JP3245291B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP3245291B2 JP00871894A JP871894A JP3245291B2 JP 3245291 B2 JP3245291 B2 JP 3245291B2 JP 00871894 A JP00871894 A JP 00871894A JP 871894 A JP871894 A JP 871894A JP 3245291 B2 JP3245291 B2 JP 3245291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置及び画像形
成方法に関し、例えば画像形成中に画像形成領域を制御
可能な画像形成装置及び画像形成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12に印刷可能領域の従来例を示す。
従来、印刷可能領域は用紙1に対して主走査方向の印刷
可能領域を決定するための信号2と副走査方向の印刷可
能領域を決定するための信号3によって決められてお
り、この値は予め用紙サイズによって決められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のカラ
ー画像形成装置(カラープリンタ)では、各色毎に印刷
領域を変えて印刷し各色毎の印刷特性を確認するテスト
パターン機能を実現しようとすると、テストパターン用
の画像データを格納するページメモリが必要であった。
そこで、本発明は、テストパターン用の画像データを格
納する特別のページメモリを用いることなくテストパタ
ーンの印刷を行うことが可能な画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的としてなされたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、コン
トローラから送信された画像データをマスキングするた
めのマスキング位置に関する値を保持する保持手段と、
前記保持手段により保持された値に基づいて、前記画像
データをマスキングするためのマスク信号を発生するマ
スク信号発生手段と、前記マスク信号発生手段より発生
されたマスク信号に基づいて、前記画像データをマスキ
ングするマスキング手段と、通常モードにおいて、記録
すべき用紙のサイズに対応する印刷可能領域の位置に関
する情報を前記保持手段に保持させることによって、前
記印刷可能領域外に前記画像データに基づくパターンを
形成しないように制御する第1制御手段と、テストモー
ドを指示する指示手段と、前記指示手段により前記テス
トモードが指示されたことに応じ、前記印刷可能領域の
内部であって且つ該印刷可能領域より狭い所定領域を表
す位置情報を前記保持手段に保持させるとともに、該所
定領域の内部においてレーザを常時駆動する様に制御し
てテストパターンを形成する第2制御手段とを備える。
【0005】
【0006】
【0007】
【作用】以上の構成において、画像形成装置は保持手段
に保持されたマスキング位置に関する値に基づいてマス
キング信号を発生し、画像データをマスキングする。そ
のとき、通常モードにおいては、用紙サイズに対応した
印刷可能領域の位置に関する情報が保持され、コントロ
ーラからの画像データをマスキングし、テストモードに
おいては、印刷可能領域の所定領域を表わす位置情報が
保持され、所定領域内においてレーザを常時駆動するこ
とでテストパターンを形成させることが可能である。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る一実
施例を詳細に説明する。 [第1実施例]図1に本発明に係る一実施例の回路構成
図を示す。本実施例においては、画像形成装置であるレ
ーザビームプリンタに適用した場合を例として以下の説
明を行う。しかし、本発明の適用されるのは以上の例に
限定されるものではなく、各種方式の印刷装置、複写
機、ファクシミリ装置等の画像を形成するあらゆる装置
に適用可能である。
【0009】図1において、201は所定のタイミング
で画像制御回路202内のレジスタ203の値を書き換
えてプリンタエンジン250よりの画像形成を制御する
CPUであり、プリンタエンジン250よりの画像形成
時の動作モードとして通常プリントモード、テストプリ
ントモード、画像濃度制御モードの3つの動作モードを
有しており、用紙サイズに応じた画像形成を制御する。
202は印刷画像を出力するべくプリンタエンジン25
0にレーザ駆動信号を出力する画像制御回路、250は
CPU201よりの制御に従い、画像制御回路202よ
りの画像信号に対応した画像を印刷出力するプリンタエ
ンジンである。
【0010】画像制御回路202において、203はC
PU201よりセツトされるデータに従いMKS、MK
E、PTS、PTEの各信号を出力するためのレジスタ
であり、MKS、MKE、PTS、PTEの各信号を出
力するレジスタ群より構成されている。MKSレジスタ
及びMKEレジスタはレーザ制御回路207に対する印
刷可能領域信号(MASK信号)の発生を制御するレジ
スタであり、PTSレジスタ及びPTEレジスタはテス
トパターン発生回路205に対する画像形成可能領域信
号(PATCH信号)の発生を制御するレジスタであ
る。
【0011】204はレジスタ203から送られてきた
MKS、MKE、PTS、PTEの各信号に従って画像
制御信号を発生する画像制御信号発生回路、205はC
PU201からレジスタ203にテストプリントを行う
命令(/TP)が送られてきたときに付勢されるテスト
パターン発生回路であり、画像制御信号発生回路204
でレジスタ203よりのPTS、PTE信号から作られ
画像形成可能領域信号(PATCH)で設定される領
域に例えば図2または図4等に示すテストパターンを発
生させる。
【0012】206はテストパターン発生回路205と
同様に、CPU201からレジスタ203に画像濃度制
御を行う命令(/DCON)が送られてきたときに付勢
される画像濃度制御パターン発生回路であり、画像制御
信号発生回路204でレジスタ203よりのPTS、P
TE信号から作られた画像形成可能領域信号(PATC
H)で設定される領域に例えば後述する図7に示すよう
な画像濃度制御パターンを発生させる。
【0013】207は、画像制御信号発生回路204で
MKS、MKE信号から作られた用紙サイズに応じた絶
対的な主走査印刷可能領域(MASK)とCPU201
からレジスタ203に送られてくる副走査印刷可能領域
(TOPE)で制御される印刷可能領域内でテストパタ
ーン、画像濃度制御パターンを印刷するためのプリンタ
エンジン250へのレーザ制御用信号を発生させるレー
ザ制御回路である。
【0014】そして以上の構成を備え、CPU201は
通常動作モードにおいては、印刷出力する範囲を決定す
印刷可能領域は用紙サイズに従って一義的に定まる図
12に示すような従来と同様の領域に固定して印刷可能
領域の変更は行わない。このため、レジスタ203への
設定値は予め定めた用紙サイズにより定まる一定の値を
セツトすることになる。レーザ制御回路207からはテ
ストパターン(TPAT)、画像濃度制御パターン(D
PAT)、あるいはコントローラから送られてくる画像
データ(VDATA)のいずれかに対応したレーザ制御
信号を出力し、該信号に対応した画像形成が行われる。
この通常動作モードは一般的な印刷装置等の画像形成と
同様である。
【0015】次に、以上の構成を備える本実施例装置に
おける通常動作モードではない、画像形成可能領域の変
更を行う動作モードにおけるテストパターン、画像濃度
制御パターンの発生方法について説明する。 <図2のテストパターン出力動作の説明>図2は本実施
例の画像形成装置におけるテストモード時におけるテス
トパターンの形成例を示す図であり、図3は図2に示す
テストパターンを出力するための画像制御信号の設定方
法を示すフローチャートである。以下、図2に示すテス
トパターンを画像形成して出力する動作を、図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0016】CPU210は、不図示の操作部等よりの
指示入力に従って“テストモード1”が指定されると、
この指示入力に従い図3に示すテストプリントモード1
での制御動作を実行する。先ずステップS1でテストプ
リントモード1に入ったことを確認したら、ステップS
2に進む。CPU201は、ステップS2でプリンタエ
ンジン250に記録用紙の第1の色(マゼンタ)での画
像形成位置までの搬送を指示すると共に、記録用紙が搬
送されて副走査方向における印刷可能領域が印刷許可
(TRUE)になる前にPATCH信号が図2に示すP
ATCH(M)信号となるように、PTS、PTEのレ
ジスタを書き換える。そして、副走査方向の印刷可能領
域が印刷不許可(FALSE)になるまでPATCH
(M)信号で印刷を許可された領域に印刷を続ける。
【0017】CPU201はその後ステップS3で紙後
端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙の
後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙後
端が検出されたらステップS3よりステップS4に進
み、第2の色(シアン)での画像形成位置まで記録用紙
が搬送され次に副走査方向印刷可能領域が印刷許可にな
る前に、PATCH信号が図2に示すPATCH(C)
信号となるように、PTS、PTEのレジスタを書き換
える。そして、副走査方向の印刷可能領域が印刷不許可
になるまでPATCH(C)信号で印刷を許可された領
域に印刷を続ける。
【0018】CPU201はその後ステップS5で紙後
端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙の
後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙後
端が検出されたらステップS5よりステップS6に進
み、第3の色(イエロー)での画像形成位置まで記録用
紙が搬送され次に副走査方向印刷可能領域が印刷許可に
なる前に、PATCH信号が図2に示すPATCH
(Y)信号となるように、PTS、PTEのレジスタを
書き換える。そして、副走査方向の印刷可能領域が印刷
不許可になるまでPATCH(Y)信号で印刷を許可さ
れた領域に印刷を続ける。この時、レーザ制御回路20
7は画像形成可能領域では常時レーザを駆動して当該色
に対するベタ印刷を行う様に制御してもよいが、ここに
特定濃度のパターン等を形成しようとする場合には、濃
度データDENSにより、濃度に対応したDPAT信号
を出力し、この信号に従ってレーザ制御信号を制御する
ようにすればよい。以下全て同様である。
【0019】CPU201はその後ステップS7で紙後
端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙の
後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙後
端が検出されたらステップS7よりステップS8に進
み、第4の色(ブラック)での画像形成位置まで記録用
紙が搬送され次に副走査方向印刷可能領域が印刷許可に
なる前に、PATCH信号が図2に示すPATCH(B
k)信号となるように、PTS、PTEのレジスタを書
き換える。そして、副走査方向の印刷可能領域が印刷不
許可になるまでPATCH(Bk)信号で印刷を許可さ
れた領域に印刷を続ける。
【0020】CPU201はその後ステップS9で紙後
端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙の
後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙後
端が検出されBkの印刷が終了したところでステップS
10に進み、PTS、PTEのレジスタをCPU201
によってデフォルト値に書き換える。その後プリンタエ
ンジン250は画像形成の終了した記録用紙を出力する
ことになる。
【0021】ここで、印刷順はM、C、Y、Bkとなっ
ており、色帯の順は左からBk、M、C、Yとなってい
るが、この順番は変更しても差し支えない。以上の様
に、本実施例によれば、記録用紙の縦に異なる色の帯で
のテストプリント等が特別のページメモリ等を要するこ
となく可能となる。 <図4のテストパターン出力動作の説明>図4に示すテ
ストパターンを画像形成して出力する動作を、図5及び
図6のフローチャートを参照して以下に説明する。
【0022】図4は本実施例の画像形成装置におけるテ
ストモード2時におけるテストパターン2の形成例を示
す図であり、図5及び図6はテストパターン2を出力す
るための画像制御動作を示すフローチャートである。C
PU210は、不図示の操作部等よりの指示入力に従っ
て“テストモード2”が指定されると、この指示入力に
従い図5に示すテストプリントモード2での制御動作を
実行する。先ずステップS11でテストプリントモード
2に入ったことを確認したら、ステップS12に進む。
CPU201は、ステップS12でプリンタエンジン2
50に記録用紙の画像形成位置までの搬送を指示すると
共に、記録用紙が搬送されて副走査方向における印刷可
能領域が印刷許可(TRUE)になりTOPE信号が図
4に示すTOPE(M)の最初のイネーブル領域(図4
のマゼンタ先端)になるのを待つ。
【0023】そしてTOPE(M)の最初のイネーブル
領域である第1の所定位置に来るとステップS12より
ステップS13に進み、CPU201は図4に示す様
に、レジスタ203を書き換えTOPE(M)信号をオ
ンにする。次にステップS14で最初のイネーブル区間
が終了(図4のブルー後端)するまでTOPE(M)信
号をオンし続ける。最初のイネーブル区間が終了したら
ステップS14よりステップS15に進み、TOPE
(M)信号をオフする。
【0024】次にステップS16で第2のイネーブル領
域(図4のレッド先端)になるのを持つ。そしてTOP
E(M)の第2のイネーブル領域である第2の所定位置
に来るとステップS16よりステップS17に進み、C
PU201は図4に示す様に、レジスタ203を書き換
えTOPE(M)信号をオンにする。次にステップS1
8で第2のイネーブル区間が終了(図4のレッド後端)
するまでTOPE(M)信号をオンし続ける。第2のイ
ネーブル区間が終了したらステップS18よりステップ
S19に進み、TOPE(M)信号をオフする。
【0025】CPU201は、続くステップS20でプ
リンタエンジン250が記録用紙を搬送し、副走査方向
における印刷可能領域が印刷許可になりTOPE信号が
図4に示すTOPE(C)のイネーブル領域(図4のブ
ルー先端)になるのを待つ。そしてTOPE(C)のイ
ネーブル領域であるシアンの所定位置に来るとステップ
S20よりステップS21に進み、CPU201は図4
に示す様に、レジスタ203を書き換えTOPE(C)
信号をオンにする。次にステップS22でシアンのイネ
ーブル区間が終了(図4のグリーン後端)するまでTO
PE(C)信号をオンし続ける。シアンのイネーブル区
間が終了したらステップS22よりステップS23に進
み、TOPE(C)信号をオフする。
【0026】CPU201は、続くステップS24でプ
リンタエンジン250が記録用紙を搬送し、副走査方向
における印刷可能領域が印刷許可になりTOPE信号が
図4に示すTOPE(Y)のイネーブル領域(図4のグ
リーン先端)になるのを待つ。そしてTOPE(Y)の
イネーブル領域であるイエローの所定位置に来るとステ
ップS24よりステップS25に進み、CPU201は
図4に示す様に、レジスタ203を書き換えTOPE
(Y)信号をオンにする。次にステップS26でイエロ
ーのイネーブル区間が終了(図4のレッド後端)するま
でTOPE(Y)信号をオンし続ける。イエローのイネ
ーブル区間が終了したらステップS26よりステップS
27に進み、TOPE(Y)信号をオフする。
【0027】CPU201は、続くステップS28でプ
リンタエンジン250が記録用紙を搬送し、副走査方向
における印刷可能領域が印刷許可になりTOPE信号が
図4に示すTOPE(Bk)のイネーブル領域(図4の
ブラック先端)になるのを待つ。そしてTOPE(B
k)のイネーブル領域であるブラックの所定位置に来る
とステップS28よりステップS29に進み、CPU2
01は図4に示す様に、レジスタ203を書き換えTO
PE(Bk)信号をオンにする。次にステップS30で
ブラックのイネーブル区間が終了(図4のブラック後
端)するまでTOPE(Bk)信号をオンし続ける。ブ
ラックのイネーブル区間が終了したらステップS30よ
りステップS31に進み、TOPE(Bk)信号をオフ
して処理を終了する。その後プリンタエンジン250は
画像形成の終了した記録用紙を出力することになる。
【0028】ここで、印刷順がM、C、Y、Bkに、色
帯の順がM、B、C、G、Y、R、Bkに、また、転写
ドラム1回転で副走査方向の印刷可能領域が2箇所ある
色がMになっているが、この順番、印刷可能領域が2箇
所以上存在しても構わない。以上の様に、本実施例によ
れば、記録用紙の横に異なる色の帯でのテストプリント
等が特別のページメモリ等を要することなく可能とな
る。
【0029】<画像濃度制御パターン出力動作の説明>
図7は本実施例装置における画像濃度制御モードでの出
力パターンの一例であり、プリンタエンジン250には
転写ドラム252中央上の画像の画像濃度を取り込むよ
うに濃度センサ251が取り付けられており、パッチパ
ターンが等間隔で印刷される場合の例である。図7に示
す画像濃度制御パターンを画像形成して出力する動作を
図8のフローチャートを参照して以下に説明する。
【0030】CPU210は、不図示の操作部等よりの
指示入力に従って“画像濃度制御モード”が指定される
と、この指示入力に従い図7に示す画像濃度制御モード
での制御動作を実行する。先ずステップS41で画像濃
度制御モードに入ったことを確認したら、ステップS4
2に進む。CPU201は、ステップS42でプリンタ
エンジン250に記録用紙の画像形成位置までの搬送を
指示すると共に、記録用紙が搬送されて副走査方向にお
ける印刷可能領域が印刷許可(TRUE)になる前にP
ATCH信号が図7に示すタイミングとなるように、P
TS、PTEのレジスタを書き換える。
【0031】そして、ステップS43で副走査方向の最
初のPATCH所定位置となるのを待つ。副走査方向の
最初のPATCH所定位置を確認するとステップS43
よりステップS44に進み、CPU201はレジスタ2
03に所定データをセツトしてTOPE信号をオンとす
る。CPU201はその後ステップS45で最初のPA
TCH区間終了を検出するまでTOPE信号をオンし続
ける。
【0032】最初のPATCH区間終了を検出するとス
テップS45よりステップS46に進み、レジスタ20
3に所定データをセツトしてTOPE信号をオフする。
そして続くステップS47において、TOPE信号をオ
ンしたPATCH区間が最後のPATCH区間か否かを
調べる。まだPATCH区間が最後のPATCH区間で
なくPATCHを書かなければならない場合にはステッ
プS43に戻り、次のPATCH位置でのTOPE信号
のオン・オフ制御を行う。
【0033】このようにして順次PATCH区間毎にT
OPE信号のオン・オフ制御を行ない最後のPATCH
区間でのTOPE信号のオン・オフ制御が終了した場合
にはステップS47よりステップS48に進み、PT
S、PTEのレジスタをCPU201によってデフォル
ト値に書き換える。その後プリンタエンジン250は画
像形成の終了した記録用紙を出力することになる。
【0034】以上説明した様に本実施例によれば、例え
ばテストモード動作時等に画像形成中に画像形成可能領
域を変更することが可能となり、画像形成態様に適した
必要画像形成領域が確保でき、無駄に画像形成する領域
をなくすことができる。このため、例えば記録用紙の縦
または横に異なる色の帯でのテストプリント等が特別の
ページメモリ等を要することなく可能となるほか、図7
に示すような特定領域のみのテストプリントも特別のビ
ットメモリ等を備えることなく行うことが可能となる。
【0035】[第2の実施例]以上説明した第1の実施
例では、画像制御信号発生回路204は用紙サイズに応
じた絶対的な主走査印刷可能領域(MASK)を出力す
るのみであり、MASK信号は主走査印刷可能領域内で
任意にオン/オフすることはできなかった。しかし、所
定の色単位でMASK信号を割り当て、主走査印刷可能
領域内で任意にオン/オフ制御可能とすることにより、
簡単な制御で更に多様な縦方向に区切ったテストパター
ンの出力が可能となる。この様に制御する本発明に係る
第2実施例を以下説明する。
【0036】図9は本発明に係る一実施例の構成を示す
ブロック図であり、上述した図1に示す第1の実施例と
同様構成には同一番号を付し、詳細説明を省略する。図
9において904はレジスタ203から送られてきたM
KS、MKE、PTS、PTEによって対応付けられた
画像制御信号を発生する画像制御信号発生回路、905
はCPU201からレジスタ203にテストプリントを
行う命令(/TP)が送られてきたときに、画像制御信
号発生回路904より出力されるMKS、MKE信号か
ら作られた印刷可能領域信号(MASK)と、PTS、
PTE信号から作られた画像形成可能領域信号(PAT
CH)で設定される領域に、テストパターンを発生させ
るためのテストパターン発生回路である。
【0037】907は画像制御信号発生回路904でM
KS、MKE信号から作られた主走査印刷可能領域(M
ASK)、PTA、PTE信号から作られた主走査画像
形成可能領域信号(PATCH)及び、CPU901か
らレジスタ203に送られてくる副走査印刷可能領域
(TOPE)で制御される印刷可能領域内で、テストパ
ターン、画像濃度制御パターンを印刷するためのレーザ
制御用信号を発生させるレーザ制御回路である。
【0038】次に、以上の構成を備える第2実施例装置
において、濃度制御パターンの画像形成及び出力制御は
上述した第1実施例と同様で足りる。以下は第2実施例
におけるテストパターンの発生方法について説明する。 <図10のテストパターン出力動作の説明>図10は図
9に示す第2実施例の画像形成装置におけるテストモー
ド時におけるテストパターンの形成例を示す図であり、
図11は図10に示すテストパターンを出力するための
画像制御信号の設定方法を示すフローチャートである。
以下、図10に示すテストパターンを画像形成して出力
する動作を図11のフローチャートを参照して以下に説
明する。CPU210は、不図示の操作部等よりの指示
入力に従って“テストモード”が指定されると、この指
示入力に従い図10に示すテストプリントモードでの制
御動作を実行する。先ずステップS51でテストプリン
トモード1に入ったことを確認したら、ステップS52
に進む。CPU201は、ステップS52でプリンタエ
ンジン250に記録用紙の第1の色(マゼンタ)での画
像形成位置までの搬送を指示すると共に、記録用紙が搬
送されて副走査方向における印刷可能領域が印刷許可
(TRUE)になる前にMASK(M)信号、PATC
H(M)信号が図10に示すMASK(M)信号、PA
TCH(M)信号となるように、MKS、MKE、PT
S、PTEのレジスタを書き換える。そして、副走査方
向の印刷可能領域が印刷不許可(FALSE)になるま
でMASK(M)信号、PATCH(M)信号で印刷を
許可された領域に印刷を続ける。
【0039】CPU201はその後ステップS53で紙
後端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙
の後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙
後端が検出されたらステップS53よりステップS54
に進み、第2の色(シアン)での画像形成位置まで記録
用紙が搬送され次に副走査方向印刷可能領域が印刷許可
になる前に、MASK信号、PATCH信号のそれぞれ
が図10に示すMASK(C、Y、Bk)信号、PAT
CH(C)信号となるように、MKS、MKE、PT
S、PTEのレジスタを書き換える。そして、副走査方
向の印刷可能領域が印刷不許可になるまでPATCH
(C)信号で印刷を許可された領域に印刷を続ける。
【0040】CPU201はその後ステップS55で紙
後端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙
の後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙
後端が検出されたらステップS55よりステップS56
に進み、第3の色(イエロー)での画像形成位置まで記
録用紙が搬送され次に副走査方向印刷可能領域が印刷許
可になる前に、MASK信号、PATCH信号のそれぞ
れが図10に示すMASK(C、Y、Bk)信号、PA
TCH(Y)信号となるように、MKS、MKE、PT
S、PTEのレジスタを書き換える。そして、副走査方
向の印刷可能領域が印刷不許可になるまでPATCH
(Y)信号で印刷を許可された領域に印刷を続ける。
【0041】CPU201はその後ステップS57で紙
後端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙
の後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙
後端が検出されたらステップS57よりステップS58
に進み、第4の色(ブラック)での画像形成位置まで記
録用紙が搬送され次に副走査方向印刷可能領域が印刷許
可になる前に、MASK信号、PATCH信号のそれぞ
れが図10に示すMASK(C、Y、Bk)信号、PA
TCH(Bk)信号となるように、MKS、MKE、P
TS、PTEのレジスタを書き換える。そして、副走査
方向の印刷可能領域が印刷不許可になるまでPATCH
(Bk)信号で印刷を許可された領域に印刷を続ける。
【0042】CPU201はその後ステップS59で紙
後端が検出され、プリンタエンジン250より記録用紙
の後端検出信号が送られて来るのを監視する。そして紙
後端が検出されBkの印刷が終了したところでステップ
S60に進み、MKS、MKE、PTS、PTEのレジ
スタをCPU201によってデフォルト値に書き換え
る。その後プリンタエンジン250は画像形成の終了し
た記録用紙を出力することになる。
【0043】ここで、印刷順はM、C、Y、Bkとなっ
ており、色帯の順は左からM、B、C、G、Y、R、B
kとなっているが、この順番は変更しても差し支えな
い。以上の様に、本実施例によれば、記録用紙の縦に異
なる色の帯でのテストプリント等が特別のページメモリ
等を要することなく簡単な制御で可能となる。以上説明
した様に上述した各実施例によれば、従来の用紙サイズ
によって固定された主走査印刷可能領域制御信号に加え
て印刷中に変更可能な画像形成可能領域制御信号を設け
ることにより、必要な部分だけ印刷することを可能に
し、副走査印刷可能領域制御信号を特定モード時に変更
可能にすることにより、色毎の印刷可能領域を設定可能
にするものである。
【0044】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明は、システム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
ストパターン用の画像データを格納する特別のページメ
モリを用いることなくテストパターンの印刷を行うこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の回路構成図である。
【図2】本実施例におけるテストパターン1の一例及び
該パターン形成タイミングを示す図である。
【図3】図2に示すテストパターン1を出力する動作を
示すフローチャートである。
【図4】本実施例におけるテストパターン2の一例及び
該パターン形成タイミングを示す図である。
【図5】図4に示すテストパターン2を出力する動作を
示すフローチャートである。
【図6】図4に示すテストパターン2を出力する動作を
示すフローチャートである。
【図7】本実施例における画像濃度制御パターンの一例
及び該パターン形成タイミングを示す図である。
【図8】図7に示す画像濃度制御パターンを出力する動
作を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る第2の実施例の回路構成図であ
る。
【図10】第2実施例におけるテストパターンの一例及
び該パターン形成タイミングを示す図である。
【図11】図10に示すテストパターンを出力する動作
を示すフローチャートである。
【図12】従来の印刷可能領域と印刷可能領域を制御す
る信号の例である。
【符号の説明】
2 主走査印刷可能領域制御信号 3 副走査印刷可能領域制御信号 201 CPU 202,902 画像制御回路 203 レジスタ 204,904 画像制御信号発生回路 205,905 テストパターン発生回路 206 画像濃度制御パターン発生回路 207,907 レーザ制御回路 250 プリンタエンジン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントローラから送信された画像データ
    をマスキングするためのマスキング位置に関する値を保
    持する保持手段と、 前記保持手段により保持された値に基づいて、前記画像
    データをマスキングするためのマスク信号を発生するマ
    スク信号発生手段と、 前記マスク信号発生手段より発生されたマスク信号に基
    づいて、前記画像データをマスキングするマスキング手
    段と、 通常モードにおいて、記録すべき用紙のサイズに対応す
    る印刷可能領域の位置に関する情報を前記保持手段に保
    持させることによって、前記印刷可能領域外に前記画像
    データに基づくパターンを形成しないように制御する第
    1制御手段と、 テストモードを指示する指示手段と、 前記指示手段により前記テストモードが指示されたこと
    に応じ、前記印刷可能領域の内部であって且つ該印刷可
    能領域より狭い所定領域を表す位置情報を前記保持手段
    に保持させるとともに、該所定領域の内部においてレー
    ザを常時駆動する様に制御してテストパターンを形成す
    る第2制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記所定領域を各色毎に異ならしめたこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 コントローラから送信される画像データ
    を受信する受信工程と、 画像データをマスキングするためのマスキング位置に関
    する値を保持手段より取得し、該値に基づいて、受信さ
    れた前記画像データをマスキングするためのマスク信号
    を発生するマスク信号発生工程と、 前記マスク信号発生工程において発生されたマスク信号
    に基づいて、前記画像データをマスキングするマスキン
    グ工程と、 通常モードにおいて、記録すべき用紙のサイズに対応す
    る印刷可能領域の位置に関する情報を前記保持手段に保
    持させることによって、前記印刷可能領域外に前記画像
    データに基づくパターンを形成しないように制御する第
    1制御工程と、 テストモードを指示する指示工程と、 前記指示工程において前記テストモードが指示されたこ
    とに応じ、前記印刷可能領域の内部であって且つ該印刷
    可能領域より狭い所定領域を表す位置情報を前記保持手
    段に保持させるとともに、該所定領域の内部においてレ
    ーザを常時駆動する様に制御してテストパターンを形成
    する第2制御工程とを備えたことを特徴とする画像形成
    方法。
  4. 【請求項4】 前記所定領域を各色毎に異ならしめたこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像形成方法。
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