JPH07266476A - 繊維製ハニカム構造体 - Google Patents
繊維製ハニカム構造体Info
- Publication number
- JPH07266476A JPH07266476A JP6364294A JP6364294A JPH07266476A JP H07266476 A JPH07266476 A JP H07266476A JP 6364294 A JP6364294 A JP 6364294A JP 6364294 A JP6364294 A JP 6364294A JP H07266476 A JPH07266476 A JP H07266476A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb structure
- joint
- fabric
- fiber
- joints
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Blinds (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐久性に優れた繊維製ハニカム構造体を提供す
る。 【構成】左右の繊維製プリーツスクリーン10、10を同じ
く繊維製ジョイント12で連結してなる繊維製ハニカム構
造体であって、左右のプリーツスクリーン10、10の対向
するプリーツ11、11をジョイント12の左右のＶ字状接着
部14に挟んで接着した。
る。 【構成】左右の繊維製プリーツスクリーン10、10を同じ
く繊維製ジョイント12で連結してなる繊維製ハニカム構
造体であって、左右のプリーツスクリーン10、10の対向
するプリーツ11、11をジョイント12の左右のＶ字状接着
部14に挟んで接着した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はブラインド、間仕切等に
使用する繊維製ハニカム構造体の改良に関するものであ
る。
使用する繊維製ハニカム構造体の改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】相対向する二つのプリーツ材のプリーツ
を平板状のジョイントで連結してなるハニカム構造体
は、特開昭６２−１６１５３５号によって公知である。
この公知ハニカム構造体はジョイントの左右側端部を左
右のプリーツの片面に接着して左右のプリーツ材を連結
することにより、六角セルが連続するアコーデオン状の
ハニカム構造体を形成する。
を平板状のジョイントで連結してなるハニカム構造体
は、特開昭６２−１６１５３５号によって公知である。
この公知ハニカム構造体はジョイントの左右側端部を左
右のプリーツの片面に接着して左右のプリーツ材を連結
することにより、六角セルが連続するアコーデオン状の
ハニカム構造体を形成する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記ハニカム構造体は
ジョイントと左右のプリーツ材との接着部分が細幅であ
るため、ジョイントとプリーツ材の接着が剥離しやすか
った。特に、プリーツ材が屈曲自在な繊維製プリーツス
クリーンの場合は、ジョイントとプリーツスクリーンの
接着性も不良であり、実用的な繊維製ハニカム構造体は
得られなかった。
ジョイントと左右のプリーツ材との接着部分が細幅であ
るため、ジョイントとプリーツ材の接着が剥離しやすか
った。特に、プリーツ材が屈曲自在な繊維製プリーツス
クリーンの場合は、ジョイントとプリーツスクリーンの
接着性も不良であり、実用的な繊維製ハニカム構造体は
得られなかった。
【０００４】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、２つの
繊維製プリーツスクリーンの相対向する各プリーツをジ
ョイントで連結してなるアコーデオン状のハニカム構造
体であって、ジョイントとプリーツスクリーンの接着が
強固で剥離するおそれのないものを提供することにあ
る。
なされたものであり、その目的とするところは、２つの
繊維製プリーツスクリーンの相対向する各プリーツをジ
ョイントで連結してなるアコーデオン状のハニカム構造
体であって、ジョイントとプリーツスクリーンの接着が
強固で剥離するおそれのないものを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、等間隔に袋織を入れた織
物の袋織部分を中央で切断して左右にＶ字状接着部を有
するジョイントを形成し、左右のプリーツスクリーンの
相対向する各プリーツをジョイントの左右のＶ字状接着
部の間に挟んで接着したことにある。ジョイントを切り
出す織物はポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニー
ル、ビニリデン等の腰の強い合成繊維製織物であること
が望ましい。その織物の原糸は線径が１００〜２５０μ
ｍモノフィラメントないし５本程度のマルチフィラメン
トとし、その繊度は６５〜７５０Ｄとする。織物の密度
はタテヨコ共１０〜１００本／インチとし、袋織部分を
３０〜６０％とすることが望ましい。
め、本発明が採用する手段は、等間隔に袋織を入れた織
物の袋織部分を中央で切断して左右にＶ字状接着部を有
するジョイントを形成し、左右のプリーツスクリーンの
相対向する各プリーツをジョイントの左右のＶ字状接着
部の間に挟んで接着したことにある。ジョイントを切り
出す織物はポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニー
ル、ビニリデン等の腰の強い合成繊維製織物であること
が望ましい。その織物の原糸は線径が１００〜２５０μ
ｍモノフィラメントないし５本程度のマルチフィラメン
トとし、その繊度は６５〜７５０Ｄとする。織物の密度
はタテヨコ共１０〜１００本／インチとし、袋織部分を
３０〜６０％とすることが望ましい。
【０００６】
【作用】左右の繊維製プリーツスクリーンを連結するジ
ョイントは織物製であるから、屈曲自在なプリーツスク
リーンによくなじむ。ジョイントの左右のＶ字状接着部
は左右のプリーツスクリーンの対向する各プリーツを両
側から挟持する。Ｖ字状接着部の接着面積は相当に広い
から、ジョイントと左右プリーツスクリーンの接着は強
固であり、ジョイントが左右プリーツスクリーンから剥
離するおそれは全くない。
ョイントは織物製であるから、屈曲自在なプリーツスク
リーンによくなじむ。ジョイントの左右のＶ字状接着部
は左右のプリーツスクリーンの対向する各プリーツを両
側から挟持する。Ｖ字状接着部の接着面積は相当に広い
から、ジョイントと左右プリーツスクリーンの接着は強
固であり、ジョイントが左右プリーツスクリーンから剥
離するおそれは全くない。
【０００７】
【実施例】本発明のアコーデオン状ハニカム構造体を図
面に示す実施例に基づいて説明する。図１に示すよう
に、ハニカム構造体は２つのプリーツスクリーン10、10
と、そのプリーツ11、11を連結するジョイント12から構
成する。このプリーツスクリーン10はタテ２４´ｓ、ヨ
コ１９´ｓのポリエステルヤーンをタテ８０本／イン
チ、ヨコ５６本／インチの密度に平織りしたポリエステ
ル布と、直径１００μｍのモノフィラメントをオープン
エリヤ５０％のメッシュに平織りしたポリエチレンモノ
フィラメントメッシュ布とを加熱カレンダーロールに通
して熱溶着させ、ついで、クリーザに通してピッチ５０
ｍｍのプリーツを施したものである。
面に示す実施例に基づいて説明する。図１に示すよう
に、ハニカム構造体は２つのプリーツスクリーン10、10
と、そのプリーツ11、11を連結するジョイント12から構
成する。このプリーツスクリーン10はタテ２４´ｓ、ヨ
コ１９´ｓのポリエステルヤーンをタテ８０本／イン
チ、ヨコ５６本／インチの密度に平織りしたポリエステ
ル布と、直径１００μｍのモノフィラメントをオープン
エリヤ５０％のメッシュに平織りしたポリエチレンモノ
フィラメントメッシュ布とを加熱カレンダーロールに通
して熱溶着させ、ついで、クリーザに通してピッチ５０
ｍｍのプリーツを施したものである。
【０００８】図２に示すように、ジョイント12は直径１
５０μｍのポリエステルモノフィラメント織物からな
り、中央13はタテヨコ密度６０本／インチの平織であ
り、左右のＶ字状に開く接着部14、14はタテヨコ密度３
０本／インチの平織である。このジョイント12は図３に
示す織物を切断したものである。この織物は幅１５ｃｍ
の一重の平織と幅２０ｃｍの袋織が経方向に交互に連続
するものであり、袋織部分の中央を切断線Ａに沿って切
断すると図２のジョイントを切り出すことができる。
５０μｍのポリエステルモノフィラメント織物からな
り、中央13はタテヨコ密度６０本／インチの平織であ
り、左右のＶ字状に開く接着部14、14はタテヨコ密度３
０本／インチの平織である。このジョイント12は図３に
示す織物を切断したものである。この織物は幅１５ｃｍ
の一重の平織と幅２０ｃｍの袋織が経方向に交互に連続
するものであり、袋織部分の中央を切断線Ａに沿って切
断すると図２のジョイントを切り出すことができる。
【０００９】図４に示すように、ジョイント12の左右の
Ｖ字状接着部の内側に接着剤を塗布し、その接着部14に
左右のプリーツスクリーン10、10の相対向するプリーツ
11、11を矢印で示すように入れて挟むように接着させる
と、図１のハニカム構造体が獲られる。ジョイント12の
左右のプリーツスクリーン10、10に接合する接着部14は
広い面積でプリーツ11を両側から挟むから、接着剤によ
る接合は非常に強固であり、ハニカム構造体をどのよう
に伸縮させてもジョイント12が左右のプリーツスクリー
ン10、10から剥離するおそれはない。
Ｖ字状接着部の内側に接着剤を塗布し、その接着部14に
左右のプリーツスクリーン10、10の相対向するプリーツ
11、11を矢印で示すように入れて挟むように接着させる
と、図１のハニカム構造体が獲られる。ジョイント12の
左右のプリーツスクリーン10、10に接合する接着部14は
広い面積でプリーツ11を両側から挟むから、接着剤によ
る接合は非常に強固であり、ハニカム構造体をどのよう
に伸縮させてもジョイント12が左右のプリーツスクリー
ン10、10から剥離するおそれはない。
【００１０】
【発明の効果】上記のとおり、本発明のハニカム構造体
は、左右の繊維製プリーツスクリーンを繊維製ジョイン
トで連結してなるが、そのジョイントの左右のＶ字状接
着部は左右の対向するプリーツを両側から挟んで接着す
るから、従来の平板状のジョイントの両側端を対向する
プリーツの片側に接着させたものとは異なり、ハニカム
構造体をどのように伸縮させても、ジョイントがプリー
ツスクリーンから剥離するおそれはないという優れた効
果を奏する。
は、左右の繊維製プリーツスクリーンを繊維製ジョイン
トで連結してなるが、そのジョイントの左右のＶ字状接
着部は左右の対向するプリーツを両側から挟んで接着す
るから、従来の平板状のジョイントの両側端を対向する
プリーツの片側に接着させたものとは異なり、ハニカム
構造体をどのように伸縮させても、ジョイントがプリー
ツスクリーンから剥離するおそれはないという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】は本発明の一実施例のハニカム構造体の斜視
図、
図、
【図２】は図１のジョイントを示す斜視図、
【図３】は図１のジョイントを切り出す織物を示す図、
【図４】はジョイントとプリーツスクリーンを接合する
工程を示す図、
工程を示す図、
10：プリーツスクリーン、11：プリーツ、12：ジョイン
ト、13：中央部、14：接着部
ト、13：中央部、14：接着部
Claims (3)
- 【請求項１】左右の繊維製プリーツスクリーン（10、1
0）を繊維製ジョイント（12）により６角セルが連続す
るように連結してなるハニカム構造体であって、前記左
右プリーツスクリーンの相対向する各プリーツ（11）を
両側から前記ジョイント（12）の左右Ｖ字状接着部（1
4）に挟んで接着したことを特徴とする繊維製ハニカム
構造体。 - 【請求項２】繊維製ジョイント（12）は一重織と袋織を
交互にくりかえしてなる織物の袋織の部分を横断カット
することにより形成したことを特徴とする請求項１記載
の繊維製ハニカム構造体。 - 【請求項３】繊維製プリーツスクリーン（10、10）は合
成繊維製モノフィラメントメッシュ布と合成繊維製布を
熱溶着してなることを特徴とする請求項１記載の繊維製
ハニカム構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6364294A JPH07266476A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 繊維製ハニカム構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6364294A JPH07266476A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 繊維製ハニカム構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266476A true JPH07266476A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13235219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6364294A Pending JPH07266476A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 繊維製ハニカム構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07266476A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015030508A1 (ko) * | 2013-08-29 | 2015-03-05 | 주식회사 윈플러스 | 단위 셀, 상기 단위 셀을 접합한 블라인드 및 상기 블라인드를 포함하는 블라인드 조립체 |
| CN104433732A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-03-25 | 湖州诚鑫纺织印染有限公司 | 一种透气的窗帘布 |
| CN109322602A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 立川窗饰工业株式会社 | 百褶帘 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6364294A patent/JPH07266476A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015030508A1 (ko) * | 2013-08-29 | 2015-03-05 | 주식회사 윈플러스 | 단위 셀, 상기 단위 셀을 접합한 블라인드 및 상기 블라인드를 포함하는 블라인드 조립체 |
| CN104433732A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-03-25 | 湖州诚鑫纺织印染有限公司 | 一种透气的窗帘布 |
| CN109322602A (zh) * | 2017-07-31 | 2019-02-12 | 立川窗饰工业株式会社 | 百褶帘 |
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