JPH0323936B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

本発明は、頁モード・プリント・システムの文
字発生装置に関する。 〔従来技術の説明〕 ラスタ走査型のプリント・システムは長年に亘
つて用いられてきており、そしてこれらのシステ
ムは種々なプリント速度のものが入手可能であ
る。これらのプリンタは、１行に１組の文字を、
１ジヨブ当り１つの方向のみに印字することがで
きる。 従来のプリンタの１つは、種々な文字セツトを
アクセスすることができ、そしてこの文字セツト
は、プログラムにより代えられることができ、そ
して高い印字速度で動作する非常に融通性の高い
ライン・プリント・システムを与える。 又、印字するデータの配列に非常な融通性を与
えるプリンタがあり、そしてこれは、テキスト及
びイメージの両方を頁上のどの方向でも印字する
ことができる。 〔発明の概要〕 本発明の目的は、パターンの融通性が優れたペ
ージを作成することのできる文字発生装置を提供
することである。 本発明は、印刷されることが望まれるテキスト
若しくはイメージ・パターン毎のラスタ・パター
ンを記憶するパターン記憶装置を含む、ラスタ・
プリンタのための文字発生装置を実現する。入力
プリント・データに応答して入力装置によりフオ
ーマツト・データが与えられ、そしてこのフオー
マツト・データはパターン毎に、このパターンの
ページ上の位置、パターンのサイズ及びパターン
記憶装置内におけるパターンの位置を指定する。
予定の複数走査線内で始まるパターンに対するフ
オーマツト・データがアクセスされ、そしてフオ
ーマツト位置（ローケーシヨン）データに応答し
てラスタ・パターンがパターン記憶装置から読出
される。出力バツフア装置は、フオーマツト・ロ
ケーシヨン及びサイズ・データに応じて決められ
るローケーシヨンにラスタ・パターン・データを
受けとる。ラスタ・データは印刷に必要な順序で
出力バツフア装置からアクセスされ、そしてフオ
ーマツト・データにより指定されるパターンに対
応するプリント・パターンが印刷媒体上に印刷さ
れる。 〔実施例の説明〕 第１図は通常データ処理システムに対してオ
ン・ラインで動作するプリンタを示す。データ処
理システムは、中央処理ユニツト（CPU）及び
主記憶装置を有し、そしてメイン・チヤネル１０
を介してこのプリンタ及び他の入出力装置と通信
する。プリンタにより印刷される種々な文字若し
くはイメージを表わす文字コード・バイトはデー
タ処理ユニツトにおいて発生され、そしてメイ
ン・チヤネル１０に送られるチヤネル・コマン
ド・ワードの制御のもとにプリンタに送られる。
この文字データは又制御データには又制御データ
がつけ加えられている。データ処理ユニツトにお
いて生ぜられた他のチヤネル・コマンド・ワード
は、プリンタの動作のためのインストラクシヨン
を含んでいる。 プリンタ１０の基本的配列が第１図に示されて
いる。プリンタは、内部チヤネル１２を含み、そ
してこれはチヤネル・アダプタ１４を介してホス
ト・システム・チヤネル１０に結合され、従つて
これは、ホスト・システム・チヤネルすなわちメ
イン・チヤネル１０およびこのプリンタの間の適
切なインターフエイスである。ホスト・システム
からのデータは、メイン・チヤネル１０を介して
チヤネル・アダプタ１４に与えられ、そしてここ
から内部チヤネル１２を介して制御装置１６に送
られる。制御装置１６は、書込可能制御記憶装置
１８、高速度制御記憶装置２０、読取専用記憶装
置２２およびマイクロプロセツサ２４を有する。 マイクロプロセツサ２４は、ホスト・システム
からのデータの記憶を制御し、そしてデイスク記
憶装置２６から、このプリンタのユーザによりつ
め込まれたマイクロプログラムの種々なマイクロ
ルーチンにより与えられるインストラクシヨンを
実行する。もしも所望されるならば、プリント・
データ及び制御データは、磁気テープ装置から母
線２７を介してテープ・アダプタ２９に与えられ
ることができる。このプリンタの機能はマイクロ
プロセツサにより制御される。即ち、マイクロプ
ロセツサは、内部チヤネルをインターフエイスと
して用いて種々な装置を制御し、そしてこれらの
装置はホスト・システムへ至るチヤネル・アダプ
タ１４を含んでいる。プロセス及びペーパライ
ン・アダプタ２８は像処理のためのインターフエ
イスであり、そしてマイクロプロセツサはこのイ
ンターフエイスを介して印刷動作を制御する。こ
のアダプタ２８は記録紙の制御を行い、印刷プロ
セスの開始を合図しそしてイメージ装置即ち印刷
ステーシヨンからのステータス信号に応じた警報
をマイクロプロセツサに与える。更に、このアダ
プタは、オペレータ・パネルで生じる全ての動作
を表わす信号をマイクロプロセツサに送り、そし
て制御パネルの適切なランプを制御するための信
号をオペレータ・パネル・アダプタ３０に送る。 文字発生装置（Ｃ GEN）３２は、印刷され
つつあるページを作成する。マイクロプロセツサ
２４は、ホスト・システムから送られた制御信号
及びパターン・データを解読し、そして、以下に
説明する如くにして、印刷ページを作成する。第
１図及び第２図に示す如く、印刷の間に用いられ
るパターン・データは、ラスタ・パターン記憶装
置（RPS）３４に保持される。そしてこれは、
印刷動作開始前にマイクロプロセツサ２４からつ
め込まれなければならない。磁気デイスク記憶装
置２６は、初期のマイクロプログラムつめ込み動
作、診断プログラムを記憶及びエラー・ログのた
めに用いられ、そして印刷のためにRPS３４に
つめ込まれるフオント・データを含み得る。マイ
クロプロセツサ２４は、デイスク記憶装置２６内
の全てのデータ読取及びデータ・フローを制御す
る。 印刷されるべきデータは、ラスタ・パターン発
生装置（RPG）３５の制御のもとにRPS３４か
ら逐次移される。RPG３５は、RPS３４をアド
レスし、印刷すべき文字又はイメージのサイズ
（幅及び高さ）を制御し、そしてこのデータをパ
ターン・シフト装置３６にゲートする。パター
ン・シフト装置３６は、部分ページ・バツフア
（PPB）３８のワード構造に従つて、ラスタ・パ
ターンを適切に位置付ける。次いで、このデータ
は、部分ページ・バツフア３８からこの編集済デ
ータを複ビーム直列化回路（シリアライザ）３９
へゲートすることにより印刷される。この直列化
回路３９は、このデータをイメージ装置即ち印刷
ステーシヨンへ向けて、印刷のための適切なシー
ケンスで供給する。もしも所望されるならば、
PPB３８からのデータは、印刷の間にアキユム
レータ４１からのデータと論理的にORされるこ
ともできる。 文字発生装置３２は、例えば漢字文字の如き複
雑な文字データを記憶している拡張グラフイツク
記憶装置（EGS）４０からデータ母線を介して
データを受けとることができる。イメージ・デー
タは又、圧縮イメージ・バツフア４２からデータ
母線４３を介して文字発生装置に与えられること
ができる。 印刷されるべきデータを指定する信号は適切な
入力装置によつて与えられる。例えば文字データ
は、ホスト・システム・チヤネルからチヤネル・
アダプタ１４のハードウエアを介してチヤネル・
データ・バツフア４４に与えられる（第３図）。
マイクロコード・ビルド・ループを用いることに
より、マイクロコードは、リンク・リストを用い
てページ毎に必要な制御情報を書込可能制御記憶
装置１８において作成する（第３図）。第１番目
のリスト（これを走査テーブル４６と呼ぶ）は、
１ページのうちの予定の大きさの走査線グレープ
の１つのグレープ毎に１つのエントリを有する。
このエントリは、この走査テーブルの次のエント
リ若しくは第２のリンク・リスト・グループ（文
字テーブル４８と呼ぶ）を指す。文字テーブル
は、印刷されるべき文字、イメージ若しくはラス
タ・データ毎に１つのエントリを有する。 走査テーブル４６は、第１走査線が１ページの
走査線の予定のグループ内にある１つ若しくはそ
れ以上の文字、イメージ若しくはラスタ・データ
を示す。文字テーブル４８は、印刷されるべき文
字、イメージ又はラスタ・データ毎の特性を示
す。これらの特性即ち特徴は次の通りである。 (1) ページ上における水平位置（開始ベルで表
す） (2) 文字若しくはイメージのサイズ 高さ（Y^P）……走査線の数で表わす 幅（X^P）……ペルの数で表わす (3) RPS３４における文字若しくはイメージの
記憶ロケーシヨン 予定の走査線グループ内で始まる複数の文字エ
ントリは同じ文字テーブル内で互いにチエイン即
ち連鎖され得る。そして文字発生装置は、後述の
如く、マイクロプロセツサの介入なしにプリン
ト・パターン全体を処理する。 書込可能制御記憶装置WCSにマイクロコード
により作成された文字テーブル４８は、ハフオー
マンスを改善しそしてメモリ・スペースを保護す
るためにいくつかの異なるフオーマツトで発生さ
れることができる。例えば、もしも多数の文字若
しくはイメージが同じ走査線グレープで始まると
すると、文字テーブルのエントリは１つの文字テ
ーブル４８内では互いにチエイニングされ、そし
てこのチエイニングの終了時に唯１度だけマイク
ロプロセツサ２４をインターラプトするだけで文
字発生装置３２へ移される（サイクル・スチー
ル・モード）。そしてパフオーマンス・ゲインを
得るために文字テーブルも互いにチエイニングさ
れ、そしてこの場合には、各テーブルの終了時に
唯１つのマクロコード・インターラプトが必要で
ある。マイクロコードの介入は最小となりそして
パーフオマンスは最大となる。 文字テーブルを作成するのに用いられるフオー
マツトはプリントの方向に依存する。第４図に示
される如く、＋Ｘの印刷動作は、矢印５０により
示される如く、この記録紙即ちプリント・シート
のトツプに対して0゜の方向でなされる印刷動作で
あり、−Ｘの印刷動作は、矢印５１により示され
る如く、プリント・シートのトツプに対して＋
180゜の方向でなされる印刷動作である。＋Ｘ若し
くは−Ｘの方向の印刷のための文字テーブルは、
各テーブル・エントリが４若しくは６バイトの場
合に発生され得る。 ＋Ｙの印刷動作は、矢印５２により示される如
く、プリント・シートのトツプに対して＋90゜の
方向でなされる印刷動作である。−Ｙの印刷動作
は、矢印５３により示される如く、プリント・シ
ートのトツプに対して＋270゜の方向でなされる印
刷動作である。＋Ｙ若しくは−Ｙの方向の印刷の
時は、部分ページ・バツフア３８内の新たな垂直
ロケーシヨンの同じプリント行に各文字を続けて
位置決める順序でホストから文字が受けとられ
る。文字が作られる時、即ち受けとられた各文字
が、この新たな文字の前の文字の隣りの新文字テ
ーブル・エントリを生じる時、同じ走査線上にな
る文字テーブル・エントリをリンクしなければな
らない。このリンケージは、ブランチ−リンク・
アドレスと呼ばれる付加的な２バイトにより与え
られる。従つて．＋Ｙ若しくは−Ｙ印刷動作の各
文字テーブル・エントリは８バイトであり、そし
て次の文字テーブル・エントリ（これは文字テー
ブル内の次のエントリでなく同じ走査線上のであ
る）へのブランチ−リンク・アドレスを含まねば
ならない。 プリント・システムの行に沿つて作られる特定
な実施例に対して要求されるフオーマツト・デー
タについて説明する。用いるフオーマツトのカテ
ゴリとして２つがある。フオーマツトの第１カテ
ゴリ（カテゴリ）を表１に示す。 表１…カテゴリ プリント方向…＋Ｘ若しくは−Ｘ 文字フオーマツト…４フオーマツト C.S.実行…４若しくは６バイト・サイクル・スチ
ール PIO実行…フオーマツト８ ヘツダ（見出し）…全フオーマツト 終了符…フオーマツト８を除く全フオーマツトフオーマツト 属 性 ２ ＋Ｘ若しくは−Ｘ、任意のサイズ
のラテン、可変文字インクリメン
ト及びボツクス、６バイト・サイ
クル・スチール実行 ４ ＋Ｘ若しくは−Ｘ、小文字のラテ
ン、可変文字インクリメント、固
定ボツクス、４バイト・サイク
ル・スクール実行 ８ ＋Ｘ若しくは−Ｘ、小文字のラテ
ン、固定文字インクリメント、可
変スペース＝文字インクリメン
ト、文字相互間インクリメント＝
０、PIO−実号 Ｅ ＋Ｘ若しくは−Ｘ、漢字、任意の
サイズ≦64×64、固定文字インク
リメント及びボツクス、６バイ
ト・サイクル・スチール実行 第１カデゴリ、フオーマツト４のエントリを表
２に示す。このフオーマツトは、ボツクスのサイ
ズをこの文字テーブル内の文字若しくはイメージ
毎に同じにして、ラスタ・データを±Ｘ方向で処
理するために用いられる。サイズ情報はヘツダに
おいて若しくはページの開始時に与えられ、この
フオーマツトでは、各文字テーブル・エントリは
４バイトの長さだけしか必要とせず、そして４バ
イトのサイクル・スチール・モードが用いられ得
る。

【表】 終止符：２バイト長

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 入力データに応答して記録媒体上に連続走査
   線によつてラスタ方式でテキスト・パターン及び
   イメージ・パターンを印刷する印刷システムのた
   めの文字発生装置において、 印刷に用いられる各テキスト・パターン及びイ
   メージ・パターン毎に各々のパターンを表わすラ
   スタ・パターン・データを記憶するパターン記憶
   手段と、 記録媒体のページ上に印刷されるべきパターン
   毎に、ページ上におけるパターンの位置を指定す
   る位置データ及び上記パターン記憶手段における
   パターンの記憶ロケーシヨンを指定する記憶ロケ
   ーシヨン・データを含むフオーマツト・データを
   記憶するフオーマツト・データ記憶手段と、 予定数の走査線を含む走査線グループ毎に、各
   走査線グループの中で開始するパターンのための
   フオーマツト・データを上記フオーマツト・デー
   タ記憶手段からアクセスする手段と、 印刷されるべき出力ラスタ・パターン・データ
   を記憶する出力バツフア手段と、 アクセスされた上記フオーマツト・データの上
   記記憶ロケーシヨン・データに応答して上記パタ
   ーン記憶手段から印刷されるべきパターンを表わ
   すラスタ・パターン・データを読取る手段と、 アクセスされた上記フオーマツト・データの上
   記位置データに応答し、上記パターン記憶手段か
   ら読取られた上記ラスタ・パターン・データを上
   記出力バツフア手段の所定の位置に記憶する手段
   と、 上記フオーマツト・データによつて指定された
   パターンに応答する印刷パターンを上記記録媒体
   に印刷させるために、印刷に必要な順序で上記出
   力バツフア手段内のデータをアクセスする手段と
   を有する文字発生装置。