JP2000067468A - 光ディスクおよびその製造方法 - Google Patents
光ディスクおよびその製造方法Info
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- JP2000067468A JP2000067468A JP10238803A JP23880398A JP2000067468A JP 2000067468 A JP2000067468 A JP 2000067468A JP 10238803 A JP10238803 A JP 10238803A JP 23880398 A JP23880398 A JP 23880398A JP 2000067468 A JP2000067468 A JP 2000067468A
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/241—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
- G11B7/252—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of layers other than recording layers
- G11B7/256—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of layers other than recording layers of layers improving adhesion between layers
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
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- G11B7/254—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of layers other than recording layers of protective topcoat layers
- G11B7/2542—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of layers other than recording layers of protective topcoat layers consisting essentially of organic resins
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レーザ波長の短波長化、あるいはレンズの高
NA化による基板の薄板化に対応可能な光ディスクを生
産性よくえることを目的とする。 【解決手段】 円盤状の基板表面上には、案内溝あるい
はピットを有し、さらに情報の読み出し専用のピット記
録面あるいはレーザ光で情報を書き込める書き込み可能
記録面が形成され、そして記録面上には粘着シートの接
着層を介してフィルムを貼り合わせてなる光ディスク。
貼り合わせられたフィルムは、レーザ光に透明かつレー
ザ光に対する複屈折≦20nm。貼り合わせられたフィ
ルムの厚み=0.02〜0.1mm。粘着シートのフェ
ーズ値≦0.5%。さらに粘着シートと貼り合わせられ
たフィルムとの屈折率差≦0.1。
NA化による基板の薄板化に対応可能な光ディスクを生
産性よくえることを目的とする。 【解決手段】 円盤状の基板表面上には、案内溝あるい
はピットを有し、さらに情報の読み出し専用のピット記
録面あるいはレーザ光で情報を書き込める書き込み可能
記録面が形成され、そして記録面上には粘着シートの接
着層を介してフィルムを貼り合わせてなる光ディスク。
貼り合わせられたフィルムは、レーザ光に透明かつレー
ザ光に対する複屈折≦20nm。貼り合わせられたフィ
ルムの厚み=0.02〜0.1mm。粘着シートのフェ
ーズ値≦0.5%。さらに粘着シートと貼り合わせられ
たフィルムとの屈折率差≦0.1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状の基板表面
上には、案内溝あるいはピットを有し、さらに情報の読
み出し専用のピット記録面あるいはレーザ光で情報を書
き込める書き込み可能記録面が形成され光記録媒体およ
びその製造方法に関する。
上には、案内溝あるいはピットを有し、さらに情報の読
み出し専用のピット記録面あるいはレーザ光で情報を書
き込める書き込み可能記録面が形成され光記録媒体およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクとしてはCD,CD−ROM
の様な情報を読みだし専用のディスクや、MODあるい
はMDと呼ばれる光磁気ディスク、PDと呼ばれる相変
化ディスク、CD−Rと呼ばれる書き込み可能な光ディ
スクが、既に広く使用されている。これらのディスクの
記録容量は650MB程度であるが、さらに大容量で映
像を2時間程度記録出来るDVDと呼ばれる一連の光デ
ィスクが開発されている。これらの容量は、DVD−R
OMで4.7GB、DVD−Rで3.95GB、DVD
−RAMで2.6GBである。これらの光ディスクは6
50MB程度までは1.2mm厚のポリカーボネート基
板と波長780から680nmのレーザ光を使用し、D
VDでは0.6mm基板と波長650から635nmの
レーザ光を使用している。
の様な情報を読みだし専用のディスクや、MODあるい
はMDと呼ばれる光磁気ディスク、PDと呼ばれる相変
化ディスク、CD−Rと呼ばれる書き込み可能な光ディ
スクが、既に広く使用されている。これらのディスクの
記録容量は650MB程度であるが、さらに大容量で映
像を2時間程度記録出来るDVDと呼ばれる一連の光デ
ィスクが開発されている。これらの容量は、DVD−R
OMで4.7GB、DVD−Rで3.95GB、DVD
−RAMで2.6GBである。これらの光ディスクは6
50MB程度までは1.2mm厚のポリカーボネート基
板と波長780から680nmのレーザ光を使用し、D
VDでは0.6mm基板と波長650から635nmの
レーザ光を使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの大容
量でも将来の高精細な画像情報を記録するためには不足
であると考えられ、超高密度媒体の検討が行われてい
る。超高密度記録媒体を得るためには使用するレーザ波
長を更に短波長化することが提案されている。あるいは
レーザ光を集光するレンズに工夫をこらしNA0。6以
上の大きな光学系が考えられている。一方、このような
レーザ光の短波長化、レンズのNAの高NA化は基板に
用いる樹脂基板の光学特性の向上を必要としている。こ
の解決策の一つとして基板厚みの薄板化であり、0.6
mm基板の採用につながっている。しかしながらこれ以
上の薄板化は基板の機械特性を悪化させて、実用に供す
ることが困難である。
量でも将来の高精細な画像情報を記録するためには不足
であると考えられ、超高密度媒体の検討が行われてい
る。超高密度記録媒体を得るためには使用するレーザ波
長を更に短波長化することが提案されている。あるいは
レーザ光を集光するレンズに工夫をこらしNA0。6以
上の大きな光学系が考えられている。一方、このような
レーザ光の短波長化、レンズのNAの高NA化は基板に
用いる樹脂基板の光学特性の向上を必要としている。こ
の解決策の一つとして基板厚みの薄板化であり、0.6
mm基板の採用につながっている。しかしながらこれ以
上の薄板化は基板の機械特性を悪化させて、実用に供す
ることが困難である。
【0004】本発明の目的は、上述した課題を解決し
て、レーザ波長の短波長化、あるいはレンズの高NA化
による基板の薄板化で生じる問題点のない光ディスクを
提供することにある。
て、レーザ波長の短波長化、あるいはレンズの高NA化
による基板の薄板化で生じる問題点のない光ディスクを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクは、
円盤状の基板表面上には、案内溝あるいはピットを有
し、さらに情報の読み出し専用のピット記録面あるいは
レーザ光で情報を書き込める書き込み可能記録面が形成
され、そして記録面上には粘着シートの接着層を介して
フィルムを貼り合わせてなる光ディスクであって、貼り
合わせられたフィルムはレーザ光に透明かつレーザ光に
対する複屈折≦20nm、貼り合わせられたフィルムの
厚み=0.02〜0.1mm、粘着シートのフェーズ値
≦0.5%、さらに粘着シートと貼り合わせられたフィ
ルムとの屈折率差≦0.1であることを特徴としてい
る。ここで本発明においては、貼り合わせられたフィル
ムの表面には傷つき防止層を設けてあることがより好ま
しい。
円盤状の基板表面上には、案内溝あるいはピットを有
し、さらに情報の読み出し専用のピット記録面あるいは
レーザ光で情報を書き込める書き込み可能記録面が形成
され、そして記録面上には粘着シートの接着層を介して
フィルムを貼り合わせてなる光ディスクであって、貼り
合わせられたフィルムはレーザ光に透明かつレーザ光に
対する複屈折≦20nm、貼り合わせられたフィルムの
厚み=0.02〜0.1mm、粘着シートのフェーズ値
≦0.5%、さらに粘着シートと貼り合わせられたフィ
ルムとの屈折率差≦0.1であることを特徴としてい
る。ここで本発明においては、貼り合わせられたフィル
ムの表面には傷つき防止層を設けてあることがより好ま
しい。
【0006】また本発明の光ディスクの製造方法は、透
明フィルムと粘着シートの積層体が離形フィルムに両側
を挟持された構成のフィルム積層体を連続的に形成し、
その後に円盤形状に加工して円盤形状のフィルム積層体
とし、さらには粘着シートに接する側の離形フィルムを
剥離しながら、記録面が形成された光ディスク基板表面
上に、位置合わせを行ないながら貼り合わせる上記本発
明の光ディスクを製造する方法であって、記録面が形成
された光ディスク基板は、円盤状の基板表面上に、案内
溝あるいはピットを有し、さらに情報の読み出し専用の
ピット記録面あるいはレーザ光で情報を書き込める書き
込み可能記録面が形成されたものであり、フィルム積層
体中の透明フィルムはレーザ光に透明かつレーザ光に対
する複屈折≦20nm、さらにフィルム積層体中の離形
フィルムの離形力は、透明フィルム側の離形フィルムの
離形力が粘着シート側の離形フィルムの離形力より大で
あることを特徴としている。
明フィルムと粘着シートの積層体が離形フィルムに両側
を挟持された構成のフィルム積層体を連続的に形成し、
その後に円盤形状に加工して円盤形状のフィルム積層体
とし、さらには粘着シートに接する側の離形フィルムを
剥離しながら、記録面が形成された光ディスク基板表面
上に、位置合わせを行ないながら貼り合わせる上記本発
明の光ディスクを製造する方法であって、記録面が形成
された光ディスク基板は、円盤状の基板表面上に、案内
溝あるいはピットを有し、さらに情報の読み出し専用の
ピット記録面あるいはレーザ光で情報を書き込める書き
込み可能記録面が形成されたものであり、フィルム積層
体中の透明フィルムはレーザ光に透明かつレーザ光に対
する複屈折≦20nm、さらにフィルム積層体中の離形
フィルムの離形力は、透明フィルム側の離形フィルムの
離形力が粘着シート側の離形フィルムの離形力より大で
あることを特徴としている。
【0007】こうした光ディスクおよびその製造方法に
よって、レーザ波長の短波長化、あるいはレンズの高N
A化による基板の薄板化に対応可能な光ディスクを得る
ことができる。
よって、レーザ波長の短波長化、あるいはレンズの高N
A化による基板の薄板化に対応可能な光ディスクを得る
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】表面にピット、あるいは案内溝を
有する基板(表面フォーマット基板と以下称する)は高
分子樹脂を射出成形で成形して作成するのが生産効率の
点から好ましい。もちろんいわゆるホトポリマーを用い
てスタンパ(ピット、案内溝等の表面形状を刻んだ金属
母型)から型をとる方法も可能である。
有する基板(表面フォーマット基板と以下称する)は高
分子樹脂を射出成形で成形して作成するのが生産効率の
点から好ましい。もちろんいわゆるホトポリマーを用い
てスタンパ(ピット、案内溝等の表面形状を刻んだ金属
母型)から型をとる方法も可能である。
【0009】射出成形で表面フォーマット基板を得るた
めには熱可塑性樹脂なら100℃から500℃の溶融温
度を有する樹脂が可能であるが、良好な機械的強度と表
面形状の転写性のしやすさ、経済性からアクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂が好まし
く、特にポリカーボネート樹脂が好ましい。もちろんこ
れらの樹脂は透明である必要が無く、着色していても良
い。
めには熱可塑性樹脂なら100℃から500℃の溶融温
度を有する樹脂が可能であるが、良好な機械的強度と表
面形状の転写性のしやすさ、経済性からアクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂が好まし
く、特にポリカーボネート樹脂が好ましい。もちろんこ
れらの樹脂は透明である必要が無く、着色していても良
い。
【0010】成形された表面フォーマット基板上に記録
層を設ける。記録層としては、読みだし専用の場合は反
射金属膜のみをスパッタ法等の公知な方法で堆積する。
書き込み、読みだし可能な記録層の場合は、いわゆる相
変化方式、光磁気方式の公知の方式の膜を、それぞれ使
用するレーザ光の波長にあった膜厚構成でスパッタ法等
の公知な方法で形成する。
層を設ける。記録層としては、読みだし専用の場合は反
射金属膜のみをスパッタ法等の公知な方法で堆積する。
書き込み、読みだし可能な記録層の場合は、いわゆる相
変化方式、光磁気方式の公知の方式の膜を、それぞれ使
用するレーザ光の波長にあった膜厚構成でスパッタ法等
の公知な方法で形成する。
【0011】記録膜層上へは腐蝕等を防ぐための保護膜
は必要に応じて設けることが出来るが、保護膜での光学
的な特性の揺らぎを減少するためには設けないほうが好
ましい。保護膜としては光硬化性有機材料を用いる方法
が一般的であり、公知な膜が用いられる。
は必要に応じて設けることが出来るが、保護膜での光学
的な特性の揺らぎを減少するためには設けないほうが好
ましい。保護膜としては光硬化性有機材料を用いる方法
が一般的であり、公知な膜が用いられる。
【0012】上記記録膜付きフォーマット基板の上に貼
り合せる0.1〜0.02mm厚のフィルムは透明な樹
脂が使用されるが、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹
脂、ポリカーボネート樹脂が好適に使用される。特にポ
リカーボネート樹脂の溶融樹脂あるいは溶媒溶解液をロ
ール上に吐出して冷却、あるいは溶媒除去を行い、延伸
することなく作成した、いわゆる無延伸フィルムが好適
に使用される。この場合は、表面が非常に平坦なフィル
ムが作成できる。
り合せる0.1〜0.02mm厚のフィルムは透明な樹
脂が使用されるが、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹
脂、ポリカーボネート樹脂が好適に使用される。特にポ
リカーボネート樹脂の溶融樹脂あるいは溶媒溶解液をロ
ール上に吐出して冷却、あるいは溶媒除去を行い、延伸
することなく作成した、いわゆる無延伸フィルムが好適
に使用される。この場合は、表面が非常に平坦なフィル
ムが作成できる。
【0013】特にフィルムに複屈折が生じると集光した
レーザビームの集光度が悪くなるので好ましくは複屈折
が20nm以下が好ましい。さらに厚みむらもレーザビ
ームの集光度低下させるので小さいほうが好ましい。厚
さむらはフィルムの10%以内が好ましい。また、ドラ
イブの光学ヘッドがフィルム面に衝突しても傷つきが生
じ難い様に表面に傷つき防止層を形成しておくことが好
ましい。該傷つき防止層は公知の材料をスピナー法、或
いは真空堆積法などの公知な方法で形成可能である。
レーザビームの集光度が悪くなるので好ましくは複屈折
が20nm以下が好ましい。さらに厚みむらもレーザビ
ームの集光度低下させるので小さいほうが好ましい。厚
さむらはフィルムの10%以内が好ましい。また、ドラ
イブの光学ヘッドがフィルム面に衝突しても傷つきが生
じ難い様に表面に傷つき防止層を形成しておくことが好
ましい。該傷つき防止層は公知の材料をスピナー法、或
いは真空堆積法などの公知な方法で形成可能である。
【0014】記録膜付きの表面フォーマット基板と平坦
な円盤状フィルムを貼り合せる方法としては、光硬化樹
脂による接着と粘着シートによる接着、ホットメルト樹
脂による接着が可能だが、生産性良く接着層の膜厚を一
定に保ち、光学的膜質を均一に保つためには、粘着シー
トによる接着が好ましい。
な円盤状フィルムを貼り合せる方法としては、光硬化樹
脂による接着と粘着シートによる接着、ホットメルト樹
脂による接着が可能だが、生産性良く接着層の膜厚を一
定に保ち、光学的膜質を均一に保つためには、粘着シー
トによる接着が好ましい。
【0015】粘着シートとしてはアクリレート系のシー
トが好ましく用いられる。粘着シートはレーザ光の透過
にノイズとなる影響を与えない様にその屈折率はフィル
ムの屈折率との差が0.1以内である。屈折率差が0.
1より大きいとレーザの入射時、及び記録面からの反射
時に粘着シートとフィルム界面での(多重)反射を生
じ、これが信号強度の絶対光量を低下させるばかりでな
く、ノイズとして信号レベルに悪影響を及ぼす。さら
に、粘着シートの厚みは粘着力を低下させない範囲で薄
いほうが好ましく、50μm以下が好ましい。
トが好ましく用いられる。粘着シートはレーザ光の透過
にノイズとなる影響を与えない様にその屈折率はフィル
ムの屈折率との差が0.1以内である。屈折率差が0.
1より大きいとレーザの入射時、及び記録面からの反射
時に粘着シートとフィルム界面での(多重)反射を生
じ、これが信号強度の絶対光量を低下させるばかりでな
く、ノイズとして信号レベルに悪影響を及ぼす。さら
に、粘着シートの厚みは粘着力を低下させない範囲で薄
いほうが好ましく、50μm以下が好ましい。
【0016】
【実施例1】ポリカーボネートを基板用樹脂とし、トラ
ックピッチ0.33μmで最短マーク長0.27μmの
ピットを形成したROMタイプ(ピット形状の)スタン
パを用いて射出成形して、光ディスク基板を作成した。
この時の板厚は1.1mmである。このフォーマット基
板上へは、Al反射膜を60nmの厚みでスパッタリン
グ法で堆積して、記録膜を作成する。記録膜はRAMタ
イプ、R/Wタイプの場合、相変化記録膜、あるいは光
磁気記録膜等の公知の膜構成、例えば反射層/誘電体層
/記録層/誘電体層を積層して使用できる。ただ、従来
とは光の入射方向が異なるので、基板と記録膜構成層
(反射層)の界面に断熱層を形成することがある。
ックピッチ0.33μmで最短マーク長0.27μmの
ピットを形成したROMタイプ(ピット形状の)スタン
パを用いて射出成形して、光ディスク基板を作成した。
この時の板厚は1.1mmである。このフォーマット基
板上へは、Al反射膜を60nmの厚みでスパッタリン
グ法で堆積して、記録膜を作成する。記録膜はRAMタ
イプ、R/Wタイプの場合、相変化記録膜、あるいは光
磁気記録膜等の公知の膜構成、例えば反射層/誘電体層
/記録層/誘電体層を積層して使用できる。ただ、従来
とは光の入射方向が異なるので、基板と記録膜構成層
(反射層)の界面に断熱層を形成することがある。
【0017】続いて、ポリカーボネート樹脂を溶融し冷
却ドラム上に流下し、厚みが60μmの無延伸ポリカー
ボネート(PC)フィルムを作成した。このPCフィル
ムの屈折率は1.57であり、膜厚むらは3μm以内で
あった。このPCフィルムの片面には、表面を保護する
ための第1の離形フィルムを設けた。第1の離形フィル
ム側とは反対側のPCフィルム表面上に、アクリレート
系の粘着樹脂シートを40μmの厚みに塗工した。この
粘着シートの屈折率は1.49、フェーズ値は0.2%
であり、シート厚みむらは8μmであった。次にアクリ
レート系の粘着フィルム面に第2の離形フイルムを設け
た。第2の離形フィルムと粘着フィルムとの離形力は、
第1の離形フィルムとPCフィルムの離形力より小さく
なるように、離形フィルムのシリコン系離形剤の含量を
調整して離形層を選択した。また第1離形フィルムに
は、その厚みが第2離形フィルムの厚みより十分厚いフ
ィルムを採用した。
却ドラム上に流下し、厚みが60μmの無延伸ポリカー
ボネート(PC)フィルムを作成した。このPCフィル
ムの屈折率は1.57であり、膜厚むらは3μm以内で
あった。このPCフィルムの片面には、表面を保護する
ための第1の離形フィルムを設けた。第1の離形フィル
ム側とは反対側のPCフィルム表面上に、アクリレート
系の粘着樹脂シートを40μmの厚みに塗工した。この
粘着シートの屈折率は1.49、フェーズ値は0.2%
であり、シート厚みむらは8μmであった。次にアクリ
レート系の粘着フィルム面に第2の離形フイルムを設け
た。第2の離形フィルムと粘着フィルムとの離形力は、
第1の離形フィルムとPCフィルムの離形力より小さく
なるように、離形フィルムのシリコン系離形剤の含量を
調整して離形層を選択した。また第1離形フィルムに
は、その厚みが第2離形フィルムの厚みより十分厚いフ
ィルムを採用した。
【0018】こうして得られたフィルム積層体を円盤形
状に加工した。その際に、第1離形フィルム〜第2離形
フィルムまで全てを、一体として円盤状に加工しても良
いが、ここでは生産性の点からは、まずは第1の離形フ
イルム以外だけを円盤状に加工した。すなわち、第1離
形フィルム/PCフィルム/粘着フィルム/第2離形フ
ィルムの構成からなるフィルム積層体の第2離形フィル
ム側から、円盤状の型刃で第1の離形フイルム以外の積
層部を打抜いた。円盤状のPCフィルム/粘着シート積
層体と離形フィルムを残し、他の部分を除去した。連続
した第1離形フィルム上に円盤のPCフィルム/粘着シ
ートを設けることが生産性の向上に重要である。
状に加工した。その際に、第1離形フィルム〜第2離形
フィルムまで全てを、一体として円盤状に加工しても良
いが、ここでは生産性の点からは、まずは第1の離形フ
イルム以外だけを円盤状に加工した。すなわち、第1離
形フィルム/PCフィルム/粘着フィルム/第2離形フ
ィルムの構成からなるフィルム積層体の第2離形フィル
ム側から、円盤状の型刃で第1の離形フイルム以外の積
層部を打抜いた。円盤状のPCフィルム/粘着シート積
層体と離形フィルムを残し、他の部分を除去した。連続
した第1離形フィルム上に円盤のPCフィルム/粘着シ
ートを設けることが生産性の向上に重要である。
【0019】既に作成した光ディスク基板とPCフィル
ムの貼合わせ時には、第2の離形フイルムを剥がした
後、光ディスク基板の記録面側に、その中心穴を位置合
わせに使用して、粘着フィルム/PCフィルム/第1離
形フィルムを重ね合わせ、第1離形フィルム側からロー
ラー等の押圧手段を持って貼り合わせた。最後に第1離
形フィルムを剥がして最終的な媒体を作成した。光ディ
スク基板との貼合わせのために媒体のチルトは0.55
度と、記録容量が4.7GBのDVD−ROM媒体と同
等のチルトが得られた。
ムの貼合わせ時には、第2の離形フイルムを剥がした
後、光ディスク基板の記録面側に、その中心穴を位置合
わせに使用して、粘着フィルム/PCフィルム/第1離
形フィルムを重ね合わせ、第1離形フィルム側からロー
ラー等の押圧手段を持って貼り合わせた。最後に第1離
形フィルムを剥がして最終的な媒体を作成した。光ディ
スク基板との貼合わせのために媒体のチルトは0.55
度と、記録容量が4.7GBのDVD−ROM媒体と同
等のチルトが得られた。
【0020】本発明の媒体を用いて、記録された信号を
2枚レンズ構成からなる読み出しヘッドで、410nm
波長の青色レーザを用いて測定した。2枚レンズ構成を
用いて開口度0.8が得られた。ROMピットの最短マ
ークに対するC/Nは47dBを示し、またジッターは
7.7%が得られた。本例示された媒体においては直径
120mmのディスクとしての容量は約15GBであ
り、面記録密度では約10GB/インチ2と言う高密度
が得られている。
2枚レンズ構成からなる読み出しヘッドで、410nm
波長の青色レーザを用いて測定した。2枚レンズ構成を
用いて開口度0.8が得られた。ROMピットの最短マ
ークに対するC/Nは47dBを示し、またジッターは
7.7%が得られた。本例示された媒体においては直径
120mmのディスクとしての容量は約15GBであ
り、面記録密度では約10GB/インチ2と言う高密度
が得られている。
【0021】
【比較例1】上記粘着シートとしてPCフィルムとの屈
折率差が0.15あり、フェーズ値が3%のシートを使
用して同様な構成の媒体を作成した。その媒体を同じく
ブルーレーザを用いて評価した結果、ROMピットの最
短マークに対するC/Nのノイズの増加により44dB
を示し、ジッターが11%と低下した。
折率差が0.15あり、フェーズ値が3%のシートを使
用して同様な構成の媒体を作成した。その媒体を同じく
ブルーレーザを用いて評価した結果、ROMピットの最
短マークに対するC/Nのノイズの増加により44dB
を示し、ジッターが11%と低下した。
【0022】
【発明の効果】以上の様に本発明の高密度記録媒体で
は、従来法では得られない高性能な高密度記録が、生産
性良く得られた。
は、従来法では得られない高性能な高密度記録が、生産
性良く得られた。
Claims (3)
- 【請求項1】 円盤状の基板表面上には、案内溝あるい
はピットを有し、さらに情報の読み出し専用のピット記
録面あるいはレーザ光で情報を書き込める書き込み可能
記録面が形成され、そして記録面上には粘着シートの接
着層を介してフィルムを貼り合わせてなる光ディスクで
あって、貼り合わせられたフィルムはレーザ光に透明か
つレーザ光に対する複屈折≦20nm、貼り合わせられ
たフィルムの厚み=0.02〜0.1mm、粘着シート
のフェーズ値≦0.5%、さらに粘着シートと貼り合わ
せられたフィルムとの屈折率差≦0.1であることを特
徴とする光ディスク。 - 【請求項2】 貼り合わせられたフィルムの表面には傷
つき防止層を設けてあることを特徴とする請求項1記載
の光ディスク。 - 【請求項3】 透明フィルムと粘着シートの積層体が離
形フィルムに両側を挟持された構成のフィルム積層体を
連続的に形成し、その後に円盤形状に加工して円盤形状
のフィルム積層体とし、さらには粘着シートに接する側
の離形フィルムを剥離しながら、記録面が形成された光
ディスク基板表面上に、位置合わせを行ないながら貼り
合わせる請求項1〜2のいずれかに記載の光ディスクの
製造方法であって、記録面が形成された光ディスク基板
は、円盤状の基板表面上に、案内溝あるいはピットを有
し、さらに情報の読み出し専用のピット記録面あるいは
レーザ光で情報を書き込める書き込み可能記録面が形成
されたものであり、フィルム積層体中の透明フィルムは
レーザ光に透明かつレーザ光に対する複屈折≦20n
m、さらにフィルム積層体中の離形フィルムの離形力
は、透明フィルム側の離形フィルムの離形力が粘着シー
ト側の離形フィルムの離形力より大であることを特徴と
する光ディスクの製造方法。
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JP10238803A JP2000067468A (ja) | 1998-08-25 | 1998-08-25 | 光ディスクおよびその製造方法 |
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