JPH0725563A - 昇降機の改造方法 - Google Patents
昇降機の改造方法Info
- Publication number
- JPH0725563A JPH0725563A JP17029493A JP17029493A JPH0725563A JP H0725563 A JPH0725563 A JP H0725563A JP 17029493 A JP17029493 A JP 17029493A JP 17029493 A JP17029493 A JP 17029493A JP H0725563 A JPH0725563 A JP H0725563A
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- Japan
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- car
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業足場を組み立てることなく既設電線の撤
去作業を容易に行なうことができる昇降機の改造方法を
提供する。 【構成】 一端に操作スイッチ１１を有する仮設電線１
２の他端を既設運転盤４に接続し、操作スイッチ１１を
操作して既設かご３を昇降させなかせら、この既設かご
３を作業足場に使用し、昇降路内の既設電線９，１０等
の撤去を行なうようにする。
去作業を容易に行なうことができる昇降機の改造方法を
提供する。 【構成】 一端に操作スイッチ１１を有する仮設電線１
２の他端を既設運転盤４に接続し、操作スイッチ１１を
操作して既設かご３を昇降させなかせら、この既設かご
３を作業足場に使用し、昇降路内の既設電線９，１０等
の撤去を行なうようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は昇降機の改造方法に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の昇降機の改造方法は、機械室内の
既設運転盤と、昇降路内の既設かごの間を電気的に接続
している既設電線の取り替える工程を含んでいるが、こ
の工程のためには昇降路内に作業足場を設け、この作業
足場から既設電線の取外しや新設電線の取付けを行なっ
たり、あるいは、既設電線の接続を外し、既設かごを撤
去してから、新設かごを利用して既設電線の撤去を行な
っていた。
既設運転盤と、昇降路内の既設かごの間を電気的に接続
している既設電線の取り替える工程を含んでいるが、こ
の工程のためには昇降路内に作業足場を設け、この作業
足場から既設電線の取外しや新設電線の取付けを行なっ
たり、あるいは、既設電線の接続を外し、既設かごを撤
去してから、新設かごを利用して既設電線の撤去を行な
っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の昇
降機の改造方法は、前者のように昇降路内に作業足場を
設けることから、多大な労力と作業時間が必要となり、
また後者のように新設かごを利用して既設電線の撤去を
行なう場合、一時期、昇降路内壁に既設電線と新設電線
を併設しなければならず、昇降路内のスペースが大きい
場合にしか行なえなかったりしていた。
降機の改造方法は、前者のように昇降路内に作業足場を
設けることから、多大な労力と作業時間が必要となり、
また後者のように新設かごを利用して既設電線の撤去を
行なう場合、一時期、昇降路内壁に既設電線と新設電線
を併設しなければならず、昇降路内のスペースが大きい
場合にしか行なえなかったりしていた。
【０００４】本発明の目的とするところは、作業足場を
組み立てることなく既設電線の撤去作業を容易に行なう
ことができる昇降機の改造方法を提供するにある。
組み立てることなく既設電線の撤去作業を容易に行なう
ことができる昇降機の改造方法を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、機械室に設置した既設運転盤と、昇降路内
を昇降するかごとを既設電線によって接続して成り、少
なくとも上記既設電線を新設のものと交換する昇降機の
改造方法において、上記既設運転盤に、他端に操作スイ
ッチを有する仮設電線の一端を接続し、上記操作スイッ
チの操作によって上記かごを昇降させながら上記既設電
線を撤去することを特徴とする。
するために、機械室に設置した既設運転盤と、昇降路内
を昇降するかごとを既設電線によって接続して成り、少
なくとも上記既設電線を新設のものと交換する昇降機の
改造方法において、上記既設運転盤に、他端に操作スイ
ッチを有する仮設電線の一端を接続し、上記操作スイッ
チの操作によって上記かごを昇降させながら上記既設電
線を撤去することを特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明による昇降機の改造方法は、上述の如く
既設運転盤と既設かごとの間を仮設電線によって接続し
たため、既設電線の両端の接続を解いたり途中を切断し
ても既設かごを運転することができ、作業足場を組み立
てることなく既設かごから既設電線等の撤去作業を容易
に行なうことができる。
既設運転盤と既設かごとの間を仮設電線によって接続し
たため、既設電線の両端の接続を解いたり途中を切断し
ても既設かごを運転することができ、作業足場を組み立
てることなく既設かごから既設電線等の撤去作業を容易
に行なうことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図１は本発明の一実施例による昇降機の改造方法の
作業途中状態を示す側面図である。昇降路１内を昇降可
能な既設かご３の運転を行なう既設運転盤４は、昇降路
１の上部に形成された機械室２の設けられている。この
既設運転盤４に一端を接続した既設電線９の他端は、既
設かご３に装着される着床装置やスローダウンスイッチ
等の既設かご機器５に接続されている。また既設運転盤
４に一端を接続した既設電線１０には、各階毎のリミッ
トスイッチなどの既設塔内機器６，７，８が電気的に接
続されている。
る。図１は本発明の一実施例による昇降機の改造方法の
作業途中状態を示す側面図である。昇降路１内を昇降可
能な既設かご３の運転を行なう既設運転盤４は、昇降路
１の上部に形成された機械室２の設けられている。この
既設運転盤４に一端を接続した既設電線９の他端は、既
設かご３に装着される着床装置やスローダウンスイッチ
等の既設かご機器５に接続されている。また既設運転盤
４に一端を接続した既設電線１０には、各階毎のリミッ
トスイッチなどの既設塔内機器６，７，８が電気的に接
続されている。
【０００８】昇降機の改造は、既設かご３、既設運転盤
４、既設電線９，１０等を新設のものと交換するが、そ
の作業途中に既設電線９，１０を撤去する作業が含まれ
る。ここでは、既設電線９，１０の撤去作業に既設かご
３を利用しようとするものであるが、既設かご３が１階
に停止している状態で既設電線９，１０を切断した場
合、もはや既設かご３を昇降操作することはできなくな
ってしまう。そこで、一端に操作スイッチ１１を有する
仮設電線１２の他端を既設運転盤４に接続する。つま
り、この操作スイッチ１１は、図２の要部回路図に示す
ように、上昇指令ボタンＵＰと、下降指令ボタンＤＮ
と、安全装置チェックスイッチＥＳを有して構成され、
機械室２の既設運転盤４内における既設かご３を昇降さ
せる既設運転回路ＣＴＬに接続する。尚、操作スイッチ
１１は予め既設かご３に設けておき、既設電線９と異な
る経路で布設した仮設電線１２によって既設運転盤４と
操作スイッチ１１間を接続しても良い。
４、既設電線９，１０等を新設のものと交換するが、そ
の作業途中に既設電線９，１０を撤去する作業が含まれ
る。ここでは、既設電線９，１０の撤去作業に既設かご
３を利用しようとするものであるが、既設かご３が１階
に停止している状態で既設電線９，１０を切断した場
合、もはや既設かご３を昇降操作することはできなくな
ってしまう。そこで、一端に操作スイッチ１１を有する
仮設電線１２の他端を既設運転盤４に接続する。つま
り、この操作スイッチ１１は、図２の要部回路図に示す
ように、上昇指令ボタンＵＰと、下降指令ボタンＤＮ
と、安全装置チェックスイッチＥＳを有して構成され、
機械室２の既設運転盤４内における既設かご３を昇降さ
せる既設運転回路ＣＴＬに接続する。尚、操作スイッチ
１１は予め既設かご３に設けておき、既設電線９と異な
る経路で布設した仮設電線１２によって既設運転盤４と
操作スイッチ１１間を接続しても良い。
【０００９】その後、既設電線９，１０を切断し、操作
スイッチ１１内の安全装置チェックスイッチＥＳを投入
して上昇指令ボタンＵＰあるいは下降指令ボタンＤＮを
操作することにより、既設運転盤４内の走行指令回路を
利用して既設かご３を上昇あるいは下降させる。このと
き既設かご３を作業足場として使用して、既設塔内機器
６，７，８や既設電線９，１０を解体し撤去することが
でき、従来のように塔内に作業足場を設ける必要はな
く、これによって労力を軽減したり作業時間を短縮する
ことができると共に、既設機器を完全に撤去してから新
設機器を据え付けることができるため、作業の簡素化を
図ることができる。
スイッチ１１内の安全装置チェックスイッチＥＳを投入
して上昇指令ボタンＵＰあるいは下降指令ボタンＤＮを
操作することにより、既設運転盤４内の走行指令回路を
利用して既設かご３を上昇あるいは下降させる。このと
き既設かご３を作業足場として使用して、既設塔内機器
６，７，８や既設電線９，１０を解体し撤去することが
でき、従来のように塔内に作業足場を設ける必要はな
く、これによって労力を軽減したり作業時間を短縮する
ことができると共に、既設機器を完全に撤去してから新
設機器を据え付けることができるため、作業の簡素化を
図ることができる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、操作スイ
ッチを有する仮設電線で既設運転盤と既設かご間を接続
し、既設電線ではなく仮設電線によって既設かご運転可
能な状態にししため、この既設かごを作業足場として使
用しながら、塔内制御機器や既設電線の撤去作業を容易
に行なうことができる。
ッチを有する仮設電線で既設運転盤と既設かご間を接続
し、既設電線ではなく仮設電線によって既設かご運転可
能な状態にししため、この既設かごを作業足場として使
用しながら、塔内制御機器や既設電線の撤去作業を容易
に行なうことができる。
【図１】本発明の一実施例による昇降機の改造方法を採
用した昇降機の作業途中状態を示す側面図である。
用した昇降機の作業途中状態を示す側面図である。
【図２】図１の要部を示す回路図である。
３ 既設かご ４ 既設運転盤 ９，１０ 既設電線 １１ 操作スイッチ １２ 仮設電線
Claims (1)
- 【請求項１】 機械室に設置した既設運転盤と、昇降路
内を昇降するかごとを既設電線によって接続して成り、
少なくとも上記既設電線を新設のものと交換する昇降機
の改造方法において、上記既設運転盤に、他端に操作ス
イッチを有する仮設電線の一端を接続し、上記操作スイ
ッチの操作によって上記かごを昇降させながら上記既設
電線を撤去することを特徴とする昇降機の改造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17029493A JP3202422B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 昇降機の改造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17029493A JP3202422B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 昇降機の改造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0725563A true JPH0725563A (ja) | 1995-01-27 |
| JP3202422B2 JP3202422B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=15902300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17029493A Expired - Fee Related JP3202422B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 昇降機の改造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3202422B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP17029493A patent/JP3202422B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3202422B2 (ja) | 2001-08-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |