JPH0725730U - 花卉の葉落し機および選別装置 - Google Patents

花卉の葉落し機および選別装置

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JPH0725730U
JPH0725730U JP6522193U JP6522193U JPH0725730U JP H0725730 U JPH0725730 U JP H0725730U JP 6522193 U JP6522193 U JP 6522193U JP 6522193 U JP6522193 U JP 6522193U JP H0725730 U JPH0725730 U JP H0725730U
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JP6522193U
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美喜男 武藤
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有限会社武藤選果機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 菊などの花卉の葉落しと選別を自動的に行え
る装置を提供することを目的とする。 【構成】 花卉Pを水平な姿勢で搬送用コンベヤ7によ
り搬送しながら、この花卉Pの茎Paの基端部をはさむ
ように配設されて駆動部16に駆動される葉落し手段1
5により、この基端部の葉Pbを摺り落すようにしたも
のである。さらにこの場合、この葉落し手段15による
葉落し時に花卉Pの姿勢が崩れるのを防止するために、
コンベヤ7に設けられて花卉Pの搬送方向Nにおける後
側から花卉Pを位置決めする花卉Pの位置決め部12を
設けて花卉の葉落し機Aを構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、花卉の葉を落す花卉の葉落し機および花卉の葉を落した後で花卉を 計量して選別する花卉の選別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
菊などの花卉は、その保持取扱いの便のために茎の基端部の葉を落すとともに 、重量別や長さ別などに選別して市場に出荷される。ところが従来、かかる花卉 の葉落しや、葉落しに続く選別を自動的に能率よく行える装置はなかったため、 葉落しや葉落しに続く選別を自動的に行える装置の実現が望まれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって本考案は、花卉の葉落しを自動的に能率よく、しかもきれいに行う ことができる花卉の葉落し機を提供することを第1の目的とする。また花卉の葉 落しと、これに続く花卉の選別を一連の作業として自動的に行える花卉の選別装 置を提供することを第2の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、花卉Pを水平な姿勢で搬送用コンベヤ7により搬送しな がら、この花卉Pの茎Paの基端部をはさむように配設されて駆動部16に駆動 される葉落し手段15により、この基端部の葉Pbを摺り落すようにしたもので ある。さらにこの場合、この葉落し手段15による葉落し時に花卉Pの姿勢が崩 れるのを防止するために、花卉Pの搬送方向Nにおける後側から花卉Pを位置決 めする花卉Pの位置決め部12をコンベヤ7に設けて花卉の葉落し機Aを構成し たものである。
【0005】 また花卉の葉落し機Aの下流に花卉の選別機Bを設けて花卉の選別装置を構成 し、この花卉の葉落し機Aで葉落しされた花卉Pをそのまま花卉の選別機Bへ送 り、この花卉の選別機Bの搬送路1を搬送しながら、計量部3により花卉Pを選 別するようにしたものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、花卉の葉落し機Aにより花卉Pの基端部の葉Pbを確実に 落すことができる。また花卉の葉落し機Aで葉落しされた花卉Pを花卉の選別機 Bへ送ることにより、葉落しに続いて花卉Pの選別を自動的に行うことができる 。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説明を行う。 図1は花卉の選別装置の全体側面図であって、この花卉の選別装置は、花卉の 葉落し機Aと、この葉落し機Aの下流に接続された花卉の選別機Bから成ってい る。後述するように葉落し機Aにより茎の基端部の葉を落された花卉Pは選別機 Bへ供給され、その選別が行われる。
【0008】 まず花卉の選別機Bについて説明する。1は花卉Pの搬送路を構成する無端回 動チェン、2は花卉Pを横たわらせて支持するアーム状の支持部材である。花卉 Pはチェン1の回動により支持部材2に支持されて搬送され、搬送路に配設され た計量部3により重量別あるいは長さ別に選別され、下方の搬出コンベヤ4上に 落下する。次に図1〜図3を併せて参照しながら、花卉の葉落し機Aの詳細を説 明する。
【0009】 図1および図2において、花卉の葉落し機Aは、花卉Pを横たわらせて搬送す る無端帯6から成るコンベヤ7と、コンベヤ7の側方に配設された葉落し部8と 、コンベヤ7の上方にあって、茎Paが葉落し時にふらつくのを防止するふらつ き防止部9から成っている。
【0010】 上記花卉の選別機Bの搬送路には傾斜角θ1の上り勾配の傾斜部1aがあり、 コンベヤ7はこの傾斜部1aに接続されている。したがって無端回動チェン1と 無端帯6の走行を同期させることにより、葉落しが終了した花卉Pは葉落し機A から選別機Bの支持部材2へ自動的に転送され、葉落しに続いて選別作業が行わ れる。またコンベヤ7は選別機Bへの花卉Pの受け渡しがスムーズに行えるよう に、上記傾斜部1aよりも緩勾配の傾斜角θ2を付与して斜設されており、かつ 葉落し部8やふらつき防止部9も、該コンベヤ7と平行になるように同様の傾斜 角θ2が付与されている。
【0011】 図1において、無端帯6はスプロケット10に調帯されており、駆動用スプロ ケット11(図2参照)を介してモータ(図外)により駆動される。12は無端 帯6に一定ピッチをおいて突設された棒状体から成る茎Paの位置決め部である 。この位置決め部12は、前方へ向って搬送されるコンベヤ7上の花卉Pを、そ の搬送方向Nにおける後側から支えて位置決めすることにより、葉落し部材(後 述)15により葉落しする際に葉落し部材15の摺接摩擦力により花卉Pの姿勢 が崩れるのを阻止する。
【0012】 図2および図3に示すように、葉落し部8は、コンベヤ7の側方へ突出する茎 Paの基端部を上下からはさむように配設された上下一対の葉落し部材15,1 5を有している。この葉落し部材15,15はモータから成る駆動部16に駆動 されて回転する回転軸17に、ベース材15aを装着し、このベース材15aに 鋼線などの屈曲自在な摺接部材15bを突設してブラシ材として形成されており 、これらの間を通過する茎Paの基端部に摺接し、その葉を摺り落す。
【0013】 図3に示されるように、上方の葉落し部材15と下方の葉落し部材15の摺接 部材15b,15bは同時に基端部に摺接して葉落しし、また同時に反対側(同 図鎖線参照)に退去する。
【0014】 図3において、18はコンベヤ7の側方に配設されたカッターであって、図示 しない駆動手段に駆動されて茎Paを切断して所定の長さに揃える。なお該カッ ター18を横方向すなわち茎Paの長さ方向に移動自在にすれば、その位置調整 をすることにより、茎Paの長さを調整することができる。なおカッターは回転 刃でもよく、また葉落し機Aにセットせずに選別機Bにセットしてもよい。19 は茎Pa端部のストッパーであって、葉落し部材15,15を(イ)方向へ回転 させて葉落しする際に、花卉Pが同方向に不要に移動するのを阻止する。
【0015】 図1において、ふらつき防止部9は、プーリ21に押えつけ部材としてのベル ト22を調帯して成るベルトコンベヤにて構成されている。ベルト22の下側走 行部は、上記コンベヤ7の上側走行部に沿うようにこれに平行に配設されており 、かつこの上側走行部の走行方向Nと同方向に同速度もしくは略同速度で回転す る。
【0016】 ベルト22はゴムベルトのような伸縮自在な弾性ベルトであり、コンベヤ4上 に横架された花卉Pが葉落し時にふらつかないように、ベルト22により上方か ら花卉Pを押えつける(図4参照)。この場合、ベルト22は弾性を有するので 、上方から花卉Pを弾性的にしっかりと押えつけることができ、かつ花卉Pを強 く押えつけてもこれを痛めることはない。
【0017】 この花卉の選別装置は上記のような構成より成り、次に全体の動作を説明する 。図1において、花卉Pはコンベヤ7に搬送されて葉落し部材15,15の間に 送られ、そこで図3に示すように葉落し部材15,15が回転して摺接部材15 b,15bが茎Paの基端部に沿って摺動することにより、葉落しされる。この 場合、葉落し部材15,15は(イ)方向へ回転することにより、茎Paの末端 部方向へ摺動するので、先端方向(ロ)に延出する葉Pbを難なくかつ確実に摺 り落すことができる。
【0018】 また花卉Pの茎Paはコンベヤ7の位置決め部12に位置決めされており、か つ花卉Pはベルト22により上方から弾性的に押えつけられているので、摺接部 材15bが花卉Pに摺接して葉落しする際の摺接摩擦力により花卉Pがふらつい てその姿勢が崩れることはなく、確実に葉落しできる。また押えつけ部材の具体 的形状や構造は本実施例に限定されるものではなく、例えば弾性を有する長板状 の板ばねを配設して、この板ばねにより花卉Pを上方から弾性的に押えつけるよ うにしてもよく、その構造は任意に決定できるものであるが、本実施例のように 押えつけ部材をコンベヤ7と同方向に回動するベルト22により構成すれば、コ ンベヤ7による花卉Pの搬送が阻害されることもなく、スムーズに花卉Pを搬送 しながら確実に葉落しすることができる。
【0019】 次に葉落し手段の他の実施例を説明する。図5は本考案の他の実施例の葉落し 手段の側面図である。この葉落し手段30の葉落し部材15は上記第1実施例の ものと同構造であるが、回転軸17に2個装着され、かつ茎Paの基端部に2個 並設することにより、葉落し能力と葉落し範囲を大きくしている。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、花卉の葉落し機Aにより花卉Pの基端部 の葉Pbを確実に落すことができる。また花卉の葉落し機Aで葉落しされた花卉 を花卉の選別機Bへ送ることにより、葉落しに続いて花卉の選別を自動的に行う ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の花卉の選別装置の全体側面
【図2】本考案の一実施例の花卉の葉落し機の要部平面
【図3】本考案の一実施例の花卉の葉落し機の要部側面
【図4】本考案の一実施例の花卉の葉落し機の部分側面
【図5】本考案の他の実施例の花卉の葉落し機の部分側
面図
【符号の説明】
1 無端回動チェン(搬送路) 2 支持部材 3 計量部 7 コンベヤ 12 位置決め部 15 葉落し部材(葉落し手段) 15b 摺接部材 16 駆動部 22 ベルト(押えつけ部材)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 花卉Pを水平な姿勢で横たわらせて搬送
    路1を搬送しながら、この搬送路1に配設された計量部
    3により重量別あるいは長さ別に選別する花卉の選別機
    Bへ向って、花卉Pを水平な姿勢で横たわらせて搬送す
    るコンベヤ7と、このコンベヤ7に搬送される花卉Pの
    茎Paの基端部をはさむように配設されてこの基端部に
    弾性的に摺接し、駆動部16に駆動されてこの基端部の
    葉Pbを摺り落す摺接部材15bを備えた葉落し手段1
    5と、この葉落し手段15による葉落し時に花卉Pの姿
    勢が崩れるのを防止するために、前記コンベヤ7に設け
    られて花卉Pの搬送方向Nにおける後側から花卉Pを位
    置決めする花卉Pの位置決め部12とを備えたことを特
    徴とする花卉の葉落し機。
  2. 【請求項2】 前記葉落し手段15による葉落し時に花
    卉Pがふらつくのを防止するために、前記コンベヤ7に
    沿うようにこのコンベヤ7の上方に配設されて、このコ
    ンベヤ7で水平な姿勢で搬送される花卉Pを上方からこ
    のコンベヤ7に弾性的に押えつける押えつけ部材22を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の花卉の葉落し
    機。
  3. 【請求項3】 花卉Pを水平な姿勢で横たわらせて支持
    する支持部材2と、この支持部材2の搬送路1と、この
    搬送路1に設けられてこの支持部材2に支持された花卉
    Pを計量して選別する花卉の計量部3とを備えた花卉の
    選別機Bと、この花卉の選別機Bに花卉Pを供給する花
    卉の葉落し機Aとから成る花卉の選別装置であって、 前記花卉の葉落し機Aが、前記花卉の選別機Bへ向っ
    て、花卉Pを水平な姿勢で横たわらせて搬送するコンベ
    ヤ7と、このコンベヤ7に搬送される花卉Pの茎Paの
    基端部をはさむように配設されてこの基端部に弾性的に
    摺接し、駆動部16に駆動されてこの基端部の葉Pbを
    摺り落す摺接部材15bを備えた葉落し手段15と、こ
    の葉落し手段15による葉落し時に花卉Pの姿勢が崩れ
    るのを防止するために、前記コンベヤ7に設けられて花
    卉Pの搬送方向Nにおける後側から花卉Pを位置決めす
    る花卉Pの位置決め部12とを備えたことを特徴とする
    花卉の選別装置。
JP1993065221U 1993-11-10 1993-11-10 花卉の葉落し機および選別装置 Expired - Lifetime JPH0748038Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923939U (ja) * 1982-08-07 1984-02-14 進和荷材株式会社 生花下葉取機用ロ−ルブラシ
JPS61191187U (ja) * 1985-05-23 1986-11-28
JPS63145495U (ja) * 1987-03-14 1988-09-26

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