JPH0726590A - 建設機械のパイロット操作油圧回路 - Google Patents

建設機械のパイロット操作油圧回路

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JPH0726590A
JPH0726590A JP5175509A JP17550993A JPH0726590A JP H0726590 A JPH0726590 A JP H0726590A JP 5175509 A JP5175509 A JP 5175509A JP 17550993 A JP17550993 A JP 17550993A JP H0726590 A JPH0726590 A JP H0726590A
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valve
pilot
circuit
hydraulic oil
lock
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JP5175509A
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Tomohiko Yasuda
知彦 安田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/14Direct injection into combustion chamber

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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック弁を作動位置に切り換えたときにパイ
ロット弁の背圧が低下し、パイロット弁のレバー操作を
軽快に行える昇温装置付きのパイロット操作油圧回路を
提供する。 【構成】 メインポンプ1、パイロットポンプ2、作動
油タンク3、メインリリーフ弁4、コントロール弁5、
アクチュエータ6、パイロットリリーフ弁7、パイロッ
ト弁8、昇温弁9、ロック弁10、フルフローフィルタ
11を備えたパイロット操作油圧回路において、前記パ
イロットリリーフ弁と前記フィルタとの間に他の回路2
1を設け、当該他の回路及び前記昇温弁にパイロットリ
リーフ弁からの排出油を供給する回路に、前記ロック弁
と連動する切換弁22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設機械のパイロット
操作油圧回路に係り、特に、昇温弁を備えたパイロット
操作油圧回路におけるパイロット弁の操作性の劣化を防
止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パイロット操作油圧回路を有する建設機
械は、低温時のエンジン始動直後においては作動油温度
が低く、したがって作動油粘度が高いために、パイロッ
ト弁を操作したときの作動遅れ及びパイロット弁の操作
を停止したときの停止遅れが発生しやすい。かかる不都
合を回避し、操作性及び安全性を高めるため、従来より
建設機械のパイロット操作油圧回路には、パイロット回
路に高温の作動油を供給するための昇温装置を設けるこ
とが多い。
【0003】図5に、従来より油圧ショベル等に搭載さ
れている昇温装置付きパイロット操作油圧回路の一例を
示す。同図に示すように、本例のパイロット操作油圧回
路は、メインポンプ1と、パイロットポンプ2と、作動
油タンク3と、メインリリーフ弁4と、コントロール弁
5と、アクチュエータ6と、パイロットリリーフ弁7
と、パイロット弁8と、昇温弁9と、ロック弁10と、
フルフローフィルタ11とから主に構成されている。
【0004】パイロット弁8は、ロック弁10を介して
パイロットポンプ2から供給される作動油の流路を変更
し、コントロール弁5を切り換える。コントロール弁5
は、パイロット弁8によって操作され、メインポンプ1
から吐出された作動油の流路を変更することによってア
クチュエータ6を駆動する。ロック弁10は、パイロッ
トポンプ2からパイロット弁8への回路、及びパイロッ
ト弁8から作動油タンク3への回路を開閉するもので、
閉状態に切り換えることによってパイロットポンプ2か
らパイロット弁8への作動油の供給を禁止し、パイロッ
ト弁8を作動禁止状態にする。また、メインリリーフ弁
4はメインポンプ1の吐出圧力を制御し、パイロットリ
リーフ弁7はパイロットポンプ2の吐出圧力を制御す
る。フルフローフィルタ11は、作動油タンク3への戻
り油を濾過するもので、戻り管路に対して一種の絞りと
して作用する。
【0005】昇温弁9は、2つのチェック弁9a,9b
から構成され、パイロット弁8とコントロール弁5とを
接続するパイロット回路に設けられている。この昇温弁
9の作動油の供給端は、パイロットリリーフ弁7を介し
てパイロットポンプ2に接続され、またその作動油の排
出端は、フルフローフィルタ11を介して作動油タンク
3に接続されている。したがって、パイロットリリーフ
弁7から排出された作動油は、昇温弁9を通過してフル
フローフィルタ11に流入し、さらに作動油タンク3に
流入する。
【0006】低温時には作動油の粘度が大きいため、フ
ルフローフィルタ11の圧力損失及び昇温弁9からフル
フローフィルタ11までの管路圧力損失が大きな値とな
る。一方、パイロット弁8のタンクポートTは、ロック
弁10を介して作動油タンク3につながっているため、
パイロットリリーフ弁7から排出された作動油は、前述
の圧力損失分の圧力で昇温弁9内のチェック弁9a,9
bからパイロット管路内に流入し、パイロット弁8及び
ロック弁10を通って作動油タンク3に流れる。ここ
で、パイロットリリーフ弁7から排出された作動油は、
絞り捨てのために温められたものであり、上記の作動油
の流れによってパイロット弁8及びパイロット管路が温
められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記構成の
昇温装置は、パイロット弁8のタンクポートTから作動
油タンク3までの間にロック弁10及びかなりの長さの
管路が存在するため、昇温弁9から作動油タンク3まで
流れる作動油によって圧力損失が発生する。このため、
回路全体が充分に温まった後においても、パイロット弁
8の切り換え操作時にこの圧力がパイロット弁8の背圧
として作用し、パイロット弁8のレバー操作力が重くな
るという不都合がある。
【0008】本発明は、かかる不都合を解決するために
なされたものであって、その目的は、作動油の油温が上
がり通常の操作が開始されたときにはパイロット弁に背
圧が作用せず、したがってレバー操作力が重くなること
がない昇温装置付きのパイロット操作油圧回路を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するため、第1に、パイロット弁と、該パイロット
弁の出力圧により操作されるコントロール弁と、これら
パイロット弁とコントロール弁とを接続する回路にパイ
ロットリリーフ弁からの排出油を供給する昇温弁と、前
記パイロット弁とパイロットポンプ及び前記パイロット
弁と作動油タンクとを接続する回路に設けられたロック
弁とを備えたパイロット操作油圧回路において、前記昇
温弁にパイロットリリーフ弁からの排出油を供給する回
路とは別個に、一端が前記パイロットリリーフ弁を介し
て前記パイロットポンプに接続され、他端がフィルタを
介して前記作動油タンクに接続された他の回路を設け、
当該他の回路及び前記昇温弁にパイロットリリーフ弁か
らの排出油を供給する回路に、前記ロック弁と連動して
切り換えられ、前記ロック弁が不作動位置にあるときに
は前記パイロットリリーフ弁から排出された作動油を前
記昇温弁に流し、前記ロック弁が作動位置にあるときに
は前記パイロットリリーフ弁から排出された作動油を前
記フィルタに直接流す切換弁を設けるという構成にし
た。
【0010】また第2に、前記フィルタに代えて、コン
トロール弁からの戻り油を前記作動油タンクに戻す回路
に、前記ロック弁と連動して切り換えられ、前記ロック
弁が不作動位置にあるときには絞り部側に切り換えら
れ、前記ロック弁が作動位置にあるときには連通部側に
切り換えられる切換弁を設けるという構成にした。
【0011】前記第1の手段においては、前記昇温弁を
一端が前記パイロットリリーフ弁に接続され、他端が前
記フィルタに接続された回路に配設することもできる
し、前記昇温弁を前記パイロットリリーフ弁にのみ接続
し、該パイロットリリーフ弁から排出された作動油の全
量が前記パイロット弁に流れるようにすることもでき
る。また、前記第2の手段においては、前記昇温弁を一
端が前記パイロットリリーフ弁に接続され、他端が前記
第1の切換弁に接続された回路に配設することもできる
し、前記昇温弁を前記パイロットリリーフ弁にのみ接続
し、該パイロットリリーフ弁から排出された作動油の全
量が前記パイロット弁に流れるようにすることもでき
る。
【0012】
【作用】昇温弁に作動油を供給する回路とは別個に、一
端がパイロットリリーフ弁を介してパイロットポンプに
接続され、他端がフィルタを介して作動油タンクに接続
された他の回路を設け、当該他の回路及び昇温弁にパイ
ロットリリーフ弁からの排出油を供給する回路に前記構
成の切換弁を設けると、ロック弁が不作動位置にあると
き、すなわち暖気運転中においては、切換弁を介してパ
イロットリリーフ弁から排出された作動油が、フィルタ
の圧力損失及び昇温弁からフィルタまでの管路圧力損失
分の圧力で昇温弁に流れるので、従来技術と同様に、パ
イロット弁及びパイロット管路が温められる。
【0013】暖気が終了した段階でロック弁を作動位置
に切り換えると、これに連動して前記切換弁が切り換え
られ、パイロットリリーフ弁から排出された作動油がフ
ィルタに直接流されるので、昇温弁への作動油の供給が
断たれる。したがって、パイロット弁に作用する背圧が
タンク圧まで低下し、パイロット弁の操作力が低下する
ので、アクチュエータの操作が軽快になる。
【0014】前記第1の手段におけるフィルタに代え
て、コントロール弁からの戻り油を前記作動油タンクに
戻す回路に、前記ロック弁と連動して切り換えられ、前
記ロック弁が不作動位置にあるときには絞り部側に切り
換えられ、前記ロック弁が作動位置にあるときには連通
部側に切り換えられる切換弁を設けても、前記ロック弁
を不作動位置に切り換えての暖気運転中においては、パ
イロットリリーフ弁から排出された作動油に当該切換弁
の絞り部による圧力損失及び昇温弁からフィルタまでの
管路圧力損失分の圧力が作用するので、その圧力によっ
て昇温弁に作動油が流れ、パイロット弁及びパイロット
管路が温められる。暖気終了後のロック弁が作動の位置
に切り換えられた段階では、これに連動して前記切換弁
が連通部側に切り換えられ、パイロットリリーフ弁から
排出された作動油が当該切換弁を介して作動油タンクに
流されるので、昇温弁への作動油の供給が断たれ、パイ
ロット弁に作用する背圧を低下してパイロット弁の操作
力を低下することができる。
【0015】また、昇温弁をパイロットリリーフ弁にの
み接続し、パイロットリリーフ弁から排出された作動油
を全量パイロット弁に流すようにすると、パイロット弁
に流れる高温の作動油の流量が増加するので、パイロッ
ト弁及びパイロット管路の昇温を速やかに行うことがで
きる。なお、パイロット弁に流れる作動油の流量が増加
するとパイロット弁に高い背圧が作用するが、ロック弁
が閉状態に切り換えられ、パイロット弁が不作動の状態
にあるので、実用上何らの不都合もない。
【0016】
【実施例】
〈第1実施例〉図1に、第1実施例に係るパイロット操
作油圧回路の構成を示す。同図に示すように本例のパイ
ロット操作油圧回路回路は、図4に示した従来のパイロ
ット操作油圧回路回路に、パイロットリリーフ弁7とフ
ルフローフィルタ11とを接続する他の回路21を設け
ると共に、当該他の回路21及び昇温弁に作動油を供給
する回路に、ロック弁10と連動して切り換えられ、ロ
ック弁10が不作動の位置にあるときにはパイロットリ
リーフ弁7から排出された作動油を昇温弁9に流し、ロ
ック弁10が作動の位置にあるときにはパイロットリリ
ーフ弁7から排出された作動油をフィルタ11に直接流
す切換弁22を設けたことを特徴とする。
【0017】切換弁22は、ロック弁10と機械的に接
続されたものであっても良いし、電磁弁にて構成し、ロ
ック弁10と電気的に接続されたものであっても良い。
その他、前出の図4と同一部分については、該当する部
分に同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】以下、本例に係る昇温装置付きパイロット
操作油圧回路回路の動作について説明する。
【0019】ロック弁10が不作動の位置(図示の状
態)にあるときには、パイロットリリーフ弁7から排出
された作動油が切換弁22を介して、フィルタ11の圧
力損失及び昇温弁9からフィルタ11までの管路圧力損
失分の圧力で昇温弁9に流れ、パイロット弁8及びパイ
ロット管路が温められる。ロック弁10が作動位置に切
り換えられると、これに連動して切換弁22も切り換え
られ、パイロットリリーフ弁7から排出された作動油が
フィルタ11に直接流れ、昇温弁9への作動油の供給が
断たれる。このため、昇温弁9からフルフローフィルタ
11までの管路圧力損失がほとんどなくなり、昇温弁9
内の圧力が低下して昇温弁9からパイロット弁8の作動
油タンクポートTを通過して作動油タンク3に流れる作
動油流量が減少するので、パイロット弁8に作用する背
圧が低下し、パイロット弁8の操作力の上昇が回避され
る。かように、低温時のエンジン始動後の暖気運転中に
ロック弁10を不作動位置にしておく(通常、暖気運転
中はこのようにしている)ことによって、パイロット弁
8及びパイロット管路を昇温できると共に、暖気運転終
了後の操作時には、ロック弁10を作動位置に切り換え
ることによって、パイロット弁8のレバー操作力が重く
なるのを防止することができる。
【0020】〈第2実施例〉図2に、第2実施例に係る
パイロット操作油圧回路の構成を示す。同図に示すよう
に本例のパイロット操作油圧回路は、図1に示した第1
実施例に係るパイロット操作油圧回路のフィルタに代え
て、前記ロック弁10と連動して切り換えられ、ロック
弁10が不作動位置にあるときには絞り部A側に切り換
えられ、ロック弁10が作動位置にあるときには連通部
B側に切り換えられる他の切換弁23を備えたことを特
徴とする。この他の切換弁23も、前記切換弁22と同
様に、ロック弁10と機械的に接続されたものであって
も良いし、電磁弁にて構成し、ロック弁10と電気的に
接続されたものであっても良い。その他、前出の図1と
同一部分については、該当する部分に同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0021】本例の昇温装置付きパイロット操作油圧回
路回路も、前記ロック弁を不作動位置に切り換えての暖
気運転中においては、前記切換弁23が絞り部側に切り
換えられ、パイロットリリーフ弁7から排出された作動
油に当該切換弁23の絞り部Aによる圧力損失及び昇温
弁9から切換弁23までの管路圧力損失分の圧力が作用
するので、その圧力によって昇温弁9に作動油が流れ、
パイロット弁及びパイロット管路を温めることができ
る。一方、暖気終了後のロック弁10が作動位置に切り
換えられた段階では、これに連動して前記切換弁23が
連通部B側に切り換えられ、パイロットリリーフ弁7か
ら排出された作動油が当該切換弁23を介して作動油タ
ンク3に流されるので、昇温弁9への作動油の供給が断
たれ、パイロット弁8に作用する背圧が低下する。よっ
て、パイロット弁8のレバー操作力を低下することがで
きる。
【0022】〈第3実施例〉図3に、第3実施例に係る
パイロット操作油圧回路の構成を示す。同図に示すよう
に本例のパイロット操作油圧回路は、昇温弁9をパイロ
ットリリーフ弁7とフィルタ11とを接続する回路に設
定する構成に代えて、昇温弁9をパイロットリリーフ弁
7にのみ接続し、パイロットリリーフ弁7から排出され
た作動油を全量パイロット弁8に流すように構成したこ
とを特徴とする。その他の部分については、前出の図1
と同じであるので、該当する部分に同一の符号を付して
説明を省略する。
【0023】本例のパイロット操作油圧回路は、ロック
弁10が不作動位置にあるとき、パイロットリリーフ弁
7から排出された高温の作動油が昇温弁9を介して全量
パイロット弁8に流れるので、パイロット弁8及びパイ
ロット管路の昇温を速やかに行うことができる。なお、
パイロット弁8に流れる作動油の流量が増加するとパイ
ロット弁8に高い背圧が作用するが、ロック弁10が閉
状態に切り換えられ、パイロット弁8が不作動の状態に
あるので、実用上何らの不都合もない。また、ロック弁
10を開状態に切り換えた後は、昇温弁9からパイロッ
ト弁8に流入した作動油がロック弁10を介して作動油
タンク3に戻されるので、パイロット弁8のレバー操作
力が低下し、アクチュエータ6の駆動を円滑にかつ確実
に行うことができる。
【0024】なお、昇温弁9をパイロットリリーフ弁7
にのみ接続し、パイロットリリーフ弁7から排出された
作動油を全量パイロット弁8に流す構成は、前記第2実
施例の回路についても応用することができる。
【0025】また、前記各実施例においては、戻り油を
濾過するフィルタとしてフルフローフィルタを用いた
が、他種のフィルタを用いることもできる。
【0026】さらに、前記各実施例においては、ロック
弁として手動切換式のものが図示されているが、電磁切
換式のものを用いることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ロック弁と連動する切換弁を用いてパイロットリリーフ
弁から排出される作動油の流路を制御するようにしたの
で、ロック弁が不作動状態にあるときには、パイロット
リリーフ弁からの排出油のほとんどをパイロット回路に
供給できて効率良く暖気運転を行うことができ、また、
ロック弁を作動状態に切り換えたときには、パイロット
弁に作用する背圧を低減できて、パイロット弁のレバー
操作力を小さくすることができる。よって、昇温装置に
よる昇温効果を害することなくパイロット弁の操作力の
低減、ひいてはアクチュエータの操作の円滑化を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るパイロット操作油圧回路の回
路図である。
【図2】第2実施例に係るパイロット操作油圧回路の回
路図である。
【図3】第3実施例に係るパイロット操作油圧回路の回
路図である。
【図4】従来例に係るパイロット操作油圧回路の回路図
である。
【符号の説明】
1 メインポンプ 2 パイロットポンプ 3 作動油タンク 4 メインリリーフ弁 5 コントロール弁 6 アクチュエータ 7 パイロットリリーフ弁 8 パイロット弁 9 昇温弁 10 ロック弁 11 フルフローフィルタ 21 切換弁設定管路 22,23 切換弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロット弁と、該パイロット弁の出力
    圧により操作されるコントロール弁と、これらパイロッ
    ト弁とコントロール弁とを接続する回路にパイロットリ
    リーフ弁からの排出油を供給する昇温弁と、前記パイロ
    ット弁とパイロットポンプ及び前記パイロット弁と作動
    油タンクとを接続する回路に設けられたロック弁とを備
    えたパイロット操作油圧回路において、前記昇温弁にパ
    イロットリリーフ弁からの排出油を供給する回路とは別
    個に、一端が前記パイロットリリーフ弁を介して前記パ
    イロットポンプに接続され、他端がフィルタを介して前
    記作動油タンクに接続された他の回路を設け、当該他の
    回路及び前記昇温弁にパイロットリリーフ弁からの排出
    油を供給する回路に、前記ロック弁と連動して切り換え
    られ、前記ロック弁が不作動位置にあるときには前記パ
    イロットリリーフ弁から排出された作動油を前記昇温弁
    に流し、前記ロック弁が作動位置にあるときには前記パ
    イロットリリーフ弁から排出された作動油を前記フィル
    タに直接流す切換弁を設けたことを特徴とする建設機械
    のパイロット操作油圧回路。
  2. 【請求項2】 パイロット弁と、該パイロット弁の出力
    圧により操作されるコントロール弁と、これらパイロッ
    ト弁とコントロール弁とを接続する回路にパイロットリ
    リーフ弁からの排出油を供給する昇温弁と、前記パイロ
    ット弁とパイロットポンプ及び前記パイロット弁と作動
    油タンクとを接続する回路に設けられたロック弁とを備
    えたパイロット操作油圧回路において、前記コントロー
    ル弁からの戻り油を前記作動油タンクに戻す回路に、前
    記ロック弁と連動して切り換えられ、前記ロック弁が不
    作動の位置にあるときには絞り部側に切り換えられ、前
    記ロック弁が作動の位置にあるときには連通部側に切り
    換えられる第1の切換弁を設けると共に、前記昇温弁に
    作動油を供給する回路とは別個に、一端が前記パイロッ
    トリリーフ弁を介して前記パイロットポンプに接続さ
    れ、他端が前記作動油タンクに接続された他の回路を設
    け、当該他の回路及び前記昇温弁にパイロットリリーフ
    弁からの排出油を供給する回路に、前記ロック弁と連動
    して切り換えられ、前記ロック弁が不作動位置にあると
    きには前記パイロットリリーフ弁から排出された作動油
    を前記昇温弁に流し、前記ロック弁が作動位置にあると
    きには前記パイロットリリーフ弁から排出された作動油
    を前記第1の切換弁に流す第2の切換弁を設けたことを
    特徴とする建設機械のパイロット操作油圧回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパイロット操作油圧回
    路において、前記昇温弁に作動油を供給する回路の一端
    が前記パイロットリリーフ弁に接続され、他端が前記フ
    ィルタに接続されていることを特徴とする建設機械のパ
    イロット操作油圧回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のパイロット操作油圧回
    路において、前記昇温弁に作動油を供給する回路の一端
    が前記パイロットリリーフ弁に接続され、他端が前記第
    1の切換弁に接続されていることを特徴とする建設機械
    のパイロット操作油圧回路。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のパイロット操作
    油圧回路において、前記昇温弁に作動油を供給する回路
    が、前記パイロットリリーフ弁にのみ接続されており、
    該パイロットリリーフ弁から排出された作動油の全量が
    前記パイロット弁に流れることを特徴とする建設機械の
    パイロット操作油圧回路。
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