JPH07259961A - ダンパプーリ - Google Patents
ダンパプーリInfo
- Publication number
- JPH07259961A JPH07259961A JP6074431A JP7443194A JPH07259961A JP H07259961 A JPH07259961 A JP H07259961A JP 6074431 A JP6074431 A JP 6074431A JP 7443194 A JP7443194 A JP 7443194A JP H07259961 A JPH07259961 A JP H07259961A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt suspension
- main body
- elastic body
- damper pulley
- deformed
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/124—Elastomeric springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
- F16H55/44—Sheet-metal pulleys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
- F16H2055/366—Pulleys with means providing resilience or vibration damping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
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- Pulleys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量、かつゴム弾性体の加硫接合が不要で製
造簡易かつ安価である。 【構成】 回転軸に装着される筒状のボス部1と、該ボ
ス部1より径方向外方へ延びる円板状の本体部2と、本
体部2の外方に配設したリング状のベルト懸架部3と、
上記本体部2とベルト懸架部3の間に介設されたリング
状ゴム弾性体4とを有する。本体部2とベルト懸架部3
を一体の板材で構成し、本体部の外周全周を一定幅で屈
曲せしめて受けフランジ部21とする。受けフランジ部
21とベルト懸架部3の間にゴム弾性体4を介在せしめ
るとともに、受けフランジ部21およびベルト懸架部3
には、軸方向へ延びかつゴム弾性体4方向へ突出してこ
れを押圧する凸条22,31を周方向の複数位置に形成
する。
造簡易かつ安価である。 【構成】 回転軸に装着される筒状のボス部1と、該ボ
ス部1より径方向外方へ延びる円板状の本体部2と、本
体部2の外方に配設したリング状のベルト懸架部3と、
上記本体部2とベルト懸架部3の間に介設されたリング
状ゴム弾性体4とを有する。本体部2とベルト懸架部3
を一体の板材で構成し、本体部の外周全周を一定幅で屈
曲せしめて受けフランジ部21とする。受けフランジ部
21とベルト懸架部3の間にゴム弾性体4を介在せしめ
るとともに、受けフランジ部21およびベルト懸架部3
には、軸方向へ延びかつゴム弾性体4方向へ突出してこ
れを押圧する凸条22,31を周方向の複数位置に形成
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダンパプーリに関し、特
に軽量で製造簡易なダンパプーリに関する。
に軽量で製造簡易なダンパプーリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダンパプーリは例えば図5に示す
如きものであり、中心の筒状ボス部1とこれより外方へ
延びる円板状の本体部2とを一体鋳造で成形し、本体部
2の外周に一定厚のゴム弾性体4の内周を接合するとと
もに、その外周を、ベルト5を懸架する鋳造品のリング
状ベルト懸架部3の内周に接合した構造としてある。し
かして、ボス部1が装着される回転軸からの回転駆動力
がゴム弾性体4を介してベルト懸架部3よりベルト5へ
伝達される。回転軸に捩じり振動が生じると、ゴム弾性
体4上のベルト懸架部3が共振振動して回転軸の振動を
抑制する。かかる従来のダンパプーリは比較的厚肉の鋳
造品であるから重量があるとともに、ゴム弾性体4の加
硫接合は接着剤の塗布等に手間を要し、製造コストも高
いという問題がある。この場合、接着剤の塗布を省略す
ると回転方向でゴム弾性体4がスリップし、甚だしい時
は回転力が伝達されないおそれがある。そこで、例えば
実開昭63−37841号公報には、ゴム弾性体を介設
したプーリ本体部の外周面とベルト懸架部の内周面にそ
れぞれセレーション加工により溝を形成して、これら溝
内に、圧入したゴム弾性体の一部が充填されるようにな
して、ゴム弾性体のスリップを防止したものが示されて
いる。
如きものであり、中心の筒状ボス部1とこれより外方へ
延びる円板状の本体部2とを一体鋳造で成形し、本体部
2の外周に一定厚のゴム弾性体4の内周を接合するとと
もに、その外周を、ベルト5を懸架する鋳造品のリング
状ベルト懸架部3の内周に接合した構造としてある。し
かして、ボス部1が装着される回転軸からの回転駆動力
がゴム弾性体4を介してベルト懸架部3よりベルト5へ
伝達される。回転軸に捩じり振動が生じると、ゴム弾性
体4上のベルト懸架部3が共振振動して回転軸の振動を
抑制する。かかる従来のダンパプーリは比較的厚肉の鋳
造品であるから重量があるとともに、ゴム弾性体4の加
硫接合は接着剤の塗布等に手間を要し、製造コストも高
いという問題がある。この場合、接着剤の塗布を省略す
ると回転方向でゴム弾性体4がスリップし、甚だしい時
は回転力が伝達されないおそれがある。そこで、例えば
実開昭63−37841号公報には、ゴム弾性体を介設
したプーリ本体部の外周面とベルト懸架部の内周面にそ
れぞれセレーション加工により溝を形成して、これら溝
内に、圧入したゴム弾性体の一部が充填されるようにな
して、ゴム弾性体のスリップを防止したものが示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
のダンパプーリでは、セレーション加工の手間が必要で
あるとともに、圧入に手間取るという問題がある。本発
明はかかる課題を解決するもので、軽量で、製造簡易か
つ安価にゴム弾性体のスリップを防止することが可能な
ダンパプーリを提供することを目的とする。
のダンパプーリでは、セレーション加工の手間が必要で
あるとともに、圧入に手間取るという問題がある。本発
明はかかる課題を解決するもので、軽量で、製造簡易か
つ安価にゴム弾性体のスリップを防止することが可能な
ダンパプーリを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成による
と、回転軸に装着される筒状のボス部1と、該ボス部1
より径方向外方へ延びる円板状の本体部2と、本体部2
の外方に配設したリング状のベルト懸架部3と、上記本
体部2とベルト懸架部3の間に介設されたリング状弾性
体4とを具備するダンパプーリにおいて、少なくとも上
記本体部2を板材で構成してその外周全周を一定幅で屈
曲せしめて受けフランジ部21となし、該受けフランジ
部21と上記ベルト懸架部3の間に上記弾性体4を介在
せしめるとともに、上記受けフランジ部21の周方向複
数位置を径方向外方へ突出変形せしめて、軸方向へ延び
かつ弾性体4方向へ突出してこれを押圧する凸条22と
なす。請求項3の構成によると、上記ベルト懸架部3を
板材で成形して、該ベルト懸架部3の周方向複数位置を
径方向内方へ突出変形せしめて、軸方向へ延びかつ弾性
体4方向へ突出してこれを押圧する凸条31となす。ま
た、請求項2、4の構成によると、上記凸条22,31
の突出変形時に同時に上記受けフランジ部21を拡径変
形せしめ、あるいは、上記ベルト懸架部3を縮径変形せ
しめる。
と、回転軸に装着される筒状のボス部1と、該ボス部1
より径方向外方へ延びる円板状の本体部2と、本体部2
の外方に配設したリング状のベルト懸架部3と、上記本
体部2とベルト懸架部3の間に介設されたリング状弾性
体4とを具備するダンパプーリにおいて、少なくとも上
記本体部2を板材で構成してその外周全周を一定幅で屈
曲せしめて受けフランジ部21となし、該受けフランジ
部21と上記ベルト懸架部3の間に上記弾性体4を介在
せしめるとともに、上記受けフランジ部21の周方向複
数位置を径方向外方へ突出変形せしめて、軸方向へ延び
かつ弾性体4方向へ突出してこれを押圧する凸条22と
なす。請求項3の構成によると、上記ベルト懸架部3を
板材で成形して、該ベルト懸架部3の周方向複数位置を
径方向内方へ突出変形せしめて、軸方向へ延びかつ弾性
体4方向へ突出してこれを押圧する凸条31となす。ま
た、請求項2、4の構成によると、上記凸条22,31
の突出変形時に同時に上記受けフランジ部21を拡径変
形せしめ、あるいは、上記ベルト懸架部3を縮径変形せ
しめる。
【0005】
【作用】上記構成において、少なくとも本体部2を板材
で構成するから軽量であり、ボス部あるいはベルト懸架
部を板材で構成すればさらに軽量となる。また、フラン
ジ部21とベルト懸架部3の間に介在せしめた弾性体4
は、これに向けて突出する凸条22,31が食い込んで
この部分で押圧位置決めされ、接着剤を使用した加硫接
合を行うことなく回転方向でのスリップが規制される。
そして、上記凸条22,31は板材よりなる本体部2な
いしベルト懸架部3を突出変形せしめて形成するから、
セレーション加工等の手間を要さず、簡易かつ安価に製
造される。また、凸条31の形成時に受けフランジ部2
1を拡径変形せしめ、あるいはベルト懸架部3を縮径変
形せしめることにより弾性体の保持が確実になるととも
に、初期の弾性体圧入代が小さくて良いから圧入作業が
容易となる。
で構成するから軽量であり、ボス部あるいはベルト懸架
部を板材で構成すればさらに軽量となる。また、フラン
ジ部21とベルト懸架部3の間に介在せしめた弾性体4
は、これに向けて突出する凸条22,31が食い込んで
この部分で押圧位置決めされ、接着剤を使用した加硫接
合を行うことなく回転方向でのスリップが規制される。
そして、上記凸条22,31は板材よりなる本体部2な
いしベルト懸架部3を突出変形せしめて形成するから、
セレーション加工等の手間を要さず、簡易かつ安価に製
造される。また、凸条31の形成時に受けフランジ部2
1を拡径変形せしめ、あるいはベルト懸架部3を縮径変
形せしめることにより弾性体の保持が確実になるととも
に、初期の弾性体圧入代が小さくて良いから圧入作業が
容易となる。
【0006】
【実施例1】図1、図2において、プーリ本体は中心の
筒状ボス部1と、これより径方向の外方へ延びる円形の
本体部2とよりなり、本体部2の外周には全周に一定幅
の受けフランジ部3が形成されている。これらボス部
1、本体部2および受けフランジ部3は一枚の金属板材
をプレス成形してなり、ボス部1は段付きの小径部11
にて図略の回転軸に装着固定される。この小径部11は
開口縁が一定幅で屈曲せしめられて強化フランジ13と
なっている。
筒状ボス部1と、これより径方向の外方へ延びる円形の
本体部2とよりなり、本体部2の外周には全周に一定幅
の受けフランジ部3が形成されている。これらボス部
1、本体部2および受けフランジ部3は一枚の金属板材
をプレス成形してなり、ボス部1は段付きの小径部11
にて図略の回転軸に装着固定される。この小径部11は
開口縁が一定幅で屈曲せしめられて強化フランジ13と
なっている。
【0007】上記ボス部1は大径部12の開口縁から直
角に径方向外方へ屈曲して本体部2となり、該本体部2
の外周でさらに直角に屈曲して上記受けフランジ部21
となっている。受けフランジ部21の外方には鋳造成形
された大径のリング状ベルト懸架部3が配設してあり、
受けフランジ部21とベルト懸架部3との間の環状空間
にリング状のゴム弾性体4が配してある。
角に径方向外方へ屈曲して本体部2となり、該本体部2
の外周でさらに直角に屈曲して上記受けフランジ部21
となっている。受けフランジ部21の外方には鋳造成形
された大径のリング状ベルト懸架部3が配設してあり、
受けフランジ部21とベルト懸架部3との間の環状空間
にリング状のゴム弾性体4が配してある。
【0008】上記ベルト懸架部3には外周面にベルト懸
架溝32が形成され、一方、内周面には周方向へ等間隔
で複数位置に、軸方向へ延び径方向内方へ突出する山形
凸条31が形成してある。上記受けフランジ部21は、
ベルト懸架部3との間にゴム弾性体4を配した後、全体
が拡径変形せしめられるとともに、上記各凸条31の中
間位置がさらに外方へ山形に突出変形せしめられて、軸
方向へ延びる凸条22となっている。
架溝32が形成され、一方、内周面には周方向へ等間隔
で複数位置に、軸方向へ延び径方向内方へ突出する山形
凸条31が形成してある。上記受けフランジ部21は、
ベルト懸架部3との間にゴム弾性体4を配した後、全体
が拡径変形せしめられるとともに、上記各凸条31の中
間位置がさらに外方へ山形に突出変形せしめられて、軸
方向へ延びる凸条22となっている。
【0009】上記ゴム弾性体4は受けフランジ部21を
拡径せしめた時にベルト懸架部3との間で圧縮変形せし
められ、さらに凸条22,31が位置する部分ではこれ
ら凸条22,31がゴム弾性体4内に食い込んでこれを
強圧する。
拡径せしめた時にベルト懸架部3との間で圧縮変形せし
められ、さらに凸条22,31が位置する部分ではこれ
ら凸条22,31がゴム弾性体4内に食い込んでこれを
強圧する。
【0010】かかる構造において、ボス部1に回転軸の
駆動力が伝達されてプーリ本体が回転すると、従動側の
ベルト懸架部3との間に存在するゴム弾性体4には周方
向へのスリップ力が作用する。ここにおいて、ゴム弾性
体4には周方向の複数位置に設けた凸条22,31が内
外より交互に食い込み強圧しているから、スリップ移動
は効果的に阻止される。しかして、回転駆動力はゴム弾
性体4を介して、ベルト懸架部3に懸架されるベルトへ
効率的に伝達される。なお、全体が圧縮変形せしめられ
ていることと、上記凸条22,31が食い込んでいるこ
とにより、ゴム弾性体4の軸方向への抜けも効果的に防
止される。ゴム弾性体4のスリップや抜けを十分防止で
きる場合は、ゴム弾性体4全体を圧縮変形せしめる必要
は特にない。
駆動力が伝達されてプーリ本体が回転すると、従動側の
ベルト懸架部3との間に存在するゴム弾性体4には周方
向へのスリップ力が作用する。ここにおいて、ゴム弾性
体4には周方向の複数位置に設けた凸条22,31が内
外より交互に食い込み強圧しているから、スリップ移動
は効果的に阻止される。しかして、回転駆動力はゴム弾
性体4を介して、ベルト懸架部3に懸架されるベルトへ
効率的に伝達される。なお、全体が圧縮変形せしめられ
ていることと、上記凸条22,31が食い込んでいるこ
とにより、ゴム弾性体4の軸方向への抜けも効果的に防
止される。ゴム弾性体4のスリップや抜けを十分防止で
きる場合は、ゴム弾性体4全体を圧縮変形せしめる必要
は特にない。
【0011】このようにして、本実施例によれば、接着
材を使用した加硫接合によることなく、ベルト懸架部3
の内周に沿って配したゴム弾性体4を、受けフランジ部
21を拡径プレス成形することにより簡易かつ安価に位
置決めすることができる。
材を使用した加硫接合によることなく、ベルト懸架部3
の内周に沿って配したゴム弾性体4を、受けフランジ部
21を拡径プレス成形することにより簡易かつ安価に位
置決めすることができる。
【0012】なお、本実施例において、凸条22,31
は必ずしも交互に内外方へ設ける必要はなく、また、凸
条22,31を、受けフランジ部21およびベルト懸架
部3のいずれか一方に設ける構造としても良い。ボス部
1を本体部2と一体とせず、別体の金属筒体で構成し
て、これの外周に板体よりなる上記本体部2の内周を接
合する構造とすることができる。また、上記ベルト懸架
部3を板材で屈曲成形して構成し、これの周方向複数位
置を径方向内方へ突出変形せしめて凸条31となしても
良い。この場合は、ベルト懸架部を縮径変形せしめてゴ
ム弾性体全体を圧縮するようにしても良い。
は必ずしも交互に内外方へ設ける必要はなく、また、凸
条22,31を、受けフランジ部21およびベルト懸架
部3のいずれか一方に設ける構造としても良い。ボス部
1を本体部2と一体とせず、別体の金属筒体で構成し
て、これの外周に板体よりなる上記本体部2の内周を接
合する構造とすることができる。また、上記ベルト懸架
部3を板材で屈曲成形して構成し、これの周方向複数位
置を径方向内方へ突出変形せしめて凸条31となしても
良い。この場合は、ベルト懸架部を縮径変形せしめてゴ
ム弾性体全体を圧縮するようにしても良い。
【0013】
【実施例2】ゴム弾性体4の軸方向への抜けを防止する
構造としては、図3に示す如く、受けフランジ部21の
幅方向中間位置をさらに全周にわたって山形に突出変形
せしめて、かかる突出部23でゴム弾性体4を強圧する
ようになすと良い。
構造としては、図3に示す如く、受けフランジ部21の
幅方向中間位置をさらに全周にわたって山形に突出変形
せしめて、かかる突出部23でゴム弾性体4を強圧する
ようになすと良い。
【0014】
【実施例3】また、ゴム弾性体4の軸方向への抜けを防
止する他の構造として、図4に示す如く、受けフランジ
部21の幅方向の両端位置を径方向外方へ屈曲せしめ
て、これら屈曲部24,25によりゴム弾性体4の両側
面を規制すると良い。
止する他の構造として、図4に示す如く、受けフランジ
部21の幅方向の両端位置を径方向外方へ屈曲せしめ
て、これら屈曲部24,25によりゴム弾性体4の両側
面を規制すると良い。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明のダンパプーリによ
れば、軽量なダンパプーリを簡易かつ安価に製造するこ
とができる。
れば、軽量なダンパプーリを簡易かつ安価に製造するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例1におけるダンパプーリの全体
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】ダンパプーリの正面図で、図1のA矢視図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例2におけるダンパプーリの要部
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の実施例3におけるダンパプーリの要部
断面図である。
断面図である。
【図5】従来のダンパプーリの正面図である。
1 ボス部 2 本体部 21 受けフランジ部 22 凸条 3 ベルト懸架部 31 凸条 4 ゴム弾性体(弾性体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 正人 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 渡辺 悟美 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 朝居 源人 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 宮崎 毅 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 回転軸に装着される筒状のボス部と、該
ボス部より径方向外方へ延びる円板状の本体部と本体部
の外方に配設したリング状のベルト懸架部と、上記本体
部とベルト懸架部の間に介設されたリング状弾性体とを
具備するダンパプーリにおいて、少なくとも上記本体部
を板材で構成してその外周全周を一定幅で屈曲せしめて
受けフランジ部となし、該受けフランジ部と上記ベルト
懸架部の間に上記弾性体を介在せしめるとともに、該受
けフランジ部の周方向複数位置を径方向外方へ突出変形
せしめて、軸方向へ延びかつ弾性体方向へ突出してこれ
を押圧する凸条となしたことを特徴とするダンパプー
リ。 - 【請求項2】 上記凸条の突出変形時に同時に上記受け
フランジ部を拡径変形せしめた請求項1記載のダンパプ
ーリ。 - 【請求項3】 回転軸に装着される筒状のボス部と、該
ボス部より径方向外方へ延びる円板状の本体部と本体部
の外方に配設したリング状のベルト懸架部と、上記本体
部とベルト懸架部の間に介設されたリング状弾性体とを
具備するダンパプーリにおいて、少なくとも上記本体部
を板材で構成してその外周全周を一定幅で屈曲せしめて
受けフランジ部となし、該受けフランジ部と上記ベルト
懸架部の間に上記弾性体を介在せしめるとともに、上記
ベルト懸架部を板材で成形して、該ベルト懸架部の周方
向複数位置を径方向内方へ突出変形せしめて、軸方向へ
延びかつ弾性体方向へ突出してこれを押圧する凸条とな
したことを特徴とするダンパプーリ。 - 【請求項4】 上記凸条の突出変形時に同時に上記ベル
ト懸架部を縮径変形せしめた請求項3記載のダンパプー
リ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074431A JPH07259961A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ダンパプーリ |
US08/387,428 US5540626A (en) | 1994-03-18 | 1995-02-10 | Damper pulley |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074431A JPH07259961A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ダンパプーリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07259961A true JPH07259961A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13547030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6074431A Pending JPH07259961A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ダンパプーリ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5540626A (ja) |
JP (1) | JPH07259961A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7047644B2 (en) * | 2003-02-21 | 2006-05-23 | The Gates Corporation | Crankshaft damper and method of assembly |
JP2015014298A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | Nok株式会社 | 回転変動吸収ダンパ |
JP2017219055A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | Nok株式会社 | ギアダンパ |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3476164B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2003-12-10 | 株式会社豊田自動織機 | 圧縮機における動力伝達構造 |
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