JP2001106447A - エレベーターのリミットスイッチ - Google Patents
エレベーターのリミットスイッチInfo
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- JP2001106447A JP2001106447A JP28316699A JP28316699A JP2001106447A JP 2001106447 A JP2001106447 A JP 2001106447A JP 28316699 A JP28316699 A JP 28316699A JP 28316699 A JP28316699 A JP 28316699A JP 2001106447 A JP2001106447 A JP 2001106447A
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- JP
- Japan
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- limit switch
- floor
- elevator
- switch
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- Pending
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- Elevator Control (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 階を減ずる改造を行なった後も、リミットス
イッチを不動作にすることなく、ケーブルやロープの点
検作業や交換作業を行なうことが可能となるエレベータ
ーのリミットスイッチの提供。 【解決手段】 改造前の既設リミットスイッチ１は残し
ておき、改造後の最上階上部もしくは最下階下部にリミ
ットスイッチ２を増設し、かつ、制御盤に切り替えスイ
ッチ７を設け、保守点検作業時は前記切り替えスイッチ
７を切り替えることで、増設リミットスイッチ１を有効
とする構成とした。
イッチを不動作にすることなく、ケーブルやロープの点
検作業や交換作業を行なうことが可能となるエレベータ
ーのリミットスイッチの提供。 【解決手段】 改造前の既設リミットスイッチ１は残し
ておき、改造後の最上階上部もしくは最下階下部にリミ
ットスイッチ２を増設し、かつ、制御盤に切り替えスイ
ッチ７を設け、保守点検作業時は前記切り替えスイッチ
７を切り替えることで、増設リミットスイッチ１を有効
とする構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのリ
ミットスイッチに関する。
ミットスイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばエレベーターの上の階を減
ずる改造を行なう際、上部リミットスイッチは改造後の
最上階上部へ移設していた。
ずる改造を行なう際、上部リミットスイッチは改造後の
最上階上部へ移設していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のものでは、前記
上部リミットスイッチより上の位置へかごが走行できな
くなり、改造後の最上階より上の位置にあるケーブルや
ロープの点検作業が行なえなかった。また、下の階を減
する改造を行なった後も同様に、下部リミットスイッチ
を改造後の最下階下部へ移設していたため、前記下部リ
ミットスイッチより下の位置にある機器の点検作業が行
なえなかった。やむをえず前記ケーブルやロープの点検
作業を行なうには、前記リミットスイッチを人為的に不
動作とする必要があり、作業の安全性に問題があった。
上部リミットスイッチより上の位置へかごが走行できな
くなり、改造後の最上階より上の位置にあるケーブルや
ロープの点検作業が行なえなかった。また、下の階を減
する改造を行なった後も同様に、下部リミットスイッチ
を改造後の最下階下部へ移設していたため、前記下部リ
ミットスイッチより下の位置にある機器の点検作業が行
なえなかった。やむをえず前記ケーブルやロープの点検
作業を行なうには、前記リミットスイッチを人為的に不
動作とする必要があり、作業の安全性に問題があった。
【０００４】本発明の目的は上記欠点を解決し、階を減
ずる改造を行なった後も、リミットスイッチを不動作に
することなく、ケーブルやロープの点検作業や交換作業
を行なうことが可能となるエレベーターのリミットスイ
ッチを提供することにある。
ずる改造を行なった後も、リミットスイッチを不動作に
することなく、ケーブルやロープの点検作業や交換作業
を行なうことが可能となるエレベーターのリミットスイ
ッチを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エレベータ
ーの乗りかごが正規の範囲を超えて走行するのを電気的
に阻止するリミットスイッチを有するエレベーターにお
いて、平常運転時のかご就役階を減床する改造を行なう
際、新たに減床階用のリミットスイッチを増設しながら
既設リミットスイッチを残したことにより達成できる。
ーの乗りかごが正規の範囲を超えて走行するのを電気的
に阻止するリミットスイッチを有するエレベーターにお
いて、平常運転時のかご就役階を減床する改造を行なう
際、新たに減床階用のリミットスイッチを増設しながら
既設リミットスイッチを残したことにより達成できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【０００７】本実施形態では、既設３階床の３階を減じ
２階床に改造する。
２階床に改造する。
【０００８】図２は、本発明の一実施形態を示し、乗り
かご４が２階にいるときの改造前の昇降路の断面図であ
る。
かご４が２階にいるときの改造前の昇降路の断面図であ
る。
【０００９】図２においては、前記乗りかご４にはリミ
ットスイッチカム５が設けられる構成となっている。ま
た、昇降路内には上段リミットスイッチ１と下段リミッ
トスイッチ３が設けられており、それぞれ接続ケーブル
１ｂ、３ｂにて機械室の制御盤６に接続されている。
ットスイッチカム５が設けられる構成となっている。ま
た、昇降路内には上段リミットスイッチ１と下段リミッ
トスイッチ３が設けられており、それぞれ接続ケーブル
１ｂ、３ｂにて機械室の制御盤６に接続されている。
【００１０】図３は本発明の一実施形態を示し、改造前
のリミットスイッチ動作検出回路である。例えば、図２
において前記乗りかご４が３階より若干上の位置にある
とき、前記リミットスイッチカム５と前記上段リミット
スイッチ１とが係合し、図３の回路に示す前記リミット
スイッチ１の常開接点１ａが閉路する。このとき、Ｐ−
前記常開接点１ａ−上段リミットスイッチ検出装置８−
Ｎの回路が閉成され、前記検出装置８は前記リミットス
イッチ１の動作を検出する。前記検出装置８の動作によ
り図示しないエレベーター制御装置はエレベーターの上
方向の走行を阻止する。
のリミットスイッチ動作検出回路である。例えば、図２
において前記乗りかご４が３階より若干上の位置にある
とき、前記リミットスイッチカム５と前記上段リミット
スイッチ１とが係合し、図３の回路に示す前記リミット
スイッチ１の常開接点１ａが閉路する。このとき、Ｐ−
前記常開接点１ａ−上段リミットスイッチ検出装置８−
Ｎの回路が閉成され、前記検出装置８は前記リミットス
イッチ１の動作を検出する。前記検出装置８の動作によ
り図示しないエレベーター制御装置はエレベーターの上
方向の走行を阻止する。
【００１１】また、前記乗りかご４が１階より若干下の
位置にあるとき、前記リミットスイッチカム５と前記下
段リミットスイッチ３とが係合し、図３の回路に示す前
記リミットスイッチ３の常開接点３Ａが閉路する。この
とき、Ｐ−前記常開接点３ａ−下段リミットスイッチ検
出装置９−Ｎの回路が閉成され、前記検出装置９は前記
下段リミットスイッチ３の動作を検出する。前記検出装
置９の動作により図示しないエレベーター制御装置はエ
レベーターの下方向の走行を阻止する。
位置にあるとき、前記リミットスイッチカム５と前記下
段リミットスイッチ３とが係合し、図３の回路に示す前
記リミットスイッチ３の常開接点３Ａが閉路する。この
とき、Ｐ−前記常開接点３ａ−下段リミットスイッチ検
出装置９−Ｎの回路が閉成され、前記検出装置９は前記
下段リミットスイッチ３の動作を検出する。前記検出装
置９の動作により図示しないエレベーター制御装置はエ
レベーターの下方向の走行を阻止する。
【００１２】このような構成のエレベーターにおいて本
発明の一実施形態では、既設３階床の３階を減じ２階床
に改造したとき、図１に示すように減床階である２階用
の上段リミットスイッチ２を増設し、接続ケーブル２ｂ
にて前記制御盤６に接続する。また、図４の回路に示す
ように新たに前記上段リミットスイッチ１と２の切り替
えスイッチ７を前記制御盤に設ける。前記切り替えスイ
ッチ７は平常時は前記リミットスイッチの常開接点２ａ
側に入れておく。これにより、前記乗りかご４が２階よ
り若干上の位置にあるとき、前記リミットスイッチカム
５と前記上段リミットスイッチ２とが係合し、図４の回
路に示す前記リミットスイッチ２の常開接点２ａが閉路
する。このとき、Ｐ−前記常開接点２ａ−前記切り替え
スイッチ７−上段リミットスイッチ検出装置８−Ｎの回
路が閉成され、前記検出装置８は前記リミットスイッチ
１の動作を検出する。前記検出装置８の動作により図示
しないエレベーター制御装置はエレベーターの上方向の
走行を阻止する。また、保守点検時には前記切り替えス
イッチ７を前記リミットスイッチの常開接点１ａ側に入
れておく。これにより、前記乗りかご４は前記上段リミ
ットスイッチ１が動作するまでの区間は、図４の回路に
おけるＰ−前記常開接点１ａ−前記切り替えスイッチ７
−上段リミットスイッチ検出装置８−Ｎの回路が閉成さ
れないため、図示しないエレベーター制御装置によるエ
レベーターの上方向の走行の阻止を受けずに走行でき
る。
発明の一実施形態では、既設３階床の３階を減じ２階床
に改造したとき、図１に示すように減床階である２階用
の上段リミットスイッチ２を増設し、接続ケーブル２ｂ
にて前記制御盤６に接続する。また、図４の回路に示す
ように新たに前記上段リミットスイッチ１と２の切り替
えスイッチ７を前記制御盤に設ける。前記切り替えスイ
ッチ７は平常時は前記リミットスイッチの常開接点２ａ
側に入れておく。これにより、前記乗りかご４が２階よ
り若干上の位置にあるとき、前記リミットスイッチカム
５と前記上段リミットスイッチ２とが係合し、図４の回
路に示す前記リミットスイッチ２の常開接点２ａが閉路
する。このとき、Ｐ−前記常開接点２ａ−前記切り替え
スイッチ７−上段リミットスイッチ検出装置８−Ｎの回
路が閉成され、前記検出装置８は前記リミットスイッチ
１の動作を検出する。前記検出装置８の動作により図示
しないエレベーター制御装置はエレベーターの上方向の
走行を阻止する。また、保守点検時には前記切り替えス
イッチ７を前記リミットスイッチの常開接点１ａ側に入
れておく。これにより、前記乗りかご４は前記上段リミ
ットスイッチ１が動作するまでの区間は、図４の回路に
おけるＰ−前記常開接点１ａ−前記切り替えスイッチ７
−上段リミットスイッチ検出装置８−Ｎの回路が閉成さ
れないため、図示しないエレベーター制御装置によるエ
レベーターの上方向の走行の阻止を受けずに走行でき
る。
【００１３】このように構成した本実施形態では、上層
の階を減ずる改造を行なった後も、前記切り替えスイッ
チ７の切り替えにより保守点検時は前記リミットスイッ
チ２を無効とし、前記リミットスイッチ１を有効とする
ことで、改造後の最上階より上の位置にあるケーブルや
ロープの点検作業や交換作業を行なうことが可能とな
る。また、同様に下の階を減ずる改造を行なう際も、上
記実施形態の構成を用いることで前記切り替えスイッチ
の切り替えにより保守点検時は前記リミットスイッチ２
を無効とし、前記リミットスイッチ３を有効とすること
で、改造後の最下階より下の位置にある機器の点検作業
や交換作業を行なうことが可能となる。
の階を減ずる改造を行なった後も、前記切り替えスイッ
チ７の切り替えにより保守点検時は前記リミットスイッ
チ２を無効とし、前記リミットスイッチ１を有効とする
ことで、改造後の最上階より上の位置にあるケーブルや
ロープの点検作業や交換作業を行なうことが可能とな
る。また、同様に下の階を減ずる改造を行なう際も、上
記実施形態の構成を用いることで前記切り替えスイッチ
の切り替えにより保守点検時は前記リミットスイッチ２
を無効とし、前記リミットスイッチ３を有効とすること
で、改造後の最下階より下の位置にある機器の点検作業
や交換作業を行なうことが可能となる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、上
の階を減ずる改造を行なった後も、上部リミットスイッ
チを不動作にすることなく、最上階より上の位置にある
ケーブルやロープの点検作業や交換作業を行なうことが
可能となる。また、下の階を減ずる改造を行なった後
も、下部リミットスイッチを不動作にすることなく、最
下階より下の位置にある機器の点検作業や交換作業を行
なうことが可能となる。
の階を減ずる改造を行なった後も、上部リミットスイッ
チを不動作にすることなく、最上階より上の位置にある
ケーブルやロープの点検作業や交換作業を行なうことが
可能となる。また、下の階を減ずる改造を行なった後
も、下部リミットスイッチを不動作にすることなく、最
下階より下の位置にある機器の点検作業や交換作業を行
なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態で、乗りかごが２階にいる
ときの改造後の昇降路の断面図である。
ときの改造後の昇降路の断面図である。
【図２】本発明の一実施形態で、乗りかごが２階にいる
ときの改造前の昇降路の断面図である。
ときの改造前の昇降路の断面図である。
【図３】本発明の一実施形態で、改造前のリミットスイ
ッチ動作検出回路である。
ッチ動作検出回路である。
【図４】本発明の一実施形態で、改造後のリミットスイ
ッチ動作検出回路である。
ッチ動作検出回路である。
１ 既設上段リミットスイッチ １ａ 既設の上段リミットスイッチの常開接点 １ｂ 既設の上段リミットスイッチの接続ケーブル ２ 新設する上段リミットスイッチ ２ａ 増設する上段リミットスイッチの常開接点 ２ｂ 増設する上段リミットスイッチの接続ケーブル ３ 下段リミットスイッチ ３ａ 下段リミットスイッチの常開接点 ３ｂ 下段リミットスイッチの接続ケーブル ４ 乗りかご ５ リミットスイッチカム ６ 制御盤 ７ リミットスイッチ切り替えスイッチ ８ 上段リミットスイッチ検出装置 ９ 下段リミットスイッチ検出装置
Claims (2)
- 【請求項１】 エレベーターの乗りかごが正規の範囲を
超えて走行するのを電気的に阻止するリミットスイッチ
を有するエレベーターにおいて、平常運転時のかご就役
階を減床する改造を行なう際、新たに減床階用のリミッ
トスイッチを増設しながら既設リミットスイッチを残し
たことを特徴とするエレベーターのリミットスイッチ。 - 【請求項２】 前記減床階用のリミットスイッチと前記
既設リミットスイッチの切り替えスイッチを設けて、平
常運転時は前記減床階用のリミットスイッチを使用し、
保守運転時は前記既設リミットスイッチを使用すること
を特徴とする請求項１記載のエレベーターのリミットス
イッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28316699A JP2001106447A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | エレベーターのリミットスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28316699A JP2001106447A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | エレベーターのリミットスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001106447A true JP2001106447A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17662048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28316699A Pending JP2001106447A (ja) | 1999-10-04 | 1999-10-04 | エレベーターのリミットスイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001106447A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10457522B2 (en) | 2016-06-30 | 2019-10-29 | Otis Elevator Company | Limit switch system including first limit device and second limit device |
| CN112551300A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-03-26 | 上海三菱电梯有限公司 | 电梯安全防护系统 |
-
1999
- 1999-10-04 JP JP28316699A patent/JP2001106447A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10457522B2 (en) | 2016-06-30 | 2019-10-29 | Otis Elevator Company | Limit switch system including first limit device and second limit device |
| CN112551300A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-03-26 | 上海三菱电梯有限公司 | 电梯安全防护系统 |
| CN112551300B (zh) * | 2020-12-08 | 2022-12-20 | 上海三菱电梯有限公司 | 电梯安全防护系统 |
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