JPH07262787A - 不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びそのデータ読み出し方法

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JPH07262787A
JPH07262787A JP4808494A JP4808494A JPH07262787A JP H07262787 A JPH07262787 A JP H07262787A JP 4808494 A JP4808494 A JP 4808494A JP 4808494 A JP4808494 A JP 4808494A JP H07262787 A JPH07262787 A JP H07262787A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不揮発性半導体記憶装置に関し、過消去を起
こしたメモリセルを検出し、その過消去を起こしたメモ
リセルのデータを正常に読み出す。 【構成】 不揮発性のメモリセル11のデータが自動的
かつ電気的に消去可能な不揮発性半導体記憶装置におい
て、消去動作によって所定以上の電荷が放出された過消
去のメモリセル11の情報を検出してロード切り換え信
号SLを出力する検出手段12と、ロード切り換え信号
SLに基づいてセンスアンプ15の能力を切り換える切
り換え手段13と、切り換え手段13をリセットするリ
セット手段14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体記憶装
置及びそのデータ読出し方法に関するものであり、更に
詳しく言えば、自動的かつ電気的にデータが一括消去可
能であって、自動消去前に、消去用のデータの書込みを
実行するフラッシュメモリに関するものである。
【0002】近年,各種情報処理装置の高性能化,多機
能化に伴い、各機種に対応した制御アルゴリズム(デー
タ)をメモリセルに書き込む不揮発性半導体記憶装置
(以下フラッシュメモリともいう)が開発されている。
当該装置は回路的、プロセス的には、従来例の不揮発性
メモリ、EPROM及びEEPROMの延長線上にあ
る。
【0003】このフラッシュメモリではセルトランジス
タの閾値電圧のバラつきを小さくするため、消去前にデ
ータ書込みが行われ、その後、全ビットの書込みデータ
を同時に一括消去され、全メモリセルのデータが消去さ
れるまで、この消去動作が繰り返される。しかし、セル
アレイの中には統計的な理由により、比較的消去が容易
なメモリセルと、比較的消去が困難なメモリセルとが混
在している。このため、消去動作を繰り返す方法では、
過消去が生じ、メモリセル間で、データ保持特性に差を
生じたり、消去動作に多くの時間を費やすことがある。
【0004】そこで、過消去を起こしたメモリセルを検
出し、その過消去を起こしたメモリセルのデータを正常
に読み出すことができる装置及び方法が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図7,8は、従来例に係る説明図であ
る。図7は従来例に係るフラッシュメモリを説明する構
成図であり、図8は、その問題点を説明するメモリセル
の消去フローチャートをそれぞれ示している。例えば、
データが自動的かつ電気的に消去可能であって、自動消
去前に、消去用の書込みを実行するフラッシュメモリ
は、図7において、メモリ部1,書込み/読出し部2及
び消去/書込み制御回路3から成る。メモリセルアレイ
1にはセルトランジスタ(以下単にメモリセルという)
1Aを有する。
【0006】メモリセル1Aは図7の破線円内図に示す
ように、コントロールゲート電極CGと、フローティン
グゲート電極FGとを具備し、当該ゲート電極FGに電
荷を注入することにより、データDINを記憶するトラン
ジスタである。一般的にセルアレイ1はNOR型の構成
が採られる。この場合のデータ消去は、メモリセル1A
のドレインをフローティングにしてゲートを0V(全て
のセルゲート)にし、ソースに12Vを印加することに
より、全てのセルを一括に消去することができる。
【0007】メモリセル1Aは、エンハンスメント型の
トランジスタが用いられ、非選択のメモリセル1Aには
電流が流れず、選択されたメモリセル1Aのみが、フロ
ーティングゲートFGの中の電荷量に応じて、電流が流
れたり、流れなかったりする。この選択されたメモリセ
ル1Aの振る舞いに応じて、「0」,「1」のデータが
割当てられる。
【0008】当該メモリの消去動作を説明する。例え
ば、図8のフローチャートに示すように、まず、ステッ
プP1で消去前のデータをメモリセル1Aに書込む。こ
の際に外部から消去/書込み制御回路3にイレーズ命令
が入力される。イレーズ命令とは書込みデータDINをメ
モリセル1Aに書込み、それを消去する動作,すなわ
ち、当該セル1AのフローティングゲートFGにホット
レクトロンを注入し、その後、FN(ファウラーノルド
ハイム)トンネルによりホットエレクトンを引き抜く動
作を繰り返す指示をいうものである。
【0009】次に、ステップP2で全メモリセル1Aの
一括消去をする。次いで、ステップP3でメモリセル1
Aの消去が行われたか否かを確認する。ここで、その消
去が正しく行われた場合(YES)には、ステップP4に
移行し、メモリセルアレイ1の過消去チェックをする。
なお、ステップP3で消去が行われない場合(NO)に
は、ステップP2に戻って消去を継続する。
【0010】ステップP4でメモリセルアレイ1の中で
過消去されたメモリセル1Aが存在する場合(YES)に
は、ステップP5に移行して過消去のメモリセル1Aが
接続されたビット線にデータDINを再度書き込む。それ
が存在しない場合(NO)には、消去動作を終了する。
また、ステップP6でメモリセルアレイ1の中で過消去
されたメモリセル1Aが存在するか否かをチェックす
る。ここで、過消去されたメモリセル1Aが、まだ存在
する場合(YES)には、ステップP5に戻って、そのビ
ット線にデータを再度書き込む。
【0011】さらに、過消去されたメモリセル1Aが存
在しない場合(NO)には、ステップP7に移行して、
メモリセル1Aの消去が行われたか否かを確認する。こ
こで、その消去が正しく行われた場合(YES)には、消
去動作を終了する。なお、ステップP7で消去が行われ
ない場合(NO)には、ステップP8に移行してメモリ
セル1Aのデータを消去し、その後、ステップP9に移
行して、メモリセル1Aの消去が行われたか否かを確認
する。ここで、その消去が行われた場合(YES)には、
ステップP6に戻ってメモリセルアレイ1の中で過消去
されたメモリセル1Aが存在するか否かをチェックす
る。ステップP8で消去が行われない場合(NO)に
は、ステップP8に戻って、メモリセル1Aのデータを
消去する。また、ステップP7でその消去が正しく行わ
れた場合(YES)には、消去動作を終了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例のフ
ラッシュメモリによれば、ステップP1でメモリセル1
Aの閾値電圧のバラつきを小さくするため、消去前のデ
ータ書込みが行われ、ステップP2で全ビットに対して
同時に一括消去され、その後、全メモリセル1Aが消去
されるまで、この消去動作を繰り返される。
【0013】しかし、セルアレイ1の中には統計的な理
由により、比較的消去が容易なメモリセル1Aと、比較
的消去が困難なメモリセル1Aとが混在している。この
ため、先に述べたような消去動作を繰り返す方法では、
オーバーイレーズ(過消去)が生じ、メモリセル間で、
データ保持特性に差を生じることがある。このような特
性の差は、製造プロセスのバラつき、長時間にわたるデ
ータ書込み、及び、消去動作の繰り返しによるウエハへ
のストレス等により生じ得ると考えられる。
【0014】また、データDINの書込み、消去の動作
は、メモリセル1AのフローティングゲートFGに対す
る電荷の注入、放出により行われるため、必要以上に消
去動作が成されたメモリセル1Aでは見掛け上、逆極性
の電荷がフローティングゲートFGに注入された状態に
なることがある。この状態がオーバーイレーズ(過消
去)と呼ばれる。
【0015】一般にフラッシュメモリにおいて、エンハ
ンスメント型のメモリセル1Aに対して、上述したよう
に、オーバーイレーズ(過消去)が生じると、メモリセ
ル1Aは見掛け上、デプレッション型のトランジスタ特
性に変化する。このため、たとえ選択されたメモリセル
1Aに電流が流れない状態であっても、非選択のメモリ
セル1Aから電流が流れてしまい、「0」又は「1」の
データが誤ってセンスアンプに検出されることとなる。
【0016】このような現象の多くは、再度、全セル1
Aに「0」のデータを書込み、その後、全セルの消去す
ることにより正常状態になる場合がある。しかし、再
度、過消去の検出を行い、全セル1Aへの書込み/消去
を行うこととなるので、当該メモリセルアレイ1を正常
復帰させるためには、多くの消去時間を要するという問
題がある。
【0017】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、過消去を起こしたメモリセルを検
出し、その過消去を起こしたメモリセルのデータを正常
に読み出すことが可能となる不揮発性半導体記憶装置及
びデータ読出し方法の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明に係る不
揮発性半導体記憶装置の原理図を示している。本発明の
不揮発性半導体記憶装置は図1に示すように、不揮発性
のメモリセル11のデータが自動的かつ電気的に消去可
能な不揮発性半導体記憶装置において、消去動作によっ
て所定以上の電荷が放出された過消去のメモリセル11
の情報を検出してロード切り換え信号SLを出力する検
出手段12と、前記ロード切り換え信号SLに基づいて
センスアンプ25の能力を切り換える切り換え手段13
と、前記切り換え手段13をリセットするリセット手段
14とを備えることを特徴とする。
【0019】本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
て、前記切り換え手段13は、ロード切り換え信号SL
をレベル変換をしてゲート制御信号SG及び前記センス
アンプ25の負荷状態を示す書込み電圧VPPIを出力す
る書込み回路23Aと、リセット信号RST及び前記ゲー
ト制御信号SGに基づいて書込み電圧VPPIを記憶する
冗長セル23Bと、前記冗長セル23BからデータDOを読
出し、少なくとも、該データDOに基づいてセンスアン
プ25にゲート選択信号A,Aバーを出力する読出し回
路23Cとを有することを特徴とする。
【0020】本発明の不揮発性半導体記憶装置におい
て、前記センスアンプ25は、電源線VCCに接続された
二以上のトランジスタTP1,TP2…を有し、過消去
されたメモリセル11を読み出す際のセンスアンプ25
のトランジスタTP2のサイズは、過消去されていない
メモリセル11を読み出す際のセンスアンプ25のトラ
ンジスタTP1のサイズよりも大きく設計されることを
特徴とする。
【0021】本発明の不揮発性半導体記憶装置のデータ
読出し方法は、メモリセル11の消去前にデータを書込
み、その後、前記メモリセル11のデータを一括消去
し、前記データの消去によって所定以上の電荷が放出さ
れた過消去のメモリセル11を検出し、前記検出された
過消去のメモリセル11を読み出す際に、センスアンプ
25の能力を切り換えることを特徴とする。
【0022】本発明の不揮発性半導体記憶装置のデータ
読出し方法において、前記センスアンプ25の能力を切
り換える場合に、消去動作に先立ち、前記センスアンプ
25をリセットすることを特徴とし、上記目的を達成す
る。
【0023】
【作 用】本発明の不揮発性半導体記憶装置の動作を説
明する。例えば、メモリセル11の消去前にデータが書
込みまれ、その後、メモリセル11のデータが一括消去
された場合であって、メモリセル11からデータを読み
出す場合に、消去動作によって所定以上の電荷を放出し
た過消去のメモリセル11の情報が、検出手段12によ
り検出されると、該検出手段12から切り換え手段13
にロード切り換え信号SLが出力される。また、消去動
作に先立ちリセット手段14により、リセットされた切
り換え手段13では、ロード切り換え信号SLに基づい
てセンスアンプ25の能力が切り換えられる。
【0024】具体的には、切り換え手段13の書込み回
路23Aによりロード切り換え信号SLが、電源線VCCの
電位から書込み用電源線VPPの電圧にレベル変換され、
その結果、ゲート制御信号SG及びセンスアンプ25の
負荷状態を示す書込み電圧VPPIが 冗長セル23Bに出
力される。一方、リセット手段14からのリセット信号
RSTと、書込み回路23Aからのゲート制御信号SGと
に基づいて書込み電圧VPPIが冗長セル23Bに記憶され
る。これにより、ロード切り換え信号SLの論理に基づ
いて、冗長セル23BからデータDOが読出され、これ基
づいてゲート選択信号A,Aバーが読出し回路23Cから
センスアンプ25に出力される。
【0025】ここで、センスアンプ25では、過消去さ
れたメモリセル11からデータを読み出す場合には、ト
ランジスタTP1に比べてサイズの大きなトランジスタ
T2がゲート選択信号Aを受けてON動作をし、通常の
メモリセル11を読み出す場合には、ゲート選択信号A
バーを受けてトランジスタTP2に比べてサイズの小さ
いトランジスタT1がON動作する。
【0026】このため、過消去のメモリセル11が生じ
た場合であっても、従来例の消去時間と同程度の時間
で、データを正常に読み出すことが可能となる。また、
製造プロセスのバラつき、長時間にわたるデータ書込
み、及び、消去動作の繰り返しによるウエハへのストレ
ス等により、メモリセル11間で、データ保持特性に差
を生じても、データを正常に読み出すことが可能とな
る。
【0027】これにより、過消去を起こしたメモリセル
11を他のメモリセル11と共に使用することができる
ので、生産歩留りの向上を図ることができる。また、読
出し機能が充実することで、デバイスの信頼性の向上に
大きく寄与する。
【0028】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図2〜6は、本発明の実施例に係る不
揮発性半導体記憶装置及びそのデータ読出し方法を説明
する図である。図2は、本発明の実施例に係るフラッシ
ュメモリの構成図であり、図3はそのセンスアンプ切り
換え回路及びその周辺回路の構成図である。図4は、当
該フラッシュメモリの1ビットのメモリセルの構成図で
あり、図5は、そのメモリセルアレイの一部構成図であ
る。図6は、そのメモリセルの消去フローチャートをそ
れぞれ示している。
【0029】例えば、データDINが自動的かつ電気的に
一括消去可能であって、センスアンプ部の能力を切り換
えるフラッシュメモリは、図2において、メモリセルア
レイ21,過消去検出回路22,センスアンプ切り換え
部23,リセット回路24,センスアンプ25,消去/
書込み制御回路26,書込み/消去電圧出力回路27,
入出力バッファ28,命令レジスタ29,データ比較レ
ジスタ30,信号発生論理回路31,アドレスラッチ回
路32及びステータスレジスタ33から成る。
【0030】すなわち、メモリセルアレイ21はYゲー
ト部21A,メモリセル11及びソース電源制御部21Bを
有する。例えば、Yゲート部21AはアドレスA0〜A4
に基づいてメモリセル11のビット線を選択し、書込み
電圧VPPIを供給する。メモリセル11はアドレスA5
〜A14に基づいてデータDINを書込み/読出しをする記
憶素子である。該メモリセル11の構造については、図
4において詳述し、セルアレイ21については図5にお
いてそれぞれ詳述する。ソース電源制御部21Bはアドレ
スA15〜A18に基づいて消去電圧VPPIの供給制御をす
る回路である。
【0031】過消去検出回路22は検出手段12の一例
であり、消去動作によって所定以上の電荷が放出された
過消去のメモリセル11の情報を検出してロード切り換
え信号SLをセンスアンプ切り換え部23に出力する回
路である。例えば、過消去検出回路22は消去動作後
に、入出力バッファ28で取り込まれる制御信号S3を
デコードし、過消去のメモリセル11を検出する。
【0032】センスアンプ切り換え部23は切り換え手
段13の一例であり、ロード切り換え信号SLに基づい
てセンスアンプ25の能力を切り換えるものである。例
えば、センスアンプ切り換え部23は、図3に示すよう
に、S/Aロード情報書込み回路(以下単に書込み回路
という)23A,冗長セル23B及び情報読出し回路(以下
単に読出し回路という)23Cを有する。
【0033】書込み回路23Aはロード切り換え信号SL
をレベル変換をしてゲート制御信号SG及びセンスアン
プ25の負荷状態を示す書込み電圧VPPIを出力する。
例えば、書込み回路23Aは図3に示すように、インバー
タ INV1,NOR回路及び10個のn型の電界効果トラ
ンジスタTN10 〜TN19 及びp型の電界効果トランジス
タTP11から成る。トランジスタTN11 ,TN13 〜TN1
5 , TN18 はディプレッション型から成る。トランジス
タTN11 ,TN14 ,TP11 のソースには書込み/消去電
圧VPPIが供給される。
【0034】冗長セル23Bは、リセット信号RST及び
ゲート制御信号SGに基づいて書込み電圧VPPIを記憶
する。冗長セル23Bは、図4に示すようなメモリセル1
1と同様に、コントロールゲート電極CGと、フローテ
ィングゲート電極FGとを備え、当該ゲート電極FGに
電荷を注入することにより、セル情報(データDO)を
記憶するトランジスタである。
【0035】読出し回路23Cは、冗長セル23Bからデー
タDOを読出し、少なくとも、該データDOに基づいて
センスアンプ25のトランジスタTP1,TP2にゲー
ト選択信号A,Aバーを出力する。例えば、読出し回路
23Cは、図3に示すようにインバータ INV2及び2個の
n型の電界効果トランジスタTN31 ,TN32 を有する。
ゲート選択信号Aはインバータ INV2の入力から分岐さ
れてトランジスタTP1のゲートに入力され、ゲート選
択信号Aバーはインバータ INV2の出力からトランジス
タTP2のゲートにそれぞれ入力される。
【0036】リセット回路24はリセット手段14の一
例であり、命令レジスタ29から出力された信号S0
(イレーズ命令等)に基づいて、センスアンプ切り換え
部23にリセット信号RSTを出力する。リセット回路
24は図3に示すように、5個のn型の電界効果トラン
ジスタTN21 〜TN25 及び3個のp型の電界効果トラン
ジスタTP21〜TP23から成る。
【0037】センスアンプ25は、制御信号S3,S
4,ゲート選択信号A,Aバーと書込み電圧VPPIとに
基づいて、データDINの書込み/読出しをする回路であ
る。センスアンプ25は、例えば、電源線VCCに接続さ
れた二個のトランジスタTP1,TP2を有する。トラ
ンジスタTP1,TP2はp型の電界効果トランジスタ
から成る。
【0038】本発明の実施例では、トランジスタTP2
のサイズは、トランジスタTP1のサイズよりも大きく
設計される。例えば、TP2のゲート幅がTP1よりも
大きくされる。また、TP2のチャネル長をTP1より
も狭くしても良い。トランジスタTP2は、過消去され
たメモリセル11のデータを読み出す際に使用し、トラ
ンジスタTP1は過消去されていない通常のメモリセル
11をデータ読み出す際に使用する。その他、アンプ2
5にはp型の電界効果トランジスタTP3と3個のn型
の電界効果トランジスタTN41 〜TN43 が設けられ、そ
れぞれのゲートがバス線に接続され、セルアレイ21の
Yゲート部21Aに至る。
【0039】なお、以下の構成は従来例と同様である。
消去/書込み制御回路26はデータDINの消去/書込み
制御をする回路である。書込み/消去電圧出力回路27
は制御回路26から出力される制御信号S1に基づいて
消去/書込み電圧VPPIをメモリセルアレイ21,セン
スアンプ切り換え回路23,センスアンプ25及びアド
レスラッチ回路32にそれぞれ供給する。
【0040】入出力バッファ28は制御信号S3を取り
込んだり、信号発生論理回路31から出力される制御信
号S2とに基づいて,例えば、8ビットのデータDINを
入出力する回路である。命令レジスタ29は8ビットの
命令を解読して、その結果信号S0をステータスレジス
タ33に出力する回路である。結果信号S0にはイレー
ズ命令や、過消去のメモリセル11の情報が含まれる。
データ比較レジスタ30は制御信号S3に基づいて自動
消去/書き換え時等に読出しデータと書込みデータDIN
とを比較したり、イレーズ命令を判断する回路である。
その結果データは消去/書込み制御回路26に出力され
る。
【0041】信号発生論理回路31はステータスレジス
タ33から出力されるデコード結果信号S0に基づいて
制御信号S2,S4を発生する回路である。信号S2,
S4にはチッップイネーブル信号WE,アウトプットイ
ネーブル信号OE及びライトイネーブル信号WEが含ま
れる。アドレスラッチ回路32は,例えば、信号発生論
理回路31から出力される制御信号S4と制御回路26
から出力される制御信号S5とに基づいて,19ビット
のアドレスA0〜A18を入力ラッチする。アドレスラッ
チ回路32はコラムデコーダ32A,ロウデコーダ32B及
びブロックデコーダ32Cを有する。コラムデコーダ32A
は5ビットのアドレスA0〜A4をデコードして、その
結果をメモリセルアレイ21のYゲート部21Aに転送す
る。ロウデコーダ32Bは、10ビットのアドレスA5〜
A14をデコードして、その結果をメモリセルアレイ21
のメモリセル11に転送する。ブロックデコーダ32C
は、4ビットのアドレスA15〜A18をデコードして、そ
の結果をメモリセルアレイ21の電源制御部21Bにそれ
ぞれ転送する。
【0042】ステータスレジスタ33は、外部から供給
される書込み許可信号WE,チップイネーブル信号C
E,出力イネーブル信号OE及びパワーダウン信号PW
Dの基礎となるデータや命令レジスタ29から出力され
る結果信号S0に基づいて消去/書込み制御回路26及
び信号発生論理回路31の入出力を制御する回路であ
る。
【0043】次に、1ビットのメモリセル11の構成を
説明する。図4(A)はメモリセル11の平面図であ
り、図4(B)は、そのy1−y2の矢視断面図であ
り、図4(C)は、そのx1−x2の矢視断面図をそれ
ぞれ示している。1ビットのメモリセル11は図4
(A)〜(C)に示すように、ソース領域S,ドレイン
領域D上にフローティングゲート電極(以下単にゲート
という)FG及びコントロールゲート電極(以下単にゲ
ートという)CGが設けられて成る。
【0044】例えば、ソース領域(以下単にソースとい
う)S及びドレイン領域(以下単にドレインという)D
は、n+ 型の不純物拡散層から成り、これらの領域S,
Dがp型のSi基板11A内に設けられる。また、両ゲー
トCG,FGはソースS,ドレインDを跨ぐ領域上に厚
さ100〔Å〕程度のSiO2 膜11B,11Cを介して順
次設けられる。なお、SiO2 膜11Bはトンネル酸化膜
と呼ばれ、両ゲートCG,FGは容量結合をする。この
ように、メモリセル11はnチャネルのMOSトランジ
スタのゲートCGの下に、SiO2 膜11Cを介してフロ
ーティングゲートFGを設けた構造になっている。
【0045】当該メモリセル11のデータ書込み時の動
作は、最初の状態ではフローティングゲートFGの電荷
は「0」である。この状態を情報「1」と定義する。こ
の状態で、基板11AやソースSの電位を0Vにし、ゲー
トCGを5V,ドレインを1Vにすると、容量結合によ
って、ゲートFGが3V程度に上昇し、当該トランジス
タは導通状態となる。
【0046】次に、基板11AやソースSの電位を0Vに
したままで、ゲートCGに12V,ドレインDに6V程
度の電圧を印加すると、いわゆるアンバランシェブレー
クダウン(電子雪崩降服)現象を生じ、ドレインD近傍
の高エネルギーの電子が多量に捕らわれる。これがデー
タの書込みである。この状態で、ゲートCGを5V,ド
レインDを1Vにすると、フローティングゲートFGが
−2Vのような低い値になる。このため、当該トランジ
スタは非導通状態となる。これを情報「0」と定義す
る。
【0047】ここで、基板11AとゲートCGを0Vと
し、ドレインDをオープンにし、ソースSに12V程度
の電圧を印加すると、いわゆるトンネル現象が起き、フ
ローティングゲートFGからソースSに電子がトンネル
し、当該ゲートFGの電荷が減少する。このトンネル時
間を制御することで、フローティングゲートFGの電荷
をほぼ零にすることができる。これがデータの消去であ
る。
【0048】すなわち、アンバランシェブレークダウン
現象により、当該メモリセル11の情報を「1」から
「0」に変化させることをデータの書込みという。ま
た、トンネル現象により、その情報を「0」から「1」
へ変化させることをデータの消去と呼ぶ。当該フラッシ
ュメモリは消去により全メモリセルの情報を「1」と
し、所定のメモリセル11に書込みを行い、「0」の情
報を導入することで必要な情報を記憶する。例えば、ド
レインDに1V、ゲートCGに5Vの電圧をそれぞれ印
加すると、情報「1」のメモリセル11にはドレイン電
流が流れるが、情報「0」のメモリセル11にはドレイ
ン電流が流れない。これがデータの読出しである。
【0049】次に、メモリセルアレイ21の構成を説明
する。図7はメモリセルアレイ21の回路例を示してい
る。メモリセルアレイ21はメモリセルがマトリクス状
に配置され成る。例えば、図5に示すように、4つのメ
モリトランジスタ(以下単にトランジスタという)T00
〜T11を一単位として構成する。トランジスタT00,T
01の各コントロールゲートがワード線WL0に接続され、
トランジスタT10,T11の各コントロールゲートがワー
ド線WL1にそれぞれ接続される。
【0050】また、トランジスタT00,T10の各ドレイ
ンがビット線BL0に接続され、トランジスタT01,T11
の各ドレインがビット線BL1にそれぞれ接続される。各
ビット線BL0,BL1はYゲート21B(ビット線選択用の
トランジスタ)を介してセンスアンプ25に接続され
る。なお、各トランジスタT00〜T11のソースがソース
電源制御部21Bに接続される。当該回路21Bは基板11A
やソースSの電位を制御する。
【0051】例えば、トランジスタT00に情報を書き込
む場合には、電源制御部21Bによりソース電位が0Vに
固定される。また、ワード線WL1に12V,ビット線B
L1に0Vがそれぞれ印加される。なお、トランジスタT
10,T01,T11には書込みが行われない。消去はトラン
ジスタT00〜T11に対して同時に行われる。すなわち、
ワード線WL0,WL1が0V,ビット線BL0,BL1が電気
的にオープン状態され、ソース電位が12Vに昇圧され
る。
【0052】トランジスタT00から情報を読み出す場合
には、ソース電位が0Vに固定され、ワード線WL0に5
V,ワード線WL1に0Vが印加される。また、ビット線
BL0を1Vにしながらドレイン電流が流れるか否かをセ
ンスアンプ25により検出する。ここで、ビット線BL0
に電流が流れれば、トランジスタT00の情報は「1」で
ある。この電流が流れなければ「0」である。
【0053】次に、本発明の実施例に係るデータ読み出
し方法についてフラッシュメモリの消去動作を中心に説
明をする。例えば、図6のメモリセルの消去フローチャ
ートに示すように、まず、ステップP1でセンスアンプ
をリセットする。この際に、命令レジスタ29からリセ
ット回路24にS0=「H」レベルが出力され、S0=
「L」レベルが書込み回路23Aにそれぞれ出力される。
【0054】次に、ステップP2で全メモリセル11の
消去前にデータを書込む。その後、ステップP3で全メ
モリセル11のデータを一括消去する。次いで、ステッ
プP4でメモリセル11の消去が行われたか否かを確認
する。ここで、その消去が正しく行われた場合(YES)
には、ステップP5に移行し、メモリセルアレイ21の
過消去チェックをする。なお、ステップP4で消去が行
われない場合(NO)には、ステップP3に戻って消去
を継続する。
【0055】ステップP5では、メモリセルアレイ21
の過消去チェックをする。この際に、メモリセルアレイ
21の中で過消去されたメモリセル11が存在する場合
(YES)には、ステップP6に移行してセンスアンプの
動作点を切り換える。ここで、メモリセル11からデー
タを読み出す場合に、消去動作によって所定以上の電荷
を放出した過消去のメモリセル11の情報,例えば、過
消去のメモリセル11が接続されているビット線が、過
消去検出回路22により検出されると、該過消去検出回
路22からセンスアンプ切り換え部23にロード切り換
え信号SL=「H」(ハイ)レベルが出力される。ま
た、センスアンプ切り換え部23では、ロード切り換え
信号SLに基づいてセンスアンプ25の能力が切り換え
られる。なお、通常の読出し時にはSL=「L」(ロ
ー)レベルである。
【0056】具体的には、書込み回路23Aによりロード
切り換え信号SLが、電源線VCCの電位から書込み用電
源線VPPIの電圧にレベル変換され、その結果、ゲート
制御信号SG及び書込み電圧VPPIが冗長セル23Bに出
力される。リセット信号RSTと、書込み回路23Aから
のゲート制御信号SGに基づいて書込み電圧VPPIが冗
長セル23Bに記憶される。これにより、ロード切り換え
信号SL=「H」レベルに基づいて、冗長セル23Bから
データDOが読出され、これ基づいてゲート選択信号
A,Aバーが読出し回路23Cからセンスアンプ25に出
力される。
【0057】ここで、センスアンプ25では、過消去さ
れたメモリセル11からデータを読み出す場合には、ト
ランジスタTP1に比べてサイズの大きなトランジスタ
T2がゲート選択信号Aを受けてON動作をし、通常の
メモリセル11を読み出す場合には、ゲート選択信号A
バーを受けてトランジスタTP2に比べてサイズの小さ
いトランジスタT1がON動作する。
【0058】なお、ステップP5で過消去のメモリセル
11が存在しない場合(NO)には、消去動作を終了
し、センスアンプの動作点を切り換えた後には、ステッ
プP7でメモリセルアレイ21の過消去チェックをす
る。この際に、メモリセルアレイ21の中で過消去され
たメモリセル11が存在する場合(YES)には、ステッ
プP8に移行して消去不良のアラームを発生し、ステッ
プP7で過消去のメモリセル11が存在しない場合(N
O)には、消去動作を終了する。
【0059】このようにして、本発明の実施例に係る不
揮発性半導体記憶装置によれば、図2に示すように、過
消去のメモリセル11の情報に基づいてセンスアンプ2
5の能力を切り換えるセンスアンプ切り換え部23が備
えられる。このため、メモリセル11が過消去を生じた
場合であっても、従来例の消去時間と同程度の時間で、
データを正常に読み出すことが可能となる。このこと
で、メモリセル11の中に、統計的な理由により、消去
が容易なメモリセル11と、消去が困難なメモリセル1
1とが混在している場合でも、従来例に比べて、過消去
のメモリセル11のデータを正常に読み出すことができ
る。
【0060】また、製造プロセスのバラつき、長時間に
わたるデータ書込み、及び、消去動作の繰り返しによる
ウエハへのストレス等により、メモリセル11間で、デ
ータ保持特性に差を生じても、データを正常に読み出す
ことが可能となる。これにより、過消去を起こしたメモ
リセル11を他のメモリセル11と共に使用することが
できるので、生産歩留りの向上を図ることができる。ま
た、読出し機能が充実することで、デバイスの信頼性の
向上に大きく寄与する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の不揮発性
半導体記憶装置によれば、過消去のメモリセルの情報に
基づいてセンスアンプの能力を切り換える切り換え手段
が備えられる。このため、過消去のメモリセルが生じた
場合であっても、データを正常に読み出すことができ、
また、従来例の消去時間に比べて短時間に消去動作を完
了する。
【0062】さらに、本発明の不揮発性半導体記憶装置
のデータ読出し方法によれば、過消去のメモリセルの情
報に基づいてセンスアンプの能力を切り換えているの
で、メモリセル間で、データ保持特性に差を生じても、
データを正常に読み出すことが可能となる。これによ
り、過消去を起こしたメモリセルを他のメモリセルと同
等に扱えるので、生産歩留りの向上を図ることができ
る。また、読出し機能が充実することで、フラッシュメ
モリ等の不揮発性半導体記憶装置の信頼性の向上に寄与
するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の原理図
である。
【図2】本発明の実施例に係るフラッシュメモリの全体
構成図である。
【図3】本発明の実施例に係るセンスアンプ切り換え回
路及びその周辺回路の構成図である。
【図4】本発明の実施例に係る1ビットのメモリセルの
構成図である。
【図5】本発明の実施例に係るメモリセルアレイの構成
図である。
【図6】本発明の実施例に係る消去フローチャートであ
る。
【図7】従来例に係るフラッシュメモリを説明する構成
図である。
【図8】従来例に係る問題点を説明するメモリセルの消
去フローチャートである。
【符号の説明】 11…メモリセル、 12…検出手段、 13…切り換え手段、 14…リセット手段、 25…センスアンプ、 23A…書込み回路、 23B…冗長セル、 23C…読出し回路、 TP1,TP2…トランジスタ、 RST…リセット信号、 VP…増幅素子、 VPPI…書込み電圧、 DO…データ、 DIN…書込みデータ、 SG…ゲート制御信号、 SL…ロード切り換え信号、 A,Aバー…ゲート選択信号。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性のメモリセル(11)のデータ
    が自動的かつ電気的に消去可能な不揮発性半導体記憶装
    置において、 消去動作によって所定以上の電荷が放出された過消去の
    メモリセル(11)の情報を検出してロード切り換え信
    号(SL)を出力する検出手段(12)と、 前記ロード切り換え信号(SL)に基づいてセンスアン
    プ(25)の能力を切り換える切り換え手段(13)
    と、前記切り換え手段(13)をリセットするリセット
    手段(14)とを備えることを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段(13)は、ロード切
    り換え信号(SL)をレベル変換をしてゲート制御信号
    (SG)及び前記センスアンプ(25)の負荷状態を示
    す書込み電圧(VPPI)を出力する書込み回路(23A)
    と、 リセット信号(RST)及び前記ゲート制御信号(S
    G)に基づいて書込み電圧(VPPI)を記憶する冗長セ
    ル(23B)と、 前記冗長セル(23B)からデータ(DO)を読出し、少
    なくとも、該データ(DO)に基づいてセンスアンプ
    (25)にゲート選択信号(A,Aバー)を出力する読
    出し回路(23C)とを有することを特徴とする請求項1
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記センスアンプ(25)は、電源線
    (VCC)に接続された二以上のトランジスタ(TP1,
    TP2…)を有し、 過消去されたメモリセル(11)を読み出す際のセンス
    アンプ(25)のトランジスタ(TP2)のサイズは、
    過消去されていないメモリセル(11)を読み出す際の
    センスアンプ(25)のトランジスタ(TP1)のサイ
    ズよりも大きく設計されることを特徴とする請求項1記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 メモリセル(11)の消去前にデータを
    書込み、その後、前記メモリセル(11)のデータを一
    括消去し、前記データの消去によって所定以上の電荷が
    放出された過消去のメモリセル(11)を検出し、前記
    検出された過消去のメモリセル(11)を読み出す際
    に、センスアンプ(25)の能力を切り換えることを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置のデータ読出し方法。
  5. 【請求項5】 前記センスアンプ(25)の能力を切り
    換える場合に、消去動作に先立ち、前記センスアンプ
    (25)をリセットすることを特徴とする請求項4記載
    の不揮発性半導体記憶装置のデータ読出し方法。
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