JPH01138062A

JPH01138062A - ２シーム角形鋼管の製造装置

Info

Publication number: JPH01138062A
Application number: JP29616787A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Shimizu; 英明清水; Toshio Takishima; 滝島　敏男; Tomoyuki Okada; 知之岡田
Original assignee: SEIKEI KK; NKK Corp; Nippon Kokan Ltd
Current assignee: SEIKEI KK; JFE Engineering Corp
Priority date: 1987-11-26
Filing date: 1987-11-26
Publication date: 1989-05-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、２シー広角形鋼管の製造装置に関するもの
である。

〔従来の技術〕

一般に、第８図に示すような２シーム角形鋼管１を製造
するには、断面コ字形の長尺鋼材のフランジ先端に開先
加工を施し、このような鋼材を２本互いに向き合わせ、
その開先を仮付は溶接して素管を調製し、そして、素管
の内面および外面開先を溶接（本溶接）する。

素管の内面および外面開先を溶接して、２シーム角形鋼
管を製造するための従来装置について、図面を参照しな
がら説明する。

第９図に示すように、従来の、２シーム角形鋼管の製造
装置は、レール３上を走行する、素管２の内面開先を溶
接するための内面浴接機４と、レール３の終端（図中左
側）の延長上に設置された、素管２を搬送するための搬
送テーブル５と、搬送テーブル５の始端部側（図中右側
）にそって敷設されたレール６上を走行する、素管２の
外面開先を溶接するための外面溶接機７と、搬送テーブ
ル５にそって設けられた、素管２をその軸回シに反転さ
せるための反転機Ｂとからなっている。内面溶接機４は
、レール３上を走行する台車９と、台車９に水平に取り
付けられたブーム１０と、ブームｌＯの先端に取り付け
られた溶接トーチ（図示せず）とからなっている。外面
溶接機７も内面溶接機４と同様に、台車１１、ブーム１
２および溶接ト°−チ（図示せず）からなっている。

素管２が、その開先を上下にして搬送テーブル５の始端
（図中右側）上に搬入されたら、この後、内面溶接機４
によって、第１０図（Ａ）に示すように、素管２の一方
の内面開先２Ａが溶接される。次に、素管２ば、搬送テ
ーブル５によって反転機８の位置まで搬送され、素管２
は、反転機８によって軸回力に１８０°回転される。次
いで、素管２は、搬送テーブル５の始端まで搬送され、
内面溶接機４および外面溶接機７によって、第１０図（
Ｂ）に示すように、素管２の他方の内面開先２Ｂおよび
一方の外面開先２Ｃが同時に溶接される。そして、再び
、素管２は、反転機８まで搬送され、軸回、ＨＫ１ｓｏ
°回転された後、再び搬送テーブル２の始端まで搬送さ
れ、第１０図（Ｃ）に示すように、外面溶接機７によっ
て素管２の他方の外面開先２Ｄが溶接される。

なお、第１Ｏ図（Ａ）に示す最初の溶接工程において、
他方の外面開先２Ｄを、一方の内面開先２Ａと同時に溶
接しないのは、同時に溶接すると、仮付は溶接ままの他
方の外面開先２Ｄに、溶着金属の溶落ちやフラックスの
落込みが発生するからである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の、２シ一ム角形ｍｔの製造装置は、次の
問題を有している。即ち、上述したように、第１Ｏ図（
Ａ）に示す最初の溶接工程において外−４＝面溶接機７を内面溶接機４と同時に操作できず、外面溶
接機７は、一方の内面開先２Ａの溶接終了まで待機状態
となる。また、第１０図（Ｃ）に示す最後の溶接工程で
ある他方の外面開先２Ｄの溶接の際、内面開先２Ａ、２
Ｂの溶接は既に終了しているので、この間、内面溶接機
４は待機状態となる。このように、内面および外面溶接
機４，７の稼動率が低稼動率を高くできる結果、生産性
の向上を図ることができる、２シーム角形鋼管の製造装
置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

次に、この発明の、２シーム角形鋼管の製造装置の一実
施態様を図面を参照しながら説明する。

第１図は、この発明の、２シー広角形鋼管の製造装置の
一実施態様を示す平面図である。

第１図に示すように、この発明の、２シーム角形鋼管の
製造装置は、断面コ字形の長尺鋼材を互いに向き合わせ
て仮付は溶接したものからなる素管２を搬送するための
、平行に配置された第１および第２搬送テーブル１３．
１４と、第１搬送テーブル１３の始端の延長線にそって
走行可能な、素管２の内面開先を溶接するための内面溶
接機１５と、第１搬送テーブル１３の始端部（図中右側
）と第２搬送テーブル１４の始端部（図中右側）との間
に設けられた、前記両テーブル１３．１４の搬送方向に
そって移動可能な、素管２の外面開先を溶接するための
外面溶接機１６と、第１搬送テーブル１３と第２搬送テ
ーブル１４との間に設けられた、素管２をその軸回力に
１８０°回転させるための反転機１７とからなっている
。

内面溶接機１５は、第１搬送テーブル１３の搬送ライン
の延長線上に敷設されたレール１８上を走行する台車１
９と、台車１９に水平に取り付けられたブーム２０と、
ブーム２０の先端に取り付けられた溶接トーチ（図示せ
ず）とから々っている。

外面溶接機１６は、第２図に示すように、第１、搬送テ
ーブル１３と第２搬送テーブル１４との間に敷設された
レール２１上を走行する台車２２と、台車２２に水平面
内において回動可能なブーム２３と、ブーム２３の先端
に取り付けられた溶接トーチ２４とからなっている。

〔作用〕

上述した、この発明の製造装置によって、２シー広角形
鋼管は、以下のようにして製造される。

先ず、第１図に示すように、素管２が、第１搬送テーブ
ル１３の始端部上に搬入されたら、素管２の一方の内面
開先２Ａが、内面溶接機２３によって第１Ｏ図（Ａ）に
示すように溶接される。

次に、第３図に示すように、素管２は、第１搬送テーブ
ル１３によって反転機１７に搬入され、ここで素管２は
、その軸回力に１８０°反転される。

次に、第４図に示すように、素管２は、第１搬送テーブ
ル１３の始端部まで搬送され、ここで、素管２の他方の
内面開先２Ｂおよび一方の外面開先２Ｃが、第１０図（
Ｂ）に示すように内面溶接機１５および外面溶接機１６
によって同時に溶接される。

通常、外面溶接機１６の方が、内面溶接機１５より溶接
電極の数が多くて溶接スピードが速いので、外面溶接機
１６より内面溶接機１５を先にスタートさせた方が時間
的効率が良い。

次に、このようにして、側内面開先２Ａ、２Ｂおよび一
方の外面開先２Ｃの溶接が終了した素管２は、第５図に
示すように、再び、第１搬送テーブル１３によって反転
機１７に搬入され、ここで反転される。

次に、第６図に示すように、素管２は、第２搬送テーブ
ル１４の始端部まで搬送される。この間、第２搬送テー
ブル１６のブーム２３は、第１搬送テーブル１３から第
２搬送テーブル１４側まで１８０°回転され、素管２の
他方の外面開先２Ｄが溶接される。この間、後続の素管
２′は、第１搬送テーブル１３の始端部上に搬入され、
内面溶接機１５によって一方の内面開先２Ａが溶接され
る。

全ての溶接が終了した製品鋼管１は、第３搬送テーブル
２５によって別の場所に搬送される。

〔実施例〕

次に、この発明の実施例について説明する。

一辺寸法７００欄、厚さ寸法２５酬、長さ寸法７ｍの素
管を用意し、第１図に示す装置によってシーム角形鋼管
を製造した。このときのタイムサイクルを第９図に示す
従来装置の場合と合わせて第７図に示す。

第７図から明らかなように、従来装置によるｌサイクル
は５６分であるのに対して、この発明によるｌサイクル
は３６分であり、鋼管製造時間が大幅に短縮されること
がわかる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、内面および外
面溶接機の稼動率を高くできる結果、生産性の向上を図
ることができるといったきわめて有用な効果がもたらさ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一笑施態様の、２シー広角形鋼管
の製造装置の平面図、第２区は、同装置の内面溶接機の
正面図、第３〜６図は、同装置による鋼管の製造工程を
示す平面図、第７図は、本発明装置と従来装置とによる
鋼管製造工程のタイムサイクルを示す図、第８図は、２
シーム角形鋼管の部分斜視図、第９図は、従来装置の平
面図、第１０図は、素管の開先の溶接順序を示す正面図
である。図面において、１・・・２シー広角形鋼管、２・・・素管、３・・・レ
ール　　　　　　４・・・内面溶接機、５・・・搬送テ
ーブル、　　　６・・・レール７・・・外面溶接機、　
　　　８・・・反転機、９・・・台車、　　　　　　１
０・・・ブーム、１１・・・台車、　　　　　　１２・
・・ブーム、１３・・・第１搬送テーブル、１４・・・
第２搬送テーブル、１５・・・内面溶接機、　　　１６
・・・外面溶接機、１７・・・反転機、　　　　　１８
・・・レール、１９・・・台車、　　　　　　２０・・
・ブーム、２１・・・レール、　　　　　２２・・台車
、２３・・・ブーム、　　　　　２４・・・浴接トーチ
、２５・・・第３搬送テーブル。 −１０＝第１　図第２図第３図第５図２１３　　　　　　　　や −）／　　　　　　　　　　　〆第８図第９図一一当、５　．２　．３　　〆５第１０図（Ａ）　　　　　　　　　（Ｂ）　　　　　　　　　（
Ｃ）２Ｃ２Ｄ　　　　　　　　　２Ｃ

Claims

【特許請求の範囲】

断面コ字形の長尺鋼材を互いに向き合わせて仮付けした
ものからなる素管を搬送するための、平行に配置された
第１および第２搬送テーブルと、前記第１搬送テーブル
の始端の延長線にそつて走行可能な、前記素管の内面開
先を溶接するための内面溶接機と、前記第１搬送テーブ
ルの始端部と前記第２搬送テーブルの始端部との間に設
けられた、前記両テーブルの搬送方向にそつて移動可能
な、前記素管の外面開先を溶接するための外面溶接機と
、前記第１搬送テーブルと前記第２搬送テーブルとの間
に設けられた、前記素管をその軸回力に反転させるため
の反転機とからなり、前記外面溶接機は、前記両テーブ
ルの搬送方向にそつて走行する台車と、前記台車に取り
付けられた、水平面内において回動可動な溶接トーチを
有していることを特徴とする、２シーム角形鋼管の製造
装置。