JP3252581B2 - 標本化周波数変換装置 - Google Patents

標本化周波数変換装置

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JP3252581B2
JP3252581B2 JP00712494A JP712494A JP3252581B2 JP 3252581 B2 JP3252581 B2 JP 3252581B2 JP 00712494 A JP00712494 A JP 00712494A JP 712494 A JP712494 A JP 712494A JP 3252581 B2 JP3252581 B2 JP 3252581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号の標本化周波
数を再標本化して任意の標本化周波数に変換する標本化
周波数変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、オーディオ信号を光ケーブルや同
軸ケーブル等を用いてディジタル信号のまま伝送し、デ
ィジタルオーディオインターフェースを介して再生する
ようなディジタルオーディオ信号再生装置が普及するよ
うになった。このディジタルオーディオ信号再生装置に
おいては、ディジタルオーディオ信号受信時に位相比較
器と電圧制御発振器(以下、VCOという。)とで構成
されるフェーズロックループ(以下、PLLという。)
を用いてクロックを生成している。しかし、このクロッ
ク生成時にPLLのVCOによるジッタのためにディジ
タル/アナログ(以下、D/Aという。)変換処理特性
を劣化させてしまうことがある。このため、コンパクト
ディスク(以下、CDという。)プレーヤ、ディジタル
オーディオテープ(以下、DATという。)プレーヤ等
のディジタルオーディオ信号記録媒体を再生するような
装置において、クオーツクロックを用いてディジタルオ
ーディオ信号をD/A変換処理によりアナログオーディ
オ信号に変換し、その後にアナログオーディオ信号を伝
送したほうが歪のない良好なオーディオ信号を得ること
ができるという場合がある。
【0003】また、現在、ディジタルオーディオ信号の
ソースとなる記録媒体、例えば、CD、CDよりも小型
の光ディスク、DAT、DATよりも小型のディジタル
オーディオテープにおいては、ディジタルオーディオ信
号記録時の標本化周波数は、例えば、44.1KHz、48KHz、32
KHzのいずれかであり、統一されていない。また、記録
媒体ではないがディジタルオーディオ信号のソースとな
る衛星放送(以下、BSという。)も、標本化周波数
は、上記標本化周波数のうちのいずれかである。このた
め、例えば、標本化周波数が48KHzであるDATとBS
からのディジタルオーディオ信号を標本化周波数が44.1
KHzである小型光ディスクに記録する場合には、この標
本化周波数が48KHzであるDATとBSのディジタルオ
ーディオ信号をD/A変換処理によりアナログ信号に変
換し、その後、再度アナログ/ディジタル(以下、A/
Dという。)変換処理により、標本化周波数が44.1KHz
のディジタルオーディオ信号に変換しなければならず、
歪等による特性劣化が避けられなかった。
【0004】また、DATを用いてディジタルオーディ
オ信号をミキシング録音するような場合において、ミキ
シングの対象となる各々のディジタルオーディオ信号
は、標本化周波数や同期方法が異なる場合、各々アナロ
グ信号に変換してからミキシングすることが必要とな
る。
【0005】以上のように、クロックジッタの発生によ
る性能劣化、異なる標本化周波数による再生ディジタル
オーディオ信号の劣化を防止し、自由な標本化周波数変
換によるディジタルミキシングを実現するには、非同期
型の標本化周波数変換装置の開発が望まれてきた。
【0006】一般に、この標本化周波数変換装置は、標
本化周波数Fsiで入力された信号を標本化周波数Fsoで
再標本化するための再標本化点の特定に再標本化時間ア
ドレスを用いている。この再標本化時間アドレスは、入
力信号の標本化周波数(以下、入力標本化周波数とい
う。)Fsiと再標本化される信号の標本化周波数(以
下、出力標本化周波数という。)Fsoとの比に応じて生
成される。
【0007】具体的には、入力標本化周波数Fsiと出力
標本化周波数Fsoの標本化周波数比Rを、出力標本化周
波数Fsoの周期(以下、出力標本化周期という。)Tso
のN倍の周期t(=N・Tso)を入力標本化周波数Fsi
のM倍の入力基準クロック(以下、入力マスタークロッ
クという。)MCKi(=M・Fsi)で計数することに
よって、FsiやMCKiやFso等のジッタ成分を平均化
し除去しながら検出し、この標本化周波数比R及び再標
本化時間を累積加算して再標本化時間アドレスを生成し
ていた。そして、この再標本化時間アドレスにより、再
標本化用バッファメモリ内に格納された再標本化点を読
み出すことによって、標本化周波数の変換を行ってい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、より高精度
な標本化周波数変換すなわち再標本化時間アドレスを用
いて再標本化周波数を得るための変換を行うためには、
再標本化時間アドレスの分解能を向上することが必要と
なる。このため、上記倍率Nを大きくして入力標本化周
波数Fsiと出力標本化周波数Fsoの標本化周波数比Rを
検出する検出周期(時間)tを増大させることが考えら
れる。しかし、この場合、入力標本化周波数Fsiと出力
標本化周波数Fsoを可変するような用途においては過度
的に標本化周波数比Rの値と現実のFsi/Fsoとに誤差
が生じてしまうという不都合が生じてしまう。
【0009】このため、高精度な標本化周波数の変換
は、入力標本化周波数Fsiや出力標本化周波数Fsoが一
定であるという条件のもとで実現されていた。しかしな
がら、上記ディジタルオーディオ信号ソースの多様化が
進む近年において、上述したような入力標本化周波数F
siと出力標本化周波数Fsoが常に一定であるという条件
は、標本化周波数変換装置の適用の幅を狭めてしまうこ
とになる。
【0010】一方、上記入力マスタークロックMCKi
を高くして上記検出周期tの短縮を考慮せず、再標本化
時間アドレスの分解能を向上することも考えられる。し
かし、この場合、カウンタ等の回路動作速度の限界や入
力クロックジッタの吸収除去の問題が持ち上がる。この
ため単純に上記入力マスタークロックMCKiの周波数
を高くして再標本化時間アドレスの分解能を向上するの
は無理であった。
【0011】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、標本化周波数比に応じて再標本化時間アドレス
の生成を高速とするかあるいは高精度とするかを適応的
に切り換え、異なる標本化周波数による再生オーディオ
信号の劣化防止、自由な標本化周波数変換によるミキシ
ングの実現を簡単な回路構成で図ることができる標本化
周波数変換装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る標本化周波
数変換装置は、入力信号の標本化周波数を任意の標本化
周波数に変換する標本化周波数変換装置において、上記
入力信号を記憶する記憶手段と、上記記憶手段から読み
出された信号を補間処理する補間処理手段と、上記入力
信号の標本化周波数と上記任意の標本化周波数との標本
化周波数比を、短い時間周期と長い時間周期で、それぞ
れ検出する標本化周波数比検出手段と、上記標本化周波
数比検出手段により検出された短い時間周期又は長い時
間周期の各標本化周波数比に応じて上記記憶手段及び上
記補間処理手段を制御する制御手段とを有し、上記標本
化周波数比検出手段は、短い時間周期の標本化周波数比
を検出する短周期標本化周波数比検出部を備え、この短
周期標本化周波数比検出部で検出した短い時間周期の標
本化周波数比を累積加算し、長周期で計数して上記長周
期の標本化周波数比を得ることにより上記課題を解決す
る。
【0013】この場合、上記標本化周波数比検出手段
は、上記短い時間周期での検出値と上記長い時間周期で
の検出値の所定の精度内での一致又は不一致を判別し、
一致のときには上記長い時間周期での検出値を、不一致
のときには上記短い時間周期での検出値を選択して出力
するようにしてもよい。
【0014】この一致又は不一致の判別は、短い時間周
期での標本化周波数比と長い時間周期での標本化周波数
比を比較手段によって比較することによって行われる。
所定の精度内での判別とは、長い時間周期での標本化周
波数比と、短い時間周期での標本化周波数比とを所定の
桁数の範囲だけ比較することによって行うことができ
る。例えば、標本化周波数比をディジタル値として扱う
場合、ビット数の多い標本化周波数比の最上位ビットか
ら所定のビット(例えば、ビット数の少ない標本化周波
数比の全ビット数に応じた)までと、ビット数の少ない
標本化周波数比の全ビットを比較することによる。
【0015】また、上記標本化周波数比検出手段は、上
記入力信号の標本化周波数と上記任意の標本化周波数の
内の一方の標本化周波数の周期に対して充分高速でかつ
他方の標本化周波数の整数倍のクロックで、上記一方の
標本化周波数の周期を計数することによって標本化周波
数比を検出するようにしてもよい。
【0016】また、上記補間処理手段は、上記制御手段
により上記記憶手段から読み出された信号に対して上記
制御手段から供給される制御信号に応じたオーバーサン
プリング処理を施すことにより隣合った二個のオーバー
サンプリングデータを求め、さらにこれら二個のオーバ
ーサンプリングデータに直線補間処理を施すことが好ま
しい。
【0017】ここで、上記オーバーサンプリング処理に
よる二個のオーバーサンプリングデータは2つの非巡回
形フィルタにより得られる。
【0018】また、上記制御手段は、上記記憶手段にデ
ータ読み出しアドレスである上記再標本化時間アドレス
とデータ書き込みアドレスとを供給している。また、上
記制御手段は、上記補間処理手段に上記オーバーサンプ
リング処理に使われるオーバーサンプリング係数の選択
制御信号と、上記直線補間処理に使われる先行リーディ
ング用及び後追いトレーリング用の直線補間係数を供給
している。
【0019】また、上記入力信号の標本化周波数が上記
任意の標本化周波数よりも高いときには、上記補間処理
手段の出力信号に帯域制限を施すことが好ましい。
【0020】
【作用】標本化周波数比検出手段は、入力信号の標本化
周波数と任意の標本化周波数との標本化周波数比を、短
い時間周期と長い時間周期で、それぞれ検出する。短い
時間周期の標本化周波数比は短周期標本化周波数比検出
部で検出される。長い時間周期の標本化周波数比は短周
期標本化周波数比検出部で検出された短い時間周期の標
本化周波数比を累積加算し、長周期で計数して得られ
る。そして、標本化周波数比検出手段は、短い時間周期
での検出値と長い時間周期での検出値が所定の精度内で
一致するときには、長い時間周期での検出値を、不一致
のときには短い時間周期での検出値を選択して制御手段
に出力する。このため、制御手段は、標本化周波数比が
大きいときすなわち変化速度が大きいときには短い時間
周期での標本化周波数比を基に高速に、標本化周波数比
が小さいときすなわち変化速度が小さいときには長い時
間周期での標本化周波数比を基に高精度に、上記補間手
段に補間処理を適応的に行わせる。このため、本発明の
標本化周波数変換装置は、異なる標本化周波数による再
生オーディオ信号の劣化防止、自由な標本化周波数変換
によるミキシングの実現を簡単な構成で図ることができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る標本化周波数変換装置の
好ましい実施例を図面を参照しながら説明する。
【0022】先ず、第1実施例について、図1を参照し
ながら説明する。この第1実施例は、入力端子1から入
力された信号Dsiの標本化周波数Fsiを再標本化して任
意の標本化周波数Fsoの信号Dsoに変換する標本化周波
数変換装置であり、入出力系が完全に非同期な標本化周
波数変換処理、すなわち、入出力信号間に同期関係の無
い自由な比率の標本化周波数変換処理を実現する。以
下、入力信号Dsiの入力標本化周波数Fsiを入力標本化
周波数Fsiとし、任意の標本化周波数Fsoを出力標本化
周波数Fsoとする。
【0023】この第1実施例の標本化周波数変換装置
は、入力端子1から入力された入力標本化周波数Fsiの
入力信号Dsiを記憶する再標本化用のバッファメモリ2
と、この再標本化用バッファメモリ2からの読み出し信
号に補間処理を施す補間処理回路3と、入力端子5から
供給される上記入力標本化周波数Fsiと入力端子6から
供給される上記出力標本化周波数Fsoとの標本化周波数
の比を、短い時間周期と長い時間周期で、それぞれ検出
する標本化周波数比検出回路7と、この標本化周波数比
検出回路7の短い時間周期又は長い時間周期の標本化周
波数比に応じて再標本化用バッファメモリ2及び補間処
理回路3を制御するコントローラ8とを有しており、こ
のコントローラ8によって補間処理が制御された補間処
理回路3は、出力端子4から出力標本化周波数Fsoの信
号Dsoを出力する。
【0024】標本化周波数比検出回路7は、短い時間周
期ts及び長い時間周期tLで入力標本化周波数Fsiと出
力標本化周波数Fsoとの比である標本化周波数比Rs及び
標本化周波数比RLを検出している。
【0025】そして、この標本化周波数比検出回路7
は、所定の精度内で上記短周期tsでの標本化周波数比
Rsと長周期tLでの標本化周波数比RLが一致するか不
一致であるかを判別し、一致のときには、長い時間周期
tLで検出する標本化周波数比RLを、不一致のときには
短い周期tsで検出する標本化周波数比Rsを選択してコ
ントローラ8に出力する。
【0026】コントローラ8は、標本化周波数比検出回
路7から供給される標本化周波数比RL又はRsに応じて
データ読み出しアドレスである再標本化時間アドレスを
生成し、再標本化用バッファメモリ2に供給している。
また、コントローラ8は、再標本化用バッファメモリ8
にデータ書き込みアドレスも供給している。また、コン
トローラ8は、上記標本化周波数比RL又はRsに応じ
て、補間処理回路3で行われるオーバーサンプリング処
理に使われるオーバーサンプリング係数の選択制御信号
と、直線補間処理に使われる先行リーディング用及び後
追いトレーリング用の直線補間係数を生成し、該補間処
理回路3に供給している。
【0027】補間処理回路3は、上記再標本化時間アド
レスを基に再標本化用バッファメモリ2から必要なデー
タ群を読み出し、例えば非巡回形(以下、FIRとい
う。)フィルタ処理によって再標本化時間アドレスに対
応した隣合った二個の高次補間データを作り、さらにそ
の各々のデータに直線補間を施してから加算を行うこと
によって出力標本化周波数Fsoの信号Dsoを生成する。
【0028】ここで、標本化周波数比検出回路7が所定
の精度内で上記短周期tsでの標本化周波数比Rsと長周
期tLでの標本化周波数比RLが一致するか不一致である
かを判別し、一致のときには、長い時間周期tLで検出
する標本化周波数比RLを、不一致のときには短い周期
tsで検出する標本化周波数比Rsを選択してコントロー
ラ8に出力するのは以下の理由による。
【0029】入力標本化周波数Fsiと出力標本化周波数
Fsoの標本化周波数比を短い時間周期tsで検出すれば
その誤差Esは図2の(A)に示すように小となり誤差
に対する高速応答が可能となるが、分解能は小となり精
度をとるのが難しい。これに対し、入力標本化周波数F
siと出力標本化周波数Fsoの標本化周波数比を長い時間
周期tLで検出すればその誤差ELは、図2の(B)に示
すように大となり誤差に対する応答性を高めるのは難し
いが、分解能は大となり高い精度をとることができる。
以上の理由から標本化周波数比検出回路7は、短い時間
周期tsでの標本化周波数比Rsと長い時間周期tLでの
標本化周波数比RLとの所定の精度内での一致又は不一
致を判別し、一致のときには標本化周波数比RLを、不
一致のときには標本化周波数比Rsを選択してコントロ
ーラ8に出力している。
【0030】ここで、所定の精度内での判別とは、長い
時間周期tLでの標本化周波数比RLと、短い時間周期t
sでの標本化周波数比Rsとを所定の桁数の範囲だけ比較
することによって行うことができる。例えば、標本化周
波数比をディジタル値として扱う場合、ビット数の多い
標本化周波数比RLの最上位ビットから所定のビット
(例えば、ビット数の少ない標本化周波数比Rsの全ビ
ット数に応じた)までと、ビット数の少ない標本化周波
数比Rsの全ビットを比較することによる。
【0031】したがって、この第1実施例の標本化周波
数変換装置は、標本化周波数比に応じて再標本化時間ア
ドレスの生成を高速とするか高精度とするかを適応的に
切り換え、標本化周波数の変動が所定の精度内で発生し
ていないときには高精度に生成した再標本化時間アドレ
スに応じて標本化周波数変換処理を行い、標本化周波数
の変動が所定の精度内で発生しているときには高速に生
成した再標本化時間アドレスに応じて標本化周波数変換
処理を行う。このため、本実施例の標本化周波数変換装
置は、異なる標本化周波数による再生オーディオ信号の
劣化防止、自由な標本化周波数変換によるミキシングの
実現を簡単な構成で図ることができる。
【0032】次に、第2実施例について図3乃至図6を
参照しながら説明する。この第2実施例も、上述した第
1実施例と同様に、入力端子11から入力された信号D
siの標本化周波数Fsiを再標本化して任意の標本化周波
数Fsoの信号Dsoに変換する標本化周波数変換装置であ
り、入出力系が完全に非同期な標本化周波数変換処理、
すなわち、入出力信号間に同期関係の無い自由な比率の
標本化周波数変換処理を実現する。以下、入力信号Dsi
の標本化周波数Fsiを入力標本化周波数Fsiとし、任意
の標本化周波数Fsoを出力標本化周波数Fsoとする。
【0033】この第2実施例の標本化周波数変換装置
は、図3の入力端子11から入力された入力標本化周波
数Fsiの入力信号Dsiを再標本化用の8Fsiにオーバー
サンプリング処理する8Fsオーバーサンプリングフィ
ルタ12と、この8Fsオーバーサンプリングフィルタ
12で8Fsとされた入力信号を書き込むと共に読み出
す再標本化用のバッファメモリ13と、この再標本化用
バッファメモリ13からの読み出し信号に補間処理を施
す補間処理回路14と、入力端子22から供給される標
本化周波数Fsiの整数倍の入力基準クロック(以下、入
力マスタークロックという。)MCKi(=M・Fsi)
で入力端子23から供給される出力標本化周波数Fsoの
周期(以下、出力標本化周期という。)TsoのN倍の周
期t(=N・Tso)を計数することによって分解能を向
上した標本化周波数比を、短い時間周期と長い時間周期
で、それぞれ検出する標本化周波数比検出回路24と、
この標本化周波数比検出回路24の短い時間周期又は長
い時間周期の標本化周波数比に応じて再標本化用バッフ
ァメモリ13及び補間処理回路14を制御するコントロ
ーラ25と、このコントローラ25によって補間処理が
制御された補間処理回路14からの出力信号の標本化周
波数を間引きし例えば2,4,8倍の出力標本化周波数
Fsoとすると共に、かつその一をマルチプレクサ19a
により切り換え選択する再標本化周波数信号出力回路1
9と、この再標本化周波数信号出力回路19からの出力
信号に帯域制限を施し、出力端子21から出力標本化周
波数Fsoの出力信号Dsoを出力する帯域制限フィルタ2
0とを有して成る。
【0034】8Fsオーバーサンプリングフィルタ12
で作られた標本化周波数8Fsiのディジタル信号は、上
述したように再標本化用バッファメモリ13に入力され
るが、この再標本化用バッファメモリ13は、例えば、
20ビット64ワードのバッファRAMであり、入力標
本化周波数Fsiの周期Tsiの8倍のバッファとなる。
【0035】標本化周波数比検出回路24は、図4にそ
の構成を示すように、入力端子22から供給される入力
マスタークロックMCKiにより入力端子23aから入
力される短い時間周期tsでの整数倍の標本化周期Ns・
Tsoを計数する短周期カウンタ30と、この短周期カウ
ンタ30からのカウント出力を上記Ns・Tsoを基にラ
ッチするラッチ31と、入力端子22から供給される入
力マスタークロックMCKiにより入力端子23bから
入力される長い時間周期tLでの整数倍の標本化周期NL
・Tsoを計数する長周期カウンタ32と、この長周期カ
ウンタ32からのカウント出力を上記NL・Tsoを基に
ラッチするラッチ33と、ラッチ31のラッチ出力とラ
ッチ32のラッチ出力とを比較する比較回路34と、こ
の比較回路34での比較結果に応じていずれかのラッチ
出力をコントローラ25に選択して出力する選択回路3
5とを有してなる。
【0036】短周期カウンタ30でNs・Tsoを入力マ
スタークロックMCKiによりカウントし、そのカウン
ト結果をラッチ31でラッチすることにより、短周期t
sでの標本化周波数比Rsが求められることになる。ま
た、長周期カウンタ32でNL・Tsoを入力マスターク
ロックMCKiによりカウントし、そのカウント結果を
ラッチ33でラッチすることにより、長周期tLでの標
本化周波数比RLが求められることになる。すなわち、
ラッチ31でのラッチ周期が短周期tsであり、ラッチ
33でのラッチ周期が長周期tLである。このラッチ周
期ts及びtLは、想定される入出力標本化周波数比変化
率最大時の変換における標本化周波数比RLの実時間に
対する誤差と標本化周波数比Rsの分解能が一致するよ
うに決定する。
【0037】ここで、入力マスタークロックMCKi
は、Ns・Tso及びNL・Tsoに充分高速であり、かつ上
述したように入力標本化周波数Fsiの整数倍Mのクロッ
クである。
【0038】比較回路34は標本化周波数比Rsと標本
化周波数比RLとが所定の精度内で一致するか又は不一
致であるか判別する。この比較回路34で標本化周波数
比Rsと標本化周波数比RLとが一致又は不一致と判別す
ると、この比較回路34はその判別情報に応じた選択制
御信号を選択回路35に供給する。
【0039】選択回路35は、比較回路34から供給さ
れた選択制御信号に応じてラッチ31又はラッチ33か
ら、標本化周波数比Rs又は標本化周波数比RLを切り換
え選択して出力する。
【0040】比較回路34での比較は、ビット数の多い
値である標本化周波数比RLと、ビット数の少ない値で
ある標本化周波数比Rsとを比較するが、その比較の際
には、例えば、標本化周波数比RLの最上位ビットから
所定のビット(標本化周波数比Rsの全ビット数に応じ
た)までと、標本化周波数比Rsの全ビットを比較する
ことによる。このようにすれば、所定の範囲内におい
て、その一致と不一致とを判別することができる。この
比較回路34は、標本化周波数比RLと標本化周波数比
Rsとが所定の精度内で一致していると判別すると、選
択回路35に長周期tLでの標本化周波数比RLを選択し
て出力せよという選択制御信号を供給する。一方、この
比較回路34は、標本化周波数比RLと新たな標本化周
波数比Rsとが所定の精度内で不一致であると判別する
と、選択回路35に短周期tsでの標本化周波数比Rsを
選択して出力せよという選択制御信号を供給する。
【0041】選択回路35は、比較回路34から供給さ
れる上記2つの選択制御信号によって、長周期tLでの
標本化周波数比RL又は短周期tsでの標本化周波数比R
sをコントローラ25の加算器36に出力する。
【0042】コントローラ25は、図4にその構成を示
すように、標本化周波数比検出回路24から供給される
標本化周波数比RL又はRsを加算回路36及びフリップ
フロップ回路39を用いて累積加算し、再標本化用バッ
ファメモリ13のデータ読み出しアドレスを生成してい
る。また、コントローラ25は、加算回路36及びフリ
ップフロップ回路39を用いて、補間処理回路14への
オーバーサンプリング用の係数を選択制御する信号と、
先行リーディング用及び後追いトレーリング用の直線補
間係数LIP.F.L及びLIP.F.Tを生成している。
【0043】これらデータ読み出しアドレス、オーバー
サンプリング用係数選択制御信号及び直線補間係数は、
例えば、一つのデータ列の上位ビット範囲、中位ビット
範囲及び下位ビット範囲のデータとして、このコントロ
ーラ25から出力される。
【0044】ここで、フリップフロップ回路37は、D
フリップフロップ回路であることが好ましく、入力端子
38からは、この第2実施例の出力信号の標本化周波数
8Fsoに合わせて8Fsoのクロックが供給されている。
もちろん、出力信号の標本化周波数が4又は2Fsoであ
る場合には、4又は2Fsoのクロックが供給される。ま
た、入力端子39からはイニシャライズ信号が供給され
る。
【0045】補間処理回路14は、図3に示すように、
上記コントローラ25から供給されたデータ読み出しア
ドレスである再標本化時間アドレスにより再標本化用バ
ッファメモリ13から読み出されたデータにオーバーサ
ンプリング処理を施すと共に、直線補間を施すFIRフ
ィルタ(L)&×LIP.F.L15及びFIRフィルタ(T)
&×LIP.F.T17と、これらFIRフィルタ(L)&×LI
P.F.L15及びFIRフィルタ(T)&×LIP.F.T17に
オーバーサンプリング用の係数を供給する係数ROM1
6と、 FIRフィルタ(L)&×LIP.F.L15の出力信
号とFIRフィルタ(T)&×LIP.F.T17の出力信号と
を加算する加算器18とを有して成る。ここで、係数R
OM16は、例えば、24ビット7ワードのオーバーサ
ンプリング係数を32個持っている。
【0046】この補間処理回路14の動作を図5を参照
しながら説明する。再標本化用バッファメモリ13は、
コントローラ25から供給される読み出しアドレスに基
づいてFIRフィルタ(L)&×LIP.F.L15及びFIR
フィルタ(T)&×LIP.F.T17に図5の(A)に示すよ
うなTsi/8毎の例えば7個のデータを供給する。FI
Rフィルタ(L)&×LIP.F.L15及びFIRフィルタ
(T)&×LIP.F.T17は、再標本化用バッファメモリ1
3から供給された例えば7個のデータに、係数ROM1
6から読み出した例えば7個の係数を積和演算して、そ
れぞれ256Fsiのデータを生成する。
【0047】この256Fsiのデータの隣合った2つの
データを示すのが図5の(B)である。図5の(A)、
図5の(B)に示した破線包囲領域E1は、Tsi/8で
あり、図5の(B)に示した破線包囲領域E2は、Tsi
/256間隔の256Fsiの隣合った2つのデータであ
る。
【0048】次に、FIRフィルタ(L)&×LIP.F.L1
5及びFIRフィルタ(T)&×LIP.F.T17は、コント
ローラ25から供給される直線補間係数をTsi/256
間隔の隣合った2つのデータに乗じてから加算器18に
より加算し、図5の(C)に示すような直線補間を行
う。
【0049】このようなオーバーサンプリングと直線補
間を繰り返すことにより、この第2実施例は、図5の
(D)に示すような標本化周波数FsoのデータDsoを生
成する。
【0050】ここで、直線補間係数について説明してお
く。直線補間係数としては、リーディング先行データ用
係数LIP.F.Lと、トレーリング後追いデータ用係数LIP.
F.Tとがある。これらの直線補間係数は、コントローラ
25において、累積加算された値の下位のデータ、例え
ば12ビットを用いて生成する。具体的には、トレーリ
ング後追いデータ用係数LIP.F.Tは、下位12ビットデ
ータ、リーディング先行データ用係数LIP.F.Lは、下位
12ビットの1の補数によって与えられる。
【0051】図5の(C)には、破線包囲領域E3内の
Tsi/256間隔の2つのデータDsa、Dsbに上記直線
補間係数を乗算して得たデータDsoを示す。
【0052】補間処理回路14から出力されるデータは
8Fsoのデータである。この8Fsoのデータは、再標本
化周波数信号出力回路19に供給される。この再標本化
周波数信号出力回路19は、8Fsoに間引き処理を施
し、4Fso又は2Fsoに変換し、8Fso、4Fso又は2
Fsoのうちの一をマルチプレクサ19aで切り換え選択
している。
【0053】帯域制限フィルタ20は、出力データにエ
リアシング雑音を発生させないためのフィルタである。
入力標本化周波数FSiが出力標本化周波数Fsoよりも高
いときには、エリアシング雑音が発生する虞があるの
で、マルチプレクサ19aからの出力信号を帯域制限す
る。
【0054】したがって、この第2の実施例の標本化周
波数変換装置は、標本化周波数比に応じて再標本化時間
アドレスの生成の応答を高精度とするか或は高速とする
かを適応的に切り換え、標本化周波数の変動があまりな
いようなときには高精度な標本化周波数の変換を行い、
標本化周波数の変動がある程度大きいときには高速な標
本化周波数の変換を行っており、高精度と高速応答とい
う相反する変換を両立できる。
【0055】なお、本発明に係る再標本化周波数変換装
置は、再標本化周波数比検出回路を3個以上設けて高精
度と高速応答に細かく対応することも可能である。
【0056】また、本発明に係る再標本化周波数変換装
置は、標本化周波数比検出回路を図6のような構成とす
ることも可能である。この図6に示すような標本化周波
数比検出回路を設けた実施例を他の実施例として以下に
説明する。なお、この他の実施例は、標本化周波数比検
出回路のみを上記第2実施例の標本化周波数変換装置と
異ならせた構成としているので、他の構成についての説
明はここでは省略する。
【0057】この他の実施例は、標本化周波数比検出回
路を構成するにあたり、上述した第2実施例のように短
周期カウンタと長周期カウンタを独立して設けるのでは
なく、短周期カウンタを備えた短周期標本化周波数比検
出回路43の標本化周波数比Rsに対し、コントローラ
の再標本化時刻アドレス生成のための加算回路44を時
分割で共用して累積加算を施して、適応的な標本化周波
数比Rnを得るようにしており、長周期カウンタを省略
することができる。
【0058】すなわち、この他の実施例の標本化周波数
比検出回路は、入力端子42から入力される信号の標本
化周波数Fsiをクロック分周器41から供給される分周
クロックで計数して求めた短周期tsでの標本化周波数
比Rsと、該標本化周波数比Rsを加算回路44と累積加
算ラッチ45とを用いて累積加算し長周期ラッチ46で
分周クロックを用いて計数することによって得られた長
周期tLでの標本化周波数比RLとの一致又は不一致を比
較回路47で所定の精度内で検出し、一致のときには長
周期tLでの標本化周波数比RLを、不一致のときには短
周期tsでの標本化周波数比Rsを選択回路48が選択し
てコントローラに出力する。ここで、クロック分周器4
1は、入力端子40から供給される基準クロックを分周
して分周クロックを短周期標本化周波数比検出回路4
3、累積加算ラッチ回路45及び長周期ラッチ回路46
に供給している。
【0059】したがって、この他の実施例は、長周期カ
ウンタを備えた長周期標本化周波数比検出回路を不要と
して、標本化周波数比に応じて再標本化時間アドレスの
生成の応答を高精度とするか或は高速とするかを適応的
に切り換え、標本化周波数の変動があまりないようなと
きには高精度な標本化周波数の変換を行い、標本化周波
数の変動がある程度大きいときには高速な標本化周波数
の変換を行っている。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る標本化周波数変換装置は、
標本化周波数比検出手段の短周期標本化周波数比検出部
で検出した短い時間周期の標本化周波数比を、累積加算
し、長周期で計数して長い時間周期の標本化周波数比を
得ている。そして、短い時間周期又は長い時間周期での
標本化周波数比に応じて制御手段が記憶手段及び補間処
理手段を制御するので、標本化周波数比に応じて再標本
化時間アドレスの生成を高速とするか或は高精度とする
かを適応的に切り換えることができる。このため、異な
る標本化周波数による再生オーディオ信号の劣化防止、
自由な標本化周波数変換によるミキシングの実現を簡単
な構成で図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の標本化周波数変換装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】短周期での標本化周波数比の検出と長周期での
標本化周波数比検出の検出を説明するための図である。
【図3】本発明の第2実施例の標本化周波数変換装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した第2実施例の標本化周波数変換装
置の標本化周波数比検出回路とコントローラの概略構成
を示すブロック図である。
【図5】図3に示した第2実施例の標本化周波数変換装
置の補間処理回路の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施例の標本化周波数変換装置の
標本化周波数比検出回路の概略構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
2 再標本化用バッファメモリ 3 補間処理回路 7 標本化周波数比検出回路 8 コントローラ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の標本化周波数を任意の標本化
    周波数に変換する標本化周波数変換装置において、 上記入力信号を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段から読み出された信号を補間処理する補間
    処理手段と、 上記入力信号の標本化周波数と上記任意の標本化周波数
    との標本化周波数比を、短い時間周期と長い時間周期
    で、それぞれ検出する標本化周波数比検出手段と、 上記標本化周波数比検出手段により検出された短い時間
    周期又は長い時間周期の各標本化周波数比に応じて上記
    記憶手段及び上記補間処理手段を制御する制御手段とを
    有し、上記標本化周波数比検出手段は、短い時間周期の標本化
    周波数比を検出する短周期標本化周波数比検出部を備
    え、この短周期標本化周波数比検出部で検出した短い時
    間周期の標本化周波数比を累積加算し、長周期で計数し
    て上記長周期の標本化周波数比を得ることを特徴とする
    標本化周波数変換装置。
  2. 【請求項2】 上記標本化周波数比検出手段は、上記短
    い時間周期での検出値と上記長い時間周期での検出値の
    所定の精度内での一致又は不一致を判別し、一致のとき
    には上記長い時間周期での検出値を、不一致のときには
    上記短い時間周期での検出値を選択して出力することを
    特徴とする請求項1記載の標本化周波数変換装置。
  3. 【請求項3】 上記標本化周波数比検出手段は、上記入
    力信号の標本化周波数と上記任意の標本化周波数の内の
    一方の標本化周波数の周期に対して充分高速でかつ他方
    の標本化周波数の整数倍のクロックで、上記一方の標本
    化周波数の周期を計数することを特徴とする請求項1記
    載の標本化周波数変換装置。
  4. 【請求項4】 上記補間処理手段は、上記制御手段によ
    り上記記憶手段から読み出された信号に対して上記制御
    手段から供給される制御信号に応じたオーバーサンプリ
    ング処理を施すことにより隣合った二個のオーバーサン
    プリングデータを求め、さらにこれら二個のオーバーサ
    ンプリングデータに直線補間を施すことを特徴とする請
    求項1記載の標本化周波数変換装置。
  5. 【請求項5】 上記入力信号の標本化周波数が上記任意
    の標本化周波数よりも高いときには、上記補間処理手段
    の出力信号に帯域制限を施すことを特徴とする請求項1
    記載の標本化周波数変換装置。
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