JPH0726646U - 空調用空気吹出しユニット - Google Patents

空調用空気吹出しユニット

Info

Publication number
JPH0726646U
JPH0726646U JP6147493U JP6147493U JPH0726646U JP H0726646 U JPH0726646 U JP H0726646U JP 6147493 U JP6147493 U JP 6147493U JP 6147493 U JP6147493 U JP 6147493U JP H0726646 U JPH0726646 U JP H0726646U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
conditioning
filter
room
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6147493U
Other languages
English (en)
Inventor
英俊 有井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Muki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Muki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Muki Co Ltd filed Critical Nippon Muki Co Ltd
Priority to JP6147493U priority Critical patent/JPH0726646U/ja
Publication of JPH0726646U publication Critical patent/JPH0726646U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の任意の位置、或いは一つの空気調和設
備を共有する同一空調系に屈するコンピュータルーム、
一般事務室、休養室、喫茶室などの他の各室において、
夫々の空間に適した任意の塵埃濃度の空気を吹き出すこ
とができる空調用空気吹出しユニットを提供することを
目的とする。 【構成】 空調用空気を床面から吹き出すための空調用
空気吹出しユニットであって、床下に設置可能で側面に
吸気口6を備えたケーシング1内にファン7とフィルタ
9を並設し、前記吸気口6からの吸込空気をファン7で
加圧し、フィルタ9の下方から上方に流して床面から吹
き出すようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ビル空調、特に事務所内の空調等に適した空調用空気吹出しユニッ トに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のビル空調は、空調用空気をダクトを通して室の天井や壁面上部に設けら れた吹出口から吹き出し、壁面下部に設けられた排気口や出入口扉などから排出 させるようにしていたが、近年、室内の環境改善や空調の省エネルギー化等の要 求から床面からの空調用空気の供給方式が採用されるようになってきた。 この所謂アンダーフロアシステムと呼ばれる空調用空気の供給方式では、室外 等に設置した空調用空気供給装置から天井裏や床面下に設置したダクトを通して 床面に設けた吹出口から室内へ空気を供給するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の方式では、空調用空気供給装置は各室ごとに設置さ れることは少なく、通常はビルの各階ごとに置かれ、一つの空調用空気供給装置 で複数の室へ空気を供給していることが多い。このような場合、各室の利用状態 、即ち、在室人員の有無や人員の変化、事務機設置台数などによって空調用空気 量を調節しなければならない。この調節方法としては各室への通風ダクトに設け られたダンパーで調節することになるが、各室の利用状況に合わせて調節するた めには調節装置が非常に複雑且つ高価になり、また、完全に調節することは困難 である。 本考案は前記従来の問題点を解決するためになされたもので、室内の任意の位 置、或いは一つの空気調和設備を共有する同一空調系に屈するコンピュータルー ム、一般事務室、休養室、喫茶室などの他の各室において、夫々の空間に適した 任意の塵埃濃度の空気を床面から吹き出すことができる空調用空気吹出しユニッ トを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するべく、空調用空気を床面から吹き出すための空調 用空気吹出しユニットであって、床下に設置可能で側面に吸気口を備えたケーシ ング内にファンとフィルタを並設し、前記吸気口からの吸込空気をファンで加圧 し、フィルタの下方から上方に流して床面から吹き出すようにしたことを特徴と する。 前記フィルタを床面側から取り外し可能とすれば、その用途に応じてフィルタ のグレードを変え対応することができる。 また、フリーアクセスフロアで構成された床面において、その一部に上記空調 用空気吹出しユニットを組合せ、フリーアクセスフロアの下部を空調用空気の通 路として利用することもできる。この場合は、空調用空気吹出しユニットの外形 寸法を床を構成するパネルサイズと同一か、或いは2倍、3倍等の比例サイズと することにより、床面のどの位置にも配置することが可能となる。
【0005】 前記空調用空気吹出しユニットの設置台数は室の面積に応じて決定すればよく 、また、設置場所も室内の机、書類箱、事務用機器等のレイアウトに応じて、そ の配置を決定すればよい。 また、前記空調用空気吹出しユニットに内蔵したファンの電源スイッチを室内 に設ければ、その点滅により空調用空気吹出しユニットの稼働を容易に行うこと ができる。 また、前記空調用空気吹出しユニットから吹き出された空気は、そのまま排気 しても、リターンエアとして循環利用してもよい。
【0006】
【作用】
ケーシング側面の吸気口から吸い込まれた空気はファンで加圧され、ファンの 下方を通ってフィルタの下側に流れ、フィルタを通って清浄化され、床面から室 内へ拡散する。室内へ拡散した空気は、天井や壁面に設けられた排気口や出入口 扉等から室外へ流れ、そのまま排気されるかリターンエアとして循環利用される 。 ケーシングの側方に吸気口が配置され、且つ、ファンとフィルタが並設されて いるので、ファンとフィルタの下方に僅かな通気路が形成されるだけでよく、ケ ーシングの厚みを薄く構成でき、しかもケーシングの下方に特別に通気ダクトを 設ける必要もない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案による空調用空気吹出しユニットの実施例について、図1及び図 2を参照して説明する。 図中1はケーシングを示し、該ケーシング1内は底部の通気路2を残して区画 壁3によってファン室4とフィルタ室5とに区分されている。ファン室4の側面 には吸気口6が設けられ、またファン室4内には軸流ファン7が収容され、図略 のボルトによりファン受け8上に固定されている。またフィルタ室5の上面には フィルタ9からの清浄空気を上方へ吹き出すための開口10が設けてあり、該開 口10には通気の確保とフィルタの保護のためにグレーティング11が配されて いる。該グレーティング11は開口10の周囲に設けられたグレーティング受け 12により支持され、その上に人が乗っても耐えるよう十分な強度を持たせてあ る。尚、フィルタ室5内に収容されているフィルタ9はフィルタ受け13上に載 置固定され、グレーティング11を外すことにより開口10を介して取外し自在 となっている。
【0008】 次に前記空調用空気吹出しユニットの作動について説明する。 ケーシング1のファン室4に取り付けられた軸流ファン7が回転すると吸気口 6から空気が吸い込まれ、軸流ファン7で加圧された後、通気路2を介してフィ ルタ室5へ導かれ、フィルタ9で清浄化された後、グレーティング11を通って 上方に清浄空気として吹き出され、室内へ拡散される。拡散された空気は室内の 壁面上部の排気口から室外へ出され、ダクトを通ってそのまま排気されるか空調 用空気供給装置へリターンされる。また、使用中、フィルタ9が目詰まりした場 合や、室の使用目的が変更された場合等は、グレーティング11を取り外し、フ ィルタ9を交換することができ、その時の交換作業は容易である。
【0009】
【考案の効果】
(1)床面に設置した空調用空気吹出しユニットにファン及びフィルタを内蔵 することにより、夫々の室内の必要空調条件に合わせて、その運転台数を変える ことができ、エネルギーの節約となる。 (2)各空調用空気吹出しユニットにファンが内蔵されているので、各空調用 空気吹出しユニットに風量調節用ダンパーを設けなくても各空調用空気吹出しユ ニットからの風量バラツキを小さくできる。 (3)ケーシングの側方に吸気口が配置され、且つ、ファンとフィルタが並設 されているので、ファンとフィルタの下方に僅かな通気路が形成されるだけでよ いので、ケーシングの厚みを薄く構成できる。 (4)フィルタを床面側から取り外し自在とすれば、フィルタの交換が容易で 、また、必要空調条件に合わせることがより容易となる。 (5)フリーアクセスフロアで構成された床面において、本空調用空気吹出し ユニットを使用する場合は、空調用空気吹出しユニットの位置を自由に変えるこ とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案空調用空気吹出しユニットの一実施例の
平面図
【図2】図1のII−II線断面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 通気路 3 区画壁 4 ファン室 5 フィルタ室 6 吸気口 7 ファン 8 ファン受け 9 フィルタ 10 開口 11 グレーティング 12 グレーティング受け 13 フィルタ受け

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調用空気を床面から吹き出すための空
    調用空気吹出しユニットであって、床下に設置可能で側
    面に吸気口を備えたケーシング内にファンとフィルタを
    並設し、前記吸気口からの吸込空気をファンで加圧し、
    フィルタの下方から上方に流して床面から吹き出すよう
    にしたことを特徴とする空調用空気吹出しユニット。
  2. 【請求項2】 前記フィルタを床面側から取り外し可能
    としたことを特徴とする請求項1記載の空調用空気吹出
    しユニット。
  3. 【請求項3】 フリーアクセスフロアで構成された床面
    において、その一部に上記空調用空気吹出しユニットを
    組合せ、フリーアクセスフロアの下部を空調用空気の通
    路として利用したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の空調用空気吹出しユニット。
JP6147493U 1993-10-20 1993-10-20 空調用空気吹出しユニット Withdrawn JPH0726646U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6147493U JPH0726646U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 空調用空気吹出しユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6147493U JPH0726646U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 空調用空気吹出しユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0726646U true JPH0726646U (ja) 1995-05-19

Family

ID=13172100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6147493U Withdrawn JPH0726646U (ja) 1993-10-20 1993-10-20 空調用空気吹出しユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726646U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046766A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Toyota Motor Corp 排気システム及び排気方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046766A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Toyota Motor Corp 排気システム及び排気方法
JP4721671B2 (ja) * 2004-08-03 2011-07-13 トヨタ自動車株式会社 排気システム及び排気方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101921206B1 (ko) 환기 겸용 공기청정장치
JP2011214799A (ja) 換気空調システム及び建物
KR20170129484A (ko) 욕실 환기팬을 이용한 환기시스템
JP5504015B2 (ja) 換気空調システム及び建物
JP7065264B2 (ja) 熱交換形換気装置
JPS6111535A (ja) 空調装置
CN1008397B (zh) 多用途适应性强的洁净室系统
JPH0726646U (ja) 空調用空気吹出しユニット
JP3250896B2 (ja) セントラル空調装置
JP2519696B2 (ja) 室内作業台
JP2007178065A (ja) クリーンルーム用還気装置
KR0142635B1 (ko) 바닥취출 공기조화 시스템
JP2007127367A (ja) 天井裏等の換気設備
JPH08261531A (ja) クリーンルームシステム
JPH07145957A (ja) 室内空調装置
JPS62268941A (ja) クリ−ンル−ム
JP7456201B2 (ja) 吹出ユニットおよび空調・換気システム
JP3232152U (ja) 空気循環装置
JP6851456B1 (ja) クリーンルーム
KR0142636B1 (ko) 바닥취출 공기조화 시스템
JP7146612B2 (ja) ユニット型クリーンルーム及びユニット型クリーンルーム施設方法
JP2002372277A (ja) 換気ユニット
JPH05288378A (ja) クリーンルーム
JPH0792263B2 (ja) 空調装置
JP7387255B2 (ja) 全館空調システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980305