JPH0725445A - 被加工物体の反転装置 - Google Patents

被加工物体の反転装置

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JPH0725445A
JPH0725445A JP16902593A JP16902593A JPH0725445A JP H0725445 A JPH0725445 A JP H0725445A JP 16902593 A JP16902593 A JP 16902593A JP 16902593 A JP16902593 A JP 16902593A JP H0725445 A JPH0725445 A JP H0725445A
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JP
Japan
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arm member
work
small bracket
gear
rack
Prior art date
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Pending
Application number
JP16902593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nemoto
昌典 根本
Takayuki Sawada
隆之 澤田
Junko Ishizaki
淳子 石崎
Shinichi Kaizu
慎一 海洲
Kikuo Kobayashi
喜久雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH0725445A publication Critical patent/JPH0725445A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型ブラケット等の被加工物体の反転作業を
効率よく、且つ、安全に行うことができるようにする。 【構成】 製造工程ラインの上流側から送られてくる小
型ブラケットの先端部を取り込んで係止するアーム部材
5と、このアーム部材5の被加工物体係止側と反対側の
端部が固定される回動軸4と、この回動軸4の一端に固
定される歯車7と、この歯車7とかみ合い往復動しつつ
歯車7を正逆回転させるラック8と、このラック8を往
復動させるアクチュエータ10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、造船業等における被加
工物体の反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば造船業における船殻製造時、船殻
の構成材である小型ブラケット(先行サブ材)にフラッ
トバーを配材、取り付け、溶接した後歪取り等を行う場
合、従来は小型ブラケットを天井クレーンで持ち上げ宙
吊りにした状態から、作業者が反転を補佐していた。
【0003】また、小型ブラケットが軽量の場合は手で
持って反転させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の船殻製造工程に
おいては、上述したように、被加工物体である小型ブラ
ケットの反転に際し、作業者が直接関与しているため危
険が伴うという欠点があった。
【0005】また、溶接等の加工時間よりも反転作業の
時間の方が長くなり、作業効率が悪いという問題もあっ
た。
【0006】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、小型ブラケット等の被加工物体の反転作
業を効率よく、且つ、安全に行うことができる被加工物
体の反転装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、水平配置された回動軸に径方向外方へ
向けて取付けられ且つ先端に被加工物体を係止させるた
めの係止溝を有するアーム部材と、前記回動軸を正逆回
転させるアクチュエータとを備えるようにしている。
【0008】また、本発明では、アーム部材に被加工物
体を吸着するためのマグネットを設けることもできる。
【0009】
【作用】本発明では、被加工物体が、アーム部材に係止
されたら、アクチュエータを駆動させ、これにより、回
動軸を介してアーム部材を回転させ、被加工物体をも同
時に回転させる。アーム部材が180度回転させられた
時点でアクチュエータの駆動を停止すれば、アーム部材
の回転も停止させられるので、被加工物体は、クレーン
を使用することなく、また作業者が直接反転に関与する
ことなく、自動的に反転される。
【0010】被加工物体をマグネットにより吸着させる
ようにすれば、被加工物体はアーム部材により一層確実
に支持される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は実施例に係る被加工物体の反転装置
の斜視図、図2は同、平面図、図3は同、アーム部材の
斜視図である。
【0013】図1、図2において、1,1は製造工程ラ
イン上流側の左右一対のホイールコンベヤ、2,2は同
じく下流側のホイールコンベヤ、3,3はホイールコン
ベヤ1,1とホイールコンベヤ2,2間に設けられ、各
ホイールコンベヤ1,1および2,2より若干外側に固
定された左右一対の軸受であり、回動軸4が回動自在に
軸支されている。
【0014】回動軸4の長手方向略中央部にはアーム部
材5が固定されている。このアーム部材5は図3に示す
ように、回動軸4の径方向外方へ向け突出する左右一対
のアーム片5a,5aと、この自由端側端部を連結する
連結片5bとを有しており、また、各アーム片5a,5
aには、自由端側が開口し、製造工程上流側に対面し得
る係止溝5c,5cが形成されている。
【0015】さらに、連結片5bの中央上面には、磁性
体で構成される被加工物体を固定するためのマグネット
(例えば電磁石)6が取り付けられている。
【0016】一方の軸受3の外方にある回動軸4の一端
には歯車7が固定されている。また、この歯車7にはラ
ック8がかみ合っている。
【0017】ラック8は例えば複数のコロ9により支持
させることによって、水平に往復移動可能となってい
る。10はこのラック8を移動させるための往復動型の
アクチュエータ(例えばエアシリンダ)である。
【0018】図4には、被加工物体として船殻の構成材
である小型ブラケット11が示されている。
【0019】次にその動作を説明すると、図1におい
て、製造工程上流側から矢印A方向に、上面にフラット
バーが溶接された小型ブラケット11がホイールコンベ
ヤ1,1上を搬送されてくると、その先端はアーム部材
5の係止溝5c,5cに進入し、アーム部材5に係止さ
れて停止する。なお、この際マグネット6によって小型
ブラケット11を吸着することにより、小型ブラケット
11が係止溝5c,5cから飛び出すことを防止し安全
性を高めることができる。また、小型ブラケット11を
アーム部材5に確実に係止することができる。
【0020】この状態でアクチュエータ10を駆動さ
せ、ラック8を小型ブラケット11の搬送方向と逆方向
に移動させると、このラック8とかみ合っている歯車7
が図1において矢印B方向、即ち時計回り方向に回転さ
せられる。
【0021】従って、回動軸4を介してアーム部材5も
矢印B方向に回転させられ、同時に、先端部がこのアー
ム部材5の係止溝5c,5cに係止されている小型ブラ
ケット11も回転させられる。
【0022】そして、アーム部材5が180度回転した
時点でアクチュエータ10の駆動を停止すれば、小型ブ
ラケット11は180度回転されて、ホイールコンベヤ
2,2上に載置される。
【0023】小型ブラケット11はこのように自動的に
反転された後、ホイールコンベヤ2,2により製造工程
下流側である矢印C方向へ搬送され、歪取り等の加工が
施される。
【0024】アクチュエータ10によりラック8を逆方
向に移動させれば、歯車7、回動軸4を介してアーム部
材5は元の位置に回動復帰される。
【0025】なお、本反転装置と自動溶接器を組み合わ
せたシステムを構築すれば、ラインの省力化をより一層
進めることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1,2の何れにおいても180度回転可能なアー
ム部材に被加工物体を係止させて、アーム部材の回転に
よって被加工物体を自動的に反転させるようにしたの
で、反転に際して作業者が手を触れることによる不慮の
事故を未然に防止でき、安全性を向上させることができ
ると共に作業効率を向上させることができ、また請求項
2によれば被加工物体をより一層確実にアーム部材に支
持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る被加工物体の反転装置の
斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る被加工物体の反転装置の
平面図である。
【図3】本発明の実施例に係る被加工物体の反転装置の
アーム部材の斜視図である。
【図4】本発明の被加工物体の反転装置により反転させ
られる小型ブラケットの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 回動軸 5 アーム部材 5c 係止溝 6 マグネット 10 アクチュエータ 11 小型ブラケット(被加工物体)
フロントページの続き (72)発明者 海洲 慎一 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 小林 喜久雄 愛知県知多市北浜町11番1号 石川島播磨 重工業株式会社愛知工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平配置された回動軸に径方向外方へ向
    けて取付けられ且つ先端に被加工物体を係止させるため
    の係止溝を有するアーム部材と、前記回動軸を正逆回転
    させるアクチュエータとを備えてなることを特徴とする
    被加工物体の反転装置。
  2. 【請求項2】 アーム部材に被加工物体を吸着するため
    のマグネットを設けた請求項1に記載の被加工物体の反
    転装置。
JP16902593A 1993-07-08 1993-07-08 被加工物体の反転装置 Pending JPH0725445A (ja)

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JP16902593A JPH0725445A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 被加工物体の反転装置

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JP16902593A JPH0725445A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 被加工物体の反転装置

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JPH0725445A true JPH0725445A (ja) 1995-01-27

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113401627A (zh) * 2021-06-11 2021-09-17 深圳市中基自动化有限公司 一种软包电池自动翻转变距装置

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