JPH07256845A - 積層ポリエステルフイルム - Google Patents

積層ポリエステルフイルム

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JPH07256845A
JPH07256845A JP6053566A JP5356694A JPH07256845A JP H07256845 A JPH07256845 A JP H07256845A JP 6053566 A JP6053566 A JP 6053566A JP 5356694 A JP5356694 A JP 5356694A JP H07256845 A JPH07256845 A JP H07256845A
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JP
Japan
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polyester film
film
coating
weight
group
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Application number
JP6053566A
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English (en)
Inventor
Sadami Miura
定美 三浦
Satoshi Kitazawa
諭 北澤
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗膜の耐水性、耐ブロッキング性を改良した
積層ポリエステルフイルムを提供する。 【構成】 ポリエステルフイルムの少くとも片面に、
(A)水性バインダー樹脂40〜96.5重量%、
(B)分子内に少くとも1個のオキシラン基を有する反
応性界面活性剤3〜30重量%及び(C)分子内にカル
ボン酸基及び/又はその熱解離性塩基を有する物質0.
5〜30重量%からなる組成物を含む水性塗液を用いた
塗膜を設けてなる積層ポリエステルフイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層ポリエステルフイル
ムに関し、さらに詳しくは水性バインダー樹脂とオキシ
ラン基含有反応性界面活性剤とカルボン酸(塩)基含有
物質を含む水性塗液を用い、塗膜の耐水性、耐ブロッキ
ング性を改良した積層ポリエステルフイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】バインダーポリマーを含む水溶液、エマ
ルジョン、ディスパージョン等の水系塗液をポリエステ
ルフイルムに塗布する際該塗液に通常、界面活性剤を添
加することが行なわれている(特開昭60―76340
号等)が、次のような問題がある。
【0003】1)界面活性剤は通常液体であるため、塗
膜が軟化して塗膜がブロッキングを起しやすい。 2)界面活性剤は低分子であることが多いのでバインダ
ーポリマーとの相溶性に乏しく、相分離して塗膜表面に
ブリードして表面特性を劣化させる。 3)ブリードした界面活性剤が他のフイルム表面に転写
して悪影響を及ぼす。 4)バインダーの架橋反応を阻害する場合がある。
【0004】これらの問題は、従来、界面活性剤の選
定、添加量の調節、高分子量化等で対応してきたが、諸
特性のバランスをとるには制約があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フイ
ルムの塗液の濡れ性を高め、かつ塗膜の耐水性、耐ブロ
ッキング性を改良した積層ポリエステルフイルムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、ポリエステルフイルムの少くとも片面に、
(A)水性バインダー樹脂40〜96.5重量%、
(B)分子内に少くとも1個のオキシラン基を有する反
応性界面活性剤3〜30重量%及び(C)分子内にカル
ボン酸基及び/又はその熱解離性塩基を有する物質0.
5〜30重量%からなる組成物を含む水性塗液を用いた
塗膜、好ましくは塗布後少くとも1回150℃以上の温
度で熱処理して得られる塗膜を設けてなる積層ポリエス
テルフイルムによって達成される。
【0007】本発明においてポリエステルフイルムとし
ては酸成分の50モル%以上、特に70モル%以上が芳
香族ジカルボン酸である芳香族ポリエステル、例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレン―2,6―ナ
フタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリ(1,4―シクロヘキシレンジ
メチレンテレフタレート)、ポリエチレンテレフタレー
ト・2,6―ナフタレート共重合体、ポリブチレンテレ
フタレート・2,6―ナフタレート共重合体、ポリブチ
レン―2,6―ナフタレート等からなるフイルムが好ま
しく挙げられ、さらには二軸配向ポリエステルフイルム
が好ましく挙げられる。かかるポリエステルは他の成分
例えばフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,3―プ
ロパンジオール、1,6―ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコール、ジエチレングリコール、1,6―シク
ロヘキサンジメタノール、p―キシリレングリコール、
ポリエチレングリコールなどを構成成分とすることもで
きる。これらの中特に二軸配向ポリエチレンテレフタレ
ートフイルム、二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタ
レートフイルムが好ましい。
【0008】本発明においてポリエステルフイルムは従
来から知られている方法で製造することができる。例え
ば、芳香族ポリエステルをダイから溶融押出し、急冷し
て未延伸フイルムとし、次いで該未延伸フイルムを二軸
方向に同時又は逐次延伸し、さらに熱固定する方法で製
造することができる。その際、延伸処理は縦方向に(T
g−10)〜(Tg+50)℃(但し、Tgはポリエス
テルの二次転移点)の温度で2.5〜7.0倍延伸し、
横方向に縦延伸温度より高い温度で2.5〜7.0倍延
伸するのが好ましい。面積延伸倍率は8倍以上とするの
が好ましい。また、熱固定処理は150〜250℃の温
度で行うのが好ましい。
【0009】ポリエステルフイルムの厚さは、任意に選
定できるが、2〜280μmが好ましい。またポリエス
テルフイルムには、例えばシリカ、炭酸カルシウム、酸
化アルミニウム、シリコーン樹脂等の滑剤微粒子を含有
させることが好ましい。滑剤微粒子の平均粒径、含有量
等はフイルムの用途に応じて、従来から知られている範
囲から定めるとよい。
【0010】本発明において塗膜形成成分の水性バイン
ダー樹脂(A)としては、ポリエステル、ポリウレタ
ン、アクリル樹脂、アクリル変性ポリエステル、エポキ
シ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリエーテル、ビニル共重合
体、シリコーン樹脂、水溶性樹脂、アクリル・シリコー
ン樹脂、アミノ樹脂、フェノール樹脂、セルロース系樹
脂、等を用いることができる。
【0011】前記ポリエステルとしては、例えば分子内
にスルホン酸塩基やカルボン酸塩基を含む共重合体が挙
げられる。前記ポリウレタンとしては、例えば分子内に
カルボン酸塩基、スルホン酸塩基、硫酸塩基等を有する
ものが挙げられる。前記アクリル樹脂としては、例えば
メタクリル酸エステル等を共重合したアクリルエマルジ
ョンが挙げられる。前記アクリル変性ポリエステルとし
ては、例えば水性ポリエステルにアクリル系モノマーを
グラフト重合させた変性体が挙げられる。前記エポキシ
樹脂としては、例えばアミノ基、水酸基やカルボン酸基
をもつエマルジョンが挙げられる。前記フェノキシ樹脂
としては、例えば分子内にカルボン酸塩基を有するもの
が好ましく挙げられる。前記ポリエーテルとしては、例
えばポリエチレングリコール等が挙げられる。前記ビニ
ル共重合体としては、例えばスチレン、酢酸ビニル、ビ
ニルエーテル、マレイン酸等の水性重合体が挙げられ
る。前記シリコーン樹脂としては、例えば水に分散した
水酸基含有ポリシロキサンが挙げられる。前記水溶液樹
脂としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン等が挙げられる。前記アクリル・シリコーン
樹脂としては、例えばアクリルポリマーにポリシロキサ
ンをグラフト共重合した変性体が挙げられる。前記アミ
ノ樹脂としては、例えばメラミン、ユリア樹脂の水分散
体が挙げられる。前記フェノール樹脂としては、例えば
ノボラック型水分散体等が挙げられる。さらに、前記セ
ルロース系樹脂としては、例えばメチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、等が挙げられる。
【0012】これら水性バインダー樹脂は1種又は2種
以上を用いることができる。
【0013】本発明において塗膜形成成分の反応性界面
活性剤(B)は水性塗液中では界面活性化作用を奏して
塗液を安定化させ、塗布時には濡れ性を発現させる。さ
らに、乾燥、熱処理によってカルボン酸基と反応して分
子量が上り、固形化し安定化する。このことによって前
記の如く耐水性、耐ブロッキング性を改善する作用を奏
する。
【0014】前記反応性界面活性剤(B)は分子内に少
くとも1個のオキシラン基を有する反応性界面活性剤で
あり、さらに説明するとオキシラン基とともに親水基例
えばスルホン酸塩基、ポリエーテル基、カルボン酸塩
基、4級アミン塩基等と親油基例えば長鎖アルキル基等
を有する化合物である。この具体例としては、例えば
【0015】
【化1】
【0016】
【化2】
【0017】
【化3】
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】等を挙げることができる。これらは1種以
上を用いることができる。
【0022】本発明において塗膜形成成分の物質(C)
は分子側鎖にカルボン酸基及び/又はその熱解離性塩基
を有する物質である。この熱解離性塩基とは、加熱によ
り解離して遊離のカルボン酸基を生ずるものであり、例
えばカルボン酸のアンモニウム塩基、アミン塩基、ホス
ホニウム塩基等が挙げられる。
【0023】この物質は低分子量のものでも高分子量の
ものでもよい。低分子量の物質の例としてはコハク酸ア
ンモニウム、アジピン酸トリエチルアミン塩、クエン酸
アンモニウム、ジメチロールプロピオン酸アンモニウ
ム、フタル酸、ブタンテトラカルボン酸アンモニウム、
トリメシン酸テトラブチルホスホニウム、アビエチン
酸、等を挙げることができる。高分子量の物質の例とし
てはポリアクリル酸アンモニウム、アクリル酸共重合体
アンモニウム塩、末端カルボン酸ポリエステル、側鎖に
カルボン酸アミン塩基を有するポリエステル、マレイン
酸共重合ビニルポリマーのアミン塩等を挙げることがで
きる。
【0024】本発明において(A)成分、(B)成分及
び(C)成分の割合は、(A)成分40〜96.5重量
%、(B)成分3〜30重量%、(C)成分0.5〜3
0重量%である。好ましくは(A)成分60〜94重量
%、(B)成分5〜20重量%、(C)成分1〜20重
量%である。(A)成分が40重量%未満では、ベース
フイルムへの固着性が劣り、他方96.5重量%を超え
ると塗工時に濡れ性が不足する。(B)成分が3重量%
未満では塗工性が劣り、他方30重量%を超えると塗膜
の付着性が低下し、軟化しすぎる。また(C)成分が
0.5重量%未満では界面活性剤との反応が少く耐ブロ
ッキング性が劣り、他方30重量%を超えると遊離のカ
ルボン酸基が増大して耐水性が低下する。
【0025】水性塗液には、(A)、(B)、(C)成
分のほかに、必要に応じて酸化珪素、酸化鉄、カオリ
ン、酸化アルミニウム、珪酸アルミニウム、炭酸カルシ
ウム、酸化チタンなどの無機粒子、アクリル樹脂、ポリ
スチレン樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、カーボ
ンブラックなどの有機粒子、他の界面活性剤、酸化防止
剤、滑剤、紫外線吸収剤、着色剤、顔料、帯電防止剤な
どを添加することができる。
【0026】本発明における水性塗液の塗布は、結晶配
向が完了する前のポリエステルフイルムに所定量塗布
し、乾燥後さらに延伸し、熱固定して二軸配向フイルム
とする方法が好ましい。塗布はフイルムの片面又は両面
に行う。塗布後の乾燥や熱処理においてカルボン酸基と
オキシラン基の反応が進行する。
【0027】ここで、結晶配向が完了する前のポリエス
テルフイルムとは、ポリエステルを熱溶融してそのまま
フイルム状となした未延伸フイルム;未延伸フイルムを
縦方向(長手方向)又は横方向(幅方向)の何れか一方
に延伸配向せしめた一軸延伸フイルム;さらには縦方向
及び横方向の二方向に低倍率延伸配向せしめたもの(最
終的に縦方向又は横方向に再延伸せしめて配向結晶化を
完了せしめる前の二軸延伸フイルム)等を含むものであ
る。
【0028】上記水性塗液の固形分濃度は、通常50重
量%以下であり、30重量%以下が更に好ましい。塗布
量は走行しているフイルム1m2 当り0.5〜50g、
更に1〜30gが好ましい。
【0029】塗布方法としては、公知の任意の塗工法が
適用できる。例えばキスコート法、リバースコート法、
ダイコート法、リバースキスコート法、オフセットグラ
ビアコート法、マイヤーバーコート法、ロールブラッシ
ュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、含浸
法、カーテンコート法などを単独又は組み合わせて適用
するとよい。
【0030】水性塗液を塗布した結晶配向が完了する前
のポリエステルフイルムは、乾燥され、延伸、熱固定等
の工程に導かれる。例えば水性液を塗布した縦一軸延伸
ポリエステルフイルムは、ステンターに導かれて横延伸
及び熱固定される。この間、塗布液は乾燥され、かつ反
応する。
【0031】ポリエステルフイルムの配向結晶化条件、
例えば、延伸、熱固定等の条件は、従来から当業者に蓄
積された条件で行うことができる。
【0032】塗膜は熱処理工程で少くとも1回は150
℃以上の温度で加熱することが好ましい。150℃未満
ではオキシラン基の反応が充分進行しない。
【0033】塗膜厚みは任意に選定できるが、0.01
〜2μmが特に好ましい。
【0034】かくして得られる積層ポリエステルフイル
ムは、耐水性、耐ブロッキング性に優れ、磁気テープ、
磁気ディスク、磁気カード、印刷材料、OHPフイル
ム、グラフィック材料、コンデンサー用フイルム、感光
材料、製版材、受像材料、包装材料等に有用である。
【0035】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を更に詳細に説
明する。なお、各特性値は下記の方法で測定した。
【0036】1.耐ブロッキング性 ポリエステルフイルムの塗布処理面と非処理面を合わせ
てから10cm×15cm角に切り、これに50℃×7
0%RHの雰囲気中で17時間、6kg/cm 2 の加重
をかけ、次いでこの5cm幅の剥離強度を測定する。こ
のときの剥離スピードは100mm/分である。
【0037】2.接着性 <磁性塗料>積層ポリエステルフイルムの処理面に評価
塗料をマイヤーバーで乾燥後の厚さが約4μmになるよ
うに塗布し、100℃で3分間乾燥する。その後60℃
で24時間エージングし、次いでスコッチテープNo.
600(3M社製)巾12.7mm、長さ15cmを気
泡の入らないように粘着し、この上をJIS C270
1(1975)記載の手動式荷重ロールでならし密着さ
せ、テープ巾に切り出す。これを180度剥離した時の
強力を測定する。
【0038】[評価用塗料]固形分換算で、 ウレタン樹脂 ニッポラン2304 (日本ポリウレタン製) 25重量部 塩ビ・酢ビ樹脂 エスレックA (積水化学製) 50重量部 分散剤 レシオンP (理研ビタミン製) 1重量部 磁性剤 CTX―860 (戸田化学製) 500重量部 をメチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン混
合溶媒に溶解し、40%液にし、サンドグラインダーで
2時間分散する。その後架橋剤のコロネートL25重量
部(固形分換算)を添加し、よく攪拌して磁性塗料を得
る。
【0039】<紫外線硬化インキ>紫外線硬化インキF
DOGロ(東洋インキ)を積層ポリエステルフイルムの
処理面に3μm印刷し、ニチバンセロテープ(ニチバ
ン、巾18mm)を粘着させる。この試料の粘着テープ
を高速T字剥離し、接着力を5段階評価する。
【0040】
【表1】
【0041】[実施例1]固有粘度[η]が0.64の
ポリエチレンテレフタレートの未延伸フイルムを製膜
し、次いで縦方向に3.4倍延伸した後、その片面にテ
レフタル酸(26モル%)―2,6―ナフタレンジカル
ボン酸(40モル%)―イソフタル酸(30モル%)―
5―Na―スルホイソフタル酸(4モル%)―エチレン
グリコール(15モル%)―ネオペンチルグリコール
(80モル%)―1,4―シクロヘキサンジメタノール
(5モル%)共重合ポリエステル(A―1)70wt
%、下記式[I]
【0042】
【化7】
【0043】の化合物(B―1)20wt%及びフタル
酸(69モル%)―トリメリット酸(11モル%)―ア
ジピン酸(20モル%)―ネオペンチルグリコール(9
0モル%)―1,6―ヘキサンジオール(10モル%)
共重合ポリエステルのアンモニウム塩(C―1)10w
t%からなる組成物の4%水性液をグラビアロールで塗
布し、加熱乾燥後、横方向に4倍延伸し、230℃で熱
処理して厚さ22μmの積層ポリエステルフイルムを得
た。塗布厚は0.04μmであった。このフイルムの塗
布面の特性を表2に示す。
【0044】[比較例1]実施例1において水性塗液を
塗布しない以外は同様に行った。この結果を表2に示
す。
【0045】[実施例2〜9、比較例2〜3]実施例1
において塗布剤の組成、塗布厚さを表2に示すように変
更する以外は同様に行った。得られたフイルムの特性を
表2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】註:符号の説明 A―2:分子量2000のポリエチレングリコール―ジ
フェニルメタンジイソシアネート―エチレンジアミン―
ジメチロールプロピオン酸アンモニウム系ポリウレタン
水性液 A―3:メタクリル酸メチル―アクリル酸―グリシジル
メタクリレート―アクリルアミド共重合体エマルジョン A―4:<A―1>のポリエステル52wt%とアクリ
ル酸エチル―グリシジルアクリレート―アクリル酸アン
モニウム共重合モノマー(48wt%)のグラフト共重
合体
【0048】B―2:下記式[II]の化合物
【0049】
【化8】
【0050】C―2:アジピン酸―ジメチロールプロピ
オン酸―ネオペンチルグリコール系ポリエステル(両末
端カルボン酸基)のアンモニア中和体
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、塗膜の耐水性、耐ブロ
ッキング性を改良した積層ポリエステルフイルムを提供
することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフイルムの少くとも片面
    に、(A)水性バインダー樹脂40〜96.5重量%、
    (B)分子内に少くとも1個のオキシラン基を有する反
    応性界面活性剤3〜30重量%及び(C)分子内にカル
    ボン酸基及び/又はその熱解離性塩基を有する物質0.
    5〜30重量%からなる組成物を含む水性塗液を用いた
    塗膜を設けてなる積層ポリエステルフイルム。
  2. 【請求項2】 塗膜が少くとも1回150℃以上の温度
    で熱処理されている請求項1記載の積層ポリエステルフ
    イルム。
  3. 【請求項3】 ポリエステルがポリエチレンテレフタレ
    ート又はポリエチレン−2,6−ナフタレートである請
    求項1記載の積層ポリエステルフイルム。
JP6053566A 1994-03-24 1994-03-24 積層ポリエステルフイルム Pending JPH07256845A (ja)

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JP6053566A JPH07256845A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 積層ポリエステルフイルム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021187504A1 (ja) * 2020-03-19 2021-09-23 第一工業製薬株式会社 透湿性防水布帛用樹脂組成物

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