JPH0520519A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH0520519A
JPH0520519A JP17383991A JP17383991A JPH0520519A JP H0520519 A JPH0520519 A JP H0520519A JP 17383991 A JP17383991 A JP 17383991A JP 17383991 A JP17383991 A JP 17383991A JP H0520519 A JPH0520519 A JP H0520519A
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JP
Japan
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battery
relay
power supply
input
cpu
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JP17383991A
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English (en)
Inventor
Kunio Yamada
邦雄 山田
Shinji Ishii
慎治 石井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリの寿命のチェックを簡単に行なえる
ようにしたこと。 【構成】 監視センタと電話回線5を介してデータ伝送
を行なう通信装置において、CPU1からの指令に基き
リレーC11の常閉接点c11aをオンして交流電源6
の入力を切断する。また、所定の電圧低下を検出するリ
レーD13をバックアップ用のバッテリ8に接続して、
バッテリ8の電圧が所定値以下に低下したとき、その常
開接点d13aをオフすることにより検出信号をCPU
1に入力する。一方、CPU1からの指令に基き動作す
る第1のタイマ12により、交流電源6の入力切断時か
らバッテリ8の電圧低下検出時までの時間を計測して記
憶する。上記処理を監視センタから起動可能としてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置に関するもので
あり、特に、監視センタとの間で電話回線を介してデー
タ伝送を行なうバッテリでバックアップされた通信装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の通信装置として、図9乃
至図11に示す技術を挙げることができる。
【0003】図9は従来の通信装置を示す回路図、図1
0は従来の通信装置の電源回路を示す回路図、図11は
従来の通信装置の動作を示すフローチャートである。
【0004】図9において、1は制御手段としてのCP
U、2はCPU1に所定の検出信号を入力する監視入
力、3はCPU1の出力側の回線閉結用及びダイヤルパ
ルス発生用のリレーA、3aはリレーA3の常開接点
a、4はCPU1の出力側の回線閉結用及びデータ伝送
用のトランス、5はCPU1を監視センタと接続する電
話回線である。図10において、6は交流電源(AC電
源)、7は交流電源6、例えば、AC100VをDC5
Vに変換する直流電源(DC電源)、7aは直流電源7
の出力、8は充電可能なバッテリ、9は前記交流電源
6、例えば、AC100VをDC5Vに変換してバッテ
リ8に充電する充電回路、10は交流電源6のオン状態
を検出するとオンし、交流電源6のオフ状態を検出する
とオフするリレーB、10aはリレーB10がオンのと
き直流電源7と接続し、リレーB10がオフのときバッ
テリ8と接続するリレーB10の接点bである。
【0005】次に、上記のように構成された従来の通信
装置の動作を図11のフローチャートに従って説明す
る。
【0006】ステップS1で、CPU1は、監視センタ
の監視対象についての所定の情報、例えば、設備異常が
生じたことを示す設備異常信号を、監視入力2からの入
力により検出すると、ステップS2で、リレーA3をオ
ンして、トランス4を介して回線を閉結する。ステップ
S3で、CPU1は、監視センタの電話番号を、リレー
A3のオン・オフの繰返しによりダイヤル送出する。ス
テップS4で、監視センタの通信装置と回線が接続され
ると、CPU1は、監視センタに対し、監視入力2がオ
ンした旨、即ち、監視対象について所定の状態が発生し
た旨をデータ伝送する。その後、ステップS5で、CP
Uは、リレーA3をオフして処理を終了する。
【0007】ここで、回路電源、例えば、DC5Vは、
以下のように供給される。まず、交流電源6がオン状態
にあるときは、直流電源7が、例えば、AC100Vを
DC5Vの出力7aに変換する。また、リレーB10
は、交流電源6のオン状態を検出してオンしているた
め、その接点b10aは、直流電源7の出力7a側に接
続される。これにより、前記直流電源7の出力7aが回
路電源となる。一方、交流電源6が停電等によりオフ状
態となると、リレーB10はオフし、その接点b10a
は、バッテリ8側に接続され、バッテリ8が回路電源と
なる。なお、バッテリ8は、交流電源6がオン状態の
間、充電回路9により常に充電されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信装置は、上
記のように構成されているから、バッテリ8の寿命をチ
ェックするには、別個にテスト装置を用意し、例えば、
バッテリ8を電源回路中から取外して(交流電源6とバ
ッテリ8との接続を解除するとともに)前記テスト装置
をバッテリ8に接続する等の特別な作業を行なう必要が
あり、バッテリ8の寿命を簡単にチェックできない。
【0009】そこで、本発明は、バッテリの寿命のチェ
ックを簡単に行なえるようにした通信装置の提供を課題
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる通信装置
は、通信を制御する制御手段からの指令に基き動作する
切断手段により交流電源の入力を切断可能とし、所定の
電圧低下を検出する電圧検出手段をバックアップ用のバ
ッテリに接続して、その検出結果を制御手段に入力し、
一方、制御手段からの指令に基き動作する計時手段によ
り、交流電源の入力切断時からバッテリの電圧低下検出
時までの時間を計測するものである。
【0011】
【作用】本発明においては、通信を制御する制御手段か
らの指令により切断手段を動作させて交流電源の入力を
切断することにより、容易にバックアップ用のバッテリ
を回路電源として、バッテリをテストに供することがで
きる。また、バッテリが回路電源となると、電圧検出手
段が、自動的にバッテリの電圧低下を検出し、バッテリ
が所定の電圧低下を生じたときに制御手段にその旨を入
力する。そして、制御手段により計時手段を動作制御し
て、交流電源の入力切断時からバッテリの電圧低下検出
時までの時間を計測させることにより、その計時値をバ
ッテリ動作時間とすることができ、バッテリの寿命を簡
単に知ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0013】図1は本発明の第一実施例の通信装置を示
す回路図、図2は第一実施例の通信装置の電源回路を示
す回路図、図3は第一実施例の通信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0014】なお、図中、従来例と同一符号及び同一記
号は、従来例の構成部分と同一または相当部分を示すも
のであるから、ここでは、重複する説明を省略する。
【0015】図1及び図2において、11はCPU1の
出力側に接続されたリレーC、11aはリレーC11の
常閉接点cであって、前記リレーC11は、切断手段と
して、CPU1からの指令により、オンのときに常閉接
点c11aを開いて交流電源6からの入力を切断し、オ
フのときにその常閉接点c11aを閉じて交流電源6か
らの入力を接続する。また、12は第1のタイマ、12
aはCPU1から第1のタイマ12への入力、12bは
第1のタイマ12からCPU1への出力であって、第1
のタイマ12は、計時手段として、CPU1からの入力
12aがオンのとき動作して計時開始するとともに、オ
フのとき動作停止して計時終了し、計時開始から計時終
了までの計時値をCPU1への出力12bとする。そし
て、13はバッテリ8に接続されたリレーD、13aは
リレーD13の常開接点dであって、前記リレーD13
は、電圧検出手段として、バッテリ8が所定電圧より大
なるときはオン状態を維持してその常開接点d13aを
閉じ、バッテリ8が所定電圧以下へ電圧低下したときに
オフし、その常開接点d13aを開いてCPU1へ検出
信号としてオフ信号を入力する。
【0016】次に、上記のように構成された第一実施例
の通信装置におけるバッテリのテスト動作を図3のフロ
ーチャートに従って説明する。
【0017】まず、通常は交流電源6により動作する交
流電源動作にある通信装置において、ステップS11
で、CPU1が、リレーC11をオンすると、その常閉
接点c11aが開いて交流電源6からの入力を切断する
ため、リレーB10はオフとなり、その接点b10aが
バッテリ8側に接続して、従来例と同様に、バッテリ8
が回路電源となる。即ち、通信装置はバッテリ動作に入
る。これと同時に、リレーD13は、その常開接点d1
3aを閉じオン信号をCPU1に入力して、バッテリ8
の電圧低下を検出可能な状態となる。
【0018】続いて、ステップS12で、CPU1は、
入力12aをオンして、第1のタイマ12を動作させて
計時開始させ、ステップS13で、バッテリ8の電圧低
下を検出するリレーD13の状態を監視する。そして、
CPU1は、バッテリ8の所定値以下への電圧低下によ
りリレーD13がオフしたことを常開接点d13aから
のオフ信号の入力により検出すると、ステップS14
で、第1のタイマ12を動作停止させて計時終了させ、
第1のタイマ12による計時開始時から計時終了時まで
の計時値の出力12aを記憶するとともに、ステップS
15で、リレーC11をオフして、処理を終了する。こ
れにより、リレーC11の常閉接点c11aが閉じて交
流電源6からの入力を接続し、通信装置は交流電源動作
に戻る。このときの第1のタイマ12の計時値がバッテ
リ動作時間であり、このバッテリ動作時間の長短により
バッテリ8の寿命を知ることができる。
【0019】このように、上記第一実施例の通信装置
は、CPU1からの指令に基きリレーC11の常閉接点
c11aをオンして交流電源6の入力を切断し、所定の
電圧低下を検出するリレーD13をバックアップ用のバ
ッテリ8に接続して、バッテリ8の電圧が所定値以下に
低下したとき、その常開接点d13aをオフすることに
より検出信号をCPU1に入力し、一方、CPU1から
の指令に基き動作する第1のタイマ12により、交流電
源6の入力切断時からバッテリ8の電圧低下検出時まで
の時間を計測するものである。
【0020】したがって、上記第一実施例は、所望時
に、CPU1からの指令によりリレーC11を動作させ
て交流電源6の入力を切断することにより、容易にバッ
クアップ用のバッテリ8を回路電源として、バッテリ8
をテストに供することができる。また、バッテリ8が回
路電源となると、リレーD13が、自動的にバッテリ8
の電圧低下を検出し、バッテリ8の電圧が所定値以下と
なったときにCPU1にその旨を入力する。そして、C
PU1により第2のタイマ12を動作制御して、交流電
源6の入力切断時からバッテリ8の電圧低下検出時まで
の時間を計測させることにより、その計時値をバッテリ
動作時間とすることができ、バッテリ8の寿命を簡単に
知ることができる。その結果、バッテリ動作時間を簡単
に計測及び記録してバッテリ8の寿命のチェックを容易
に行なうことができ、バッテリ8の寿命のチェックのた
めに、別個にテスト装置を用意したりする等の特別な作
業を行なう必要はない。
【0021】次に、本発明による別の実施例を以下に説
明する。なお、各実施例においては上記第一実施例との
相違点のみを説明し、上記第一実施例と同一の構成につ
いては図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0022】図4は本発明の第二実施例の通信装置を示
す回路図、図5は第二実施例の通信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0023】図4において、21はCPU1の入力側に
接続された第2のタイマであって、一定時間間隔、例え
ば、10日に1回の間隔で、バッテリ8のテスト開始の
ためのテスト指令をCPU1へ出力する。なお、第二実
施例の通信装置の電源回路は、図2に示す第一実施例の
通信装置の電源回路と同一である。
【0024】次に、上記のように構成された第二実施例
の通信装置におけるバッテリのテスト動作を図5のフロ
ーチャートに従って説明する。
【0025】ステップS21で、CPU1は、第2のタ
イマ21からのテスト指令の出力があったか否かを判断
し、第2のタイマ21からのテスト指令の出力があった
場合、ステップS22で、リレーC11をオンしてその
常閉接点c11aを開き、交流電源6からの入力を切断
する。これにより、リレーB10はオフとなり、その接
点b10aがバッテリ8側に接続して、従来例と同様
に、バッテリ8が回路電源となる。即ち、通信装置はバ
ッテリ動作に入る。これと同時に、リレーD13は、そ
の常開接点d13aを閉じオン信号をCPU1に入力し
て、バッテリ8の電圧低下を検出可能な状態となる。
【0026】続いて、ステップS23で、CPU1は、
入力12aをオンして、第1のタイマ12を計時開始さ
せ、ステップS24で、バッテリ8の電圧低下を検出す
るリレーD13の状態を監視する。そして、CPU1
は、バッテリ8の所定値以下への電圧低下によりリレー
D13がオフしたことを検出すると、ステップS25
で、第1のタイマ12を計時終了させるとともに、ステ
ップS26で、リレーC11をオフして、処理を終了す
る。これにより、リレーC11の常閉接点c11aが閉
じて交流電源6からの入力を接続し、通信装置は交流電
源動作に戻る。このときの第1のタイマ12の計時値が
バッテリ動作時間であり、このバッテリ動作時間の長短
によりバッテリ8の寿命を知ることができる。
【0027】このように、上記第二実施例の通信装置
は、第2のタイマ21が一定時間間隔でバッテリ8のテ
スト開始のためのテスト指令をCPU1に出力し、この
テスト指令に応答して、CPU1からの指令に基きリレ
ーC11の常閉接点c11aをオンして交流電源6の入
力を切断し、所定の電圧低下を検出するリレーD13を
バックアップ用のバッテリ8に接続して、バッテリ8の
電圧が所定値以下に低下したとき、その常開接点d13
aをオフすることにより検出信号をCPU1に入力し、
一方、CPU1からの指令に基き動作する第1のタイマ
12により、前記交流電源6の入力切断時からバッテリ
8の電圧低下検出時までの時間を計測するものである。
【0028】したがって、上記第二実施例は、第2のタ
イマ21からの定期的なテスト指令の入力により、CP
U1がリレーC11を動作させて交流電源6の入力を切
断することにより、自動的かつ容易にバックアップ用の
バッテリ8を回路電源として、バッテリ8をテストに供
することができる。また、バッテリ8が回路電源となる
と、リレーD13が、自動的にバッテリ8の電圧低下を
検出し、バッテリ8の電圧が所定値以下となったときに
CPU1にその旨を入力する。そして、CPU1により
第2のタイマ12を動作制御して、交流電源6の入力切
断時からバッテリ8の電圧低下検出時までの時間を計測
させることにより、その計時値をバッテリ動作時間とす
ることができ、バッテリ8の寿命を簡単に知ることがで
きる。その結果、バッテリ動作時間を簡単に計測及び記
録してバッテリ8の寿命のチェックを容易に行なうこと
ができ、バッテリ8の寿命のチェックのために、別個に
テスト装置を用意したりする等の特別な作業を行なう必
要はない。加えて、第2のタイマ21により定期的にテ
スト開始のためのテスト指令がCPU1に入力されるた
め、外部からのテストのための指令入力を必要とするこ
となく、通信装置自身によるバッテリ動作時間の測定が
可能となり、バッテリ動作時間を簡単に定期的かつ自動
的に計測及び記録することができる。
【0029】図6は本発明の第三実施例の通信装置の回
路構成を示すブロック図、図7は第三実施例の通信装置
の動作を示すフローチャートである。
【0030】図6において、31は電話回線5を介して
監視センタと通信装置との間に接続された着信検出回
路、32は着信検出回路31のリレーE、32aはCP
U1の入力側に接続されたリレーE32の常開接点e、
33は着信検出回路31のコンデンサであって、着信検
出回路31は、監視センタからのポーリングに対し、そ
のリレーE32をオンして常開接点e32aを閉じ、C
PU1に着信信号を入力する。なお、第三実施例の通信
装置の電源回路は、図2に示す第一実施例の通信装置の
電源回路と同一である。
【0031】次に、上記のように構成された第三実施例
の通信装置におけるバッテリのテスト動作を図7のフロ
ーチャートに従って説明する。
【0032】ステップS31で、監視センタからのポー
リングに対し、着信検出回路31のリレーE32がオン
して、その常開接点e32aからCPU1へ着信信号の
入力があると、ステップS32で、CPU1は、リレー
A3をオンし、着信信号に応答する。その後、CPU1
は、監視センタの通信装置との間でデータ伝送を行な
い、ステップS33で、監視センタからテスト指令信号
を受信すると、ステップS34で、リレーA3をオフし
てその常開接点a3aを開き、回線を切断するととも
に、リレーC11をオンしてその常閉接点c11aを開
き、交流電源6からの入力を切断する。これにより、リ
レーB10はオフとなり、その接点b10aがバッテリ
8側に接続して、従来例と同様に、バッテリ8が回路電
源となる。即ち、通信装置はバッテリ動作に入る。これ
と同時に、リレーD13は、その常開接点d13aを閉
じオン信号をCPU1に入力して、バッテリ8の電圧低
下を検出可能な状態となる。
【0033】続いて、ステップS35で、CPU1は、
入力12aをオンして、第1のタイマ12を計時開始さ
せ、ステップS36で、バッテリ8の電圧低下を検出す
るリレーD13の状態を監視する。そして、CPU1
は、バッテリ8の所定値以下への電圧低下によりリレー
D13がオフしたことを検出すると、ステップS37
で、第1のタイマ12を計時終了させるとともに、ステ
ップS38で、リレーC11をオフして、処理を終了す
る。これにより、リレーC11の常閉接点c11aが閉
じて交流電源6からの入力を接続し、通信装置は交流電
源動作に戻る。このときの第1のタイマ12の計時値が
バッテリ動作時間であり、このバッテリ動作時間の長短
によりバッテリ8の寿命を知ることができる。なお、C
PU1は、ステップS33で、監視センタからテスト指
令信号を受信しない場合、ステップS38へと進み、リ
レーC11をオフして、処理を終了する。
【0034】このように、上記第三実施例の通信装置
は、監視センタのポーリングに応答する着信検出回路3
1からの着信信号の入力によりCPU1を監視センタと
回線接続して、監視センタからのテスト指令をCPU1
に入力し、この指令信号に応答して、CPU1からの指
令に基きリレーC11の常閉接点c11aをオンして交
流電源6の入力を切断し、所定の電圧低下を検出するリ
レーD13をバックアップ用のバッテリ8に接続して、
バッテリ8の電圧が所定値以下に低下したとき、その常
開接点d13aをオフすることにより検出信号をCPU
1に入力し、一方、CPU1からの指令に基き動作する
第1のタイマ12により、交流電源6の入力切断時から
バッテリ8の電圧低下検出時までの時間を計測するもの
である。
【0035】したがって、上記第三実施例は、所望時
に、監視センタからのテスト指令の入力により、CPU
1がリレーC11を動作させて交流電源6の入力を切断
することにより、自動的かつ容易にバックアップ用のバ
ッテリ8を回路電源として、バッテリ8をテストに供す
ることができる。また、バッテリ8が回路電源となる
と、リレーD13が、自動的にバッテリ8の電圧低下を
検出し、バッテリ8の電圧が所定値以下となったときに
CPU1にその旨を入力する。そして、CPU1により
第2のタイマ12を動作制御して、交流電源6の入力切
断時からバッテリ8の電圧低下検出時までの時間を計測
させることにより、その計時値をバッテリ動作時間とす
ることができ、バッテリ8の寿命を簡単に知ることがで
きる。その結果、バッテリ動作時間を簡単に計測及び記
録してバッテリ8の寿命のチェックを容易に行なうこと
ができ、バッテリ8の寿命のチェックのために、別個に
テスト装置を用意したりする等の特別な作業を行なう必
要はない。加えて、監視センタ側からテスト開始のため
のテスト指令をCPU1に入力してテスト動作を行なわ
せることができるため、監視センタに回線接続する多数
の通信装置のバッテリ動作時間の測定及び記録を一括し
て効率良く行なうことができる。
【0036】図8は本発明の第四実施例の通信装置の動
作を示すフローチャートである。
【0037】第四実施例の通信装置は、第一乃至第三実
施例の通信装置を使用して、各実施例におけるバッテリ
8のテスト動作の終了後に、バッテリ8に異常がある場
合、監視センタへの発報動作を行なうものである。
【0038】次に、第四実施例の通信装置におけるバッ
テリのテスト動作を図8のフローチャートに従って説明
する。
【0039】ステップS41で、CPU1が、リレーC
11をオンすると、その常閉接点c11aが開いて交流
電源6からの入力を切断するため、リレーB10はオフ
となり、その接点b10aがバッテリ8側に接続して、
従来例と同様に、バッテリ8が回路電源となる。即ち、
通信装置はバッテリ動作に入る。これと同時に、リレー
D13は、その常開接点d13aを閉じオン信号をCP
U1に入力して、バッテリ8の電圧低下を検出可能な状
態となる。
【0040】続いて、ステップS42で、CPU1は、
入力12aをオンして、第1のタイマ12を動作させて
計時開始させ、ステップS43で、バッテリ8の電圧低
下を検出するリレーD13の状態を監視する。そして、
CPU1は、バッテリ8の所定値以下への電圧低下によ
りリレーD13がオフしたことを検出すると、ステップ
S44で、第1のタイマ12を計時終了させるととも
に、ステップS45で、リレーC11をオフして、処理
を終了する。これにより、リレーC11の常閉接点c1
1aが閉じて交流電源6からの入力を接続し、通信装置
は交流電源動作に戻る。このときの第1のタイマ12の
計時値がバッテリ動作時間であり、このバッテリ動作時
間の長短によりバッテリ8の寿命を知ることができる。
【0041】上記した第一乃至第三実施例の処理と同様
の処理の終了後、ステップS46で、CPU1は、第1
のタイマ12の計時値と、所定の値T0 、例えば、30
分とを比較して、第1のタイマ12の計時値が、T0 =
30分以下であるときは、バッテリ8が容量不足及び劣
化したものと判断し、従来例と同様の監視センタへの発
信処理を行なう。即ち、ステップS47で、CPU1
は、リレーA3をオンして、トランス4を介して回線を
閉結する。ステップS48で、CPU1は、監視センタ
の電話番号を、リレーA3のオン・オフの繰返しにより
ダイヤル送出する。ステップS49で、監視センタの通
信装置と回線が接続されると、CPU1は、監視センタ
に対し、バッテリ8の異常の旨をデータ伝送する。その
後、ステップS50で、CPU1は、リレーA3をオフ
して処理を終了する。一方、ステップS46で、第1の
タイマ12の計時値が、T0 =30分より大なるとき
は、CPU1は、バッテリ8の容量及び寿命は十分であ
ると判断して、処理を終了する。
【0042】このように、上記第四実施例の通信装置
は、CPU1からの指令に基きリレーC11の常閉接点
c11aをオンして交流電源6の入力を切断し、所定の
電圧低下を検出するリレーD13をバックアップ用のバ
ッテリ8に接続して、バッテリ8の電圧が所定値以下に
低下したとき、その常開接点d13aをオフすることに
より検出信号をCPU1に入力し、一方、CPU1から
の指令に基き動作する第1のタイマ12により、交流電
源6の入力切断時からバッテリ8の電圧低下検出時まで
の時間を計測し、その計時値を所定の値T0 と比較し
て、計時値が所定の値T0 以下のときに監視装置にバッ
テリ8の異常を発報するものである。
【0043】したがって、上記第四実施例は、所望時ま
たは定期的に、リレーC11を動作させて交流電源6の
入力を切断することにより、容易にバックアップ用のバ
ッテリ8を回路電源として、バッテリ8をテストに供す
ることができる。また、バッテリ8が回路電源となる
と、リレーD13が、自動的にバッテリ8の電圧低下を
検出し、バッテリ8の電圧が所定値以下となったときに
CPU1にその旨を入力する。そして、CPU1により
第2のタイマ12を動作制御して、交流電源6の入力切
断時からバッテリ8の電圧低下検出時までの時間を計測
させることにより、その計時値をバッテリ動作時間とす
ることができ、バッテリ8の寿命を簡単に知ることがで
きる。その結果、バッテリ動作時間を簡単に計測及び記
録してバッテリ8の寿命のチェックを容易に行なうこと
ができ、バッテリ8の寿命のチェックのために、別個に
テスト装置を用意したりする等の特別な作業を行なう必
要はない。加えて、バッテリ8に容量不足及び劣化等の
異常があるときは、監視センタへの発報が自動的に行な
われるため、監視センタで通信装置のバッテリ8の状態
を常に監視することができ、前記バッテリ8の異常時に
迅速に対応することができる。
【0044】ところで、上記第四実施例の通信装置は、
交流電源動作時に監視センタへの発報を行なうよう構成
されているが、本発明を実施する場合には、これに限定
されるものではなく、例えば、負荷電流を大きくするた
めに、交流電源6をオフしたバッテリ動作時に監視セン
タへの発報を行なうようにしてもよい。
【0045】また、上記各実施例の通信装置において、
第1のタイマ12の計時値を、監視センタからのポーリ
ングにてチェックできるようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の通信装置は、通
信を制御する制御手段からの指令に基き動作する切断手
段により交流電源の入力を切断可能とし、所定の電圧低
下を検出する電圧検出手段をバックアップ用のバッテリ
に接続して、その検出結果を制御手段に入力し、一方、
制御手段からの指令に基き動作する計時手段により、交
流電源の入力切断時からバッテリの電圧低下検出時まで
の時間を計測するものである。したがって、制御手段か
らの指令により切断手段を動作させて交流電源の入力を
切断することにより、容易にバックアップ用のバッテリ
を回路電源として、バッテリをテストに供することがで
きる。また、バッテリが回路電源となると、電圧検出手
段が、自動的にバッテリの電圧低下を検出し、バッテリ
が所定の電圧低下を生じたときに制御手段にその旨を入
力する。そして、制御手段により計時手段を動作制御し
て、交流電源の入力切断時からバッテリの電圧低下検出
時までの時間を計測させることにより、その計時値をバ
ッテリ動作時間とすることができ、バッテリの寿命を簡
単に知ることができる。その結果、バッテリ動作時間を
簡単に計測及び記録してバッテリの寿命のチェックを容
易に行なうことができ、バッテリの寿命のチェックのた
めに、別個にテスト装置を用意したりする等の特別な作
業を行なう必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例の通信装置を示す回
路図である。
【図2】図2は第一実施例の通信装置の電源回路を示す
回路図である。
【図3】図3は第一実施例の通信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図4は本発明の第二実施例の通信装置を示す回
路図である。
【図5】図5は第二実施例の通信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図6は本発明の第三実施例の通信装置を示す回
路図である。
【図7】図7は第三実施例の通信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図8は第四実施例の通信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図9は従来の通信装置を示す回路図である。
【図10】図10は従来の通信装置の電源回路を示す回
路図である。
【図11】図11は従来の通信装置の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 CPU(制御手段) 6 交流電源(AC電源) 8 バッテリ 11 リレーC(切断手段) 12 第1のタイマ(計時手段) 13 リレーD(電圧検出手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 通信を制御する制御手段と、 前記制御手段からの指令に基き交流電源の入力を切断可
    能な切断手段と、 バックアップ用のバッテリに接続されて所定の電圧低下
    を検出するとともに、 その検出結果を制御手段に入力する電圧検出手段と、 制御手段からの指令に基き交流電源の入力切断時からバ
    ッテリの電圧低下検出時までの時間を計測する計時手段
    とを具備することを特徴とする通信装置。
JP17383991A 1991-07-15 1991-07-15 通信装置 Pending JPH0520519A (ja)

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JP17383991A JPH0520519A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 通信装置

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JPH0520519A true JPH0520519A (ja) 1993-01-29

Family

ID=15968118

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915285A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Nippon Densan Setsubi Kk 無停電電源装置の遠隔監視装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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