JPH07259930A - プラネタリーギヤ機構及び過給機 - Google Patents
プラネタリーギヤ機構及び過給機Info
- Publication number
- JPH07259930A JPH07259930A JP4695494A JP4695494A JPH07259930A JP H07259930 A JPH07259930 A JP H07259930A JP 4695494 A JP4695494 A JP 4695494A JP 4695494 A JP4695494 A JP 4695494A JP H07259930 A JPH07259930 A JP H07259930A
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- JP
- Japan
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- gear
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- housing
- planetary gear
- pinion
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- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 増速機構部のバックラッシュと増速比の調整
を容易にする。 【構成】 この発明の過給機5は、連結部25を介して
一側と他側のハウジング部材21,23を相対回転可能
に連結したハウジング17と、部材21に支承されたイ
ンターナルギヤ29と、部材23に支承されたピニオン
ギヤ33,35及びサンギヤ31とを有するプラネタリ
ーギヤ式の増速機構1と、増速機構1を介してエンジン
の駆動力により回転駆動されるエアコンプレッサ3とを
備え、インターナルギヤ29の回転中心軸65が連結部
25の相対回転中心軸63に対して偏心配置されている
ことを特徴とする。
を容易にする。 【構成】 この発明の過給機5は、連結部25を介して
一側と他側のハウジング部材21,23を相対回転可能
に連結したハウジング17と、部材21に支承されたイ
ンターナルギヤ29と、部材23に支承されたピニオン
ギヤ33,35及びサンギヤ31とを有するプラネタリ
ーギヤ式の増速機構1と、増速機構1を介してエンジン
の駆動力により回転駆動されるエアコンプレッサ3とを
備え、インターナルギヤ29の回転中心軸65が連結部
25の相対回転中心軸63に対して偏心配置されている
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラネタリーギヤ機
構及びこれを増速機構として用いた過給機に関する。
構及びこれを増速機構として用いた過給機に関する。
【0002】
【従来の技術】特表平3−500319号公報に図3の
ような過給機201が記載されている。エンジンの駆動
力はプラネタリーギヤ機構203のインターナルギヤ2
05に入力しピニオンギヤ207からサンギヤ209を
介して増速され、エアコンプレッサ211のインペラシ
ャフト213を駆動する。
ような過給機201が記載されている。エンジンの駆動
力はプラネタリーギヤ機構203のインターナルギヤ2
05に入力しピニオンギヤ207からサンギヤ209を
介して増速され、エアコンプレッサ211のインペラシ
ャフト213を駆動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように、サ
ンギヤ209に掛る力215,217が偶力になるよう
に各ギヤ間のバックラッシュ調整をする必要があるが、
インターナルギヤ205がハウジング219の一側部材
221に支承され、ピニオンギヤ207とサンギヤ20
9が他側部材223に支承されているから、それぞれの
部材221,223に対するギヤ205,207,20
9の位置精度及び部材221,223の嵌合部225の
加工精度の誤差などによりバックラッシュが狂い易く、
バックラッシュの調整も難しい。又、例えばプラネタリ
ーギヤ機構203の増速比を変えるには各ギヤ205,
207,209のうち少なくとも2つ以上のギヤ径を変
更しなければならない。
ンギヤ209に掛る力215,217が偶力になるよう
に各ギヤ間のバックラッシュ調整をする必要があるが、
インターナルギヤ205がハウジング219の一側部材
221に支承され、ピニオンギヤ207とサンギヤ20
9が他側部材223に支承されているから、それぞれの
部材221,223に対するギヤ205,207,20
9の位置精度及び部材221,223の嵌合部225の
加工精度の誤差などによりバックラッシュが狂い易く、
バックラッシュの調整も難しい。又、例えばプラネタリ
ーギヤ機構203の増速比を変えるには各ギヤ205,
207,209のうち少なくとも2つ以上のギヤ径を変
更しなければならない。
【0004】そこで、この発明は、バックラッシュ調整
が容易であると共に複数のギヤを変更せずに変速比を変
えることができるプラネタリーギヤ機構及び、このプラ
ネタリーギヤ機構を増速機構に用いた過給機の提供を目
的とする。
が容易であると共に複数のギヤを変更せずに変速比を変
えることができるプラネタリーギヤ機構及び、このプラ
ネタリーギヤ機構を増速機構に用いた過給機の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明のプラネタリー
ギヤ機構は、一側と他側のハウジング部材を相対回転可
能な連結部を介して連結し固定したハウジングと、一側
のハウジング部材に回転自在に支承されたインターナル
ギヤと、他側のハウジング部材に回転自在に支承された
サンギヤと、これらのギヤを連結するピニオンとを有
し、インターナルギヤとサンギヤの少なくともいずれか
一方が前記連結部の相対回転中心軸に対して偏心配置さ
れていることを特徴とする(請求項1)。
ギヤ機構は、一側と他側のハウジング部材を相対回転可
能な連結部を介して連結し固定したハウジングと、一側
のハウジング部材に回転自在に支承されたインターナル
ギヤと、他側のハウジング部材に回転自在に支承された
サンギヤと、これらのギヤを連結するピニオンとを有
し、インターナルギヤとサンギヤの少なくともいずれか
一方が前記連結部の相対回転中心軸に対して偏心配置さ
れていることを特徴とする(請求項1)。
【0006】第2発明のプラネタリーギヤ機構は、請求
項1記載のプラネタリーギヤ機構において、ピニオンギ
ヤが一側のハウジング部材に支承されていることを特徴
とする(請求項2)。
項1記載のプラネタリーギヤ機構において、ピニオンギ
ヤが一側のハウジング部材に支承されていることを特徴
とする(請求項2)。
【0007】第3発明のプラネタリーギヤ機構は、請求
項1記載のプラネタリーギヤ機構において、ピニオンギ
ヤが他側のハウジング部材に支承されていることを特徴
とする(請求項3)。
項1記載のプラネタリーギヤ機構において、ピニオンギ
ヤが他側のハウジング部材に支承されていることを特徴
とする(請求項3)。
【0008】第4発明の過給機は、エンジンの駆動力を
増速する請求項1又は3記載のプラネタリーギヤ機構
と、その回転出力により駆動され吸気を加圧してエンジ
ンに供給するエアコンプレッサとを備えたことを特徴と
する(請求項4)。
増速する請求項1又は3記載のプラネタリーギヤ機構
と、その回転出力により駆動され吸気を加圧してエンジ
ンに供給するエアコンプレッサとを備えたことを特徴と
する(請求項4)。
【0009】
【作用】インターナルギヤとサンギヤの少くともずれか
一方が一側と他側のハウジング部材の相対回転中心軸に
対して偏心配置されているから、これらのハウジング部
材を相対回転することにより、ピニオンギヤが一側のケ
ーシング部材に支承されている請求項2の発明ではサン
ギヤとピニオンギヤ間のバックラッシュを調整すること
ができ、ピニオンギヤが他側のハウジング部材に支承さ
れている請求項3の発明はインターナルギヤとピニオン
ギヤ間のバックラッシュを調整することができる。この
ように、極めて簡単にバックラッシュの調整を行える。
一方が一側と他側のハウジング部材の相対回転中心軸に
対して偏心配置されているから、これらのハウジング部
材を相対回転することにより、ピニオンギヤが一側のケ
ーシング部材に支承されている請求項2の発明ではサン
ギヤとピニオンギヤ間のバックラッシュを調整すること
ができ、ピニオンギヤが他側のハウジング部材に支承さ
れている請求項3の発明はインターナルギヤとピニオン
ギヤ間のバックラッシュを調整することができる。この
ように、極めて簡単にバックラッシュの調整を行える。
【0010】又、インターナルギヤもしくはピニオンギ
ヤの径を変え、これに合わせて偏心量を変えることによ
り、高価なプラネタリーギヤ機構全体の変更を行わず
に、広い範囲で変速比を変更することができる。(第1
〜3発明)このプラネタリーギヤ機構を増速機構に用い
た過給機は、この増速機構が上記のように広い範囲の増
速比に対応できると共に、常に正常なバックラッシュ作
動させることができるから、ギヤ音や振動が小さく耐久
性に優れている。(第4発明)
ヤの径を変え、これに合わせて偏心量を変えることによ
り、高価なプラネタリーギヤ機構全体の変更を行わず
に、広い範囲で変速比を変更することができる。(第1
〜3発明)このプラネタリーギヤ機構を増速機構に用い
た過給機は、この増速機構が上記のように広い範囲の増
速比に対応できると共に、常に正常なバックラッシュ作
動させることができるから、ギヤ音や振動が小さく耐久
性に優れている。(第4発明)
【0011】
【実施例】図1と図2により第3発明の一実施例及び第
4発明の一実施例を説明する。以下、左右の方向は図1
での左右の方向であり、符号を与えていない部材等は図
示されていない。
4発明の一実施例を説明する。以下、左右の方向は図1
での左右の方向であり、符号を与えていない部材等は図
示されていない。
【0012】図1は増速機構1(第3発明のプラネタリ
ーギヤ機構)と、この増速機構1と遠心式のエアコンプ
レッサ3とからなる第4発明の過給機5と、プーリ7と
を示している。
ーギヤ機構)と、この増速機構1と遠心式のエアコンプ
レッサ3とからなる第4発明の過給機5と、プーリ7と
を示している。
【0013】プーリ7は増速機構1の入力軸9にワンウ
ェイクラッチ10を介して固定されている。プーリ7と
ワンウェイクラッチ10は左端側にプレート11とスナ
ップリング12により軸方向移動を規制され抜け止めが
行われている。ワンウェイクラッチ10は入力軸9から
プーリ7への駆動回転を許容する方向で配設されてい
る。プーリ7はベルトを介してエンジンのクランクシャ
フト側プーリに連結されて回転駆動される。入力軸9は
ベアリング15により増速機構1のハウジング17に支
承されており、入力軸9とハウジング17との間にはシ
ール19が配置されている。
ェイクラッチ10を介して固定されている。プーリ7と
ワンウェイクラッチ10は左端側にプレート11とスナ
ップリング12により軸方向移動を規制され抜け止めが
行われている。ワンウェイクラッチ10は入力軸9から
プーリ7への駆動回転を許容する方向で配設されてい
る。プーリ7はベルトを介してエンジンのクランクシャ
フト側プーリに連結されて回転駆動される。入力軸9は
ベアリング15により増速機構1のハウジング17に支
承されており、入力軸9とハウジング17との間にはシ
ール19が配置されている。
【0014】ハウジング17はハウジング本体21(一
側のハウジング部材)とボス部材23とを備え、これら
は円筒状の連結部25により相対回転可能に連結されて
いる。この連結部25にはOリング27が装着され、オ
イル洩れを防止している。
側のハウジング部材)とボス部材23とを備え、これら
は円筒状の連結部25により相対回転可能に連結されて
いる。この連結部25にはOリング27が装着され、オ
イル洩れを防止している。
【0015】増速機構1は、インターナルギヤ29と、
サンギヤ31と、これらを連結する一対のピニオンギヤ
33,35とを備えている。インターナルギヤ29は入
力軸9と一体に形成され、サンギヤ31はエアコンプレ
ッサ3のインペラシャフト37に形成されている。又、
ピニオンギヤ33,35はベアリング39とピニオンシ
ャフト41とを介してボス部材23に支承されている。
サンギヤ31と、これらを連結する一対のピニオンギヤ
33,35とを備えている。インターナルギヤ29は入
力軸9と一体に形成され、サンギヤ31はエアコンプレ
ッサ3のインペラシャフト37に形成されている。又、
ピニオンギヤ33,35はベアリング39とピニオンシ
ャフト41とを介してボス部材23に支承されている。
【0016】プーリ7からワンウェイクラッチ10を介
してインターナルギヤ29に入力したエンジンの駆動力
はピニオンギヤ33,35からサンギヤ31を介して増
速され、インペラシャフト37を回転駆動する。
してインターナルギヤ29に入力したエンジンの駆動力
はピニオンギヤ33,35からサンギヤ31を介して増
速され、インペラシャフト37を回転駆動する。
【0017】ボス部材23にはベアリングホルダ43が
装着されており、インペラシャフト37の外周に嵌合し
たブッシュ45とベアリングホルダ43との間にはすべ
り軸受47が配置され、インペラシャフト37を支承し
ている。
装着されており、インペラシャフト37の外周に嵌合し
たブッシュ45とベアリングホルダ43との間にはすべ
り軸受47が配置され、インペラシャフト37を支承し
ている。
【0018】インペラシャフト37の右端部には、イン
ペラ49が嵌合し、ナット51で固定されている。又、
エアコンプレッサ3のコンプレッサハウジング53はハ
ウジング本体21の円周溝55に係合した連結部材57
とボルト59とにより、ボス部材23と共に、ハウジン
グ本体21に固定されている。インペラシャフト37が
回転駆動されるとエアコンプレッサ3は吸気を加圧して
エンジンに供給する。
ペラ49が嵌合し、ナット51で固定されている。又、
エアコンプレッサ3のコンプレッサハウジング53はハ
ウジング本体21の円周溝55に係合した連結部材57
とボルト59とにより、ボス部材23と共に、ハウジン
グ本体21に固定されている。インペラシャフト37が
回転駆動されるとエアコンプレッサ3は吸気を加圧して
エンジンに供給する。
【0019】ワンウェイクラッチ10を配設することに
なりエンジン回転数が絶えず変動するよう状態において
エンジン回転数が下がった場合にも入力軸9の回転が落
ちることなく、次にエンジン回転数が上がった場合加速
しスポンスが良くなる。又エンジン回転数に対するイン
ペラ49の角加速度が小さくなるので上記駆動回転部の
変動トルクが低減される。
なりエンジン回転数が絶えず変動するよう状態において
エンジン回転数が下がった場合にも入力軸9の回転が落
ちることなく、次にエンジン回転数が上がった場合加速
しスポンスが良くなる。又エンジン回転数に対するイン
ペラ49の角加速度が小さくなるので上記駆動回転部の
変動トルクが低減される。
【0020】図2のように、ピニオンギヤ33,35は
サンギヤ31を挾んで周方向等距離に配置され、サンギ
ヤ31の回転中心軸61は連結部25の相対回転中心軸
63上にあり、図1,2のようにインターナルギヤ29
の回転中心軸65はこれらの回転中心軸61,63に対
して偏心量Eだけ偏心している。
サンギヤ31を挾んで周方向等距離に配置され、サンギ
ヤ31の回転中心軸61は連結部25の相対回転中心軸
63上にあり、図1,2のようにインターナルギヤ29
の回転中心軸65はこれらの回転中心軸61,63に対
して偏心量Eだけ偏心している。
【0021】サンギヤ31とピニオンギヤ33,35は
ボス部材23に支承されているから、互いの間のバック
ラッシュは均等に調整されている。一方、インターナル
ギヤ31はハウジング本体21側に支承されているか
ら、ピニオンギヤ33,35間のバックラッシュ67,
69(図2)が不均等になることがある。しかし、この
ような場合でも、ボルト59を緩めハウジング本体21
とボス部材23とを連結部25で矢印71のようにバッ
クラッシュ67,69が均等になるまで相対回転させる
ことにより、容易にバックラッシュ調整をすることがで
きる。
ボス部材23に支承されているから、互いの間のバック
ラッシュは均等に調整されている。一方、インターナル
ギヤ31はハウジング本体21側に支承されているか
ら、ピニオンギヤ33,35間のバックラッシュ67,
69(図2)が不均等になることがある。しかし、この
ような場合でも、ボルト59を緩めハウジング本体21
とボス部材23とを連結部25で矢印71のようにバッ
クラッシュ67,69が均等になるまで相対回転させる
ことにより、容易にバックラッシュ調整をすることがで
きる。
【0022】従って、バックラッシュを均等にするため
に、入力軸9、ベアリング15の装着部73,75、連
結部25などを超精密加工する必要がなくなり、それだ
けコストを低減できる。
に、入力軸9、ベアリング15の装着部73,75、連
結部25などを超精密加工する必要がなくなり、それだ
けコストを低減できる。
【0023】又、インターナルギヤ29の大径化とピニ
オンギヤ33,35の小径化の一方か両方を行い、これ
に合せて偏心量Eを変えることにより、増速機構1の増
速比を上げることができる。インターナルギヤ29の小
径化とピニオンギヤ33,35の大径化の一方か両方を
行い、これに合せて偏心量Eを変えることにより、増速
比を下げることができる。ギヤの小径化に伴って小型軽
量にできる。
オンギヤ33,35の小径化の一方か両方を行い、これ
に合せて偏心量Eを変えることにより、増速機構1の増
速比を上げることができる。インターナルギヤ29の小
径化とピニオンギヤ33,35の大径化の一方か両方を
行い、これに合せて偏心量Eを変えることにより、増速
比を下げることができる。ギヤの小径化に伴って小型軽
量にできる。
【0024】こうして、増速機構1は構成ギヤのすべて
を変えることなく広い範囲でも増速比を変えることがで
きる。
を変えることなく広い範囲でも増速比を変えることがで
きる。
【0025】過給機5は、増速機構1のバックラッシュ
を常に正常に調整できるからギヤ音や振動が小さく耐久
性に優れていると共に、広い範囲の増速比設定に対応で
きると共に上記のようにギヤを小径化する場合はそれだ
け小型軽量にできる。
を常に正常に調整できるからギヤ音や振動が小さく耐久
性に優れていると共に、広い範囲の増速比設定に対応で
きると共に上記のようにギヤを小径化する場合はそれだ
け小型軽量にできる。
【0026】なお、サンギヤに偶力以外の力が掛ること
が許容される場合はピニオンギヤを第2発明の構成のよ
うにインターナルギヤが支承された一側のハウジング部
材で支承すれば、ピニオンギヤとサンギヤ間でバックラ
ッシュ調整が行える。
が許容される場合はピニオンギヤを第2発明の構成のよ
うにインターナルギヤが支承された一側のハウジング部
材で支承すれば、ピニオンギヤとサンギヤ間でバックラ
ッシュ調整が行える。
【0027】
【発明の効果】請求項1,2又は3に記載されたプラネ
タリーギヤ機構は、インターナルギヤが支承された一側
ハウジング部材とサンギヤが支承された他側ハウジング
部材とを相対回転させることにより、これらのギヤ間に
与えられた偏心によって、バックラッシュを容易に調整
するとができる。ピニオンギヤが一側ハウジング部材に
支承された請求項2の発明ではピニオンギヤとサンギヤ
間のバックラッシュ調整が行え、ピニオンギヤが他側ハ
ウジング部材に支承された請求項3の発明では、ピニオ
ンギヤとインターナルギヤ間のバックラッシュ調整が行
える。又、複数の構成ギヤを変更せずに、広い範囲で変
速比を設定できる。
タリーギヤ機構は、インターナルギヤが支承された一側
ハウジング部材とサンギヤが支承された他側ハウジング
部材とを相対回転させることにより、これらのギヤ間に
与えられた偏心によって、バックラッシュを容易に調整
するとができる。ピニオンギヤが一側ハウジング部材に
支承された請求項2の発明ではピニオンギヤとサンギヤ
間のバックラッシュ調整が行え、ピニオンギヤが他側ハ
ウジング部材に支承された請求項3の発明では、ピニオ
ンギヤとインターナルギヤ間のバックラッシュ調整が行
える。又、複数の構成ギヤを変更せずに、広い範囲で変
速比を設定できる。
【0028】又、このプラネタリーギヤ機構を増速機構
に用いた請求項4記載の過給機は、ギヤ音や振動が小さ
く耐久性に優れていると共に、広い増速比設定に対応で
きる。
に用いた請求項4記載の過給機は、ギヤ音や振動が小さ
く耐久性に優れていると共に、広い増速比設定に対応で
きる。
【図1】第3発明及び第4発明の一実施例を示す図面で
あり、図2のA−A線断面図である。
あり、図2のA−A線断面図である。
【図2】図1のB−B断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【図4】従来例のプラネタリーギヤ機構部の横断面を示
す概略図である。
す概略図である。
1 増速機構(プラネタリーギヤ機構) 3 エアコンプレッサ 5 過給機 17 ハウジング 21 ハウジング本体(一側のハウジング部材) 23 ボス部材(他側のハウジング部材) 25 連結部 29 インターナルギヤ 31 サンギヤ 33,35 ピニオンギヤ E 偏心量
Claims (4)
- 【請求項1】 一側と他側のハウジング部材を相対回転
可能な連結部を介して連結し固定したハウジングと、一
側のハウジング部材に回転自在に支承されたインターナ
ルギヤと、他側のハウジング部材に回転自在に支承され
たサンギヤと、これらのギヤを連結するピニオンギヤと
を有し、インターナルギヤとサンギヤの少なくともいず
れか一方が前記連結部の相対回転中心軸に対して偏心配
置されていることを特徴とするプラネタリーギヤ機構。 - 【請求項2】 ピニオンギヤが一側のハウジング部材に
支承された請求項1記載のプラネタリーギヤ機構。 - 【請求項3】 ピニオンギヤが他側のハウジング部材に
支承された請求項1記載のプラネタリーギヤ機構。 - 【請求項4】 エンジンの駆動力を増速する請求項1又
は3記載のプラネタリーギヤ機構と、その回転出力によ
り駆動され吸気を加圧してエンジンに供給するエアコン
プレッサとを備えたことを特徴とする過給機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4695494A JPH07259930A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | プラネタリーギヤ機構及び過給機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4695494A JPH07259930A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | プラネタリーギヤ機構及び過給機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07259930A true JPH07259930A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12761689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4695494A Pending JPH07259930A (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | プラネタリーギヤ機構及び過給機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07259930A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002044586A1 (de) * | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Gpm Gesellschaft Für Produktmanagement Mbh | Mechanischer lader |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP4695494A patent/JPH07259930A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002044586A1 (de) * | 2000-11-28 | 2002-06-06 | Gpm Gesellschaft Für Produktmanagement Mbh | Mechanischer lader |
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