JPH07257339A - 制動力制御装置 - Google Patents

制動力制御装置

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Publication number
JPH07257339A
JPH07257339A JP6055607A JP5560794A JPH07257339A JP H07257339 A JPH07257339 A JP H07257339A JP 6055607 A JP6055607 A JP 6055607A JP 5560794 A JP5560794 A JP 5560794A JP H07257339 A JPH07257339 A JP H07257339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
air
valve
bellows
check valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP6055607A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kawada
衛 河田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH07257339A publication Critical patent/JPH07257339A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は前後軸のベローズに欠陥が発生して
も制動力が減少しないエアサスペンション車の制動制御
装置を提供する事を目的としている。 【構成】 エアスプリングにエア圧力を供給する第1の
エアタンク(1)とブレーキチャンバ(4)にエア圧力
を供給する第2のエアタンク(11)とを有し、第2の
エアタンク(11)からのラインはプロポーションリレ
ーバルブ(3)を介してブレーキチャンバ(4)に接続
され、プロポーションリレーバルブにはエアスプリング
からの信号ラインが接続されている制動力制御装置にお
いて、前記エアスプリングの信号ラインには所定圧でオ
ンする圧力スイッチ(8)が設けられエアスプリングの
欠陥時にはマグネチックバルブ(7)を開きプロポーシ
ョンリレーバルブに第2のエアタンク11から高圧エア
を送りブレーキ力を復帰するよう構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアスプリングにエア
圧力を供給する第1のエアタンクとブレーキチャンバに
エア圧力を供給する第2のエアタンクとを有し、第2の
エアタンクからのラインはプロポーションリレーバルブ
を介してブレーキチャンバに接続され、プロポーション
リレーバルブにはエアスプリングからの信号ラインが接
続されている制動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の制動時や空車時は、荷重が前より
になるため後軸重は減少しタイヤと路面との摩擦力が減
少するため、後輪のホイルロックを生じやすくなる。そ
れで、一般の板ばね式サスペンションの場合は、ロード
センシングプロポーションバルブ(L.S.P.V)を
取付けて後軸とフレームとの間隔で軸重を検知し、ブレ
ーキ力を制御してホイルロックを防止する技術は知られ
ている。
【0003】また、エアサスペンション車の場合は、車
高調整装置を備えているため、L.S.P.Vではバネ
上荷重が検知できないので、エアスプリングであるベロ
ーズの内圧を信号圧として制動力を制御するものとし
て、プロポーションリレーバルブは知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術では、例えばベローズに穴開き等の欠陥が生じた場
合、車両が積車状態でもベローズ内圧が零になるので、
空車時以上に制動力は極端に減少する恐れがある。これ
を回避するためのものである。
【0005】また、実開昭64−22571号公報の技
術があるが、前後の車軸を支持するベローズに欠陥が生
じた場合は機能しない。
【0006】したがって、本発明は前後軸のベローズに
欠陥が発生しても制動力が減少しないエアサスペンショ
ン車の制動力制御装置を提供する事を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エアス
プリングにエア圧力を供給する第1のエアタンクとブレ
ーキチャンバにエア圧力を供給する第2のエアタンクと
を有し、第2のエアタンクからのラインはプロポーショ
ンリレーバルブを介してブレーキチャンバに接続され、
プロポーションリレーバルブにはエアスプリングからの
信号ラインが接続されている制動力制御装置において、
前記エアスプリングの信号ラインには圧力スイッチが設
けられ前記第2のエアタンクはマグネチックバルブを介
してダブルチェックバルブの一方の入口に接続され、前
記エアスプリング信号ラインはそのダブルチェックバル
ブの他方の入口に接続され、そして、ダブルチェックバ
ルブの出口はプロポーションリレーバルブに接続され、
前記マグネチックバルブは前記圧力スイッチの圧力が所
定値以下になると開くよう構成されている。
【0008】
【作用効果の説明】本発明は上記のように構成されてい
るので、エアサスペンションのベローズに欠陥が生じ、
ベローズ内圧が一般走行中には起こり得ない所定圧力に
なるとオンとなる圧力スイッチがオンし、マグネチック
バルブが開き、第2のエアタンクからの高圧のエアがダ
ブルチェックバルブを経てプロポーションリレーバルブ
に入る。したがって、ブレーキチャンバーへのエアの供
給は通常の状態に復帰し、ブレーキは回復する。そし
て、通常の走行中はブレーキングによる荷重移動で後輪
のベローズの圧力が下がると、ダブルチェックバルブを
経てプロポーションリレーバルブに信号圧が伝達されチ
ャンバーへの供給エア圧が下がり、ホイルロックが防止
される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0010】図1において、第1のエアタンク1は一定
圧力以下で閉じているプレッシャプリベンティブバルブ
(P.P.V)12、チェックバルブ(C.V)10、
車高調整用のマグネティックバルブ9およびエアスプリ
ングであるベローズの内圧が一定値位置以下になった場
合オンするプレッシャスイッチ8を介してエアラインで
後軸のベローズ5、5に連結されている。
【0011】また、フロントブレーキ用(FR)とリア
ブレーキ用(RR)とに区画された第2のエアタンク1
1は前記第1のエアタンク1とチェックバルブ11aを
介して連結され、その第2のエアタンク11の(RR)
は信号ラインL2でマグネチックバルブ7を介してダフ
ルチェックバルブ6の一方の入口6aに接続され、ベロ
ーズ5、5はそのダブルチェックバルブ6の他方の入口
6bに接続されている。 図中7aはマグネチックバル
ブ7の作動部であり、後述の如くプレッシャスイッチ8
からの信号によって図示しないコントローラを介して作
動する。
【0012】そして、ダブルチェックバルブ6の出口6
cはプロポーションリレーバルブ3に接続されている。
【0013】また、第2のエアタンクの(RR)はエア
ラインL1によりプロポーションリレーバルブ3を介し
て後軸のエアチャンバ4、4とブレーキバルブ2とに接
続されている。そして、第2のエアタンクの(FR)は
ブレキーバルブ2を介してフロントのブレーキチャンバ
14、14に接続されている。
【0014】なお、符号1aはロープレッシャスイッチ
(L.P.S)、符号1bはセーフティバルブ(S.
V)、符号15はストップランプスイッチ(S.L.
S)をそれぞれ示している。
【0015】したがって、空車時等、後軸の軸重が軽い
場合はベローズ5の内圧は下がり、通常はマグネティッ
クバルブ7は閉じているので、ダブチェックバルブ6を
経てプロポーションリレーバルブ3に信号圧が作動し、
リアのブレーキチャンバ4、4に送るエアの圧力を減少
させて後輪のホイルロックを防止する。
【0016】そして、例えば、ベローズ5の破損等の欠
陥が生じたベローズの圧力が極端に低下した場合は、上
記の作用でチャンバの圧力が急激に低下し制動力が低下
する。そこで、プレッシャスイッチ8がオンし、マグネ
ティックバルブ7を開いて第2のエアタンクの圧力を信
号ラインL2でダブルチェックバルブ6を介してプロポ
ーションリレーバルブ3に送り、ブレーキチャンバ4、
4の圧力を正常に復帰させる。
【0017】また、フロントブレーキチャンバ14はエ
アサスペンションのラインと接続されていないので、い
ずれのベローズに欠陥が発生しても制動力が低下するこ
とはない。
【0018】よって、通常の走行時にはホイルロックを
防止し、ベローズに欠陥が生じてもブレーキは作動する
ので安全である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、以下の優れた効果を奏する。
【0020】(1) 通常走行においては後軸荷重の大
小にかかわらずホイルロックが防止できる。
【0021】(2) エアサスペンションのベローズに
欠陥が生じた場合、プレッシャスイッチとマグネティッ
クバルブとにより最小のタイムラグでブレーキチャンバ
の圧力が復帰できるので、安全である。
【0022】(3) 専用部品を使用せず、配管が少な
いので車両レイアウト上の自由度が大で、コストも安
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制動力制御装置の回路
図。
【符号の説明】
1…第1のエアタンク 2…ブレーキバルブ 3…プロポーションリレーバルブ 4、14…ブレーキチャンバ 5…エアサスペンションのベローズ 6…ダブルチェックバルブ 7、9…マグネティックバルブ 8…圧力スイッチ 10、11a…チェックバルブ 11…第2のエアタンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアスプリングにエア圧力を供給する第
    1のエアタンクとブレーキチャンバにエア圧力を供給す
    る第2のエアタンクとを有し、第2のエアタンクからの
    ラインはプロポーションリレーバルブを介してブレーキ
    チャンバに接続され、プロポーションリレーバルブには
    エアスプリングからの信号ラインが接続されている制動
    力制御装置において、前記エアスプリングの信号ライン
    には圧力スイッチが設けられ前記第2のエアタンクはマ
    グネチックバルブを介してダブルチェックバルブの一方
    の入口に接続され、前記エアスプリング信号ラインはそ
    のダブルチェックバルブの他方の入口に接続され、そし
    て、ダブルチェックバルブの出口はプロポーションリレ
    ーバルブに接続され、前記マグネチックバルブは前記圧
    力スイッチの圧力が所定値以下になると開くことを特徴
    とする制動力制御装置。
JP6055607A 1994-03-25 1994-03-25 制動力制御装置 Pending JPH07257339A (ja)

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Cited By (4)

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CN114810875A (zh) * 2022-05-24 2022-07-29 徐州重型机械有限公司 一种多模式气压制动系统及起重机

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