JPH06274781A - 防災監視装置および方法 - Google Patents

防災監視装置および方法

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JPH06274781A
JPH06274781A JP5824493A JP5824493A JPH06274781A JP H06274781 A JPH06274781 A JP H06274781A JP 5824493 A JP5824493 A JP 5824493A JP 5824493 A JP5824493 A JP 5824493A JP H06274781 A JPH06274781 A JP H06274781A
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美典 小島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リレー駆動時の割込み誤動作を防止し、呼出以
外のコマンドが続いても火災割込み処理を可能とする。 【構成】受信手段1の呼出制御部3で、端末情報を収集
する際には端末アドレスを順次指定した呼出コマンド信
号を送信し、端末を制御する際には端末アドレスを指定
した制御コマンド信号と制御コマンド信号の間に呼出コ
マンド信号を入れて送信する。割込処理部4は、端末2
からの割込信号を呼出コマンド信号の応答タイミングに
おいてのみ判断して割込処理を実行する。端末2には、
呼出アドレスと自己アドレスとの一致が得られた際の呼
出コマンド信号に応答して端末情報を送信する呼出応答
部6と、異常検出時には受信手段1からの呼出コマンド
信号の応答タイミングのみを使用して受信手段に割込信
号(ブレーク信号)を送信する割込送信部7と、受信手
段1からの呼出アドレスと自己アドレスとの一致が得ら
れた際に制御コマンド信号に従って端末2を制御する端
末制御部8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信側からの呼出しで
端末の情報収集や制御を行う防災監視装置に関し、特に
火災等の異常発生時には端末から割込信号を送信して受
信側に異常発生を知らせる防災監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防災監視装置としては、
特願平3−214882号のものが知られている。この
防災監視装置にあっては、定常的な端末情報の収集は、
受信機側から端末アドレスを指定した呼出信号を順次送
信し、呼出信号に対する応答信号として端末情報を送信
するポーリング方式を採用している。しかし、火災など
の異常発生時には、ポーリングでは異常を検出するまで
に時間遅れがあることから、異常が起きたことを割込み
により通知している。
【0003】即ち、火災を検出した端末は、呼出アドレ
スとは無関係に、呼出しに対する端末応答信号の送信タ
イミングで、端末応答信号を破壊するブレーク信号を送
信する。例えば線路電流を増加させてオール1の論理レ
ベルとなるように端末応答信号を破壊する。オール1の
端末応答信号を受信して割込を判別して受信機は、割込
みを起した異常発生端末を特定するためのグループ検索
を開始し、異常発生グループを特定するとグループ内の
異常発生端末を特定するグループ内検索処理に進み、異
常発生端末を検出して警報表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防災監視装置にあっては、地区ベル、防火扉
などの防災機器を制御する制御用端末のリレー駆動回路
が受信機からの伝送路に接続されており、リレー駆動回
路を動作すると伝送路の消費電流が増加し、あたかもブ
レーク信号による割込信号の送信時と同じ状態が生じ、
受信機側では割込発生と判断して割込処理に入ってしま
う問題があった。
【0005】また端末からの割込信号は、受信機からの
呼出信号の応答タイミングで送信することから、それ以
外のコマンド信号、例えば定期点検の際に試験コマンド
信号が連続している場合は、火災を検出しても割込信号
を送信することができず、火災検出が遅れるという問題
もあった。本発明は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、リレー駆動時の割込み誤動作を防止す
ると共に、呼出コマンド以外のコマンドが続いても火災
割込み処理ができる防災監視装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、受信手段1からの伝送路に複
数の端末2を接続し、受信手段1から端末アドレスを指
定して端末情報の収集または端末制御を行う防災監視装
置を対象とする。このような防災監視装置につき本発明
にあっては、受信手段1には、端末情報を収集する際に
は端末アドレスを順次指定した呼出信号を送信し、端末
を制御する際には端末アドレスを指定した制御信号と制
御信号の間に前記呼出信号を入れて送信する呼出制御部
3と、端末2からの割込信号を、呼出信号の応答タイミ
ングにおいてのみ判断して割込処理を実行する割込処理
部4とを設けたことを特徴とする。
【0007】また端末2には、受信手段1からの呼出ア
ドレスと自己アドレスとの一致が得られた際の呼出信号
に応答して端末情報を送信する呼出応答部6と、異常検
出時には受信手段1からの呼出信号の応答タイミングの
みを使用して受信手段に異常発生を知らせる割込信号を
送信する割込送信部7と、受信手段1からの呼出アドレ
スと自己アドレスとの一致が得られた際に制御信号に従
って端末2を制御する端末制御部8を設けたことを特徴
とする。
【0008】ここで、受信手段1の呼出制御部3は、負
荷制御時には、制御信号として端末負荷の動作を指示す
るコマンド信号とコマンド信号との間に、端末2に対す
る呼出信号を入れて送信する。また受信手段の呼出制御
部は、端末の作動試験時には、制御信号として端末の作
動試験を指示する試験コマンド信号と試験コマンド信号
との間に、端末2に対する呼出信号を入れて送信する。
【0009】端末2の割込送信部7は、異常を検出した
際に端末応答信号の送信タイミングで端末応答信号を無
効とするブレーク信号を送信して受信手段1に異常発生
を割込みで知らせる。受信手段1の割込処理部4は、端
末から割込信号を受信した際に、異常を検出している端
末を検索して特定する検索処理を行う。また受信手段1
は、受信機のみ、受信機と受信機からの伝送路に接続さ
れたローカル受信機としての1又は複数の中継盤、或い
は相互に伝送路で接続された複数のローカル受信機とし
ての中継盤のみのいずれかの構成をとる。
【0010】また本発明は次の〜の過程からなる防
災監視方法を提供する。 信号と制御信号の間に呼出信号を入れて受信手段から
端末側に送信する過程。 受信手段からの呼出アドレスと自己アドレスとの一致
が得られた際の呼出信号に応答して端末から応答情報を
受信手段へ送信する過程。
【0011】受信手段からの呼出アドレスと自己アド
レスとの一致が得られた際の制御コマンド信号に従って
端末を制御する過程。 端末での異常検出時に受信手段からの制御信号以外の
呼出信号の応答タイミングのみを使用して受信手段に異
常発生を知らせる割込信号を送信する過程。 端末からの割込信号を前記呼出信号の応答タイミング
においてのみ判断して割込処理を実行する過程。
【0012】
【作用】このような本発明の防災監視装置によれば、受
信機側から負荷動作や作動試験を行う際には、制御コマ
ンドと制御コマンドの間に端末情報の収集に使用する呼
出コマンドを入れて送信することから、連続したアドレ
ス指定による負荷の駆動や試験中において、火災検出が
行われると、制御コマンドの間に入れた呼出コマンドの
応答タイミングで異常を示す割込信号の送信が行われ
る。
【0013】このため負荷アドレスを連続的に指定して
端末負荷の駆動や端末の作動試験を行っていても、これ
らの端末制御の終了を待つことなく火災発生を示す割込
送信が行われ、迅速な火災判断ができる。またリレー駆
動により伝送路の電流が割込信号を示すブレーク信号の
送信時と同じになっても、受信機側では呼出信号の応答
タイミングでしか割込信号を判断していないため、リレ
ー駆動によりブレーク信号の送信と同じ状態が生じて
も、受信機側で割込が判断されることはない。
【0014】
【実施例】図2は本発明の全体構成を示した実施例構成
図である。図2において、10は受信機であり、受信機
10から引き出された伝送路12に感知器用中継器1
4,アナログ煙感知器16,アナログ熱感知器18及び
制御用中継器20を接続している。感知器用中継器14
からは感知器回線22が引き出され、感知器回線22に
オンオフ感知器24−1,24−2,24−3,・・
・、及びスイッチ操作により火災信号を送出する発信機
26を接続している。また、制御用中継器20からの制
御線28には地区ベル,防排煙機器等の制御負荷30を
接続している。
【0015】一方、受信機10にはCPUを用いた制御
部32が設けられ、制御部32に対しては表示部34,
操作部36、警報や音声メッセージを出力する鳴動部3
8を設けている。受信機10の制御部32にはCPUの
プログラム制御により実現される呼出制御部3,割込処
理部4及び定期点検部5が設けられている。これに対応
して端末側には感知器用中継器14に代表して示すよう
に、呼出応答部6,割込送信部7,端末駆動や端末試験
を行う端末制御部8を設けている。
【0016】受信機10の呼出制御部3は各端末に対し
一連の端末アドレスを設定しており、例えばアドレス1
〜127の127アドレスが使用される。受信機10の
呼出制御部3は、端末情報を収集する通常のポーリング
時には、端末アドレス及び呼出コマンドを含む呼出信号
を使用して一定周期毎に順次端末を呼び出して、端末情
報を応答送信させている。
【0017】また呼出制御部3は、端末を制御する際に
は、端末アドレスを指定した制御信号を送信すると同時
に、制御信号と制御信号の間にポーリング用の呼出信号
を入れて送信する。ここで端末に対する制御信号として
は、制御用中継器20の制御負荷30を駆動するための
制御コマンドを含む制御信号と、定期点検部5からの一
定時間ごとの定期点検指示を受け、感知器用中継器1
4、アナログ煙感知器16およびアナログ熱感知器18
のアドレスを順次指定して試験コマンドを送る端末試験
用の制御信号がある。
【0018】尚、端末試験は人為的に端末アドレスを設
定して行うこともでき、複数端末を連続試験するような
設定が行われた場合には、定期点検時と同様に制御信号
と制御信号の間にポーリング用の呼出信号を入れて送信
する。受信機10の呼出制御部3からの呼出信号または
制御信号は端末側の呼出応答部6で受信され、受信信号
に含まれる呼出アドレスと自己の端末アドレスとの照合
一致が得られたときに、呼出コマンドであれば、そのと
きメモリに保持している端末情報を端末応答信号として
受信機10に送信する。また制御コマンドであれば、コ
マンド解読結果に応じて感知器試験や負荷駆動を行う。
【0019】図3は図2の受信機10と端末側との間で
行われる通常のポーリングによる呼出動作を示したタイ
ムチャートである。図3において、受信機10は呼出コ
マンドC1,端末アドレスAi(但し、i=1〜12
7)を含む呼出信号を順次送信している。この呼出信号
は図4に取り出して示すように、8ビットのコマンドフ
ィールド、8ビットのアドレスフィールド、更に8ビッ
トのチェックサムフィールドの3バイトで構成される。
【0020】図5は端末からの応答信号の伝送フォーマ
ットを示したもので、8ビットのデータフィールドと8
ビットのチェックサムフィールドの2バイトで構成さ
れ、各バイトの前後にはスタートビット,パリティビッ
ト及びストップビットが設けられている。勿論、本発明
で使用する受信機からの呼出信号及び端末からの応答信
号の伝送フォーマットは必要に応じて適宜の構成とでき
る。
【0021】再び図2を参照するに、受信機10の呼出
制御部3は、この実施例にあっては、端末アドレスを指
定した呼出中に端末アドレスとは無関係に全端末に対し
検出信号をAD変換によりサンプリングしてメモリに同
時刻に保持するための一括情報収集処理を指示するた
め、例えば1秒毎の一定周期でサンプリングコマンド
(一括AD変換コマンド)を送信する。
【0022】端末側の呼出応答部6はアドレスとは無関
係にコマンドフィールドのサンプリングコマンドを判別
すると、端末に接続している検出器の検出信号をAD変
換により収集してメモリに記憶保持する。このようなサ
ンプリングコマンドに基づいて一斉に収集された端末デ
ータは、端末アドレスを指定した呼出信号に対する端末
応答情報として受信機10に送り返されることになる。
尚、サンプリングコマンドによる端末情報の一括収集に
限定されず、呼出信号を受けた時にリアルタイムで端末
情報を返送するようにしてもよい。
【0023】端末側に設けた割込送信部7は、受信機1
0の呼出制御部3からのサンプリングコマンドに基づい
て検出信号のAD変換によるサンプリングを行った際の
検出データから例えば火災を検出した場合、端末応答タ
イミングを使用して火災発生を受信機10に知らせる割
込信号を送信する。ここで、受信機10から端末に対す
る呼出信号は電圧モードで送られており、一方、端末か
ら受信機10に対する応答信号は電流モードで送られて
いる。従って、割込送信部7は端末応答信号のタイミン
グで端末のいずれかから送信された応答信号を破壊する
ブレーク信号を電流信号として伝送路12に送出するこ
とで、割込信号の送信を行う。
【0024】端末側の割込送信部7に対応して、受信機
10の制御部32には割込処理部4が設けられる。割込
処理部4は端末応答信号のタイミングのみで、通常の端
末応答信号では得られない特異な信号、例えばオール1
を受信したときに端末からの割込信号を受信したものと
判断する。割込処理部4で端末からの割込信号の受信が
判別されると、呼出制御部3に対し割込原因の詳細を得
るために割込確認要求コマンドの送信を行わせる。
【0025】この割込確認要求コマンドに対し、端末側
の呼出応答部6は割込詳細情報を送り返す。呼出制御部
3を使用して割込詳細情報を入手した割込処理部4は、
割込信号を送信した端末を特定するためのグループ検索
を開始する。このグループ検索は端末アドレスを所定数
のグループに分け、グループ毎に検索コマンドを発行し
て、火災検出が行われた端末を含むグループを特定し、
グループが特定できたならばグループ内の端末を順次呼
び出して、火災発生を起こした端末を特定する。このグ
ループ検索は、それ以外に2分法などで行ってもよい。
【0026】図6は端末側の割込送信部7と受信機10
の割込処理部4の間の伝送動作を示したタイムチャート
である。いまアドレスAiの端末で火災検出が行われた
とすると、受信機10からのアドレスA2の呼出信号に
続く端末呼出信号の応答タイミングでアドレスAiの割
込送信部7は、同時にアドレスA2の端末より送信され
る応答データを破壊してオール1のブレークデータにす
る電流信号を出力する。
【0027】このため、受信機10はアドレスA2から
の端末応答信号のタイミングでオール1となるブレーク
データを受信し、割込信号の受信を判別する。続いて受
信機10は割込確認コマンドC2をもつ呼出信号を送信
する。割込信号を送出したアドレスAiの端末は割込確
認コマンドC2に対し、割込応答データを返送する。割
込応答データを受信した受信機10は、次に検索コマン
ドC3及びグループアドレスG1をグループ検索のため
の呼出信号を順次送信する。
【0028】受信機10からの割込確認コマンドC2に
対する割込応答データとしては、割込みの発生原因が例
えば感知器用中継器14については発信機26の火災検
出出力によるものか、あるいはオンオフ感知器24−
1,24−2,・・・の火災検出によるものかを示す情
報を出力する。また、アナログ煙感知器16やアナログ
熱感知器18にあっては、アナログデータに加えてプリ
アラームレベルや火災レベルの設定によるオンオフ感知
器としての機能も備えていることから、アラームレベル
による火災検出か火災レベルによる火災検出か等の詳細
情報を送る。
【0029】このような割込原因の詳細情報が得られれ
ば、例えば発信機26からの火災信号であれば確実に火
災と判断できるので、受信機10の割込処理部4にあっ
ては割込応答データから発信機26の火災検出を認識す
ると、直ちに鳴動部38により警報ベルや警報メッセー
ジを出力するようになる。また、発信機26以外の感知
器からの火災検出であった場合には、例えばプリアラー
ム等を出して次の本来の火災判断に備えるようにする。
【0030】このような受信機10の呼出制御部3,割
込処理部4及び端末側の呼出応答部6及び割込送信部7
による処理機能は、特願平3−214882(特開平5
−6492号)に詳細に示される。次に端末制御部8の
詳細を説明する。感知器用中継器14の端末制御部8の
場合、受信機10の呼出制御部3からの試験コマンドを
含む制御信号を受けて感知器試験動作を行う。この制御
信号と制御信号の間にはポーリング用の呼出信号が送ら
れてくる。試験コマンドを受けた端末制御部8は、オン
オフ感知器あるいは発信機が火災を検知したときと同様
の状態を感知器回線に作り、擬似的な火災信号を得る。
【0031】試験による火災信号は、受信機10からの
サンプリングコマンドに基づきAD変換されてメモリに
記憶され、その後の呼出コマンドに対する応答データと
して送信される。このように感知器試験で得られた試験
データは通常のポーリングで受信機10に送られ、割込
送信部7による割込信号の送信は行われない。これに対
し他の端末の試験中にサンプリングコマンドに基づきA
D変換した検出データから火災を判断した場合には、試
験コマンドを含む制御信号と制御信号の間に入れた呼出
信号の応答タイミングで、割込送信部7が割込信号を受
信機10に送信し、割込処理部4による割込処理を起動
するようになる。
【0032】通常の呼出しにより端末より正常な試験デ
ータが得られると、定期点検部5は端末試験が終了した
ものと判断し、端末アドレスを指定して試験終了コマン
ドの送信を呼出制御部3に指示する。端末制御部9によ
る試験動作は、感知器用中継器14,アナログ煙感知器
16及びアナログ熱感知器18のそれぞれ固有の処理動
作を行う。
【0033】一方、受信機の制御部32に設けた呼出制
御部3は、火災受信時に制御用中継器20のアドレスを
順次指定して制御信号を送信し、制御負荷30として示
された地区ベルの鳴動や防火扉の閉鎖制御などを行う。
この制御信号の送信時にも、制御信号と制御信号の間に
端末情報収集用の呼出信号を入れて送信する。制御用中
継器20には、少なくとも感知器用中継器14に示した
呼出応答部6と端末制御部8が設けられる。制御用中継
器20の端末制御部8は、受信機10から自己アドレス
の指定による呼出コマンドを受けると、正常、障害等の
状態を示すビット応答を返す。また制御用中継器20の
端末制御部8は、受信機10から自己アドレスを指定し
た制御コマンドを受けると、制御コマンドに従って制御
負荷30の駆動を行う。制御負荷30の駆動は通常、ラ
ッチングリレーを使用して行われ、このため受信機10
からの伝送路12にリレー駆動に要した電流が流れる。
【0034】このリレー駆動電流が例えば割込送信部7
よりブレーク信号として送信する電流以上であった場
合、受信機10の割込処理部4は割込信号を受信する誤
動作を起こす。しかし、受信機10の割込処理部4は、
呼出信号に続く端末応答タイミングで得られた割込信号
のみを有効としている。このためリレー駆動による電流
増加で割込信号の送信と同じ状態が得られても、この割
込信号は無視される。
【0035】図7は図2に示したオンオフ感知器や火災
発信機に使用される感知器用中継器14の実施例を示し
た回路ブロック図である。図7において、中継器14に
はCPU44,メモリ46、及びAD変換部48を備え
た制御回路42が設けられる。CPU44に対しては伝
送表示灯52を備えた送受信回路50、及びアドレス設
定スイッチ56を備えたアドレス設定回路54が設けら
れる。
【0036】このCPU44は図2に示した呼出応答部
6,割込送信部7,感知器試験を行う端末制御部8の各
機能を実現する。AD変換部48は入力ポート1〜nを
有し、各ポートに対応してオンオフ感知器24−1〜2
4−(n−1)及び発信機26を接続している。これら
の検出器側に対しては、個別に火災・断線検出回路64
−1〜64−nと試験回路66−1〜66−nが設けら
れる。
【0037】火災・断線検出回路64−1は定電圧回路
60からのDC24Vを定常時受けており、CPU44
で受信機10からのサンプリングコマンドを受信したタ
イミングで昇圧回路62を動作して昇圧電圧DC35V
を受ける。オンオフ感知器は例えばオンオフ感知器24
−1に示すように、発報表示灯68,抵抗R1,R2及
び感知器接点70を備える。
【0038】また終端器72が接続され、ツェナダイオ
ードZD2,終端抵抗R0及びツェナダイオードZD3
を直列接続している。ツェナダイオードZD2,ZD3
は接続極性によりいずれか一方が有効となる。ツェナダ
イオードZD2はDC20Vの供給状態では非導通にあ
り、昇圧回路62より昇圧電圧DC35Vを受けると導
通し、終端抵抗R0に依存した断線監視電圧を作り出
す。
【0039】図8は火災・断線検出回路の等価回路をオ
ンオフ感知器と共に示した回路図である。図8におい
て、受信機からのサンプリングコマンドにより動作した
昇圧回路62の昇圧電圧DC35Vの供給状態で、火災
・断線検出回路64は定電流源82により定電流をオン
オフ感知器24に流す。オンオフ感知器24の内部イン
ピーダンスはR12で示され、また線路抵抗はRzで示
される。
【0040】断線がなく、また感知器接点70が開いて
いる場合にはツェナダイオードZD2で決まる例えば図
9に示す正常検出領域に入る線路間電圧が得られ、これ
を抵抗R5,R6の分圧電圧としてAD変換部48に出
力する。また火災検出により感知器接点70が閉じる
と、感知器インピーダンスR12に依存した線路電圧と
なり、例えば図9に示す火災検出領域の範囲内の電圧と
なる。
【0041】ここでオンオフ感知器24ついては、例え
ば検出電圧V1となるように内部インピーダンスR12
を決めている。これに対し、発信機26については高め
の検出電圧V2となるように内部インピーダンスを決め
ている。従って、火災検出領域の検出電圧によりオンオ
フ感知器による火災検出か発信機による火災検出かを区
別することができる。更に、断線時にあっては昇圧電圧
DC35Vがそのまま得られることから、図9に示す3
5Vを上限とする断線検出領域を設定している。
【0042】再び図7を参照するに、AD変換部48の
ポートnに対応して設けた発信機26はスイッチ接点7
6に加えて確認表示のためのスイッチ接点78を備えて
おり、スイッチ接点78に対し確認表示灯74及び抵抗
R3,R4の回路を接続している。この確認表示灯74
側に対しては、感知器用中継器14の端子AAを経由し
て確認信号線が受信機10側より接続される。端子AA
には受信機10側で発信機26からの火災検出信号を受
信すると、確認応答信号として信号電圧を加えるように
なり、これによって確認表示灯74が点灯する。
【0043】尚、定電圧回路58は制御回路部42に対
するDC3.2Vを供給する。また、定電圧回路60に
対しては端子Vにより受信機10からの電源線が接続さ
れ、定電圧回路58には端子Sによって受信機10から
の信号線が接続され、更に端子SCには受信機10から
のコモン線が接続される。また端子V,Sのそれぞれに
続いてはダイオードD1,D2とノイズ吸収用のツェナ
ダイオードZD1,ZD2を設けている。
【0044】感知器用中継器14に設けられた試験回路
66−1〜66−nは、CPU44で受信機10からの
試験コマンドを受信すると、感知器端子間に図9の感知
器あるいは発信機に対応した試験電圧V1,V2が得ら
れるように試験抵抗を接続する。この試験回路66−1
〜66−nの試験動作はサンプリングコマンドの場合と
同様、昇圧回路62の昇圧動作を伴って行われる。
【0045】また、試験回路66−1〜66−nの動作
状態は試験終了コマンドが受信されるまで継続され、そ
の間にサンプリングコマンドに基づきAD変換部48で
検出電圧のAD変換が行われ、得られた試験データはメ
モリ46に記憶される。更に、感知器用中継器14には
制御電圧監視回路80が設けられており、昇圧回路62
の昇圧電圧の異常を検出すると、CPU44を介してメ
モリ46に電圧障害情報を保持させ、通常の呼出しに対
する端末応答信号に電源障害ビットを含ませて送り返
す。
【0046】図10は図2のアナログ煙感知器16の実
施例を示したブロック図である。図10において、アナ
ログ熱感知器16は感知器本体16aと感知器ベース1
6bから構成される。感知器ベース16bには発報表示
灯回路108が設けられ、端子S,SCに受信機10か
らの信号線が接続される。感知器本体16aは接続極性
を無極性化する整流回路84に続いて、ノイズ吸収回路
86及び伝送信号検出回路88を設けている。
【0047】伝送信号検出回路88は受信機10からの
電圧モードによる呼出信号を検出して伝送制御回路92
に供給する。伝送制御回路92にはCPUが設けられ、
図2の感知器用中継器14に示したと同様、呼出応答部
6,割込送信部7,感知器試験動作を行う端末制御部8
の各機能が実現される。また伝送制御回路92に対して
はアドレス・種別設定回路94が設けられる。
【0048】煙検出部はLED駆動回路96,赤外LE
D98,受光回路100及び増幅回路102で構成され
る。赤外LED98と受光回路100の受光素子は、例
えば散乱光式の煙検出構造によって配置される。更にテ
ストLED106が設けられ、所定の煙濃度に対応した
光を直接、受光回路100の受光素子に照射して試験作
動を行う。
【0049】伝送制御回路92からの送信信号は応答信
号出力回路104に与えられ、通常の応答信号は電流モ
ードで受信機10側に送信される。また、火災検出に基
づく割込信号については、応答信号を受信機側でオール
1とするようなブレーク電流信号を出力する。伝送制御
回路92は受信機10よりサンプリングコマンドを受信
すると、LED駆動回路96により赤外LED98を発
光駆動し、受光回路100及び増幅回路102により得
られた受光信号をAD変換してメモリに記憶保持する。
【0050】メモリに記憶保持されたアナログ検出デー
タは、受信機10からの呼出信号のアドレス一致が得ら
れたときに応答信号のデータフィールドに含ませて送信
する。受信機10から試験コマンドを受信した場合に
は、LED駆動回路96によりテストLED106を駆
動する。テストLED106の発光駆動で受光回路10
0及び増幅回路102により得られた検出信号は、サン
プリングコマンドに基づくAD変換により試験データと
してメモリに記憶保持され、自己アドレスを指定した呼
出信号に対する端末応答データとして受信機に送信す
る。
【0051】更に、伝送制御回路92はAD変換により
サンプリングしたアナログ検出データから火災を判断し
た場合には、応答信号出力回路104によりブレーク電
流信号を送出して受信機10に対し割込信号を送信す
る。この割込信号の送信機能は感知器試験の際には無効
化されており、感知器試験においてAD変換により得ら
れたアナログ検出データが火災レベルを越えていても割
込信号の送信は行われない。また、感知器試験動作が終
了すると、受信機10からの試験終了コマンドを受けて
試験動作が停止される。
【0052】図11は図2のアナログ熱感知器18の実
施例を示したブロック図である。図11において、アナ
ログ熱感知器は端子S,SC間に受信機10からの信号
線を接続し、これに続いて無極性回路110,ノイズ吸
収回路112、DC13Vを出力する定電圧回路11
4、電流制限回路116、DC10Vを出力する定電圧
回路118を設けている。続いて熱検出部として定電流
回路120、サーミスタ等を用いた熱検出素子122及
び火災試験回路124が設けられる。
【0053】一方、ノイズ吸収回路112に対する分岐
ラインに対し呼出信号回路126を設け、受信機10か
らの電圧モードによる呼出信号を検出して伝送制御回路
130に供給する。伝送制御回路130にはCPUが設
けられ、図2の感知器用中継器14に示したと同様、呼
出応答部6,割込送信部7,および感知器試験を行う端
末制御部8の各機能が設けられる。
【0054】伝送制御回路130に対しては発振回路1
32,アドレス・種別設定回路134及びパワーオンリ
セットを行うリセット回路136が設けられる。また、
制御回路130以降に対しては定電圧回路128よりD
C3.2Vの電源供給が行われる。伝送制御回路130
からの送信信号は応答信号回路138に与えられ、電流
モードで受信機10側に送信される。また、応答信号回
路138には応答信号のビット1.0により点滅する作
動表示灯139を設けている。
【0055】伝送制御回路130は受信機10からサン
プリングコマンドを受けると、定電流回路120を動作
して熱検出素子122に一定電流を流し、熱検出素子1
22のインピーダンスは周囲温度により決まることか
ら、周囲温度に依存した検出電圧をAD変換によりサン
プリングしてメモリに記憶する。メモリに記憶された検
出データは自己アドレスを指定した呼出信号に対する応
答信号により受信機10に送信される。
【0056】また、伝送制御回路130は受信機10か
ら試験コマンドを受信すると、火災試験回路124を動
作して試験動作を行わせる。このとき同時に定電流回路
120も動作される。火災試験回路124は試験動作に
より例えば試験温度100℃のインピーダンス状態を定
電流回路120の接続負荷として作り出す。従って、伝
送制御回路130に対しては試験温度100℃に対応し
た検出電圧が入力され、サンプリングコマンドに基づく
AD変換によってメモリに記憶保持される。
【0057】このとき100℃の試験温度による検出電
圧は当然に火災レベルを越えているが、感知器試験時に
は試験コマンドに基づいて割込送信部7が無効化され、
割込信号の送信は行われず、試験データはメモリに記憶
される。その後の自己アドレスを指定した呼出信号に対
する端末応答データとして試験データを受信機10に送
信する。また、試験動作が終了すれば試験終了コマンド
を受けて試験動作を停止する。
【0058】図12は図2に示した制御用中継器20の
実施例を示した回路ブロック図である。図12におい
て、制御用中継器20の端子S,SC間には一対の信号
線214が接続される。端子S,SCに続いてはダイオ
ードD10とサージ吸収用のツェナダイオードZD10
が設けられる。続いて定電圧回路140が設けられ、制
御IC等の駆動に必要なDC3.2Vを作り出してい
る。定電圧回路140に続いては送受信回路142が設
けられ、送受信回路142には送信または受信状態で点
滅する伝送表示灯144が設けられる。
【0059】送受信回路142は例えば受信機10から
の送信データを線路電圧の変化から検出し、受信信号を
制御回路146に出力する。また制御回路146からの
送信データは電流信号に変換して信号線114に送出す
る。制御回路146に対してはアドレス設定回路148
が設けられ、ディップスイッチを用いたアドレス設定ス
イッチ150で固有の端末アドレス、具体的には中継器
が属するグループアドレスと固有の端末アドレスが設定
される。
【0060】制御回路146はCPUを備え、CPUに
よって図2の端末側に示した呼出応答部6と負荷駆動を
行う端末制御部8の機能を実現する。また、制御回路1
46に対してリレー駆動回路154が設けられ、リレー
駆動回路154には中継器20に接続可能な制御負荷3
0の数に対応して4つのラッチングリレー156−1〜
156−4が設けられている。
【0061】ラッチングリレー156−1〜156−4
はセットコイルSとリセットコイルRを備え、そのリレ
ー接点は例えばラッチングリレー156−1について示
すように、受信機10からの電源線115の接続端子D
D側にリレー接点166−1として設けている。ラッチ
ングリレー156−1はセットコイルSに通電するとリ
レー接点166−1が閉じ、その後、セットコイルSに
対する通電を断ってもリレー接点166−1の閉じた状
態は機械的に保持される。
【0062】一方、一度閉じたリレー接点166−1を
開くためにはリセットコイルRに通電しなければならな
い。従ってラッチングリレー156−1〜156−4の
それぞれは負荷の制御時と復旧時のそれぞれにセットコ
イルSまたはリセットコイルRに駆動電流を流す必要が
あり、このとき受信機10からの信号線214に流れる
電流が増加し、割込信号としてのブレーク信号の送信時
と同じになる。
【0063】受信機10からの電源線215は端子D
D,DDCに接続され、負荷接続回路164−1〜16
4−4のそれぞれを介して対応する制御負荷30を接続
している。負荷接続回路は負荷接続回路164−1に代
表して示すように、リレー駆動回路154に設けたラッ
チングリレー156−1のリレー接点166−1を有す
る。また確認検出回路168−1が設けられ、ダイオー
ドD30を介して端子DA1より負荷30に確認用の信
号線を出している。
【0064】このような確認検出回路168−1及びリ
レー接点166−1は他の負荷接続回路164−2〜1
64−4についても同様に並列的に設けられる。負荷接
続回路164−1に設けた確認検出回路168−1に対
しては、電圧監視回路162が設けられ、電圧監視回路
162はダイオードD20を介して平滑回路160で得
た電源電圧を監視している。
【0065】ここで、負荷接続回路164−1に制御回
線を介して接続した負荷30が例えば防火扉のレリーズ
であったとすると、レリーズを駆動するためのソレノイ
ドコイル170が設けられ、更に防火扉の閉じた状態で
a側にあり防火扉が開くとb側に切り替わるタンパスイ
ッチ172が設けられる。受信機10からの制御コマン
ドにより制御回路146がリレー駆動回路154のラッ
チングリレー156−1のセットコイルSに通電したと
すると、負荷接続回路164−1に設けているリレー接
点166−1が閉じ、ソレノイドコイル170に通電
し、例えば防火扉を開放状態に保持しているレリーズの
引離しを行う。防火扉の保持が解除されるとタンパスイ
ッチ172がa側からb側に切り替わり、ダイオードD
30を介して制御負荷30側に確認検出回路168−1
より信号電流が流れる。
【0066】この信号電流により確認検出回路168−
1に設けているフォトカプラPC2の発光ダイオードが
発光し、制御回路146に設けているフォトカプラPC
2のフォトトランジスタで受光され、制御回路146は
割込みにより送受信回路142を介して受信機10側に
確認検出情報を送出する。尚、制御回路146のフォト
カプラPC3〜PC5のフォトトランジスタに対応した
発光ダイオードは残りの負荷接続回路164−2〜16
4−4の確認検出回路(図示せず)に設けている。
【0067】更に、制御回路146でサンプリングコマ
ンドを受信した際には、電圧監視回路162を動作す
る。即ち、サンプリングコマンドの受信で制御回路14
6はフォトカプラPC1の発光ダイオードを発光駆動
し、電圧監視回路162に設けたフォトカプラPC1の
フォトトランジスタで受光し、平滑回路160より得ら
れた電源電圧が正常か否かチェックする。
【0068】電源電圧が正常であれば、電圧監視回路1
62に設けているフォトカプラPC6の発光ダイオード
が発光駆動され、制御回路146のフォトカプラPC6
のフォトトランジスタで受光し、この場合には応答デー
タの正常ビットを立てる。一方、電源線115の断線等
で電源電圧が得られていない場合には、電圧監視回路1
62に設けているフォトカプラPC6の発光ダイオード
の発光駆動が行われず、信号回路のフォトカプラPC6
のフォトトランジスタの受光動作がないことから、制御
回路146は電源異常を示すデータビットを立て、受信
機10に電源障害を示すデータをその後の呼出コマンド
の応答データとして送信する。
【0069】図13は図2に示した受信機10の制御部
32による処理動作を示したフローチャートである。図
13において、受信機10の電源を投入するとステップ
S1で初期設定が行われる。続いてステップS2で端末
アドレスnをn=1にセットし、続いてステップS3で
端末アドレスnに対するポーリングを行う。即ち、端末
アドレスn及び呼出コマンドを有する呼出信号を送信す
る。
【0070】続いてステップS4でポーリングに対する
端末からの応答信号を受信し、応答信号のデータフィー
ルドに状態変化があるか否かステップS5でチェックす
る。応答信号に状態変化があれば、ステップS6で割込
信号の受信か否かチェックする。ここで、割込信号は例
えばオールビットが1となった場合である。割込信号で
なければステップS7に進み、通常の対応処理を行う。
【0071】この通常の対応処理は感知器用中継器14
にあっては、正常ビットや障害ビットに基づく対応を
し、アナログ煙感知器16及びアナログ熱感知器18に
あってはアナログ検出データの対応処理、更に制御用中
継器20にあっては障害ビット等の処理となる。一方、
ステップS6でオールビット1となる割込信号の受信を
判別するとステップS8に進み、割込対応処理を行う。
この割込対応処理は、まず割込確認コマンドを発行して
端末から詳細情報を収集し、続いて検索コマンドを発行
して、割込みを発生した端末を特定するグループ検索を
行う。続いてステップS9に進み、端末制御を行うか否
かチェックする。この端末制御には定期点検時の端末試
験、あるいは火災受信時における端末機器の制御があ
る。端末制御の設定状態であった場合にはステップS1
0に進み、制御信号の送信処理を行う。
【0072】続いてステップS11で一括サンプリング
タイミングか否かチェックし、このサンプリングタイミ
ングは例えば1秒毎に設定され、サンプリングタイミン
グに達するとステップS12でサンプリングコマンドを
送信して、端末側に一括AD変換によるデータサンプリ
ングを行わせる。続いてステップS13で最終アドレス
n=127か否かチェックし、最終アドレスでなければ
ステップS15で端末アドレスを1つインクリメント
し、ステップS3で次の端末アドレスのポーリングを行
う。また最終アドレスであればステップS2に戻り、最
初の端末アドレスn=1からポーリングを繰り返す。
【0073】このようなステップS2〜S15の処理に
よれば、感知器試験あるいは端末負荷の制御時にあって
は、ステップS3の端末ポーリングによる呼出信号の送
信とステップS10の制御信号の送信が交互に繰り返さ
れることになる。図14は端末側の処理動作を示したフ
ローチャートである。図14において、電源投入が行わ
れるとステップS1で初期設定が行われ、ステップS2
で信号受信の有無を監視する。信号受信が行われるとス
テップS3でサンプリングコマンドか否かチェックし、
サンプリングコマンドでなければステップS4で呼出コ
マンドか否かチェックする。呼出コマンドでなければス
テップS5で制御コマンドか否かチェックする。制御コ
マンドであった場合にはステップS6で感知器試験や負
荷駆動等の制御を実行し、ステップS7で応答送信を行
う。
【0074】ステップS3でサンプリングコマンドが判
別されるとステップS8に進み、端末データのサンプリ
ング、所謂一括AD変換による端末データの取込みを行
う。続いてステップS9でサンプリングデータから火災
か否か判断する。火災でなければステップS10に進
み、断線か否か判断する。火災であった場合にはステッ
プS11に進み、火災ビットをセットする。また断線で
あった場合にはステップS12で障害ビットをセットす
る。
【0075】ステップS8の端末データのサンプリング
によりステップS9で火災が判断され、ステップS11
で火災ビットをセットした状態でステップS4で受信機
からの呼出コマンドが判別されると、火災ビットがオン
か否かチェックする。このときステップS11で火災ビ
ットはセットされてオンとなっていることからステップ
S14に進み、線路電流を増加させるブレーク信号とし
て割込信号を送信する。
【0076】図15は図2において受信機10から制御
用端末20に対し制御信号を連続的に送信している状態
で、感知器用中継器14で火災検出が行われた場合の処
理動作を示したタイムチャートである。まず受信機は
で制御コマンドを発行し、この制御コマンドに対応して
制御用中継器側でリレー駆動による負荷制御が行われ、
リレー回路の駆動による消費電流分だけ受信電流が増加
する。続いて受信機10はの制御コマンドに続いて
で呼出コマンドを発行する。このとき、ある感知器用中
継器14において時刻t1に示すように火災検出が行わ
れたとする。
【0077】の呼出コマンドに対し、アドレス指定を
受けた端末より応答データが送信され、応答データは電
流モードで行われることから、図示の受信電流に示すよ
うなパルス状の電流変化が得られる。次にでサンプリ
ングタイミングに達したことを条件に一括サンプリング
コマンドが発行されたとする。このサンプリングコマン
ドを受けて、感知器用中継器14を含む全ての端末側に
おいて一斉にサンプリング動作が行われ、そのときの検
出信号をAD変換してメモリに記憶する。
【0078】またAD変換された検出データから火災判
断が行われ、時刻t1で火災検出を行っている感知器用
中継器14において、火災ビットがオフからオンにセッ
トされる。次に、でタイムチャートに示している制御
用中継器20のアドレスを指定した制御コマンドが発行
され、リレー駆動による負荷の制御で受信電流が増加す
る。
【0079】続いてで呼出コマンドを発行する。この
の呼出コマンドは感知器用中継器14で判別される
と、このとき火災ビットがオンしていることから割込送
信動作が行われる。即ち、受信機10に対し、そのとき
いずれかの端末より送信されるオールビット1とするよ
うに電流増加させるブレーク信号を送信し、受信電流を
増加させて割込信号の送信とする。
【0080】割込信号を送信した受信機10はで割込
確認コマンドを発行し、割込原因の詳細情報を収集す
る。その後は検索コマンドの発行によりグループ検索、
更にグループ内検索により火災を検出した感知器用中継
器14を検出し、警報表示を行わせる。この図15に示
した端末制御のタイミングチャートにあっては、制御用
中継器側におけるリレー駆動で受信電流がオールビット
1となって、ブレーク信号の送信による割込信号と同じ
状態になるが、割込信号の判別は呼出コマンドに対する
応答タイミングについてのみ行っており、このため制御
コマンドの応答タイミングでオールビット1となる割込
信号と同じ受信電流が得られても無視され、割込誤動作
を起こすことはない。
【0081】図16は受信機10より端末アドレスを順
次指定して感知器試験を行った際の処理動作を示したタ
イムチャートである。図16において受信機10は、あ
る端末アドレスを指定してで試験コマンドを発行する
と、指定した端末における試験動作で受信電流が僅かに
増加する。次にで呼出コマンドを発行すると、呼出ア
ドレスに一致した端末からの応答信号が受信電流の変化
として得られる。
【0082】一方、の呼出コマンドのタイミングで時
刻t1に示したように、ある感知器用中継器14で火災
検出が行われたとする。のサンプリングコマンド3に
対し、火災検出が行われた感知器用中継器を含む全ての
端末でAD変換によるサンプリング動作が行われ、同時
にサンプリングデータから火災の有無が判断される。感
知器用中継器14にあっては、火災信号が得られている
ことから火災ビットがオンとなる。このサンプリング動
作についても、サンプリング動作に伴う受信電流の変化
が生ずる。
【0083】続いてで試験コマンドを発行し、続いて
で呼出コマンドを発行する。の呼出コマンドは火災
検出を行っている感知器用中継器14で判別されると、
火災ビットのオン状態に基づき時刻t3で割込信号の送
信動作を行う。即ち、の呼出コマンドの応答タイミン
グで、いずれかの端末より送信される応答信号を破壊し
てオールビット1とするように受信電流を増加させるブ
レーク信号を送信し、これによって割込信号を受信機1
0に送信する。
【0084】受信機10で割込信号が受信されるとで
割込確認コマンドを発行し、割込詳細情報を、火災を検
出している感知器用中継器14から返送させ、その後に
図示しない検索コマンドにより火災検出を行った感知器
用中継器14を特定するグループ検索及びグループ内検
索を行うことになる。このような試験動作中にあって
も、試験コマンドと試験コマンドの間に呼出コマンドを
発行することから、試験中に火災検出が行われると、呼
出コマンドの応答期間のタイミングで割込信号の送信が
行われ、試験中にあっても迅速に火災発生を知って警報
することができる。
【0085】尚、上記の実施例は端末制御として感知器
試験と端末機器の駆動制御を例にとるものであったが、
端末制御の種類は必要に応じて適宜に定めることができ
る。また上記の実施例は、割込信号として端末応答信号
を破壊するブレーク信号を送出しているが、これに限定
されず、適宜の割込コードを使用するようにしてもよ
い。また上記の実施例では、割込信号の受信に続いて割
込確認コマンドを発行して割込詳細情報を返送させてい
るが、最初の割込コード信号に詳細情報を含めた場合に
は割込確認コマンドの発行は不要である。
【0086】更に上記の実施例は図1の原理説明図の受
信手段1として受信機10を設けた場合を例にとってい
るが、受信手段1には受信機と受信機からの伝送路にロ
ーカル受信機として機能する中継盤を接続し中継盤から
の伝送路に端末を接続する構成、あるいはローカル受信
機としての中継盤のみを複数伝送路で接続し各中継盤か
らの伝送路に端末を接続する構成を含む。
【0087】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、端末制御や感知器試験等の際に制御信号と制御信号
の間に呼出信号を入れて送信することから、負荷制御中
や試験中に火災が発生しても呼出信号の応答タイミング
で火災発生を示す割込信号を送信し、火災を優先的に処
理することができる。
【0088】また、端末制御による受信電流の増加で割
込信号の送信時と同じ受信電流の状態となっても、制御
信号の応答タイミングでは割込信号を無視し、呼出信号
の応答タイミングにおいてのみ割込信号を有効信号とし
て処理することから、負荷制御による電流増幅で割込誤
動作を起こすことがなく、割込処理の信頼性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の全体構成を示した説明図
【図3】本発明のポーリングを示したタイムチャート
【図4】受信機からの呼出信号の伝送フォーマット説明
【図5】端末からの応答信号の伝送フォーマット説明図
【図6】ブレーク信号の送信による異常発生の割込み通
知を示したタイムチャート
【図7】図2の感知器用中継器の実施例構成図
【図8】図7の火災検出動作時の等価回路を示した回路
【図9】図8における火災、正常、断線の検出領域を示
した説明図
【図10】図2のアナログ煙感知器の実施例構成図
【図11】図2のアナログ熱感知器の実施例構成図
【図12】図2の制御用中継器の実施例構成図
【図13】図2の受信機側の処理動作を示したフローチ
ャート
【図14】図2の端末側の処理動作を示したフローチャ
ート
【図15】受信機からの制御コマンドによる端末負荷の
制御動作を示したタイムチャート
【図16】受信機からの試験コマンドによる端末の試験
動作を示したタイムチャート
【符号の説明】
1:受信手段 2:端末 3:呼出制御部 4:割込制御部 5:定期点検部 6:呼出応答部 7:割込送信部 8:端末制御部(負荷制御部、試験制御部) 10:受信機 12:伝送路 14:感知器用中継器 16:アナログ煙感知器 18:アナログ熱感知器 20:制御用中継器 22:感知器回線 24−1,24−2:オンオフ感知器 26:発信機 28:制御回線 30:制御負荷 32:制御部 34:表示部 36:操作部 38:鳴動部 42,146:制御回路 44:CPU 46:メモリ 48:AD変換部 50,142:送受信回路 52,144:伝送表示灯 54,148:アドレス設定回路 56,150:アドレス設定スイッチ 58,60,,90,140:定電圧回路 62:昇圧回路 64−1〜64−n:火災断線検出回路 66−1〜66−n:試験回路 68:発報表示灯 70:感知器接点 72:終端器 74:確認応答表示灯 76,78:スイッチ接点 80:制御電圧監視回路 82:定電流源 84:整流回路 86:ノイズ吸収回路 88:伝送信号検出回路 92:伝送制御回路 94,134:アドレス・種別設定回路 96:LED駆動回路 100:受光回路 102:増幅回路 104:応答信号出力回路 106:テストLED 110:無極性回路 112:ノイズ吸収回路 116:電流制限回路 120:定電流回路 122:熱検出素子(サーミスタ) 124:火災試験回路 126:呼出信号回路 130:CPU 132:発振回路 136:リセット回路 139:作動表示灯 154:リレー駆動回路 156−1〜156−4:ラッチングリレー 160:平滑回路 162:電圧監視回路 164−1〜164−4:負荷接続回路 166−1:リレー接点 168−1:確認検出回路 170:ソレノイドコイル 172:タンパスイッチ 214:信号線 215:駆動線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信手段からの伝送路に複数の端末を接続
    し、受信手段から端末アドレスを指定して端末情報の収
    集または端末の制御を行う防災監視装置に於いて、 前記受信手段に、 端末情報を収集する際には端末アドレスを順次指定して
    呼出信号を送信し、端末を制御する際には端末アドレス
    を指定した制御信号と制御信号の間に前記呼出信号を入
    れて送信する呼出制御部と、 前記端末からの割込信号を前記呼出信号の応答タイミン
    グにおいてのみ判断して割込処理を実行する割込処理部
    と、を設け、前記端末には、 前記受信手段からの呼出アドレスと自己アドレスとの一
    致が得られた際の呼出信号に応答して端末情報を送信す
    る呼出応答部と、 異常検出時には前記受信手段からの呼出信号の応答タイ
    ミングのみを使用して前記受信手段に異常発生を知らせ
    る割込信号を送信する割込送信部と、 前記受信手段からの呼出アドレスと自己アドレスとの一
    致が得られた際に制御信号に従って端末を制御する端末
    制御部と、を設けたことを特徴とする防災監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視装置に於いて、更
    に、前記受信手段の呼出制御部は、前記制御信号として
    端末負荷の動作を指示するコマンド信号とコマンド信号
    との間に、前記端末に対する呼出信号を入れて送信する
    ことを特徴とする防災監視装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の防災監視装置に於いて、更
    に、前記受信手段の呼出制御部は、前記制御信号として
    端末の作動試験を指示する試験コマンド信号と試験コマ
    ンド信号との間に、前記端末に対する呼出信号を入れて
    送信することを特徴とする防災監視装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の防災監視装置に於いて、前
    記端末の割込送信部は、異常を検出した際に前記端末応
    答信号の送信タイミングで該端末応答信号を無効とする
    ブレーク信号を送信して受信手段に異常発生を割込み通
    知することを特徴とする防災監視装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の防災監視装置に於いて、前
    記受信手段の割込処理部は、端末から割込信号を受信し
    た際に、異常を検出している端末を検索して特定する検
    索処理を行うことを特徴とする防災監視装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5記載の防災監視装置に於い
    て、前記受信手段は、受信機のみ、受信機と該受信機か
    らの伝送路に接続されたローカル受信機としての1又は
    複数の中継盤、或いは相互に伝送路で接続された複数の
    ローカル受信機としての中継盤のみで構成されたことを
    特徴とする防災監視装置。
  7. 【請求項7】受信手段からの伝送路に複数の端末を接続
    し、受信手段から端末アドレスを指定して端末情報の収
    集または端末の制御を行う防災監視方法に於いて、 端末制御時に端末アドレスを指定した制御信号と制御信
    号の間に呼出信号を入れて受信手段から端末側に送信す
    る過程と、 前記受信手段からの呼出アドレスと自己アドレスとの一
    致が得られた際の呼出信号に応答して端末から応答情報
    を受信手段へ送信する過程と、 前記受信手段からの呼出アドレスと自己アドレスとの一
    致が得られた際の制御コマンド信号に従って端末を制御
    する過程と、 端末での異常検出時に受信手段からの制御信号以外の呼
    出信号の応答タイミングのみを使用して受信手段に異常
    発生を知らせる割込信号を送信する過程と、 端末からの割込信号を前記呼出信号の応答タイミングに
    おいてのみ判断して割込処理を実行する過程と、を備え
    たことを特徴とする防災監視方法。
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