JPH07264769A - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JPH07264769A
JPH07264769A JP6046660A JP4666094A JPH07264769A JP H07264769 A JPH07264769 A JP H07264769A JP 6046660 A JP6046660 A JP 6046660A JP 4666094 A JP4666094 A JP 4666094A JP H07264769 A JPH07264769 A JP H07264769A
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standby power
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standby
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JP6046660A
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Yukio Kido
透雄 木戸
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Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予備電源の電源が低下した状態で商用電源が
停電しても正常に動作させることができる防災監視装置
を提供する。 【構成】 予備電源60a、60bの各+端子間、及び
予備電源60b、60cの各+端子間にはそれぞれ、通
常状態では開のバックアップスイッチSW1、SW2が
接続されている。試験・バックアップ手段63は予備電
源60a、60b、60cを試験し、また、電圧検出回
路46からの停電・過電圧検出信号が入力すると予備電
源60a、60b、60cの試験結果に基づいてバック
アップスイッチSW1、SW2を制御することにより予
備電源60a、60b、60cのいずれかが異常な場合
に他の正常な予備電源60a、60b、60cによりバ
ックアップする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の予備電源を有す
る防災監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、防災監視装置の受信機や中継盤
には、停電が発生しても所定の時間は火災を監視するこ
とができるように予備電源が設けられているが、停電時
に予備電源の電圧が低下している場合には不具合が発生
する。従来、この予備電源を試験する装置としては、例
えば特開平1−191296号公報に示すように試験時
に主電源側から予備電源側に切り換え、予備電源に接続
されている疑似負荷の両端電圧を検出するものが知られ
ている。なお、この疑似負荷は放電抵抗と呼ばれること
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、予備電源を
試験して予備電源の電圧が低下している場合には予備電
源を交換しなければならないが、この交換作業はユーザ
サイトで直ぐに行うことができるとは限らず、例えば半
日〜2、3日程度かかることがある。したがって、上記
従来の装置では、予備電源を試験しても交換を促すのみ
であるので、交換完了までに停電が発生し且つ火災が発
生した場合には火災を正常に監視することができないと
いう問題点がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、予備電
源の電源が低下した状態で商用電源が停電しても正常に
動作させることができる防災監視装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、防災監視を行う複数の負荷に対して商用電
源により電源を供給する主電源と、商用電源の停電を検
出する停電検出手段と、前記停電検出手段により商用電
源の停電が検出された場合に前記複数の負荷にそれぞれ
各電源を供給する複数の予備電源と、前記複数の予備電
源の各々を試験する試験手段と、前記停電検出手段によ
り商用電源の停電が検出された場合、前記試験手段の試
験結果に基づいて予備電源が異常な系統の負荷に対して
正常な予備電源の電源を供給するバックアップ手段とを
有することを特徴とする。
【0006】本発明はまた、更に、商用電源の過電圧を
検出して主電源から予備電源に切り換える過電圧検出手
段を備え、前記バックアップ手段は前記過電圧検出手段
により商用電源の過電圧が検出された場合、前記試験手
段の試験結果に基づいて予備電源が異常な負荷に対して
正常な予備電源の電源を供給することを特徴とする。本
発明はまた、前記試験手段は、前記複数の予備電源から
各電流を選択的に取り出す複数のスイッチ手段と、前記
複数のスイッチ手段に対して共通接続された1つの疑似
負荷とを備え、前記複数の予備電源の試験時に前記複数
のスイッチ手段の1つを選択的に順次オンにし、各スイ
ッチ手段がオンのときに前記疑似負荷の両端電圧を検出
することにより前記複数の予備電源の各々を選択的に順
次試験することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では上記構成により、複数の予備電源の
各々が試験され、また、商用電源の停電が検出された場
合に主電源から予備電源に切り換えられると共に予備電
源の試験結果に基づいて予備電源が異常な系統の負荷に
対して正常な予備電源の電源が供給されるので、予備電
源の電源が低下した状態で商用電源が停電しても正常に
動作させることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る防災監視装置の一実施例を示
すブロック図である。図1において、受信機10から引
き出された複数系統の伝送路12(図では2本の伝送路
12a、12bのみを示す。)には、端末として感知器
用中継器14と、アナログ煙感知器16と、アナログ熱
感知器18と、制御用中継器20等が接続されている。
感知器用中継器14からは感知器回線22が引き出さ
れ、この感知器回線22には複数のオンオフ感知器24
とスイッチ操作により火災信号を出力する発信機26が
接続されている。また、制御用中継器20からは制御線
28が引き出され、この制御線28には地区ベルや防排
煙機器等の制御負荷30が接続されている。
【0009】オンオフ感知器24は火災を検出すると感
知器用中継器14からの感知器回線22の信号線間を低
インピーダンスに短絡し、感知器用中継器14がこの線
路電圧の低下を検出して火災と判断する。また、発信機
26はスイッチ操作により同じく感知器回線22の信号
線間を低インピーダンスに短絡する。これに対し、アナ
ログ煙感知器16は煙検出部から得られた煙濃度に対応
したアナログ検出信号を受信機10に送り、受信機10
側が火災判断を行う。同様に、アナログ熱感知器18は
熱感知部から得られた温度に対応したアナログ温度信号
を受信機10に送り、受信機10側に火災判断を行わせ
る。なお、アナログ煙感知器16とアナログ熱感知器1
8は上記アナログ検出信号を出力するとともに、オンオ
フ感知器24と同様に各検出値が閾値を超えた場合に火
災信号を出力する。
【0010】受信機10内には制御用CPU32が設け
られ、また、この制御用CPU32には表示部38と、
伝送路12を介して端末14、16、18、20との間
で信号をやり取りするための伝送入出力部34a、34
bと、線路異常検出部36と、操作部42と図2に詳し
く示すような電源部44などが接続されている。伝送路
12の異常は線路異常検出部36により検出され、制御
用CPU32に対して線路異常信号が出力される。この
線路異常は表示部38に表示される。
【0011】制御用CPU32には予め各端末14、1
6、18、20に対する一連の端末アドレスAiが設定
され、伝送入出力部34a、34bを介して端末情報を
収集するための通常のポーリング時には、端末アドレス
及び呼出コマンドを含む呼出信号を伝送路12に送出す
ることにより一定周期毎(例えば2〜3秒毎)に端末1
4、16、18、20を呼出し、端末情報を返信させ
る。
【0012】この受信機10側からの呼出信号又は制御
信号は各端末14、16、18、20側により受信さ
れ、受信信号内に含まれる呼出アドレスと自己の端末ア
ドレスが照合されて一致した場合に、呼出コマンドであ
ればメモリに保持されている端末情報を端末応答信号と
して受信機10に送信する。また、制御コマンドであれ
ばコマンド解読結果に応じて感知器試験や制御負荷30
の駆動を行う。
【0013】受信機10はまた、端末アドレスAiを指
定した呼出し中に端末アドレスAiとは無関係に、感知
器である端末14、16、18に対して各検出信号をA
D変換によりサンプリングして内蔵メモリに同時刻に保
持させて一括情報収集処理を指示するために、例えば1
秒毎の一定周期でサンプリングコマンド(一括AD変換
コマンド)を送信する。
【0014】これに対し、各端末14、16、18はア
ドレスAiとは無関係にコマンドフィールド内のサンプ
リングコマンドを判別すると、各端末14、16、18
における検出器の検出信号をAD変換して内蔵メモリに
記憶する。このようなサンプリングコマンドに基づいて
一斉に収集された端末データは、端末アドレスAiを指
定した呼出信号に対する端末応答情報として受信機10
に送り返される。なお、本発明はこのようなサンプリン
グコマンドによる一括データ収集に限定されず、呼出信
号を受けた時のデータをリアルタイムで返送するように
してもよい。
【0015】各端末14、16、18側は、受信機10
からのサンプリングコマンドに基づいて検出信号をAD
変換によりサンプリングした際の検出データから例えば
火災を検出した場合に、端末応答タイミングを使用して
火災発生を受信機10に知らせるための割込信号を送信
する。また、全ての端末14、16、18、20は受信
機10から試験コマンドを受信すると各試験を行い、正
常データ又は故障・障害データを受信機10に送信す
る。
【0016】次に、図2を参照して電源部44の構成を
詳細に説明する。例えばAC100Vの商用電源100
には電源スイッチ48を介してトランス50が接続さ
れ、このトランス50はAC100Vを例えばAC50
Vに変換する。トランス50の出力電圧はダイオードブ
リッジ52により全波整流され、次いで平滑化コンデン
サ54により平滑化されて例えばDC24Vの主電源が
得られる。
【0017】なお、この図面には、複数の伝送路12の
各々を制御する制御部32a、32b、32cが示さ
れ、また、この制御部32a、32b、32c用の予備
電源60a、60b、60cが設けられている。トラン
ス50の2次側にはまた、予備電源60a、60b、6
0cを充電するために充電スイッチ51とダイオードブ
リッジ53が設けられ、この予備電源60a、60b、
60cはそれぞれコネクタタCを介してダイオードブリ
ッジ53側とリレー接点58a、58b、58c側の各
端子bに交換可能に接続される。なお、充電スイッチ5
1はリレー接点やトランジスタ等が用いられ、予備電源
試験時以外の場合には閉じられている。
【0018】主電源のDC電圧は、図3に詳しく示すよ
うに停電検出回路及び過電圧検出回路を兼用した電圧検
出回路46により検出され、電圧検出回路46は異常電
圧を検出した場合に停電検出リレー58を駆動すると共
に、停電・過電圧検出信号を試験・バックアップ手段6
3に出力する。停電検出リレー58は制御部32a〜3
2cの数に応じて設けられたリレー接点58a、58
b、58cを有し、リレー接点58a、58b、58c
はそれぞれ主電源(端子a側)又は予備電源60a、6
0b、60cからの予備電源(端子b側)を制御部32
a、32b、32cに供給するように接続されている。
【0019】また、商用電源100として定格を超える
例えばAC200Vが誤って接続されて主電源の電圧が
正常範囲を超えた過電圧となった場合には、電圧検出回
路46がこの過電圧を検出してリレー接点58a、58
b、58cが予備電源(b側)に接続されるように停電
検出リレー58を駆動する。更に、この回路では予備電
源60a、60b、60cの各+側がそれぞれ、通常状
態では開のリレー接点やトランジスタ等の予備電源選択
スイッチS1〜S3の各一端に接続され、スイッチS1
〜S3の各他端は共通に1つの疑似負荷61を介して接
地されている。疑似負荷61の両端電圧は図1に示す制
御用CPU32内のA/D変換器62により取り込まれ
て試験・バックアップ手段63により検出される。
【0020】この試験・バックアップ手段63は制御用
CPU32のプログラムにより実現され、また、予備電
源60a、60b、60cの試験結果を表示可能な表示
部38と、予備電源60a、60b、60cの試験開始
スイッチ(図示省略)を備えた操作部42が接続されて
いる。試験・バックアップ手段63は予備電源試験時に
は図2に示すようにスイッチ51をオフにし、スイッチ
S1〜S3を選択的にオンにして1つの疑似負荷61の
両端電圧を検出することにより予備電源60a、60
b、60cの試験を行う。
【0021】また、予備電源60a、60bの各+端子
間、及び予備電源60b、60cの各+端子間にはそれ
ぞれ、通常状態では開のバックアップスイッチSW1、
SW2が接続され、試験・バックアップ手段63は電圧
検出回路46からの停電・過電圧検出信号が入力した場
合に図2に示すような予備電源60a、60b、60c
の試験結果に基づいてこのバックアップスイッチSW
1、SW2を制御することにより、予備電源60a、6
0b、60cのいずれかが異常な場合に他の正常な予備
電源60a、60b、60cによりバックアップする。
【0022】次に、図3を参照して電圧検出回路46に
ついて説明する。この電圧検出回路46は一例として正
常電圧範囲を15〜25Vとし、また、15V未満を異
常低電圧、25V以上を過電圧として検出するように構
成されている。平滑化コンデンサ54の後段には正常電
圧範囲の上限値(=25V)を検出するための抵抗R
1、R2と、ツェナダイオードZD1とトランジスタ7
0が接続され、ツェナダイオードZD1の印加電圧が2
5Vを超えた場合にツェナダイオードZD1が導通して
トランジスタ70がオンになる。
【0023】上記回路(R1、R2、ZD1、70)の
後段には、正常電圧範囲の下限値(=15V)を検出す
るための抵抗R3と、ツェナダイオードZD2と、抵抗
R4とトランジスタ72が接続され、ツェナダイオード
ZD2の印加電圧が15Vを超えた場合にツェナダイオ
ードZD2が導通してトランジスタ72がオン可能にな
ると共に、抵抗R3、R4による分圧電圧によりトラン
ジスタ72をオンバイアスする。トランジスタ72のコ
レクタには停電検出リレー58が接続され、また、トラ
ンジスタ72のコレクタから試験・バックアップ手段6
3に対して停電・過電圧検出信号が出力される。ダイオ
ードD1は停電検出リレー58に並列に接続されてリレ
ーオフ時のエネルギを吸収する。
【0024】次に、この電圧検出回路46の動作を説明
する。先ず、定格のAC100Vが商用電源100に供
給されて主電源(a側)の出力電圧が15〜25Vの正
常電圧範囲内にある場合には、ツェナダイオードZD1
が非導通、ツェナダイオードZD2が導通してそれぞれ
トランジスタ70がオフ、トランジスタ72がオンにな
る。したがって、停電検出リレー58が導通してリレー
接点58a、58b、58cが主電源(a側)に接続さ
れる。
【0025】次に、商用電源100が停電して主電源
(a側)の出力電圧が15V未満になると、それまで導
通していたツェナダイオードZD2がツェナダイオード
ZD1と共に非導通状態となり、トランジスタ72がオ
フとなって停電検出リレー58が非導通状態となってリ
レー接点58a、58b、58cが予備電源(b側)に
接続される。
【0026】また、定格を超えた電圧の商用電源が誤っ
て接続されて主電源(a側)の出力電圧が25Vを超え
た場合には、正常電圧範囲では非導通状態のツェナダイ
オードZD1が導通してトランジスタ70がオンにな
る。トランジスタ70がオンになるとトランジスタ72
のベースが0Vに引き込まれ、トランジスタ72がカッ
トオフされる。このため、停電検出リレー58が非導通
状態となってリレー接点58a、58b、58cが予備
電源(b側)に接続される。
【0027】図4は図2に示す複数の制御部32a〜に
対する電源部44a〜と、図1に示す伝送入出力部34
a、34bに対する電源部4411、4412を示し、電源
部4411、4412は共に、制御部32a〜に対する電源
部44a〜と同様に、図2に示すような主電源回路と予
備電源回路を有する。各伝送路12a、12bは4線
(121〜124)で構成され、各伝送入出力部34
a、34bからは各伝送路12a、12bとして発信機
確認端子AAを介して発信機確認線121が引き出さ
れ、また、電源端子Vを介して電源線122が引き出さ
れ、信号線端子Sを介して信号線123が引き出され、
コモン端子Cを介してコモン線124が引き出される。
【0028】各伝送入出力部34a、34bはそれぞ
れ、電源部4411、4412からの電源(電圧V11、V1
2)の供給を受けて自己の電源と伝送路12a、12b
に接続された端末の電源として用い、また、それぞれ制
御部32a、32bによりバス64a、64bを介して
制御されて当該伝送路12a、12bを介して各端末と
の間でデータ伝送を行う。
【0029】次に、図5を参照して上記実施例の予備電
源の試験動作、特に図2に示す試験・バックアップ手段
63の試験動作を説明する。この予備電源の試験動作は
操作部42の試験開始スイッチが操作されるとスタート
する。なお、この試験動作はタイマを用いて所定時間毎
に自動的にスタートするようにしてもよい。先ず、予備
電源選択スイッチS1〜S3を示すカウンタSを「1」
にセットし(ステップS11)、次いでカウンタSの値
が示す予備電源選択スイッチS1〜S3の1つを選択的
にオンにする(ステップS12)。
【0030】次いで、充電スイッチ51をオフにして疑
似負荷61の両端電圧をA/D変換器62を介して取込
み(ステップS13)、検出電圧が所定電圧以上か否か
を判別することにより予備電源が正常か否かをチェック
する(ステップS14)。そして、予備電源が正常な場
合には表示部38に正常表示を行い(ステップS1
5)、他方、異常な場合には表示部38に異常表示を行
うと共に例えば警報音を鳴動させる(ステップS1
6)。次いで、カウンタSをインクリメントして次の予
備電源の試験を行い(ステップS17→S18→S1
2)、全ての予備電源60a、60b、60cの試験が
終了するとこの処理を終了する。
【0031】次に、図6を参照して試験・バックアップ
手段63のバックアップ動作を説明する。前述したよう
に電圧検出回路46は停電時と過電圧時に停電・過電圧
信号を試験・バックアップ手段63に出力し、試験・バ
ックアップ手段63はこの信号が入力すると主電源から
予備電源に切り換わっていると判断し、ステップS21
からステップS22に進む。
【0032】ステップS22では図5に示す試験結果に
基づいて予備電源60a、60b、60cの何れかが異
常が否かを判別し、異常がある場合にはバックアップス
イッチSW1、SW2をオンにすることによりバックア
ップ処理を行う(ステップS23)。したがって、例え
ば予備電源60aが異常な場合にはその系統には正常な
予備電源60b、60cから電源が供給される。
【0033】したがって、上記実施例によれば、予備電
源が異常な系統に正常な予備電源から電源を供給するこ
とができるので、予備電源の電源が低下した状態で商用
電源が停電しても正常に動作させることができる。ま
た、上記実施例では、1つの疑似負荷61を用いて複数
の予備電源60a、60b、60cの試験を行うことが
できるので、予備電源60a、60b、60cが設けら
れる受信機10を小型かつ安価に構成することができ
る。
【0034】なお、上記実施例では予備電源60a、6
0b、60c及び疑似負荷61を受信機10側に設けた
場合について説明したが、本発明は中継器14等に設け
る場合にも適用することができ、この場合には試験・バ
ックアップ手段63は受信機10と中継器14等に設け
るようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、防災監視
を行う複数の負荷に対して商用電源により電源を供給す
る主電源と、商用電源の停電を検出する停電検出手段
と、前記停電検出手段により商用電源の停電が検出され
た場合に前記複数の負荷にそれぞれ各電源を供給する複
数の予備電源と、前記複数の予備電源の各々を試験する
試験手段と、前記停電検出手段により商用電源の停電が
検出された場合、前記試験手段の試験結果に基づいて予
備電源が異常な系統の負荷に対して正常な予備電源の電
源を供給するバックアップ手段とを有するので、予備電
源の電源が低下した状態で商用電源が停電しても正常に
動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防災監視装置の一実施例を示すブ
ロック図
【図2】図1の電源部と予備電源の試験及びバックアッ
プ回路を示すブロック図
【図3】図2の電圧検出部を示すブロック図
【図4】図2の電源部と予備電源の試験及びバックアッ
プ回路を備えた受信機を示すブロック図
【図5】予備電源試験処理を説明するためのフローチャ
ート
【図6】予備電源バックアップ処理を説明するためのフ
ローチャート
【符号の説明】
10:受信機 12:伝送路 14:感知器用中継器 16:アナログ煙感知器 18:アナログ熱感知器 20:制御用中継器 26:発信機 28:制御線 30:制御負荷 32:制御用CPU 32a,32b,32c:制御部 34a,34b:伝送入出力部 36:線路異常検出部 38:表示部 42:操作部 44,44a,44b,4411、4412:電源部 46:電圧検出部 48:電源スイッチ 50:トランス 51:充電スイッチ 52,53:ダイオードブリッジ 54:平滑化コンデンサ 56:停電検出リレー 58a,58b,58c:リレー接点 60a,60b,60c:予備電源 61:疑似負荷 62:A/D変換器 63:試験・バックアップ手段 64a,64b:バス 70,72:トランジスタ 100:商用電源 S1,S2,S3:予備電源選択スイッチ R1,R2,R3,R4:抵抗 ZD1,ZD2:ツェナダイオード 121:発信機確認線 122:電源線 123:信号線 124:コモン線 SW1,SW2:バックアップスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防災監視を行う複数の負荷に対して商用電
    源により電源を供給する主電源と、 商用電源の停電を検出する停電検出手段と、 前記停電検出手段により商用電源の停電が検出された場
    合に前記複数の負荷にそれぞれ各電源を供給する複数の
    予備電源と、 前記複数の予備電源の各々を試験する試験手段と、 前記停電検出手段により商用電源の停電が検出された場
    合、前記試験手段の試験結果に基づいて予備電源が異常
    な系統の負荷に対して正常な予備電源の電源を供給する
    バックアップ手段とを有する防災監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視装置において、更
    に、商用電源の過電圧を検出して主電源から予備電源に
    切り換える過電圧検出手段を備え、前記バックアップ手
    段は前記過電圧検出手段により商用電源の過電圧が検出
    された場合、前記試験手段の試験結果に基づいて予備電
    源が異常な負荷に対して正常な予備電源の電源を供給す
    ることを特徴とする防災監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の防災監視装置におい
    て、前記試験手段は、 前記複数の予備電源から各電流を選択的に取り出す複数
    のスイッチ手段と、 前記複数のスイッチ手段に対して共通接続された1つの
    疑似負荷とを備え、 前記複数の予備電源の試験時に前記複数のスイッチ手段
    の1つを選択的に順次オンにし、各スイッチ手段がオン
    のときに前記疑似負荷の両端電圧を検出することにより
    前記複数の予備電源の各々を選択的に順次試験すること
    を特徴とする防災監視装置。
JP6046660A 1994-03-17 1994-03-17 防災監視装置 Pending JPH07264769A (ja)

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JP6046660A JPH07264769A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 防災監視装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09172744A (ja) * 1995-12-15 1997-06-30 Origin Electric Co Ltd 蓄電池の容量判定と充電管理システム
JPH10222773A (ja) * 1997-01-31 1998-08-21 U S C:Kk ビルセキュリティシステム
JP2013031359A (ja) * 2011-07-28 2013-02-07 Quanta Computer Inc ラックサーバシステム及びその制御方法
JP2018060320A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 Necプラットフォームズ株式会社 電源電圧監視回路、及び電源電圧監視方法
JP2018180858A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 住友金属鉱山株式会社 非常時における設備機器の運転制御システム

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