JPH07268100A - 有機ケイ素重合体およびその製造方法 - Google Patents

有機ケイ素重合体およびその製造方法

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JPH07268100A
JPH07268100A JP8798994A JP8798994A JPH07268100A JP H07268100 A JPH07268100 A JP H07268100A JP 8798994 A JP8798994 A JP 8798994A JP 8798994 A JP8798994 A JP 8798994A JP H07268100 A JPH07268100 A JP H07268100A
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group
formula
carbon atoms
integer
organosilicon polymer
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JP8798994A
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English (en)
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Hideki Kobayashi
秀樹 小林
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/48Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • C08G77/485Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms containing less than 25 silicon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/21Cyclic compounds having at least one ring containing silicon, but no carbon in the ring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/48Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • C08G77/50Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms by carbon linkages

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室温で粘性のある液体であり、表面張力の高
い、新規な有機ケイ素重合体およびこのような有機ケイ
素重合体を容易に収率よく製造できる製造方法を提供す
る。 【構成】 主鎖が、シロキサン環と、炭素原子数が2〜
10のアルキレン基,式:−R2(OR2y−(式中、
2は炭素原子数が2〜20のアルキレン基であり、y
は1以上の整数である。)で表される有機基および式:
−R2−(R2SiO) z2Si−R2(式中、Rは脂
肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子数が1〜10の
一価炭化水素基であり、R2は炭素原子数が2〜20の
アルキレン基であり、zは0〜200の範囲である。)
で表される有機基からなる群より選択される基が結合し
てなる繰り返し単位から構成され、重合度が2〜10,
000である、有機ケイ素重合体およびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文献未記載の新規な有機
ケイ素重合体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機ケイ素重合体の中で最も代表的なも
のとしては、一般式:(Me2SiO)m(式中、Meは
メチル基を表し、mは正の整数である。)で表されるポ
リジメチルシロキサンが挙げられる。このものは一般に
室温でオイル状であり、多くの工業分野で利用されてい
る。また、平均単位式:(MeSiO3/2)m(式中、M
eはメチル基を表し、mは正の整数である。)で表され
るポリメチルシルセスキオキサンは一般に室温で固体状
であり、レジスト等の特殊な分野での利用が検討されて
いる(特公平5−83568号公報参照)。
【0003】しかし、ポリジメチルシロキサンはその表
面張力が一般に20〜22mN/mと低いため、他の有
機系ポリマー(その表面張力は一般に30mN/m以上
である。)との相溶性が悪いという問題点があった。さ
らにこのポリジメチルシロキサンは直鎖状の重合体であ
るので、強酸・強アルカリ等の条件下では簡単に解重合
して低分子の環状シロキサンに転化するという問題点が
あった。また、ポリメチルシルセスキオキサンは耐酸
性、耐アルカリ性に優れているが一般に室温で固体状で
あるため、その利用範囲が限定され、用途によっては使
用できないという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記問題点
を解決するため鋭意検討した結果本発明に到達した。
【0005】すなわち、本発明の目的は、上述した有機
ケイ素重合体の欠点が解消された新規な有機ケイ素重合
体およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、主鎖が、式(a):
【化6】 [式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
数が1〜10の一価炭化水素基であり、R1は炭素原子
数が2〜10のアルキレン基または式:−R2(OR2
y−(式中、R2は炭素原子数が2〜20のアルキレン基
であり、yは1以上の整数である。)で表される有機基
であり、nは1以上13以下の整数であり、xは0以上
13以下の整数であり、n≧xである。]で表される繰
り返し単位から構成され、重合度が2〜10,000で
ある、有機ケイ素重合体、および、(A)一般式:
【化7】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
数が1〜10の一価炭化水素基であり、nは1以上13
以下の整数であり、xは0以上13以下の整数であり、
n≧xである。)で表される環状シロキサンと、(B)炭
素−炭素二重結合を2個有する炭素原子数3〜10の不
飽和脂肪族炭化水素、炭素−炭素三重結合を1個有する
炭素原子数2〜10の不飽和脂肪族炭化水素および式:
3(OR2pOR3(式中、R2は炭素原子数が2〜2
0のアルキレン基であり、R3は炭素原子数が2〜20
のアルケニル基であり、pは0または1以上の整数であ
る。)で表される化合物からなる群から選ばれる化合物
とを、(C)ヒドロシリル化反応用触媒の存在下で付加重
合させることを特徴とする、主鎖が式(a)で表される繰
り返し単位から構成され、重合度が2〜10,000で
ある、有機ケイ素重合体の製造方法と、主鎖が、式
(b):
【化8】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
数が1〜10の一価炭化水素基であり、R2は炭素原子
数が2〜20のアルキレン基であり、nは1以上13以
下の整数であり、xは0以上13以下の整数であり、n
≧xであり、zは0〜200の範囲である。)で表され
る繰り返し単位から構成され、重合度が2〜10,00
0である、有機ケイ素重合体、および、(A)一般式:
【化9】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
数が1〜10の一価炭化水素基であり、nは1以上13
以下の整数であり、xは0以上13以下の整数であり、
n≧xである。)で表される環状シロキサンと、(B')
一般式:
【化10】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
数が1〜10の一価炭化水素基であり、R3は炭素原子
数が2〜20のアルケニル基であり、zは0〜200の
範囲である。)で表される両末端アルケニル基封鎖有機
ケイ素化合物とを、(C)ヒドロシリル化反応用触媒の存
在下で付加重合させることを特徴とする、主鎖が式(b)
で表される繰り返し単位から構成され、重合度が2〜1
0,000である、有機ケイ素重合体の製造方法に関す
るものである。
【0007】まず、本発明の有機ケイ素重合体について
詳細に説明する。
【0008】本発明の有機ケイ素重合体の一つは、主鎖
が、式(a):
【化11】 で表される繰り返し単位から構成され、その重合度は2
〜10,000である。上式中、Rは脂肪族不飽和結合
を含有しない、炭素原子数が1〜10の一価炭化水素基
であり、具体的には、メチル基,エチル基,プロピル
基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,
オクチル基,ノニル基,デシル基等のアルキル基;フェ
ニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジ
ル基,フェネチル基等のアラルキル基;3,3,3ートリ
フルオロプロピル基,1H,1H,2H,2H−ノナフル
オロヘキシル基,1H,1H,2H,2H−パーフルオロ
デシル基等のハロゲン化アルキル基が例示され、好まし
くはメチル基またはフェニル基である。このRは同一の
ものでも異なるものでもよい。R1は炭素原子数が2〜
10のアルキレン基または式:−R2(OR2y−で表
される有機基である。炭素原子数が2〜10のアルキレ
ン基は直鎖状でも分岐鎖状でもよく、具体的には、エチ
レン基,メチルエチレン基,エチルエチレン基,プロピ
ルエチレン基,ブチルエチレン基,プロピレン基,ブチ
レン基,1−メチルプロピレン基,ペンチレン基,ヘキ
シレン基,ヘプテニレン基,オクチレン基,ノネニレン
基,デセニレン基が例示される。式:−R2(OR2y
−で表される有機基は、式中、R2は炭素原子数が2〜
20のアルキレン基であり、エチレン基,プロピレン基
が例示される。このR2は同一のものでも異なるもので
もよい。yは1以上の整数であり、好ましくは1〜20
の範囲である。このような基としては、エチレンオキシ
プロピレン基,プロピレンオキシプロピレン基,式:−
63(OC246OC36−で表される有機基が例
示される。これらの中でもR1はエチレン基,プロピレ
ン基,ブチレン基またはヘキシレン基であることが好ま
しい。このR1は同一のものでも異なるものでもよい。
nは1以上13以下の整数であり、この内2または3が
好ましい。xは0以上13以下の整数であり、n≧xで
ある。本発明の有機ケイ素重合体の分子構造は直鎖状で
も環状でもよい。直鎖状である場合は、分子鎖末端基
は、水素原子、炭素原子数が2〜20のアルケニル基ま
たは水酸基であり、アルケニル基としては、ビニル基,
アリル基,ブテニル基,ペンテニル基,ヘキセニル基,
ヘプテニル基,オクテニル基,ノネニル基,デセニル基
が例示される。また、本発明の有機ケイ素重合体におい
て、式(a)で表される繰り返し単位は同一のものでも異
なるものでもよい。このような本発明の主鎖が式(a)で
表される繰り返し単位から構成される有機ケイ素重合体
の具体例としては、主鎖が下式で表される繰り返し単位
から構成されるものが挙げられる。下式中、Meはメチ
ル基を表し、Etはエチル基を表し、HXはヘキシル基
を表し、Phはフェニル基を表している。
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】
【化19】
【0009】本発明のもうひとつの有機ケイ素重合体
は、主鎖が、式(b):
【化20】 で表される繰り返し単位から構成され、その重合度は2
〜10,000である。上式中、Rは脂肪族不飽和結合
を含有しない、炭素原子数が1〜10の一価炭化水素基
であり、具体的には、メチル基,エチル基,プロピル
基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,
オクチル基,ノニル基,デシル基等のアルキル基;フェ
ニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベンジ
ル基,フェネチル基等のアラルキル基;3,3,3ートリ
フルオロプロピル基,1H,1H,2H,2H−ノナフル
オロヘキシル基,1H,1H,2H,2H−パーフルオロ
デシル基等のハロゲン化アルキル基が例示され、好まし
くはメチル基またはフェニル基である。このRは同一の
ものでも異なるものでもよい。R2は炭素原子数が2〜
20のアルキレン基であり、直鎖状でも分岐鎖状でもよ
い。具体的には、エチレン基,メチルエチレン基,エチ
ルエチレン基,プロピルエチレン基,ブチルエチレン
基,プロピレン基,ブチレン基,1−メチルプロピレン
基,ペンチレン基,ヘキシレン基,ヘプテニレン基,オ
クチレン基,ノネニレン基,デセニレン基が例示され、
好ましくはエチレン基,プロピレン基,ブチレン基また
はヘキシレン基である。このR2は同一のものでも異な
るものでもよい。nは1以上13以下の整数であり、こ
の内2または3が好ましい。xは0以上13以下の整数
であり、n≧xである。zは0〜200の範囲であり、
好ましくは1〜100の範囲であり、さらに好ましくは
1〜10の範囲である。本発明の有機ケイ素重合体の分
子構造は直鎖状でも環状でもよい。直鎖状である場合
は、分子鎖末端基は、水素原子、炭素原子数が2〜20
のアルケニル基または水酸基であり、アルケニル基とし
ては、ビニル基,アリル基,ブテニル基,ペンテニル
基,ヘキセニル基,ヘプテニル基,オクテニル基,ノネ
ニル基,デセニル基が例示される。また、本発明の有機
ケイ素重合体において、式(b)で表される繰り返し単位
は同一のものでも異なるものでもよい。このような本発
明の主鎖が式(b)で表される繰り返し単位から構成され
る有機ケイ素重合体の具体例としては、主鎖が下式で表
される繰り返し単位から構成されるものが挙げられる。
下式中、Meはメチル基を表し、Etはエチル基を表
し、HXはヘキシル基を表し、Phはフェニル基を表し
ている。
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】
【化29】
【化30】
【0010】次に、本発明の有機ケイ素重合体の製造方
法について詳細に説明する。主鎖が式(a)で表される繰
り返し単位から構成される有機ケイ素重合体は、(A)1
分子中にケイ素原子結合水素原子を2個有する環状シロ
キサンと、(B)炭素−炭素二重結合を2個有する炭素原
子数3〜10の不飽和脂肪族炭化水素、炭素−炭素三重
結合を1個有する炭素原子数2〜10の不飽和脂肪族炭
化水素および式:R3(OR2pOR3で表される化合物
からなる群から選ばれる化合物とを、(C)ヒドロシリル
化反応用触媒の存在下で付加重合させることにより製造
することができる。主鎖が式(b)で表される繰り返し単
位から構成される有機ケイ素重合体は、(A)1分子中に
ケイ素原子結合水素原子を2個有する環状シロキサン
と、(B')両末端アルケニル基封鎖有機ケイ素化合物と
を、(C)ヒドロシリル化反応用触媒の存在下で付加重合
させることにより製造することができる。
【0011】(A)成分の環状シロキサンは、一般式:
【化31】 で表され、1分子中にケイ素原子結合水素原子を2個有
する。上式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭
素原子数が1〜10の一価炭化水素基であり、具体的に
は、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペン
チル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチル基,ノニル
基,デシル基等のアルキル基;フェニル基,トリル基,
キシリル基等のアリール基;ベンジル基,フェネチル基
等のアラルキル基;3,3,3ートリフルオロプロピル
基,1H,1H,2H,2H−ノナフルオロヘキシル基,
1H,1H,2H,2H−パーフルオロデシル基等のハロ
ゲン化アルキル基が例示され、好ましくはメチル基また
はフェニル基である。このRは同一のものでも異なるも
のでもよい。nは1以上13以下の整数であり、この内
2または3が好ましい。xは0以上13以下の整数であ
り、n≧xである。本成分は1種類の環状シロキサンで
もよく、2種類以上の環状シロキサンの混合物でもよ
い。このような(A)成分としては、下式で表されるよう
な環状シロキサンが挙げられる。下式中、Meはメチル
基を表し、Etはエチル基を表し、HXはヘキシル基を
表し、Phはフェニル基を表している。
【化32】
【化33】
【化34】
【化35】
【化36】
【化37】
【化38】
【化39】
【化40】 このような(A)成分の環状シロキサンは、例えば、メチ
ルジクロロシランを加水分解することにより、また、メ
チルハイドロジェンシロキサンを酸触媒存在下でクラッ
キングすることにより合成された式:
【化41】 (上式中、Meはメチル基を表し、kは3以上の整数で
ある。)で表されるシクロシロキサンに、式:H2C=
CH2で表されるような不飽和結合を有する炭化水素を
部分的に付加反応させることにより製造することができ
る。
【0012】(B)成分の炭素−炭素二重結合を2個有す
る炭素原子数3〜10の不飽和脂肪族炭化水素、炭素−
炭素三重結合を1個有する炭素原子数2〜10の不飽和
脂肪族炭化水素および式:R3(OR2pOR3で表され
る化合物からなる群から選ばれる化合物は、(A)成分の
環状シロキサン中のケイ素原子結合水素原子と付加重合
して結合する。炭素−炭素二重結合を2個有する炭素原
子数3〜10の不飽和脂肪族炭化水素としては、1,2
−プロパジエン(通称、アレン),1,3−ブタジエ
ン,2−メチル−1,3−ブタジエン(通称、イソプレ
ン),2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン,1,3−
ペンタジエン,1,4−ペンタジエン,1,5−ヘキサジ
エン,1,3−シクロヘキサジエンが例示される。炭素
−炭素三重結合を1個有する炭素原子数2〜10の不飽
和脂肪族炭化水素としては、アセチレン,プロピン,1
−ブチン,2−ブチン,1−ペンチン,2−ペンチン,
3−メチル−1−ブチン,3,3−ジメチル−1−ブチ
ン,1−ヘキシン,2−ヘキシン,1−ヘプチン,1−
オクチン,4−オクチン,1−ノニン,1−デシン,5
−デシンが例示される。式:R3(OR2pOR3で表さ
れる化合物は、式中、R2は炭素原子数が2〜20のア
ルキレン基であり、具体的には、エチレン基,メチルエ
チレン基,エチルエチレン基,プロピルエチレン基,ブ
チルエチレン基,プロピレン基,ブチレン基,1−メチ
ルプロピレン基,ペンチレン基,ヘキシレン基,ヘプテ
ニレン基,オクチレン基,ノネニレン基,デセニレン基
が例示され、好ましくはエチレン基,プロピレン基,ブ
チレン基またはヘキシレン基である。このR2は同一の
ものでも異なるものでもよい。R3は炭素原子数が2〜
20のアルケニル基であり、ビニル基,アリル基,ブテ
ニル基,ペンテニル基,ヘキセニル基,ヘプテニル基,
オクテニル基,ノネニル基,デセニル基が例示され、好
ましくはビニル基,アリル基または5−ヘキセニル基で
ある。このR3は同一のものでも異なるものでもよい。
pは0または1以上の整数であり、好ましくは0〜20
の範囲である。このような化合物の分子構造は直鎖状で
も分岐鎖状でもよい。このような化合物としては、ジア
リルエーテル,両末端アリル基封鎖ポリオキシエチレ
ン,両末端アリル基封鎖オキシエチレン・オキシプロピ
レン共重合体が例示される。
【0013】(B')成分の一般式:
【化42】 で表される両末端アルケニル基封鎖有機ケイ素化合物
は、(A)成分の環状シロキサン中のケイ素原子結合水素
原子と付加重合して結合する。上式中、Rは前記と同様
な脂肪族不飽和基を含有しない、炭素原子数が1〜10
の一価炭化水素基であり、メチル基,エチル基,プロピ
ル基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル
基,オクチル基,ノニル基,デシル基等のアルキル基;
フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベ
ンジル基,フェネチル基等のアラルキル基;3,3,3ー
トリフルオロプロピル基,1H,1H,2H,2H−ノナ
フルオロヘキシル基,1H,1H,2H,2H−パーフル
オロデシル基等のハロゲン化アルキル基が例示され、好
ましくはメチル基またはフェニル基である。このRは同
一のものでも異なるものでもよい。R3は炭素原子数が
2〜20のアルケニル基であり、具体的には、ビニル
基,アリル基,ブテニル基,ペンテニル基,ヘキセニル
基,ヘプテニル基,オクテニル基,ノネニル基,デセニ
ル基が例示され、好ましくはビニル基,アリル基または
5−ヘキセニル基である。zは0〜200の範囲であ
り、好ましくは1〜100の範囲であり、さらに好まし
くは1〜10の範囲である。このような(B')成分とし
ては、例えば、1,3−ジビニルテトラメチルジシロキ
サン,ジビニルジメチルシランが挙げられる。本発明の
製造方法において、(B)成分もしくは(B')成分の添加
量は、(A)成分のモル数と(B)成分もしくは(B')成分
のモル数との比が0.5:1.0〜1.5:1.0の範囲で
あることが好ましい。比較的高分子量の本発明の有機ケ
イ素重合体を調製する場合には、(A)成分のモル数と
(B)成分もしくは(B')成分のモル数との比が厳密に
1:1であることが好ましい。尚、(A)成分を(B)成分
もしくは(B')成分に対して過剰に添加した場合には、
得られた本発明の有機ケイ素重合体の分子鎖末端は水素
原子となり、また(B)成分もしくは(B')成分を(A)成
分に対して過剰に添加した場合には、得られた本発明の
有機ケイ素重合体の分子鎖末端はアルケニル基となる。
さらに反応系中に水やアルコール等の活性水素を有する
化合物が混在している場合には、得られた本発明の有機
ケイ素重合体の分子鎖末端は水酸基となることがある。
【0014】(C)成分のヒドロシリル化反応用触媒は、
(A)成分中のケイ素原子結合水素原子と(B)成分中の脂
肪族不飽和結合または(B')成分中のアルケニル基との
付加反応を促進する作用を有する。このような(C)成分
としては、例えば、白金系触媒,ロジウム系触媒,パラ
ジウム系触媒,有機過酸化物が挙げられ、これらの中で
も付加重合を著しく促進する白金系触媒が好ましい。白
金系触媒としては、白金黒,白金担持のシリカ微粉末,
白金担持のカーボン粉末,塩化白金酸,塩化白金酸のア
ルコール溶液,白金とビニルシロキサンとの錯体,白金
とオレフィンとの錯体が例示される。本成分の添加量は
触媒量であり、(A)成分と(B)成分もしくは(B')成分
の合計量100万重量部に対して0.1〜500重量部
の範囲であることが好ましい。
【0015】本発明の製造方法は、(A)成分と(B)成分
もしくは(B')成分とを(C)成分の存在下で付加重合さ
せることを特徴とする。本発明の製造方法において、
(A)成分〜(C)成分を添加する順序は任意であり、例え
ば、(A)成分と(C)成分の混合系を加熱攪拌しながら、
この混合系に(B)成分もしくは(B')成分を徐々に添加
する方法;(B)成分もしくは(B')成分と(C)成分の混
合系を加熱攪拌しながら、この混合系に(A)成分を徐々
に添加する方法;(A)成分と(B)成分もしくは(B')成
分の混合系を加熱攪拌しながら、この混合系に(C)成分
を徐々に添加する方法;(A)成分と(B)成分もしくは
(B')成分と(C)成分の混合系を加熱攪拌する方法;
(B)成分がガス状である場合には、(A)成分と(C)成分
の混合系にガス状の(B)成分を導入する方法が挙げられ
る。
【0016】本発明の製造方法では有機溶媒を使用する
ことができる。有機溶媒を使用することにより、より高
分子量の本発明の有機ケイ素重合体を製造することがで
きる。本発明の製造方法で使用できる有機溶媒として
は、トルエン,キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒;ヘ
キサン,ヘプタン,オクタン,ノナン等の脂肪族炭化水
素系溶媒;シクロヘキサン,シクロヘプタン,シクロオ
クタン等の脂環式炭化水素系溶媒;トリフルオロメチル
ベンゼン,1,3−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼ
ン,メチルペンタフルオロベンゼン等の含フッ素原子芳
香族炭化水素系溶媒が例示される。
【0017】また、本発明の製造方法において、(A)成
分〜(C)成分に加えて炭素−炭素2重結合を1分子中に
1個有する化合物やケイ素原子結合水素原子を1分子中
に1個有する化合物を連鎖移動剤として微量添加するこ
とにより、本発明の有機ケイ素重合体の分子量をコント
ロールすることができる。
【0018】本発明の製造方法における付加重合条件は
特に限定されないが、常圧で付加重合を行う場合には、
その反応温度は室温から(A)成分,(B)成分または
(B')成分の沸点もしくは使用する有機溶媒の沸点まで
であり、また、(B)成分,(B')成分および使用する有
機溶媒の沸点が比較的低い場合には、加圧下で付加重合
を行うこともできる。
【0019】以上のような本発明の有機ケイ素重合体は
上述したような繰り返し単位が結合してなる規則性のあ
る化学構造を有する新規な有機ケイ素重合体である。こ
のものは室温で粘性のある液体であり、その表面張力が
ポリジメチルシロキサンと他の有機系ポリマーの中間
(約22〜30mN/m)にあるので、従来のポリジメ
チルシロキサンに比べて他の有機樹脂に対する相溶性に
優れる。そのため各種有機樹脂の撥水性,表面潤滑性,
耐衝撃性等の特性を改良するための添加剤、即ち物理特
性改質剤として有用である。さらに粘着性の低いポリジ
メチルシロキサンに本発明の有機ケイ素重合体を添加配
合することにより、その粘着性を上げることができる。
また、本発明の有機ケイ素重合体は酸やアルカリ等のイ
オン性物質による分子鎖の切断が生じ難く、耐加水分解
性に優れている。そのため、これらの特徴を活かした工
業用材料として利用することができる。分子鎖末端が水
素原子である有機ケイ素重合体は、有機官能性基を有す
るアルケンと付加反応させることにより、分子鎖末端に
有機官能性基を有する有機ケイ素重合体を調製するため
の原料として使用することができる。また、ビニル官能
性基を有する有機系ポリマーと付加反応させることによ
り、シロキサン環を有する有機材料(複合ポリマー)を
製造するための原料として使用することができる。分子
鎖末端にアルケニル基を有する有機ケイ素重合体は、有
機官能性基を有するハイドロゲンシランと付加反応させ
ることにより、分子鎖末端に有機官能性基を有する有機
ケイ素重合体を調製するための原料として使用すること
ができる。また、アルケニル基を有する有機系ポリマー
と有機過酸化物を用いて架橋させることにより、シロキ
サン環を有する有機材料(複合ポリマー)を製造するた
めの原料として使用することができる。分子鎖末端に水
酸基を有する有機ケイ素重合体は、有機官能性基を有す
るハロシランもしくはシラザンと反応させることによ
り、分子鎖末端に有機官能性基を有する有機ケイ素重合
体の原料として使用することができる。また、水酸基を
利用して各種有機官能性基と縮合させることにより、複
合ポリマーを製造するための原料として使用することが
できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。なお、実施例中、粘度の値は25℃において測定し
た値である。cPはセンチポイズを意味し、Meはメチ
ル基を意味し、Etはエチル基を意味する。
【0021】
【実施例1】反応容器に、式:
【化43】 で表されるジエチルテトラメチルシクロテトラシロキサ
ンと、式:
【化44】 で表されるジエチルテトラメチルシクロテトラシロキサ
ンとの1:1の混合物59.2g(0.2モル)、トルエ
ン60gおよび0.5%の白金を坦持したカーボン粒0.
9gを入れて60℃に加熱した。これらを攪拌しなが
ら、この混合系に1,5−ヘキサジエン16.4g(0.
2モル)とトルエン16gとの混合物を滴下した。滴下
終了後、この混合系を加熱し、110℃で8時間加熱還
流した。次いで濾過し、減圧下にて揮発分を留去して、
粘稠な液体75.7gを得た。その収率は99%であっ
た。得られた粘稠な液体を13C−核磁気共鳴スペクトル
分析(以下、13C−NMR)、29Si−核磁気共鳴スペ
クトル分析(以下、29Si−NMR)およびフーリエ変
換赤外線分光分析(以下、FT−IR)により分析した
ところ、下式で表される繰り返し単位から構成される有
機ケイ素重合体であることが確認された。
【化45】 (式中、mは1以上の整数である。) 得られた有機ケイ素重合体をゲルパーミエーションクロ
マトグラフ(以下、GPC)により分析したところ、そ
の重量平均分子量はポリジメチルシロキサン換算で1
4,000であり、そのピーク面積から求められた有機
ケイ素重合体の収率は98%であった。また、この有機
ケイ素重合体の25℃における屈折率は1.448であ
り、密度は1.01であり、粘度は3800cPであ
り、表面張力は26.7mN/mであった。
【0022】
【実施例2】反応容器に、式:
【化46】 で表されるジエチルテトラメチルシクロテトラシロキサ
ンと、式:
【化47】 で表されるジエチルテトラメチルシクロテトラシロキサ
ンとの1:1の混合物118.4g(0.4モル)、トル
エン100gおよび白金とジビニルテトラメチルジシロ
キサンとの錯体溶液を混合系中の白金金属自体の含有量
が20ppmとなるような量投入し、これらを均一に攪拌
しながら90℃に加熱した。これらを攪拌しながら、こ
の混合系に1,3−ジビニルテトラメトルジシロキサン
74.4g(0.4モル)とトルエン50gとの混合物を
滴下した。滴下終了後、この混合系を110℃で5時間
加熱還流した。次いで濾過し、減圧下にて揮発分を留去
して、189gの粘稠な液体を得た。その収率は98%
であった。得られた粘稠な液体を13C−NMR,29Si
−NMRおよびFT−IRにより分析したところ、下式
で表される繰り返し単位から構成される有機ケイ素重合
体であることが確認された。
【化48】 (式中、qは0または1であり、mは1以上の整数であ
る。) 得られた有機ケイ素重合体をGPCにより分析したとこ
ろ、その重量平均分子量はポリジメチルシロキサン換算
で67,000であり、そのピーク面積から求められた
有機ケイ素重合体の収率は90%であった。また、この
有機ケイ素重合体の25℃における屈折率は1.445
であり、密度は1.00であり、粘度は36,800cP
であり、表面張力は24.2mN/mであった。
【0023】
【発明の効果】本発明の有機ケイ素重合体は新規な有機
ケイ素重合体であり、このものは室温で粘性のある液体
であり、表面張力が従来のポリジメチルシロキサンより
も高いという特徴を有する。また、本発明の製造方法は
このような有機ケイ素重合体を容易に収率よく製造でき
るという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は実施例1で製造した有機ケイ素重合体
のフーリエ変換赤外線吸収スペクトルチャートである。
【図2】 図2は実施例1で製造した有機ケイ素重合体
29Si−核磁気共鳴スペクトルチャートである。
【図3】 図3は実施例1で製造した有機ケイ素重合体
13C−核磁気共鳴スペクトルチャートである。
【図4】 図4は実施例2で製造した有機ケイ素重合体
のフーリエ変換赤外線吸収スペクトルチャートである。
【図5】 図5は実施例2で製造した有機ケイ素重合体
29Si−核磁気共鳴スペクトルチャートである。
【図6】 図6は実施例2で製造した有機ケイ素重合体
13C−核磁気共鳴スペクトルチャートである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主鎖が、式(a): 【化1】 [式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
    数が1〜10の一価炭化水素基であり、R1は炭素原子
    数が2〜10のアルキレン基または式:−R2(OR2
    y−(式中、R2は炭素原子数が2〜20のアルキレン基
    であり、yは1以上の整数である。)で表される有機基
    であり、nは1以上13以下の整数であり、xは0以上
    13以下の整数であり、n≧xである。]で表される繰
    り返し単位から構成され、重合度が2〜10,000で
    ある、有機ケイ素重合体。
  2. 【請求項2】 主鎖が、式(b): 【化2】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
    数が1〜10の一価炭化水素基であり、R2は炭素原子
    数が2〜20のアルキレン基であり、nは1以上13以
    下の整数であり、xは0以上13以下の整数であり、n
    ≧xであり、zは0〜200の範囲である。)で表され
    る繰り返し単位から構成され、重合度が2〜10,00
    0である、有機ケイ素重合体。
  3. 【請求項3】 (A)一般式: 【化3】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
    数が1〜10の一価炭化水素基であり、nは1以上13
    以下の整数であり、xは0以上13以下の整数であり、
    n≧xである。)で表される環状シロキサンと、(B)炭
    素−炭素二重結合を2個有する炭素原子数3〜10の不
    飽和脂肪族炭化水素、炭素−炭素三重結合を1個有する
    炭素原子数2〜10の不飽和脂肪族炭化水素および式:
    3(OR2pOR3(式中、R2は炭素原子数が2〜2
    0のアルキレン基であり、R3は炭素原子数が2〜20
    のアルケニル基であり、pは0または1以上の整数であ
    る。)で表される化合物からなる群から選ばれる化合物
    とを、(C)ヒドロシリル化反応用触媒の存在下で付加重
    合させることを特徴とする、請求項1記載の有機ケイ素
    重合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 (A)一般式: 【化4】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
    数が1〜10の一価炭化水素基であり、nは1以上13
    以下の整数であり、xは0以上13以下の整数であり、
    n≧xである。)で表される環状シロキサンと、(B')
    一般式: 【化5】 (式中、Rは脂肪族不飽和結合を含有しない、炭素原子
    数が1〜10の一価炭化水素基であり、R3は炭素原子
    数が2〜20のアルケニル基であり、zは0〜200の
    範囲である。)で表される両末端アルケニル基封鎖有機
    ケイ素化合物とを、(C)ヒドロシリル化反応用触媒の存
    在下で付加重合させることを特徴とする、請求項2記載
    の有機ケイ素重合体の製造方法。
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