JPH07255781A - 昇降リフト - Google Patents

昇降リフト

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JPH07255781A
JPH07255781A JP5149694A JP5149694A JPH07255781A JP H07255781 A JPH07255781 A JP H07255781A JP 5149694 A JP5149694 A JP 5149694A JP 5149694 A JP5149694 A JP 5149694A JP H07255781 A JPH07255781 A JP H07255781A
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JP
Japan
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upper plate
plate
elevating
lift
lower plate
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Pending
Application number
JP5149694A
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English (en)
Inventor
Yoshisada Yamamoto
義貞 山本
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Miyama Inc
Original Assignee
Miyama Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車椅子用の昇降リフトにおいて、駆動機構を
設置するためのスペースを昇降リフトの設置スペース内
に収める。また部品点数の削減を図る。 【構成】 駆動シリンダ3の本体部3aを上板1に固定
し、そのロッド3bの先端が下板1に当接するように構
成し、下板1を押圧する力の反作用によって上板2が上
昇するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇降リフトに関し、
特に車椅子等を高低差ある場所に移動させる際に、該リ
フトの昇降板と床面との段差を軽減することができる構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3(a) は、従来より使用されている車
椅子用の昇降リフトの駆動部を中心として示す図であ
り、図において、1は下板、2は下板1の上方にリンク
片4,5を介して支持され、かつ下板1に対して昇降可
能な上板、3は駆動シリンダであり、その本体部3aが
下板1の表面に傾動可能に支持され、そのロッド3bが
上板2の表面に固定されている。また1aはリンク片5
の一端側を下板1に取付ける際の支持部、1bは上板2
にその一端が固定されたリンク片4の他端に設けられた
図示しないローラと当接し、これをガイドするためのス
ライド溝、1cはシリンダ本体部3aを下板1に傾動自
在に支持するための支持片である。
【0003】かかる構成を用いて床面と段差のある場所
に車椅子等を持ち上げる際には、駆動シリンダ3のロッ
ド3bを本体部3a内に収納して上板2と床面との段差
を小さくした状態で車椅子を上板2上に移動させ、しか
るのち駆動シリンダ3のロッド3bを伸長させることに
より上板2を上昇させるようにしていた。しかるにこの
ような構成では、駆動シリンダ3のロッド3bを伸長さ
せて垂直方向に分力を発生させるには、ロッド3bの伸
長時に下板1もしくは上板2に対してある程度、駆動シ
リンダ3が傾斜した状態で保持されている必要があり、
この分、上板2の地上最低高が制限されることとなる。
そこで図3(b) に示すように、床面との段差を軽減する
ために上板2に傾斜をつけたフラップ等を備える必要が
あるが、床面に対するフラップの傾斜角θを一定とした
場合、該角度θはできるだけ小さい方が好ましく、その
張出幅Wは、W=h・tanθの関係となり、張出幅W
は高さhの数倍のものとなってしまい、昇降リフトの設
置面積が大きくなる等の問題が生じる。
【0004】ところで本願発明者は、同様の機構を用い
た浴槽床板昇降装置を先に出願しており、これは図4に
示すように、下板1の表面に偏平袋状のチューブシリン
ダ6を設け、上板2の上昇時に、駆動シリンダ3が動作
する前にコントロールボタン8を介して駆動圧発生器7
をコントロールし、配管9を介して液体もしくは気体を
チャーブシリンダ6の中に流入させることにより、下板
1と上板2との間を離間させるようにしたものがある。
かかる構成によれば、上板2を、駆動シリンダ3が下板
1もしくは上板2に対して平行になるまで降下させて
も、上板2を上昇させることが可能である。
【0005】従ってこの構成を用いて車椅子等を昇降さ
せる昇降リフトを作製することも考えられるが、昇降動
作時にロッド3bの伸縮速度は一定であるが、ロッド3
bの伸縮に伴い駆動シリンダ3の傾斜角が変化するため
に、上板2の昇降速度は一定ではなく、具体的には上昇
時には徐々に速くなり、降下時には徐々に遅くなるた
め、車椅子上の使用者に違和感を与え、特に上昇時には
所望とする高さで停止するのに操作の慣れを必要とし、
操作性が良好でないという問題点があった。また、駆動
シリンダ3及びチューブシリンダ6を駆動するための駆
動圧発生器7を別体にて設けることから、部品点数が多
くなりコストアップを招く、さらに駆動圧発生器7を設
置する等のピット工事が別途必要であるため、即用性に
欠ける,一時的な使用が難しい,移動の便が悪い等の問
題点があった。
【0006】ところで、かかる問題点を解消することを
目的としたものとして、実開平2-68826 号公報に記載さ
れているように、上板を一対のL字型の支持部材を用い
て側方より支持し、モータに螺子軸を取付けた駆動機構
を設け、該駆動機構の螺子軸を上記L字型の支持部材に
設けられたナット部材に螺合させ、上記モータを回転さ
せることにより、上記上板を相対的に昇降させるように
したものがある。該公報の技術によれば、段差が小さく
かつ昇降速度が一定で、しかもピット工事が不要である
という効果が得られる。
【0007】しかしながら、この方式では螺子軸の回転
を上板に伝えるために、上板にL字型の支持部材を取付
け、リフトの下板に相当する部材の側方に配置された駆
動機構の上方に上記L字型の支持部材を位置させる必要
があり、このために構成部品の増加や、上記駆動機構を
側方に配置する分、リフトの設置スペースが増大するこ
とになる等の問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇降リフトは以
上のように構成されており、配置スペースが増大する、
部品点数の増加に伴いコストアップを招く等の問題点が
あった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、床面との段差が小さく、かつ昇
降時の動作速度が一定であるのに加えて、部品点数の増
加を招くことがなく、しかも駆動機構によって設置スペ
ースの増大を招くことのない昇降リフトを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る昇降リフ
トは、鉛直方向に出没するロッド部材を有し、該ロッド
部材により下板を押しつける、または引き寄せる力の反
作用によって上記上板を昇降させる上板昇降手段を上板
の表面に備えたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、下板を押しつける、また
は引き寄せる力の反作用によって上記上板を昇降させる
上板昇降手段を上板の表面に備えたものとしたから、駆
動機構は昇降リフトの設置スペース内に位置させること
ができ、また上板を持ち上げるための部材を別途上板に
設ける必要がない。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1は本発明の一実施例による昇降リフトの外観
図でり、図1(a) は降下時,図1(b) は上昇時の状態を
示す。図において、100は床面、200は下板,上
板,リンク片等の部材を覆う蛇腹、300は上板の上に
固定配置された昇降プレート、310は昇降プレート
に、使用者の乗り降り方向に対して設けられた乗り降り
フラップ、400は手すり、500は駆動ユニットを収
納するボックス、510は該駆動ユニットを操作するた
めのスイッチ等を有するコントロールパネルである。
【0013】また図2は上記昇降リフトの駆動機構のみ
を示す構成図であり、図3に示した従来例と異なる点
は、駆動シリンダ3の本体部3aを、そのロッド3bを
下側にして上板2に取付固定し、上板2にシリンダ3の
ロッド3bが挿通する孔を設け、また下板1には上記ロ
ッド3bの先端が当接する当接板11を設けていること
である。また従来の図4で説明した駆動圧発生器7に相
当する油圧発生ユニット9は駆動シリンダ本体3aの上
方に配置されている。
【0014】次に動作について説明する。低い場所から
高い場所に移動するには、図1(a)に示す状態から、使
用者が車椅子(図示せず)とともに乗り降りフラップ3
10を経て昇降プレート300上に移動し、コントロー
ルパネル510の上昇ボタンを操作することにより、図
2に示したロッド3bがシリンダ本体部3aより突出
し、その先端が下板1の当接板11を押圧する。シリン
ダ本体3aは上板2に固定されているので、当接板11
を押圧する応力の反作用によって上板2が下板1に対し
て持ち上げられ図1(b) の状態となる。
【0015】そして上板2が所望の高さに達すると使用
者がコントロールパネル510の停止ボタンを操作して
上記ロッド3bの突出動作を停止し、昇降プレート30
0の上昇を止める。
【0016】逆に高い所から低い所に移動するには、図
1(b) の状態から、使用者が車椅子(図示せず)ととも
に乗り降りフラップ310を経て昇降プレート300上
に移動したのち、コントロールパネル510の降下ボタ
ンを操作してシリンダ本体部3a内にロッド3bを所定
量(ここでは全部)収納することによって、図1(a)の
状態とすることができる。
【0017】このように本実施例によれば、上板2に駆
動シリンダ3の本体部3aを固定し、ロッド3bを下板
1側に出没可能に構成したから、上板2を下板1と当接
するまで降下させて地上最低高を低くすることができ、
昇降速度も一定とすることができる。また駆動機構を取
付けるためのスペースは昇降リフトの配置スペース内に
収めることができ、さらに駆動シリンダ3のロッド3b
で下板1を押圧してその反作用で上板2を持ち上げるよ
うにしているため、上板を持ち上げるための部材を別途
設ける必要がなく、構成を簡単にでき、リフト自体の重
量の軽量化やコストダウンを図ることができる。
【0018】なお上記実施例では、駆動シリンダ3を上
板2の、リンク片4,5の一端が固定されている側に取
付固定したが、駆動シリンダ3の取付け場所はこれに限
られるものではなく、車椅子の乗り降りの際に支障をき
たさない場所であれば上板2の表面のどこに設けてもよ
い。
【0019】さらに、コントロールパネル510内等に
メモリ機能を持たせ、上昇時,降下時にそれぞれロッド
3bの出没量を記憶させ、2回目以降の操作時には自動
的に所望の位置の停止するように構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る昇降リフ
トによれば、下板を押しつける、または引き寄せる力の
反作用によって上記上板を昇降させる上板昇降手段を上
板上面に備えたものとしたので、床面との段差が小さ
く、かつ昇降時の動作速度を一定にできるのに加えて、
駆動機構は昇降リフトの設置スペース内に位置され、昇
降リフトの配置スペースを小さなものとでき、また上板
を持ち上げるための部材を別途上板に設ける必要がな
く、部品点数を削減してコストダウンを図ることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による昇降リフトの外観を
示す図である。
【図2】上記昇降リフトの駆動機構のみを示す構成図で
ある。
【図3】従来の昇降リフトの駆動機構、及び該昇降リフ
トの問題点を説明するための図である。
【図4】従来の改良例における昇降リフトの駆動機構の
みを示す構成図である。
【符号の説明】
1 下板 2 上板 3 駆動シリンダ 3a 本体部 3b ロッド 4 リンク片 5 リンク片 9 油圧発生ユニット 11 当接板 100 床面 200 蛇腹 300 昇降プレート 310 乗り降りフラップ 400 手すり 500 ボックス 510 コントロールパネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に配置される下板と、該下板上方に
    これに対して昇降可能に支持された上板とを有し、該上
    板の降下終了時に該上板と上記下板とが当接するよう構
    成された昇降リフトにおいて、 上記上板上面に固定配置され、上記上板の下方に鉛直方
    向に出没するロッド部材を有し、該ロッド部材により上
    記下板を押しつける、または引き寄せる力の反作用によ
    って上記上板を昇降させる上板昇降手段を備えたことを
    特徴とする昇降リフト。
JP5149694A 1994-03-23 1994-03-23 昇降リフト Pending JPH07255781A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5149694A JPH07255781A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 昇降リフト

Applications Claiming Priority (1)

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JP5149694A JPH07255781A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 昇降リフト

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JPH07255781A true JPH07255781A (ja) 1995-10-09

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ID=12888588

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JP5149694A Pending JPH07255781A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 昇降リフト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005187115A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Nakanishi Metal Works Co Ltd 昇降機能付き台車

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05262496A (ja) * 1992-03-19 1993-10-12 M S T:Kk サイドリフト
JPH0663028B2 (ja) * 1986-09-19 1994-08-17 アイヒヤー,マツクス 圧延鋼製品の製造法

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