JPH0725642B2 - 殺虫剤の高温蒸発用マット - Google Patents

殺虫剤の高温蒸発用マット

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JPH0725642B2
JPH0725642B2 JP64001020A JP102089A JPH0725642B2 JP H0725642 B2 JPH0725642 B2 JP H0725642B2 JP 64001020 A JP64001020 A JP 64001020A JP 102089 A JP102089 A JP 102089A JP H0725642 B2 JPH0725642 B2 JP H0725642B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として蒸気圧が低い衛生害虫の駆除用殺虫剤
を高温で熱効率よく蒸発させる加熱蒸発用マットに関す
る。
〔従来の技術〕
衛生害虫や農園芸害虫の駆除に用いられる殺虫剤として
はピレスロイド系殺虫剤が効果的とされており、そのう
ちゴキブリ、ダニ、ナンキンムシなどの害虫に対して
は、ペルメトリンを主剤としたものが多いが、これらの
害虫は狭い隙間の奥に棲息しているため殺虫剤を直接ふ
りかける事が出来ないので、駆除する部屋の空間に、殺
虫剤を微粒子状にして空間容積1m2当り40mg程度の割合
で放散し、その拡散作用によって害虫が棲息する隙間に
有効量を浸透させる方法が取られている。この実施商品
としてエアゾール燻煙剤があるが、エアゾールは圧力容
器に多量の液化ガスと薬剤溶液を密封して噴出させるも
のであり、燻煙剤は耐熱容器に多量の発熱と噴煙を伴う
燃焼剤と殺虫剤を混合して粒状に固めて封入し、これを
燃焼させるときに発生する270〜350℃に達する高温度と
多量の噴煙を利用して、殺虫剤を煙状にして放散させる
ものである。
また、従来周知の殺虫剤を加熱によって蒸発させる電気
かとり器が使用されているが、これに使用される電気か
とりマットは3mm×22mm×35mmの紙片に殺虫剤を40mg前
後含浸させ、容積13m3程度の部屋に対して毎時3mg前後
の割合で10〜12時間にわたり蒸発させるもので、この蒸
発速度は空間容積1m3当り毎時0.23mgとなりエアゾール
や燻煙剤の数百分の一に過ぎないものである。特開昭56
−26801号公報に記載された加熱蒸散板は、かとりマッ
トの蒸発面の全面もしくは一部分に薬剤蒸気透過性を有
する金属薄膜を形成させたことを特徴としたもので、こ
れは蒸散板を加熱して含浸した薬剤を微量な蒸発速度で
長時間継続して蒸発させるとき、蒸発効果を改善するこ
とを目的としており、その金属薄膜は金属微粉末と皮膜
形成性を有する樹脂を混合した塗料によって形成される
ことを主旨としている。皮膜に用いられる金属は例え
ば、Al,Fe,Cu,Zn,Ni,Cr,Sn,Pb,Au,Ag、等が単体や合金
またはC,O,Si、等を含んだ形態でも同様に有利に使用で
きるものであり、これらの金属は通常入手される微粉末
の形態で有利に用いられるとしている。これは薄膜を形
成させる樹脂の中に例示の如き金属粉末を微量に混入し
たもので、実施例によれば粉末量を0.0075〜0.4mg/cm2
の割合で塗布することにより薬剤の蒸発率を、無薄膜の
85%に対し90〜96%に高めることができるとしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
害虫駆除剤のペルメトリン剤は蒸気圧が著しく低く、た
とえばエクスミンの蒸気圧は20℃のとき5.5×10-7mmH
g、225℃のとき、3.8mmHgに過ぎず280℃を少しこえると
発熱反応をおこして分解するものである。このように蒸
気圧が低い薬剤を加熱により急速に蒸発させるためには
蒸発用マット全体の温度を発熱反応を起こす温度付近に
保つ必要がある。
しかるに薬剤を保留したマットは熱伝動率が低く、厚く
なると表層の温度か低下して蒸気圧が低くなり蒸発速度
が阻害され、高温の下層底面付近で発生した蒸気は加熱
板との境界に沿って流れマットの周側より蒸発して効率
が低くなるものである。
また物体は絶対温度の4乗に比例して輻射熱を放射する
ため、蒸発用マットは温度を高くすると表面からの輻射
熱が増大するのが該輻射熱は薬剤の蒸発熱に対して無視
できない大きさとなる。一例をあげればマットの温度28
0℃、表面積30cm2、全輻射率0.85のとき輻射熱は13.5W
に達し加熱熱量の損失となるものである。
上記のごとく従来の加熱用蒸気マットでは、使用される
殺虫剤である薬剤は蒸気圧が低いことから短時間に多量
に蒸散させることが困難であり、薬剤の蒸発速度を高め
るように考慮されたものは存在しなかった。
本発明は、これらの点に着目してなされたものであっ
て、殺虫剤の蒸発速度を高めるとともに放熱する輻射熱
を減らし、発熱反応を起して分解する温度に近い250℃
以上の高熱であっても加熱熱量の損失は少くして高能率
で蒸発させ、マットの消費熱量を節減することのできる
殺虫剤の高温蒸発用マットを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の殺虫剤の高温蒸発
用マットにおいては、殺虫剤を保留させる空隙質基板
(1)の蒸発面全面に、高温時の輻射率が低い金属であ
る例えばアルミ箔やアルミ箔粉などを用いて皮膜(2)
を密着成形するとともに、該皮膜(2)を貫通して空隙
質基板(1)に穿孔する微細な蒸気孔(3)を高密度に
穿孔分布させて該マットを構成している。
〔作用〕
上記のように構成された蒸発用マットを加熱して空隙質
基板(1)に保留された殺虫剤を蒸発剤を蒸発せしめる
とき、蒸発用マットは基板(1)表面に高温時において
も低輻射率である皮膜(2)が形成され、且つ該皮膜
(2)を貫通して空隙質基板(1)に穿孔する高密度に
穿孔分布された蒸気孔(3)により、空隙質基板(1)
における蒸発面積を増して急速蒸発を可能にすることが
できる。且つ空隙質基板(1)に密着形成された高温時
における輻射率の低い金属からなる皮膜(2)下面で基
板からの放射熱を強く反射して基板上層部を保温すると
ともに、皮膜表面からの輻射熱を無皮膜マットと比較し
て1/2〜1/3に減少せしめるので、基板の上層温度が高く
なり、穿孔分布された蒸気孔(3)からの蒸発速度が著
しく速くなるとともに、マットの消費熱量が顕著に減少
する。また、基板(1)から発生する殺虫剤の蒸気は、
高密度に穿孔分布された皮膜(2)の蒸気孔(3)か
ら、効率よく容易に外気中に蒸散させることができる。
〔実施例〕
この発明を実施例によって説明すれば、第1図は蒸発用
マットの平面図で、第2図は第1図のS−S′断面を示
し、符号(1)は基板、(2)は皮膜、(3)は蒸気孔
を示している。基板(1)として52mm×52mm×1.5mmの
空隙質を有するコットンリンタ紙を用い、その片面に皮
膜(2)〔厚さ7μmのアルミニウム箔を貼着したもの
A、又は厚さ7μmのアルミニウム箔を破碎した箔粉を
3mg/cm2の割合で塗布したものをB〕を形成し、A又は
Bの皮膜全面に皮膜を貫通して基板(1)をその下面近
くまで穿孔する直径0.4mmの蒸気孔(3)を1.2mm間隔で
千鳥状に穿孔分布させてある。
これと比較するための無皮膜で蒸気孔のないマットをC
とし、それぞれのマットA,B,Cにエクスミンを1500mg保
留させ、後述する加熱装置を用い、低温発熱体により表
面温度を280℃に保った加熱板に載置して蒸発所要時間
を比べるとき、試片Aは約25分、Bでは約35分、Cでは
約80分であった。また同じ条件で厚さ2mmのマットを用
いた場合では試片Aでは約35分、Bでは約50分、試片C
では約120分を要した。この比較から本発明の蒸発用マ
ットは無皮膜マットと比べて2〜3倍の蒸発速度が得ら
れることが明らかである。また厚さ1.5mmのマット2mmの
マットより蒸発速度が40%程度はやくなり、アルミニウ
ム箔の皮膜はアルミニウムの箔粉を皮膜にしたものより
30%程度蒸発速度が速くなった。このようにアルミニウ
ムの箔や箔粉の皮膜を貼着することによって殺虫剤の蒸
発速度が著しく増大したことは、この皮膜によって殺虫
剤の蒸発温度が高くなることを証明するものであり、皮
膜(2)を貫通して空隙質基板(1)に穿孔した蒸気孔
(3)が蒸発機能を発揮することを示すものである。
また箔粉による皮膜の蒸発速度が低いことは皮膜が平坦
でなく隙間があり箔粉の周囲に輻射率が高い有機質や無
機質の貼着剤が付着することにより、皮膜下面の熱反射
率が低く表面からの熱の放散量が多くなることを示すも
のである。
上記において非金属物質である薬剤保留基板のみの表面
の全輻射率は常温では1に近い値をしているが、加熱し
て温度が上昇するとともに減少して、200〜300℃では0.
9〜0.8前後となる。金属では一般的に磨いた表面の全輻
射率が常温で0.05前後と極めて低いものであるが、例え
ばAu,Ag,などの貴金属及びAl,Zn,などの一部金属を除く
多くの金属、たとえば、Cu,Ni,Cr,Sn,Pb等は高温で表面
が酸化し易く、温度の上昇とともに輻射率が高くなり、
200〜300℃では0.6〜0.8となって薬剤保留基板と大差が
無くなる。
アルミニウムは常温で自然に生成する0.01μm程度の強
固な酸化膜によって温度に対して輻射率の安定性がよ
く、一旦600℃に加熱酸化したものでも200〜378℃の輻
射率が0.11〜0.19と著しく低い。また亜鉛は400℃で酸
化したものでも0.11と極めて低い。
従って本発明の高温加熱用の皮膜としてアルミニウムと
亜鉛が適し上記実施例ではアルミニウムを用いたがCu,N
i,Cr,Sn,Pb等は不適当である。
また、実施例では、皮膜を貫通して基板に穿孔する蒸気
孔(3)を直径0.4mmとし1.2mm間隔で千鳥状に穿孔した
が、該蒸気気孔は孔径0.2〜1.0mm,間隔0.5〜2.0mm程度
として千鳥状に穿孔し蒸気孔の総面積は皮膜面積に対し
て5〜15%前後の割合が好ましく孔の間隔は狭くするほ
ど効果的である。
この実施例に用いた加熱装置は、第3図に示すごとく、
上下に開口した筒体(4)内の上部中央に内壁と隔てて
発熱器(5)を懸架し、発熱器(5)の上面に周縁を上
方に反らせた加熱板(6)を取付け、筒体(4)内の下
部に発熱器(5)を作動させるタイマー(9)を装着し
て、筒体(4)の上縁には内壁に熱反射膜を施して加熱
板(6)の上方に排気孔(7)を形成した被せ蓋(8)
を着脱自在に嵌設したものである。
この装置の加熱板(6)の上に図面に示す蒸発用マット
を載置して、タイマー(9)を作動させると発熱体
(5)は300℃前後となり、加熱板(6)の表面が280℃
前後の一定温度になると共に、発熱体から四方に伝熱し
て周囲温度が上昇するので、筒体(4)の内壁と発熱体
(5)との間隙を加熱膨張しながら上昇する空気の対流
が生じ、この対流は加熱板(6)と被せ蓋(7)との間
の空間でも輻射や電熱により加熱されるので、マット表
面の外気温度が高くなり薬剤の蒸発促進作用をするとと
もに、蒸気を包みながら上昇して排気口から外部へ放散
される。
〔発明の効果〕
本発明の殺虫剤の高温蒸発用マットによれば、高温時の
輻射率が低い金属により皮膜を蒸発面全面に密着形成し
空隙質基板内部で、該基板に保留された蒸気圧が著しく
低い殺虫剤を熱効率よく高温に保持して、皮膜を貫通し
て基板に穿孔された高密度に分布した蒸気孔により、蒸
発面積を大きくして短時間に多量に蒸発させることがで
き、また、高温の殺虫剤粒子は微細で拡散性が高いの
で、有効成分を害虫が棲息してる隙間の奥まで浸透させ
て害虫を駆除することができる。従って温室や倉庫、調
理場などの広い空間でもコンパクトな蒸発器で短時間に
必要量の殺虫剤を蒸発することができるものである。ま
た、蒸発に必要な加熱温度が高いほど、高温時の輻射率
の低い金属皮膜による輻射熱の減少量が大きいので、熱
効率が高くなり、マットの加熱温度や厚さにかかわらず
皮膜の保温作用により、蒸発効率がよくなり経済的とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸発用マットの平面図で、第2図は第1図のS
−S′断面を示し、第3図は蒸発マットを取り付ける蒸
発装置の正面図で一部を断面で示す。 (1)……基板、(2)(A,B)……皮膜、(3)……
蒸気孔、(4)……筒体、(5)……定温発熱器、
(6)……加熱板、(7)……排気口、(8)……被せ
蓋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】殺虫剤を蒸発させる加熱蒸発用マットにお
    いて、殺虫剤を保留させる空隙質基板(1)の蒸発面全
    面に、高温時の輻射率が低い金属により皮膜(2)を密
    着形成するとともに、該皮膜(2)を貫通して空隙質基
    板(1)に穿孔する微細な蒸気孔(3)を高密度に穿孔
    分布させたことを特徴とする殺虫剤の高温蒸発用マッ
    ト。
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