JPH09292744A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH09292744A
JPH09292744A JP9033813A JP3381397A JPH09292744A JP H09292744 A JPH09292744 A JP H09292744A JP 9033813 A JP9033813 A JP 9033813A JP 3381397 A JP3381397 A JP 3381397A JP H09292744 A JPH09292744 A JP H09292744A
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JP9033813A
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Masaru Nishimura
賢 西村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字領域に比べて下地濃度の変化の少ない非
印字領域に濃度測定用画像を形成することにより下地濃
度の変化に基づく測定精度の低下を防ぐことを目的とす
る。 【解決手段】 電子写真方式によって画像担持体上に画
像を形成する画像形成装置において、前記画像担持体上
の非印字領域に濃度測定用画像を形成させる濃度測定用
画像形成手段と、前記濃度測定用画像を測定する測定手
段と、前記測定手段の測定結果に基づき前記画像形成装
置における画像形成条件を制御する画像形成条件制御手
段とを有することを特徴とする画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の状
態に応じて画像形成条件を制御する画像処理装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下添付図面に基づいて従来の技術を説
明する。図7は多色画像形成装置の断面図面であり、図
示のように装置Aには感光ドラム1、帯電器3があり、
更に感光ドラム1の左側には、複数個の現像器4a、4
b、4c、4dを回転可能な支持体4で支持されてい
る。また、感光ドラム1の右側には複数色のトナー像を
同時に担持する中間転写体5が備えられている。以上の
構成において、感光ドラム1は不図示の駆動手段によっ
て図示矢印方向に駆動される。
【0003】次に、装置本体内の上方には、露光装置を
構成するレーザーダイオード12、高速モーター13に
よって回転駆動される多面鏡14、レンズ15、及び折
り返しミラー16が配置される。
【0004】前述のレーザダイオード12にはイエロー
(以下、Yと略す)の画像を表す信号が入力されると、
光路17を通ってイエローの画像に対応した光情報が感
光ドラム1に照射され、潜像が形成される。さらに、感
光ドラム1が矢印方向に進むと、この潜像は現像装置4
aによってイエロートナーで可視化される。感光ドラム
1上のトナー像は、その後、中間転写体5上に転写され
る。
【0005】以上の行程をマゼンダ(以下、Mと略
す)、シアン(以下、Cと略す)、ブラック(以下、B
と略す)と行うことによって中間転写体5上には複数色
のトナーによるフルカラー画像が形成される。その後、
中間転写体5上の複数色のトナー像が転写帯電器6を配
した転写部位に到来すると、この位置で中間転写体5上
のトナー像は、このときまでに転写部位側に供給されて
いる転写材に転写される。更に定着装置9によって表面
のトナー像は溶融固着されカラー画像が得られる。
【0006】一方、感光ドラム1上に残留したトナーは
ファーブラシ、ブレード手段等のクリーニング装置11
によって清掃される。また中間転写体5上のトナーもフ
ァーブラシ、ウエブ等の中間転写体5の表面を摺擦する
ことでトナーを除去する中間転写体用のクリーニング装
置10によって清掃される。
【0007】ところで、上述した多色画像形成装置は、
使用する環境プリント枚数等の諸条件によって画像濃度
が変動すると、本来の正しい色調が得られなくなってし
まう。そこで、従来、画像形成時における画像の状況を
判断するため、像担持体上に各色濃度検知用のトナー画
像(以下、パッチと記す)を試験的に形成し、その濃度
を自動的に検知し、この検知結果を露光量、現像バイア
ス等のプロセス条件やγ補正等の色処理で制御される画
像形成条件にフィードバックし、本来のカラー画像を形
成すべく濃度制御を行い、安定した画像を得ていた。
【0008】このときにパッチの形成方法としては、図
9に示されるように、画像書き出し位置から各色のパッ
チが順次形成されて全て印字領域内に収まるようにする
方法が一般的であった。
【0009】従来このパッチの濃度を検知する濃度セン
サは、図8における2の様な構成のものが多く使用され
ている。発光素子102に赤外線LEDを使用して中間
転写体5上のY、M、C、Bkトナー(パッチ)に赤外
光を照射し、その反射光を受光素子101で検知し電気
信号に変換を行う。前記濃度センサは発光素子102と
受光素子101の取り付け角度が異なっており受光素子
101はパッチ105A、105Bからの乱反射光を測
定する。この構成の利点として、発光素子と受光素子が
一対でY、M、C、Bk全てのトナーの検知が可能にな
ることが挙げられる。また、欠点としては、Y、M、C
トナーパッチとBkトナーパッチで濃度センサの出力特
性が異なることが挙げられる。このため、センサ出力を
濃度に変換するにはY、M、CトナーとBkトナーで異
なるシーケンスが必要となる。
【0010】その他の濃度センサの構成として、Y、
M、Cトナーの各スペクトルに対応した3色の発光素子
とそれに対応する受光素子を用意して、それぞれに対応
するパッチの濃度を検知する構成が考えられる。この構
成の利点として、4種類のトナーが全て同じ濃度センサ
の出力特性を持つことが挙げられる。このため、センサ
出力を濃度に変換するシーケンスは1種類ですむことに
なる。また、欠点としては、発光素子と受光素子が3対
必要になるため、大幅なコストアップとなり、またサイ
ズも大きくなることである。そのため、このような構成
は多色画像形成装置内の濃度センサにはほとんど用いら
れていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、中間転写体
5の表面のクリーニングを行う際に全てのトナーが完全
に除去されるわけではなく、除去されないトナーが徐々
に蓄積して表面色の変化を引き起こし、反射率の低下を
まねくことが本願発明者により確認された。そして濃度
検知の結果はトナーの乗っている下地の反射率(濃度検
知に用いる光に対する反射率)によって大きく異なるの
で、濃度測定値も経時的に変化してしまうという問題が
生じることがわかった。
【0012】図6は反射率の異なる3種類の中間転写体
上のA、B、Cでパッチを測定した場合のトナーの濃度
と濃度センサの出力の関係を示したものである。これら
の中間転写体の反射率はA、B、Cと順に低くなってい
る。また、Y、M、Cトナーに関しては、同様な測定結
果が得られるので、ここではMトナーを代表として図6
に掲載する。
【0013】図6より、中間転写体の反射率が下がると
Bkトナーの濃度センサ出力のダイナミックレンジは狭
くなることがわかる。これは、Bkトナーの濃度検知精
度の減少を意味する。
【0014】即ち、クリーニングによって除去されない
トナーの蓄積に基づく下地濃度が高くなるにつれ、中間
転写体の反射率が下がり、Bkトナーのコントラストを
高精度に検出することができなくなる。
【0015】同様の問題は上述の様な中間転写体を有す
るタイプ(一括転写型)のプリンタに限らず、感光体上
のトナー像を色毎に順次紙上に重ね合わせていくタイプ
(多重転写型)のプリンタにおいても生じ得る。
【0016】また他方、中間転写体上へのパッチの形成
とパッチの濃度の測定シーケンスについては、中間転写
体を用いるタイプのプリンタに固有の効率の良い方法が
望まれていた。
【0017】本願は上述の点に鑑みて成されたものであ
り、印字領域に比べて下地濃度の変換少ない非印字領域
に濃度測定用画像を形成することにより、下地濃度の変
化に基づく測定精度の低下を防ぐことを目的とする。
【0018】また、本願は、記録材の特性に対応して高
精度の測定を行うことができるようにすることを他の目
的とする。
【0019】また、本願は、下地濃度を平均化させるこ
とにより高精度の最適化処理を行うことを更なる目的と
する。
【0020】また、本願は、中間転写体を持つタイプの
画像形成装置における濃度測定用画像の測定方法の改良
を別の目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明は、電子写真方式によって画像担
持体上に画像を形成する画像形成装置において、前記画
像担持体上の非印字領域に濃度測定用画像を形成する濃
度測定用画像形成手段と、前記濃度測定用画像を測定す
る測定手段と、前記測定手段の測定結果に基づき前記画
像形成装置における画像形成条件を制御する画像形成条
件制御手段とを有することを特徴とする。
【0022】また、第2の発明は、電子写真方式によっ
て画像担持体上に画像を形成する画像形成装置におい
て、前記画像担持体上の非印字領域に第1の記録剤を用
いて第1の濃度測定用画像を形成し、該画像担持体上の
印字領域に前記第1の記録剤とは異なる第2の記録剤を
用いて第2の濃度測定用画像を形成する濃度測定用画像
形成手段と、前記第1の濃度測定用画像及び前記第2の
濃度測定用画像を測定する測定手段と、前記測定手段の
測定結果に基づき前記画像形成装置における前記第1の
記録剤及び第2の記録剤に対応する画像形成条件を制御
する画像形成条件制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0023】また、第3の発明は、画像形成手段の出力
特性の変化に応じて画像形成条件を最適化する最適化処
理する画像処理装置であって、複数の異なる階調を有す
る濃度測定用画像を形成する濃度測定用画像形成手段
と、前記濃度測定用画像を測定する測定手段と、前記測
定手段の結果に基づき画像形成条件を最適化する画像形
成条件最適化手段とを有し、前記濃度測定用画像形成手
段は、前記複数の異なる階調を有する濃度測定用画像の
形成順序を最適化処理ごとに任意に設定することを特徴
とする。
【0024】また、第4の発明は、複数色の記録剤によ
り形成される画像を同時に担持する中間転写体と、該中
間転写体に担持された画像を記録媒体に転写する転写体
とを有する画像形成装置において、前記中間転写体に濃
度測定用画像を形成する濃度測定用画像形成手段と、前
記濃度測定用画像を測定する測定手段とを有し、前記測
定手段は、前記中間転写体上に複数色の濃度測定用画像
が形成された状態で測定を行うことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる多色画像形
成装置を図面に則して更に詳しく説明する。尚、次に説
明する実施例では、本発明は図6に示す多色画像形成装
置に具現化されるものとする。従って、多色画像形成装
置の全体的構成、機能についての詳しい説明は省略す
る。
【0026】(実施形態1)図1は、本発明の一実施形
態を示す多色画像形成装置のブロック構成を示す図であ
る。図1において多色画像形成装置100は、感光媒体
である感光ドラム1、現像器4、中間転写体5、濃度測
定手段である濃度検知センサ2、上記構成部を制御する
CPU部60、外部装置のホストコンピュータ80から
の通信を受けてM、C、Y、Bk、の4色について夫々
8bitの濃度情報を持つ入力データ(以下ビデオデー
タ)を受信し、画像処理すると共にCPU部60からの
信号を受けてホストコンピュータ80にプリンタ状況な
どを通信する等の通信制御を行うコントローラ70を備
えている。尚、ホストコンピュータ80に対する入力は
操作者がデータキーボードやマウス等の入力手段90を
介して行う。
【0027】図2にコントローラ70が行う濃度制御を
含む画像信号処理を行う画像処理部の構成を示す。
【0028】ホストコンピュータ80から入力されるR
GB形式の画像信号は、まず色変換部201でCMY信
号への変換が施される。そして次に黒生成部202にお
いて、CMY信号からBk信号が生成される。このよう
にして生成されたCMYBk信号は、ガンマ補正部20
3においてLUT2031を用いた濃度階調補正が施さ
れた後、パルス幅変調部204においてパルス幅変調が
施され、レーザダイオード12の駆動信号を発生する。
【0029】205はパターンジェネレータであり、本
実施例における画像形成条件制御のための各色のグラデ
ーションパッチデータを発生する。209はLUT算出
部であり、CPU206を介して濃度センサ2による下
地及びパッチの測定濃度値に基づいて、ガンマ補正部2
03内のLUT2031を適切に算出し、更新する。2
06は画像信号処理部の構成を統括的に制御するCPU
であり、ROM207に格納された制御プログラムに従
って動作する。208はRAMであり、CPU206の
作業領域として使用される。尚、例えばLUT2031
と設定されるデータはRAM208内に予め保持しても
良い。
【0030】本実施形態における画像形成条件を最適化
する処理を以下に説明する。この処理に係るフローチャ
ートを図4に示す。
【0031】まず濃度検知センサ2を用いて、中間転写
体5表面上のパッチの下地となる地点(印字領域及び非
印字領域)の濃度を測定し、その情報をCPU部60内
のRAMに格納しておく(S20)。次に、感光ドラム
1上にY(イエロー)トナーでグラデーションパッチが
作成される。その後、感光ドラム1から中間転写体5に
パッチが転写される。以下、同様にM(マゼンタ)、C
(シアン)トナーについても同様にパッチを作成し、先
に転写したYパッチの後に続けて転写する。
【0032】最後にBk(ブラック)トナーでパッチを
作成する(S30)。Bkトナーパッチの中間転写体5
上への作成場所を図3に示す。Bkパッチは直前に作成
されたCトナーパッチのすぐ後ろではなく、通常、印字
のためのトナー像形成を行わない非印字領域に作成され
る。なお、本実施例における非印字領域とは中間転写体
上の印刷可能な最大紙サイズの印刷範囲の外にある領域
である。その後、感光ドラム1から中間転写体5にBk
パッチを転写する(S30)。
【0033】そして、図8のように中間転写体5上に潜
像された有彩色(Y、M、C)パッチ及びBkパッチの
濃度を濃度検知センサ2を用いて測定し、RAMに格納
する(S40)。
【0034】S20によって測定された印字領域及び非
印字領域夫々の下地の濃度と、S40で測定された有彩
色パッチ及びBkパッチの濃度に基づき画像形成条件を
最適化する(S50)。
【0035】即ち、印字領域の下地濃度とY、M、C各
色の複数の異なる階調を有するパッチの濃度に基づき各
色に対するガンマ補正部203で用いるLUT2031
を夫々最適化する。
【0036】また、非印字領域の下地濃度とBkの複数
の異なる階調を有するパッチの濃度に基づき、Bkに対
するガンマ補正部203で用いるLUTを最適化する。
【0037】図8に示した中間転写体5の非印字領域
は、通常の印字シーケンスでは使用を重ねても廃トナー
の影響で表面の反射率が変化することはない(あっても
少ない)。そのため、Bkパッチ測定時の精度を減少さ
せることなく、安定した濃度測定が行える。
【0038】また、上述の様にY、M、C、Bkのパッ
チを順次中間転写体上に形成した後にパッチの測定を行
うことにより、後から形成される色のパッチの影響で先
に形成された色のパッチが変化しても、その変化を考慮
したパッチの測定が可能となる。これは、特に中間転写
体を用いるタイプの画像形成装置において、精度の良い
パッチの測定を可能にするものである。
【0039】また、同一色に係る複数の階調に対応する
パッチを同一領域(印字領域又は非印字領域)に形成す
ることにより、同一色に係るパッチが異なる環境条件で
形成されるのを防ぐことができ、高精度の最適化処理を
行うことができる。
【0040】このように本実施形態によれば、中間転写
体上に濃度測定用パッチを作成する構成の濃度制御を行
う際に、Bkトナーパッチの濃度検知精度の低下を防
ぎ、常に正確な濃度測定を行う安定した高品質画像を得
ることの出来る多色画像形成装置を提供することができ
る。
【0041】(実施形態2)上述の実施形態1では、中
間転写体5上へのパッチの形成とパッチの濃度の測定を
複数色についてまとめて行ったが、本実施例は、図5に
示されるように、パッチ形成、パッチ濃度測定、画像形
成条件の最適化の一連の処理を各色毎に順次行うように
したものである。
【0042】即ち、まず印字領域及び非印字領域の下地
の濃度を測定する(S20)。次にYトナーパッチを中
間転写体5の非印字領域に形成し(S130)、続いて
Yトナーパッチの濃度を測定し(S140)、Y画像形
成条件を最適化する(S150)。以上のイエローにつ
いての最適化処理(S160)を順次マゼンタ、シア
ン、ブラックについても行う(S260、S360、S
460)。Bkのトナーパッチを非印字領域に形成する
のは第1の実施形態と同様である。
【0043】以上の様に、各色について順次最適化を行
うことにより、次の色のトナーパッチの感光ドラム1へ
の形成中間転写体5への転写の時間を有効に利用して、
効率良く画像形成条件の最適化を行うことができる。
【0044】(他の実施形態)第1の実施形態では、中
間転写体上に1度に全てのパッチを形成していた。しか
しながら、高精度の最適化処理を行うためにパッチ数を
増やした結果、例えばBkのパッチを非印字領域に1度
で形成することができなくなった場合は、図4に示すS
30及びS40を繰り返し、異なるパッチを何回かに分
けて測定し、各々の値を出力すればよい。
【0045】これにより、限られた非印字領域を用いて
多数のパッチを形成及び測定し、高精度の最適化処理を
行うことができる。
【0046】また、非印字領域にはBkパッチしか形成
されない。非印字領域の下地の濃度は形成された該Bk
パッチをクリーニングしきれなかったトナーの蓄積によ
って変化する。よって、各Bkパッチの下地濃度を均一
にすべく、異なる階調のBkパッチの形成の順番を最適
化処理毎に変換しても良い。これは、パターンジェネレ
ータ205に格納されているBkパッチに係るパッチデ
ータを発生させる順番をCPU206の制御によって変
換させることにより実現することができる。
【0047】これにより、非印字領域の下地濃度を部位
にかかわらず均一にすることができるので、高精度のB
kに係るLUTの最適化処理を行うことができる。
【0048】なお、上述の実施例では、感光ドラム、中
間転写ドラムを用いたプリンタを例に説明したが、感光
ベルトあるいは中間転写ベルトを用いたプリンタであっ
てもよい。
【0049】また、パッチの形成位置は中間転写体の中
央でなくてもよい。
【0050】また、パッチ測定用センサを複数設けるこ
とにより、複数列形成してもよい。
【0051】また、パッチの測定は赤外光ではなく近赤
外光を用いてもよい。
【0052】また、パッチの測定は厳密な濃度測定に限
らず、濃度値に対応する値(例えば輝度値)を測定して
もよい。
【0053】また、上述の実施例では最適化処理におい
て画像形成条件であるガンマ補正に用いるLUTを最適
化したが、本発明はこれに限らず、マスキング処理等の
他の色処理条件を最適化しても構わないし、露光量や現
像バイアス電圧等のプロセス条件を最適化しても構わな
い。
【0054】また、上述の実施形態では中間転写体上に
パッチを形成したが、例えば感光ドラム上にパッチを形
成しても構わない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、印字領域に比べて下地濃度の変化の少ない非印
字領域に濃度測定用画像を形成することにより、下地濃
度の変化に基づく測定精度の低下を防ぐことができる。
【0056】本願第2の発明によれば、記録剤の特性に
対応して高精度の測定を行うことができる。
【0057】本願第3の発明によれば、下地濃度を平均
化させることにより高精度の最適化処理を行うことがで
きる。
【0058】本願の第4の発明によれば、中間転写体上
に形成される複数色のトナーパッチに基づく精度の良い
濃度制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る多色画像形成装置の構成の1
例を示すブロック図である。
【図2】画像処理部の構成の1例を示すブロック図であ
る。
【図3】中間転写体上に形成されたパッチパターンの1
例を示す図である。
【図4】最適化処理の流れの1例を示すフローチャート
である。
【図5】最適化処理の流れの他の例を示すフローチャー
トである。
【図6】センサ出力とトナー濃度との関係の1例を示す
グラフである。
【図7】多色画像形成装置の全体構成の1例を示す図で
ある。
【図8】濃度検知処理の原理構成を示す図である。
【図9】従来のパッチパターンを示す図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式によって画像担持体上に画
    像を形成する画像形成装置において、 前記画像担持体上の非印字領域に濃度測定用画像を形成
    する濃度測定用画像形成手段と、 前記濃度測定用画像を測定する測定手段と、 前記測定手段の測定結果に基づき前記画像形成装置にお
    ける画像形成条件を制御する画像形成条件制御手段とを
    有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度測定用画像は黒色の記録剤を用
    いて前記画像担持体上の非印字領域に形成されることを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記測定手段は更に前記非印字領域の下
    地濃度を測定することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像担持体は中間転写体であること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記濃度測定用画像形成手段は複数の異
    なる階調を有する濃度測定用画像を前記非印字領域に複
    数回に分けて形成し、 前記測定手段は前記濃度測定用画像の形成に応じて複数
    回の測定を行い、前記形成された複数の異なる階調を有
    する濃度測定用画像の各々の値を発生することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 電子写真方式によって画像担持体上に画
    像を形成する画像形成装置の画像形成条件を最適化する
    画像処理方法において、 前記画像担持体上の非印字領域に濃度測定用画像を形成
    し、 前記濃度測定用画像を測定し、 前記測定の結果に基づき前記画像形成条件を制御するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 電子写真方式によって画像担持体上に画
    像を形成する画像形成装置において、 前記画像担持体上の非印字領域に第1の記録剤を用いて
    第1の濃度測定用画像を形成し、該画像担持体上の印字
    領域に前記第1の記録剤とは異なる第2の記録剤を用い
    て第2の濃度測定用画像を形成する濃度測定用画像形成
    手段と、 前記第1の濃度測定用画像及び前記第2の濃度測定用画
    像を測定する測定手段と、 前記測定手段の測定結果に基づき前記画像形成装置にお
    ける前記第1の記録剤及び第2の記録剤に対応する画像
    形成条件を制御する画像形成条件制御手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の濃度測定画像は黒色の記録剤
    を用いて形成され、前記第2の濃度測定用画像は有彩色
    の記録剤を用いて形成されることを特徴とする請求項6
    記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記測定手段は更に前記非印字領域の下
    地濃度を測定することを特徴とする請求項7記載の画像
    処理装置。
  10. 【請求項10】 前記画像担持体は中間転写体であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 電子写真方式によって画像担持体上に
    画像を形成する画像形成装置の画像形成条件を最適化す
    る画像処理方法において、 前記画像担持体上の非印字領域に第1の記録剤を用いて
    第1の濃度測定用画像を潜像を形成させ、該画像担持体
    上の印字領域に前記第1の記録剤とは異なる第2の記録
    剤を用いて第2の濃度測定用画像を形成し、 前記第1の濃度測定用画像及び前記第2の濃度測定用画
    像を測定し、 前記測定の結果に基づき前記画像形成装置における前記
    第1の記録剤及び第2の記録剤に対応する画像形成条件
    を制御することを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 画像形成手段の出力特性の変化に応じ
    て画像形成条件を最適化する最適化処理する画像処理装
    置であって、 複数の異なる階調を有する濃度測定用画像を形成する濃
    度測定用画像形成手段と、 前記濃度測定用画像を測定する測定手段と、 前記測定手段の結果に基づき画像形成条件を最適化する
    画像形成条件最適化手段とを有し、 前記濃度測定用画像形成手段は、前記複数の異なる階調
    を有する濃度測定用画像の形成順序を最適化処理ごとに
    任意に設定することを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記濃度測定用画像形成手段は、同一
    の濃度のパッチを、複数回の最適化処理のそれぞれにお
    いて、異なる位置に形成することを特徴とする請求項1
    2記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記測定手段は前記非印字領域におい
    て画像濃度を測定することを特徴とする請求項12記載
    の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記画像形成手段は中間転写体を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 複数の異なる階調を有する濃度測定用
    画像を形成し、 前記濃度測定用画像を測定し、 前記測定の結果に基づき画像形成条件を最適化する画像
    処理方法であって、 前記複数の異なる階調を有する濃度測定用画像の形成順
    序を最適化処理ごとに任意に設定することを特徴とする
    画像処理方法。
  17. 【請求項17】 複数色の記録剤により形成される画像
    を同時に担持する中間転写体と、該中間転写体に担持さ
    れた画像を記録媒体に転写する転写体とを有する画像形
    成装置において、 前記中間転写体に濃度測定用画像を形成する濃度測定用
    画像形成手段と、 前記濃度測定用画像を測定する測定手段とを有し、 前記測定手段は、前記中間転写体上に複数色の濃度測定
    用画像が形成された状態で測定を行うことを特徴とする
    画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記記録剤に少なくともイエロー、マ
    ゼンタ、シアンを含むことを特徴とする請求項17に記
    載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 複数色の記録剤により形成される画像
    を同時に担持する中間転写体と、該中間転写体に担持さ
    れた画像を記録媒体に転写する転写体とを有する画像形
    成装置における画像処理方法おいて、 前記中間転写体に濃度測定用画像を形成する濃度測定用
    画像形成工程と、 前記濃度測定用画像を測定する測定工程とを有し、 前記測定工程は、前記中間転写体上に複数色の濃度測定
    用画像が形成された状態で行われることを特徴とする画
    像処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0793148A2 (en) * 1996-02-29 1997-09-03 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
JP2008116806A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Canon Inc 画像形成装置
DE19955338B4 (de) * 1998-11-17 2012-06-21 Ricoh Co., Ltd. Mehrfarben-Bilderzeugungsapparat sowie Mehrfarben-Bilderzeugungsverfahren

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