JPH0726774A - 立体駐車場 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 小規模立体駐車場において、収容能力を大き
くして土地の利用価値を高め、コストを極力小さくす
る。 【構成】 垂直に昇降する昇降機構と当該機構の昇降中
心線として回転機構により左右自在に回転する複数段の
回転駐車テ−ブル１を適宜間隔を有して昇降機構と一体
的に構成してある立体駐車場。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は特に駐車場としての使用
土地面積が少ない小規模の立体駐車場の改良に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来の立体駐車場は、大規模なものとし
てはビルディングの各階を駐車場として運転者が運転し
て各階の駐車位置に駐車する方式の駐車場、運転者が乗
車したままエレベ−タ−で駐車階まで運び駐車位置に駐
車する方式の駐車場、上下回動するチェン又はワイヤ−
に複数の駐車台を設置（吊下）し地上のタ−ンテ−ブル
から車を駐車台に移動して駐車格納する小規模な駐車場
等々があり、又出願人が既に提供している特許出願公告
平４−４４３５（公開平１−３３３６８）に示す大規模
な駐車場等がある。前記複数階ビルディング式駐車場は
自動車の走行通路を最小限必要とし、小規模な上下回動
式立体駐車場は小規模と言っても上下回動のために要す
る空間を必要とするから、この空間を確保するための土
地面積を広く必要とし、然も吊下した駐車台（駐車スペ
−ス）には一台のみ収容という車収容能力（台数）に限
界がある。更に大規模駐車場ではたとえビルディング形
式にしても広い土地面積を必要とするばかりでなく建物
への投資も莫大となり、前記特公平４−４４３５号公報
に示された駐車場においては、広い土地面積を立体的に
も平面的にも極めて有効利用が可能であるが設備投資が
大となる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する問題点は、小面積の土地を利用した小規模立体駐車
場において駐車能力が小という問題点があるのでこれを
最大限の収容能力を確保して土地の利用価値を高め、駐
車場建設のための投資も極力小となし、且つ車の出し入
れを迅速化せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明駐車場は、スライ
ドメンバ−に複数段立体的に構成した回転駐車テ−ブル
と、該テ−ブルを昇降する昇降機構及び該テ−ブルを回
動する回転機構並びに、昇降機構と回転機構を作動する
操作機構更に回転中心軸を中心として回転駐車テ−ブル
を降下格納する地下格納部とから構成されている。回転
駐車テ−ブルは、回転中心軸を中心として左右自在に回
転可能なるようスライドメンバ−に複数段立体的に設け
然も回転駐車テ−ブルには少くとも１台から３台の自動
車を収納可能に構成し、又一部を駐輪テ−ブル（３７）
として構成してもよい。昇降機構は、油圧シリンダ−又
はウインチ等の昇降手段を回転駐車テ−ブルと一体的に
して連動可能に且つ回転駐車テ−ブルの昇降空間の範囲
内に設け、回転機構は、駆動モ−タ−及びこれと連動す
る旋回用ギャ−によって回転駐車テ−ブルを左右回転自
在なるよう回転駐車テ−ブルの昇降空間の範囲内に構成
してある。又操作機構は、電源と連結した油圧装置、駆
動モ−タ−、操作スイッチ等々からなり、回転駐車テ−
ブル及び回転機構並びに昇降機構は当然ながら一体とし
て且つ地下格納部を含む回転駐車テ−ブルの昇降空間内
に概ね構成されている。従って回転駐車テ−ブルには複
数台の収容を可能とし且つ同一の狭い立体空間内に複数
段設置してあるから駐車台数を最大限に収容可能とする
ことができた。又全体の構成も簡単で操作も簡便であ
り、地上及び地下を立体的に使用して狭い土地でも有効
に利用できるから投資も少くてすみ迅速な入出庫も可能
で前記の課題を解決することができた。

【０００５】

【実施例】図１及び図２は本発明の第１実施例である
が、回転駐車テ−ブル（１）は回転中心軸としてのスラ
イドメンバ−（２）に適宜の間隔を有して左右回転可能
に三段設けられており、それぞれ円形にして最上段の該
テ−ブル（１）は大型車１台、二段目は普通車２台、三
段目は小型車３台収容の回転駐車テ−ブルとして構成し
てある。然しこの収容構成は回転駐車テ−ブル面積をど
れ程の広さまで設計可能か又該テ−ブル（１）を幾層構
成出来るかなど該駐車場の立地條件等によってどのよう
にでも構成可能であること当然である。図中(３）はス
トッパ−であり、(４）は回転駐車テ−ブル（１）の回
転用ベアリング、（５）は該テ−ブル（１）の旋回用ギ
ャ−であって回転駐車テ−ブル（１）の外周縁部下面に
設けられている。昇降中心軸としての固定軸柱（６）は
回転テ−ブルの地下格納部（１８）に一部を地中に埋設
し頂部は地表と略々同一高さとして立設しこの固定軸柱
（６）に昇降スライド可能に前記スライドメンバ−
（２）が外嵌されている。

【０００６】次に回転機構であるが、回転機構は前記し
たように各回転駐車テ−ブル(１）の外周縁部下面に設
けてある旋回用ギャ−（５）と駆動モ−タ−（８）及び
駆動モ−タ−（８）の回転軸に付設した連動ギャ−
（９）並びに回転駐車テ−ブル（１）とスライドメンバ
−（２）の装着構成基部に設けてあるベアリング（４）
とから構成され、駆動モ−タ−（８）は電源（１０）及
び操作スイッチ（１１）と連結されて駆動モ−タ−
（８）の回転力が連動ギャ−（９）と噛合する旋回用ギ
ャ−（５）を介して回転駐車テ−ブル（１）を左右自在
にスライドメンバ−(２）を軸として左右回転するよう
に構成してある。なお、前記両ギャ−（５）（９）は他
の技術手段例えば両ギャ−部の接触摩擦によって回転す
るように構成してもよくギャ−の噛合回転手段に限られ
るものではない。

【０００７】次に昇降機構は、本発明駐車場全体を支持
する固定軸柱（６）内に油圧装置を構成しそのシリンダ
−ロット（１２）をスライドメンバ−（２）と直結して
シリンダ−装置の操作によりスライドメンバ−（２）を
昇降させて回転駐車テ−ブル（１）を昇降するように構
成している。（１３）は油圧パワ−ユニット（１４）は
バルブ（１５）は配管であり、操作スイッチ（１１）と
油圧パワ−ユニット（１３）とは配線（１６）で連結さ
れている。なお油圧パワ−ユニット（１３）及びバルブ
（１４）は必ずしも固定軸柱(６）内に設ける必要はな
く、地上部に設けて油圧シリンダ−（１９）と第３図に
示すように油送配管（１５）で連結してもよい。

【０００８】第１実施例は以上のような構成を有するか
ら、駐車営業時間外は操作装置より油圧装置を作動して
シリンダ−ロット（１２）を最下位まで下げてスライド
メンバ−（２）と共に回転駐車テ−ブル（１）を地下格
納部（１８）に収納する。この際最上階の回転駐車テ−
ブル（１）が地表面と同一面になるように構成しておく
と便利である。営業時においては、該駐車場入口から回
転駐車テ−ブル(１）に自動車を進入させ載置する。こ
の際自動車の進入方向に該テ−ブル（１）の載置ライン
を回転機構の操作によって一致させる。回転機構は操作
スイッチ(１１）により駆動モ−タ−（８）を始動し旋
回用ギャ−（５）と連動ギャ−（９）とにより左右何れ
の方向にも該テ−ブル（１）の回動が可能である。なお
連動ギャ−（９）はその回転軸が前後移動可能に構成し
てあり、該テ−ブル（１）の回動時には前進させ旋回用
ギャ−（５）と噛合させて該テ−ブル（１）を回動し、
回動する必要のないときは該ギャ−（５）を駆動モ−タ
−（８）側に後退させておけばよい。回転駐車テ−ブル
（１）は旋回用ギャ−（５）に連動ギャ−（９）を介し
て駆動モ−タ−（８）の回転力をうけるとスライドメン
バ−（２）との接続基部においてベアリング（４）の作
用でスム−スに回転する。この作用は各階の回転駐車テ
−ブル（１）の回転作動においてすべて同様であり、格
納した自動車を出庫する場合も同様の操作で該各テ−ブ
ルを出口方向へ自動車を位置させて出庫する。又図にお
いて駆動モ−タ−（８）は地下格納部（１８）の上部側
面地下に設けてあるが、これを地上部に設置して他の連
動機構を使用して回転駐車テ−ブル（１）を回転させて
もよいこと勿論である。又地上格納部（１８）の深さ
（高さ）（Ｈ）は回転駐車テ−ブル（１）をすべて収納
格納可能な深さであれば充分で格納した際最上段の回転
駐車テ−ブル(１）の上面が地上面と殆んど一致するよ
うに構成することが望ましい。なお、図２は第１実施例
の斜視説明図で特に回転駐車テ−ブル（１）の構成を明
確に示したものである。

【０００９】

【実施例】図３は第２実施例で、前記第１実施例におけ
るスライドメンバ−（２）を固定軸柱（６）に昇降可能
に内嵌し更に回転駐車テ−ブルに加えて最下段に回転駐
輪テ−ブル（３７）を有する構成としたものであり、固
定軸柱（６）内には油圧シリンダ−（１９）が内設さ
れ、油圧パワ−ユニット（１３）は地上操作部に設置さ
れている。又油圧シリンダ−（１９）とシリンダ−ロッ
ト（１２）は第１実施例とは逆に構成してある。その他
の構成は実施例１と同様であり、作用も全く同じであ
る。

【００１０】

【実施例】図４は第３実施例で、地下格納部（１８）か
ら回転中心軸兼昇降中心軸としての中心軸柱（２０）を
地上適宜高さまで立設し、その下端部は地中において支
持部（２１）で回動可能に支持し、その先端部は支持梁
（２２）で左右回転可能に支持している。（２３）（２
４）は回転可能に支持しているベアリングである。この
中心軸柱（２０）はその全長は少くともスライドメンバ
−（２）の２倍以上としてあり地下部及び先端部で前記
の構成をもって回転自在に支持立設されている。回転駐
車テ−ブル（１）は中心軸柱（２０）に昇降可能に外嵌
したスライドメンバ−（２）に適宜間隔を有して三段に
一体として構成してあり、中心軸柱(20)の上部には当該
柱（２０）と一体的に懸吊梁（２５）が横設してあり、
この懸吊梁（２５）の左右端部に載設したウインチ（２
６）をもって懸吊され中心軸柱（２０）の回転につれて
同時回転可能に構成してある。（２７）は外吊昇降ワイ
ヤ−で複数段の回転駐車テ−ブル（１）及び駐輪テ−ブ
ル（３７）の外周端を連結固定してある連結板（２８）
の上端と連結しウインチ（２６）を介してスライドメン
バ−（２）及び回転駐車テ−ブル（１）と駐輪テ−ブル
（３７）を懸吊している。

【００１１】回転機構は、中心軸柱（２０）の最下部を
支持立設してある支持部（２１）のベアリング（２３）
及び最上部附近を支持している支持梁（２２）に設けて
あるベアリング（２４）並びに支持部（２１）に近接し
て中心軸柱（２０）に設けてある回転用ギャ−（２９）
更に該ギャ−（２９）を回転する駆動モ−タ−（３０）
とから構成されている。勿論図示していないが駆動モ−
タ−（３０）の回転軸に設けた連動ギャ−と回転用ギャ
−（２９）とが噛合回転することは言うまでもない。地
下格納部（１８）は回転駐車テ−ブル（１）のすべてを
収納可能な容積空間を有していることは勿論であり、回
転駐車テ−ブル（１）を地下格納部（１８）に収納した
場合該テ−ブル（１）の最上段は地表面と殆んど同一と
なるように構成されており、両ウインチ（２６）及び駆
動モ−タ−（３０）は操作機構としての操作スイッチ
（３１）に電源（１０）を介し配線（３２）をもって連
結されている。（３）はストッパ−である。又回転駐車
テ−ブル（１）等は円形に形成してある。

【００１２】本実施例は以上のような構成を有するか
ら、操作スイッチ（３１）の操作で駆動モ−タ−（３
０）を回動すれば中心軸柱（２０）が回転し従って回転
駐車テ−ブル（１）はスライドメンバ−（２）と共に懸
吊梁（２５）を介して回転するから自動車等の入庫及び
出庫方向を自由に確保可能であり、又操作スイッチ(３
１）でウインチ（２６）を操作して回転駐車テ−ブル
（１）を上下昇降すればスライドメンバ−（２）が中心
軸柱（２０）に添って昇降し各回転駐車テ−ブル（１）
を必要に応じて自動車の出入庫及び格納位置まで運ぶこ
とが出来る。

【００１３】

【実施例】図５は第４実施例で、第３実施例における外
吊昇降ワイヤ−（２７）方式を内吊昇降ワイヤ−（３
４）方式としたものである。即ち懸吊梁（２５）の両端
上に設けてあるウインチ（２６）を中心軸柱（２０）に
接近して設け（従って懸吊梁を短く構成して懸吊梁（２
５′）としている。）スライドメンバ−（２）を内吊昇
降ワイヤ−（３４）でウインチ（２６）に懸吊し操作ス
イッチで操作して昇降可能に構成している。本実施例は
回転駐車テ−ブルのウインチによる懸吊方法を第３実施
例の外吊方法から内吊方法とした点が異るのみでその他
の構成は第３実施例と全く同一でその作用も前記第３実
施例と同様である。

【００１４】

【実施例】図６は第５実施例で、中心軸柱（２０）の両
サイドに接近して滑車（３６）を懸吊梁（２５）に設置
し当該滑車（３６）を介し外吊昇降ワイヤ−（２７）に
かえて内吊昇降ワイヤ−（３４）でスライドメンバ−
（２）をウインチ（２６）に吊下した構成を有し、他の
構成は前記第３実施及び第４実施例と同様でその作用も
同様である。

【００１５】

【実施例】図７は第６実施例で、中心軸柱（２０）上部
に滑車載置台（３８）を横設し当該載置台（３８）にし
て中心軸柱（２０）の両サイドに滑車（３６）を設置し
中心軸柱（２０）には油圧シリンダ−（３９）を内設
し、内吊昇降ワイヤ−(３４）を滑車（３６）を介して
スライドメンバ−（２）の上端部と油圧シリンダ−のロ
ット（１２）に掛け渡したことを特徴とし、その他の構
成は第３実施例と同様である。本実施例の場合は、操作
スイッチ（３１）を入れて駆動モ−タ−（８）を始動す
れば旋回用ギャ−（５）が回動し同時に中心軸柱（２
０）が回転するから滑車載置台（３８）が共に回転し、
滑車（３６）を介し内吊昇降ワイヤ−（３４）で吊下さ
れているスライドメンバ−（２）を左右自在に操作回転
することが出来る。又操作スイッチ（３１）で油圧パワ
−ユニット（１３）から配管（１５）を介して中心軸柱
（２０）内の油圧シリンダ−（３５）に送油することに
よってシリンダ−ロット（１２）を伸縮すれば滑車（３
６）を介して内吊昇降ワイヤ−(34)によりスライドメン
バ−（２）を昇降することができるから回転駐車テ−ブ
ル（１）が昇降する。従って回転駐車テ−ブル（１）は
地下格納部（１８）にすべて格納することも出来るし、
又すべて地上部に出すことも可能である。地上にすべて
出した場合は最下位の回転駐車テ−ブル（１）又は回転
駐輪テ−ブル(３７）は地表面と同一の高さとなり、す
べて地下格納部（１８）に収納した場合は最上部の回転
駐車テ−ブル（１）は地表面と同位置となる。従って回
転機構で適宜回転し、昇降機構で適宜昇降調節すること
により各回転駐車（輪）テ−ブルに随時自動車（１７）
を入出庫することが可能である。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように本発明の立体駐車場
は極めて狭い土地でもその地下と地上を同時に利用する
ことができ、又中心軸柱（２０）に昇降及び回転自在に
複数段（階）の駐車テ−ブルを設けても自動車を回転駐
車テ−ブル迄入出庫するための走行路（土地）を必要と
しないという効を奏する。又回転駐車テ−ブルは円形に
形成されているので駐車テ−ブルも最小の面積で駐車能
力を最大に発揮できるという効を奏する。例えば円形テ
−ブルの直経を一辺とする正方形の駐車テ−ブルとした
ときはその四隅部分の面積が無駄となるのでこのような
無駄もなくなり、又操作機構は特別のシステムを必要と
せず公知の操作システムを組み込んだ操作スイッチで充
分であり、更に各駐車テ−ブルの間隔は車体高より僅か
に大であれば足り地下及び地上において最小の空間容積
で収納力の高い立体駐車場を得ることが出来るという効
を奏する。更に、夜間等は地下格納空間部に全回転駐車
テ−ブルを格納することが可能であるから地上部には構
造物を残さないという効を奏すると共に自動車を駐車し
たまま地下に収納格納可能であるから夜間等の車に対す
るいたずらや盗難等も完全に防止できるという防犯上の
効を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面はすべて実施例を示すものである。 図１ 図１は本発明の第１実施例でその一部断面説明図であ
る。 図２ 図１の立体駐車上における斜視説明図で、特に回転駐車
テ−ブルの構成を示すものである。 図３ 図３は第２実施例で第１実施例における油圧シリンダ−
の設置方法を、油圧シリンダ−を上方にしてシリンダ−
ロットを下方にし、且つスライドメンバ−を固定軸柱に
内嵌構成すると共に回転駐輪テ−ブルを設けた立体駐車
場の斜視説明図である。 図４ 第３実施例で中心軸柱にスライドメンバ−を外嵌し且つ
回転駐車テ−ブルを外吊昇降ワイヤ−で吊下し、中心軸
柱を回転して回転駐車テ−ブルを回転し、ウインチでも
って昇降する本発明の一部断面正面図である。 図５ 図５は第４実施例であって昇降機構をウインチと内吊昇
降ワイヤ−で構成したものでその一部断面正面図であ
る。 図６ 図６は第５実施例で昇降機構をウインチと滑車及び内吊
昇降ワイヤ−で構成したものでその一部断面正面図であ
る。 図７ 図７は第６実施例で昇降機構を中心軸柱内に設けた油圧
シリンダ−と滑車及び内吊昇降ワイヤ−で構成したもの
でその一部断面正面図である。

【符号の説明】

１ 回転駐車テ−ブル ２ スライドメンバ− ３ ストッパ− ４ ベアリング ５ 旋回用ギャ− ６ 固定軸柱 ７ 固定軸柱の地下埋設部 ８ 駆動モ−タ− ９ 連動ギャ−（駆動モ−タ−に付設した） １０ 電源 １１ 操作スイッチ １２ シリンダ−ロット １３ 油圧パワ−ユニット １４ バルブ １５ 油送配管 １６ 配線 １７ 自動車 １８ 地下格納部 １９ 油圧シリンダ− ２０ 中心軸柱 ２１ 支持部（中心軸柱（２０）の下部を支持する部
分） ２２ 支持梁 ２３ ベアリング ２４ ベアリング ２５ 懸吊梁 ２５′ 懸吊梁 ２６ ウインチ ２７ 外吊昇降ワイヤ− ２８ 連結板（複数回転駐車テ−ブルの） ２９ 回転用ギャ− ３０ 駆動モ−タ− ３１ 操作スイッチ ３２ 配線 ３４ 内吊昇降ワイヤ− ３５ 油圧シリンダ− ３６ 滑車 Ｈ 地下格納部の深さ ３７ 駐輪テ−ブル ３８ 滑車載置台

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 スライドメンバ−に上下適宜間隔を有し
   て複数段設けてなる回転駐車テ−ブルと、当該テ−ブル
   を収容格納する地下格納部及び当該テ−ブルを垂直に昇
   降する昇降機構と、前記回転駐車テ−ブルを昇降回転中
   心軸を中心として左右自在に回転する回転機構とからな
   り、回転駐車テ−ブル及びその昇降機構並びに回転機構
   とを操作機構により昇降回転可能に一体的に構成してな
   ることを特徴とする立体駐車場。
2. 【請求項２】 回転駐車テ−ブルの地下格納部に固定軸
   柱を立設し当該柱に上下スライド可能に外嵌したスライ
   ドメンバ−及び固定軸柱に内蔵し前記スライドメンバ−
   に直結してなる油圧シリンダ−とによって昇降機構を構
   成し、 他方スライドメンバ−外周には適宜間隔を有して複数段
   回転駐車テ−ブルを当該メンバ−を軸として左右回転自
   在なるよう設け、回転駐車テ−ブルの外周縁下面に周設
   した旋回用ギャ−及び当該ギャ−と連動する駆動モ−タ
   −とをもって回転機構を構成し、駆動モ−タ−及び油圧
   シリンダ−をその操作機構により操作することによりス
   ライドメンバ−を昇降し回転駐車テ−ブルを左右自在に
   回転可能に構成した前記請求項１記載の立体駐車場。
3. 【請求項３】 地下格納部からの昇降及び回転中心線上
   にして回転駐車テ−ブルの地下格納部に地上適宜の高さ
   まで中心軸柱を立設し当該柱の上部には懸吊梁を張設固
   定し更に中心軸柱の下部には旋回用ギャ−を装着して駆
   動用モ−タ−と連動可能に構成した回転機構と、 中心軸柱には上下スライド可能にスライドメンバ−を外
   嵌しその外周に適宜間隔を有して複数段固設した回転駐
   車テ−ブルと、 各回転駐車テ−ブルをその外周縁において連結固定した
   連結板と、前記懸吊梁の両端部に設けたウインチ及び当
   該ウインチと連結板とを連結する外吊昇降ワイヤ−とに
   よって昇降機構を構成し、回転機構及び昇降機構を操作
   機構の操作により、中心軸柱及びスライドメンバ−並び
   に回転駐車テ−ブルを回動し、且つスライドメンバ−が
   中心軸柱を軸として昇降可能に構成したことを特徴とす
   る前記請求項１記載の立体駐車場。
4. 【請求項４】 中心軸柱の両側に接近して懸吊梁上に滑
   車を設置し、前記請求項３記載の外吊昇降ワイヤ−にか
   えてウインチから当該滑車を介して内吊昇降ワイヤ−で
   スライドメンバ−を吊下してなる前記請求項１又は３記
   載の立体駐車場。
5. 【請求項５】 中心軸柱の上部に滑車載置台を設置し、
   中心軸柱には油圧シリンダ−を内設して該シリンダ−と
   スライドメンバ−の頂部とを滑車を介して内吊昇降ワイ
   ヤ−で連結してなる前記請求項１又は４記載の立体駐車
   場。