JPH07262082A - メモリ制御装置 - Google Patents
メモリ制御装置Info
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- JPH07262082A JPH07262082A JP7666894A JP7666894A JPH07262082A JP H07262082 A JPH07262082 A JP H07262082A JP 7666894 A JP7666894 A JP 7666894A JP 7666894 A JP7666894 A JP 7666894A JP H07262082 A JPH07262082 A JP H07262082A
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- JP
- Japan
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- data
- transfer
- memory
- bit
- word
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザプリンタ等でホストコンピュータ側か
らの文字情報や画像情報から画像イメージ情報を生成す
るコントローラにおいて、転送先のアクセス単位に合わ
せて転送元のアクセスを行った場合でもBitBLT
(Bit aligned BLock Transf
er:矩形領域のビット単位のデータ転送)を有効に行
うことができるメモリ制御装置を提供する。 【構成】 矩形領域のビット単位のデータ転送(Bit
BLT)を行うために、転送元の先頭アドレス、転送元
のライン毎のオフセット、X方向(水平方向)の幅、Y
方向高さ(垂直方向のライン数)、転送先の先頭アドレ
ス、転送先のライン毎のオフセット、転送先のメモリへ
の書き込みにおけるデータ転送単位幅内のビットシフト
と論理演算を指定する機能、および転送元、転送先の夫
々の先頭アドレスとオフセットアドレス加算機能を有す
るメモリ制御装置であって、転送単位における各ライン
の先頭ワードデータと最終ワードデータを指定ビット分
だけマスクするマスク手段を具備した。
らの文字情報や画像情報から画像イメージ情報を生成す
るコントローラにおいて、転送先のアクセス単位に合わ
せて転送元のアクセスを行った場合でもBitBLT
(Bit aligned BLock Transf
er:矩形領域のビット単位のデータ転送)を有効に行
うことができるメモリ制御装置を提供する。 【構成】 矩形領域のビット単位のデータ転送(Bit
BLT)を行うために、転送元の先頭アドレス、転送元
のライン毎のオフセット、X方向(水平方向)の幅、Y
方向高さ(垂直方向のライン数)、転送先の先頭アドレ
ス、転送先のライン毎のオフセット、転送先のメモリへ
の書き込みにおけるデータ転送単位幅内のビットシフト
と論理演算を指定する機能、および転送元、転送先の夫
々の先頭アドレスとオフセットアドレス加算機能を有す
るメモリ制御装置であって、転送単位における各ライン
の先頭ワードデータと最終ワードデータを指定ビット分
だけマスクするマスク手段を具備した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等にお
いてホストコンピュータ側からの文字情報や画像情報か
ら画像イメージ情報を生成するコントローラに関し、特
に、上記コントローラにおいて転送先のアクセス単位に
合わせて転送元のアクセスを行った場合でもBitBL
T(Bit aligned BLock Trans
fer:矩形領域のビット単位のデータ転送)を有効に
行うことができるメモリ制御装置に関する。
いてホストコンピュータ側からの文字情報や画像情報か
ら画像イメージ情報を生成するコントローラに関し、特
に、上記コントローラにおいて転送先のアクセス単位に
合わせて転送元のアクセスを行った場合でもBitBL
T(Bit aligned BLock Trans
fer:矩形領域のビット単位のデータ転送)を有効に
行うことができるメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホストコンピュータ側から転送
されて来た文字情報や画像情報をプリントアウトするレ
ーザプリンタ等においては、メモリ制御装置によって、
ROM等に格納されたフォントデータをフレームメモリ
へBitBLT(Bit aligned BLock
Transfer:矩形領域のビット単位のデータ転
送)を用いて転送する動作が行われている。ここで、上
記フォントデータはバイト(8ビット)単位で格納され
るのが最もメモリ容量において効率的であるが、上記R
OMに格納されているフォントデータのフレームメモリ
への上記BitBLTを使用した転送(ハードウェアに
よる転送)のために、上記ROMにおけるフォントデー
タの格納単位を転送先メモリのアクセス単位(通常メモ
リのアクセス単位はパフォーマンスの故にCPUの持つ
バスサイズとなっており、最近では32bitが主流)
に合わせていた。そのため、上記転送元メモリ(RO
M)の格納容量が大きくなってしまい、書体が少なくし
かも欧文文字のみであれば上記転送元の格納容量増大は
さほど問題とはならないが、漢字となると格納単位によ
って必要とされる全体容量が膨大なものとなり、大きな
問題となっていた。
されて来た文字情報や画像情報をプリントアウトするレ
ーザプリンタ等においては、メモリ制御装置によって、
ROM等に格納されたフォントデータをフレームメモリ
へBitBLT(Bit aligned BLock
Transfer:矩形領域のビット単位のデータ転
送)を用いて転送する動作が行われている。ここで、上
記フォントデータはバイト(8ビット)単位で格納され
るのが最もメモリ容量において効率的であるが、上記R
OMに格納されているフォントデータのフレームメモリ
への上記BitBLTを使用した転送(ハードウェアに
よる転送)のために、上記ROMにおけるフォントデー
タの格納単位を転送先メモリのアクセス単位(通常メモ
リのアクセス単位はパフォーマンスの故にCPUの持つ
バスサイズとなっており、最近では32bitが主流)
に合わせていた。そのため、上記転送元メモリ(RO
M)の格納容量が大きくなってしまい、書体が少なくし
かも欧文文字のみであれば上記転送元の格納容量増大は
さほど問題とはならないが、漢字となると格納単位によ
って必要とされる全体容量が膨大なものとなり、大きな
問題となっていた。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上述の如き従来の問題点を解
決するためになされたもので、その目的は、レーザプリ
ンタ等でホストコンピュータ側からの文字情報や画像情
報から画像イメージ情報を生成するコントローラにおい
て、転送先のアクセス単位に合わせて転送元のアクセス
を行った場合でも転送元の格納容量の増大を招くことな
くBitBLT(Bit aligned BLock
Transfer:矩形領域のビット単位のデータ転
送)を有効に行うことができるメモリ制御装置を提供す
ることである。
決するためになされたもので、その目的は、レーザプリ
ンタ等でホストコンピュータ側からの文字情報や画像情
報から画像イメージ情報を生成するコントローラにおい
て、転送先のアクセス単位に合わせて転送元のアクセス
を行った場合でも転送元の格納容量の増大を招くことな
くBitBLT(Bit aligned BLock
Transfer:矩形領域のビット単位のデータ転
送)を有効に行うことができるメモリ制御装置を提供す
ることである。
【0004】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明は、転
送元メモリから転送先メモリへ矩形領域のビット単位の
データ転送(BitBLT)を行うためのメモリ制御装
置において、上記データ転送における各ラインの先頭ワ
ードデータと最終ワードデータとを指定ビット分だけマ
スクするマスク手段を具備したこと、矩形領域のビット
単位のデータ転送(BitBLT:Bit align
ed BLock Transfer)を行うために、
転送元の先頭アドレス、転送元のライン毎のオフセッ
ト、X方向(水平方向)の幅、Y方向高さ(垂直方向の
ライン数)、転送先の先頭アドレス、転送先のライン毎
のオフセット、転送先のメモリへの書き込みにおけるデ
ータ転送単位幅内のビットシフトと論理演算を指定する
機能、および転送元、転送先の夫々の先頭アドレスとオ
フセットアドレス加算機能を有するメモリ制御装置にお
いて、転送単位における各ラインの先頭ワードデータと
最終ワードデータを指定ビット分だけマスクするマスク
手段を具備したことを特徴とする。
送元メモリから転送先メモリへ矩形領域のビット単位の
データ転送(BitBLT)を行うためのメモリ制御装
置において、上記データ転送における各ラインの先頭ワ
ードデータと最終ワードデータとを指定ビット分だけマ
スクするマスク手段を具備したこと、矩形領域のビット
単位のデータ転送(BitBLT:Bit align
ed BLock Transfer)を行うために、
転送元の先頭アドレス、転送元のライン毎のオフセッ
ト、X方向(水平方向)の幅、Y方向高さ(垂直方向の
ライン数)、転送先の先頭アドレス、転送先のライン毎
のオフセット、転送先のメモリへの書き込みにおけるデ
ータ転送単位幅内のビットシフトと論理演算を指定する
機能、および転送元、転送先の夫々の先頭アドレスとオ
フセットアドレス加算機能を有するメモリ制御装置にお
いて、転送単位における各ラインの先頭ワードデータと
最終ワードデータを指定ビット分だけマスクするマスク
手段を具備したことを特徴とする。
【0005】上述の如き構成を有する結果、転送単位に
おける各ラインの先頭データと最終データを指定ビット
分だけマスクして転送する様にしたので、本来転送され
るべきデータ以外の余分なデータがマスクされ、転送先
のアクセス単位に合わせて転送元のアクセスを行った場
合でもBitBLT(Bit aligned BLo
ck Transfer:矩形領域のビット単位のデー
タ転送)を有効に行うことができる。
おける各ラインの先頭データと最終データを指定ビット
分だけマスクして転送する様にしたので、本来転送され
るべきデータ以外の余分なデータがマスクされ、転送先
のアクセス単位に合わせて転送元のアクセスを行った場
合でもBitBLT(Bit aligned BLo
ck Transfer:矩形領域のビット単位のデー
タ転送)を有効に行うことができる。
【0006】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は、本発明を実施したメモリ制御装置を
有するコントローラを持つレーザプリンタの概略構成図
である。図1に示す様に、このレーザプリンタは、文字
情報あるいは画像情報を送出するホストコンピュータ1
にホストインターフェース3を介して接続されており、
上記ホストコンピュータ1からの文字情報や画像情報を
受けて画像イメージ情報を生成するコントローラ5と、
上記コントローラ5にLPVI(レーザプリンタビデオ
インターフェース)7を介して接続され、上記コントロ
ーラ5により生成された画像イメージ情報を用紙にプリ
ントするエンジン9とを有している。
説明する。図1は、本発明を実施したメモリ制御装置を
有するコントローラを持つレーザプリンタの概略構成図
である。図1に示す様に、このレーザプリンタは、文字
情報あるいは画像情報を送出するホストコンピュータ1
にホストインターフェース3を介して接続されており、
上記ホストコンピュータ1からの文字情報や画像情報を
受けて画像イメージ情報を生成するコントローラ5と、
上記コントローラ5にLPVI(レーザプリンタビデオ
インターフェース)7を介して接続され、上記コントロ
ーラ5により生成された画像イメージ情報を用紙にプリ
ントするエンジン9とを有している。
【0007】図2は、さらに、上記コントローラ5の内
部構成を示す図である。図2に示す様に、上記コントロ
ーラ5は、CPU11と、プログラムROM13と、メ
モリ(RAM)制御装置15と、RAM17と、フォン
トROM19と、不揮発性RAM21と、回転処理部2
3と、操作パネル27と、オプションインターフェース
29と、ビデオ制御部31と、エンジンインターフェー
ス33とから成り、各々はCPUバス35により相互に
接続されている。
部構成を示す図である。図2に示す様に、上記コントロ
ーラ5は、CPU11と、プログラムROM13と、メ
モリ(RAM)制御装置15と、RAM17と、フォン
トROM19と、不揮発性RAM21と、回転処理部2
3と、操作パネル27と、オプションインターフェース
29と、ビデオ制御部31と、エンジンインターフェー
ス33とから成り、各々はCPUバス35により相互に
接続されている。
【0008】上記CPU11は、このコントローラ全体
を統括的に制御する中央処理装置であり、汎用の16b
itまたは32bitのCPUを使用する。上記プログ
ラムROM13は、上記CPU11を制御するためのマ
イクロコードを格納する。上記メモリ(RAM)制御装
置は、上記RAM17に対して上記CPU11からの要
求による通常の書き込み、読み出しの制御を行うと共
に、フレームメモリとして確保されている領域に対して
論理演算やビットシフトの操作を行ったりDMA動作等
を行う。
を統括的に制御する中央処理装置であり、汎用の16b
itまたは32bitのCPUを使用する。上記プログ
ラムROM13は、上記CPU11を制御するためのマ
イクロコードを格納する。上記メモリ(RAM)制御装
置は、上記RAM17に対して上記CPU11からの要
求による通常の書き込み、読み出しの制御を行うと共
に、フレームメモリとして確保されている領域に対して
論理演算やビットシフトの操作を行ったりDMA動作等
を行う。
【0009】上記RAM17は上記メモリ(RAM)制
御装置15により制御される大容量のランダムアクセス
メモリであり、バス幅は通常CPU11のバス幅と同等
とされる。上記RAM17は主として次の様な用途に使
用される。 (a)システムメモリ (b)インプットバファ (c)ページバファ(フレームメモリ) (d)フォントファイル (e)マクロファイル (f)イメージファイル (g)プリントコントロールファイル (h)ビデオバファ 次に、本発明の要旨である上記メモリ(RAM)制御装
置15と回転処理部23について説明する。まず、上記
メモリ(RAM)制御装置15は、上記BitBLT
(Bit aligned BLock Transf
er:矩形領域のビット単位のデータ転送)等を行うた
めに以下の様なレジスタおよびバッファを有している。 1.X方向に転送するWord数(アクセス単位:本実
施例では32ビットを1Wordとしている)を設定す
るX方向幅レジスタ(X−directionWidt
h Register)XW。 2.Y方向のライン数を指定するY方向ライン数レジス
タ(Y−direction Hight in li
ne Register)YHIG。 3.バイト単位で転送元の開始アドレスを指定する転送
元開始アドレスレジスタ(Source start
Address Register)SA。ただし、指
定するアドレスはワード境界になければならない。
御装置15により制御される大容量のランダムアクセス
メモリであり、バス幅は通常CPU11のバス幅と同等
とされる。上記RAM17は主として次の様な用途に使
用される。 (a)システムメモリ (b)インプットバファ (c)ページバファ(フレームメモリ) (d)フォントファイル (e)マクロファイル (f)イメージファイル (g)プリントコントロールファイル (h)ビデオバファ 次に、本発明の要旨である上記メモリ(RAM)制御装
置15と回転処理部23について説明する。まず、上記
メモリ(RAM)制御装置15は、上記BitBLT
(Bit aligned BLock Transf
er:矩形領域のビット単位のデータ転送)等を行うた
めに以下の様なレジスタおよびバッファを有している。 1.X方向に転送するWord数(アクセス単位:本実
施例では32ビットを1Wordとしている)を設定す
るX方向幅レジスタ(X−directionWidt
h Register)XW。 2.Y方向のライン数を指定するY方向ライン数レジス
タ(Y−direction Hight in li
ne Register)YHIG。 3.バイト単位で転送元の開始アドレスを指定する転送
元開始アドレスレジスタ(Source start
Address Register)SA。ただし、指
定するアドレスはワード境界になければならない。
【0010】4.転送元のライン間の開始アドレスオフ
セットを設定する転送元開始アドレスオフセットレジス
タ(Source Offset address R
egister)SOFF。ただし、指定するアドレス
オフセットはワード境界になければならない。
セットを設定する転送元開始アドレスオフセットレジス
タ(Source Offset address R
egister)SOFF。ただし、指定するアドレス
オフセットはワード境界になければならない。
【0011】5.バイト単位で転送先の開始アドレスを
指定する転送先開始アドレスレジスタ(Destina
tion start Address Regist
er)DA。ただし、指定するアドレスはワード境界に
なければならない。 6.転送先のライン間の開始アドレスオフセットを設定
する転送先開始アドレスオフセットレジスタ(Dest
ination Offset address Re
gister)DOFF。ただし、指定するアドレスオ
フセットはワード境界になければならない。
指定する転送先開始アドレスレジスタ(Destina
tion start Address Regist
er)DA。ただし、指定するアドレスはワード境界に
なければならない。 6.転送先のライン間の開始アドレスオフセットを設定
する転送先開始アドレスオフセットレジスタ(Dest
ination Offset address Re
gister)DOFF。ただし、指定するアドレスオ
フセットはワード境界になければならない。
【0012】7.X方向の転送における先頭Wordデ
ータをビット単位でマスク指定する先頭ワードデータマ
スクレジスタ(Start Word Mask da
taRegister)SWMR。このレジスタと転送
元のデータがANDして転送される。 8.X方向の転送における最終Wordデータをビット
単位でマスク指定する最終ワードデータマスクレジスタ
(End Word Mask data Regis
ter)EWMR。このレジスタと転送元のデータがA
NDして転送される。
ータをビット単位でマスク指定する先頭ワードデータマ
スクレジスタ(Start Word Mask da
taRegister)SWMR。このレジスタと転送
元のデータがANDして転送される。 8.X方向の転送における最終Wordデータをビット
単位でマスク指定する最終ワードデータマスクレジスタ
(End Word Mask data Regis
ter)EWMR。このレジスタと転送元のデータがA
NDして転送される。
【0013】9.転送先に転送元のデータが論理和書き
込みされる時の転送元データのビットシフト量を指定す
るビットシフトレジスタ(Bit Shift Reg
ister)BSR。 10.一時バッファ(Temporary Buffe
r)TMPB。
込みされる時の転送元データのビットシフト量を指定す
るビットシフトレジスタ(Bit Shift Reg
ister)BSR。 10.一時バッファ(Temporary Buffe
r)TMPB。
【0014】次に、図3に示すメモリ領域において(マ
ス目一個は1バイト:8ビットを示す)、B領域のデー
タをC領域へ上記BitBLTによって論理和転送する
ときの動作を以下に説明する。まず、(1)として上記
レジスタの設定を行う。すなわち、上記XWを3に、Y
HIGを8に、SAを(b5)に、SOFFを(c5)
−(b5)に、DAを(q1)に、DOFFを(r1)
−(q1)に、SWMRを図4に示す様に、EWMRを
図5に示す様に、BSRを8に設定する。
ス目一個は1バイト:8ビットを示す)、B領域のデー
タをC領域へ上記BitBLTによって論理和転送する
ときの動作を以下に説明する。まず、(1)として上記
レジスタの設定を行う。すなわち、上記XWを3に、Y
HIGを8に、SAを(b5)に、SOFFを(c5)
−(b5)に、DAを(q1)に、DOFFを(r1)
−(q1)に、SWMRを図4に示す様に、EWMRを
図5に示す様に、BSRを8に設定する。
【0015】次に、(2)として、上記SAに対応する
4バイトデータ(1回目はb5、b6、b7、b8の計
4バイト)を1回の読み出しで上記一時的なバッファT
MPBに格納する。次に、(3)として、上記TMPB
とSWMRの論理積演算を行った結果を上記BSRの値
(8)分右にビットシフトする。シフト結果は2ワード
分となる。従って、ここで、X方向の転送における先頭
ワードデータが指定ビット分(本来転送されるべきデー
タ以外の余分なデータ)だけマスクされる。
4バイトデータ(1回目はb5、b6、b7、b8の計
4バイト)を1回の読み出しで上記一時的なバッファT
MPBに格納する。次に、(3)として、上記TMPB
とSWMRの論理積演算を行った結果を上記BSRの値
(8)分右にビットシフトする。シフト結果は2ワード
分となる。従って、ここで、X方向の転送における先頭
ワードデータが指定ビット分(本来転送されるべきデー
タ以外の余分なデータ)だけマスクされる。
【0016】次に、(4)として、上記(3)のシフト
結果の第1ワードと上記DAに対応する4バイトデータ
(q1から始まる1ワード)および、上記(3)のシフ
ト結果の第2ワードとDA+4に対応する4バイトデー
タ(q5から始まる1ワード)の夫々の論理和演算を行
い、それぞれのワードに書き込む。次に、(5)とし
て、上記SAをSA=SA+4、DA=DA+4とし、
(6)として、上記SAに対応する4バイトデータ(1
回目はb9、b10、b11、b12の計4バイト)を
1回の読み出しで上記TMPBに格納する。
結果の第1ワードと上記DAに対応する4バイトデータ
(q1から始まる1ワード)および、上記(3)のシフ
ト結果の第2ワードとDA+4に対応する4バイトデー
タ(q5から始まる1ワード)の夫々の論理和演算を行
い、それぞれのワードに書き込む。次に、(5)とし
て、上記SAをSA=SA+4、DA=DA+4とし、
(6)として、上記SAに対応する4バイトデータ(1
回目はb9、b10、b11、b12の計4バイト)を
1回の読み出しで上記TMPBに格納する。
【0017】次に、(7)として、上記TMPBをBS
Rの値(8)分右にビットシフトする。シフト結果は2
ワード分となる。次に、(8)として、上記(7)のシ
フト結果の第1ワードと上記DAに対応する4バイトデ
ータ(q5から始まる1ワード)および上記(7)のシ
フト結果の第2ワードとDA+4に対応する4バイトデ
ータ(q9から始まる1ワード)の夫々の論理和演算を
行いそれぞれのワードに書き込む。
Rの値(8)分右にビットシフトする。シフト結果は2
ワード分となる。次に、(8)として、上記(7)のシ
フト結果の第1ワードと上記DAに対応する4バイトデ
ータ(q5から始まる1ワード)および上記(7)のシ
フト結果の第2ワードとDA+4に対応する4バイトデ
ータ(q9から始まる1ワード)の夫々の論理和演算を
行いそれぞれのワードに書き込む。
【0018】次に、(9)として、上記SAをSA=S
A+4、DA=DA+4とし、(10)として、上記S
Aに対応する4バイトデータ(1回目はb13、b1
4、b15、b16の計4バイト)を1回の読み出しで
上記TMPBに格納する。次に、(11)として、上記
TMPBとEWMRの論理積演算を行った結果を、上記
BSRの値(8)分右にビットシフトする。シフト結果
は2ワード分となる。従って、ここで、X方向の転送に
おける最終ワードデータが指定ビット分(本来転送され
るべきデータ以外の余分なデータ)だけマスクされる。
A+4、DA=DA+4とし、(10)として、上記S
Aに対応する4バイトデータ(1回目はb13、b1
4、b15、b16の計4バイト)を1回の読み出しで
上記TMPBに格納する。次に、(11)として、上記
TMPBとEWMRの論理積演算を行った結果を、上記
BSRの値(8)分右にビットシフトする。シフト結果
は2ワード分となる。従って、ここで、X方向の転送に
おける最終ワードデータが指定ビット分(本来転送され
るべきデータ以外の余分なデータ)だけマスクされる。
【0019】次に、(12)として、上記(11)のシ
フト結果の第1ワードと上記DAに対応する4バイトデ
ータ(q9から始まる1ワード)および上記(11)の
シフト結果の第2ワードとDA+4に対応する4バイト
データ(q13から始まる1ワード)の夫々の論理和演
算を行い、それぞれのワードに書き込む。次に、(1
3)として、上記SAをSA=SA+SOFF、上記D
AをDA=DA+DOFFとし、以下、上記(2)〜
(13)の操作を転送元としてはラインb〜i、転送先
としては、ラインr〜xに対して行うことによってB領
域のデータをC領域へ論理和転送する。
フト結果の第1ワードと上記DAに対応する4バイトデ
ータ(q9から始まる1ワード)および上記(11)の
シフト結果の第2ワードとDA+4に対応する4バイト
データ(q13から始まる1ワード)の夫々の論理和演
算を行い、それぞれのワードに書き込む。次に、(1
3)として、上記SAをSA=SA+SOFF、上記D
AをDA=DA+DOFFとし、以下、上記(2)〜
(13)の操作を転送元としてはラインb〜i、転送先
としては、ラインr〜xに対して行うことによってB領
域のデータをC領域へ論理和転送する。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、転送単位における各ラ
インの先頭データと最終データを指定ビット分だけマス
クする様にしたので、本来転送されるべきデータ以外の
余分なデータがマスクされ、転送先のアクセス単位に合
わせて転送元のアクセスを行った場合でも転送元の格納
容量の増大を招くことなくBitBLT(Bit al
igned BLock Transfer:矩形領域
のビット単位のデータ転送)を有効に行うことができ
る。
インの先頭データと最終データを指定ビット分だけマス
クする様にしたので、本来転送されるべきデータ以外の
余分なデータがマスクされ、転送先のアクセス単位に合
わせて転送元のアクセスを行った場合でも転送元の格納
容量の増大を招くことなくBitBLT(Bit al
igned BLock Transfer:矩形領域
のビット単位のデータ転送)を有効に行うことができ
る。
【図1】本発明を実施したメモリ制御装置を有するコン
トローラを持つレーザプリンタの概略構成図である。
トローラを持つレーザプリンタの概略構成図である。
【図2】図1に示したコントローラの内部構成を示す図
である。
である。
【図3】図1に示したコントローラにおけるBitBL
Tによるメモリ転送の説明図である。
Tによるメモリ転送の説明図である。
【図4】先頭ワードデータをマスク指定する先頭ワード
データマスクレジスタSWMRの説明図である。
データマスクレジスタSWMRの説明図である。
【図5】最終ワードデータをマスク指定する最終ワード
データマスクレジスタSWMRの説明図である。
データマスクレジスタSWMRの説明図である。
1…ホストコンピュータ、 3…ホストイ
ンターフェース、5…コントローラ、7…レーザプリン
タビデオインターフェース、9…エンジン、
11…CPU、13…プログラムRO
M、 15…メモリ(RAM)制御装置、
17…RAM、 19…フォン
トROM、21…不揮発性RAM、 2
3…回転処理部、27…操作パネル、
29…オプションインターフェース、31…ビデオ
制御部、 33…エンジンインターフ
ェース、35…CPUバス、
ンターフェース、5…コントローラ、7…レーザプリン
タビデオインターフェース、9…エンジン、
11…CPU、13…プログラムRO
M、 15…メモリ(RAM)制御装置、
17…RAM、 19…フォン
トROM、21…不揮発性RAM、 2
3…回転処理部、27…操作パネル、
29…オプションインターフェース、31…ビデオ
制御部、 33…エンジンインターフ
ェース、35…CPUバス、
Claims (2)
- 【請求項1】 転送元メモリから転送先メモリへ矩形領
域のビット単位のデータ転送(BitBLT)を行うた
めのメモリ制御装置であって、上記データ転送における
各ラインの先頭ワードデータと最終ワードデータとを指
定ビット分だけマスクするマスク手段を備えたことを特
徴とするメモリ制御装置。 - 【請求項2】 矩形領域のビット単位のデータ転送(B
itBLT:Bitaligned BLock Tr
ansfer)を行うために、転送元の先頭アドレス、
転送元のライン毎のオフセット、X方向(水平方向)の
幅、Y方向高さ(垂直方向のライン数)、転送先の先頭
アドレス、転送先のライン毎のオフセット、転送先のメ
モリへの書き込みにおけるデータ転送単位幅内のビット
シフトと論理演算を指定する機能、および転送元、転送
先の夫々の先頭アドレスとオフセットアドレス加算機能
を有するメモリ制御装置であって、転送単位における各
ラインの先頭ワードデータと最終ワードデータを指定ビ
ット分だけマスクするマスク手段を備えたことを特徴と
するメモリ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7666894A JPH07262082A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | メモリ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7666894A JPH07262082A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | メモリ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07262082A true JPH07262082A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13611803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7666894A Pending JPH07262082A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | メモリ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07262082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009269501A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP7666894A patent/JPH07262082A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009269501A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
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