JPH072568Y2 - 紐付き被服 - Google Patents
紐付き被服Info
- Publication number
- JPH072568Y2 JPH072568Y2 JP1991038652U JP3865291U JPH072568Y2 JP H072568 Y2 JPH072568 Y2 JP H072568Y2 JP 1991038652 U JP1991038652 U JP 1991038652U JP 3865291 U JP3865291 U JP 3865291U JP H072568 Y2 JPH072568 Y2 JP H072568Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garment
- cord
- clothing
- string
- attachment piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、特に、病院、ホテル等
において不特定の利用者に用いられるガウン、浴衣、病
衣等の紐付き被服の改良に関するものである。
において不特定の利用者に用いられるガウン、浴衣、病
衣等の紐付き被服の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院、ホテル等において利用さ
れるガウン、浴衣、病衣は、不特定多数の利用者によっ
て用いられるため、被服本体と結び紐を分離して構成す
ると、結び紐が紛失するおそれがある。そのため、従来
は、病院等において用いられるガウン等の多くは、図6
に示すように、被服本体12に取付けられた紐通し20
に結び紐14を通して取付けるか、一定位置に縫い付け
て取付けられている。
れるガウン、浴衣、病衣は、不特定多数の利用者によっ
て用いられるため、被服本体と結び紐を分離して構成す
ると、結び紐が紛失するおそれがある。そのため、従来
は、病院等において用いられるガウン等の多くは、図6
に示すように、被服本体12に取付けられた紐通し20
に結び紐14を通して取付けるか、一定位置に縫い付け
て取付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
の紐付き被服では、結び紐が一定の高さに固定して取付
けられているため、不特定多数の人の利用に供する場合
には、各利用者の身長の差に応じて、結び紐の位置が低
すぎたり、高すぎたりすることがある。このような事態
を防止する方法としては、被服本体と結び紐を分離して
構成することが考えられるが、前述のごとく病院等にお
いては結び紐が紛失してしまうおそれがある。
の紐付き被服では、結び紐が一定の高さに固定して取付
けられているため、不特定多数の人の利用に供する場合
には、各利用者の身長の差に応じて、結び紐の位置が低
すぎたり、高すぎたりすることがある。このような事態
を防止する方法としては、被服本体と結び紐を分離して
構成することが考えられるが、前述のごとく病院等にお
いては結び紐が紛失してしまうおそれがある。
【0004】本考案の目的は、上記の欠点を回避するた
め、結び紐を被服と一体に取付けつつ、結び紐の高さを
調節することができる紐付き被服を提供することにあ
る。
め、結び紐を被服と一体に取付けつつ、結び紐の高さを
調節することができる紐付き被服を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、ガウン、浴衣、病衣等として用いら
れ、被服本体とこの被服本体に一体に縫付けられた結び
紐から成る紐付き被服において、この結び紐は、紐本体
と、この紐本体から垂直に突出し紐本体の幅の少なくと
も2倍以上の高さを有する被服取付片とから成り、結び
紐は、この被服取付片の端部で被服本体に縫付けられて
いることを特徴とする紐付き被服を提供するものであ
る。
解決するために、ガウン、浴衣、病衣等として用いら
れ、被服本体とこの被服本体に一体に縫付けられた結び
紐から成る紐付き被服において、この結び紐は、紐本体
と、この紐本体から垂直に突出し紐本体の幅の少なくと
も2倍以上の高さを有する被服取付片とから成り、結び
紐は、この被服取付片の端部で被服本体に縫付けられて
いることを特徴とする紐付き被服を提供するものであ
る。
【0006】
【作用】このように、結び紐に被服取付片を設け、紐本
体の幅の少なくとも2倍以上の高さを有する被服取付片
の端部のみを縫付けることにより、結び紐を被服本体に
取付けると、結び紐本体を折返すことができるため、結
び紐の紛失を防止しつつ、結び紐の高さを調節すること
ができる。
体の幅の少なくとも2倍以上の高さを有する被服取付片
の端部のみを縫付けることにより、結び紐を被服本体に
取付けると、結び紐本体を折返すことができるため、結
び紐の紛失を防止しつつ、結び紐の高さを調節すること
ができる。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1乃至図5は本考案の紐付き被服10を示し、
この紐付き被服10は、被服本体12と結び紐14とか
ら成っており、主に、ガウン、浴衣として用いられる。
ると、図1乃至図5は本考案の紐付き被服10を示し、
この紐付き被服10は、被服本体12と結び紐14とか
ら成っており、主に、ガウン、浴衣として用いられる。
【0008】また、結び紐14は、図1に示すように、
紐本体16と、この被服本体16と一体に形成され、か
つこの紐本体16の中央部16Aから上へ垂直に突出す
る被服取付片18を有する。図示の実施例では、この被
服取付片18は、特に図3に示すように、帯状体19を
結び紐本体16が通るように二重に折返して形成し、結
び紐本体16に符号19aで示すように縫い付けて取付
けられている。この被服取付片18は、結び紐本体16
の幅の2倍の高さを有し、結び紐14は、被服取付片1
8の端部18Aを、図1及び図3に示すように、結び紐
本体16と同じ幅の分だけ被服本体12に縫付けること
により、被服本体12に取付けられている。従って、結
び紐本体16は、図4及び図5に示すように、1回又は
2回折返すことができ、折返すことにより、結び紐14
の高さを調節することができる。
紐本体16と、この被服本体16と一体に形成され、か
つこの紐本体16の中央部16Aから上へ垂直に突出す
る被服取付片18を有する。図示の実施例では、この被
服取付片18は、特に図3に示すように、帯状体19を
結び紐本体16が通るように二重に折返して形成し、結
び紐本体16に符号19aで示すように縫い付けて取付
けられている。この被服取付片18は、結び紐本体16
の幅の2倍の高さを有し、結び紐14は、被服取付片1
8の端部18Aを、図1及び図3に示すように、結び紐
本体16と同じ幅の分だけ被服本体12に縫付けること
により、被服本体12に取付けられている。従って、結
び紐本体16は、図4及び図5に示すように、1回又は
2回折返すことができ、折返すことにより、結び紐14
の高さを調節することができる。
【0009】次に、本考案の紐付き被服10の使用状態
を説明すると、被服本体10を羽織り、図1に示す通常
の結び紐14の高さで丁度良い場合には、その状態のま
ま、図2に示すように前身ごろで結び紐本体16を結
ぶ。図1に示す通常の高さで合わない場合には、図4及
び図5に示すように、1回又は2回紐本体16を折返し
て、紐本体16を丁度良い高さに調節した後、図2に示
すように、前身ごろで結び紐14を結ぶ。
を説明すると、被服本体10を羽織り、図1に示す通常
の結び紐14の高さで丁度良い場合には、その状態のま
ま、図2に示すように前身ごろで結び紐本体16を結
ぶ。図1に示す通常の高さで合わない場合には、図4及
び図5に示すように、1回又は2回紐本体16を折返し
て、紐本体16を丁度良い高さに調節した後、図2に示
すように、前身ごろで結び紐14を結ぶ。
【0010】なお、図示の実施例では、被服取付片18
の高さを、紐本体16の幅の2倍とし、紐本体16を2
回まで折返し可能としたが、被服取付片18の長さを適
宜選定することにより、調節段階を増やしてもよい。ま
た、図示の実施例では、被服取付片18を紐本体16の
中央部に1つだけ設けたが、被服取付片18を複数の箇
所に設けてもよい。さらに、図示の実施例では、被服取
付片18を紐本体16から上へ垂直に突出させたが、逆
に紐本体16から下方へ突出させてもよい。
の高さを、紐本体16の幅の2倍とし、紐本体16を2
回まで折返し可能としたが、被服取付片18の長さを適
宜選定することにより、調節段階を増やしてもよい。ま
た、図示の実施例では、被服取付片18を紐本体16の
中央部に1つだけ設けたが、被服取付片18を複数の箇
所に設けてもよい。さらに、図示の実施例では、被服取
付片18を紐本体16から上へ垂直に突出させたが、逆
に紐本体16から下方へ突出させてもよい。
【0011】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、結び紐
に被服取付片を設け、紐本体の幅の少なくとも2倍以上
の高さを有する被服取付片の端部のみを縫付けることに
より、結び紐を被服本体に取付けているため、結び紐本
体を折り返すことができ、従って、結び紐の紛失を防止
しつつ結び紐の高さを調節することができる実益があ
る。
に被服取付片を設け、紐本体の幅の少なくとも2倍以上
の高さを有する被服取付片の端部のみを縫付けることに
より、結び紐を被服本体に取付けているため、結び紐本
体を折り返すことができ、従って、結び紐の紛失を防止
しつつ結び紐の高さを調節することができる実益があ
る。
【図1】本考案の紐付き被服の背面図である。
【図2】本考案の紐付き被服の正面図である。
【図3】本考案に用いられる被服取付片の拡大断面図で
ある。
ある。
【図4】本考案の紐付き被服の使用状態を示す背面図で
ある。
ある。
【図5】本考案の紐付き被服の他の使用状態を示す背面
図である。
図である。
【図6】従来の紐付き被服の背面図である。
10 紐付き被服 12 被服本体 14 結び紐 16 紐本体 18 被服取付片 18A 被服取付片の端部
Claims (1)
- 【請求項1】 ガウン、浴衣、病衣等として用いられ被
服本体と前記被服本体に一体に縫付けられた結び紐から
成る紐付き被服において、前記結び紐は紐本体と前記紐
本体から垂直に突出し前記紐本体の幅の少なくとも2倍
以上の高さを有する被服取付片とから成り、前記結び紐
は前記被服取付片の端部で前記被服本体に縫付けられて
いることを特徴とする紐付き被服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991038652U JPH072568Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 紐付き被服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991038652U JPH072568Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 紐付き被服 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127210U JPH04127210U (ja) | 1992-11-19 |
JPH072568Y2 true JPH072568Y2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=31920108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991038652U Expired - Lifetime JPH072568Y2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 紐付き被服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072568Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7549178B2 (en) * | 2007-10-12 | 2009-06-23 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Patch for securing a surgical gown tie |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4430890Y1 (ja) * | 1966-05-16 | 1969-12-19 | ||
JPS5111934A (en) * | 1974-07-17 | 1976-01-30 | Furukawa Electric Co Ltd | Teepumakisenno seizohoho |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP1991038652U patent/JPH072568Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04127210U (ja) | 1992-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3146747U (ja) | 下衣のウエスト部紐通し機構 | |
US4942627A (en) | Scarf | |
JPH072568Y2 (ja) | 紐付き被服 | |
US6691320B2 (en) | Necktie protector | |
JP3092621U (ja) | フード及びフード付き衣服 | |
JP3153495B2 (ja) | 身頃幅の伸縮自在な和装上着 | |
JP3126493U (ja) | 半衿を着脱自在としたセパレート着物 | |
JP3223706U (ja) | きもの | |
JP3011332B1 (ja) | 着 物 | |
JP3726186B2 (ja) | 和服 | |
JPH0454173Y2 (ja) | ||
JP3911623B2 (ja) | 着物の作製方法 | |
CN211983799U (zh) | 一种防汗衬衫 | |
JP3043357U (ja) | 袴 | |
JP2764245B2 (ja) | 寝 具 | |
JP3223705U (ja) | きもの | |
JP3576785B2 (ja) | 着物 | |
JP4768165B2 (ja) | スラックスにおける段階的裾上げ構造及びその形成方法 | |
JP2799674B2 (ja) | スカーフ | |
JP4599284B2 (ja) | 縁飾り具 | |
JPH0241123Y2 (ja) | ||
JPS6011044Y2 (ja) | 上着 | |
JP3071860U (ja) | 簡易着脱ネクタイ | |
JP2004263352A (ja) | ズボンの股下調節構造 | |
JP2916764B2 (ja) | 二部式着物 |