JPH07256987A - カラープリンタ装置 - Google Patents
カラープリンタ装置Info
- Publication number
- JPH07256987A JPH07256987A JP6048513A JP4851394A JPH07256987A JP H07256987 A JPH07256987 A JP H07256987A JP 6048513 A JP6048513 A JP 6048513A JP 4851394 A JP4851394 A JP 4851394A JP H07256987 A JPH07256987 A JP H07256987A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- test pattern
- output
- color
- color printer
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容易に出力画像の濃度状態を調べることがで
きるカラープリンタ装置を提供する。 【構成】 入力画像データに基づく画像形成の際、保守
ツール10からの指示に従って、プリンタ用紙Pのテス
トパターンゾーンにテストパターンデータに基づく画像
を、画像出力エリアには入力画像データに基づく画像を
同時に出力する。このテストパターンの一例としては、
副走査方向に区間を4分割し、Y(イエロ)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)、Bk(黒色)と4つのモノカラ
ーのパターンを出力するものがある。
きるカラープリンタ装置を提供する。 【構成】 入力画像データに基づく画像形成の際、保守
ツール10からの指示に従って、プリンタ用紙Pのテス
トパターンゾーンにテストパターンデータに基づく画像
を、画像出力エリアには入力画像データに基づく画像を
同時に出力する。このテストパターンの一例としては、
副走査方向に区間を4分割し、Y(イエロ)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)、Bk(黒色)と4つのモノカラ
ーのパターンを出力するものがある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラープリンタ装置に関
し、特に、出力濃度モニタのためカラーテストパターン
を出力するカラープリンタ装置に関する。
し、特に、出力濃度モニタのためカラーテストパターン
を出力するカラープリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラープリンタ装置が出力する画
像の濃度判定は、その装置に備えられたカラープリンタ
の自己診断機能としてのテストプリントモードによって
いた。このテストプリントモードでは、カラー出力状態
を把握する為の、テストパターンデータとして、黄
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(Bk)の
各モノカラー又は混合色のパターンが用意されている。
像の濃度判定は、その装置に備えられたカラープリンタ
の自己診断機能としてのテストプリントモードによって
いた。このテストプリントモードでは、カラー出力状態
を把握する為の、テストパターンデータとして、黄
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(Bk)の
各モノカラー又は混合色のパターンが用意されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、装置保守者がカラープリンタ装置の出力濃度状
態を把握する為の専用の機能である為、次のような欠点
があった。 (1)通常のオンラインプリント時には、リアルタイム
に出力濃度の状況を正確に把握することが難しい。 (2)テストモードによるテストプリント動作の実行に
は、煩雑な操作、あるいはカラープリンタ装置の一部の
構成要素を分解する必要がある。
例では、装置保守者がカラープリンタ装置の出力濃度状
態を把握する為の専用の機能である為、次のような欠点
があった。 (1)通常のオンラインプリント時には、リアルタイム
に出力濃度の状況を正確に把握することが難しい。 (2)テストモードによるテストプリント動作の実行に
は、煩雑な操作、あるいはカラープリンタ装置の一部の
構成要素を分解する必要がある。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、簡単な操作で装置運用中にも出力濃度の状態を把握
することができるカラープリンタ装置を提供することを
目的とする。
で、簡単な操作で装置運用中にも出力濃度の状態を把握
することができるカラープリンタ装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のカラープリンタ装置は、以下の様な構成から
なる。即ち、複数色の記録剤を用い、モノカラーもしく
はフルカラーで画像形成を行い記録媒体上に出力するカ
ラープリンタ装置であって、テストパターンを発生する
発生手段と、前記テストパターンの出力を指示する指示
手段と、画像データを入力する入力手段と、前記指示手
段による指示に従って、前記入力された画像データに基
づく第1の画像と前記発生されたテストパターンに基づ
く第2の画像を同時に画像形成する画像形成手段と、前
記指示手段による指示に従って、前記第1及び第2の画
像を同時に出力する出力手段と、前記第2の画像を前記
記録媒体上の所定の位置に出力するよう制御する制御手
段とを有することを特徴とするカラープリンタ装置を備
える。
に本発明のカラープリンタ装置は、以下の様な構成から
なる。即ち、複数色の記録剤を用い、モノカラーもしく
はフルカラーで画像形成を行い記録媒体上に出力するカ
ラープリンタ装置であって、テストパターンを発生する
発生手段と、前記テストパターンの出力を指示する指示
手段と、画像データを入力する入力手段と、前記指示手
段による指示に従って、前記入力された画像データに基
づく第1の画像と前記発生されたテストパターンに基づ
く第2の画像を同時に画像形成する画像形成手段と、前
記指示手段による指示に従って、前記第1及び第2の画
像を同時に出力する出力手段と、前記第2の画像を前記
記録媒体上の所定の位置に出力するよう制御する制御手
段とを有することを特徴とするカラープリンタ装置を備
える。
【0006】
【作用】以上の構成により本発明は、指示手段による指
示に従って、入力された画像データに基づく第1の画像
と発生されたテストパターンに基づく第2の画像を同時
に画像形成し、第2の画像は記録媒体上の所定の位置に
出力するよう動作する。
示に従って、入力された画像データに基づく第1の画像
と発生されたテストパターンに基づく第2の画像を同時
に画像形成し、第2の画像は記録媒体上の所定の位置に
出力するよう動作する。
【0007】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の代表的な実施例であるカラ
ープリンタ装置の概略構成を示すブロック図である。こ
の装置では、プリント用紙Pを転写ドラム31に巻き付
け、感光ドラム32上に色毎に形成された色トナー像を
順次重ね合わせて転写していくことにより1枚のカラー
画像プリントが得られる。
ープリンタ装置の概略構成を示すブロック図である。こ
の装置では、プリント用紙Pを転写ドラム31に巻き付
け、感光ドラム32上に色毎に形成された色トナー像を
順次重ね合わせて転写していくことにより1枚のカラー
画像プリントが得られる。
【0009】図1において、37は感光ドラム32の表
面を一様に帯電させるための帯電装置、34〜36は各
々、ポリゴンミラー、半導体レーザ、反射ミラーであ
る。出力される画像データに応じて変調されたレーザ光
は、レーザ駆動回路(LBDR)44で駆動された半導
体レーザ35によって感光ドラム32上に照射されて、
画像に対応した潜像が形成される。33−1、33−
2、33−3、33−4は各々、イエロ(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色に対
応した像を現像する現像器であり、形成潜像をイエロ
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)の各色トナーで現像して転写ドラム31に巻き付け
られたプリント用紙Pに、イエロ(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の順に順次転
写する。
面を一様に帯電させるための帯電装置、34〜36は各
々、ポリゴンミラー、半導体レーザ、反射ミラーであ
る。出力される画像データに応じて変調されたレーザ光
は、レーザ駆動回路(LBDR)44で駆動された半導
体レーザ35によって感光ドラム32上に照射されて、
画像に対応した潜像が形成される。33−1、33−
2、33−3、33−4は各々、イエロ(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色に対
応した像を現像する現像器であり、形成潜像をイエロ
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)の各色トナーで現像して転写ドラム31に巻き付け
られたプリント用紙Pに、イエロ(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の順に順次転
写する。
【0010】また、38は電位制御部、39は高圧制御
部、44は感光ドラム32の帯電電位を検出する電位セ
ンサである。さらに、41は転写ドラム31に巻き付け
られたプリント用紙Pを転写ドラム31から剥離させる
剥離ツメ、42はカラー画像がプリントされたプリント
用紙Pを装置外に排出するために搬送する排出ベルト、
43は排出ローラである。
部、44は感光ドラム32の帯電電位を検出する電位セ
ンサである。さらに、41は転写ドラム31に巻き付け
られたプリント用紙Pを転写ドラム31から剥離させる
剥離ツメ、42はカラー画像がプリントされたプリント
用紙Pを装置外に排出するために搬送する排出ベルト、
43は排出ローラである。
【0011】そして、10は後述する保守ツール(M
T)、100は外部装置からRGBビデオ信号を入力し
て信号処理を行ない、パルス幅変調された画像信号をL
BDR44に出力する信号処理部である。
T)、100は外部装置からRGBビデオ信号を入力し
て信号処理を行ない、パルス幅変調された画像信号をL
BDR44に出力する信号処理部である。
【0012】図2は信号処理部100の詳細な構成を示
すブロック図である。図2において、1はRGB画像デ
ータを出力する外部装置(例えば、ホストコンピュー
タ)とのインタフェース動作を実行するビデオインタフ
ェース回路、2は外部装置からビデオインタフェース回
路1を介し、取り込まれる多値データを本装置の出力特
性に合わせてYMCBk多値データに変換する為の多値
処理回路、3は多値処理回路2からのYMCBk多値デ
ータをPWM変調して2値データに変換するPWM回
路、4は画像形成動作を実行する上で副走査方向(感光
ドラム32の回転方向)のアドレス制御を行う副走査制
御回路(Vー制御回路)、5は同じく主走査方向(レー
ザ光の走査方向)のアドレス制御を行なう主走査制御回
路(Hー制御回路)である。
すブロック図である。図2において、1はRGB画像デ
ータを出力する外部装置(例えば、ホストコンピュー
タ)とのインタフェース動作を実行するビデオインタフ
ェース回路、2は外部装置からビデオインタフェース回
路1を介し、取り込まれる多値データを本装置の出力特
性に合わせてYMCBk多値データに変換する為の多値
処理回路、3は多値処理回路2からのYMCBk多値デ
ータをPWM変調して2値データに変換するPWM回
路、4は画像形成動作を実行する上で副走査方向(感光
ドラム32の回転方向)のアドレス制御を行う副走査制
御回路(Vー制御回路)、5は同じく主走査方向(レー
ザ光の走査方向)のアドレス制御を行なう主走査制御回
路(Hー制御回路)である。
【0013】また、6は本実施例の特徴的な部分である
テストパターンのゾーン信号を発生するテストパターン
ゾーン制御回路、7は指定された出力テストパターンに
関してモノカラーパターンの構成等を制御するカラーパ
ターン制御回路、8は画像形成エリア以外のマスキング
エリアを決定するマスキング処理回路、9は各モノカラ
ーパターンについてテストパターンデータを生成するテ
ストパターン発生器、10は出力テストパターンの種類
を指示する保守ツール(MT)、11はOR回路、12
〜13はNOR回路である。
テストパターンのゾーン信号を発生するテストパターン
ゾーン制御回路、7は指定された出力テストパターンに
関してモノカラーパターンの構成等を制御するカラーパ
ターン制御回路、8は画像形成エリア以外のマスキング
エリアを決定するマスキング処理回路、9は各モノカラ
ーパターンについてテストパターンデータを生成するテ
ストパターン発生器、10は出力テストパターンの種類
を指示する保守ツール(MT)、11はOR回路、12
〜13はNOR回路である。
【0014】なお、保守ツール(MT)10にはテスト
パターン出力の有無を指示するスイッチ(不図示)と、
出力テストパターンの種類を選択するセレクタ(不図
示)とが備えられている。通常の画像形成出力では、こ
のスイッチはテストパターン出力を行なわないように設
定されており、必要に応じて、保守技術者、運用管理者
などがそのスイッチを操作してテストパターン出力を行
なうように設定する。次に上記構成の装置を用いたテス
トパターンデータによるテストパターン画像形成の動作
について、図3〜図5を参照して説明する。
パターン出力の有無を指示するスイッチ(不図示)と、
出力テストパターンの種類を選択するセレクタ(不図
示)とが備えられている。通常の画像形成出力では、こ
のスイッチはテストパターン出力を行なわないように設
定されており、必要に応じて、保守技術者、運用管理者
などがそのスイッチを操作してテストパターン出力を行
なうように設定する。次に上記構成の装置を用いたテス
トパターンデータによるテストパターン画像形成の動作
について、図3〜図5を参照して説明する。
【0015】図3は本実施例の装置によってプリント用
紙に出力される通常の画像とテストパターンデータによ
るテストパターン画像の形成領域との関係を示す図であ
る。図3に於いて、外部装置から送られてきた画像デー
タに基づいて形成される画像は画像出力エリアに、一
方、テストパターン画像はテストパターンゾーンに出力
される。図3に示す例では、テストパターンゾーンは画
像出力エリアの外に設定されている。
紙に出力される通常の画像とテストパターンデータによ
るテストパターン画像の形成領域との関係を示す図であ
る。図3に於いて、外部装置から送られてきた画像デー
タに基づいて形成される画像は画像出力エリアに、一
方、テストパターン画像はテストパターンゾーンに出力
される。図3に示す例では、テストパターンゾーンは画
像出力エリアの外に設定されている。
【0016】図4は、図2に示すテストパターンゾーン
に出力される予め指定出来るモノカラー組合せのテスト
パターンの構成例を示した図である。図4(a)は、
Y、M、C、Bkの各モノカラーから構成されるテスト
パターンを、図4(b)は、Y、M、Cの各モノカラー
から構成されるテストパターンを、図4(c)は、Y、
Mの各モノカラーから構成されるテストパターンを、図
4(d)は、Yのみの各モノカラーから構成されるテス
トパターンを、図4(e)は、M(Y、C、あるいは、
Bk)によるグレースケールパターンから構成されるテ
ストパターンをそれぞれ示している。
に出力される予め指定出来るモノカラー組合せのテスト
パターンの構成例を示した図である。図4(a)は、
Y、M、C、Bkの各モノカラーから構成されるテスト
パターンを、図4(b)は、Y、M、Cの各モノカラー
から構成されるテストパターンを、図4(c)は、Y、
Mの各モノカラーから構成されるテストパターンを、図
4(d)は、Yのみの各モノカラーから構成されるテス
トパターンを、図4(e)は、M(Y、C、あるいは、
Bk)によるグレースケールパターンから構成されるテ
ストパターンをそれぞれ示している。
【0017】図5は主走査、副走査方向の動作タイミン
グを示すタイムチャートである。
グを示すタイムチャートである。
【0018】なお以下の説明において、V−制御回路4
及びH−制御回路5には、通常の画像出力動作の為の主
走査長、及び副走査長(Lライン)が、予め設定されて
いるものとする。また、テストパターンゾーン制御回路
6にも、図3に示したようなテストパターンゾーンが画
像出力エリアの外に既に設定されているものとする。さ
らに、保守ツール10からカラーパターン制御回路7に
対して、図4に示すようなテストパターンを選択して指
示するわけであるが、本実施例では、図5のテストパタ
ーン信号が示しているように、図4(a)のテストパタ
ーンが選択されてカラーパターン制御回路7に指示がな
されたものとする。
及びH−制御回路5には、通常の画像出力動作の為の主
走査長、及び副走査長(Lライン)が、予め設定されて
いるものとする。また、テストパターンゾーン制御回路
6にも、図3に示したようなテストパターンゾーンが画
像出力エリアの外に既に設定されているものとする。さ
らに、保守ツール10からカラーパターン制御回路7に
対して、図4に示すようなテストパターンを選択して指
示するわけであるが、本実施例では、図5のテストパタ
ーン信号が示しているように、図4(a)のテストパタ
ーンが選択されてカラーパターン制御回路7に指示がな
されたものとする。
【0019】さて、副走査方向の第1ラインにおいて、
主走査方向への画像形成プロセスがスタートすると、H
−制御回路5からテストパターンゾーン制御回路6に区
間アドレス信号が出力される。テストパターンゾーン制
御回路6では、この区間アドレス信号に基づいてテスト
パターン区間信号を生成し、これをOR回路11を介し
て、マスキング処理回路8に送出する。マスキング処理
回路8では、このテストパターン区間信号に基づいて、
マスキング区間としての非画像形成エリアを変更し、画
像形成可能区間を定義する画像形成イネーブル区間信号
をNOR回路13に送出する。
主走査方向への画像形成プロセスがスタートすると、H
−制御回路5からテストパターンゾーン制御回路6に区
間アドレス信号が出力される。テストパターンゾーン制
御回路6では、この区間アドレス信号に基づいてテスト
パターン区間信号を生成し、これをOR回路11を介し
て、マスキング処理回路8に送出する。マスキング処理
回路8では、このテストパターン区間信号に基づいて、
マスキング区間としての非画像形成エリアを変更し、画
像形成可能区間を定義する画像形成イネーブル区間信号
をNOR回路13に送出する。
【0020】一方、テストパターン発生器9では、テス
トパターンゾーン制御回路6からの起動信号に従って、
カラーパターン制御回路7から指示されるモノカラー
“Y”のテストパターン信号を生成し、これをNOR回
路12に送出する。このテストパターン信号は、NOR
素子12とNOR素子13を介し、LBDR44の駆動
信号として送出される。ここで、テストパターン信号と
は、図5に示すように、4つの色成分(モノカラー)に
対応して、4つのテストパターン信号の総称であり、そ
れぞれの色成分に対応して、“Y”テストパターン、
“M”テストパターン、“C”テストパターン、“B
k”テストパターンという。
トパターンゾーン制御回路6からの起動信号に従って、
カラーパターン制御回路7から指示されるモノカラー
“Y”のテストパターン信号を生成し、これをNOR回
路12に送出する。このテストパターン信号は、NOR
素子12とNOR素子13を介し、LBDR44の駆動
信号として送出される。ここで、テストパターン信号と
は、図5に示すように、4つの色成分(モノカラー)に
対応して、4つのテストパターン信号の総称であり、そ
れぞれの色成分に対応して、“Y”テストパターン、
“M”テストパターン、“C”テストパターン、“B
k”テストパターンという。
【0021】この動作により、テストパターンゾーンに
まず“Y”テストパターンが出力されるわけであるが、
主走査方向に関し、それ以降の区間に対しては、通常の
画像形成動作に移行する。即ち、H−制御回路5からの
主走査方向の区間信号がOR回路11を介し、マスキン
グ処理回路8に送出される。マスキング処理回路8で
は、予めマスキング区間として設定された区間以外を画
像形成可能エリアとして設定している為、その画像形成
可能エリアに対するマスキングを解除し、NOR回路1
3に画像形成イネーブル区間信号を送出する。
まず“Y”テストパターンが出力されるわけであるが、
主走査方向に関し、それ以降の区間に対しては、通常の
画像形成動作に移行する。即ち、H−制御回路5からの
主走査方向の区間信号がOR回路11を介し、マスキン
グ処理回路8に送出される。マスキング処理回路8で
は、予めマスキング区間として設定された区間以外を画
像形成可能エリアとして設定している為、その画像形成
可能エリアに対するマスキングを解除し、NOR回路1
3に画像形成イネーブル区間信号を送出する。
【0022】さて、入力されたRGB画像データは、ビ
デオインタフェース回路1と多値処理回路2を経由して
PWM回路3により2値画像信号に変換され、NOR回
路12を経て、NOR回路13に入力されてくる。NO
R回路13は、画像形成イネーブル区間の2値画像信号
をLBDR44に送出する。これによって、第1ライン
の入力RGB画像データに対応した画像形成が実行され
る。
デオインタフェース回路1と多値処理回路2を経由して
PWM回路3により2値画像信号に変換され、NOR回
路12を経て、NOR回路13に入力されてくる。NO
R回路13は、画像形成イネーブル区間の2値画像信号
をLBDR44に送出する。これによって、第1ライン
の入力RGB画像データに対応した画像形成が実行され
る。
【0023】以上の動作は、副走査方向に関し第1ライ
ン目の画像形成動作であるが、第2ライン以降、主走査
方向に関しては同様な動作が繰返される。
ン目の画像形成動作であるが、第2ライン以降、主走査
方向に関しては同様な動作が繰返される。
【0024】一方、副走査方向に関し、第1ラインから
第(iー1)ラインまでは図5に示しているように、カ
ラーパターン制御回路7からテストパターン発生器9に
対してY成分に関してのみ画像形成を行なうようなテス
トパターン区間信号(“Y”テストパターン)が送出さ
れており、副走査方向について、その区間信号の間は、
上記の動作を繰返す。
第(iー1)ラインまでは図5に示しているように、カ
ラーパターン制御回路7からテストパターン発生器9に
対してY成分に関してのみ画像形成を行なうようなテス
トパターン区間信号(“Y”テストパターン)が送出さ
れており、副走査方向について、その区間信号の間は、
上記の動作を繰返す。
【0025】カラーパターン制御回路7では、V−制御
回路4からの副走査方向アドレスを常時モニタしてお
り、“Y”テストパターンが示す画像形成区間の終了時
点(第(iー1)ライン)で、テストパターン発生器9
に対して“Y”テストパターン生成をディスイネーブル
するよう制御する。テストパターン発生器9は、これに
より、それ以降のライン(第iライン)についてNOR
回路12とNOR回路13を介してのLBDR44への
画像形成動作を停止させる。
回路4からの副走査方向アドレスを常時モニタしてお
り、“Y”テストパターンが示す画像形成区間の終了時
点(第(iー1)ライン)で、テストパターン発生器9
に対して“Y”テストパターン生成をディスイネーブル
するよう制御する。テストパターン発生器9は、これに
より、それ以降のライン(第iライン)についてNOR
回路12とNOR回路13を介してのLBDR44への
画像形成動作を停止させる。
【0026】さて、カラープリンタ装置に於ては、トナ
ー色を変えて各ページの画像形成動作を繰返すことが基
本動作であるが、以下の説明も、この動作に基づく。
ー色を変えて各ページの画像形成動作を繰返すことが基
本動作であるが、以下の説明も、この動作に基づく。
【0027】即ち、トナー色が“Y(イエロ)”から
“M(マゼンタ)”に変更されると、“Y”テストパタ
ーン信号の代わりに、“M”テストパターン信号が用い
られ、上記説明した主走査方向の画像形成動作が実行さ
れる。そして、副走査方向に関しては、図5が示す画像
形成区間(第iライン〜第(jー1)ライン)につい
て、テストパターンが形成される。以下同様に、トナー
色が“C(シアン)”、“Bk(黒)”に変更された場
合にはそれぞれ、“C”(第jライン〜第(kー1)ラ
インが画像形成区間)、“Bk”テストパターン信号
(第kライン〜第Lラインが画像形成区間)が用いら
れ、上記説明した主走査方向に関する画像形成動作と副
操作方向に関する画像形成動作が実行される。
“M(マゼンタ)”に変更されると、“Y”テストパタ
ーン信号の代わりに、“M”テストパターン信号が用い
られ、上記説明した主走査方向の画像形成動作が実行さ
れる。そして、副走査方向に関しては、図5が示す画像
形成区間(第iライン〜第(jー1)ライン)につい
て、テストパターンが形成される。以下同様に、トナー
色が“C(シアン)”、“Bk(黒)”に変更された場
合にはそれぞれ、“C”(第jライン〜第(kー1)ラ
インが画像形成区間)、“Bk”テストパターン信号
(第kライン〜第Lラインが画像形成区間)が用いら
れ、上記説明した主走査方向に関する画像形成動作と副
操作方向に関する画像形成動作が実行される。
【0028】このように同じページ(あるいは、同じプ
リント用紙)に4回の画像形成動作を繰り返す。この結
果、図3に示すテストパターンゾーンに図4(a)に示
すテストパターンが、画像出力エリアに出力される通常
の画像の他に出力されることになる。
リント用紙)に4回の画像形成動作を繰り返す。この結
果、図3に示すテストパターンゾーンに図4(a)に示
すテストパターンが、画像出力エリアに出力される通常
の画像の他に出力されることになる。
【0029】以上の説明は、図4(a)で示すテストパ
ターンを出力する例についてであったが、図4(b)〜
図4(e)に示すようなテストパターンについても、同
様な処理が行なわれることは言うまでもない。特に、図
4(e)に示すテストパターンについては、V−制御回
路4から出力される副走査方向アドレスに従い、段階的
に濃度が変化するようなテストパターンをテストパター
ン発生器が保有するように装置を構成し、カラーパター
ン制御回路7からパターン指示に従ってそのパターンを
発生するようにできる。
ターンを出力する例についてであったが、図4(b)〜
図4(e)に示すようなテストパターンについても、同
様な処理が行なわれることは言うまでもない。特に、図
4(e)に示すテストパターンについては、V−制御回
路4から出力される副走査方向アドレスに従い、段階的
に濃度が変化するようなテストパターンをテストパター
ン発生器が保有するように装置を構成し、カラーパター
ン制御回路7からパターン指示に従ってそのパターンを
発生するようにできる。
【0030】従って本実施例に従えば、保守ツール(M
T)10からの指示に従って、入力された画像データを
用いて画像形成を行なう際に、同時にテストパターンデ
ータを発生し、その発生パターンデータに基づいたパタ
ーン画像を共に出力することができる。これによって、
容易な操作で通常のプリント時における出力濃度の状況
を正確に把握することができる。
T)10からの指示に従って、入力された画像データを
用いて画像形成を行なう際に、同時にテストパターンデ
ータを発生し、その発生パターンデータに基づいたパタ
ーン画像を共に出力することができる。これによって、
容易な操作で通常のプリント時における出力濃度の状況
を正確に把握することができる。
【0031】なお、本実施例ではプリント用紙でのテス
トパターンゾーンは画像出力エリアの外にあるように設
定した例について説明したが、本発明はこれによって限
定されるものではない。例えば、テストパターンゾーン
制御回路6の設定によってテストパターンゾーンが画像
出力エリア内にあるようにしても良いことは言うまでも
ない。
トパターンゾーンは画像出力エリアの外にあるように設
定した例について説明したが、本発明はこれによって限
定されるものではない。例えば、テストパターンゾーン
制御回路6の設定によってテストパターンゾーンが画像
出力エリア内にあるようにしても良いことは言うまでも
ない。
【0032】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、指
示手段による指示に従って、入力された画像データに基
づく第1の画像と発生されたテストパターンに基づく第
2の画像を同時に画像形成し、第2の画像は記録媒体上
の所定の位置に出力するので、簡単な操作によりすぐに
実際の入力データに基づく第1の画像と、テストパター
ンに基づく第2の画像とを比較し、出力画像の濃度状態
を正確に判断できるという効果がある。
示手段による指示に従って、入力された画像データに基
づく第1の画像と発生されたテストパターンに基づく第
2の画像を同時に画像形成し、第2の画像は記録媒体上
の所定の位置に出力するので、簡単な操作によりすぐに
実際の入力データに基づく第1の画像と、テストパター
ンに基づく第2の画像とを比較し、出力画像の濃度状態
を正確に判断できるという効果がある。
【0034】これは、例えば、記録剤の不足やそれ以外
の原因による出力画像の濃度状態の変化を即時的にとら
えた装置保守の質の向上にも寄与する。
の原因による出力画像の濃度状態の変化を即時的にとら
えた装置保守の質の向上にも寄与する。
【図1】本発明の代表的な実施例であるカラープリンタ
装置の概略構成を示すブロック図である。
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】信号処理部100の詳細な構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】プリント用紙に出力される通常の画像とテスト
パターンデータによるテストパターン画像の形成領域と
の関係を示す図である。
パターンデータによるテストパターン画像の形成領域と
の関係を示す図である。
【図4】モノカラー組合せのテストパターンの構成例を
示した図である。
示した図である。
【図5】主走査,副走査方向の動作タイミングを示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
1 ビデオインタフェース回路 2 多値処理回路 3 PWM回路 4 副走査制御回路 5 主走査制御回路 6 テストパターンゾーン制御回路 7 カラーパターン制御回路 8 マスキング処理回路 9 テストパターン発生器 10 保守ツール(MT) 11 OR回路 12,13 NOR回路 100 信号処理部
Claims (5)
- 【請求項1】 複数色の記録剤を用い、モノカラーもし
くはフルカラーで画像形成を行い記録媒体上に出力する
カラープリンタ装置であって、 テストパターンを発生する発生手段と、 前記テストパターンの出力を指示する指示手段と、 画像データを入力する入力手段と、 前記指示手段による指示に従って、前記入力された画像
データに基づく第1の画像と前記発生されたテストパタ
ーンに基づく第2の画像を同時に画像形成する画像形成
手段と、 前記指示手段による指示に従って、前記第1及び第2の
画像を同時に出力する出力手段と、 前記第2の画像を前記記録媒体上の所定の位置に出力す
るよう制御する制御手段とを有することを特徴とするカ
ラープリンタ装置。 - 【請求項2】 前記発生手段は複数のテストパターンを
発生し、 前期指示手段は前記複数のテストパターンから所望のパ
ターンを選択する選択手段を含むことを特徴とする請求
項1に記載のカラープリンタ装置。 - 【請求項3】 前記複数のテストパターンは、単一の記
録剤に基づいて形成されるパターン、複数の記録剤に基
づいて形成されるパターン、単一の記録剤の濃度を変化
させることによって形成されるパターンを含むことを特
徴とする請求項2に記載のカラープリンタ装置。 - 【請求項4】 前記複数の記録剤は、イエロ色のトナ
ー、マゼンタ色のトナー、シアン色のトナー、黒色のト
ナーを含むことを特徴とする請求項1に記載のカラープ
リンタ装置。 - 【請求項5】 前記第2の画像が出力される前記記録媒
体上の所定の位置とは、前記第1の画像の出力領域の
外、あるいは、内であることを特徴とする請求項1に記
載のカラープリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048513A JPH07256987A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | カラープリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6048513A JPH07256987A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | カラープリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07256987A true JPH07256987A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12805460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6048513A Withdrawn JPH07256987A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | カラープリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07256987A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0793148A3 (en) * | 1996-02-29 | 1998-09-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6048513A patent/JPH07256987A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0793148A3 (en) * | 1996-02-29 | 1998-09-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method |
US5933680A (en) * | 1996-02-29 | 1999-08-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method for optimizing an image formation condition |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |