JPH07262693A - オーディオレートコンバータ - Google Patents

オーディオレートコンバータ

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JPH07262693A
JPH07262693A JP6047421A JP4742194A JPH07262693A JP H07262693 A JPH07262693 A JP H07262693A JP 6047421 A JP6047421 A JP 6047421A JP 4742194 A JP4742194 A JP 4742194A JP H07262693 A JPH07262693 A JP H07262693A
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Takayuki Takeda
孝之 竹田
Atsushi Soda
淳 祖田
Bureirii Jieremii
ブレイリー ジェレミー
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/17Function evaluation by approximation methods, e.g. inter- or extrapolation, smoothing, least mean square method

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  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】入力オーディオデータのサンプルレートに拘ら
ずに、サンプルレートを一定にして出力できるオーディ
オレートコンバータを得る。 【構成】PFS(48KHz±x%)のサンプルレート
の入力オーディオデータDAinをレートPFSに同期し
た書き込みアドレスWADに従ってメモリ3に書き込
む。メモリ3よりレートFS(48KHz)に同期した
読み出しアドレスRADに従ってオーディオデータを読
み出すと共に、出力オーディオデータのサンプル位置で
決まる係数データCoef.DATAをレートFSに同
期した読み出しアドレスCoef.ADに従ってROM
テーブル7より読み出し、データ演算回路6で積和演算
して出力オーディオデータDAoutを得る。入力オーデ
ィオデータDAinのサンプルレートPFSが変化しても
出力オーディオデータDAoutのサンプルレートはFS
で一定となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オーディオデータの
サンプルレートを一定レートに変換するオーディオレー
トコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特公昭63−67794号
公報等に示されるように、テープ上に記録された番組を
再生する際にその番組の時間長を高精度に伸縮する、い
わゆるプログラムプレイが可能なVTRが知られてい
る。
【0003】ディジタルVTRで上述のプログラムプレ
イが行なわれる場合、オーディオ再生系をプログラムレ
ートに合わせて動作させることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにオーデ
ィオ再生系をプログラムレートに合わせて動作させる場
合、再生オーディオデータのサンプルレートは伸縮の度
合に応じて正規レートからはずれたものとなる。例え
ば、正規レートが48KHzであるとき、プログラムプ
レイ時の再生オーディオデータのサンプルレートは48
KHz±x%(±x%は変動分)となる。このとき、A
ES/EBUやSIFのシリアルインタフェースは、4
8KHzを保証できず、再生オーディオデータの代わり
に48KHzのミュート信号を出力している。すなわ
ち、再生オーディオデータをAES/EBUやSIFの
シリアルインタフェースを使用して伝送することができ
なかった。
【0005】そこで、この発明では、入力オーディオデ
ータのサンプルレートに拘らずに、再生オーディオデー
タのサンプルレートを一定にして出力できるオーディオ
レートコンバータを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るオーディ
オレートコンバータは、入力オーディオデータをこの入
力オーディオデータに同期して形成された書き込みアド
レス信号に従ってデータメモリに書き込むメモリ書き込
み制御手段と、このデータメモリより一定周期で形成さ
れた読み出しアドレス信号に従ってオーディオデータを
読み出すメモリ読み出し制御手段と、データメモリより
読み出されるオーディオデータに対応して出力オーディ
オデータのサンプル位置で決まる係数データを出力する
係数データ出力手段と、データメモリより読み出される
オーディオデータおよび係数データ出力手段より出力さ
れる係数データを演算処理して出力オーディオデータを
得る演算処理手段とを備えるものである。
【0007】例えば、読み出しアドレス信号を、所定周
期毎に書き込みアドレス信号との差が一定値となるよう
に同期化処理をするアドレス同期化手段を設けるもので
ある。また例えば、入力オーディオデータのサンプルレ
ートが変化しているレート変換過渡期では、アドレス同
期化手段は同期化処理を中止するものである。
【0008】
【作用】この発明においては、データメモリより一定周
期で読み出されるオーディオデータと出力オーディオデ
ータのサンプル位置で決まる係数データとを演算処理し
て出力オーディオデータを得るようにしているので、入
力オーディオデータのサンプルレートに拘らずに、一定
のサンプルレートの出力オーディオデータを得ることが
可能となる。例えば、出力オーディオデータのサンプル
レートを48KHzとすることで、AES/EBUやS
IFのシリアルインタフェースを使用した伝送が可能と
なる。
【0009】また、読み出しアドレス信号を、所定周期
毎に書き込みアドレス信号との差が一定値となるように
同期化処理をすることにより、例えばVTRではビデオ
データの信号処理に対応するオーディオデータの遅延時
間を確保でき、オーディオとビデオのリップシンクを保
つことが可能となる。
【0010】また、入力オーディオデータのサンプルレ
ートが変化しているレート変換過渡期では読み出しアド
レス信号と書き込みアドレス信号の位相関係は保証され
ず、同期化処理をすることで出力オーディオデータの不
連続による異音の発生を招くおそれがあるが、レート変
換過渡期で同期化処理を中止することで、異音の発生を
防止することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は、48KHz±x%のサ
ンプルレートの入力オーディオデータDAinに対して、
48KHzのサンプルレートの出力オーディオデータD
Aoutを得るものである。
【0012】図において、1は入力端子であり、この入
力端子1には例えばVTRのプログラムプレイ時に得ら
れる再生オーディオデータ(シリアルデータ)が入力オ
ーディオデータDAinとして供給される。このオーディ
オデータDAinのサンプルレートPFSは48KHz±
x%である。入力端子1に供給されるオーディオデータ
DAinはシリアル/パラレル変換回路2でパラレルデー
タに変換された後にメモリ3に書き込みデータWDAT
Aとして供給される。
【0013】メモリ3には書き込みアドレス発生回路4
よりサンプルレートPFSに同期して書き込みアドレス
信号WADが供給され、このアドレス信号WADに従っ
てデータWDATAの書き込みが行なわれる。一方、メ
モリ3には読み出しアドレス発生回路5よりサンプルレ
ートFS(48KHz)に同期して読み出しアドレス信
号RADが供給され、このアドレス信号RADに従って
読み出しが行なわれる。メモリ3より出力される読み出
しデータRDATAはデータ演算回路6に供給される。
【0014】また、7は係数データが格納されたROM
テーブルである。このROMテーブル7には読み出しア
ドレス発生回路5よりサンプルレートFSに同期して読
み出しアドレス信号Coef.ADが供給され、このア
ドレス信号Coef.ADに従って読み出しが行なわれ
る。ROMテーブル7より読み出される係数データCo
ef.DATAはデータ演算回路6に供給される。
【0015】ここで、データ演算回路6では、32次の
オーバーサンプリング処理が行なわれるため、上述せず
もメモリ3からは1/FSの時間内に入力オーディオデ
ータDAinを構成する32サンプルのオーディオデータ
が1/256FSの周期でもって順次読み出される。こ
の場合、32サンプルのオーディオデータは、図2に示
すように、出力オーディオデータDAoutとして得よう
としているオーディオデータ(△印で図示)のサンプル
位置の前後にそれぞれ位置する入力オーディオデータD
Ainの16サンプルのオーディオデータ(−16〜−
1,1〜16の番号を付した○印で図示)で構成され
る。
【0016】また、上述せずもROMテーブル7から
は、メモリ3からの32サンプルのオーディオデータの
それぞれに対応して32個の係数データCoef.DA
TAが1/256FSの周期でもって読み出される。こ
の32個の係数データCoef.DATAは出力オーデ
ィオデータDAoutとして得ようとしているオーディオ
データのサンプル位置によって一義的に決定される。
【0017】データ演算回路6では、1/FSの時間内
に、メモリ3より読み出されるオーディオデータとそれ
に対応するROMテーブル7より読み出される係数デー
タとが順次乗算され、そして32個の乗算結果が加算さ
れて出力オーディオデータDAoutとして得ようとして
いるオーディオデータが形成される。そして、データ演
算回路6からは1/FSの周期でもって出力オーディオ
データDAoutを構成するオーディオデータが出力さ
れ、従って出力端子8にはサンプルレートがFSである
出力オーディオデータDAoutが得られる。
【0018】また、9はPLL回路であり、このPLL
回路9にはシステムコントローラ(図示せず)より25
6FSの周波数を有する基準クロックCLKおよびVT
Rの再生速度を示す速度データSPDが供給される。速
度データSPDは通常再生時には「1000」であっ
て、プログラムプレイ時で再生速度がずれるときは「1
000±n」となる。例えば、再生速度が1%だけ上昇
するとき速度データSPD=1010となり、逆に再生
速度が1%だけ下降するとき速度データSPD=990
となる。
【0019】図3は、PLL回路9の具体構成を示して
いる。図において、基準クロックCLKは分周器11で
1/256に分周されて、FS(48KHz)の周波数
を有する読み出しクロックRCKが形成される。また、
この読み出しクロックRCKが分周器12で1/100
0に分周されて、FS/1000(48Hz)の周波数
を有する同期パルスPSが形成される。また、基準クロ
ックCLKは分周器13で1/1000に分周されて位
相比較信号SRPが形成され、この位相比較信号SRP
は位相比較器14に供給される。
【0020】また、15は分周器であり、この分周器1
5には速度データSPDが供給され、その分周比が1/
SPDに設定される。電圧制御発振器16の出力信号は
分周器15で1/SPDに分周された後に位相比較器1
4に供給される。そして、位相比較器14の比較出力信
号が電圧制御発振器16に制御信号として供給される。
位相比較器14、分周器15、電圧制御発振器16によ
る位相ロックループによって、分周器15より出力され
る位相比較信号SCPは分周器13より出力される位相
比較信号SRPと位相および周波数が等しくなるように
制御される。
【0021】この場合、位相比較信号SRP,SCPの
周波数は、256FS/1000(12.288KH
z)となるため、電圧制御発振器16の出力信号の周波
数は、入力オーディオデータDAinのサンプルレートP
FS(48KHz±x%)の256倍の周波数を有する
ものとなる。この電圧制御発振器16の出力信号は分周
器17で1/256に分周されて、PFS(48KHz
±x%)の周波数を有する書き込みクロックWCKが形
成される。
【0022】以上のPLL回路9の構成においては、上
述したように位相比較信号SRPおよびSCPの位相が
ロックするように制御される。また、分周器13より出
力される位相比較信号SRPは基準クロックCLKを1
/1000に分周したものであり、基準クロックCLK
を1/256に分周し、さらに1/1000に分周して
得られる同期パルスPSとは位相がロックしている。つ
まり、同期パルスPSは、基準クロックCLKに対して
も、電圧制御発振器16の出力信号に対しても一定の位
相関係で位相ロックしていることになる。
【0023】図1に戻って、書き込みアドレス発生回路
4にはPLL回路9より出力される書き込みクロックW
CKが供給される。書き込みアドレス発生回路4では書
き込みクロックWCKに同期して上述した書き込みアド
レス信号WADが形成される。
【0024】また、読み出しアドレス発生回路5には、
PLL回路9より出力される読み出しクロックRCK、
基準クロックCLK、速度データSPDおよび同期パル
スPSが供給され、書き込みアドレス発生回路4より書
き込みアドレス信号WADが供給され、さらにシステム
コントローラ(図示せず)よりレート変換過渡期(VT
Rの再生速度、従って速度データSPDが変化している
期間)に対応してハイレベル「H」となるレート変換過
渡信号STTが供給され、上述した読み出しアドレス信
号RAD,Coef.ADが形成される。
【0025】図4は、読み出しアドレス発生回路5の具
体構成を示している。図において、速度データSPDは
11ビットのパラレルデータとして加算器21に供給さ
れてオフセットOFS1が加算された後に加算器22を
介して12ビットデータとしてラッチ回路23に供給さ
れる。このラッチ回路23には周波数がFS(48KH
z)の読み出しクロックRCKがラッチパルスとして供
給され、その立ち下がりタイミングで12ビットデータ
がラッチされる。そして、上位2ビットはキャリーデー
タCARとなると共に、下位10ビットは加算器24で
オフセットOFS2が加算されて距離データDSTとな
る。距離データDSTは加算器22に供給される。
【0026】ここで、オフセットOFS1は再生速度に
応じて制御される。すなわち、再生速度が通常再生時よ
り大きくなる(SPD>1000)ときはOFS1=
「24」とされ、逆に再生速度が通常再生時より小さく
なる(SPD<1000)ときはOFS1は「0」とさ
れる。また、オフセットOFS2は再生速度およびキャ
リーデータCARに応じて制御される。すなわち、再生
速度が通常再生時より大きくなるとき、キャリーデータ
CARが「1」であるときはOFS2=「0」とされ、
キャリーデータCARが「2」であるときはOFS2=
「24」とされる。一方、再生速度が通常再生時より小
さくなるとき、キャリーデータCARが「1」であると
きはOFS2=「24」とされ、キャリーデータCAR
が「0」であるときはOFS2=「0」とされる。
【0027】ラッチ回路23より出力される2ビットの
キャリーデータCARは読み出しアドレス信号RADを
出力するためのカウンタ25に供給される。この場合、
キャリーデータCARが「0」、「1」および「2」で
あるときそれぞれメモリ3(図1参照)より読み出され
る入力オーディオデータDAinの32サンプルのオーデ
ィオデータが0サンプル、1サンプルおよび2サンプル
だけずれるように、読み出しクロックRCKの立ち下が
りのタイミングでカウンタ25のインクリメント動作が
行なわれる。そして、カウンタ25より、読み出しクロ
ックRCKの各周期内に、基準クロックCLKの周期で
もって32サンプル分の読み出しアドレス信号RADが
順次出力される。
【0028】また、加算器24より出力される距離デー
タDSTは、入力オーディオデータDAinの各サンプル
位置間を1000等分して「24」〜「1023」で表
した場合に、出力オーディオデータDAoutとして得よ
うとしているオーディオデータのサンプル位置(図2の
△印参照)を示すものとなる。この距離データDSTが
決まると、入力オーディオデータDAinの32サンプル
のオーディオデータとの位置関係が決まるので、この3
2サンプルのオーディオデータにそれぞれ対応する係数
データCoef.DATAは一義的に決まることにな
る。この距離データDSTは係数アドレス発生器26に
供給され、メモリ3より出力されるオーディオデータに
同期して、読み出しクロックRCKの各周期内に基準ク
ロックCLKの周期でもって32個分の読み出しアドレ
ス信号Coef.ADが順次出力される。
【0029】図5は、+1%だけ速度アップした場合に
おける読み出しアドレス発生回路5の動作を示すもので
ある。同図Aは読み出しクロックRCK、同図Bは速度
データSPD、同図Cは加算器21の出力データ、同図
Dは加算器22の出力データ、同図Eはラッチ回路23
より出力される10ビットデータ、同図Fはラッチ回路
23より出力されるキャリーデータCAR、同図Gは加
算器24より出力される距離データDST、同図Hはオ
フセットOFS1、同図IはオフセットOFS2を示し
ている。
【0030】この場合、読み出しクロックRCKに同期
して距離データDSTは「24」→「34」→「44」
→・・・→「1014」→「24」→・・・のように変
化していく。そして、基本的には距離データDSTの変
化に伴って入力オーディオデータDAinの32サンプル
のオーディオデータが1サンプルだけずれるようにされ
るが(CAR=「1」)、距離データDSTが「101
4」から「24」に変化する場合には2サンプルだけず
れるようにされる(CAR=「2」)。これは、距離デ
ータDSTが「1014」から「24」に変化する場
合、出力オーディオデータDAoutとして得ようとする
オーディオデータのサンプル位置が、入力オーディオデ
ータDAinのオーディオデータのサンプル位置を2個飛
び越えた位置に移動するからである。
【0031】図6は、−1%だけ速度ダウンした場合に
おける読み出しアドレス発生回路5の動作を示すもので
ある。同図A〜Iはそれぞれ図5A〜Iに対応したデー
タを示している。この場合、読み出しクロックRCKに
同期して距離データDSTは「1023」→「101
3」→「1003」→・・・→「33」→「1023」
→・・・のように変化していく。そして、基本的には距
離データDSTの変化に伴って入力オーディオデータD
Ainの32サンプルのオーディオデータが1サンプルだ
けずれるようにされるが(CAR=「1」)、距離デー
タDSTが「33」から「1023」に変化する場合に
はずれないようにされる(CAR=「0」)。これは、
距離データDSTが「33」から「1023」に変化す
る場合、出力オーディオデータDAoutとして得ようと
するオーディオデータのサンプル位置が、入力オーディ
オデータDAinのオーディオデータのサンプル位置を飛
び越えない位置に移動するからである。
【0032】図4に戻って、書き込みアドレス信号WA
Dはラッチ回路27に供給される。このラッチ回路27
には読み出しクロックRCKがラッチパルスとして供給
され、その立ち下がりタイミングで書き込みアドレス信
号WADがラッチされる。そして、ラッチ回路27でラ
ッチされた書き込みアドレス信号WADは減算器28で
一定値LVが減算された後にカウンタ25にロードデー
タとして供給される。一定値LVは、例えばVTRにお
けるビデオデータの信号処理による遅延時間(例えば4
フィールド期間)に対応するメモリ3のアドレス間隔に
設定される。
【0033】また、同期パルスPSはアンドゲート29
に供給される。このアンドゲート29にはレート変換過
渡信号STTがインバータ30を介してゲート制御信号
として供給される。レート変換過渡期でないときはレー
ト変換過渡信号STTがローレベル「L」であるため、
同期パルスPSはアンドゲート29を介してカウンタ2
5にロードパルスとして供給される。そして、読み出し
アドレスデータRADとして減算器28より出力される
ロードデータ(WAD−LV)がロードされる。一方、
レート変換過渡期のときはレート変換過渡信号STTが
ハイレベル「H」であるため、同期パルスPSはカウン
タ25に供給されず、上述したロード動作は行われな
い。なお、上述したようにメモリ3からは1/FSの時
間内に入力オーディオデータDAinを構成する32サン
プルのオーディオデータが読み出されるが、ロードデー
タ(WAD−LV)は最初のサンプルのオーディオデー
タの読み出しアドレスとなる。
【0034】以上説明したように本例においては、入力
端子1にサンプルレートがPFS(48KHz±x%)
の入力オーディオデータDAinが供給される場合、出力
端子8にはサンプルレートがFS(48KHz)の出力
オーディオデータDAoutを得ることができる。したが
って、VTRでプログラムプレイが行なわれる場合であ
っても、出力オーディオデータDAoutのサンプルレー
トを48KHzとすることで、AES/EBUやSIF
のシリアルインタフェースを使用した伝送が可能となる
等の効果がある。
【0035】また本例においては、図4に示すように、
48Hz毎に同期パルスPSによって、読み出しアドレ
ス発生回路5のカウンタ25に減算器28より出力され
るロードデータ(WAD−LV)が読み出しアドレスデ
ータRADとしてロードされ、読み出しアドレス信号R
ADは書き込みアドレス信号WADに対して一定値LV
だけ遅れるように同期化処理が行なわれる。そのため、
一定値LVをVTRにおけるビデオデータの信号処理に
よる遅延時間に対応するメモリ3のアドレス間隔に設定
することで、オーディオとビデオのリップシンクを保つ
ことができる。
【0036】また、レート変換過渡期ではPLL回路9
は位相ロック状態にないため、読み出しアドレス信号W
ADと書き込みアドレス信号RADの位相関係は保証さ
れず、同期化処理をすることで出力オーディオデータD
Aoutの不連続による異音の発生を招くおそれがある
が、本例ではレート変換過渡期にカウンタ25に同期パ
ルスPSが供給されることがなく同期化処理が中止され
るため、異音の発生を防止することができる。
【0037】なお、上述実施例におけるPFS(48K
Hz±x%)、FS(48KHz)等のサンプルレート
は一例であって、これに限定されるものでないことは勿
論である。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、データメモリより一
定周期で読み出されるオーディオデータと出力オーディ
オデータのサンプル位置で決まる係数データとを演算処
理して出力オーディオデータを得るようにしているの
で、入力オーディオデータのサンプルレートに拘らず
に、一定のサンプルレートの出力オーディオデータを得
ることができる。例えば、出力オーディオデータのサン
プルレートを48KHzとすることで、AES/EBU
やSIFのシリアルインタフェースを使用した伝送を行
うことができる。
【0039】また、読み出しアドレス信号を、一定周期
毎に書き込みアドレス信号との差が一定値となるように
同期化処理をすることにより、例えばVTRではビデオ
データの信号処理に対応するオーディオデータの遅延時
間を確保でき、オーディオとビデオのリップシンクを保
つことができる。
【0040】また、入力オーディオデータのサンプルレ
ートが変化しているレート変換過渡期では読み出しアド
レス信号と書き込みアドレス信号の位相関係は保証され
ず、同期化処理をすることで出力オーディオデータの不
連続による異音の発生を招くおそれがあるが、レート変
換過渡期間で同期化処理を中止することで異音の発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るオーディオレートコンバータの
一実施例を示す構成図である。
【図2】オーバーサンプリング処理等の説明のための図
である。
【図3】PLL回路の構成を示す図である。
【図4】読み出しアドレス発生回路の構成を示す図であ
る。
【図5】読み出しアドレス発生回路の動作(+1%速度
アップ)を示す図である。
【図6】読み出しアドレス発生回路の動作(−1%速度
ダウン)を示す図である。
【符号の説明】 1 入力端子 3 メモリ 4 書き込みアドレス発生回路 5 読み出しアドレス発生回路 6 データ演算回路 7 ROMテーブル 8 出力端子 9 PLL回路 11〜13,15,17 分周器 14 位相比較器 16 電圧制御発振器 21,22,24 加算器 23,27 ラッチ回路 25 カウンタ 26 係数アドレス発生器 28 減算器 29 アンドゲート 30 インバータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力オーディオデータをこの入力オーデ
    ィオデータに同期して形成された書き込みアドレス信号
    に従ってデータメモリに書き込むメモリ書き込み制御手
    段と、 上記データメモリより一定周期で形成された読み出しア
    ドレス信号に従ってオーディオデータを読み出すメモリ
    読み出し制御手段と、 上記データメモリより読み出されるオーディオデータに
    対応して出力オーディオデータのサンプル位置で決まる
    係数データを出力する係数データ出力手段と、 上記データメモリより読み出されるオーディオデータお
    よび上記係数データ出力手段より出力される係数データ
    を演算処理して出力オーディオデータを得る演算処理手
    段とを備えることを特徴とするオーディオレートコンバ
    ータ。
  2. 【請求項2】 上記読み出しアドレス信号を、所定周期
    毎に上記書き込みアドレス信号との差が一定値となるよ
    うに同期化処理をするアドレス同期化手段を設けること
    を特徴とする請求項1記載のオーディオレートコンバー
    タ。
  3. 【請求項3】 上記入力オーディオデータのサンプルレ
    ートが変化しているレート変換過渡期では、上記アドレ
    ス同期化手段は上記同期化処理を中止することを特徴と
    する請求項2記載のオーディオレートコンバータ。
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