JPH07262619A - 光学的情報記録媒体 - Google Patents

光学的情報記録媒体

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JPH07262619A
JPH07262619A JP6053493A JP5349394A JPH07262619A JP H07262619 A JPH07262619 A JP H07262619A JP 6053493 A JP6053493 A JP 6053493A JP 5349394 A JP5349394 A JP 5349394A JP H07262619 A JPH07262619 A JP H07262619A
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JP
Japan
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disk
phase difference
adhesive
viscosity
recording
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JP6053493A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Okubo
美志 大久保
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相差再生方式に用いるときにディスクチル
ト及び面ぶれ加速度などの機械特性に優れた光学的情報
記録媒体を提供する。 【構成】 少なくともその一方面に位相差再生記録膜が
積層された2枚のディスク基板を位相差再生に適する機
械特性を持つように接着剤を用いて互いに貼合わせてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相差再生を行なう光学
的情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】情報をレーザ等の光ビームにより再生、
あるいは記録/再生する光学的情報記録媒体において
は、その記録容量を高めるために、2枚の媒体を内側に
して貼合わせた状態で用いることがある。とくに外径が
φ300以上あるような大容量の光ディスクにおいては
このように貼合わせた状態で用いることが一般的であ
る。一方、φ130,φ120,φ86のような小さい
外径を持つディスクに関しては、再生専用の音楽用CD
やCD−ROMなどをはじめ、単板の状態で用いる場合
が多い。
【0003】しかし、記録/再生可能な光磁気ディスク
など小径でも大容量化を必要とするディスクの出現によ
り、このような小径ディスクでも貼合わせた構造で用い
ることが一般化しつつある。
【0004】貼合わせ構造としてはディスクの内・外周
部分のみをスペーサを介して貼合わせ、記録層が積層さ
れた中周部分同士が接しないようにしたエアー・サンド
イッチ構造と、2枚のディスクの前面を接着する全面接
着(ベタ貼り)構造の2つに大別でき、記録方法等によ
って使いわけられる。
【0005】このうち後者の全面接着構造は、再生専用
の光学的ビデオディスクや、前記の光磁気ディスクをは
じめ、多種の光ディスクに一般的に用いられている。こ
の構造のディスク貼合わせには、従来、特開平4−16
8635号公報に示すように、溶剤タイプの接着剤等が
用いられている。また、このタイプの接着剤を使用した
場合に生じるディスク基板や反射面、もしくは記録面の
侵蝕や硬化歪を改善できる簡便な方法として、ホットメ
ルト接着剤を用いた方法が提案され(特公昭63−67
258号公報)、広範に使われている。
【0006】ただし、ホットメルト接着剤を用いる方法
では、主に樹脂が用いられるディスク基板に熱がかかる
ことになり、基板の変形等が懸念される。そこで基板や
記録膜への悪影響がなく、なおかつ熱を使わない貼合わ
せ方法として、両面粘着剤を用いた貼合わせ方法(特開
平1−276447号公報)も考案され、ディスクの機
械特性が向上してきている。
【0007】近年、ディスクの高密度記録化が進んでく
るにつれ、様々な記録/再生方式が提案されてきた。相
変化記録膜等を用いた位相差再生(T.Ide etal,SPIE Vo
l.1663,Proc.Optical Pata Storage,310(1992)) 方式も
その1つである。これは、もともとROM再生に使われ
る再生方式である。
【0008】ROMの場合、その情報領域にはあらかじ
め情報がピット、すなわち基板表面の細かな凹みとして
形成されており、ピットの有無にかかわらず、情報領域
全体にAl、Au等の反射膜が積層されている。従っ
て、情報を読み取るためにレーザなどの光を照射した場
合に、ピットが存在する部分と存在しない部分とから戻
ってくる反射光はそれぞれ同じ反射率であるが、これら
の間には、光路差により生じる位相差があり、これをも
とに信号は再生される。
【0009】一方、相変化記録膜においては、レーザに
より記録膜に信号マークを記録すると、そのマーク部分
の光学的性質がマークのない部分に対して変化する。従
来の反射率差により信号を再生する相変化媒体では、前
者と後者の間に反射率差が大きく、位相差が小さくなる
ような膜構成(すなわち、記録膜材料の組成、膜厚、保
護層や反射層の膜厚等の組み合わせ)に設計されている
ため、両者の反射率差による再生が行われる。前記の位
相差再生相変化ディスクはこの両者間の位相差が大き
く、反射率差が小さくなるような膜構成を持つため、R
OMと同様の位相差再生が可能となる。
【0010】上記の再生原理からわかるように、反射率
差再生の媒体においては、記録マークが再生光より十分
大きい場合に、大きな反射光量変化が得られるが、位相
差再生の媒体においては、記録マーク、あるいはピット
が再生光より小さい場合に大きな反射光量変化が得られ
る。従って両方式に同じ再生光を用いたとすると、後者
の位相差再生方式のほうが前者の反射率差再生方式より
も記録マークを小さくすることができるので、後者の方
式では高密度記録が可能となる(赤平信夫;「相変化光
ディスクを用いた位相変化記録」平成5年度光ディスク
懇談会資料集37(1993))。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように位相差再
生光ディスクは高記録密度であることから、従来の反射
率差により信号を再生する方式のディスクよりも高精度
につくられる。とくに、局所的なディスク傾きを示すチ
ルト及び面ぶれ加速度などの機械特性が高レベルのもの
でないと、正確な再生信号を得ることができない。この
ため位相差再生光ディスクの寸法精度についての要求度
は高い。
【0012】ところが、位相差再生光ディスクにおいて
は、記録マークそのものが微細である上に、ディスク基
板上の局所的な凸凹や歪み等が位相差に影響して、ノイ
ズになってしまう可能性が高い。このため、従来の貼合
わせ構造で得られたディスクでは、位相差再生に適した
高精度な機械特性が得られず、正確な再生信号が得られ
ないという問題点があった。
【0013】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、位相差再生方式に用いるときにディ
スクチルト及び面ぶれ加速度などの機械特性に優れた光
学的情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決する手段】本発明に係る光学的情報記録媒
体は、少なくともその一方面に位相差再生記録膜が積層
された2枚のディスク基板を位相差再生に適する機械特
性を持つように接着剤を用いて互いに貼合わせたことを
特徴とする。
【0015】さらに、高剛性のコア部材を2枚のディス
ク基板の間に設け、これらを接着剤を用いて互いに貼合
わせることが望ましい。この場合に、コア部材は少なく
とも58000kg/cm2 以上の曲げ剛性を持つ部材であ
ることが好ましい。
【0016】また、硬化後に120万mPa・秒(=1
20万cps (センチポイズ))以上の粘度となるような
接着剤を用いて2枚のディスク基板を互いに貼合わせる
ことが望ましい。
【0017】
【作用】発明者らは環境試験などを通じて鋭意研究を重
ねた結果、位相差再生を良好に行なうためにはビット読
取りエラー率(BER)を10-6台とする(すなわち、
3.5mrad 以下のディスクチルトを得る)必要がある
という知見を得た。ディスクチルトを小さくおさえるた
めには、ディスクの曲げ剛性を大きくすることが効果的
である。そこで、このような知見に基づき2枚のディス
クを種々の接着剤を用いて貼り合わせ、接着層粘度とデ
ィスク条件80℃・90%RH×2000時間の環境試験
を経たBERとの相関につき調べたところ、環境試験後
においても十分使用に耐えられるレベルである3.5mr
d 以下のディスクチルトを得るためには、接着層粘度を
少なくとも120万cps 以上にする必要があることを見
出だした。
【0018】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら本発明の種
々の実施例について説明する。図1は、第1の実施例に
係る光学的情報記録媒体(光ディスク)を示す断面図で
ある。図中にて、符号1a,1bは連続したレーザ案内
溝があらかじめ形成された樹脂ディスク基板であり、例
えば、アクリルやポリカーボネートなどが射出成形等に
より、ディスク形状に加工されたものである。各ディス
ク基板1a,1bの少なくとも一方面には位相差再生に
対応できる相変化等の記録膜2a,2bが蒸着等により
成膜されている。
【0019】相変化位相差再生膜としては、例えば「デ
ィスク基板/ZnS・SiO2 /Ge2 Sb2 Te5
ZnS・SiO2 /Au」のような4層構造の膜を用い
る。ただし、上記構成において、「ディスク基板/20
0nm/20nm/30nm/60nm」(以下、ディ
スクPという)の膜厚構成とすると反射率差再生膜とな
り、「ディスク基板/100nm/20nm/30nm
/60nm」(以下、ディスクQという)の膜厚構成の
ときに位相差再生が可能となる。
【0020】いま、上記ディスクP及びQの単板ディス
クの、最もチルトの影響が少ないと思われる最内周に、
記録マーク間の距離をかえながら、最適レーザパワーに
て記録/再生を行ったとき、記録マーク間隔とBERと
の相関は、図2に示すようになる。図2は横軸に記録マ
ーク間隔(μm)をとり、縦軸にBERをとってディス
クP及びディスクQにおける両者の相関について調べた
グラフ図である。ここで、ディスクPにおいては反射率
差再生を行ない、ディスクQにおいては位相差再生を行
なっている。図から明らかなように、後者の方が前者よ
りも細かいマーク間隔にて良好なBERを保つことがで
きる。すなわち、位相差再生膜の方が高密度の記録がで
きることが、図より明らかである。
【0021】上記基板1a,1bを貼合わせるための接
着層3には、貼合わせ後の粘度の高い接着剤を用いる。
その精度はディスク形状を十分に位相差再生に適した機
械特性に保つことができる粘度である必要があり、具体
的には接着層3には常温で120万mPa・秒(=12
0万cps (センチポイズ))以上の粘度を持つホットメ
ルト接着剤や粘着材、あるいは硬化後に120万cps 以
上の粘度となる粘接着剤、エポキシ樹脂型接着剤、アク
リル系接着剤等を用いる。
【0022】いま、従来の記録領域と未記録領域の反射
率差により信号を再生するタイプの記録膜を成膜した2
枚の1.2mm厚、300mm径のディスク基板を必ずしも
本発明に合致しない任意の接着剤で貼合わせたものをデ
ィスクAとする。一方、上記の位相差再生に対応できる
相変化記録膜を成膜した2枚のディスク基板を同様に貼
合わせたものをディスクBとする。これらの構造でそれ
ぞれ複数のディスクにつき、初期のディスクチルト(デ
ィスク機械特性のうち最も記録/再生特性に影響する値
である)を測定し、さらにディスクを80℃の温度、9
0%RHの湿度の環境下に2000時間さらす環境試験に
かけ、試験後のビット読取りエラー率(BER)を測定
した。
【0023】図3は、横軸にディスクチルトをとり、縦
軸にBERをとってディスクA及びディスクBについて
両者の相関についてそれぞれ調べた結果を示すグラフ図
である。図から明らかなように、位相差再生膜をもつデ
ィスクBにおいては、同じBERを得るために、通常の
記録膜よりも厳しいディスクチルトを要する。(この図
より、環境試験後においても、十分使用に耐えられるレ
ベル、すなわち10-6台のBERを得るためには少なく
とも3.5mrad以下のディスクチルトが必要であること
がわかる。) 発明者らの研究により、このディスクチルトをおさえる
ためには、貼合わせに用いる接着層3の粘度を上げるこ
とが必要であることが明らかになった。図4は、横軸に
接着層の粘度をとり、縦軸にディスクチルトをとって両
者の相関について調べた結果を示すグラフ図である。
【0024】図5は、横軸に接着層の粘度(×106
ps)をとり、縦軸にディスクチルト(mrad)をと
って両者の相関について調べた結果を示すグラフ図であ
る。BERはディスクを80℃の温度、90%RHの湿度
の環境下に2000時間さらす環境試験によって測定し
た。これによれば、環境試験後においても十分使用に耐
えられるレベル、すなわち10-6台のBERを得る(す
なわち、3.5mrd 以下のディスクチルトを得る)ため
には、接着層3の粘度を少なくとも120万cps 以上に
する必要がある。
【0025】いま実際に、図1に示す構造のディスクで
接着層3の部分に粘度80万cps の従来の接着剤を用い
たものをディスクC、粘度180万cps の本発明に該当
する接着層をもつ構造のディスクをディスクDとする。
これらのディスクC,Dにつき上記と同様の環境試験を
行った。その結果を図6に示す。
【0026】図6は、横軸に環境試験時間(時間)をと
り、縦軸にBERをとってディスクC,Dについての両
者の相関について調べた結果を示すグラフ図である。図
から明らかなように、本発明の実施例ディスクCのほう
が比較例ディスクDよりも低いBERを安定して保つこ
とができた。
【0027】なお、上記実施例においては、位相差再生
記録層を1層だけ持つ基板を貼り合わせる場合について
述べたが、図7に示すように2つの記録層12a,22
aを有するディスク基板1aを同様のディスク基板1b
と貼り合わせてもよい。
【0028】また、図8に示すように、基板1a(1
b)に対して記録層2a(2b)の上側、あるいは下
側、あるいはその両側に保護層10a(10b)をもつ
構造であってもよい。
【0029】次に、図9から図14を参照しながら第2
の実施例について説明する。既に図3にて示したよう
に、位相差再生記録膜を持つディスクには従来の、反射
率差で信号を識別する記録膜を持つディスクよりも高精
度な機械特性を必要とする。この第2実施例では、2枚
のディスク1a,1bを剛性のあるコア部材5を介して
貼合わせることにより、前者に適合する機械特性を持つ
ディスクを提供するものである。
【0030】図9は本発明に係る光学的情報記録媒体の
一例を示す断面図である。図中1a,1bは連続したレ
ーザ溝があらかじめ形成された樹脂ディスク基板であ
る。これらにそれぞれ位相差再生に対応できる、相変化
等の記録膜2a,2bが蒸着等により成膜される。接着
層4a,4bは従来の接着剤でよく、必ずしも上記第1
実施例で用いた接着剤を用いる必要はない。
【0031】コア部材5としては、剛性の高い材料を用
いる。その剛性はディスク形状を十分に位相差再生に適
した機械特性に保てる程度である必要があり、具体的に
は曲げ剛性が58000kg/cm2 以上のプラスチック、
強化プラスチック、金属、ガラス等の材料を用いる。た
だし、接着層4a,4bを第1実施例の範囲、すなわ
ち、粘度120万cps 以上とする場合は、コア部材5は
ディスク基板1a,1bに近い熱膨張係数を示す材料、
すなわち、プラスチックや強化プラスチックに限定され
る必要がある。
【0032】いま、図9の構成のディスクにおいてコア
部材5の曲げ剛性を必ずしも本発明に合致しない範囲で
変化させたときのディスクチルトとの相関(接着剤は粘
度80万cps の従来のものを用いた)を図10に示す。
図10は、横軸にコア部材の曲げ剛性をとり、縦軸にB
ERをとって両者の相関について調べた結果を示すグラ
フ図である。このように、コア部材5の曲げ剛性が大き
いほど、ディスクチルトは小さくなることがわかる。
【0033】これをもとに、コア部材の曲げ剛性と、上
記貼合わせディスクを80℃・90%RH×2000時間
の環境試験にかけた後のBERとの相関を図11に示
す。図11は、横軸にコア部材の曲げ剛性をとり、縦軸
にBERをとって両者の相関について調べた結果を示す
グラフ図である。図から明らかなように、環境試験後に
おいても十分使用に耐えられるレベル、すなわち少なく
とも10-6台のBERを得るためには、コア部材5の曲
げ弾性率を少なくとも58000kg/cm2 以上にする必
要がある。
【0034】いま、図9に示す構造のディスクでコア部
材5の部分に曲げ剛性17000kg/cm2 の材料を用い
たものをディスクE、曲げ弾性率77000kg/cm2
本発明に該当する材料を用いたものをディスクFとす
る。これらディスクE,Fにつき、80℃・90%RH×
2000時間の環境試験を行った場合のBERを図12
に示す。図12は、横軸に環境試験時間(時間)をと
り、縦軸にBERをとってディスクE,Fについての両
者の相関について調べた結果を示すグラフ図である。図
から明らかなように、ディスクEのほうがディスクFよ
りも低いBERを安定して保つことができる。
【0035】なお、上記実施例においては、位相差再生
記録層を1層だけ持つ基板を貼り合わせる場合について
述べたが、図13に示すように2つの記録層12a,2
2aを有するディスク基板1aを同様のディスク基板1
bと貼り合わせてもよい。
【0036】また、図14に示すように、基板1a(1
b)に対して記録層2a(2b)の上側、あるいは下
側、あるいはその両側に保護層10a(10b)をもつ
構造であってもよい。
【0037】
【発明の効果】位相差再生に対応する記録膜をもつ2枚
のディスク基板を120万cps 以上の粘度をもつ接着剤
にて貼合わせることにより、位相差再生に適した高精度
な機械特性を保証することができ、その結果、従来より
も高密度で、なおかつディスク特性の良好な貼合わせデ
ィスクを得ることができる。
【0038】一方、基板を曲げ剛性58000kg/cm2
以上のコア部材を挟んで貼合わせることにより、前記の
ような特殊な接着剤を使わないでも、位相差再生に適し
た機械特性が得られ、その結果、従来よりも高密度で、
なおかつディスク特性の良好な貼合わせディスクが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光学的情報記録媒体
を示す断面図。
【図2】記録方式の違いがBERに及ぼす影響について
示すグラフ図。
【図3】ディスクチルトとBERとの相関を示すグラフ
図。
【図4】接着層の粘度とディスクチルトとの相関を示す
グラフ図。
【図5】接着層の粘度とBERとの相関を示すグラフ
図。
【図6】環境試験時間とBERとの相関を示すグラフ
図。
【図7】本発明の第2実施例に係る光学的情報記録媒体
を示す断面図。
【図8】第2実施例の変形例を示す断面図。
【図9】本発明の第3実施例に係る光学的情報記録媒体
を示す断面図。
【図10】コア部材の曲げ剛性とディスクチルトとの相
関を示すグラフ図。
【図11】コア部材の曲げ剛性とBERとの相関を示す
グラフ図。
【図12】環境試験時間とBERとの相関を示すグラフ
図。
【図13】第3実施例の変形例を示す断面図。
【図14】第3実施例の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1a,1b…基板、2a,2b,12a,12b,22
a,22b…記録層、3,4a,4b…接着層、5…コ
ア部材、10a,10b…保護層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともその一方面に位相差再生記録膜
    が積層された2枚のディスク基板を位相差再生に適する
    機械特性を持つように接着剤を用いて互いに貼合わせた
    ことを特徴とする光学的情報記録媒体。
  2. 【請求項2】さらに、高剛性のコア部材を2枚のディス
    ク基板の間に設け、位相差再生に適する機械特性を持つ
    ように接着剤を用いて互いに貼合わせたことを特徴とす
    る請求項1記載の光学的情報記録媒体。
  3. 【請求項3】さらに、少なくとも58000kg/cm2
    上の曲げ剛性を持つコア部材を2枚のディスク基板の間
    に設け、位相差再生に適する機械特性を持つように接着
    剤を用いて互いに貼合わせたことを特徴とする請求項1
    記載の光学的情報記録媒体。
  4. 【請求項4】硬化後に120万mPa・秒以上の粘度と
    なるような接着剤を用いて2枚のディスク基板を互いに
    貼合わせたことを特徴とする請求項1記載の光学的情報
    記録媒体。
JP6053493A 1994-03-24 1994-03-24 光学的情報記録媒体 Pending JPH07262619A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6168682B1 (en) 1998-02-10 2001-01-02 3M Innovative Properties Company Method of manufacturing an optical recording medium
WO2008114764A1 (ja) * 2007-03-16 2008-09-25 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. 光透過型電磁波シールド積層体およびその製造方法、光透過型電波吸収体並びに接着剤組成物

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