JP2001221323A - 無段変速機の作動油濾過装置 - Google Patents

無段変速機の作動油濾過装置

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JP2001221323A
JP2001221323A JP2000029916A JP2000029916A JP2001221323A JP 2001221323 A JP2001221323 A JP 2001221323A JP 2000029916 A JP2000029916 A JP 2000029916A JP 2000029916 A JP2000029916 A JP 2000029916A JP 2001221323 A JP2001221323 A JP 2001221323A
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pressure
oil
pulley
drain
filter
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JP2000029916A
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English (en)
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Hajime Kashiwase
一 柏瀬
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Subaru Corp
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Priority to EP03014972A priority patent/EP1380776B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無段変速機の制御性能を維持し機能の低下を
防止しつつ、無段変速機の信頼性および耐久性を維持、
向上する。 【解決手段】 プライマリプーリと、このプライマリプ
ーリとの間にベルトが掛け渡されるセカンダリプーリと
を有する無段変速機の作動油濾過装置であって、エンジ
ンにより駆動されるオイルポンプ47から吐出する作動
油は、セカンダリプーリのプーリ溝幅を変化させるセカ
ンダリシリンダの油室21に調圧して供給するセカンダ
リ圧調整弁51に供給され、このセカンダリ圧調整弁5
1のドレインポートにはドレイン圧を元圧として潤滑圧
を調圧する潤滑圧調整弁54が接続されている。潤滑圧
調整弁54のドレインポートにはフィルタ81を有する
ドレイン油路56が接続され、潤滑油量が高くなると、
バイパス油路82を介してドレイン油がオイルポンプ4
7に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルト式無段変速機
の油圧回路内を循環する作動油の中の異物や不純物を浄
化するようにした無段変速機の作動油濾過装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用のベルト式無段変速機(CV
T)としては、駆動側のプライマリ軸に設けられたプー
リ溝幅可変のプライマリプーリと、被動側つまり従動側
のセカンダリ軸に設けられたプーリ溝幅可変のセカンダ
リプーリとの間に、金属製の駆動ベルトを掛け渡し、油
圧によってプライマリプーリとセカンダリプーリのプー
リ径を変化させてセカンダリ軸の回転数を無段階に変化
させるようにしたものがある。
【0003】CVTの変速制御は、プライマリ側とセカ
ンダリ側とにそれぞれ設けられた油圧シリンダへの油圧
を制御することにより行われており、セカンダリプーリ
に与えられる油圧をエンジンにより駆動されるオイルポ
ンプで発生させ、セカンダリ側の油圧シリンダに加えら
れるセカンダリ圧を減圧してプライマリ側の油圧シリン
ダに加えられるプライマリ圧を調整するようにしてい
る。
【0004】エンジンの出力をプライマリ軸に伝達する
ために、プライマリ軸とクランク軸との間には、クラン
ク軸の回転をプライマリ軸に正転方向に伝達する前進用
クラッチおよび逆転方向に伝達する後退用ブレーキを有
する前後進切換機構が設けられており、前進用クラッチ
および後退用ブレーキには、オイルポンプからの作動油
が供給されるようになっている。また、ロックアップク
ラッチを有するトルクコンバータを有するCVTにあっ
ては、ロックアップアプライ室とロックアップリリース
室とにそれぞれ作動油が供給されるようになっている。
さらに、CVTにおける摺動部分である軸受やクラッチ
フェーシングなどには、摩擦力低減と焼付き防止のため
に潤滑用および冷却用として作動油が供給されるように
なっている。
【0005】このように、エンジンにより駆動されるオ
イルポンプから吐出される作動油は、プーリ溝幅を変化
させる油圧シリンダ、前後進切換機構におけるクラッチ
やブレーキ作動用の油圧シリンダ、トルクコンバータの
アプライ側とリリース側のそれぞれの油室、および潤滑
部に油圧回路を介して供給するようにしており、作動油
は前述した種々の油圧供給部とオイルポンプとの間を循
環することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】作動油の中にはCVT
の組立時に切粉などの異物が混入することがあり、バル
ブの作動時に摩耗粉が発生したり、軸受などの摺動部か
ら摩耗粉が発生すると、これらが作動油の中に異物やコ
ンタミネーションつまり不純物となって混入することに
なる。作動油に異物が混入すると、油圧を調整するバル
ブの摺動部に摩擦抵抗が加わって、バルブの正確な作動
を阻害させるばかりでなく、スティックの原因となった
り、摺動部分に十分な潤滑油が供給されなくなり、CV
Tの機能を低下させることも考えられる。
【0007】そこで、油路を通ってオイルパンに戻され
た異物がオイルポンプの吸入口から入り込まないように
するために、オイルポンプの吸入口にはオイルストレー
ナが設けられている。しかしながら、ストレーナの目を
細かくすると、油温が低いためにオイルの粘性が高いと
きやオイルポンプの回転数が大きいときにはポンプにキ
ャビテーションが発生することがあるので、オイルポン
プの機械的ロスを低減するために吸入抵抗を低減する必
要があり、異物の除去率ないし捕捉率を高めることには
オイルストレーナでは限度がある。
【0008】油圧回路内に存在する異物を捕捉するため
に、特公平4-69303 号公報に開示されるように、油路の
中にオイルフィルタを組み込む試みもなされているが、
油路の中に組み込まれたフィルタは交換することができ
ないばかりか、フィルタの面積を小さくしなければなら
ず、目詰まりを防止する必要からフィルタの捕捉性には
限度があり、比較的大きなサイズの異物しか除去するこ
とができない。また、フィルタの捕捉性を向上させよう
とすると、流路抵抗が高くなって圧力低下や流量低下を
惹起させることになる。
【0009】オイルストレーナで捕捉することができな
い微細な異物を捕捉するために、たとえば、特開平11-6
3175号公報に示されるように、オイルクーラに直列にフ
ィルタを接続するようにする試みがなされているが、こ
のフィルタで濾過された作動油はオイルパンに戻される
と、オイルパン内の微細な異物を巻き込んで油圧回路を
流れることもあり、十分なフィルタ機能を果たさないこ
とになる。
【0010】オイルクーラに直列にATFフィルタを配
置するとともにオイルパンのポンプの吸入口にオイルス
トレーナを配置するようにしても、オイルストレーナに
はオイルパンからオイルポンプに吸入される作動油しか
通過せず、ATFフィルタにはオイルクーラに流れる作
動油しか通過しないため、オイルパンに戻らないオイル
は再び油圧回路を循環することになり、ストレーナでは
異物の除去が行えないことがある。また、ストレーナで
捕捉することができない微細な異物は、ATFフィルタ
を通らない限り捕捉することができず、オイルパンに戻
ってもストレーナを透過することになる。
【0011】本発明の目的は、無段変速機における油圧
回路中の作動油における異物や不純物を確実に除去する
ことにある。
【0012】本発明の他の目的は、無段変速機の制御性
能を維持し機能の低下を防止しつつ、無段変速機の信頼
性および耐久性を維持、向上することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の無段変速機の濾
過装置は、プライマリ軸に装着されるプーリ溝幅可変の
プライマリプーリと、セカンダリ軸に装着されるととも
に前記プライマリプーリとの間にベルトが掛け渡される
プーリ溝幅可変のセカンダリプーリと、エンジンの出力
を前記プライマリ軸に正転方向に伝達する前進用クラッ
チおよび逆転方向に伝達する後退用ブレーキとを有する
無段変速機の作動油濾過装置であって、オイルポンプか
ら吐出する作動油を、前記セカンダリプーリのプーリ溝
幅を変化させるセカンダリシリンダに調圧して供給する
セカンダリ圧調整弁と、前記セカンダリ圧調整弁のドレ
インポートと潤滑部とを接続する潤滑圧路に設けられ、
前記セカンダリ圧調整弁のドレイン圧を元圧として潤滑
圧を調圧する潤滑圧調整弁と、前記潤滑圧調整弁のドレ
インポートと前記オイルポンプの吸入口とを接続するド
レイン油路に設けられるフィルタと、前記フィルタに供
給される作動油の量が増加したときに開くように前記潤
滑圧調整弁に設けられたバイパスポートと前記フィルタ
の下流側とを連通させるバイパス油路とを有することを
特徴とする。
【0014】本発明の無段変速機の作動油濾過装置は、
プライマリ軸に装着されるプーリ溝幅可変のプライマリ
プーリと、セカンダリ軸に装着されるとともに前記プラ
イマリプーリとの間にベルトが掛け渡されるプーリ溝幅
可変のセカンダリプーリと、エンジンの出力を前記プラ
イマリ軸に正転方向に伝達する前進用クラッチおよび逆
転方向に伝達する後退用ブレーキとを有する無段変速機
の作動油濾過装置であって、オイルポンプから吐出する
作動油を、前記セカンダリプーリのプーリ溝幅を変化さ
せるセカンダリシリンダに調圧して供給するセカンダリ
圧調整弁と、前記セカンダリ圧調整弁のドレインポート
と潤滑部とを接続する潤滑圧路に設けられ、前記セカン
ダリ圧調整弁のドレイン圧を元圧として潤滑圧を調圧す
る潤滑圧調整弁と、前記潤滑圧調整弁のドレインポート
と前記オイルポンプの吸入口とを接続するドレイン油路
に設けられるフィルタと、前記フィルタの上流側と下流
側とを結ぶバイパス油路に設けられ、前記フィルタに供
給される作動油の量が増加したときに前記バイパス油路
を開くドレイン圧調整弁とを有することを特徴とする。
【0015】本発明の無段変速機の作動油濾過装置は、
無段変速機を構成する部材を覆うケースに前記フィルタ
を取り外し自在に装着したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1はベルト式無段変速機つまりCVTの
駆動系の一例を示す概略図であり、図示省略したエンジ
ンにより駆動されるクランク軸1は、トルクコンバータ
2のポンプ側ケース3のフロントカバー3aにドライブ
プレート4を介して直結されており、ポンプ側ケース3
内に設けられたポンプインペラ3bに対向して配置され
たタービンランナ5はタービン軸6に直結されている。
ポンプインペラ3bとタービンランナ5の間にはステー
タ7が配置され、このステータ7はステータ支持軸8に
取り付けられたワンウェイクラッチ8aにより支持され
ている。タービン軸6には、フロントカバー3aに係合
する係合位置と離れる開放位置とに移動可能にロックア
ップクラッチ9が直結されており、エンジンの動力はト
ルクコンバータ2またはロックアップクラッチ9を介し
てタービン軸6に伝達される。
【0018】ロックアップクラッチ9の一方側は供給室
つまりアプライ室9aとなり、他方側は開放室つまりリ
リース室9bとなっており、リリース室9b内に供給し
た油圧をアプライ室9aを介して循環させることによ
り、トルクコンバータ2は作動状態となる。一方、アプ
ライ室9aに油圧を供給し、リリース室9b内の油圧を
下げることによりロックアップクラッチ9はフロントカ
バー3aと係合してロックアップ状態となる。このリリ
ース室9b内の圧力を調整することによりロックアップ
クラッチ9を滑らせるようにしたスリップ圧制御が行わ
れる。
【0019】タービン軸6は前後進切換機構11を介し
て無段変速機12の入力軸つまりプライマリ軸13に伝
達されるようになっている。プライマリ軸13にはプラ
イマリプーリ14が設けられており、プライマリプーリ
14はプライマリ軸13に固定された固定プーリ14a
と、これに対向してプライマリ軸13に対してボールス
プラインなどにより軸方向に摺動自在に装着される可動
プーリ14bとを有し、プーリのコーン面間隔つまりプ
ーリ溝幅が可変となっている。プライマリ軸13に平行
に配置された出力軸つまりセカンダリ軸15にはセカン
ダリプーリ16が設けられており、セカンダリプーリ1
6はセカンダリ軸15に固定された固定プーリ16a
と、これに対向してセカンダリ軸15に対して可動プー
リ14bと同様に軸方向に摺動自在に装着される可動プ
ーリ16bとを有し、プーリの溝幅が可変となってい
る。なお、駆動系全体はトランスミッションケースなど
からなるケース10内に組み込まれている。
【0020】プライマリプーリ14とセカンダリプーリ
16との間には駆動ベルト17が掛け渡されており、両
方のプーリ14,16の溝幅を変化させることにより、
それぞれのプーリ14,16に対する巻付け径の比率を
変化させてセカンダリ軸15の回転数が無段変速される
ことになる。
【0021】プライマリプーリ14の溝幅を変化させる
ために、可動プーリ14bとの間にプライマリ油室18
を形成するシリンダ19がプライマリ軸13に取り付け
られ、セカンダリプーリ16の溝幅を変化させるため
に、可動プーリ16bとの間にセカンダリ油室21を形
成するプランジャ22がセカンダリ軸15に取り付けら
れ、このプランジャ22によってセカンダリ側のシリン
ダが形成されている。
【0022】セカンダリ軸15はギヤ23,24を介し
て中間軸25に連結されており、中間軸25に取り付け
られたギヤ26がディファレンシャル装置27のファイ
ナルギヤ28に噛み合い、ディファレンシャル装置27
に連結された車軸29a,29bには車輪31a,31
bが取り付けられている。前輪駆動車の場合には、車輪
31a,31bは前輪となる。
【0023】前後進切換機構11は、タービン軸6に固
定される前進用クラッチドラム部に設けられたクラッチ
シリンダ32と、プライマリ軸13に固定されたクラッ
チハブ33とを有し、これらの間には多板式の前進用ク
ラッチ34が設けられている。この前進用クラッチ34
を作動するための油圧ピストン35がクラッチシリンダ
32内に組み込まれている。したがって、クラッチシリ
ンダ32内のクラッチ油室32aに油圧を供給して前進
用クラッチ34を接続状態とすると、タービン軸6の回
転はクラッチハブ33を介してプライマリ軸13に伝達
されてプライマリ軸13はタービン軸6と同一の正転方
向に回転する。
【0024】プライマリ軸13にはサンギヤ36が固定
され、この外側にはリングギヤ37が回転自在にケース
10内に設けられている。クラッチシリンダ32を備え
た前進用クラッチドラム部に取り付けられたキャリア3
8には、相互に噛み合って対をなすプラネタリピニオン
ギヤ41,42が回転自在に装着され、一方のプラネタ
リピニオンギヤ41はサンギヤ36に噛み合い、他方の
プラネタリピニオンギヤ42はリングギヤ37の内歯と
噛み合っており、これらのギヤによりダブルピニオン式
プラネタリギヤが構成されている。それぞれのプラネタ
リピニオンギヤ41,42は、図1にあっては作図の便
宜上、1つずつが離して示されているが、対となって噛
み合っており、複数対設けられている。
【0025】このリングギヤ37とケース10との間に
は多板式の後退用ブレーキ43が設けられており、この
後退用ブレーキ43を作動するための油圧ピストン44
がケース10に形成されたブレーキシリンダ45内に組
み込まれている。したがって、前進用クラッチ34が開
放された状態のもとで、ブレーキシリンダ45内の油室
45aに油圧を供給して後退用ブレーキ43を制動状態
とすると、リングギヤ37がケース10に固定された状
態になるので、タービン軸6とともにキャリア38が回
転することにより、対となったプラネタリピニオンギヤ
41,42を介してサンギヤ36およびプライマリ軸1
3は、タービン軸6とは逆の逆転方向に回転する。前進
用クラッチ34および後退用ブレーキ43は、前後進切
換機構11の摩擦係合要素となっている。
【0026】ブレーキシリンダ45やクラッチシリンダ
32などの油圧作動機器を作動させるために、ケース1
0内には油圧源としてのオイルポンプ47が配置されて
おり、このオイルポンプ47はクランク軸1によりポン
プ側ケース3を介してエンジンにより駆動されるように
なっている。
【0027】図2はCVTの油圧回路を示す回路図であ
り、オイルポンプ47の吸入口はオイルパン48に設け
られたオイルストレーナ49を介してオイルパン48に
連通しており、オイルパン48内の作動油はオイルスト
レーナ49を透過して吸入口に流入することになる。
【0028】オイルポンプ47の吐出口はセカンダリ圧
路つまりライン圧路50によりセカンダリプーリ16の
可動プーリ16bを作動させるセカンダリ油室21に接
続されるとともに、セカンダリ圧調整弁51のセカンダ
リ圧ポートに接続されている。このセカンダリ圧調整弁
51によって、セカンダリ油室21に供給されるセカン
ダリ圧は所定の圧力に調整されて駆動ベルト17に必要
な伝達容量に見合った値に制御される。つまり、登坂や
急加速などのようにエンジン出力が大きいときには、セ
カンダリ圧は上げられて駆動ベルト17のスリップが防
止され、エンジン出力が小さいときにはセカンダリ圧は
下げられてオイルポンプ47のロスと伝達効率の向上が
図られる。
【0029】このライン圧路50はプライマリ圧調整弁
52の入力ポートに接続されており、このプライマリ圧
調整弁52の出力ポートはプライマリ圧路53を介し
て、プライマリプーリ14の可動プーリ14bを作動さ
せるプライマリ油室18に接続されている。このプライ
マリ圧調整弁52によって、プライマリ圧は目標変速
比、車速などに応じた値に調整され、プライマリプーリ
14の溝幅を変化させて車速が制御される。
【0030】ライン圧路50はクラッチ圧調整弁57の
入力ポートに接続され、出力ポートにはクラッチ圧路5
8が接続されている。このクラッチ圧路58を介して前
後進切換機構11の前進用クラッチ34のクラッチ油室
32aと後退用ブレーキ43のブレーキ油室45aに作
動油が供給されるようになっており、クラッチ圧調整弁
57に外部パイロット圧を供給すると、クラッチ圧路5
8内の油圧は低い圧力に設定され、外部パイロット圧の
供給を停止すると、供給したときよりも高い圧力に設定
される。
【0031】セカンダリ圧調整弁51のドレインポート
には潤滑圧路55が接続され、この潤滑圧路55を介し
て前後進切換機構11の潤滑部と、駆動ベルト17の潤
滑部と、セカンダリ軸のバランス室とに作動油が供給さ
れるとともに、ロックアップリリース室9bなどに供給
されるようになっている。この潤滑圧路55の潤滑圧は
潤滑圧調整弁54によりセカンダリ圧調整弁51のドレ
イン圧を元圧として調圧され、潤滑圧調整弁54のドレ
インポートはドレイン油路56によりオイルポンプ47
の吸入口に接続されている。
【0032】トルクコンバータ2のアプライ室9aに接
続されたアプライ圧路61、リリース室9bに接続され
たリリース圧路62、後退用ブレーキ43を作動させる
ブレーキ油室45aに接続されたブレーキ用切換圧路6
3、および前進用クラッチ34を作動させるクラッチ油
室32aに接続されたクラッチ用切換圧路64と、前述
した潤滑圧路55およびクラッチ圧路58との接続など
を制御するために、スイッチ弁65が設けられている。
【0033】このスイッチ弁65は、それぞれ3ポート
切換弁構造となった4つの部分を有し、図2に示すよう
に外部パイロット圧が加わらない状態におけるF&Rモ
ードつまり車速が所定値以下となった状態におけるロッ
クアップクラッチ9の開放位置と、外部パイロット圧が
加わった状態におけるロックアップクラッチ9の係合位
置との2位置に作動する。
【0034】開放位置にあっては、潤滑圧路55とリリ
ース圧路62とがスイッチ弁65により連通状態とな
り、オイルクーラ66が設けられた冷却路67とアプラ
イ圧路61とが連通状態となる。これにより、油圧回路
はトルクコンバータ2が作動し、前後進切換機構11の
油圧制御が可能なモードつまりF&Rモードとなり、こ
のときには、潤滑圧に設定された作動油はリリース室9
bに供給され、アプライ室9aから排出されてオイルク
ーラ66を経てオイルパンに戻される。
【0035】一方、係合位置にあっては、クラッチ圧路
58とアプライ圧路61とが連通状態となり、クラッチ
圧に設定された作動油がアプライ室9aに供給される。
このときには、クラッチ圧路58に接続されたスリップ
圧路68がリリース圧路62に連通される。スリップ圧
路68にはスリップ圧調整弁71が設けられており、こ
のスリップ圧調整弁71はこれの外部パイロット室に供
給される外部パイロット圧に応じてスリップ圧路68に
供給されるスリップ圧を、クラッチ圧と同一の圧力から
圧力0の範囲のうち任意の圧力に制御する。したがっ
て、スリップ圧が0になるとロックアップクラッチ9が
係合してロックアップモードとなり、クラッチ圧と同一
になるとロックアップクラッチ9が開放される。そし
て、このスリップ圧を適宜制御することによりロックア
ップクラッチ9の回転差を一定に制御するロックアップ
クラッチ9のスリップ制御を行なうことができる。スイ
ッチ弁65が係合位置となったときには、潤滑圧路55
はスイッチ弁65を介して冷却路67に連通して作動油
の冷却を行う。
【0036】スリップ圧調整弁71に外部パイロット圧
を供給するために、スリップ圧調整弁71のパイロット
ポートとクラッチ圧路58との間にはパイロット圧路7
2が接続されており、このパイロット圧路72にはパイ
ロット圧を制御するためにパイロット圧調整弁73が設
けられている。
【0037】車室内に設けられた走行モード切換用のコ
ントロールレバーつまりセレクトレバー74には、これ
によりそれぞれ連動するマニュアル弁75とリバースシ
グナル弁76とが連結されており、それぞれの弁75,
76はセレクトレバー74によって設定されるP(パー
キング)レンジ、R(リバース)レンジ、N(ニュート
ラル)レンジ、D(ドライブ)レンジおよびDs (スポ
ーツドライブ)レンジに対応した5位置に作動する。
【0038】リバースシグナル弁76を介してクラッチ
圧路58をスイッチ弁65の外部パイロット室に連通さ
せるパイロット圧路77には、3ポート式のソレノイド
型の切換弁78が設けられている。切換弁78のソレノ
イド78aに通電すると、スイッチ弁65はロックアッ
プ制御位置つまりロックアップクラッチの係合位置とな
り、ソレノイド78aに対する通電をOFF すると、図2
に示すようにF&Rモード位置となる。パイロット圧路
77は、破線で示すようにクラッチ圧調整弁57の外部
パイロット室に接続されており、リバースシグナル弁7
6がN位置、D位置およびDs 位置のいずれかに設定さ
れた場合には、クラッチ圧調整弁57の外部パイロット
室にクラッチ圧が供給されて、クラッチ圧は低い圧力に
設定される。一方、リバースシグナル弁76が上記以外
のP位置およびR位置に設定された場合には、クラッチ
圧調整弁57の外部パイロット室には油圧が供給されず
に、クラッチ圧は前述よりも高い圧力に設定される。
【0039】スイッチ弁65とマニュアル弁75との間
には共通の切換圧路79が設けられており、この切換圧
路79はスイッチ弁65がF&Rモード位置になるとス
リップ圧路68に連通し、スイッチ弁65がロックアッ
プ制御位置となるとクラッチ圧路58に連通する。この
切換圧路79はセレクトレバー74の操作によりマニュ
アル弁75がDレンジとDs レンジのいずれかに設定さ
れたときには、マニュアル弁75を介してクラッチ用切
換圧路64に連通状態となり、Rレンジに設定されたと
きにはブレーキ用切換圧路63に連通状態となる。
【0040】図2に示すように、ドレイン油路56には
フィルタ81が設けられており、潤滑圧調整弁54のド
レインポートから流出する作動油はフィルタ81を透過
して異物の除去が行われる。この潤滑圧調整弁54はフ
ィルタ81に供給される油量が所定値以上に増加したと
きには潤滑圧路55に連通するバイパス油路82に連通
するバイパスポートを有しており、バイパス油路82は
フィルタ81の下流側に接続されている。
【0041】したがって、通常走行で使われる高速側エ
ンジン回転、たとえば、3500〜4000rpm 程度を超えたエ
ンジン回転時における油量となった場合には、潤滑圧路
55の作動油はドレイン油路56とバイパス油路82と
の両方からオイルポンプ47の吸入口に戻ることにな
る。
【0042】エンジンにより駆動されるオイルポンプ4
7の吐出油量は、走行条件により常に変動しており、常
に最大油量が流れるわけではないのが現状である。した
がって、通常の走行状態のもとでは、必ず、ドレイン油
路56を介してフィルタ81を通過して作動油の濾過が
行われることになり、エンジンの回転が高速側となって
潤滑油量が増加したときにのみバイパス油路82を介し
て作動油を戻すことによって、ドレイン油路56に配置
されるフィルタ81を比較的小型とすることが可能とな
る。
【0043】このように、比較的小型のフィルタ81を
用いても、オイルクーラ66に供給されるよりもはるか
に多くの作動油が流れるドレイン油路56内の作動油を
濾過することができ、セカンダリ圧調整弁51のドレイ
ンポートから流れる作動油を清浄に維持することができ
る。これにより、無段変速機の制御性能の維持、機能低
下の防止を達成でき、各摺動部分の信頼性と耐久性を維
持、向上することが可能となり、オイルパン48に戻る
作動油の清浄化が向上することによって、オイル交換の
交換頻度が低下し、あるいは廃止することができる。
【0044】図3は潤滑圧調整弁54の具体的構造を示
す断面図であり、この潤滑圧調整弁54は潤滑圧路55
が接続される入力ポート54aとパイロットポート54
bとを有し、ドレイン油路56が接続されるドレインポ
ート54cとバイパス油路82が接続されるバイパスポ
ート54dとを有している。これにより、潤滑圧路55
における油量が所定値以下のときには、図3(A)に示
すように、入力ポート54aがドレインポート54cに
連通して作動油は全量がドレイン油路56を介してオイ
ルポンプ47に戻る。一方、エンジン回転数が高速側と
なると、図3(B)に示すように、入力ポート54aは
バイパスポート54dにも連通状態となり、両方の油路
を介して戻るこにとなる。
【0045】図4は本発明の他の実施の形態における図
2と同様の油圧回路を示す回路図であり、図2に示す部
材と共通の部材には同一の符号が付されている。この場
合には、ドレイン油路56にフィルタ81の上流側と下
流側とを連通させるように設けられたバイパス油路82
には、フィルタ81に供給される作動油の量が増加した
ときにバイパス油路82を開くドレイン圧調整弁60が
設けられている。
【0046】図5は潤滑圧調整弁54とドレイン圧調整
弁60の具体的構造を示す断面図であり、潤滑圧路55
が接続される入力ポート54aとパイロットポート54
bとを有し、ドレインポート54cにはドレイン油路5
6が接続されている。ドレイン圧調整弁60の基本構造
は潤滑圧調整弁54とほぼ同様であり、バイパス油路8
2の上流側が入力ポート60aとパイロットポート60
bに接続され、下流側がドレインポート60cに接続さ
れている。それぞれの調圧弁54,60が開く圧力はス
プールにばね力を加えられるコイルばねのばね力により
調整される。
【0047】図4および図5に示す場合には、潤滑圧調
整弁54とドレイン圧調整弁60の2つの弁を用いてい
るが、図2および図3に示す場合には、2つの調整弁の
機能を1つの潤滑圧調整弁54によって果たしているの
で、装置の小型化を達成することができる。
【0048】図6は図1に示したCVTを構成する部材
を覆うケース10を示す概略図であり、ケース10はプ
ライマリプーリ14およびセカンダリプーリ16を有す
る無段変速機12の部分を収容するサイドケースつまり
第1ケース10aと、前後進切換機構11の部分を収容
するトランスミッションケースつまり第2ケース10b
と、トルクコンバータ2の部分を収容するコンバータケ
ースつまり第3ケース部10cとを有し、これらはボル
トで結合されるようになっており、第2ケース10bに
は、フィルタ81が取り外し自在に装着されるようにな
っている。
【0049】図7はフィルタ81の一例を示す半断面図
であり、このフィルタ81は円筒形状のフィルタエレメ
ント84と、これを収容するフィルタケース85とを有
し、フィルタケース85は第2ケース10bに設けられ
たねじ部86にねじ結合されるようになっている。した
がって、フィルタケース85を第2ケース10bから取
り外すことにより、フィルタエレメント84の交換やフ
ィルタ81全体の交換を容易に行うことができる。
【0050】本発明は前記の実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。たとえば、ベルト式無段
変速機の駆動系については、図1に示す場合に限られ
ず、トルクコンバータ2を有しないタイプなど種々のタ
イプのものに対して本発明を適用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、オイルポンプの吸入口
に戻される作動油内の異物やコンタミネーションをフィ
ルタにより除去するようにしたので、オイルポンプから
吐出してライン圧路に供給される異物などを濾過するこ
とができ、プーリ溝幅を調整するプライマリ圧調整弁と
セカンダリ圧調整弁の制御性低下を防止することができ
る。
【0052】ライン圧路からクラッチ圧路に供給される
作動油の異物などを濾過することができるので、クラッ
チ圧路に設けられた圧力調整弁やソレノイドの制御特性
を維持し、バルブステックの発生を防止することができ
る。
【0053】潤滑圧路に供給される作動油の異物などを
濾過することができるので、潤滑および冷却のために作
動油が供給される摺動部分の耐久性および信頼性を向上
することができる。
【0054】オイルパンに戻る作動油の劣化を防止する
ことができ、オイルの交換頻度を軽減したり、廃止する
ことができる。
【0055】フィルタをトランスミッションの分解なし
に交換することができるので、フィルタの交換作業を容
易に行うことができる。
【0056】フィルタに供給される油量が多くなったと
きには、作動油はフィルタをバイパスしてオイルポンプ
の吸入口に戻されるので、オイルフィルタを小型化する
ことが可能となり、しかも潤滑圧路の潤滑圧を一定に保
ち潤滑特性を安定させることができる。
【0057】フィルタは低圧のドレイン油路に設けられ
ているので、フィルタの設置スペースや設置方法の自由
度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト式無段変速機の駆動系の一例を示す概略
図である。
【図2】本発明の一実施の形態である濾過装置を有する
無段変速機の油圧回路を示す回路図である。
【図3】図2に示した潤滑圧調整弁を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態である濾過装置を有す
る無段変速機の油圧回路を示す回路図である。
【図5】図4に示した潤滑圧調整弁とドレイン圧調整弁
を示す断面図である。
【図6】無段変速機を収容するケースを示す分解斜視図
である。
【図7】フィルタの一例を示す半断面図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 前後進切換機構 12 無段変速機 14 プライマリプーリ 16 セカンダリプーリ 17 ベルト 18 プライマリ油室 21 セカンダリ油室 32 クラッチシリンダ 32a クラッチ油室 34 前進用クラッチ 45 ブレーキシリンダ 45a ブレーキ油室 47 オイルポンプ 48 オイルパン 49 オイルストレーナ 50 ライン圧路 51 セカンダリ圧調整弁 52 プライマリ圧調整弁 54 潤滑圧調整弁 55 潤滑圧路 56 ドレイン油路 58 クラッチ圧路 81 フィルタ 82 バイパス油路 83 逆止弁 85 フィルタケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プライマリ軸に装着されるプーリ溝幅可
    変のプライマリプーリと、セカンダリ軸に装着されると
    ともに前記プライマリプーリとの間にベルトが掛け渡さ
    れるプーリ溝幅可変のセカンダリプーリと、エンジンの
    出力を前記プライマリ軸に正転方向に伝達する前進用ク
    ラッチおよび逆転方向に伝達する後退用ブレーキとを有
    する無段変速機の作動油濾過装置であって、 オイルポンプから吐出する作動油を、前記セカンダリプ
    ーリのプーリ溝幅を変化させるセカンダリシリンダに調
    圧して供給するセカンダリ圧調整弁と、 前記セカンダリ圧調整弁のドレインポートと潤滑部とを
    接続する潤滑圧路に設けられ、前記セカンダリ圧調整弁
    のドレイン圧を元圧として潤滑圧を調圧する潤滑圧調整
    弁と、 前記潤滑圧調整弁のドレインポートと前記オイルポンプ
    の吸入口とを接続するドレイン油路に設けられるフィル
    タと、 前記フィルタに供給される作動油の量が増加したときに
    開くように前記潤滑圧調整弁に設けられたバイパスポー
    トと前記フィルタの下流側とを連通させるバイパス油路
    とを有することを特徴とする無段変速機の作動油濾過装
    置。
  2. 【請求項2】 プライマリ軸に装着されるプーリ溝幅可
    変のプライマリプーリと、セカンダリ軸に装着されると
    ともに前記プライマリプーリとの間にベルトが掛け渡さ
    れるプーリ溝幅可変のセカンダリプーリと、エンジンの
    出力を前記プライマリ軸に正転方向に伝達する前進用ク
    ラッチおよび逆転方向に伝達する後退用ブレーキとを有
    する無段変速機の作動油濾過装置であって、 オイルポンプから吐出する作動油を、前記セカンダリプ
    ーリのプーリ溝幅を変化させるセカンダリシリンダに調
    圧して供給するセカンダリ圧調整弁と、 前記セカンダリ圧調整弁のドレインポートと潤滑部とを
    接続する潤滑圧路に設けられ、前記セカンダリ圧調整弁
    のドレイン圧を元圧として潤滑圧を調圧する潤滑圧調整
    弁と、 前記潤滑圧調整弁のドレインポートと前記オイルポンプ
    の吸入口とを接続するドレイン油路に設けられるフィル
    タと、 前記フィルタの上流側と下流側とを結ぶバイパス油路に
    設けられ、前記フィルタに供給される作動油の量が増加
    したときに前記バイパス油路を開くドレイン圧調整弁と
    を有することを特徴とする無段変速機の作動油濾過装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の無段変速機の作
    動油濾過装置において、無段変速機を構成する部材を覆
    うケースに前記フィルタを取り外し自在に装着したこと
    を特徴とする無段変速機の作動油濾過装置。
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