JPH07258497A - 紫外線吸収フッ素樹脂組成物 - Google Patents
紫外線吸収フッ素樹脂組成物Info
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- JPH07258497A JPH07258497A JP5627794A JP5627794A JPH07258497A JP H07258497 A JPH07258497 A JP H07258497A JP 5627794 A JP5627794 A JP 5627794A JP 5627794 A JP5627794 A JP 5627794A JP H07258497 A JPH07258497 A JP H07258497A
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- Japan
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- ultraviolet
- ultraviolet absorber
- mol
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- tetrafluoroethylene
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Abstract
(57)【要約】
【構成】テトラフルオロエチレン、フッ化ビニリデン、
および炭素数2以上の置換基を有するビニルモノマーを
共重合してなり、融点が230℃以下である含フッ素共
重合体と紫外線吸収剤を含む紫外線吸収フッ素樹脂組成
物。 【効果】低温で成形が可能であるため、市販の紫外線吸
収剤を使用しても成形時の紫外線吸収剤の揮散が少な
く、紫外線吸収能を有するフッ素樹脂成形品が得られ
る。
および炭素数2以上の置換基を有するビニルモノマーを
共重合してなり、融点が230℃以下である含フッ素共
重合体と紫外線吸収剤を含む紫外線吸収フッ素樹脂組成
物。 【効果】低温で成形が可能であるため、市販の紫外線吸
収剤を使用しても成形時の紫外線吸収剤の揮散が少な
く、紫外線吸収能を有するフッ素樹脂成形品が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紫外線吸収フッ素樹脂組
成物に関する。
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素樹脂は耐熱性、耐薬品性、耐候性
に優れるので、多様な保護用の被覆材として有用であ
る。フッ素樹脂自身は紫外線吸収能力はほとんどないた
め、耐候保護被覆材とする場合、フッ素樹脂に紫外線吸
収剤や紫外線遮断剤の添加が必須とされる。しかし通常
のフッ素樹脂はその成形可能温度が280℃以上であ
り、一方、通常の紫外線吸収剤の揮散開始温度が150
〜250℃であるため、成形時に紫外線吸収剤が多量に
揮散してしまい、充分な紫外線吸収能力を発揮すること
ができなかった。
に優れるので、多様な保護用の被覆材として有用であ
る。フッ素樹脂自身は紫外線吸収能力はほとんどないた
め、耐候保護被覆材とする場合、フッ素樹脂に紫外線吸
収剤や紫外線遮断剤の添加が必須とされる。しかし通常
のフッ素樹脂はその成形可能温度が280℃以上であ
り、一方、通常の紫外線吸収剤の揮散開始温度が150
〜250℃であるため、成形時に紫外線吸収剤が多量に
揮散してしまい、充分な紫外線吸収能力を発揮すること
ができなかった。
【0003】一方、ポリフッ化ビニル樹脂と紫外線吸収
剤を共通溶剤で溶解混合し、キャスト成形することによ
り紫外線吸収フィルムを得ている(特公昭37−112
24)が、ポリフッ化ビニル樹脂は熱安定性、耐薬品性
が低いため用途が限られていた。また、成形加工時の揮
散を少なくしたポリマー型の紫外線吸収剤をポリフッ化
ビニリデン樹脂に添加することにより紫外線吸収フィル
ムを得ている(特公昭52−48897)が、柔軟性が
低いため用途が限られていた。
剤を共通溶剤で溶解混合し、キャスト成形することによ
り紫外線吸収フィルムを得ている(特公昭37−112
24)が、ポリフッ化ビニル樹脂は熱安定性、耐薬品性
が低いため用途が限られていた。また、成形加工時の揮
散を少なくしたポリマー型の紫外線吸収剤をポリフッ化
ビニリデン樹脂に添加することにより紫外線吸収フィル
ムを得ている(特公昭52−48897)が、柔軟性が
低いため用途が限られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、市販
の安価な紫外線吸収剤を使用しても成形時の揮散を少な
くでき、かつ押出成形可能で柔軟性の高い紫外線吸収フ
ッ素樹脂組成物を提供することにある。
の安価な紫外線吸収剤を使用しても成形時の揮散を少な
くでき、かつ押出成形可能で柔軟性の高い紫外線吸収フ
ッ素樹脂組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、テトラフルオ
ロエチレン、フッ化ビニリデン、および炭素数2以上の
置換基を有するビニルモノマーが共重合してなり、融点
が230℃以下である含フッ素共重合体と紫外線吸収剤
を含む紫外線吸収フッ素樹脂組成物である。
ロエチレン、フッ化ビニリデン、および炭素数2以上の
置換基を有するビニルモノマーが共重合してなり、融点
が230℃以下である含フッ素共重合体と紫外線吸収剤
を含む紫外線吸収フッ素樹脂組成物である。
【0006】本発明における含フッ素共重合体の融点
は、230℃以下、好ましくは200℃以下である。融
点が230℃超であると成形温度が高くなり、蒸気圧の
高い紫外線吸収剤が成形時に揮発しやすい。
は、230℃以下、好ましくは200℃以下である。融
点が230℃超であると成形温度が高くなり、蒸気圧の
高い紫外線吸収剤が成形時に揮発しやすい。
【0007】含フッ素共重合体の融点および紫外線吸収
剤との相溶性を考慮して、共重合体の組成としてテトラ
フルオロエチレンの重合単位は5〜70mol%、フッ
化ビニリデンの重合単位は29〜70mol%、炭素数
が2以上の置換基を有するビニルモノマーの重合単位は
1〜30mol%が好ましい。
剤との相溶性を考慮して、共重合体の組成としてテトラ
フルオロエチレンの重合単位は5〜70mol%、フッ
化ビニリデンの重合単位は29〜70mol%、炭素数
が2以上の置換基を有するビニルモノマーの重合単位は
1〜30mol%が好ましい。
【0008】テトラフルオロエチレンが70mol%超
のとき、または、フッ化ビニリデンが29mol%未満
のときは、共重合体の融点が高く、かつ紫外線吸収剤と
の相溶性も低下し好ましくない。また、テトラフルオロ
エチレンが5mol%未満のとき、または、フッ化ビニ
リデンが70mol%超のときは、重合速度が低下し、
かつ紫外線吸収剤との相溶性も低下し好ましくない。
のとき、または、フッ化ビニリデンが29mol%未満
のときは、共重合体の融点が高く、かつ紫外線吸収剤と
の相溶性も低下し好ましくない。また、テトラフルオロ
エチレンが5mol%未満のとき、または、フッ化ビニ
リデンが70mol%超のときは、重合速度が低下し、
かつ紫外線吸収剤との相溶性も低下し好ましくない。
【0009】炭素数が2以上の置換基を有するビニルモ
ノマーとしては、(パーフルオロブチル)エチレン、
(パーフルオロオクチル)エチレン等のフルオロアルキ
ルエチレン、1−ブテン等のオレフィン、エチルビニル
エーテル、ブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビ
ニルエーテル等のビニルエーテル、酢酸ビニル、ピバリ
ン酸ビニル等のビニルエステルのほかアリルエーテル類
も使用できる。炭素数が2以上の置換基を有するビニル
モノマーとしては、置換基がフルオロアルキル基である
ことが好ましい。
ノマーとしては、(パーフルオロブチル)エチレン、
(パーフルオロオクチル)エチレン等のフルオロアルキ
ルエチレン、1−ブテン等のオレフィン、エチルビニル
エーテル、ブチルビニルエーテル、ヒドロキシエチルビ
ニルエーテル等のビニルエーテル、酢酸ビニル、ピバリ
ン酸ビニル等のビニルエステルのほかアリルエーテル類
も使用できる。炭素数が2以上の置換基を有するビニル
モノマーとしては、置換基がフルオロアルキル基である
ことが好ましい。
【0010】炭素数が2以上の置換基を有するビニルモ
ノマーが1mol%未満のときは結晶性が高すぎて紫外
線吸収剤との相溶性および共重合体の柔軟性が低く、3
0mol%超のときは過度に結晶性が低下し好ましくな
い。
ノマーが1mol%未満のときは結晶性が高すぎて紫外
線吸収剤との相溶性および共重合体の柔軟性が低く、3
0mol%超のときは過度に結晶性が低下し好ましくな
い。
【0011】本発明における含フッ素共重合体の分子量
は、良好な機械的強度と成形性を付与するために容量流
速が5〜50mm3 /秒であることが好ましい。容量流
速とは、高化式フローテスターを使用して、温度300
℃、荷重7kgで径2.095mm、長さ8mmのノズ
ルより単位時間に押し出されるサンプルの容量であり、
分子量の目安となるものである。
は、良好な機械的強度と成形性を付与するために容量流
速が5〜50mm3 /秒であることが好ましい。容量流
速とは、高化式フローテスターを使用して、温度300
℃、荷重7kgで径2.095mm、長さ8mmのノズ
ルより単位時間に押し出されるサンプルの容量であり、
分子量の目安となるものである。
【0012】この含フッ素共重合体の製造には、公知の
重合法が採用可能である。例えば、溶液重合、乳化重
合、懸濁重合が使用できる。重合開始剤としては通常の
ラジカル開始剤が使用できる。例えば、パーオキシエス
テル、ジアシルパーオキシド、パーオキシジカーボネー
ト等の有機過酸化物、アゾ系化合物、過硫酸塩等を使用
できる。連鎖移動剤としてはクロロホルム、四塩化炭
素、ヘキサン、メタノール等を使用するのが好ましい。
重合法が採用可能である。例えば、溶液重合、乳化重
合、懸濁重合が使用できる。重合開始剤としては通常の
ラジカル開始剤が使用できる。例えば、パーオキシエス
テル、ジアシルパーオキシド、パーオキシジカーボネー
ト等の有機過酸化物、アゾ系化合物、過硫酸塩等を使用
できる。連鎖移動剤としてはクロロホルム、四塩化炭
素、ヘキサン、メタノール等を使用するのが好ましい。
【0013】本発明における紫外線吸収剤は公知で市販
のものが使用できる。成形時の揮散を抑えるために揮散
開始温度の高いものが好ましい。揮散開始温度は融点に
比例し、融点は100℃以上が好ましい。例えば、2,
2−メチレンビス(4−(1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール)等のベンゾトリアゾール系、2,4−
ジターシャリーブチルフェニル−3,5−ジターシャリ
ーブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等のベンゾフェ
ノン系が使用できる。
のものが使用できる。成形時の揮散を抑えるために揮散
開始温度の高いものが好ましい。揮散開始温度は融点に
比例し、融点は100℃以上が好ましい。例えば、2,
2−メチレンビス(4−(1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール)等のベンゾトリアゾール系、2,4−
ジターシャリーブチルフェニル−3,5−ジターシャリ
ーブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等のベンゾフェ
ノン系が使用できる。
【0014】紫外線吸収剤の添加量は該紫外線吸収フッ
素樹脂組成物から形成されるフィルムの厚みに依るが、
含フッ素共重合体100部(重量部、以下同じ)に対し
て1〜10部が適量である。必要量より少ないと紫外線
が透過し、必要量より多いと機械的物性を低下させるの
で好ましくない。
素樹脂組成物から形成されるフィルムの厚みに依るが、
含フッ素共重合体100部(重量部、以下同じ)に対し
て1〜10部が適量である。必要量より少ないと紫外線
が透過し、必要量より多いと機械的物性を低下させるの
で好ましくない。
【0015】本発明の組成物の成形法は、種々の方法が
採用できる。例えば、Tダイによる押出成形、ブロー成
形、さらにライニング、コーティング等も可能である。
採用できる。例えば、Tダイによる押出成形、ブロー成
形、さらにライニング、コーティング等も可能である。
【0016】
[実施例1]テトラフルオロエチレン/フッ化ビニリデ
ン/(パーフルオロブチル)エチレンの重合単位が50
/48/2モル%であり、融点が180℃、熱分解開始
温度350℃、300℃における容量流速が10mm3
/秒の含フッ素共重合体100部と紫外線吸収剤2,2
−メチレンビス(4−(1,1,3,3−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール)5部を混練した組成物を、220℃の
温度で押出成形機にて厚さ25μmのフィルムに成形し
た。このフィルム中の紫外線吸収剤の残存率は98%で
あり、波長360nm以下の紫外線の透過率は0%であ
った。
ン/(パーフルオロブチル)エチレンの重合単位が50
/48/2モル%であり、融点が180℃、熱分解開始
温度350℃、300℃における容量流速が10mm3
/秒の含フッ素共重合体100部と紫外線吸収剤2,2
−メチレンビス(4−(1,1,3,3−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール)5部を混練した組成物を、220℃の
温度で押出成形機にて厚さ25μmのフィルムに成形し
た。このフィルム中の紫外線吸収剤の残存率は98%で
あり、波長360nm以下の紫外線の透過率は0%であ
った。
【0017】[実施例2]テトラフルオロエチレン/フ
ッ化ビニリデン/1−ブテンの重合単位が50/45/
5モル%であり、融点が170℃、熱分解開始温度34
0℃、300℃における容量流速が15mm3 /秒の含
フッ素共重合体100部と紫外線吸収剤2,4−ジター
シャリーブチルフェニル−3,5−ジターシャリーブチ
ル−4−ヒドロキシベンゾエート5部を混練した組成物
を、200℃の温度で押出成形機にて厚さ25μmのフ
ィルムに成形した。このフィルム中の紫外線吸収剤の残
存率は96%であり、波長350nm以下の紫外線の透
過率は0%であった。
ッ化ビニリデン/1−ブテンの重合単位が50/45/
5モル%であり、融点が170℃、熱分解開始温度34
0℃、300℃における容量流速が15mm3 /秒の含
フッ素共重合体100部と紫外線吸収剤2,4−ジター
シャリーブチルフェニル−3,5−ジターシャリーブチ
ル−4−ヒドロキシベンゾエート5部を混練した組成物
を、200℃の温度で押出成形機にて厚さ25μmのフ
ィルムに成形した。このフィルム中の紫外線吸収剤の残
存率は96%であり、波長350nm以下の紫外線の透
過率は0%であった。
【0018】[比較例1]テトラフルオロエチレン/フ
ッ化ビニリデンの重合単位が70/30モル%であり、
融点が245℃、熱分解開始温度360℃、300℃に
おける容量流速が5mm3 /秒の含フッ素共重合体10
0部と紫外線吸収剤2,4−ジターシャリーブチルフェ
ニル−3,5−ジターシャリーブチル−4−ヒドロキシ
ベンゾエート5部を混練した組成物を、270℃の温度
で押出成形機にて厚さ25μmのフィルムに成形した。
このフィルム中の紫外線吸収剤の残存率は80%であ
り、波長350nmでの紫外線の透過率は10%であっ
た。
ッ化ビニリデンの重合単位が70/30モル%であり、
融点が245℃、熱分解開始温度360℃、300℃に
おける容量流速が5mm3 /秒の含フッ素共重合体10
0部と紫外線吸収剤2,4−ジターシャリーブチルフェ
ニル−3,5−ジターシャリーブチル−4−ヒドロキシ
ベンゾエート5部を混練した組成物を、270℃の温度
で押出成形機にて厚さ25μmのフィルムに成形した。
このフィルム中の紫外線吸収剤の残存率は80%であ
り、波長350nmでの紫外線の透過率は10%であっ
た。
【0019】[比較例2]テトラフルオロエチレン/エ
チレン/(パ−フルオロブチル)エチレンの重合単位が
55/43/2モル%であり、融点が255℃、熱分解
開始温度340℃、300℃における容量流速が15m
m3 /秒の含フッ素共重合体100部と紫外線吸収剤
2,4−ジターシャリーブチルフェニル−3,5−ジタ
ーシャリーブチル−4−ヒドロキシベンゾエート5部を
混練した組成物を、290℃の温度で押出成形機にて厚
さ25μmのフィルムに成形した。このフィルム中の紫
外線吸収剤の残存率は50%であり、波長350mμ以
下の紫外線の透過率は30%であった。
チレン/(パ−フルオロブチル)エチレンの重合単位が
55/43/2モル%であり、融点が255℃、熱分解
開始温度340℃、300℃における容量流速が15m
m3 /秒の含フッ素共重合体100部と紫外線吸収剤
2,4−ジターシャリーブチルフェニル−3,5−ジタ
ーシャリーブチル−4−ヒドロキシベンゾエート5部を
混練した組成物を、290℃の温度で押出成形機にて厚
さ25μmのフィルムに成形した。このフィルム中の紫
外線吸収剤の残存率は50%であり、波長350mμ以
下の紫外線の透過率は30%であった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、通常の紫外線吸収剤を
使用しても成形時に紫外線吸収剤の揮散が少ない紫外線
吸収フッ素樹脂成形品を得ることができる。さらに含フ
ッ素共重合体との相溶性の良い紫外線吸収剤を選ぶこと
により、耐久性の高い紫外線吸収フィルムを得ることが
できる。また、押出成形によるフィルムは柔軟性も高
く、充分な引裂強度を有し、フッ素含有量が高いため難
燃性も高い。
使用しても成形時に紫外線吸収剤の揮散が少ない紫外線
吸収フッ素樹脂成形品を得ることができる。さらに含フ
ッ素共重合体との相溶性の良い紫外線吸収剤を選ぶこと
により、耐久性の高い紫外線吸収フィルムを得ることが
できる。また、押出成形によるフィルムは柔軟性も高
く、充分な引裂強度を有し、フッ素含有量が高いため難
燃性も高い。
Claims (4)
- 【請求項1】テトラフルオロエチレン、フッ化ビニリデ
ン、および炭素数2以上の置換基を有するビニルモノマ
ーが共重合してなり、融点が230℃以下である含フッ
素共重合体と紫外線吸収剤を含む紫外線吸収フッ素樹脂
組成物。 - 【請求項2】炭素数が2以上の置換基がフルオロアルキ
ル基である請求項1の紫外線吸収フッ素樹脂組成物。 - 【請求項3】含フッ素共重合体の組成が、テトラフルオ
ロエチレンの重合単位は5〜70mol%、フッ化ビニ
リデンの重合単位は29〜70mol%、炭素数が2以
上の置換基を有するビニルモノマーの重合単位は1〜3
0mol%である請求項1または2の紫外線吸収フッ素
樹脂組成物。 - 【請求項4】紫外線吸収剤が、融点100℃以上であ
り、かつ、ベンゾトリアゾール系またはベンゾフェノン
系の紫外線吸収剤である請求項1〜3のいずれかの紫外
線吸収フッ素樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5627794A JPH07258497A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 紫外線吸収フッ素樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5627794A JPH07258497A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 紫外線吸収フッ素樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07258497A true JPH07258497A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13022600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5627794A Pending JPH07258497A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 紫外線吸収フッ素樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07258497A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011071847A3 (en) * | 2009-12-07 | 2011-10-20 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Uv blocking fluoropolymer film |
WO2022113926A1 (ja) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 | Agc株式会社 | テトラフルオロエチレン系ポリマーの組成物、積層体およびフィルム |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP5627794A patent/JPH07258497A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011071847A3 (en) * | 2009-12-07 | 2011-10-20 | Saint-Gobain Performance Plastics Corporation | Uv blocking fluoropolymer film |
WO2022113926A1 (ja) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 | Agc株式会社 | テトラフルオロエチレン系ポリマーの組成物、積層体およびフィルム |
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