覆い材を上記ねぎの菫の軟白部と集との分
    岐点付近までに覆いかける仁とを特徴とするねぎの欽培
    法。
JP57020944A 1982-02-12 1982-02-12 ねぎの栽培法 Pending JPS58138320A (ja)

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JP57020944A JPS58138320A (ja) 1982-02-12 1982-02-12 ねぎの栽培法

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JP57020944A JPS58138320A (ja) 1982-02-12 1982-02-12 ねぎの栽培法

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JPS58138320A true JPS58138320A (ja) 1983-08-17

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ID=12041307

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JP57020944A Pending JPS58138320A (ja) 1982-02-12 1982-02-12 ねぎの栽培法

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JP (1) JPS58138320A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60207517A (ja) * 1984-03-30 1985-10-19 本州製紙株式会社 軟白野菜栽培用茎葉部被覆材,および軟白野菜栽培方法
JPH0246229A (ja) * 1988-08-05 1990-02-15 Shigenobu Watari 人工土壌
JP2015039340A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 志渡 誠一 軟白ねぎ及びじゃがいもの栽培方法
CN105191660A (zh) * 2015-11-13 2015-12-30 周福进 一种香葱的种植方法

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