JPH07255825A - 室内の脱臭装置 - Google Patents
室内の脱臭装置Info
- Publication number
- JPH07255825A JPH07255825A JP6050565A JP5056594A JPH07255825A JP H07255825 A JPH07255825 A JP H07255825A JP 6050565 A JP6050565 A JP 6050565A JP 5056594 A JP5056594 A JP 5056594A JP H07255825 A JPH07255825 A JP H07255825A
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- Japan
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- aerobic microorganisms
- container
- plant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】安全に悪臭の原因となる物質を除去できるとと
もに、後処理が容易な室内の脱臭装置を提供する。 【構成】室内の悪臭を除去するための脱臭装置1であっ
て、植物の生育用の床材に好気性微生物を付着あるいは
含浸してなる脱臭基材4と、開口部を有してこの脱臭基
材が充填される容器2と、この容器2内に前記脱臭基材
4が充填されて形成された植物の生育用の床Tと、この
植物の生育用の床Tに根茎部が挿入された植物G、とか
らなり、前記脱臭基材Tに水分が供給されることにより
前記好気性微生物が室内の悪臭を除去する。
もに、後処理が容易な室内の脱臭装置を提供する。 【構成】室内の悪臭を除去するための脱臭装置1であっ
て、植物の生育用の床材に好気性微生物を付着あるいは
含浸してなる脱臭基材4と、開口部を有してこの脱臭基
材が充填される容器2と、この容器2内に前記脱臭基材
4が充填されて形成された植物の生育用の床Tと、この
植物の生育用の床Tに根茎部が挿入された植物G、とか
らなり、前記脱臭基材Tに水分が供給されることにより
前記好気性微生物が室内の悪臭を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、効果的に室内を脱臭
することができる室内の脱臭装置に関する。
することができる室内の脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内の脱臭装置としては、芳
香剤を含んだ液体を徐々に蒸発するようにした容器状の
ものや、一時的にスプレー等で噴射するプッシュ式もの
や、あるいは悪臭物質を担体に化学的あるいは電気的に
吸着するものがある。
香剤を含んだ液体を徐々に蒸発するようにした容器状の
ものや、一時的にスプレー等で噴射するプッシュ式もの
や、あるいは悪臭物質を担体に化学的あるいは電気的に
吸着するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、芳香剤を用い
る装置では、悪臭を芳香剤の香りで隠してしまうに過ぎ
ず、悪臭の原因となる物質を除去するということはでき
なかった。また、かかる芳香剤は必ずしも人間にとって
安全であるとはかぎらなかった。また、悪臭物質を担体
に吸着させる装置では、効果的に悪臭物質を捕捉するた
めにはファン等による吸引が必要であり、また悪臭物質
を吸着した担体の後処理として、洗浄や廃棄に伴う手間
や環境汚染の問題があった。
る装置では、悪臭を芳香剤の香りで隠してしまうに過ぎ
ず、悪臭の原因となる物質を除去するということはでき
なかった。また、かかる芳香剤は必ずしも人間にとって
安全であるとはかぎらなかった。また、悪臭物質を担体
に吸着させる装置では、効果的に悪臭物質を捕捉するた
めにはファン等による吸引が必要であり、また悪臭物質
を吸着した担体の後処理として、洗浄や廃棄に伴う手間
や環境汚染の問題があった。
【0004】そこで、本発明は、かかる悪臭除去する場
合の不都合を排除して、安全に悪臭の原因となる物質を
除去できるとともに、後処理が容易な室内の脱臭装置を
提供することを目的とする。
合の不都合を排除して、安全に悪臭の原因となる物質を
除去できるとともに、後処理が容易な室内の脱臭装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明者は、以下の発明を創作した。すなわち、
請求項1の発明は、室内の悪臭を除去するための脱臭装
置であって、植物の生育用の床材に好気性微生物を付着
あるいは含浸してなる脱臭基材と、開口部を有してこの
脱臭基材が充填される容器と、この容器内に前記脱臭基
材が充填されて形成された植物の生育用の床と、この植
物の生育用の床に根茎部が挿入された植物、とからな
り、前記脱臭基材に水分が供給されることにより前記好
気性微生物が室内の悪臭を除去することを特徴とする室
内の脱臭装置である。請求項2の発明は、請求項1にお
いて、前記脱臭基材は、通水可能でかつ前記容器に収納
可能に形成した内装体に充填されてなることを特徴とす
る室内の脱臭装置である。
ために本発明者は、以下の発明を創作した。すなわち、
請求項1の発明は、室内の悪臭を除去するための脱臭装
置であって、植物の生育用の床材に好気性微生物を付着
あるいは含浸してなる脱臭基材と、開口部を有してこの
脱臭基材が充填される容器と、この容器内に前記脱臭基
材が充填されて形成された植物の生育用の床と、この植
物の生育用の床に根茎部が挿入された植物、とからな
り、前記脱臭基材に水分が供給されることにより前記好
気性微生物が室内の悪臭を除去することを特徴とする室
内の脱臭装置である。請求項2の発明は、請求項1にお
いて、前記脱臭基材は、通水可能でかつ前記容器に収納
可能に形成した内装体に充填されてなることを特徴とす
る室内の脱臭装置である。
【0006】前記室内の悪臭とは、車両を含む室内の人
間やペットに起因する体臭や、排泄物臭の他、タバコ
臭、ゴミ臭や調理臭、薬品等の化学物質臭、微生物によ
る腐敗臭が含まれる。前記好気性微生物には、細菌、酵
母、真菌が含まれる。前記植物の生育用の床材とは、植
物を生育させる床に用いられる床材であり、微生物を付
着あるいは含浸できる床材であればよく、多孔質のも
の、糸状体のもの、シート状態のもの等を使用すること
ができる。例えば、肥料等の有機質あるいは無機質の各
種の粒材や断片等がある。また、多くの好気性微生物を
付着させることができ、また悪臭物質を吸着できるた
め、木片、炭、活性炭等の表面積が大きく吸着性の優れ
る担体である床材を用いることが好ましい。
間やペットに起因する体臭や、排泄物臭の他、タバコ
臭、ゴミ臭や調理臭、薬品等の化学物質臭、微生物によ
る腐敗臭が含まれる。前記好気性微生物には、細菌、酵
母、真菌が含まれる。前記植物の生育用の床材とは、植
物を生育させる床に用いられる床材であり、微生物を付
着あるいは含浸できる床材であればよく、多孔質のも
の、糸状体のもの、シート状態のもの等を使用すること
ができる。例えば、肥料等の有機質あるいは無機質の各
種の粒材や断片等がある。また、多くの好気性微生物を
付着させることができ、また悪臭物質を吸着できるた
め、木片、炭、活性炭等の表面積が大きく吸着性の優れ
る担体である床材を用いることが好ましい。
【0007】前記容器は、素材を問うものではないが、
容器の全体が、あるいはその容器の一部が、微細な多孔
質状の素材であることが好ましい。多孔質状の素材であ
れば、容器の壁部を通して脱臭作用を奏し、好気性微生
物の飛散が可能であり、また容器内部の通気性の低い部
位の好気性微生物にも壁部を介して酸素が供給されるか
らである。
容器の全体が、あるいはその容器の一部が、微細な多孔
質状の素材であることが好ましい。多孔質状の素材であ
れば、容器の壁部を通して脱臭作用を奏し、好気性微生
物の飛散が可能であり、また容器内部の通気性の低い部
位の好気性微生物にも壁部を介して酸素が供給されるか
らである。
【0008】前記通水可能な内装体とは、水が通過可能
な孔部を有するものであればよく、全体に複数個の孔部
を有する状態のみならず、一部に孔部を有する状態やメ
ッシュ状に形成した状態をいうものとする。なお、孔部
の大きさは、収納する脱臭基材が通過できない大きさ
で、水や脱臭基材に付着等させた好気性微生物が通過で
きる大きさとする。
な孔部を有するものであればよく、全体に複数個の孔部
を有する状態のみならず、一部に孔部を有する状態やメ
ッシュ状に形成した状態をいうものとする。なお、孔部
の大きさは、収納する脱臭基材が通過できない大きさ
で、水や脱臭基材に付着等させた好気性微生物が通過で
きる大きさとする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によると、脱臭基材への水分の
供給により好気性微生物が活性化され、好気性微生物が
悪臭を分解、あるいは悪臭の原因となる嫌気性微生物の
増殖を抑制する。また、脱臭基材は、植物の生育用の床
材でもあるため、そのまま植物の床材として作用し、ま
た好気性微生物自体も植物の有機肥料となる。また、外
観は通常の植物の鉢植えとなっている。請求項2の発明
によると、内装体内の好気性微生物が給水により活性化
され、悪臭を除去する。また、脱臭基材が内装体に充填
された状態で容器に収納されるため、交換が容易であ
る。
供給により好気性微生物が活性化され、好気性微生物が
悪臭を分解、あるいは悪臭の原因となる嫌気性微生物の
増殖を抑制する。また、脱臭基材は、植物の生育用の床
材でもあるため、そのまま植物の床材として作用し、ま
た好気性微生物自体も植物の有機肥料となる。また、外
観は通常の植物の鉢植えとなっている。請求項2の発明
によると、内装体内の好気性微生物が給水により活性化
され、悪臭を除去する。また、脱臭基材が内装体に充填
された状態で容器に収納されるため、交換が容易であ
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明を具体化した一実施例につき、
図1ないし図4に基づいて説明する。本実施例は、図1
に示すように、観葉植物の鉢植えを兼ねた室内の脱臭装
置1である。鉢植えの容器2は、微細な孔部を有する多
孔質である素焼きの容器を用い、その内部には、植物の
生育用の床材から床Tが形成され、生きた植物である観
葉植物Gの根茎部が植わっている。
図1ないし図4に基づいて説明する。本実施例は、図1
に示すように、観葉植物の鉢植えを兼ねた室内の脱臭装
置1である。鉢植えの容器2は、微細な孔部を有する多
孔質である素焼きの容器を用い、その内部には、植物の
生育用の床材から床Tが形成され、生きた植物である観
葉植物Gの根茎部が植わっている。
【0011】本実施例に用いる好気性微生物は、多種類
の微生物、本実施例では15種類の好気性微生物からな
り、悪臭の原因となる物質を脱臭化する微生物、悪臭の
原因となる物質を分解する微生物及び発酵する微生物等
とから構成されている。そして、これらの好気性微生物
は、図2に拡大して示したように、床材の1種である細
かな木片に含浸されて脱臭基材4とされ、、他の床材と
ともに鉢植えの容器2に充填されている。
の微生物、本実施例では15種類の好気性微生物からな
り、悪臭の原因となる物質を脱臭化する微生物、悪臭の
原因となる物質を分解する微生物及び発酵する微生物等
とから構成されている。そして、これらの好気性微生物
は、図2に拡大して示したように、床材の1種である細
かな木片に含浸されて脱臭基材4とされ、、他の床材と
ともに鉢植えの容器2に充填されている。
【0012】本実施例においては、好気性微生物は小さ
な木片に含浸されており、木片が乾燥した状態では、微
生物は休眠状態にあり、木片に水が供給されると、微生
物が活性化されるようになっている。
な木片に含浸されており、木片が乾燥した状態では、微
生物は休眠状態にあり、木片に水が供給されると、微生
物が活性化されるようになっている。
【0013】次に、このように形成した脱臭装置1の作
用・効果について説明する。まず、鉢植え容器2に水を
供給することにより、床T内に含まれる脱臭基材4にも
水が含浸され、好気性微生物が活性化される。そして、
好気性微生物は、床Tの表面から直接、及び容器2の微
細な孔部を介して部屋内の悪臭の原因となる物質を無臭
化(徐臭化)し、あるいは分解し、あるいは発酵して、
悪臭を除去する。なお、鉢植えの容器2には微細な孔部
を通して容器2の外部から酸素が供給されるため、床T
内部の好気性微生物の活性を確保することができる。ま
た、かかる好気性微生物の一部は、周囲に飛散し浮遊し
て、悪臭の原因となる微生物の生育を抑えることにより
悪臭の発生を抑制あるいは防止する。
用・効果について説明する。まず、鉢植え容器2に水を
供給することにより、床T内に含まれる脱臭基材4にも
水が含浸され、好気性微生物が活性化される。そして、
好気性微生物は、床Tの表面から直接、及び容器2の微
細な孔部を介して部屋内の悪臭の原因となる物質を無臭
化(徐臭化)し、あるいは分解し、あるいは発酵して、
悪臭を除去する。なお、鉢植えの容器2には微細な孔部
を通して容器2の外部から酸素が供給されるため、床T
内部の好気性微生物の活性を確保することができる。ま
た、かかる好気性微生物の一部は、周囲に飛散し浮遊し
て、悪臭の原因となる微生物の生育を抑えることにより
悪臭の発生を抑制あるいは防止する。
【0014】さらに、本実施例においては、脱臭装置1
と観葉植物Gの鉢植えとを兼用することができ、鉢植え
の容器2は、かなりの容量を有するものであるため、大
量の脱臭基材4たる木片を充填することにより、大量の
好気性微生物を容器2内に充填することができる。した
がって、強力な脱臭効果を広範囲に及ぼすことも可能で
あり、また、脱臭効果を長期間維持するにも好都合であ
る。なお、鉢植えの容器2の大きさや、脱臭基材4の充
填量、木片への微生物の付着量等を適宜変更して、好気
性微生物の量を調整することもでき、必要に応じた脱臭
効果を得ることができる。
と観葉植物Gの鉢植えとを兼用することができ、鉢植え
の容器2は、かなりの容量を有するものであるため、大
量の脱臭基材4たる木片を充填することにより、大量の
好気性微生物を容器2内に充填することができる。した
がって、強力な脱臭効果を広範囲に及ぼすことも可能で
あり、また、脱臭効果を長期間維持するにも好都合であ
る。なお、鉢植えの容器2の大きさや、脱臭基材4の充
填量、木片への微生物の付着量等を適宜変更して、好気
性微生物の量を調整することもでき、必要に応じた脱臭
効果を得ることができる。
【0015】また、脱臭基材4の担体たる木片は、植物
Gの生育用の床材の一つであるため、植物Gの成長に悪
影響もなく、廃棄する場合にも問題はない。さらに、植
物Gの根茎部が挿入され支持される床Tにおいて、好気
性微生物が存在することは、床T内に適度な通気性が確
保され、植物Gの根の成長にも都合がよい。また、好気
性微生物の死骸も有機性肥料と成りうる。したがって、
好気性微生物の活性が低下した後も、特にこの脱臭基材
4や微生物を床Tから除去する必要はない。
Gの生育用の床材の一つであるため、植物Gの成長に悪
影響もなく、廃棄する場合にも問題はない。さらに、植
物Gの根茎部が挿入され支持される床Tにおいて、好気
性微生物が存在することは、床T内に適度な通気性が確
保され、植物Gの根の成長にも都合がよい。また、好気
性微生物の死骸も有機性肥料と成りうる。したがって、
好気性微生物の活性が低下した後も、特にこの脱臭基材
4や微生物を床Tから除去する必要はない。
【0016】なお、本実施例においては、脱臭基材4た
る木片を生育用の床Tに混合して用いたが、これに限定
するものではない。すなわち、図3に示すように、鉢植
え容器2の内周面に沿って、細かいメッシュ状の袋であ
る内装体6を脱着可能に取り付けて、この内装体6内に
微生物を付着等させた脱臭基材4を充填すれば、好気性
微生物の活性が低下した場合に、内装体6内の脱臭基材
4を入替えたり、内装体6自体を交換することにより、
装置1の脱臭機能を再生することができる。
る木片を生育用の床Tに混合して用いたが、これに限定
するものではない。すなわち、図3に示すように、鉢植
え容器2の内周面に沿って、細かいメッシュ状の袋であ
る内装体6を脱着可能に取り付けて、この内装体6内に
微生物を付着等させた脱臭基材4を充填すれば、好気性
微生物の活性が低下した場合に、内装体6内の脱臭基材
4を入替えたり、内装体6自体を交換することにより、
装置1の脱臭機能を再生することができる。
【0017】さらに、図4に示すように、微細な孔部を
有する容器2の内周面の全体に沿って収納できる内装体
8を設けることにより、好気性微生物にとって通気性が
良好で、かつ、悪臭の原因となる物質を捕捉しやすく、
かつ周囲に飛散しやすい状態が確保されるため、好気性
微生物による脱臭作用を有効に発揮させることができ
る。
有する容器2の内周面の全体に沿って収納できる内装体
8を設けることにより、好気性微生物にとって通気性が
良好で、かつ、悪臭の原因となる物質を捕捉しやすく、
かつ周囲に飛散しやすい状態が確保されるため、好気性
微生物による脱臭作用を有効に発揮させることができ
る。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明によると、直接好気性微
生物が悪臭物質を分解しあるいは無臭化し、また悪臭の
原因となる嫌気性菌の生育を抑制するため、他の物質に
より悪臭を隠蔽するのと異なり、人間やペット等への安
全性が確保される。また、脱臭基材は、植物の生育用の
床材であり、好気性微生物は、植物の生育床を活性化
し、またその菌体自体が有機肥料ともなるため、そのま
ま床材として使用することができるし、また廃棄しても
環境を害することがない。さらに、外観は通常の植物の
鉢植えと全く異ならないため、室内のインテリアにもな
り、かかる場合には容易に大量の脱臭基材を充填するこ
とも可能であり、強力な脱臭効果を発揮させることがで
きる。請求項2の発明によると、好気性微生物が内装体
に別個に充填されてなるため、好気性微生物の活性が低
下した場合に、容易に容器から取り出して、交換するこ
とができ、脱臭効果を継続して確保することができる。
生物が悪臭物質を分解しあるいは無臭化し、また悪臭の
原因となる嫌気性菌の生育を抑制するため、他の物質に
より悪臭を隠蔽するのと異なり、人間やペット等への安
全性が確保される。また、脱臭基材は、植物の生育用の
床材であり、好気性微生物は、植物の生育床を活性化
し、またその菌体自体が有機肥料ともなるため、そのま
ま床材として使用することができるし、また廃棄しても
環境を害することがない。さらに、外観は通常の植物の
鉢植えと全く異ならないため、室内のインテリアにもな
り、かかる場合には容易に大量の脱臭基材を充填するこ
とも可能であり、強力な脱臭効果を発揮させることがで
きる。請求項2の発明によると、好気性微生物が内装体
に別個に充填されてなるため、好気性微生物の活性が低
下した場合に、容易に容器から取り出して、交換するこ
とができ、脱臭効果を継続して確保することができる。
【図1】本発明の実施例の脱臭装置を示した図である。
【図2】本発明の実施例の脱臭装置の要部を示した図で
ある。
ある。
【図3】脱臭装置の容器に内装体を収納した状態を示し
た図である。
た図である。
【図4】脱臭装置の容器に内装体を収納する状態を示し
た図である。
た図である。
1 脱臭装置 2 容器 4 脱臭基材
Claims (2)
- 【請求項1】室内の悪臭を除去するための脱臭装置であ
って、 植物の生育用の床材に好気性微生物を付着あるいは含浸
してなる脱臭基材と、 開口部を有してこの脱臭基材が充填される容器と、 この容器内に前記脱臭基材が充填されて形成された植物
の生育用の床と、 この植物の生育用の床に根茎部が挿入された植物、とか
らなり、前記脱臭基材に水分が供給されることにより前
記好気性微生物が室内の悪臭を除去することを特徴とす
る室内の脱臭装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記脱臭基材は、通水
可能でかつ前記容器に収納可能に形成した内装体に充填
されてなることを特徴とする室内の脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6050565A JPH07255825A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 室内の脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6050565A JPH07255825A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 室内の脱臭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07255825A true JPH07255825A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12862534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6050565A Pending JPH07255825A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 室内の脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07255825A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001037856A (ja) * | 1999-08-03 | 2001-02-13 | Actree Murata Co | 空気浄化装置 |
JP2012232675A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用空気調和装置、及びこの車両用空気調和装置を用いた車両空調システム |
JP2017006564A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 太平洋セメント株式会社 | 空気浄化装置及び空気浄化方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5998717A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-07 | Project Meeking Tokyo:Kk | 細菌を利用する脱臭方法及び装置 |
JPH04200556A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-21 | Sapporo Japan Yuki Hiryo Center:Yugen | ビール粕の脱臭方法 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP6050565A patent/JPH07255825A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5998717A (ja) * | 1982-11-30 | 1984-06-07 | Project Meeking Tokyo:Kk | 細菌を利用する脱臭方法及び装置 |
JPH04200556A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-21 | Sapporo Japan Yuki Hiryo Center:Yugen | ビール粕の脱臭方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001037856A (ja) * | 1999-08-03 | 2001-02-13 | Actree Murata Co | 空気浄化装置 |
JP2012232675A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用空気調和装置、及びこの車両用空気調和装置を用いた車両空調システム |
JP2017006564A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 太平洋セメント株式会社 | 空気浄化装置及び空気浄化方法 |
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