JPH0725531U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0725531U
JPH0725531U JP5453993U JP5453993U JPH0725531U JP H0725531 U JPH0725531 U JP H0725531U JP 5453993 U JP5453993 U JP 5453993U JP 5453993 U JP5453993 U JP 5453993U JP H0725531 U JPH0725531 U JP H0725531U
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movable contact
operation knob
contact
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movement amount
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晃司 野々部
聡樹 竹内
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動接点の移動量を十分長く設定できる構成
でありながら、操作ノブの移動量を極力少なくして、操
作感を十分向上させる。 【構成】 本考案のスイッチ装置は、操作ノブ13を移
動操作可能に設け、そして、全体として山折り状をなす
可動接点部材16を設け、この可動接点部材16の基端
部16aを固定すると共に、該基端部16a側の辺部1
6bに操作ノブ13を当接させることにより、操作ノブ
13が移動して基端部16a側の辺部16bを移動変形
させると、自由端部16cが操作ノブ13の移動量より
も多く移動するように構成し、更に、この可動接点部材
16の自由端部16c側に可動接点18を設け、この可
動接点18と接離する固定接点15を設ける構成とした
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、移動操作可能に設けられた操作ノブを備えて成るスイッチ装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスイッチ装置の一例を図5に示す。この図5において、スイッチケー ス1の内部には、操作ノブ2が左右方向へ移動操作可能に設けられている。また 、上記スイッチケース1内の下面にはインシュレータ3を介して固定接点4及び 5が配設され、これら固定接点4及び5に接離する可動接点6がインシュレータ 3の上面に左右方向へ摺動可能に設けられている。この可動接点6は、可動接点 ホルダ7に保持されており、この可動接点ホルダ7の右端部に上記操作ノブ2の 左端部が当接していると共に、可動接点ホルダ7の左端部とスイッチケース1の 底壁部との間に復帰用のコイルばね8が設けられている。
【0003】 この構成の場合、図5に示す状態で操作ノブ2を押込み操作すると、操作ノブ 2が可動接点ホルダ7を左方へ押して移動させることにより、可動接点6が固定 接点4及び5に渡るように接触して両者間を閉路するようになる。そして、操作 ノブ2の押込み操作を止めると、コイルばね8のばね力により可動接点ホルダ7 が右方へ付勢されて移動することにより、可動接点6が固定接点4から離間して 固定接点4及び5間が開路するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来構成では、操作ノブ2を押込み操作したときの操作ノブ2の移動量と 、可動接点ホルダ7即ち可動接点6の移動量とが同じ量になっている。また、可 動接点6の移動量は、ある程度長く設定する必要がある。これは、固定接点4、 5に対して可動接点6が摺動接触する際に、両接点に付着した粉塵等を掃き出し て除去したりして、両者の接触の信頼性を高くするためである。このため、上記 従来構成では、操作ノブ2の移動量がある程度長く設定しなければならないこと から、操作ノブ2の操作感があまり良くないという問題点があった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、可動接点の移動量を十分長く設定できる構成であり ながら、操作ノブの移動量を極力少なくし得て、操作感を十分向上させることが できるスイッチ装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のスイッチ装置は、移動操作可能に設けられた操作ノブを備え、全体と して山折り状又は谷折り状をなしてその基端部が固定されると共に、この基端部 側の辺部に前記操作ノブが当接することにより、前記操作ノブが移動して前記基 端部側の辺部を変形させると、自由端部が前記操作ノブの移動量よりも多く移動 するように構成された移動量増幅部材を備え、この移動量増幅部材の自由端部側 に設けられた可動接点を備え、この可動接点と接離する固定接点を備えたところ に特徴を有する。
【0007】
【作用】
上記手段によれば、操作ノブを移動操作すると、操作ノブが移動量増幅部材の 基端部側の辺部に当接してこれを押して変形させる。このとき、移動量増幅部材 の自由端部が操作ノブの移動量よりも多く移動する構成であることから、該自由 端部側に設けられた可動接点も操作ノブの移動量よりも多く移動するようになる 。従って、操作ノブの移動量を極力少なく構成しても、可動接点の移動量を十分 長く設定することができる。この結果、接点の接触の信頼性を高くしながら、操 作ノブの操作感を十分向上させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の第1の実施例につき図1及び図2を参照しながら説明する。ま ず、スイッチ装置の全体構成を示す図1において、スイッチケース11の内部に は、接点機構を収容するための収容部12が形成されている。この収容部12内 には、操作ノブ13が左右方向へ移動操作可能に設けられている。上記操作ノブ 13は、収容部12の右端開口部をほぼ閉塞するような形状を有する押圧操作部 13aとこの押圧操作部13aの裏面(左側面)に左方へ向けて突設された突部 13bとから構成されている。また、上記スイッチケース11の収容部12内の 下面には、平板状のインシュレータ14が配設されている。
【0009】 このインシュレータ14の上面の左端部には、例えば2個の固定接点15(一 方のみ図示する)が並列に配設されている。また、インシュレータ14の上面の 右端部には、全体として山折り状をなす可動接点部材16の基端部16aがリベ ット17(図2も参照)を介して取付け固定されている。上記可動接点部材16 は、導体製の板ばねから構成されており、基端部16a側の辺部16bに上記操 作ノブ13の突部13bの先端が当接するように構成されている。そして、可動 接点部材16の自由端部16cには、上記2個の固定接点15と接離する可動接 点18が形成されている。
【0010】 この場合、図1に示す状態では、可動接点18が固定接点15から離間してい ると共に、操作ノブ13の押圧操作部13aが収容部12の開口縁部から外側へ 若干突出している。この状態で、操作ノブ13が押し込み操作されると、操作ノ ブ13の突部13bが可動接点部材16の基端部16a側の辺部16bに当接し てこれを左方へ押圧して移動変形させる。すると、図2に示すように、可動接点 部材16の自由端部16cが図2中2点鎖線で示す位置まで移動変形して、可動 接点18が2個の固定接点15に接触する。このとき、可動接点部材16の自由 端部16cの移動量A(図2参照)は、操作ノブ13の移動量B(図2参照)に 比べてかなり長くなるように構成されている。そして、操作ノブ13の押圧操作 を止めると、可動接点部材16は、自身の弾性復元力により、図1に示す形態へ 復帰変形するように構成されている。ここで、操作ノブ13は、図示しない抜け 止め手段により、収容部12の開口縁部から外側へ抜け出てしまうことが防止さ れる構成となっている。上記実施例の場合、上記可動接点部材16が移動量増幅 部材を構成している。
【0011】 尚、スイッチケース11の左端側には、ターミナル収容部19が形成されてお り、このターミナル収容部19内に例えば2個のターミナル20(一方のみ図示 する)が配設されている。これらターミナル20は、上記2個の固定接点15に 接続されている。
【0012】 次に、上記構成の作用を説明する。図1に示す状態において、使用者が手指に より操作ノブ13を押し込み操作すると、操作ノブ13の突部13bが可動接点 部材16の基端部16a側の辺部16bに当接しながらこれを左方へ押圧して移 動変形させる。すると、可動接点部材16の自由端部16cは、図2中2点鎖線 で示す位置まで移動変形して、可動接点18が2個の固定接点15に両者に渡る ように接触する。これにより、2個の固定接点15間が閉路される。この後、使 用者が操作ノブ13の押圧操作を止めると、可動接点部材16は、自身の弾性復 元力により、図2中実線で示す元の形態へ復帰変形する。これにより、可動接点 18が2個の固定接点15から離間して2個の固定接点15間が開路すると共に 、操作ノブ13が図1に示す初期位置に戻る。
【0013】 このような構成の本実施例によれば、操作ノブ13を移動操作したときに、そ の移動量Bを可動接点部材16により増幅して、可動接点部材16の自由端部1 6cを操作ノブ13の移動量Bよりも多く、具体的には、移動量A(A>B)だ け移動させる構成としたので、上記自由端部16c側に設けられた可動接点18 も操作ノブ13の移動量Bよりも多く移動するようになる。従って、操作ノブ1 3の移動量Bを極力少なく構成しても、可動接点18の移動量を十分長く設定す ることができる。この結果、固定接点15に対して可動接点18が摺動接触する 際に、両接点に付着した粉塵等を掃き出して除去できることから、可動接点18 と固定接点15との接触の信頼性を十分高くすることができ、しかも、操作ノブ 13の操作感を十分向上させることができる。
【0014】 また、上記実施例では、可動接点部材16を板ばねから構成して復帰用のばね として兼用させると共に、可動接点部材16の自由端部16cに可動接点18を 一体に設ける構成としたので、部品点数を大幅に削減することができ、製造コス トを安くすることが可能になる。
【0015】 図3及び図4は、本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異 なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には、同一符号を付してい る。図3において、インシュレータ21の上面の左端部及び中央部には、固定接 点22及び23が配設されている。そして、インシュレータ21の上面の右端部 には、移動量増幅部材である例えばコネクティングロッド24の基端部24aが 軸支されることにより回動可能に固定されている。上記コネクティングロッド2 4は、2本のロッド25、26を回動可能に連結してなり、その連結部位である 中間部位24bで折曲可能(回動可能)に構成されている。
【0016】 また、上記インシュレータ21の上面には、固定接点22及び23に接離する 可動接点27が左右方向へ摺動可能に設けられている。この可動接点27は、可 動接点ホルダ28に保持されている。この可動接点ホルダ28と上記可動接点2 7との間には、接点圧付与用のコイルばね29が設けられている。そして、上記 可動接点ホルダ28の上面の中央部には、前記コネクティングロッド24の自由 端部24cが軸支されることにより回動可能に連結されている。また、コネクテ ィングロッド24の基端部24a側の辺部であるロッド25に操作ノブ13の突 部13bが当接している。更に、可動接点ホルダ28の左端部と、スイッチケー ス11の収容部12の底壁部12aとの間には、復帰用のコイルばね30が設け られている。
【0017】 そして、上記第2の実施例の場合、図3に示す状態において、使用者が手指に より操作ノブ13を押し込み操作すると、操作ノブ13の突部13bがコネクテ ィングロッド24の基端部24a側のロッド25に当接しながらこれを左方へ押 圧して移動させる。すると、コネクティングロッド24の自由端部24cは、図 4中2点鎖線で示す位置まで移動し、この移動に連動して可動接点ホルダ28及 び可動接点27が左方へ移動し、もって、可動接点27が2個の固定接点22及 び23間に渡るように接触する。これにより、2個の固定接点22及び23間が 閉路される。
【0018】 この後、使用者が操作ノブ13の押圧操作を止めると、可動接点ホルダ28及 び可動接点27は、復帰用のコイルばね30のばね力により右方へ移動され、こ の移動に連動してコネクティングロッド24が図4中実線で示す元の形態へ復帰 変形する。これにより、可動接点27が固定接点22から離間して2個の固定接 点22、23間が開路すると共に、操作ノブ13が図3に示す初期位置に戻る。 従って、上記第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ同様な作用効果を得 ることができる。
【0019】 尚、上記各実施例では、山折り状の可動接点部材16又はコネクティングロッ ド24を用いる構成としたが、これに代えて、谷折り状の可動接点部材又はコネ クティングロッドを用いる構成、例えば図1又は図3に示すものを上下反転させ たような構成としても良い。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、移動量増幅部材により操作ノブの移 動量を増幅して可動接点の移動量を多くする構成としたので、操作ノブの移動量 を極力少なく構成しても、可動接点の移動量を十分長く設定することができ、接 点の接触の信頼性を高くしながら、操作ノブの操作感を十分向上させることがで きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すスイッチ装置全体
の縦断面図
【図2】可動接点部材の動作説明用の部分縦断面図
【図3】本考案の第2の実施例を示すスイッチ装置全体
の縦断面図
【図4】コネクティングロッドの動作説明用の部分縦断
面図
【図5】従来構成を示す図1相当図
【符号の説明】
11はスイッチケース、13は操作ノブ、14はインシ
ュレータ、15は固定接点、16は可動接点部材(移動
量増幅部材)、16aは基端部、16bは辺部、16c
は自由端部、18は可動接点、21はインシュレータ、
22、23は固定接点、24はコネクティングロッド
(移動量増幅部材)、25はロッド(辺部)、26はロ
ッド、27は可動接点を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動操作可能に設けられた操作ノブと、 全体として山折り状又は谷折り状をなし、その基端部が
    固定されると共に、この基端部側の辺部に前記操作ノブ
    が当接することにより、前記操作ノブが移動して前記基
    端部側の辺部を移動させると、自由端部が前記操作ノブ
    の移動量よりも多く移動するように構成された移動量増
    幅部材と、 この移動量増幅部材の自由端部側に設けられた可動接点
    と、 この可動接点と接離する固定接点とを備えて成るスイッ
    チ装置。
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