JPH0751482B2 - 害虫防除材 - Google Patents

害虫防除材

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JPH0751482B2
JPH0751482B2 JP62072763A JP7276387A JPH0751482B2 JP H0751482 B2 JPH0751482 B2 JP H0751482B2 JP 62072763 A JP62072763 A JP 62072763A JP 7276387 A JP7276387 A JP 7276387A JP H0751482 B2 JPH0751482 B2 JP H0751482B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、害虫防除成分を複数枚のシート状材料間に挟
みこんでなる害虫防除材に関する。
従来の技術 従来より、ゴキブリを初めとする各種の衛生害虫、不快
害虫等の防除材及び防除方法は、種々研究開発されてき
ている。しかしながら、従来開発されてきた防除材及び
防除方法は、一長一短があり、防除効果、簡便性、安全
性等の要求性能をすべて具備するものはいまだ開発され
ていない現状にある。例えば従来公知の害虫防除成分を
シート状材料の間に挟みこんだ害虫防除材は、その実用
前にシートに保持された害虫防除成分が容易に脱離、散
乱してしまい、実用に際し充分な害虫防除効果を奏し得
ないことは勿論のこと、この散乱した成分による人体に
対する危険性が大きい欠点が認められる。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上記従来の害虫防除材に認められる欠
点を解消し、この種害虫防除材に要求される性能をすべ
て具備する新しい害虫防除材を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、害虫防除成分が複数枚のシート状材料
間に挟みこまれ圧縮成形されてなる害虫防除材であっ
て、上記害虫防除成分が固体であり且つ上記シート材料
の少なくとも1枚がセルロース系繊維80〜40重量%と熱
可塑性繊維20〜60重量%との混合物を約10〜100g/m2
約1〜10mm厚さに紡出した繊維質材料であることを特徴
とする害虫防除材が提供される。
本発明の害虫防除材は、上記の通りこれを構成するシー
ト状材料の少なくとも1枚に特定の繊維質材料を選択し
て利用し且つ固体状害虫防除成分を挟みこんだシート状
材料を圧縮成型したことに基づいて、従来のこの種防除
材に見られる防除成分のシート状材料からの脱離や散乱
をみごとに防止でき、所望の優れた害虫防除効果を奏し
得ると共に、害虫防除成分に直接手指等が触れることも
なく、また該成分の誤食等のおそれもなく、安全性が保
証されている。更に本発明の害虫防除材は、シート状形
態を有するため、そのまま実用できると共に、対象害虫
に応じて、平面的もしくは立体的に任意の大きさ、形状
となし得、狭い空間でも広い面積でも簡便に使用するこ
とができる。
尚、本発明害虫防除材を構成するシート状材料に用いら
れる「シート」なる用語は、広い意味で用いられるもの
であり、シート状形態と共に、フィルム状形態、テープ
状形態、マット状形態等をも包含するものである。
本発明害虫防除材は、上記シート状材料の少なくとも1
枚に後述する特定の繊維質材料を用いることを必須と
し、他は通常用いられている各種の材料、例えばセルロ
ース繊維製材料の紙、布帛、不織布等、合成樹脂材料の
シート、ポリウレタン、ポリエチレン等の発泡体のシー
ト、ガラス繊維、石綿、鉱滓綿、炭素繊維、アルミニウ
ム、銅等の金属繊維等の無機繊維材料のシート等でよ
く、之等各種シート状物のラミネートフィルム等の積層
シートでもよい。
本発明において、害虫防除成分としては、従来よりよく
知られている各種の害虫駆除剤有効成分化合物(固体)
をいずれも使用できる。この有効成分化合物には、例え
ばピレスロイド系、カーバメート系、ヒドラゾン系、有
機リン系、ホウ素系、有機ケイ素系等に属し、殺虫作
用、殺ダニ作用等を有する各種化合物が包含され、之等
各化合物は、その1種を単独で用いることもでき、また
2種以上を混合して用いることもできる。代表的具体例
としては、例えばピレトリン、アレスリン、フラメトリ
ン、レスメトリン、フタルスリン、フェノトリン、ペル
メトリン、シペルメトリン、フルシトリネート、シフェ
ノトリン、エムペンスリン、フェンバレレート等のピレ
スロイド系化合物;プロポクサー、カーバリル、MTMC、
イソプロカーブ、プロメカーブ、BPMC、ターバム、MPM
C、XMC、メソミル、カルタップ等のカーバメート系化合
物;ジクロルボス、フェニトロチオン、ダイアジノン、
フェンチオン、マラチオン、ナレド、クロルフェンビン
ホォス、テトラクロルビンフォス、プロパホス、シアノ
ホス、ジクロルフェンチオン、ピリダフェンチオン、ク
ロルピリホス、イソキサチオン、サリチオン、フェンソ
エイト、フォルモチオン、メカルバム、DAEP、チオメト
ン、イソチオエート、IPSP、ホスメット、ホサロン、メ
チダチオン、メサゾン、プロチオフォス、バミドチオ
ン、ESP、アセフェート、トリクロルフォン、EPN、シア
ノフェンフォス、EPBP、レプトホス等の有機リン系化合
物;テトラヒドロ−5,5−ジメチル−2−(1H)−ピリ
ミジノン−{3−〔4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル〕エテニル}−2−プロペニリデン−ヒドラゾン及び
その脂肪酸塩等のヒドラゾン系化合物;オルトホウ酸、
ホウ酸ソーダ、8ホウ酸ナトリウム・4水和物等のホウ
素系化合物等を例示することができる。
また本発明に利用する害虫防除成分には、上記害虫駆除
剤有効成分化合物と共に、各種の害虫誘引剤成分を含有
させることができる。この誘引剤成分としては、害虫に
対して誘引性を示す従来公知の各種のもの、例えば脂肪
族、脂環族又は芳香族系の炭化水素化合物や複素環化合
物等及び之等各化合物のアルコール、エーテル、ケト
ン、アミン、アルデヒド、エステル、カルボン酸誘導体
乃至硫黄、ハロゲン等の置換体を例示することができ
る。また上記誘引剤成分には、害虫の摂取行動誘起物
質、フェロモン類、食餌物質等も包含される。代表的食
餌物質としては、例えばトウモロコシ、小麦粉、米ぬか
等の穀物粉、魚粉、骨粉、粉乳、バター、廃糖密等の動
植物性食餌物質等を例示できる。上記誘引剤成分はその
1種を単独で用いることもでき、2種以上を併用するこ
ともできる。
更に上記害虫防除成分中には、必要に応じて、従来より
この種防除剤組成物中に添加配合されることの知られて
いる各種の添加剤、例えば安定剤、共力剤、着香料、着
色剤、誤食防止剤等を任意に添加配合することも勿論可
能である。
本発明害虫防除材に利用される少なくとも1枚のシート
状材料は、繊維質材料であることが重要である。この繊
維質材料は、セルロース系繊維80〜40重量%と熱可塑性
繊維20〜60重量%との混合物を約10〜100g/m2、約1〜1
0mm厚さに紡出することにより得られる。ここでセルロ
ース系繊維としては、例えば綿、麻、レーヨン、アセテ
ート等を例示でき、また熱可塑性繊維としては、約60〜
200℃の温度で軟化溶融するもの、例えば低融点ポリエ
ステル、ポリプロピレン、ポリエチレン等を例示でき
る。上記紡出は、常法に従い行なうことができる。
本発明の害虫防除材は、前記害虫防除成分を、少なくと
も1枚が上記特定の繊維質材料である複数枚のシート状
材料間に挟みこんだシート状形態を有しており、これは
以下の製法により製造される。即ち、上記紡出された繊
維質材料上に害虫防除成分を均一に又は部分的に散布乃
至塗布により適用し、その上に上記と同様の紡出された
繊維質材料又は他の通常のシート状物を重ね合せ、これ
らを加熱圧縮成形することにより製造される。
上記において、害虫防除成分の適用量は、該成分を構成
する害虫駆除剤有効成分化合物又はより好ましくはこれ
と誘引剤成分との混合物の種類やこれを挟みこむシート
状物の種類等により若干異なり、任意に決定できるが、
通常本発明に用いる繊維質材料の単位面積(1m2)当た
り、害虫防除成分が約10〜400g、好ましくは約50〜200g
となる量とするのがよい。上記適用は、害虫防除成分の
剤型に応じて通常の方法に従うことができる。例えば該
害虫防除成分が粉末、顆粒等の固状及び液状の場合に
は、散布、塗布等によるのが望ましく、ペースト状の場
合には塗工することもでき、更にシート状の場合にはラ
ミネート等の形態で積層処理することもできる。
また上記加熱圧縮成形は、特に限定されるものではない
が、通常約100〜200℃の温度条件下にローラーを用いて
行なわれるのが一般的である。
上記加熱圧縮成形に当たっては、これにより得られる本
発明害虫防除材のシート状材料間の層間強度を高めるた
めに、上記害虫駆除剤有効成分化合物又はこれと誘引剤
成分との混合物を含む害虫防除成分中に、更に適当な粉
末形態乃至溶液形態の結合剤(バインダー)を添加混合
して用いることができる。この結合剤としては、通常の
もの、例えば(a)ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体樹脂等の熱可塑性結合剤、
(b)メチルセルロース、ポリアクリル酸ソーダ、ポリ
ビニルアルコール等の水溶性結合剤、(c)変性デンプ
ン、多糖類等の可食性結合剤、(d)ポリビニルアルコ
ール−マレイン酸エステル系、ポリビニルアルコール
系、アクリル酸系、PXX(昭和電工社製)、メチルセル
ローズ、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルローズのアルカリ金属塩、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の吸
水性樹脂の結合剤等を単独で又は組合せて用いることが
できる。之等結合剤の使用量は上記害虫防除成分全重量
の約1〜50重量%の範囲とするのが好ましい。
上記加熱圧縮成形により本発明所期の優れた効果を奏す
る害虫防除材が収得され、これはそのままのシート状形
態で実用することもでき、適宜の大きさに裁断等を行な
ってテープ状等の形態に、平面的もしくは立体的に大き
さ、形状等を加工した後、実用することもできる。
上記防出された繊維質材料を利用した加熱圧縮成形法に
よればまた、紡出の際に、用いるセルロース系繊維と熱
可塑性繊維との混合物の混合比率、防出密度等や圧縮条
件等を適宜変化させることにより、害虫防除成分の該繊
維質材料中への移行量を適宜加減することができ、これ
によって、害虫防除効果の持続性をも適宜調節すること
ができる利点がある。更に本発明の害虫防除材製品は、
必要に応じて、例えばエンボス加工やラミネート加工等
の二次加工を施されることもできる。
かくして得られる本発明害虫防除材は、これに用いた害
虫防除成分の種類に応じて、例えば毒餌剤としてこれを
各種害虫に摂食させることによりその殺虫、駆除を行な
うこともでき、また該害虫防除材中より揮散、放散等を
行なう害虫防除成分乃至その蒸気と接触させることによ
って各種害虫の殺虫、駆除を行なうこともできる。
本発明害虫防除材によって殺虫、駆除を行ない得る害虫
としては、例えばゴキブリ、ハエ、カ、アブ、ナンキン
ムシ等の衛生害虫乃至吸血害虫を始めとして、イガ、コ
イガ等の衣料害虫、コクヌストモドキ、コクゾウムシ等
の貯穀害虫、更にはアリ、ナメクジ、コナダニ類、ツメ
ダニ類、ヒョウヒダニ類、シラミダニ類、アリガタバ
チ、ゲジゲジ、ダンゴムシ、ケムシ等の不快害虫等を挙
げることができる。
発明の効果 本発明の害虫防除材は、従来のこの種防除材に見られる
欠点、殊に防除成分のシート状材料からの脱離や散乱を
みごとに防止し、この種防除材に要求される防除効果、
簡便性、安全性等の要求性能をすべて具備する。特に本
発明防除材は、優れた害虫防除効果を長期に亘って持続
発現し得ると共に、害虫防除成分に直接手指等が触れる
こともなく、また該成分の誤食等のおそれもなく、安全
性が保証されている。更にこれはシート状形態を有する
ため、そのまま実用できると共に、対象害虫に応じて、
任意の大きさ、形状となし得、狭い空間でも広い面積で
も簡便に使用することができる。
実施例 以下、本発明を更に詳しく説明するため、実施例を挙げ
るが、本発明はかかる実施例によって限定されるもので
はない。尚、各例において部とあるは重量部を示すもの
とする。
実施例1〜16 第1図に示すシート製造装置を用いて、以下の手法によ
り、本発明の害虫防除材を製造した。
第1図は、本発明害虫防除材の製造に適した装置の概略
図であり、(1)及び(3)は、繊維質材料繰出ロー
ル、(2)は害虫防除成分の散布乃至塗布部、(4)は
ラミネートフィルム繰出ロール、(5)は加熱バックア
ップロール、(6)は加熱エンボスロール及び(7)は
巻き取りロールをそれぞれ示す。
繊維質材料としては、下記に試料a〜cとして示すセル
ロース系繊維と熱可塑性繊維との混合物を紡出(いずれ
も目付量65g/m2とした)して用い、また害虫防除成分と
しては、下記第1表に示す組成のものを用いた。
〈繊維質材料試料〉 試料a…セルロース繊維と低融点ポリエステル(ユニチ
カ社製、「メルティ」との60:40(重量比)混合物 試料b…レーヨン繊維と低融点ポリエステル(同上)と
の70:30(重量比)混合物 試料c…羊毛と低融点ポリエステル(同上)との50:50
(重量比)混合物 但し、第1表中害虫防除材有効成分における「化合物A
」は、テトラヒドロ−5,5−ジメチル−2−(1H)−
ピリミジノン−{3−〔4−(トリフルオロメチル)フ
ェニル〕エテニル}−2−プロペニリデン−ヒドラゾン
を示す。また「PFパウダー」は、ポリエチレンとエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体との混合物(大阪インキ社製)
を示し、吸水ポリマーとしては、「アクアリックCA」
(日本触媒社製、アクリル系吸水樹脂)を用いた。更に
香料及び誤食防止剤としてはそれぞれ次のものを用い
た。
香料…オニオンフレーバーM−4195(高砂香料社製) 誤食防止剤…トウガラシエッセンス7K−83(同上社製) 第1図に示す装置のロール(1)より繰り出された厚さ
3〜10mmの紡出された繊維質材料試料(試料a〜c)の
表面上に、上記第1表に示す組成の害虫防除成分のそれ
ぞれを、散布もしくは塗布部(2)より散布、塗布した
後、ロール(3)より繰り出された厚さ3〜10mmの紡出
された繊維質材料試料(試料a〜c)及び/又はロール
(4)より繰り出された紙30μm及びポリエチレン10μ
mからなるラミネートフィルムを、それぞれ重ねた。そ
の後、加熱バックアップロール(5)及び加熱エンボス
ロール(6)の間で、全体を120〜180℃に加熱圧縮する
と同時に、部分的にエンボス加工して、一体化した後、
巻き取りロール(7)で巻き取り、本発明害虫防除材製
品を作成した。
得られた本発明害虫防除材製品の構成を第2表に示す。
上記第2表に示す各製品は、いずれもシート状形態を有
することにより、ゴキブリ、シロアリ等の害虫が出没す
る個所に敷設することで、広い面積でも、上記害虫の防
除を可能とし、また、テープ状として木材、樹木等に巻
きつけて使用することもできると共に、筒状、ハウス状
等の立体的形状として上記害虫のシェルター等としても
使用できる利点がある。
以下、上記実施例で得られた本発明害虫防除材製品を用
いて行なった殺虫試験例を挙げる。
殺虫試験例1 ポリプロピレン製コンテナ(縦300mm、横390mm、高さ21
0mm)中に、水、餌及びシェルターを入れ、クロゴキブ
リ成虫20頭を放した後、本発明害虫防除材製品試料(50
mm×50mmの大きさに裁断したもの)を入れ、経時的に死
虫数を観察した。
本発明害虫防除材製品試料における殺虫効果は、LT
50(Lethal Time、供試虫の50%が死亡するまでに要す
る時間)で表わした。
結果を下記第3表に示す。
上記殺虫試験例1の結果より、本発明害虫防除材は、ク
ロゴキブリに対して極めて優れた殺虫効果を奏し得るこ
とが判る。
殺虫試験例2 直径9cmのガラスシャーレに水を含浸させた砂を敷きつ
め、この中にヤマトシロアリ(鳴門産、worker)の所定
匹敵を入れて放飼した後、以下の本発明害虫防除材製品
試料(直径8cmの円形に切断したもの)をのせ、更に放
飼を続け、経時的に供試虫の死亡個体数を計数した。
尚、放飼期間中、シャーレ中にはヤマトシロアリの餌と
して、適量の松材屑を入れ、自由摂食させた。また、試
験は25±2℃の恒温室中で実施した。
結果を下記第4表に示す。尚、第4表には、上記におい
て本発明防除材製品試料を使用せず、同様の試験を行な
った結果を対照として併記する。
上記第4表より、本発明害虫防除材は、ヤマトシロアリ
の殺虫駆除に極めて有効に利用できることが明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明害虫防除材の製造に適した装置の概略
図を示す。 (1)、(3)……繊維質材料繰出ロール (2)……害虫防除成分の散布乃至塗布部 (4)……ラミネートフィルム繰出ロール (5)……加熱バックアップロール (6)……加熱エンボスロール及び (7)……巻き取りロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 清志 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−44502(JP,A) 特開 昭59−65001(JP,A) 実開 昭61−55001(JP,U) 実開 昭59−193282(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】害虫防除成分が複数枚のシート状材料間に
    挟みこまれ圧縮成形されてなる害虫防除材であって、上
    記害虫防除成分が固体であり且つ上記シート材料の少な
    くとも1枚がセルロース系繊維80〜40重量%と熱可塑性
    繊維20〜60重量%との混合物を約10〜100g/m2、約1〜1
    0mm厚さに紡出した繊維質材料であることを特徴とする
    害虫防除材。
JP62072763A 1987-03-25 1987-03-25 害虫防除材 Expired - Lifetime JPH0751482B2 (ja)

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