JPH072627U - コントロールケーブルのインナケーブル - Google Patents

コントロールケーブルのインナケーブル

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JPH072627U
JPH072627U JP4020193U JP4020193U JPH072627U JP H072627 U JPH072627 U JP H072627U JP 4020193 U JP4020193 U JP 4020193U JP 4020193 U JP4020193 U JP 4020193U JP H072627 U JPH072627 U JP H072627U
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JP
Japan
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cable
strand
inner cable
wire
layer
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Application number
JP4020193U
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English (en)
Inventor
司 小川
嘉一郎 寺浦
Original Assignee
嘉一郎 寺浦
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動車のワイヤ式ウインドレギュレータに使
用するコントロールケーブルのインナケーブルにおい
て、その耐屈曲性と耐久性を向上させる。 【構成】 19本撚りの芯ストランド4の外周に7本撚
りのストランドを8本側ストランド5として撚り合わせ
てなるインナケーブル(ウ)において、芯ストランド4
の第3層42は線径の違う2種類の素線φ0.13mm
〜φ0.15mmとφ0.16mm〜φ0.18mmと
を交互に配置して撚り合わせている。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は、自動車のワイヤ式ウインドレギュレータに配設されるコントロール ケーブルのインナケーブルに関する。 【0002】 【従来の技術】 本考案は、第4図に示すように自動車のワイヤ式ウインドレギュレータ(ア) に配設されるコントロールケーブル(イ)のインナケーブル(ウ)は、ハンドル (エ)部の小径の巻取部(オ)に巻取られ、その上下部分はプーリー(カ)、( カ′)で強く屈曲されてウインドガラス(キ)の駆動部(ク)に連結されており 、ハンドル(エ)部を回動することによりインナケーブル(ウ)は駆動され、ウ インドガラス(キ)を駆動部(ク)に沿って上下に昇降させている。 【0003】 ところが、ワイヤ式ウインドレギュレータは自動車のドアの狭い内部構造内に 組み込まれており、インナケーブルは小径の巻取部に巻き付けられ、そのうえ上 下のプーリーで強く屈曲されているので、耐屈曲性と耐疲労性に富んでいなけれ ばすぐに切損する。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 通常のインナケーブル(ウ)は第2図,第3図のように硬鋼線よりなる素線を 、芯線(1′)の外周に同じ外径の線を6本撚り付けた芯ストランド(4′)と 、その外周に、同じ撚構成の側ストランド(5′)を7本撚り合わせて7×7の 構成のもの、あるいは、芯線(1′)の外周に6本の線を撚り付けた第2層(2 ′),更にその外周に12本の線を撚り合わせた第3層(3′)よりなる19本 の芯ストランド(4′)に、7本の撚構成の側ストランド(5′)を8本撚り合 わせた19+8×7の構成で、インナケーブル(ウ)の外径をφ1.25mm〜 φ0.75mmとしている。 従来のインナケーブルは同線径の硬鋼線を複数本撚り合わせているために、耐 屈曲性、耐疲労性に劣り折損が早い。 【0005】 【課題を解決するための手段】 本考案のインナケーブルは、19+8×7の撚構成において芯ストランドの第 3層は、硬鋼線の素線径がφ0.13mm〜0.15mm,と0.16mm〜0 .18mmの2種類の線径のものを交互に配置し、耐屈曲性、耐疲労性を向上し たものである。 【0006】 【実施例】 本考案のインナケーブル(ウ)は第1図に示すように、硬鋼線よりなる芯線( 1)の外周に6本の線を撚り付けて第2層(2)とし、更にその外周に12本の 線を撚り合わせて第3層(3)とした芯ストランド(4)と、その外周に7本撚 の側ストランド(5)を撚り合わせて外径をφ1.2mm〜φ1.75mmとし たものである。 【0007】 芯ストランド(4)の第3層(3)は、線径がφ0.13mm〜φ0.16m m〜0.18mmと異なる2種類の素線(31),(32)を交互に配置してい るものである。 【0008】 【効果】 このために、従来のように同径の複数線を集めて撚り合わせてインナケーブル としたものより、細径線は耐屈曲性に優れ、強い屈曲での操作にも耐え、太径線 は激しい操作でも耐疲労性に富み、インナケーブルの耐久性は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】 【第1図】本考案のインナケーブルの拡大断面図 【第2図】従来のインナケーブルの拡大断面図 【第3図】たの従来のインナケーブルの拡大断面図 【第4図】使用状態の説明図 【符号の説明】 ウ インナケーブル 1 芯線 2 第2層 3 第3層 31,32 素線 4 芯ストランド 5 側ストランド

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のワイヤ式ウインドレギュレータ(ア)に配置さ
    れるコントロールケーブル(イ)のインナケーブル
    (ウ)において、 芯ストランド(1)の第3層(3)は、線径がφ0.1
    3mm〜φ0.16mm〜φ0.18mmの2種類の外
    径が異なる線(31),(32)を交互に配設し、その
    外周に側ストランド(5)を8本撚り合わせているイン
    ナケーブル(ウ)。
JP4020193U 1993-06-15 1993-06-15 コントロールケーブルのインナケーブル Pending JPH072627U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49116306U (ja) * 1973-02-01 1974-10-04

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