JP3832737B2 - 光記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

光記録媒体およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光記録媒体とその製造方法に関する。特に、高密度記録を可能とする光記録媒体およびその製造方法に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】
書き込み、あるいは書き換え可能な光記録媒体として、CD−Recordable/ReWritable(図1。以下、CD−R/RWと略す。)やDVD+Recordable/ReWritable(図2。以下、DVD+R/RWと略す。)が、既に販売されている。
CD−R/RW、ならびにDVD+R/RWとも一般的には以下のような工程で作成されている。書き換え可能なDVD+RWを例に取り、その工程を説明する。図3に示すように、まず始めに、ガラス原盤21上にレジスト剤22を塗布し(1)、レーザ光(λ=Ar364 or Kr413nm、NA=0.9)で露光してから(2)、現像処理することによって得られた溝に、スパッタ法によりニッケルを成膜を行い(3)、電解メッキ処理を施してニッケルファーザ盤24を形成する(4)。該ニッケルファーザ盤24をガラス原盤から剥離された後(5)、内/外径をプレス金型で打ち抜き、溝と対向面を研削しスタンパ26とする(6)。次に、該スタンパ26を射出成形用金型に取りつけ、射出成形などにより、厚さ0.6mmの基板を成形する(7)。次に、該基板の溝部に、記録膜、ならびに反射膜を製膜する(8)。最後に、二枚の基板を貼り合わせて完成品(ここでは、DVD+RW)を得る(9)。
【0003】
更なる記録密度の向上要求に対し、DVD+R/RWを超える記録密度の光記録媒体が提案されている。例えば、特第2991443号、特開平8−235638号、特開平11−273147号に記載の光学記録媒体は上記提案の一つである(表1)。レンズのNAを0.85とし、書き込み、あるいは読み込みのレーザ光の波長を405nmと短くすることにより、レーザスポット径をDVD+R/RWより更に小さくし、高密度化を図る提案である。この高密度光記録媒体の構成は、溝が形成された基板上に反射膜と記録膜(記録保護膜を含む場合もある)が成膜され、光透過性の接着層(例えば、紫外線硬化型樹脂等)から構成されている。記録密度は20〜25GB、光透過層の厚さは0.1mm、トラックピッチは0.30〜0.35μm、溝幅0.15μm以下、最小マーク長0.13〜0.18μmである。上述の高密度光記録媒体は、CD−R/RWやDVD+R/RWと比較し、トラックピッチ、溝幅、最小マーク長が小さいため、一般的な露光機(λ=Ar364 or Kr413nm、NA=0.9)では、溝やピットを形成することが出来なかった。
【0004】
これら不具合を解決するために、レーザ光の替わりに電子線を用いるスタンパ製作方法が提案されている。例えば、特開平11−288532、特開平11−288535号、特開平11−328750号等がそれにあたる。しかし、電子線露光機は、一般的なレーザ光より取り扱い性が困難、真空系が必要、装置コストが高い、更にレジスト剤も変更しなければならないという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、光を用いて信号を再生・記録する層を複数有する多層構造型の光記録媒体において、電子線などの特殊な露光機を使用しなくても、DVD+R/RWよりトラックピッチ、溝幅、最小マーク長が小さい高密度光記録媒体を得ること、具体的には、一般的な露光機(λ=Ar364あるいはKr413nm、NA=0.9)やレジスト剤でも、露光機のレーザ光スポット(例えば、364nm/0.9=0.4μm)より小さいトラックピッチや溝幅を形成可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板に光透過層と記録層の一対を少なくとも二対以上順に積層された光記録媒体の製造方法であって、一方の面に溝および/またはピットが形成された熱収縮フィルムを、熱収縮させると共に該熱収縮フィルムの他方の面を基板に融着させ、該光透過層を形成する工程を有することを特徴とする光記録媒体の製造方法を提供することにより前記課題を解決することができた。
【0007】
本発明で使用する熱収縮フィルムとは、レーザ光の波長を透過可能であり、且つ、ガラス転移点以上、融点以下で、縦もしくは横方向だけ、または縦横二方向に延伸して分子配向を与え、熱処理を制御して常温では収縮せず、再加熱によって収縮特性を付与した、熱収縮フィルムである。
本発明で使用する熱収縮フィルムは、熱収縮温度があまり低すぎると、一般環境(−20〜40℃)下において、反りが発生し光記録媒体自体の信頼性が低くなる。また収縮率が小さすぎると、トラックピッチや溝幅を小さく出来ない。また、収縮の異方性が大きいと、同心円状の溝が形成できない。したがって、前記熱収縮フィルムは、等方性収縮、また、50℃で10%以上の収縮率であることが好ましい。
更に、前記熱収縮フィルムとしては、比較的誘電体損の大きい熱可塑性樹脂フィルムが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づき説明する。
実施例1
図5および6に基づき、光記録媒体を説明する。図5において、光記録媒体1は、基板2、記録層4、ならびに光透過層5が積層され、該光透過層5が熱収縮フィルムからなり、且つ該熱収縮フィルム5の少なくとも一面に溝、ピットが形成されている。また、該光透過層5と基板2間は、接着層6により接合されている。基板2には、厚さ1.1mmのポリカーボネイトを用いたがこれに限るものではない。該光透過層5と基板2の吸湿膨張量差(バイメタル効果)に起因する光記録媒体の反り防止のために、光透過層と基板には同材質を用いるのが良いが、高弾性率のプラスチックやガラス板を用い、吸湿膨張量差に伴う反りを抑えても何ら問題はない。高弾性率のプラスチックとしては、ガラス繊維、ガラスウィスカー、ならびに炭素繊維含有などが挙げられる。
【0009】
記録層4は、反射膜を含んでいる。反射膜の材質には、Au、Pt、Ag、Alやそれら元素を含む合金が挙げられるがこれに限る物ではない。本発明においては、価格や機能の面から、Al、あるいはAgを主体とする無機化合物を用いた。記録膜の材質は、光や熱によって屈折率や色相変化が生じる相変化型材料が挙げられるが、これに限る物ではなく、単に、熱や光によって変化が生じる、穴あけ型、バブル型、テキスチャ型でも問題はない。本発明においては、SbTe化合物を主体とした材料に、数種の元素を添加したカルコゲン系材料を用いている。また、該記録膜を保護するために、誘電体(例えば、SiO−ZnS)膜を該記録膜の上下に積層し、記録層を構成している。また、記録膜に有機色素を用いても何ら問題はない。該有機色素を用いた光記録媒体は、前記誘電体膜が不要となる。一方、ROMの場合は、記録膜や誘電体膜はなく、反射膜のみで構成されている。
【0010】
光透過層5(溝あるいはピットが形成された熱収縮フィルム)には、ポリカーボネイト、アクリル樹脂、あるいはポレオレフィン系の熱可塑性樹脂が挙げられるがこれに限るものではない。本実施例では、厚さ0.1mmのポリカーボネイト、ポリエチレンレレフタレートあるいは非晶質ポレオレフィンフィルムで、50℃以上の環境下で熱収縮50%の材質を使用している。
接着層6の材質には、アクリル系の紫外線硬化型樹脂を用いたが、これに限るものではない。ホットメルトや両面粘着剤等の接着剤、あるいは熱可塑性フィルムを融着しても良く、単に基板と光透過層が剥がれなければ良い。
【0011】
図6に基づき、前記光記録媒体の製造プロセスを(1)〜(8)工程に分け説明する。
(1)ガラス原盤上にレジスト剤22を塗布する。レジスト剤22には露光部が現像液に溶解するポジ型を使用した。塗布にあたってはHMDS(ヘキサメチルジシラザン)などの密着補強剤を併用している。密着補強剤をガラス原盤に滴下し、スピナーで回転展伸した後、乾燥後、同じスピナーを用いてレジスト剤を塗布する。塗布後レジスト膜から溶剤を除去する目的でプリベーク処理を行い、所定のレジスト膜厚を得る。また、ガラス原盤の材質としては青板ガラスと呼ばれる直径φ300mmのソーダライムガラスを使用したがこれに限るものではないが、ガラス表面を粒径0.5μm以下の酸化セリウムのスリラーを用いて研磨し、スクラバーなどを用いて、ある粗さまで仕上げる必要があり、比較的表面粗さが細かく出来る材質であれば、何ら問題はない。
(2)露光機により露光する。露光には、Krレーザ413nm、NA=0.9の光学系を用いて、トラックピッチ0.70μm、溝幅0.3μm、溝深さ60nmを露光したが、ROMに使用されるピットを露光しても良い。
(3)現像処理することによって得られた溝3に、導電化処理23を施す。導電化膜の材質には、一般的にAgやNiが用いられる。本実施例では、スパッタ法によりNiを成膜した。成膜方法は無電解メッキでも良く、また、真空蒸着法によりAgを成膜しても良いが、本発明においては、スパッタ法で得られるNi膜質が密であり、次工程の電鋳で得られるニッケルファーザと同一金属で一体化した表面層が得られ、ファーザをそのままスタンパとして使用できることから、ニッケルを用いた。
(4)電解メッキ処理を施してニッケルファーザ盤24を形成する。
(5)該ニッケルファーザ盤24をガラス原盤から剥離された後、内/外径をプレス金型で打ち抜き、溝と対向面を研削しスタンパ26とする。
(6)該スタンパ26を成形用金型、あるいはドラムに取りつけ、熱収縮フィルムに溝、あるいはピットを成形熱転写する。
(7)熱収縮フィルムに熱処理を施し、収縮させ光透過層を形成する。
(8)光透過層5の溝、あるいはピット表面に記録層4をスパッタ法で成膜する。
(9)最後に、射出成形で得られた厚さ1.1mmの基板2に貼りつけ、光記録媒体を得る。
【0012】
以上の工程を経て得られた光記録媒体は、トラックピッチ0.35μm、溝幅0.15μm、溝深さ30nmであり、熱収縮フィルムを使用しているので、電子線などの特殊な露光機を使用しなくても、露光機のレーザビーム径より狭いトラックピッチ、溝幅の光記録媒体を得ることが出来る。また、該透過層は一般的な環境下(−20〜40℃)において、熱収縮を生じない材質を使用しているため、経時的な反り変化が生じない。
【0013】
実施例2
図7および8に基づき、本発明で使用する熱収縮フィルムについて説明する。
図7は実施例1で説明した(6)、(7)工程を説明するための二軸延伸押出し成形機(テンター法やフラット法と一般的に呼ばれている)の概略図である。
押出し成形機は、主に、押出し部、延伸部、熱転写部、熱収縮部、冷却部、ならびに巻き取り部から構成されている。
ホッパへ乾燥した樹脂を供給し、押出し部で樹脂を溶融後、Tダイスリットから押出された溶融樹脂は、延伸部において、延伸され(遅駆動ロールと、速駆動ロールの間の加熱ロールで縦方向に延伸され、次いでテンターに入り、フィルム両端を保持したまま加熱され、横方向に延伸する。)、フィルム化される。延伸部は0.1℃単位での温度コントロールや温度勾配制御が可能である。また、本実施例においては、一般的なTダイを用いているが、この他溶液流延法(キャスティング法)やカレンダー法でも良い。
【0014】
次に、熱転写部でスタンパの溝やピットをフィルムに転写する。この熱転写を図8に基づいて説明する。
図8においては、ドラム41にスタンパ26が取付られ、該ドラムの内表面にはヒータ43が塗膜されているため、その温度を自由に制御できる。更に、二個のドラムそれぞれは、上下に稼動可能であり、フィルムに圧力を与えることが出来ることから、該溝やピットの転写性を自由に制御可能である。
本実施例においては、前記ドラムを用いたがこれに限るものではなく、金型等を用いても良い。次に、熱収縮フィルム42が熱収縮部で再加熱され熱収縮する。該熱収縮部も0.1℃単位での温度コントロールや温度勾配制御が可能である。最後に、冷却部において冷却され、光透過層が得られる。
【0015】
本実施例の光透過層は、厚さが30μm以上である。従って、一般的な二軸延伸押出し成形機の一部を改良するだけで、厚さ30μm以上の光透過層を形成可能である。該光透過層の厚さが30μm以下になると、これ以降の工程(打ち抜き、成膜、貼り合わせ)でのハンドリングが非常に困難となったり、また、熱容量が小さいため、記録層の成膜方法に制限が加わる。一方、延伸部や熱転写部においては、温度、テンション、圧力等の制御が可能であり、熱収縮フィルムの収縮率を比較的自由に調整できる。
【0016】
参考例1
図9に基づき、光記録媒体を説明する。実施例1、2で製作された記録層4を具備した厚さ0.1mmの光透過層5’と、一般的な射出成形、あるいは射出圧縮成形によって成形された厚さ1.2mmの溝付き基板上に第二の記録層4を成膜した基板を、紫外線硬化樹脂で貼り合わせてある。各基板は780nmのレーザ光(3”)に対し、透過率が88%以上のポリカーボネイトが使用されている。特に材料の指定はないが、実施例1で詳述した反り信頼性を確保するため、光透過層と同材質を使用している。本実施例の光記録媒体は、基板側がCD−R/RWの規格に準拠した溝が形成され、一方、反対側は実施例1で製作した高密度記録媒体の溝が形成されている。
【0017】
ある映像や写真などを広告として配布、あるいはパーソナルビデオなどを記録保存し家族間で視聴する場合、その光記録媒体を読み取るドライブが必要になる。DVD+R/RWや本発明における高密度記録媒体は、現段階では、CD−R/RWに比べると普及されていない。本発明は、そういったユーザのため、片面が0.65GBのCD−R/RWに準拠したものを片面に具備してある(CD−R/RWは一般的なパーソナルコンピュータの装備されたCD−ROMでも読み取りが可能である。)。もちろん容量が小さすぎるため、対向面の高密度記録媒体のダイジェスト盤となる。一方、溝の変わりにROMに使用されるピットでももちろん良い。
【0018】
実施例3
図10に基づき、光記録媒体を説明する。本実施例は、光記録媒体の記録層が二層化されたものである。第一の光透過層5(厚さ30μm)の両面に溝を形成し、該溝上に第一と第二の記録層4と4’を成膜する。次に、射出成形によって成形された厚さ1.1mmの基板2に、接着層(紫外線硬化樹脂)で貼り合わせた後、第二の記録層(4’)の表面に厚さ0.1mmの第二の光透過層5’を融着している。対向面の接着層6として、紫外線硬化樹脂の他、両面粘着剤や熱可塑性でも問題ない。厚さ0.1mmの第二の光透過層5’として熱可塑性フィルムを融着したが、これも片面粘着剤(ポリカーボネイトフィルムの片面に粘着剤を付与したもの)、ポリカーボネイトフィルムを紫外線硬化樹脂で貼り合わせても、あるいは紫外線硬化樹脂のみでも良い。本実施例の光記録媒体は、実施例1の記録容量を二倍(40〜50GB)に出来る。
【0019】
実施例4
図11および12に基づき、本発明を説明する。図11は本実施例における光記録媒体の構成を示し、図12はその製造プロセスを示している。本実施例における、光記録媒体は、基板、第一の光透過層5、第一の記録層4、第二の光透過層5’、第二の記録層4’、第三の光透過層5”と準次積層して製作される。厚さ1.1mmの基板2を一般的な射出成形で成形する(2)。次に、実施例1で作成された第一の溝付き熱収縮フィルム(第一の光透過層)を熱で基板2に融着する(2)。この際、第一の記録層は成膜されていない。次に、第一の光透過層5の内/外径をプレス金型で打ち抜いた後、第一の記録層4をスパッタ法で成膜する(3)。次に、第二の溝付き熱収縮フィルム(第二の光透過層)を第一の光透過層に熱融着し、内/外径を打ち抜き、第二の記録層を成膜する(4)。最後に、厚さ0.1mmの第三の光透過層を融着し、光記録媒体を得る(5)。実施例1〜3、参考例1と比較し、スパッタされる基板の熱容量が大きいため、一般的なスパッタ装置で成膜しても、基板や溝が溶融することがなく、高容量(40〜50GB)の光記録媒体を製作出来る。
【0020】
【表1】
Figure 0003832737
【0021】
【発明の効果】
. 熱収縮フィルムを使用しているので、電子線などの特殊な露光機を使用しなくても、露光機のレーザビーム径より狭いトラックピッチ、溝幅の光記録媒体を得ることが出来る。また、光透過層は一般的な環境下(−20〜40℃)において、熱収縮を生じない材質を使用しているため、経時的な反り変化が生じない。
. 少なくとも片面がCD−R/RWに準拠した溝、あるいはCD−ROMに準拠した溝および/またはピットが形成されているので、一般的に普及しているCD−ROMドライブでも記録内容を読む事が可能である。
. 記録層を少なくとも二層以上有しているため、高容量の光記録媒体を提供出来る。具体的には40〜50GB以上の記録容量となる。
. 基板、第一の透過層、第一の記録層、第二の透過層、第二の記録層、カバー層と準次積層しているので、一般的なスパッタ装置で成膜しても、基板や溝が溶融することがなく、高容量(40〜50GB)の光記録媒体を製作出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光記録媒体(CD−R/RW)の構造を示す模式的な断面図である。
【図2】光記録媒体(DVD+R/RW)の構造を示す模式的な断面図である。
【図3】光記録媒体(DVD+RW)の製造工程を示す図である。
【図4】 記録媒体の構造を示す模式的な断面図である。
【図5】実施例1における、光記録媒体の構造を示す模式的な断面図である。
【図6】実施例1における、光記録媒体の製造工程を説明する図である。
【図7】実施例2における、光記録媒体の製造装置を説明する図である。
【図8】実施例2における、光記録媒体の製造装置の熱転写部を説明する図である。
【図9】 参考例1における、光記録媒体の構造を示す模式的な断面図である。
【図10】 実施例における、光記録媒体の構造を示す模式的な断面図である。
【図11】 実施例における、光記録媒体の構造を示す模式的な断面図である。
【図12】 実施例における、光記録媒体の製造工程を説明する図である。
【符号の説明】
1 光記録媒体
2 基板
3 溝および/またはピット
4 記録層
4’ 記録層
5, 光透過層
5’ 光透過層
5’’ 光透過層
6 接着層
7 センター穴
8 印刷層(印刷レーベル)
9 反射膜
10 誘電体膜
11 記録膜
12 トラックピッチ
12’ トラックピッチ
13 溝幅
14 溝深さ
21 ガラス原盤
22 レジスト剤
23 導電化処理(ニッケル成膜)
24 ニッケルファーザ盤
25 内径
26 スタンパ
31 レンズ
31’ レンズ
31’’ レンズ
32 レーザ光
32’ レーザ光
32’’ レーザ光
41 スタンパ付きドラム
42 (熱収縮)フィルム
43 ヒータ

Claims (1)

  1. 基板に光透過層と記録層の一対を少なくとも二対以上順に積層された光記録媒体の製造方法であって、一方の面に溝および/またはピットが形成された熱収縮フィルムを、熱収縮させると共に該熱収縮フィルムの他方の面を基板に融着させ、該光透過層を形成する工程を有することを特徴とする光記録媒体の製造方法
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