JPH054019A - 脱臭方法および装置 - Google Patents

脱臭方法および装置

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JPH054019A
JPH054019A JP3156350A JP15635091A JPH054019A JP H054019 A JPH054019 A JP H054019A JP 3156350 A JP3156350 A JP 3156350A JP 15635091 A JP15635091 A JP 15635091A JP H054019 A JPH054019 A JP H054019A
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JP
Japan
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deodorant
deodorizing
earth
gases
active carbon
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Pending
Application number
JP3156350A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotake Kawasaki
精雄 川崎
Takayuki Yasui
孝行 安井
Tadayuki Izumi
忠行 泉
Hiroki Inoue
廣輝 井上
Yoichi Murakami
洋一 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Daiki Co Ltd
Original Assignee
Daiki Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH054019A publication Critical patent/JPH054019A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、みみず糞土を用いて脱臭を行う脱臭
方法および装置に関し、みみず糞土の通気性を保持する
とともにみみず糞土によっては比較的除去されにくい臭
気成分も除去する。 【構成】みみず糞土と粒状活性炭とが混合された脱臭剤
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、みみず糞土を主成分と
する脱臭剤を用いて、アンモニア、硫化水素、メチルメ
ルカプタンなどの悪臭成分を含んだ気体から該悪臭成分
の除去処理を行う脱臭方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】し尿浄化槽、下水・ごみ等の施設、飼料
工場、畜産場などで発生する悪臭ガスから悪臭成分の除
去処理を行う場合に、積層されたみみず糞土を通過させ
ることにより悪臭成分を効果的に除去できることが知ら
れている(例えば特公昭54−10553号公報、特開
平2−56216号公報参照)。
【0003】このみみず糞土脱臭法は、これと同類の生
物酸化方法に属する活性汚泥脱臭法や土壌脱臭法、ある
いは活性炭吸着法と比較しても有効な方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここでこのみみず糞土
は、水で湿潤させて使用することにより脱臭の効果をあ
げることができるものであるが、長期間使用している間
に固まって塊状となったり粒体間が細かな粒体で埋まっ
てしまってその密度が増したりして通気が悪くなり、こ
のため脱臭効率の低下を招く場合がある。
【0005】また上記種々の発生源から発生する悪臭ガ
スは一般に種々の悪臭成分を含むガスである場合が多い
が、このみみず糞土は、例えばアンモニア、アミン類等
の窒素系の臭気の除去には非常に効果的であるが、硫化
水素、メチルメルカプタン等のイオウ系の臭気の除去に
はやや弱い等、悪臭成分の種類によりその悪臭成分の除
去効果に差が出てくるため、悪臭ガスによってはその悪
臭成分が完全には除去されない場合もある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、みみず糞土を
用い、みみず糞土の通気性を保つことにより効果的な脱
臭を行うと共に、みみず糞土によっては比較的除去され
にくい臭気成分も除去することのできる脱臭方法および
その方法を実施した装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の脱臭方法は、みみず糞土と粒状活性炭とを混
合することにより混合脱臭剤を形成し、該混合脱臭剤に
脱臭前の気体を通過させることにより該気体中の臭気を
除去することを特徴とするものである。また、上記方法
を実施した本発明の脱臭装置は、みみず糞土と粒状活性
炭とが混合された、気体中の臭気を除去する混合脱臭剤
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は、みみず糞土と粒状活性炭とを混合す
るものであるため、粒状活性炭の存在により通気性が確
保され、またみみず糞土が比較的苦手とする臭気成分は
活性炭に吸着され、これにより広範な種類の臭気成分が
効果的に除去されることとなる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の一実施例に係る脱臭装
置の縦断面図である。箱体2の下部には、種々の悪臭成
分を含むガスをこの箱体2内に導入する吸気管4が接続
されており図示しない吸気ファンによりこの吸気管4を
通ってこの箱体2の底部2aにガスが導入される。また
この底部2aにはドレイン排出孔6が備えられている。
【0010】この箱体2の底部2aのやや上方には多数
の通気孔8aが穿設された多孔板8が取り付けられてお
り、その上に、多孔板8の通気孔8aが目詰まりしない
ようにするため例えば砂利等の粒の粗い粒体10の層が
形成され、この層の上に脱臭剤12の層が形成されてい
る。この脱臭剤12は、みみず糞土と粒状活性炭とが混
合された混合脱臭剤である。またこの脱臭剤12の上に
は脱臭剤12が飛散してしまうのを防止するため通気性
のよいネット状、布状、スポンジ状等のカバー14が載
置されている。またこのカバー14の上方には、散水管
16が配設されており、粒体10内に配置された水分セ
ンサ18により内部が乾燥ぎみである旨検出されると電
磁弁20が作動して散水され、これにより脱臭剤12が
常に湿った状態に保たれる。この散水により箱体2の下
部2aに溜った水はドレイン排出孔6を経由して排出さ
れる。
【0011】以上のように構成された脱臭装置におい
て、吸気管4を経由して臭気を含むガスが導入されると
このガスは多孔板8の通気孔8aを通り、粒体10の間
を通って脱臭剤12の層に達し、この脱臭剤12の層内
を通過する間にみみず糞土と粒状活性炭とにより臭気成
分が除去されて箱体2の上方から外部に排気される。こ
こでみみず糞土は長期間使用しているうちに固まる傾向
にあるがこの脱臭剤12はみみず糞土と粒状活性炭とが
混合されたものであるため固まりにくくしたがって通気
性が確保されて脱臭効果が継続し、しかもみみず糞土で
は比較的除去されにくい臭気成分も粒状活性炭に吸着さ
れて除去され、したがって複合された種々の臭気成分を
含むガスの脱臭に効果的である。
【0012】図2は、本発明の他の実施例に係る脱臭装
置の縦断面図である。この図において、前述した実施例
(図1参照)における構成要素と対応する構成要素に
は、図1に付した番号と同一の番号を付し、同一部分に
ついての説明は省略する。この実施例では、多孔板8に
穿設された通気孔8aの目詰まり防止という図1に示す
粒体10と同一の目的のために、粒体10に代えて、カ
バー14と同様の材質からなる通気性のシート19が敷
かれている。また、水分センサ18を備える代わりに図
示しないタイマーにより所定時間間隔毎に電磁弁20が
開となって散水される。
【0013】この実施例においても脱臭剤12はみみず
糞土と粒状活性炭との混合脱臭剤であり、粒状活性炭に
より通気性の劣化の防止とみみず糞土では比較的除去さ
れにくい臭気成分の除去が図られている。図3は、本発
明のさらに異なる実施例を表わした模式図である。この
脱臭装置の下部には吸気ファン22が備えられており、
吸気孔24から吸入された臭気成分を含むガスが脱臭部
26にその下部から供給される。この実施例では脱臭部
26は3段備えられており、各脱臭部26は、図1もし
くは図2に示す構造を備えている。散水管28により散
水され脱臭部26の下部に溜った余分な水はドレイン管
30を経由して排水される。吸気ファン22により供給
されたガスは3段の脱臭部26を順次経由した後排気口
30から排気される。ここで吸気孔24、排気孔32の
各近傍には、ガス中の臭気成分を測定するためのガスを
サンプリングするサンプリング孔34,36が備えられ
ている。
【0014】図4は、図3に示す脱臭装置を用いた実験
結果を表わした図である。先ず図3に示す脱臭装置を用
いて、みみず糞土と粒状活性炭とが混合された脱臭剤1
2(図1、図2参照)に代えてみみず糞土のみを配置
し、このみみず糞土中の微生物の繁殖のための馴養期間
として2カ月とり、さらに半月ほど経過した時点から実
験を開始し、最初の約1カ月間は脱臭剤としてみみず糞
土のみを用い、その時点でこのみみず糞土に粒状活性炭
を混合した。ここでは、みみず糞土では比較的除去され
にくいH2 Sとみみず糞土で除去され易いNH3 とにつ
いて、図3に示す吸気孔24近傍のサンプリング孔34
でサンプリングされたガス(原臭)と排気孔32近傍の
サンプリング孔36でサンプリングされたガス(出口)
に含まれる量を分析した。
【0015】みみず糞土の除去能力の高いNH3 につい
ては、原臭中には約1.0ppm含まれているが、出口
からは当初よりほぼ完全に取り除かれたガスが排出され
ている。また、みみず糞土の除去能力の比較的低いH2
Sについてはみみず糞土のみを用いた場合は原臭中の半
分強含まれたまま出口から排出され、みみず糞土に粒状
活性炭を混合した後はほぼ完全に取り除かれている。
【0016】また、5カ月間使用した後各脱臭部26内
の混合脱臭剤を観察した結果、外観上もまた掘り返して
みても全く異常は認められなかった。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はみみず糞
土と粒状活性炭との混合脱臭剤を用いるものであるた
め、通気性の劣化が防止されてみみず糞土の脱臭効果が
引き出され、また粒状活性炭によりみみず糞土により比
較的除去されにくい臭気成分も除去され、これにより種
々の臭気に対して高い脱臭能力を有することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の脱臭装置を表わした縦断面
図である。
【図2】本発明の他の実施例の脱臭装置を表わした縦断
面図である。
【図3】本発明のさらに異なる実施例を表わした縦断面
図である。
【図4】図3に示す脱臭装置を用いた実験結果を表わし
た図である。
【符号の説明】
2 箱体 4 吸気管 8 多孔板 10 粒体 12 脱臭剤 14 カバー 16 散水管 18 水分セン
サ 19 シート 22 吸気ファ
ン 26 脱臭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 孝行 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社東京本社内 (72)発明者 泉 忠行 愛媛県松山市福音寺町55の1 ダイキ株式 会社内 (72)発明者 井上 廣輝 愛媛県松山市福音寺町55の1 ダイキ株式 会社内 (72)発明者 村上 洋一 愛媛県松山市福音寺町55の1 ダイキ株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 みみず糞土と粒状活性炭とを混合するこ
    とにより混合脱臭剤を形成し、該混合脱臭剤に脱臭前の
    気体を通過させることにより該気体中の臭気を除去する
    ことを特徴とする脱臭方法。
  2. 【請求項2】 みみず糞土と粒状活性炭とが混合され
    た、気体中の臭気を除去する混合脱臭剤を備えたことを
    特徴とする脱臭装置。
JP3156350A 1991-06-27 1991-06-27 脱臭方法および装置 Pending JPH054019A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3156350A JPH054019A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 脱臭方法および装置

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JP3156350A JPH054019A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 脱臭方法および装置

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JPH054019A true JPH054019A (ja) 1993-01-14

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ID=15625840

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010107882A (ko) * 2001-11-06 2001-12-07 손희정 분변토와 우드칩을 이용한 서랍식 다단계형 악취제거장치
KR20020026291A (ko) * 2002-01-29 2002-04-09 정욱진 악취가스 처리를 위한 바이오필터 장치 및 바이오필터용담체 제조 방법
JP2007308325A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Iwate Univ ミミズ糞土炭化物と吸着剤

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011120