JP2004275913A - 生ごみ処理機の脱臭装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】場所を取らず、簡易な構成で、しかも低コストで排気臭を緩和できる生ごみ処理機を提供することを目的とする。
【解決手段】微生物を植え付けた木材チップを処理槽に収容し、これに生ごみを混ぜて、微生物により生ごみを分解する生ごみ処理機において、前記処理槽の上部に換気ファンを取り付け、この換気ファンの排気口に脱臭ボックスを介して排気筒を接続し、脱臭ボックス内には竹酢液を含浸させた竹炭粉末を充填する。竹炭粉末は通気性の小袋に詰め、この小袋を脱臭ボックスの内部に並べて設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填する。木材チップには竹炭粉末を混ぜておく。
【選択図】 図1
【解決手段】微生物を植え付けた木材チップを処理槽に収容し、これに生ごみを混ぜて、微生物により生ごみを分解する生ごみ処理機において、前記処理槽の上部に換気ファンを取り付け、この換気ファンの排気口に脱臭ボックスを介して排気筒を接続し、脱臭ボックス内には竹酢液を含浸させた竹炭粉末を充填する。竹炭粉末は通気性の小袋に詰め、この小袋を脱臭ボックスの内部に並べて設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填する。木材チップには竹炭粉末を混ぜておく。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭の台所などから発生する野菜の屑や食べ残しなどの生ごみを、微生物により発酵分解して減容する生ごみ処理機に関し、特にその発酵分解時に発生する臭気の脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
微生物により生ごみを発酵分解する際、発生する悪臭を活性炭で取り除くことは従来から行われていたが充分でないため、台所などの屋内に生ごみ処理機を設置すると、部屋中に不快な臭いが充満して耐えられないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
脱臭のために大掛かりな装置を取り付けるのは費用が掛かるし、排気筒を高所で排出する方法も設置工事が必要で、どちらも家庭用の生ごみ処理機には適さない。
本発明は、簡易な構成で確実に嫌な臭いを取り除くことのできる生ごみ処理機用の脱臭装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、微生物を植え付けた木材チップを処理槽に収容し、これに生ごみを混ぜて、微生物により生ごみを分解する生ごみ処理機において、前記処理槽の上部に換気ファンを取り付け、この換気ファンの排気口に脱臭ボックスを介して排気筒を接続し、脱臭ボックス内には竹酢液を含浸させた竹炭粉末を充填する構成である。
請求項2の発明は、前記竹炭粉末を通気性の小袋に詰め、この小袋を脱臭ボックスの内部に並べて設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填する構成である。
請求項3の発明は、前記竹炭粉末をスポンジ製挟持具内に収容し、このスポンジ製挟持具を脱臭ボックスの内部に設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填する構成である。
請求項4の発明は、前記木材チップに竹炭粉末を混入する構成である。
【0005】
【発明の実施形態】
本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
1は生ごみ処理機の処理槽で、上面開口に蓋2を有する。
処理槽1の内部には回転軸3を水平方向に取り付け、これに間隔を置いて放射状に複数本の撹拌ロッド4を一体的に固定する。回転軸3の一端にはチェーンなど図示しない伝導機構を介してモータ5を連結する。
6は処理槽1の上部側壁に開口した排気口で、これに換気ファン7を取り付け、さらにその排気側に脱臭ボックス8を取り付ける。
【0006】
脱臭ボックス8は直方体で内部に竹炭粉末9を充填する。竹炭粉末9はあらかじめ通気性の小袋10に分けて詰め、この小袋10を適当個数脱臭ボックス8内に敷き詰めるように収容する。このように小袋10に分けると形が崩れず、脱臭ボックス8の四隅まで容積いっぱいに充分な量の竹炭粉末9を充填できるばかりでなく、竹炭粉末9がばらばらに散逸せず詰め替えが簡単にできるという利点がある。
11は脱臭ボックス8の側面開口に設けた気密性の蓋で、詰め替えのときにこの蓋11を開けて脱臭ボックス8の中の竹炭粉末9を交換する。
【0007】
竹炭粉末9には竹酢液をスプレーで噴霧し含浸させる。竹酢液は竹炭製造時の副産物として得られる。すなわち竹を炭化するときに発生する煙を冷却して液化後、この液を蒸留精製して得る。
12は排気筒で、脱臭ボックス8の上面に接続し、先端の排出口を台所のレンジフードの換気扇付近に設置するなどする。
【0008】
13は排気口6に設置した風向きフィンで、下向きにセットしておく。こうして排気を下向きに流すと、排気が脱臭ボックス8の底部から上部へ抜けるので、排気の素通りがなく竹炭粉末9との接触時間を長くすることができる。
14は排気口6に相対して処理槽1の上部側壁に開口した吸気口で、外壁の開口15に連通している。16は処理槽1の底部に設けた使用済み木材チップ取出用の底蓋である。
17は処理槽1に張り込んだ木材チップで、好気性の微生物が植え付けてある。
図3は別の例で、18は一対のスポンジ製挟持具を示す。図3では、スポンジ製挟持具18,18の間に竹炭粉末9を挟み込むように収容して、脱臭ボックス8の内部に設ける。
【0009】
しかして処理槽1によく水切りした生ごみを投入し、回転軸3を回転して撹拌ロッド4で生ごみと木材チップ17を撹拌する。この作業は間欠的に行えば充分で、例えば30分に3分間だけモータ5を定期的に駆動する。蓋2を閉じたとき、これを感知するセンサを設けておけば、そのセンサ出力でモータ5を自動的に始動させることができ安全である。
【0010】
生ごみ投入後、通常1日を経過すると、生ごみは木材チップ17の微生物により水と炭酸ガスに分解され、減容乃至消失する。このような微生物の分解作用を活発に維持するには空気と温度が必要で、冬季は処理槽1の外側に張り巡らした電熱ヒータ(図示しない)に通電して処理槽1を所定温度に加温する。生ごみに含まれる水分及び分解で生じた水分は電熱ヒータなどの熱で蒸発する。
【0011】
生ごみの分解で発生する炭酸ガスは悪臭がするが、この炭酸ガスが換気ファン7に吸われて脱臭ボックス8に送られ、竹炭粉末9を通過するうちに悪臭は竹炭粉末9に吸着される。加えて竹炭粉末9に含浸させた竹酢液が悪臭の有機成分を分解するので、脱臭ボックス8の排気筒12から排出されるときにはほとんど臭わない。排気筒12の先端排出口を部屋の換気扇に臨ませておけば、悪臭防止上いっそう好ましい。
【0012】
こうして長期間継続的に生ごみを処理するうちに、木材チップ17は撹拌ロッド4で破砕され次第に粉末状態になる。そうなると空気の通りが悪くなり微生物の繁殖に適さなくなって生ごみの分解能率が低下する。そこで適宜新しい木材チップを補充するが、半年に1回程度は、処理槽1の底蓋16を開けて木材チップ17を全部交換する。
使用済みの木材チップは有機肥料として利用できる。その場合10〜20倍の土と混ぜ、約1ヶ月間放置し完熟させてから使用するとよい。
木材チップ17には竹炭粉末を混入しているので、生ごみ処理中の悪臭を緩和するばかりでなく、生ごみ中の塩分を竹炭粉末がよく吸着するので、使用済みの木材チップを土壌に混ぜても、土壌中に塩分が拡散しないため、植物の育成にはなはだ好ましい。
【0013】
【発明の効果】
このように本発明では、微生物を発酵分解する際に発生する悪臭を脱臭ボックス8の竹炭粉末9が吸着して脱臭する。竹炭は木炭に比べ微細孔が多く吸着能力が優れているばかりでなく、木炭のように原料となる樹木の種類による品質のばらつきがない。従って、本発明によれば場所を取らず簡易な構成で、しかも低コストで悪臭を除去できる。加えて本発明では竹炭粉末に含浸した竹酢液が悪臭の有機成分を分解するので脱臭効果がいっそう向上するという効果を奏する。
【0014】
また竹炭粉末9を通気性の小袋10に詰め、この小袋10を脱臭ボックス8の内部に並べれば、交換が簡単で手を汚さず取り扱い易い。使用済みの竹炭粉末も、木材チップと同様に、土壌に撒いて害虫防除剤に利用できる。
【0015】
さらに、スポンジ製挟持具18内に竹炭粉末9を収容して、脱臭ボックス8の内部に設けると、臭気がスポンジ製挟持具を通過してから、集中して竹炭粉末に到達するので、竹炭粉末の消費量が少なくて済み、経済的である。
【0016】
木材チップ17に竹炭粉末を混入すると悪臭が緩和され、しかも竹炭粉末が生ごみの塩分を吸着するので、使用済みの木材チップを肥料にする場合、土壌中に塩分を拡散しないから植物の生育に好ましいという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の縦断面図である。
【図2】本発明実施例の平面図である。
【図3】本発明の別の実施例の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 処理槽
2 蓋
3 回転軸
4 撹拌ロッド
5 モータ
6 排気口
7 換気ファン
8 脱臭ボックス
9 竹炭粉末
10 小袋
12 排気筒
13 風向きフィン
14 吸気口
15 開口
16 底蓋
17 木材チップ
18 スポンジ製挟持具
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭の台所などから発生する野菜の屑や食べ残しなどの生ごみを、微生物により発酵分解して減容する生ごみ処理機に関し、特にその発酵分解時に発生する臭気の脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
微生物により生ごみを発酵分解する際、発生する悪臭を活性炭で取り除くことは従来から行われていたが充分でないため、台所などの屋内に生ごみ処理機を設置すると、部屋中に不快な臭いが充満して耐えられないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
脱臭のために大掛かりな装置を取り付けるのは費用が掛かるし、排気筒を高所で排出する方法も設置工事が必要で、どちらも家庭用の生ごみ処理機には適さない。
本発明は、簡易な構成で確実に嫌な臭いを取り除くことのできる生ごみ処理機用の脱臭装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、微生物を植え付けた木材チップを処理槽に収容し、これに生ごみを混ぜて、微生物により生ごみを分解する生ごみ処理機において、前記処理槽の上部に換気ファンを取り付け、この換気ファンの排気口に脱臭ボックスを介して排気筒を接続し、脱臭ボックス内には竹酢液を含浸させた竹炭粉末を充填する構成である。
請求項2の発明は、前記竹炭粉末を通気性の小袋に詰め、この小袋を脱臭ボックスの内部に並べて設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填する構成である。
請求項3の発明は、前記竹炭粉末をスポンジ製挟持具内に収容し、このスポンジ製挟持具を脱臭ボックスの内部に設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填する構成である。
請求項4の発明は、前記木材チップに竹炭粉末を混入する構成である。
【0005】
【発明の実施形態】
本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
1は生ごみ処理機の処理槽で、上面開口に蓋2を有する。
処理槽1の内部には回転軸3を水平方向に取り付け、これに間隔を置いて放射状に複数本の撹拌ロッド4を一体的に固定する。回転軸3の一端にはチェーンなど図示しない伝導機構を介してモータ5を連結する。
6は処理槽1の上部側壁に開口した排気口で、これに換気ファン7を取り付け、さらにその排気側に脱臭ボックス8を取り付ける。
【0006】
脱臭ボックス8は直方体で内部に竹炭粉末9を充填する。竹炭粉末9はあらかじめ通気性の小袋10に分けて詰め、この小袋10を適当個数脱臭ボックス8内に敷き詰めるように収容する。このように小袋10に分けると形が崩れず、脱臭ボックス8の四隅まで容積いっぱいに充分な量の竹炭粉末9を充填できるばかりでなく、竹炭粉末9がばらばらに散逸せず詰め替えが簡単にできるという利点がある。
11は脱臭ボックス8の側面開口に設けた気密性の蓋で、詰め替えのときにこの蓋11を開けて脱臭ボックス8の中の竹炭粉末9を交換する。
【0007】
竹炭粉末9には竹酢液をスプレーで噴霧し含浸させる。竹酢液は竹炭製造時の副産物として得られる。すなわち竹を炭化するときに発生する煙を冷却して液化後、この液を蒸留精製して得る。
12は排気筒で、脱臭ボックス8の上面に接続し、先端の排出口を台所のレンジフードの換気扇付近に設置するなどする。
【0008】
13は排気口6に設置した風向きフィンで、下向きにセットしておく。こうして排気を下向きに流すと、排気が脱臭ボックス8の底部から上部へ抜けるので、排気の素通りがなく竹炭粉末9との接触時間を長くすることができる。
14は排気口6に相対して処理槽1の上部側壁に開口した吸気口で、外壁の開口15に連通している。16は処理槽1の底部に設けた使用済み木材チップ取出用の底蓋である。
17は処理槽1に張り込んだ木材チップで、好気性の微生物が植え付けてある。
図3は別の例で、18は一対のスポンジ製挟持具を示す。図3では、スポンジ製挟持具18,18の間に竹炭粉末9を挟み込むように収容して、脱臭ボックス8の内部に設ける。
【0009】
しかして処理槽1によく水切りした生ごみを投入し、回転軸3を回転して撹拌ロッド4で生ごみと木材チップ17を撹拌する。この作業は間欠的に行えば充分で、例えば30分に3分間だけモータ5を定期的に駆動する。蓋2を閉じたとき、これを感知するセンサを設けておけば、そのセンサ出力でモータ5を自動的に始動させることができ安全である。
【0010】
生ごみ投入後、通常1日を経過すると、生ごみは木材チップ17の微生物により水と炭酸ガスに分解され、減容乃至消失する。このような微生物の分解作用を活発に維持するには空気と温度が必要で、冬季は処理槽1の外側に張り巡らした電熱ヒータ(図示しない)に通電して処理槽1を所定温度に加温する。生ごみに含まれる水分及び分解で生じた水分は電熱ヒータなどの熱で蒸発する。
【0011】
生ごみの分解で発生する炭酸ガスは悪臭がするが、この炭酸ガスが換気ファン7に吸われて脱臭ボックス8に送られ、竹炭粉末9を通過するうちに悪臭は竹炭粉末9に吸着される。加えて竹炭粉末9に含浸させた竹酢液が悪臭の有機成分を分解するので、脱臭ボックス8の排気筒12から排出されるときにはほとんど臭わない。排気筒12の先端排出口を部屋の換気扇に臨ませておけば、悪臭防止上いっそう好ましい。
【0012】
こうして長期間継続的に生ごみを処理するうちに、木材チップ17は撹拌ロッド4で破砕され次第に粉末状態になる。そうなると空気の通りが悪くなり微生物の繁殖に適さなくなって生ごみの分解能率が低下する。そこで適宜新しい木材チップを補充するが、半年に1回程度は、処理槽1の底蓋16を開けて木材チップ17を全部交換する。
使用済みの木材チップは有機肥料として利用できる。その場合10〜20倍の土と混ぜ、約1ヶ月間放置し完熟させてから使用するとよい。
木材チップ17には竹炭粉末を混入しているので、生ごみ処理中の悪臭を緩和するばかりでなく、生ごみ中の塩分を竹炭粉末がよく吸着するので、使用済みの木材チップを土壌に混ぜても、土壌中に塩分が拡散しないため、植物の育成にはなはだ好ましい。
【0013】
【発明の効果】
このように本発明では、微生物を発酵分解する際に発生する悪臭を脱臭ボックス8の竹炭粉末9が吸着して脱臭する。竹炭は木炭に比べ微細孔が多く吸着能力が優れているばかりでなく、木炭のように原料となる樹木の種類による品質のばらつきがない。従って、本発明によれば場所を取らず簡易な構成で、しかも低コストで悪臭を除去できる。加えて本発明では竹炭粉末に含浸した竹酢液が悪臭の有機成分を分解するので脱臭効果がいっそう向上するという効果を奏する。
【0014】
また竹炭粉末9を通気性の小袋10に詰め、この小袋10を脱臭ボックス8の内部に並べれば、交換が簡単で手を汚さず取り扱い易い。使用済みの竹炭粉末も、木材チップと同様に、土壌に撒いて害虫防除剤に利用できる。
【0015】
さらに、スポンジ製挟持具18内に竹炭粉末9を収容して、脱臭ボックス8の内部に設けると、臭気がスポンジ製挟持具を通過してから、集中して竹炭粉末に到達するので、竹炭粉末の消費量が少なくて済み、経済的である。
【0016】
木材チップ17に竹炭粉末を混入すると悪臭が緩和され、しかも竹炭粉末が生ごみの塩分を吸着するので、使用済みの木材チップを肥料にする場合、土壌中に塩分を拡散しないから植物の生育に好ましいという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の縦断面図である。
【図2】本発明実施例の平面図である。
【図3】本発明の別の実施例の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 処理槽
2 蓋
3 回転軸
4 撹拌ロッド
5 モータ
6 排気口
7 換気ファン
8 脱臭ボックス
9 竹炭粉末
10 小袋
12 排気筒
13 風向きフィン
14 吸気口
15 開口
16 底蓋
17 木材チップ
18 スポンジ製挟持具
Claims (4)
- 微生物を植え付けた木材チップを処理槽に収容し、これに生ごみを混ぜて、微生物により生ごみを分解する生ごみ処理機において、
前記処理槽の上部に換気ファンを取り付け、この換気ファンの排気口に脱臭ボックスを介して排気筒を接続し、
脱臭ボックス内には竹酢液を含浸させた竹炭粉末を充填してなる生ごみ処理機の脱臭装置。 - 前記竹炭粉末を通気性の小袋に詰め、この小袋を脱臭ボックスの内部に並べて設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填することを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理機の脱臭装置。
- 前記竹炭粉末をスポンジ製挟持具内に収容し、このスポンジ製挟持具を脱臭ボックスの内部に設けることにより、竹炭粉末を脱臭ボックス内に充填することを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理機の脱臭装置。
- 前記木材チップに竹炭粉末を混入してなることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理機の脱臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071879A JP2004275913A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 生ごみ処理機の脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003071879A JP2004275913A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 生ごみ処理機の脱臭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004275913A true JP2004275913A (ja) | 2004-10-07 |
Family
ID=33288211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003071879A Pending JP2004275913A (ja) | 2003-03-17 | 2003-03-17 | 生ごみ処理機の脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004275913A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006142249A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Tone Parts:Kk | 生ゴミ脱臭処理 |
CN103570381A (zh) * | 2012-08-01 | 2014-02-12 | 佩儿国际股份有限公司 | 厨余兼气发酵处理方法及其系统 |
US20140186224A1 (en) * | 2012-12-31 | 2014-07-03 | HalolaH LLC | Biodegradable odor removing article and system |
-
2003
- 2003-03-17 JP JP2003071879A patent/JP2004275913A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006142249A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Tone Parts:Kk | 生ゴミ脱臭処理 |
CN103570381A (zh) * | 2012-08-01 | 2014-02-12 | 佩儿国际股份有限公司 | 厨余兼气发酵处理方法及其系统 |
US20140186224A1 (en) * | 2012-12-31 | 2014-07-03 | HalolaH LLC | Biodegradable odor removing article and system |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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