JPH07267130A - 自動車の車体前部構造 - Google Patents

自動車の車体前部構造

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Publication number
JPH07267130A
JPH07267130A JP5883394A JP5883394A JPH07267130A JP H07267130 A JPH07267130 A JP H07267130A JP 5883394 A JP5883394 A JP 5883394A JP 5883394 A JP5883394 A JP 5883394A JP H07267130 A JPH07267130 A JP H07267130A
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JP
Japan
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front side
side member
vehicle body
tension rod
cross
Prior art date
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Application number
JP5883394A
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English (en)
Inventor
Hideo Akama
英雄 赤間
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で車体前面衝突時の衝撃エネルギ
の確実な吸収及びテンションロッド入力に対する剛性の
強化を図る。 【構成】 サイドメンバ41とクロスメンバ49とテン
ションロッドブラケット17を備え、サイドメンバ41
のブラケット取付座面59はテンションロッドブラケッ
ト17のクロスメンバ49側の連結高さに合わせてサイ
ドメンバ41の下壁61外面に設け、サイドメンバ41
の車体前端部45に車体前方からの入力Faを受けるバ
ンパステイ65を設け、車体前端部45の断面中心はバ
ンパステイ65の中心Mとほぼ同高さに設け、車体前端
部45の車体上下幅はバンパステイ65とほぼ同一幅に
形成し、車体前端部45からブラケット取付座面59間
のサイドメンバ41の下壁61に車体後方に向かって下
方に傾斜してサイドメンバ41の幅を徐々に増大させる
形状変更部57を設け、形状変更部57下方のサイドメ
ンバ41の外側に車体前方及び車体後方のサイドメンバ
41に接合されて閉断面Nを形成するレインフォース7
1を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の車体前部構造に
関し、特にフロントサイドメンバの車体前部の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図9は、従来の自動車の車体前部
構造の一例を示している(実開昭50−130011号
公報及び特開平3−246171号公報参照)。
【0003】図6及び図7のように、自動車の車幅両側
には、断面略コ字状に形成されたフロントサイドメンバ
1が車体前後方向に沿って配設され、フロントサイドメ
ンバ1は車幅外側に開口3を有している。開口3はクロ
ージングプレート7により閉止され、クロージングプレ
ート7の上端7a及び下端7bはフロントサイドメンバ
1の上下のフランジ部1a,1bに接合されている。車
体前方には、車幅方向に沿ってファーストクロスメンバ
9が配設され、ファーストクロスメンバ9の端部11
は、フロントサイドメンバ1の車体前端部5の接合部1
3に突当てられ接合されている。この接合部13は、フ
ロントサイドメンバ1の車幅内側に位置する側壁15外
面に設けられている。接合部13から外れたフロントサ
イドメンバ1の車体後方側とファーストクロスメンバ9
の車幅中央側には、テンションロッドブラケット17が
連結されている。テンションロッドブラケット17は、
テンションロッド37(図8参照)を支持すると共に、
フロントサイドメンバ1とファーストクロスメンバ9と
共に略トラス形状を形成して接合部13を補強してい
る。
【0004】テンションロッドブラケット17のフロン
トサイドメンバ1側は、フロントサイドメンバ1のブラ
ケット取付座面19にボルト33・ナット34の締結に
より連結され、このブラケット取付座面19はフロント
サイドメンバ1の下壁21の外面に設けられている。ブ
ラケット取付座面19の高さHaは、テンションロッド
ブラケット17のファーストクロスメンバ1側の連結高
さHbに合わせて、これと大きく相違しないように設定
されている。
【0005】フロントサイドメンバ1の車体前端部5に
は、車体前端にバンパアーマチャ23を備えバンパを介
して車体前方からの入力Fa を受けて衝撃を吸収するバ
ンパステイ25がボルト27・ナット29により締結固
定されている。バンパステイ25の中心位置はバンパか
らの入力中心と合うようにフロントサイドメンバ1の車
体上方に設けられ、バンパステイ25の中心位置とフロ
ントサイドメンバ1の車体前端部5の中心位置は所定高
さLだけ離れている。
【0006】かかる構造において、図8のようにテンシ
ョンロッドブラケット17がテンションロッド37を介
してテンション入力Fb を受けると、フロントサイドメ
ンバ1は車体後方外側に向かって入力を受ける。このテ
ンションロッド入力Fb が過大であると、ブラケット取
付け座面19が車幅外側に引張られ、フロントサイドメ
ンバ1とクロージングプレート7の車体下方の接合部分
が外れて口開きを起こし、フロントサイドメンバ1の側
壁15が倒れて、図中2点鎖線示のようにフロントサイ
ドメンバ1が車幅外側への膨らみ変形を起こす恐れが生
じる。このため従来では、図9のように、断面略L字状
の側壁補強部材31をフロントサイドメンバ1の内側に
設けて側壁15の倒れを防止すると共に、フロントサイ
ドメンバ1の車体下方のフランジ部1bとクロージング
プレート7の下端7bに嵌合され両者を挟持する嵌合補
強部材35を設けて口開きを防止することにより、フロ
ントサイドメンバ1の剛性を強化している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6〜図9
の構造では、バンパステイ25の中心位置とフロントサ
イドメンバ1の車体前端部5の中心位置が所定高さLだ
け離れているので、バンパからの車体前方からの入力F
a を受けた際に、車体前端部5が車体下方に折曲りを起
こして、フロントサイドメンバ1の車体前端部5が良好
に圧壊されず、車体前面衝突時の衝撃に対する十分なエ
ネルギ吸収量が得られない恐れがあった。
【0008】また、テンションロッド入力Fb に対する
剛性の強化のために、別途2つの補強部材31,35を
設けなければならず、構造の複雑化を招いていた。
【0009】そこで、本発明は、簡単な構成で、車体前
面衝突時の衝撃に対し十分なエネルギ吸収量を確保する
ことができ、かつテンションロッド入力に対する剛性の
強化を図ることができる自動車の車体前部構造の提供を
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、車体前後方向に沿って車幅両側に配設されたフロン
トサイドメンバと、車幅方向に沿って車体前方に配設さ
れ前記フロントサイドメンバの車体前端部に接合された
ファーストクロスメンバと、前記フロントサイドメンバ
とファーストクロスメンバに連結されてテンションロッ
ドを支持するテンションロッドブラケットを備え、前記
テンションロッドブラケットのフロントサイドメンバ側
が連結されるフロントサイドメンバのブラケット取付座
面は、前記車体前端部よりも低位置である前記テンショ
ンロッドブラケットのファーストクロスメンバ側の連結
高さに合わせて設け、前記フロントサイドメンバの車体
前端部に、バンパを介して車体前方からの入力を受ける
バンパ入力部を設け、前記フロントサイドメンバの車体
前端部の断面中心は、前記バンパ入力部への入力中心と
ほぼ同高さに設け、前記フロントサイドメンバの車体前
端部から前記ブラケット取付座面の間に、高さ方向にお
ける前記フロントサイドメンバの幅を車体下方に徐々に
増大させる形状変更部を設け、前記形状変更部に、該形
状変更部との間に閉断面を形成するレインフォースを設
けたことを特徴とする。
【0011】請求項2にかかる発明は、車幅両側で車体
前後方向に沿って配設され車幅外側に開口を有する断面
略コ字状のフロントサイドメンバと、車体前方で車幅方
向に沿って配設され前記フロントサイドメンバの車体前
端部の接合部に接合されたファーストクロスメンバと、
前記接合部から外れたフロントサイドメンバの車体後方
側とファーストクロスメンバの車幅中央側に連結されて
テンションロッドを支持するテンションロッドブラケッ
トを備え、前記テンションロッドブラケットのフロント
サイドメンバ側が連結されるフロントサイドメンバのブ
ラケット取付座面は、前記車体前端部よりも低位置であ
る前記テンションロッドブラケットのファーストクロス
メンバ側の連結高さに合わせて前記フロントサイドメン
バの下壁外面に設け、前記フロントサイドメンバの車体
前端部に、バンパを介して車体前方からの入力を受ける
バンパステイを設け、前記フロントサイドメンバの車体
前端部の断面中心は、前記バンパステイの中心とほぼ同
高さとなるように前記ブラケット取付座面よりも高位置
に設け、前記フロントサイドメンバの車体前端部の車体
上下幅は、前記バンパステイとほぼ同一幅に形成し、前
記フロントサイドメンバの車体前端部から前記ブラケッ
ト取付座面の間の前記フロントサイドメンバの下壁に、
車体後方に向かって下方に傾斜して高さ方向における前
記フロントサイドメンバの幅を徐々に増大させる形状変
更部を設け、前記形状変更部下方のフロントサイドメン
バの外側又は前記形状変更部上方のフロントサイドメン
バの内側の少なくとも一方に、該形状変更部の車体前方
及び車体後方のフロントサイドメンバの下壁に接合され
て該形状変更部との間に閉断面を形成するレインフォー
スを設けたことを特徴とする。
【0012】請求項3にかかる発明は、請求項1又は請
求項2記載の自動車の車体前部構造であって、前記レイ
ンフォースに、車体後方に向かって傾斜して前記フロン
トサイドメンバの車体前端部を支持する斜設部と、前記
フロントサイドメンバの側壁を支持する側壁支持部を設
けたことを特徴とする。
【0013】請求項4にかかる発明は、請求項1〜請求
項3記載の自動車の車体前部構造であって、前記レイン
フォースは、前記ブラケット取付座面に接合すると共
に、前記テンションロッドブラケットに連結したことを
特徴とする。
【0014】請求項5にかかる発明は、請求項1〜請求
項4記載の自動車の車体前部構造であって、前記テンシ
ョンロッドブラケットは、前記閉断面を区画するレイン
フォース又はフロントサイドメンバの外面に連結したこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、フロントサイドメン
バの車体前端部の断面中心がバンパ入力部への入力中心
とほぼ同高さであるので、車体前方からの入力がフロン
トサイドメンバの車体前端部のほぼ中心に入力される。
このため、フロントサイドメンバの車体前端部は折曲り
を起こすことなく確実に圧壊され、前面衝突時の衝撃エ
ネルギを十分に吸収することができる。
【0016】また、フロントサイドメンバの車体前端部
とブラケット取付座面との間には、高さ方向におけるフ
ロントサイドメンバの幅を車体下方に徐々に増大させる
形状変更部が設けてあり、形状変更部には閉断面を形成
するレインフォースを設けているので、かかる閉断面に
よりブラケット取付座面が補強され、ブラケット取付座
面がテンションロッド入力を受けても、ブラケット取付
座面が変形や移動を生じる恐れがなく、1つのレインフ
ォースを設けるという簡単な構成によって、テンション
ロッド入力に対するフロントサイドメンバの剛性を強化
させることができる。
【0017】請求項2記載の発明では、フロントサイド
メンバの車体前端部の断面中心がバンパステイの中心と
ほぼ同高さであり、フロントサイドメンバの車体前端部
の車体上下幅がバンパステイとほぼ同一幅であるので、
バンパステイの圧壊時には、車体前方からの入力がフロ
ントサイドメンバの車体前端部のほぼ中心に確実に入力
される。また、フロントサイドメンバの車体前端部とブ
ラケット取付座面との間の下壁に、車体方向に向かって
下方に傾斜して高さ方向におけるフロントサイドメンバ
の幅を徐々に増大させる形状変更部が設けてあり、形状
変更部の車体前端に位置するフロントサイドメンバの形
状変更開始点が車体前方からの入力に対して屈曲を起こ
し易くなるが、形状変更部との間に閉断面を形成するレ
インフォースが、形状変更開始点よりも車体前方のフロ
ントサイドメンバの下壁と、形状変更部の車体後方のフ
ロントサイドメンバの下壁に接合されているので、前記
形状変更開始点がレインフォースによって確実に補強さ
れ、この形状変更開始点で屈曲を起こし難くなる。
【0018】このように、フロントサイドメンバは構造
上折曲りを起こし難く、前方からの入力を受けて確実に
圧壊されるので、前面衝突時の衝撃エネルギを十分に吸
収することができる。
【0019】また、前記レインフォースは、形状変更部
の車体前方及び車体後方のフロントサイドメンバに接合
されて形状変更部との間で閉断面を形成しているので、
かかる閉断面により、形状変更部の車体後方に位置する
ブラケット取付座面が補強され、ブラケット取付座面が
テンションロッド入力を受けても、ブラケット取付座面
が変形や移動を生じる恐れがなく、1つのレインフォー
スを設けるという簡単な構成によって、テンションロッ
ド入力に対するフロントサイドメンバの剛性を確実に強
化させることができる。
【0020】請求項3記載の発明では、レインフォース
に、車体後方に向かって傾斜して形状変更部の車体前方
のフロントサイドメンバに接合される斜設部を設けたの
で、この斜設部が、フロントサイドメンバの車体前端部
への前方からの入力を斜め方向から支持する。これによ
り、車体前端部がさらに折曲りを起こし難くなり、前面
衝突時の衝撃エネルギをより確実に吸収することができ
る。
【0021】また、レインフォースに設けた側壁支持部
が、フロントサイドメンバの側壁を支持するので、テン
ションロッド入力を受けても側壁が倒れ難くなり、テン
ションロッド入力に対するフロントサイドメンバの剛性
をさらに強化させることができる。
【0022】請求項4記載の発明では、レインフォース
をブラケット取付座面に接合しているので、レインフォ
ースによってブラケット取付座面が直接補強される。ま
た、レインフォースをテンションロッドブラケットに連
結したので、テンションロッド入力が直接レインフォー
スに入力され、テンションロッド入力に対してレインフ
ォースがより確実に対抗し得る構成とすることができ
る。これにより、フロントサイドメンバの剛性をさらに
強化させることができる。
【0023】請求項5記載の発明では、テンションロッ
ドブラケットを、閉断面を区画するレインフォース又は
フロントサイドメンバの外面に連結したので、テンショ
ンロッド入力が閉断面の外面に入力される。これによ
り、テンションロッド入力に対して閉断面がより効果的
に作用し、フロントサイドメンバの剛性をさらに強化さ
せることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の請求項1〜請求項5にかかる
本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
【0025】図1は本実施例にかかる自動車の車体前部
構造を車幅方向から視た断面図、図2は図1の斜視図、
図3は図2の分解斜視図である。また図4は図1の要部
断面図であり、(a)(b)及び(c)はそれぞれA−
A矢視断面、B−B矢視断面、及びC−C矢視断面を示
している。
【0026】図1〜図3のように、自動車の車幅両側に
は、フロントサイドメンバ41が車体前後方向に沿って
配設されている。フロントサイドメンバ41は、車体上
下方向に立設された側壁55と、側壁55両端から車幅
外側に屈曲形成された上壁60及び下壁61からなる断
面略コ字状に形成され、車幅外側に開口43を有してい
る。開口43はクロージングプレート47により閉止さ
れ、クロージングプレート47の上端47a及び下端4
7bは、フロントサイドメンバ41の上壁60及び下壁
61の先端に設けられた上下のフランジ部41a,41
bに接合されている。車体前方には、車幅方向に沿って
ファーストクロスメンバ49が配設され、ファーストク
ロスメンバ49の端部51は、フロントサイドメンバ4
1の車体前端部45の側壁55外面に設けた接合部53
に突当てられ接合されている。接合部53から外れたフ
ロントサイドメンバ41の車体後方側とファーストクロ
スメンバ49の車幅中央側には、図示外のテンションロ
ッドを支持するテンションロッドブラケット17が連結
されている。テンションロッドブラケット17は、フロ
ントサイドメンバ41とファーストクロスメンバ49と
共に略トラス形状を形成して接合部53を補強してい
る。
【0027】テンションロッドブラケット17のフロン
トサイドメンバ41側は、フロントサイドメンバ41の
ブラケット取付座面59にボルト33b・ナット34b
の締結により連結され、このブラケット取付座面59は
フロントサイドメンバ41の下壁61の外面に設けられ
ている。テンションロッドブラケット17のファースト
クロスメンバ49側の連結高さHbは、図示外のラジエ
ータ等の車載装備品を配置する関係上から前記車体前端
部45の結合部53よりも低位置に設けられ、ブラケッ
ト取付座面59の高さHaは、前記連結高さHbに合わ
せて、これと大きく相違しないように設定されている。
【0028】フロントサイドメンバ41の車体前端部5
の端面には、車体前端にバンパアーマチャ23を備えバ
ンパからの車体前方からの入力Fa を受けて衝撃を吸収
するバンパ入力部としてのバンパステイ25が接合され
ている。バンパステイ25の高さ方向における中心M
は、バンパからの入力中心と合うように設けられ、フロ
ントサイドメンバ41の車体前端部45の断面中心は、
バンパステイ65の中心Mとほぼ同高さとなるようにブ
ラケット取付座面59よりも高位置に設けられている。
また、フロントサイドメンバ41の車体前端部45の車
体上下幅Dは、バンパステイ65の幅dとほぼ同一とな
るように形成されている。
【0029】車体前端部45からブラケット取付座面5
9の間において、フロントサイドメンバ41の上壁60
は車体前後方向に沿ってほぼ水平に延設されている。一
方、フロントサイドメンバ41の下壁61には、車体後
方に向かって下方に傾斜して、高さ方向におけるフロン
トサイドメンバ41の幅を徐々に増大させる形状変更部
57が設けられている。
【0030】形状変更部57下方のフロントサイドメン
バ41の外側には、形状変更部57の車体前方及び車体
後方のフロントサイドメンバ41に接合されて、形状変
更部57との間に閉断面Nを形成するレインフォース7
1が設けられている。図3及び図4のようにレインフォ
ース71は、フロントサイドメンバ41の形状変更部5
7の下方に位置して形状変更部57よりも急な傾きを有
し形状変更部57との間に断面略トラス状の閉断面Nを
区画する斜設部73と、斜設部73の車体前端び後端に
屈曲形成されて形状変更部57の車体前方及び車体後方
のフロントサイドメンバ41の下壁61に接合される前
方接合部75及び後方接合部77と、斜設部73の車幅
両側に設けられ斜設部73と形状変更部57との間に生
じる隙間を閉止する略三角形状の側壁部79と、フロン
トサイドメンバ41の側壁55外面に接合される側壁支
持部としての上側フランジ部71aと、下壁61外面に
接合される下側フランジ部71bを備え、これら斜設部
73、前方接合部75、後方接合部77、側壁部79、
上側フランジ部71a、及び下側フランジ部71bは、
プレス加工等により一体的に形成されている。上側フラ
ンジ部71aの車体前方及び車体後方は、前方接合部7
5及び後方接合部77の車幅内側から車体上方に屈曲さ
れ、その中間部は、車幅内側の側壁部79から車体上方
に延設されている。下側フランジ部71bの車体前方及
び車体後方は、前方接合部75及び後方接合部77から
車幅外側に延設され、その中間部は、車幅外側の側壁部
79上端から車幅外側に屈曲されている。
【0031】前方接合部75は、形状変更部57の車体
前端に位置するフロントサイドメンバ41の形状変更開
始点Pよりも車体前方でフロントサイドメンバ41に接
合されている。後方接合部77の車体前側は閉断面Nを
区画しており、後方接合部77の車体前側の外面には、
ボルト33a・ナット34aの締結によってテンション
ロッドブラケット17が直接連結されている。また、後
方接合部77の車体後側は、ボルト33b・ナット34
bによりテンションロッドブラケット17と共締めされ
てブラケット取付座面59に接合されている。
【0032】次に、本実施例の作用を説明する。
【0033】バンパへの車体前方からの入力Fa は、パ
ンパアーマチャ23を介してバンパステイ65に及びこ
れを圧壊する。バンパステイ65の圧壊に伴って、入力
Faはさらにフロントサイドメンバ41の車体前端部4
5に入力される。このとき、車体前端部45の断面中心
はバンパステイ65の中心Mとほぼ同高さであり、車体
前端部41の車体上下幅Dはバンパステイ65の幅dと
ほぼ同一であるので、バンパステイ65の圧壊時には、
入力Fa がフロントサイドメンバ41の車体前端部45
のほぼ中心に確実に入力され、フロントサイドメンバ4
1の車体前端部45は構造上折曲りを起こし難い。
【0034】また、フロントサイドメンバ41の車体前
端部45とブラケット取付座面59との間の下壁61に
形状変更部57が設けてあり、形状変更部57の車体前
端の形状変更開始点Pが入力Fa に対して屈曲を起こし
易くなるが、形状変更部57との間に閉断面Nを形成す
るレインフォース71が、形状変更開始点Pよりも車体
前方のフロントサイドメンバ41の下壁61と、形状変
更部57の車体後方のフロントサイドメンバ41の下壁
61に接合されているので、前記形状変更開始点Pがレ
インフォース71によって確実に補強され、この点から
も、フロントサイドメンバ41は折曲りを起こし難い。
【0035】さらに、レインフォース71の斜設部73
は、フロントサイドメンバ41の車体前端部45への入
力Fa に対してこれを斜め下方から支持するので、車体
前端部45はさらに折曲りを起こし難い。
【0036】したがって、フロントサイドメンバ41は
折曲りを起こすことなく確実に圧壊され、前面衝突時の
衝撃エネルギを確実に吸収することができる。
【0037】また、形状変更部57の外側に閉断面Nを
形成するレインフォース71を設け、レインフォース7
1は、前方接合部75及び後方接合部77によって形状
変更部73の車体前方及び車体後方のフロントサイドメ
ンバ41に接合されているので、かかる閉断面Nによっ
てブラケット取付座面59が補強され、ブラケット取付
座面59がテンションロッド入力Fb を受けても、ブラ
ケット取付座面59が変形や移動を生じる恐れがなく、
1つのレインフォース71を設けるという簡単な構成に
よって、テンションロッド入力Fb に対するフロントサ
イドメンバ41の剛性を確実に強化させることができ
る。
【0038】また、レインフォース41に設けた上側フ
ランジ部71aが、フロントサイドメンバ41の側壁5
5を支持するので、テンションロッド入力Fb を受けて
も側壁55が倒れ難くなり、テンションロッド入力Fb
に対するフロントサイドメンバ41の剛性をさらに強化
させることができる。
【0039】また、レインフォース71をブラケット取
付座面59に接合しているので、レインフォース41に
よってブラケット取付座面59が直接補強される。これ
により、ブラケット取付座面59の変形や移動が効果的
に抑制され、フロントサイドメンバ41の剛性がより強
化される。またレインフォース71をテンションロッド
ブラケット17に直接連結したので、テンションロッド
入力Fb が直接レインフォース71に入力され、テンシ
ョンロッド入力Fb に対してレインフォース71がより
確実に対抗し得る構成とすることができる。したがっ
て、フロントサイドメンバ41の剛性をさらに強化させ
ることができる。
【0040】さらに、テンションロッドブラケット17
を、閉断面Nを区画する後方接合部77の車体前側の外
面に連結したので、テンションロッド入力Fb が閉断面
Nの外面に直接入力される。これにより、テンションロ
ッド入力Fb に抗して設けた閉断面Nが、かかるテンシ
ョンロッド入力Fb に対してより効果的に作用し、フロ
ントサイドメンバ41の剛性をさらに強化させることが
できる。
【0041】図5は、形状変更部57上方のフロントサ
イドメンバ41の内側にレインフォース81を設けた例
である。すなわち、レインフォース81は、フロントサ
イドメンバ41の形状変更部57の上方に位置して形状
変更部57よりも緩やかな傾きを有し形状変更部57と
の間に断面略トラス状の閉断面Nを区画する斜設部83
と、斜設部83の車体前端び後端に屈曲形成されて形状
変更部57の車体前方及び車体後方のフロントサイドメ
ンバ41の下壁61に接合される前方接合部及85及び
後方接合部87と、斜設部83の車幅両側に設けられ斜
設部83と形状変更部57との間に生じる隙間を閉止す
る三角形状の側壁部89と、フロントサイドメンバ41
の側壁55内面に接合される側壁支持部として上側フラ
ンジ部81aと、下壁61内面に接合される図示外の下
側フランジ部を備え、これら斜設部73、前方接合部7
5、後方接合部77、側壁部79、上側フランジ部71
a、及び下側フランジ部は、プレス加工等により一体的
に形成され、後方接合部87の車体後側は、ボルト33
b・ナット34bによりテンションロッドブラケット1
7と共締めされてブラケット取付座面59に接合されて
いる。ブラケット取付座面59の車体前側は閉断面Nを
区画し、このブラケット取付座面59の車体前方の外面
には、ボルト33a・ナット34aの締結によってテン
ションロッドブラケット17が直接連結されている。
【0042】かかる構造についても、前記フロントサイ
ドメンバ41の外側にレインフォース71を設けた場合
と同様の効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、車体前方からの入力がフロントサイドメンバの車体
前端部のほぼ中心に入力されるので、フロントサイドメ
ンバの車体前端部は折曲りを起こし難く、フロントサイ
ドメンバの車体前端部は折曲りを起こすことなく確実に
圧壊され、車体前面衝突時の衝撃に対し十分なエネルギ
吸収量を確保することができる。
【0044】また、形状変更部及びレインフォースの形
成する閉断面がブラケット取付座面を補強するので、テ
ンションロッド入力を受けてもブラケット取付座面が変
形や移動を生じる恐れがなく、1つのレインフォースを
設けるという簡単な構成によって、テンションロッド入
力に対するフロントサイドメンバの剛性を強化させるこ
とができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、フロントサ
イドメンバの車体前端部の断面中心がバンパステイの中
心とほぼ同高さであり、車体前端部の車体上下幅がバン
パステイとほぼ同一幅であるため、車体前方からの入力
がフロントサイドメンバの車体前端部のほぼ中心に確実
に入力され、また、形状変更部との間に閉断面を形成す
るレインフォースによって、屈曲し易い形状変更開始点
がレインフォースによって確実に補強されるので、フロ
ントサイドメンバの車体前端部は折曲りを起こし難く、
前面衝突時の衝撃エネルギを確実に吸収することができ
る。
【0046】また、形状変更部及びレインフォースの形
成する閉断面がブラケット取付座面を補強し、ブラケッ
ト取付座面はテンションロッド入力を受けても変形や移
動を生じる恐れがないので、1つのレインフォースとい
う簡単な構成によって、フロントサイドメンバの剛性を
強化させることができる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、レインフォ
ースに設けた斜設部が、フロントサイドメンバの車体前
端部への前方からの入力を斜め方向から支持するので、
車体前端部がさらに折曲りを起こし難くなり、前突時の
衝撃エネルギをより確実に吸収することができる。
【0048】また、レインフォースに設けた側壁支持部
が、フロントサイドメンバの側壁を支持するので、テン
ションロッド入力を受けても側壁が倒れ難くなり、テン
ションロッド入力に対するフロントサイドメンバの剛性
をさらに強化させることができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、ブラケット
取付座面がレインフォースによって直接補強されると共
に、テンションロッド入力に対してレインフォースがよ
り確実に対抗し得る構成とすることができ、フロントサ
イドメンバの剛性をさらに強化させることができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、テンション
ロッド入力が閉断面の外面に入力されるので、テンショ
ンロッド入力に対して閉断面がより効果的に作用し、フ
ロントサイドメンバの剛性をさらに強化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる自動車の車体前部構造を車幅
方向から視た断面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】図1の要部断面図であり、(a)(b)及び
(c)はそれぞれA−A矢視断面、B−B矢視断面、及
びC−C矢視断面を示している。
【図5】他の実施例にかかる自動車の車体前部構造を車
幅方向から視た断面図である。
【図6】従来の構造を示す断面図である。
【図7】従来の構造を示す斜視図である。
【図8】従来の構造を示す略式平面図である。
【図9】従来の構造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
17 テンションロッドブラケット 41 フロントサイドメンバ 45 車体前端部 49 ファーストクロスメンバ 53 接合部 55 側壁 57 形状変更部 59 ブラケット取付座面 61 下壁 65 バンパステイ(バンパ入力部) 71 レインフォース 71a 上側フランジ部(側壁支持部) 73 斜設部 M 入力中心 N 閉断面 P 形状変更開始点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向に沿って車幅両側に配設さ
    れたフロントサイドメンバと、 車幅方向に沿って車体前方に配設され前記フロントサイ
    ドメンバの車体前端部に接合されたファーストクロスメ
    ンバと、 前記フロントサイドメンバとファーストクロスメンバに
    連結されてテンションロッドを支持するテンションロッ
    ドブラケットを備え、 前記テンションロッドブラケットのフロントサイドメン
    バ側が連結されるフロントサイドメンバのブラケット取
    付座面は、前記車体前端部よりも低位置である前記テン
    ションロッドブラケットのファーストクロスメンバ側の
    連結高さに合わせて設け、 前記フロントサイドメンバの車体前端部に、バンパを介
    して車体前方からの入力を受けるバンパ入力部を設け、 前記フロントサイドメンバの車体前端部の断面中心は、
    前記バンパ入力部への入力中心とほぼ同高さに設け、 前記フロントサイドメンバの車体前端部から前記ブラケ
    ット取付座面の間に、高さ方向における前記フロントサ
    イドメンバの幅を車体下方に徐々に増大させる形状変更
    部を設け、 前記形状変更部に、該形状変更部との間に閉断面を形成
    するレインフォースを設けたことを特徴とする自動車の
    車体前部構造。
  2. 【請求項2】車幅両側で車体前後方向に沿って配設され
    車幅外側に開口を有する断面略コ字状のフロントサイド
    メンバと、 車体前方で車幅方向に沿って配設され前記フロントサイ
    ドメンバの車体前端部の接合部に接合されたファースト
    クロスメンバと、 前記接合部から外れたフロントサイドメンバの車体後方
    側とファーストクロスメンバの車幅中央側に連結されて
    テンションロッドを支持するテンションロッドブラケッ
    トを備え、 前記テンションロッドブラケットのフロントサイドメン
    バ側が連結されるフロントサイドメンバのブラケット取
    付座面は、前記車体前端部よりも低位置である前記テン
    ションロッドブラケットのファーストクロスメンバ側の
    連結高さに合わせて前記フロントサイドメンバの下壁外
    面に設け、 前記フロントサイドメンバの車体前端部に、バンパを介
    して車体前方からの入力を受けるバンパステイを設け、 前記フロントサイドメンバの車体前端部の断面中心は、
    前記バンパステイの中心とほぼ同高さとなるように前記
    ブラケット取付座面よりも高位置に設け、 前記フロントサイドメンバの車体前端部の車体上下幅
    は、前記バンパステイとほぼ同一幅に形成し、 前記フロントサイドメンバの車体前端部から前記ブラケ
    ット取付座面の間の前記フロントサイドメンバの下壁
    に、車体後方に向かって下方に傾斜して高さ方向におけ
    る前記フロントサイドメンバの幅を徐々に増大させる形
    状変更部を設け、 前記形状変更部下方のフロントサイドメンバの外側又は
    前記形状変更部上方のフロントサイドメンバの内側の少
    なくとも一方に、該形状変更部の車体前方及び車体後方
    のフロントサイドメンバの下壁に接合されて該形状変更
    部との間に閉断面を形成するレインフォースを設けたこ
    とを特徴とする自動車の車体前部構造。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の自動車の車体
    前部構造であって、 前記レインフォースに、車体後方に向かって傾斜して前
    記形状変更部の車体前方のフロントサイドメンバに接合
    される斜設部と、前記フロントサイドメンバの側壁を支
    持する側壁支持部を設けたことを特徴とする自動車の車
    体前部構造。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3記載の自動車の車体前
    部構造であって、 前記レインフォースは、前記ブラケット取付座面に接合
    すると共に、前記テンションロッドブラケットに連結し
    たことを特徴とする自動車の車体前部構造。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4記載の自動車の車体前
    部構造であって、 前記テンションロッドブラケットは、前記閉断面を区画
    するレインフォース又はフロントサイドメンバの外面に
    連結したことを特徴とする自動車の車体前部構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888953A3 (en) * 1997-06-30 1999-03-03 Mazda Motor Corporation Front body structure for vehicle
CN102673650A (zh) * 2011-03-16 2012-09-19 通用汽车环球科技运作有限责任公司 用于车辆的能量吸收装置
CN109094657A (zh) * 2018-07-31 2018-12-28 宁波可挺汽车零部件有限公司 一种多连杆减震副车架

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