JP7456201B2 - 吹出ユニットおよび空調・換気システム - Google Patents

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Description

本発明は、空調や換気の対象となる対象空間に対して空調・換気用空気を吹き出す吹出ユニット、および、該吹出ユニットを備えた空調・換気システムに関する。
従来から、例えば特許文献1のように、高い天井を有する施設において、人の活動領域の空調を効率的に行う手法として置換方式による空調法が知られている。置換方式による空調法は、空調機によって温調された空調用空気を活動領域に供給しながら天井付近から排気する。こうした置換方式による空調法は、各種生産装置が設置された生産施設や食品工場等の居住域空調にも適用される。
特開2020-16426号公報
ところで、生産施設や食品工場等においては、生産装置を操作する操作盤や生産装置に供給される電力を分配する分電盤などで構成された制御盤が生産装置の近くに配設される。制御盤には冷却用ファンが内蔵されており、その冷却用ファンが稼動すると空調の対象空間の粉塵が制御盤に吸引されてしまう。こうした粉塵対策として、制御盤の吸気口にフィルターを配設したり、制御盤をブースで囲ったりしているが、根本的な解決策にはなっていなかった。
上記課題を解決する吹出ユニットは、空調・換気の対象空間に設置されて前記対象空間に空調・換気用空気を吹き出す吹出ユニットであって、前記空調・換気用空気が供給されるチャンバを形成するユニット本体を備え、前記対象空間に設置される装置の制御盤が前記チャンバに収納される。
上記構成の吹出ユニットにおいて、前記ユニット本体は、前記対象空間に臨む壁部として、対向配置された一対のユニット正面壁部を有し、前記一対のユニット正面壁部の各々から前記空調・換気用空気を吹出可能に構成されていることが好ましい。
上記構成の吹出ユニットにおいて、前記チャンバに前記空調・換気用空気を供給する供給口が前記制御盤よりも上方に設けられていることが好ましい。
上記構成の吹出ユニットにおいて、前記ユニット本体は、前記対象空間に臨む壁部に、前記制御盤の一部を前記対象空間に露出させる開口を有し、前記制御盤は、前記開口を覆うように配設されていることが好ましい。
上記構成の吹出ユニットにおいて、前記制御盤は、前記チャンバに供給された空調・換気用空気を吸引して前記制御盤を冷却する冷却用ファンを有し、前記対象空間に露出する部分に、前記冷却用ファンが吸引した空調・換気用空気を前記対象空間に向けて吹き出す吹出口を有していてもよい。
上記構成の吹出ユニットにおいて、前記ユニット本体は、前記開口を開閉する開閉扉を有し、前記開閉扉は、閉状態において前記吹出口に対向する位置に通気口を有していてもよい。
上記構成の吹出ユニットにおいて、前記ユニット本体は、前記対象空間に臨む壁部に、前記チャンバと前記対象空間とを連通させて、前記チャンバに供給された空調・換気用空気を前記対象空間に向けて吹き出す本体吹出口を有していてもよい。
上記課題を解決する空調・換気システムは、対象空間を空調・換気する空調・換気システムであって、空調機と、前記空調機からの空調・換気用空気が流れるダクトと、前記ダクトを通じて前記空調・換気用空気が供給される上述した吹出ユニットと、を備える。
上記構成によれば、チャンバが対象空間に対して陽圧となり、対象空間の粉塵が侵入しにくくなるため、対象空間における粉塵の影響を制御盤が受けにくくなる。
空調・換気システムの一実施形態と該空調・換気システムが空調・換気する対象空間についての概略構成を示す図。 吹出ユニットの正面側から見た空調システムの概略構成を示す図。 図2において二点鎖線3で囲まれた部分の拡大図。 図3の4-4線における吹出ユニット付近の断面構造を示す図。 吹出ユニットの概略構成を示す斜視図。 変形例において、吹出ユニットの概略構成の一例を示す斜視図。 変形例において、吹出ユニットの概略構成の一例を示す斜視図。
図1~図5を参照して、吹出ユニットおよび空調システムの一実施形態について説明する。
図1に示すように、空調・換気システム30は、床面11から天井12までの高さが人13の活動領域よりも高い対象空間15を置換方式により空調・換気する。空調・換気システム30は、空調機で温調された空調用空気や空調機が取り入れた外気などの換気用空気を吹出ユニット32などを通じて対象空間15に供給する。また、空調・換気システム30は、天井12に設けられた排気口33や還気口34を通じて対象空間15内の空気を吸引する。排気口33に吸引された空気は屋外へと排気され、還気口34に吸引された空気は空調機によって温調されて再び対象空間15に供給される。対象空間15は、吹出ユニット32の反対側にも設けられている。なお、「空調・換気」とは、空調用空気による対象空間15の空調、および、換気用空気による対象空間15の換気の少なくとも一方のことをいう。
対象空間15には、床面11上の基礎16と天井12とに架け渡されたカバー体17が配列方向に並んで設置されている。カバー体17は、天井12を支持する支柱と吹出ユニット32に空調・換気用空気を供給する供給ダクトとを内包している。吹出ユニット32は、配列方向で隣接する一対のカバー体17の間において各カバー体17に隣接するように設置されている。
図2に示すように、カバー体17は、上下方向に沿って床面11上の基礎16から天井12まで延びる四角筒状のカバー本体部18を有している。カバー本体部18は、吹出ユニット32側に位置する側壁部19と、側壁部19に連接する一対の正面壁部20と、を有している。また、配列方向における両端に位置するカバー体17は、一対の正面壁部20に連接する端壁部21を側壁部19の反対側に有している。
カバー体17は、カバー本体部18の内部空間を、配列方向に並ぶ支柱空間22とダクト空間23とに区画する隔壁部24を有している。ダクト空間23は、支柱空間22と吹出ユニット32との間に形成される。支柱空間22には支柱25が配設され、ダクト空間23には空調・換気用空気が流れる供給ダクト35が配設される。カバー本体部18の側壁部19には、吹出ユニット32の内部空間であるチャンバ36の上部空間にダクト空間23を連通させる連通口37が形成されている。カバー体17において、ダクト空間23を形成する部分は、対象空間15に配設されて供給ダクト35を覆うダクトカバー38として機能する。
供給ダクト35は、ダクト空間23を天井12から床面11に向かって上下方向に延びている。供給ダクト35には、天井裏空間26に配設された主ダクト39を通じて空調機31から空調・換気用空気が供給される。供給ダクト35の下端には、ダクト空間23に空調・換気用空気を供給するダクト側供給口40が設けられている。また、供給ダクト35の下端部には、ダクト空間23に供給される空調・換気用空気量を調整するダクト側ダンパー41が設けられている。
カバー体17の各正面壁部20において、ダクトカバー38を形成する部分には、ダクト側供給口40よりも下方にダクトカバー吹出口42が形成されている。ダクトカバー吹出口42には、ルーバー43が取り付けられている。ダクト空間23に供給された空調・換気用空気は、ルーバー43を通じて対象空間15に吹き出される。ダクトカバー38からの空調・換気用空気の吹出速度は、1.0m/s以下となるようにダクト側ダンパー41によって調整される。
ルーバー43には、ダクト空間23側からダクトカバー用フィルター44が取り付けられている。このダクトカバー用フィルター44は、ダクトカバー吹出口42が対象空間15に吹き出す空調・換気用空気から粉塵を取り除くとともに、対象空間15の粉塵がダクト空間23に侵入することを抑制する。
図3に示すように、供給ダクト35には、吹出ユニット32に向かって延びる分岐ダクト45が接続されている。分岐ダクト45は、連通口37を通じて吹出ユニット32のチャンバ36内まで延びている。分岐ダクト45の先端には、チャンバ36に空調・換気用空気を供給するチャンバ側供給口46が設けられている。チャンバ側供給口46は、チャンバ36の上部空間に位置している。また、分岐ダクト45の先端部には、チャンバ36に供給される空調・換気用空気量を調整するチャンバ側ダンパー47が設けられている。チャンバ36に供給された空調・換気用空気は、吹出ユニット32から対象空間15に供給される。
図3に示すように、吹出ユニット32は、チャンバ36を形成するユニット本体50を有している。
ユニット本体50は、床面11上の基礎16に設置されており、一対のユニット正面壁部51、一対のユニット側壁部52、および、ユニット上面部53を有している。一対のユニット正面壁部51は、対象空間15の人13の活動領域に臨むように対向配置されている。一対のユニット正面壁部51は、カバー体17の一対の正面壁部20に連接されており、これら一対の正面壁部20と面一となるように設置されている。一対のユニット側壁部52のうち、カバー体17側に位置するユニット側壁部52は、本実施形態では、カバー体17の側壁部19の一部である。一対のユニット側壁部52のうち、隣接する吹出ユニット32側に位置するユニット側壁部52は、本実施形態では、その隣接する吹出ユニット32のユニット側壁部52としても機能する。ユニット上面部53は、一対のユニット正面壁部51と一対のユニット側壁部52とで形成される上部開口を塞いでいる。
図3および図4に示すように、吹出ユニット32のチャンバ36には、対象空間15に設置される図示されない装置などの制御盤55が配設されている。制御盤55は、装置を操作する操作盤や装置に供給される電力を分配する分電盤などを備えている。分岐ダクト45のチャンバ側供給口46は、その制御盤55よりも上方に配設されている。制御盤55は、ユニット正面壁部51に設けられた図示されないブラケットなどを介して、ユニット正面壁部51に対してユニット本体50の内側から当接するように配設されている。なお、本実施形態においては、一対のユニット正面壁部51の各々に対して配列方向に並ぶように2台の制御盤55が配設されている。
図4に示すように、制御盤55は、冷却用ファン56を内蔵している。冷却用ファン56は、チャンバ36に供給された空調・換気用空気を、制御盤55の筐体に形成された開口部を通じて吸引する。吸引された空調・換気用空気は、制御盤55の冷却を行ったのち、対象空間15へ向かって吹出口57から吹き出される。この吹出口57は、チャンバ側供給口46よりも下方に位置している。制御盤55には、吹出口57を覆うようにフィルター58が取り付けられている。フィルター58は、吹出口57が吹き出す空調・換気用空気から粉塵を取り除くとともに、吹出口57を通じて対象空間15の粉塵が制御盤55に侵入することを抑制する。冷却用ファン56は、吹出口57と一体化して配設しても良い。
図5に示すように、ユニット正面壁部51は、操作盤の操作部59を露出させる開口60を有する壁部本体61と、開口60を開閉可能に壁部本体61に取り付けられた開閉扉62と、で構成されている。オペレーターは、開閉扉62を開けることにより制御盤55の操作が可能となる。制御盤55は、開口60をユニット本体50の内側から塞ぐように配設されている。壁部本体61と制御盤55との間の隙間には、開口60を取り囲むようにシール部材63が配設されている。開閉扉62には、閉状態において制御盤55の吹出口57に対向する位置に通気口65が形成されている。吹出口57から吹き出された空調・換気用空気は、通気口65に配設された通気口ルーバー66を通じて対象空間15に供給される。吹出ユニット32は、一対のユニット正面壁部51の各々から空調・換気用空気を吹出可能に構成されている。
(空調・換気システム30の作用)
空調・換気システム30においては、空調機31からの空調・換気用空気が主ダクト39を通じて供給ダクト35に供給される。供給ダクト35に供給された空調・換気用空気は、供給ダクト35のダクト側供給口40を通じてダクト空間23に供給される空調・換気用空気と、分岐ダクト45のチャンバ側供給口46を通じて吹出ユニット32に供給される空調・換気用空気とに分流される。ダクト空間23に供給された空調・換気用空気は、対象空間15に対してダクト空間23を陽圧にし、ダクトカバー吹出口42を通じて対象空間15へと供給される。吹出ユニット32に供給された空調・換気用空気は、対象空間15に対してチャンバ36を陽圧にするとともに、チャンバ36に配設された制御盤55によって吸引されて制御盤55の冷却を行ったのち、吹出口57および通気口65を通じて対象空間15へと供給される。
本実施形態の効果について説明する。
(1)空調・換気システム30においては、対象空間15に対して陽圧となる吹出ユニット32のチャンバ36に制御盤55が配設されている。すなわち、制御盤55は、対象空間15の粉塵が侵入しにくい空間に配設されている。その結果、対象空間15の粉塵の影響を制御盤55が受けにくくなる。
(2)吹出ユニット32においては、対向配置された一対の正面壁部20の各々から空調・換気用空気を吹出可能に構成されている。これにより、対象空間15の空調・換気を効率よく行うことができる。
(3)吹出ユニット32においては、チャンバ側供給口46よりも下方に制御盤55が配設されている。これにより、チャンバ36に供給された空調・換気用空気による制御盤55の冷却を効率的に行うことができる。
(4)ユニット本体50は、制御盤55の操作部59を対象空間15に露出させる開口60を有している。これにより、対象空間15において制御盤55の操作を行うことができる。
(5)吹出ユニット32においては、ユニット本体50と制御盤55との間の隙間に、シール部材63が設けられている。これにより、開口60を通じて対象空間15の粉塵がチャンバ36に侵入することが抑えられる。
(6)制御盤55は、吹出口57を覆うフィルター58を備えている。これにより、吹出口57から吹き出される空調・換気用空気から粉塵が取り除かれるとともに、対象空間15の粉塵が吹出口57を通じて制御盤55に侵入することが抑えられる。
(7)ユニット本体50は、開口60を開閉する開閉扉62を有している。この開閉扉62が閉状態にあることにより、制御盤55の露出部分に対象空間15の粉塵が付着しにくくなる。
(8)開閉扉62には、吹出口57に対向するように通気口65が形成されている。これにより、開閉扉62が閉状態にあっても、吹出口57から吹き出された空調・換気用空気が対象空間15に供給されやすくなる。
(9)対象空間15への空調・換気用空気の吹出速度を1.0m/s以下にすることにより、対象空間15において粉塵が飛散しにくくなる。
(10)空調・換気システム30は、ダクトカバー38に設けられたダクトカバー吹出口42から対象空間15に空調・換気用空気を吹出可能に構成されている。これにより、空調・換気システム30は、対象空間15に必要な空調・換気負荷を処理する十分な量の空調・換気用空気を、吹出ユニット32を介さず、かつ、吹出速度を抑えて対象空間15に供給することができる。
(11)ダクトカバー吹出口42にダクトカバー用フィルター44が配設されている。これにより、ダクトカバー吹出口42から対象空間15に吹き出される空調・換気用空気を均一にするとともに、空調機31の停止時にダクトカバー吹出口42を通じて対象空間15の粉塵がダクト空間23に侵入することが抑えられる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・図6に示すように、吹出ユニット32は、一対のユニット正面壁部51に、チャンバ36と対象空間15とを連通させて、チャンバ36に供給された空調・換気用空気を対象空間15に吹き出す本体吹出口70を有していてもよい。これにより、制御盤55の冷却に用いられなかった空調・換気用空気を対象空間15に供給することができる。この本体吹出口70には、本体吹出口70を内側から覆う本体用フィルター71を有する本体用ルーバー73が取り付けられると良い。これにより、本体吹出口70から対象空間15に吹き出される空調・換気用空気を均一にするとともに、空調機31の停止時に本体吹出口70を通じて対象空間15の粉塵がダクト空間23に侵入することが抑えられる。また、本体吹出口70は、チャンバ側供給口46よりも下方に位置していると良い。
・吹出ユニット32は、開閉扉62を有していない構成であってもよい。すなわち、吹出ユニット32は、制御盤55の一部が露出した状態で対象空間15に設置されていてもよい。
・制御盤55は、フィルター58を有していなくともよい。
・制御盤55は、チャンバ36に供給された空調・換気用空気を吸引し、その吸引した空調・換気用空気をチャンバ36に吹き出すことによって冷却が行われる構成であってもよい。こうした構成においては、吹出ユニット32は、上述した本体吹出口70を有する。
・制御盤55は、その一部が対象空間15に露出することなくチャンバ36に収納されていてもよい。こうした構成においては、吹出ユニット32にオペレーターがチャンバ36に出入り可能な出入り口が設けられる。この出入り口には出入扉が設けられるとともに、出入り口を取り囲むようにシール部材が配設されると良い。
・チャンバ36に空調・換気用空気を供給するチャンバ側供給口46は、制御盤55に水平方向で対向するように配置されていてもよい。また、チャンバ側供給口46は、各種吹出口57,70と同じ高さの位置に配設されていてもよいし、各種吹出口57,70よりも下方に配設されていてもよい。
・図7に示すように、チャンバ36に対する空調・換気用空気の供給は、ユニット上面部53に接続された供給ダクト75で行われてもよい。こうした構成においては、吹出ユニット32をカバー体17に隣接させずに設置することができる。
・ユニット本体50は、対象空間15に臨む壁部から空調・換気用空気を吹出可能に構成されていればよい。例えば、ユニット本体50は、一対のユニット正面壁部51の一方から空調・換気用空気を吹出可能に構成されていてもよいし、ユニット側壁部52が対象空間15に臨む壁部である場合には、そのユニット側壁部52から空調・換気用空気を吹出可能に構成されていてもよい。
11…床面、12…天井、13…人、15…対象空間、16…基礎、17…カバー体、18…カバー本体部、19…側壁部、20…正面壁部、21…端壁部、22…支柱空間、23…ダクト空間、24…隔壁部、25…支柱、26…天井裏空間、30…空調・換気システム、31…空調機、32…吹出ユニット、33…排気口、34…還気口、35…供給ダクト、36…チャンバ、37…連通口、38…ダクトカバー、39…主ダクト、40…ダクト側供給口、41…ダクト側ダンパー、42…ダクトカバー吹出口、43…ルーバー、44…ダクトカバー用フィルター、45…分岐ダクト、46…チャンバ側供給口、47…チャンバ側ダンパー、50…ユニット本体、51…ユニット正面壁部、52…ユニット側壁部、53…ユニット上面部、55…制御盤、56…冷却用ファン、57…吹出口、58…フィルター、59…操作部、60…開口、61…壁部本体、62…開閉扉、63…シール部材、65…通気口、66…通気口ルーバー、70…本体吹出口、71…本体用フィルター、73…本体用ルーバー、75…供給ダクト。

Claims (7)

  1. 空調・換気の対象空間に設置されて前記対象空間に空調・換気用空気を吹き出す吹出ユニットであって、
    前記空調・換気用空気が供給されるチャンバを形成するユニット本体を備え、
    前記対象空間に設置される装置の制御盤が前記チャンバに収納されているとともに、
    前記ユニット本体は、前記対象空間に臨む壁部に、前記制御盤の一部を前記対象空間に露出させる開口を有し、
    前記制御盤は、前記開口を覆うように配設され、
    前記ユニット本体と前記制御盤との間の隙間には、前記開口を取り囲むようにシール部材が配設されている
    吹出ユニット。
  2. 前記ユニット本体は、前記対象空間に臨む壁部として、対向配置された一対のユニット正面壁部を有し、前記一対のユニット正面壁部の各々から前記空調・換気用空気を吹出可能に構成されている
    請求項1に記載の吹出ユニット。
  3. 前記チャンバに前記空調・換気用空気を供給する供給口が前記制御盤よりも上方に設けられている
    請求項1または2に記載の吹出ユニット。
  4. 前記制御盤は、前記チャンバに供給された空調・換気用空気を吸引して前記制御盤を冷却する冷却用ファンを有し、前記対象空間に露出する部分に、前記冷却用ファンが吸引した空調・換気用空気を前記対象空間に向けて吹き出す吹出口を有する
    請求項1~3のいずれか一項に記載の吹出ユニット。
  5. 前記ユニット本体は、前記開口を開閉する開閉扉を有し、
    前記開閉扉は、閉状態において前記吹出口に対向する位置に通気口を有する
    請求項に記載の吹出ユニット。
  6. 前記ユニット本体は、前記対象空間に臨む壁部に、前記チャンバと前記対象空間とを連通させて、前記チャンバに供給された空調・換気用空気を前記対象空間に向けて吹き出す本体吹出口を有する
    請求項1~5のいずれか一項に記載の吹出ユニット。
  7. 対象空間を空調・換気する空調・換気システムであって、
    空調機と、
    前記空調機からの空調・換気用空気が流れるダクトと、
    前記ダクトを通じて前記空調・換気用空気が供給される請求項1~のいずれか一項に記載の吹出ユニットと、を備える
    空調・換気システム。
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