JPH1148032A - 切断機の前バイス装置 - Google Patents

切断機の前バイス装置

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JPH1148032A
JPH1148032A JP20780697A JP20780697A JPH1148032A JP H1148032 A JPH1148032 A JP H1148032A JP 20780697 A JP20780697 A JP 20780697A JP 20780697 A JP20780697 A JP 20780697A JP H1148032 A JPH1148032 A JP H1148032A
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JP
Japan
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vise device
cutting machine
jaw
remaining material
vice
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JP20780697A
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English (en)
Inventor
Toshio Ito
利男 伊藤
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1148032A publication Critical patent/JPH1148032A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断片あるいは残材の大きさに制限なく搬出
を可能とする。 【解決手段】 前バイス装置9に備えた門型フレーム1
1に形成された開口部11A内に固定側バイスジョー1
3と移動側バイスジョー15を設け、この固定側バイス
ジョー13と移動側バイスジョー15の素材Wを把持す
る把持板19,27を同期して例えば90度、180度
に回動自在に設けた。而して、切断片あるいは残材の大
きさに制限されることなく搬出を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切断機の前バイ
ス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切断機としての例えばバンドソー
にて切断された切断片を後バイス装置から前バイス装置
へ渡した後に、搬出装置に渡す時に、前バイス装置の中
に搬出装置が入り込み受け渡しを行っている。
【0003】すなわち、図9および図10示されている
ごとく、バンドソー(図示省略)にて切断されて残った
残材Wsは後バイス装置101より前バイス装置103
へ渡される。(図9参照) この状態より、図10に示されているごとく、後バイス
装置101のクランプを解放し、前バイス装置103に
て残材Wsをクランプして所定の位置まで前進せしめ
る。この前進した位置にて先端にマグネットアーム10
5を備えた搬出装置107が前記バイス装置103内に
入り込み、前記マグネットアーム105にて残材Wsを
吸着保持し、前バイス装置103のクランプを解放し
て、搬出装置の移動により残材Wsを搬出する。なお、
K−K線は鋸刃切断ラインを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の前バイス装置では、搬出装置107に備えたマグネ
ットアーム105が前バイス装置103内へ入り込み切
断材あるいは残材Wsを吸着して搬出する。このため、
マグネットアーム105の横幅以内の切断材あるいは残
材Wsを吸着搬出することができないので、バンドソー
本体のスペックが無意味となるという問題があった。ま
た、マグネットアーム105が前バイス装置103内に
入り込むため、常に監視しインタロックも多く必要とし
ていた。
【0005】この発明の目的は、切断片あるいは残材の
大きさに制限なく搬出を可能とした切断機の前バイス装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断機の前バイス装置は、
切断機にて切断された切断片あるいは残材を搬出する前
バイス装置において、この前バイス装置が、下方向へ開
口部を有した前後方向へ移動可能な門型フレームと、こ
の門型フレームにおける開口部の一方側に設けられた固
定側バイスジョーと、前記門型フレームにおける開口部
の他方側に設けられた左右方向へ移動可能な移動側バイ
スジョーとで構成され、前記固定側バイスジョーと移動
側バイスジョーとを同期して回動可能に設けてなること
を特徴とするものである。
【0007】したがって、前バイス装置に備えた門型フ
レームの開口部内に設けた固定側バイスジョーと移動側
バイスジョーとでクランプした切断片あるいは残材の向
きを適宜回動することにより変えられる。このため、切
断片あるいは残材を搬出するための搬出手段に合致した
向きに回動せしめることにより容易に搬出ができると共
に、切断片あるいは残材の大きさに関係なく搬出ができ
機械スペックを生かすことができる。
【0008】請求項2によるこの発明の切断機の前バイ
ス装置は、請求項1の前バイス装置において、前記固定
側バイスジョーと移動側バイスジョーを90度と180
度とに回動角度を設定自在に設けてなることを特徴とす
るものである。
【0009】したがって、固定側バイスジョーと移動側
バイスジョーでクランプした切断片あるいは残材を、9
0度回動することにより垂直状態としたり、180度回
動することにより反転状態となったりするので、搬出手
段にて容易に切断片あるいは残材を搬出することができ
る。このため、切断片あるいは残残材の大きさに関係な
く搬出が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、切断機としてバン
ドソーを対象として説明するが、この機種に限定するこ
となく、丸鋸、ロータリー切断機等を含むものである。
【0011】図1を参照するに、バンドソー1には帯鋸
刃3が走行且つ上下動自在に備えらられていて、基台5
には複数本の回転自在な送材ローラ(図示省略)にて構
成されてた送材装置7が設けられている。
【0012】前記バンドソー1の前面側に前バイス装置
9が設けられていて、こ前バイス装置9は図示を省略し
たが駆動部材により前後方向(図1において前後方向)
へ移動自在となっている。そして、前記前バイス装置9
は下方向へ開口した例えば逆U字型の開口部11Aを有
した門型形状のフレーム11に固定側バイスジョー13
と移動側バイスジョー15が支持されて構成されてい
る。
【0013】より詳細には、前記開口部11Aの一方側
(図1において右側)に設けられた前記固定側バイスジ
ョー13は、材料把持面17を備えた把持板19に軸2
1が一体的に設けられ、この軸21は前記フレーム11
の適宜箇所に設けた軸受にて支承されていて、前記軸2
1には従動側スプロケット23が装着されている。な
お、固定側バイスジョー13は前記送材装置7にて送ら
れる素材Wの基準面となるものである。
【0014】前記開口部11Aの他方側(図1において
左側)に設けた前記移動側バイスジョー15は、前記固
定側バイスジョー13に相対して設けられていて、材料
把持面25を備えた把持板27にスプライン軸29が一
体的に設けられ、このスプライン軸29の軸端に流体圧
作動のシリンダ31が連結されている。また、前記スプ
ライン軸29にスプラインナット33が噛合し、このス
プラインナット33には従動側スプロケット35が一体
的に設けられ、スプラインナット33は前記フレーム1
1の適宜箇所に設けた軸受にて支承されている。
【0015】上記構成により、流体圧作動のシリンダ3
1を作動せしめスプライン軸29を前進せしめると、固
定側バイスジョー13の材料把持面17と移動側バイス
ジョー15の材料把持面25との間に素材Wを把持する
ことができる。
【0016】前記固定側バイスジョー13と移動側バイ
スジョー15の材料把持面17,25を回動せしめる駆
動系としては、前記フレーム11内に駆動モータ37が
設けられ、この駆動モータ37に駆動軸39が連結さ
れ、この駆動軸39には駆動側スプロケット41A,4
1Bが一体的に設けられている。そして、駆動側スプロ
ケット41Aと前記従動側スプロケット35には無端状
のチェーン43Aが掛回され、駆動側スプロケット41
Bと前記従動側スプロケット23には無端状のチェン4
3Bが掛回されている。なお、前記駆動軸39は前記フ
レーム11の適宜箇所に設けた軸受にて支承されてい
る。
【0017】上記構成により、駆動モータ37を駆動せ
しめると駆動軸39は回転し、駆動側スプロケット41
A,41B、チェーン43A,43Bを介して従動側ス
プロケット23,25が回動する。前記従動側スプロケ
ット23が回動すると把持板19が回動し、前記従動側
スプロケット35が回動すると把持板27が回動する。
よって、前記把持板19の材料把持面17と前記把持板
27の材料把持面25との間に把持された切断片Wsあ
るいは残材Wzを同期して回転せしめることができるも
のである。
【0018】次に、切断片Wsを90度,180度に回
動したときの状態を説明する。図2および図3を参照す
るに、図2に示されているごとく、後バイス装置45と
前記前バイス装置9とで把持された素材Wより製品であ
る切断片Wsを得るためバンドソー1の帯鋸刃3にて切
断する。切断完了後、前バイス装置9にて切断片Wsを
把持したまま後退(図2において左側)せしめてから、
図示を省略したが前記駆動モータ37を駆動せしめて把
持板19,27を90度回動せしめると図3に示したご
とく、切断片Wsは下方向に向きを変える。
【0019】また、図4および図5を参照するに、後バ
イス装置45のクランプを解放し、前バイス装置9にて
残材Wzをクランプしたまま所定の位置に前バイス装置
9を後退せしめてから、図示を省略したが前記駆動モー
タ37を駆動せしめて把持板19,27を180度回動
せしめると図5に示したごとく、残材Wzは反転した位
置に向きを変える。
【0020】上述したごとき構成により、その作用とし
ては、図6乃至図8を参照するに、切断機内での切断材
の受け渡しは、図6に示されているごとく、素材Wの送
材方向は図6において右から左へ送材され、後バイス装
置45にてクランプされた素材Wは前進し前バイス装置
9にてクランプされ、所望の大きさに切断される。なお
K−K線は切断ラインを示す。
【0021】そして、前バイス装置9を後退せしめ、図
7示されてるごとく、所望の大きさに切断された製品あ
るいは端材である切断片Wsは90度回動され、切断片
Wsを受ける装置である例えばローラテーブル47が9
0度回動され切断片Wsを受けられる位置まで前進し
て、前バイス装置9のクランプを解放し切断片Wsをロ
ーラテーブル47にて搬出する。
【0022】また、残材Wz等を搬出する場合は、図8
に示されているごとく、前バイス置9を180度回動し
てクランプした残材Wzの向きを反転する。なお、反転
することにより残材Wzのつかみ代Tが発生する。この
状態で、クランプ装置49が入り込み残材Wzをクラン
プし前バイス装置9をアンクランプして残材Wzを搬出
する。
【0023】上述したごとく、前バイス装置9の把持板
19,27を90度、180度に回動することにより、
切断片Wsあるいは残材Wzを搬出することができ、搬
出する切断片Wsあるいは残材Wzの大きさに制限され
ることなく搬出ができ、バンドソー1本体のスペックを
そのまま生かすことができ、インタロック等に必要なく
コストの低減を図ることができる。
【0024】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り。その他の態様で実施し得るものである。例えば、把
持板27を回動せしめる駆動系にチェン43A,43B
を採用したが、ベルト,ギア等にすることも可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1によるこの発明によれ
ば、前バイス装置に備えた門型フレームの開口部内に設
けた固定側バイスジョーと移動側バイスジョーとでクラ
ンプした切断片あるいは残材の向きを適宜回動すること
により変えられる。このため、切断片あるいは残材を搬
出するための搬出手段に合致した向きに回動せしめるこ
とにり容易に搬出ができると共に、切断片あるいは残材
の大きさに関係なく搬出ができ機械スペックを生かすこ
とができる。
【0026】請求項2によるこの発明によれば、固定側
バイスジョーと移動側バイスジョーでクランプした切断
片あるいは残材を、90度回動することにより垂直状態
としたり、180度回動することにより反転状態となっ
たりするので、搬出手段にて容易に切断片あるいは残材
を搬出することができる。このため、切断片あるいは残
材の大きさに関係なく搬出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、前バイス装置の正面
図である。
【図2】後バイス装置と前バイス装置にて材料をクラン
プした時の状態図となる。
【図3】前バイス装置を90度回動した時の状態図であ
る。
【図4】前バイス装置にて残材をクランプした時の状態
図である。
【図5】前バイス装置を180度回動した時の状態図で
ある。
【図6】作用説明図である。
【図7】作用説明図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】従来例を示し、後バイス装置と前バイス装置に
てワークをクランプした時の平面図である。
【図10】従来例を示し、前バイス装置にてクランプし
た切断片を搬出する時の作用説明図である。
【符号の説明】
1 バンドソー(切断機) 9 前バイス装置 11 フレーム(門型フレーム) 11A 開口部 13 固定側バイスジョー 15 移動側バイスジョー 19,27 把持板 Ws 切断片 Wz 残材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断機にて切断された切断片あるいは残
    材を搬出する前バイス装置において、この前バイス装置
    が、下方向へ開口部を有した前後方向へ移動可能な門型
    フレームと、この門型フレームにおける開口部の一方側
    に設けられた固定側バイスジョーと、前記門型フレーム
    における開口部の他方側に設けられた左右方向へ移動可
    能な移動側バイスジョーとで構成され、前記固定側バイ
    スジョーと移動側バイスジョーとを同期して回動可能に
    設けてなることを特徴とする切断機の前バイス装置。
  2. 【請求項2】 前記固定側バイスジョーと移動側バイス
    ジョーを90度と180度とに回動角度を設定自在に設
    けてなることを特徴とする請求項1記載の切断機の前バ
    イス装置。
JP20780697A 1997-08-01 1997-08-01 切断機の前バイス装置 Pending JPH1148032A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094240A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Amada Eng Center Co Ltd 切断機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094240A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Amada Eng Center Co Ltd 切断機

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