JP3041581U - ベルトコンベア仕分装置 - Google Patents

ベルトコンベア仕分装置

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JP3041581U
JP3041581U JP1997003155U JP315597U JP3041581U JP 3041581 U JP3041581 U JP 3041581U JP 1997003155 U JP1997003155 U JP 1997003155U JP 315597 U JP315597 U JP 315597U JP 3041581 U JP3041581 U JP 3041581U
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JP
Japan
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conveyor
belt conveyor
belt
servo motor
sorting device
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Application number
JP1997003155U
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English (en)
Inventor
春男 堀口
Original Assignee
第一工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回開始、終了付近の速度変化を自由に制御
出来、高速駆動においても衝撃・振動・騒音及び摩耗の
発生のないベルトコンベヤ仕分装置を得ること。 【解決手段】 ベルトコンベヤラインを形成する一連の
搬送ベルトコンベヤ間に配設され、ベース上に直結駆動
型サーボモータを設置し、該サーボモータの出力側上に
上面にコンベヤ枠を固着した旋回台を固着し、前記サー
ボモータの駆動で前記コンベヤ枠を物品搬送方向の少な
くとも左右いずれかの水平方向に旋回制御可能としたベ
ルトコンベヤ仕分装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、直進ベルトコンベヤラインの途中に配設される高速のベルトコンベ ヤ仕分装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
直進ベルトコンベヤラインの途中に配設されるベルトコンベヤ仕分装置として 、本考案者は先に特開平5−92813号公報記載のものを出願した。この仕分 装置においては、旋回台上に設けた仕分ベルトコンベヤをベースに立設した回転 軸に旋回可能に取付けると共に、ベース上にインバータモータを設置し、インバ ータモータにクラッーチブレーキ機構を介して回転する回転板を取付け、該回転 板の偏心位置と旋回台とに突設されたピン間を夫々自在継手をもった連杆で連結 して、インバータモータの駆動で仕分ベルトコンベヤを水平方向に旋回制御可能 にしたもので、それ以前の仕分装置に比し5割増もの旋回能力を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、連杆による駆動のために局部的な摩耗・振動及び騒音が発生し 、頻繁な作動には限界があり、より高速を期待することは困難であった。 本考案は、上記従来のベルトコンベヤ仕分装置を改良して旋回の開始、終了付 近の速度変化を自由に制御出来、高速駆動においても衝撃・振動・騒音及び摩耗 の発生のないベルトコンベヤ仕分装置を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案では、ベルトコンベヤラインを形成する一 連の搬送ベルトコンベヤ間に配設され、ベース上に直結駆動型サーボモータを設 置し、該サーボモータの出力側上に上面にコンベヤ枠を固着した旋回台を固着し 、前記サーボモータの駆動で前記コンベヤ枠を物品搬送方向の少なくとも左右い ずれかの水平方向に旋回制御可能としたベルトコンベヤ仕分装置により解決した 。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面に基づき以下詳細に説明する。 図1は、本考案のベルトコンベア仕分装置の一例の側面図である。 図2は、図1の腰部概略平面図である。 図3は、図2の概略拡大図である。 図1乃至図3において、1、1は直進ベルトコンベヤラインにおける上下流側 の直進ベルトコンベヤで、この直進ベルトコンベヤ1、1は適当な間隔を隔てて 間欠的且つ固定的に設置されており、各直進ベルトコンベヤ1、1の搬送ベルト 11、11は図示しない駆動装置によって物品搬送方向P(上流側より下流側矢 印)に駆動されるものである。
【0006】 2は相隣る2つの直進線ベルトコンベヤ1、1間に設置されたベルトコンベヤ 仕分装置であって、コンベヤ枠3と、これに固設した旋回台4と、下端がベース 5上の基台51に固着され上端が旋回台4に固着されて旋回台4を旋回させる直 接駆動型サーボモータSを有している。 コンベヤ枠3は、両端部に回転自在のドラム31、31が枢着され、両ドラム 31、31間に搬送ベルト32が巻回されている。この搬送ベルト32は旋回台 4に設けたモータMその他の駆動装置から周知の伝動装置33を介してドライブ ドラム34に付与された回転力によって回転駆動される。 旋回台4は、例えばボルトなどの固着具を旋回台4の下面に穿設された孔に貫 通せしめ、サーボモータSの上面に配設されたネジ孔に螺着させることにより、 サーボモータSと固着され、サーボモータSの作動によって水平方向に旋回可能 とされている。 7は補完部材で、直進ベルトコンベヤ1と仕分ベルトコンベヤ装置2のコンベ ヤ枠3との間に形成される間隙部Gを補完するために、コンベヤ枠3に固設され ている。71は側板であって、コンベヤ枠3の側面に立設され、仕分け時に搬送 物品の跳ね出しを防止する。 8は上流側直進ベルトコンベヤ1の下流端末位置に配設されている物品の位置 検出センサである。 9は排出部で、平面図において物品搬送方向Pよりみて左側に91、右側に9 2がそれぞれ配設されているが、物品の仕分け作業の必要に対応して91又は9 2のいずれか片側のみであっても差し支えない。 これらの各構成によって、物品の仕分け作業を円滑、迅速に行なうことができ る。
【0007】 この様に構成されているので、上流側直進ベルトコンベア1上を矢印P方向に 搬送される物品を、排出部9に排出する場合には、上流側の搬送ベルト11で物 品が運ばれ、センサ8に達するとサーボモータSには信号が送られて始動し、旋 回台4は図2及び図3の鎖線で示すように反時計方向(物品搬送方向Pよりみて 左側)に回動する。旋回台4は45度旋回した最大旋回位置に達して、コンベヤ 枠3を左側の排出部1に対面させることができる。この間コンベヤ枠3の搬送 ベルト32は回転しているので、該搬送ベルト32上の物品は確実に排出部91 に送り出される。排出部91への物品の搬送が終了すると、サーボモータSを時 計方向に回動させるように信号を送り、旋回台4は直進ベルトコンベア1の矢印 P方向の原位置に復元し停止する。 これらの作動中、サーボモータSは旋回台4が排出部9に対面する最大旋回位 置に近づくに従って回転速度を低速になるように制御すると、旋回台4は最大旋 回位置での停止又は反転時の慣性力は小さくなって円滑に停止又は反転させるこ とができる。また原位置への復元近くになった際も同様に回転速度を落せば、円 滑に所定位置に確実に停止させることができる。 一方、図2で示すように旋回台4は時計方向(物品搬送方向Pよりみて右側) に回動し45度旋回した最大旋回位置に達して、コンベヤ枠3を右側の排出部 2に対面させ、搬送ベルト32上の物品は確実に排出部92に送り出すことがで きる。 ここで用いられるサーボモータSは直結駆動型であればよく、例えば横河電機 株式会社製「ダイレクトドライブモータDR1000/SR」などを用い得る。
【0008】 上記した所により、本考案のベルトコンベヤ仕分装置は転回速度を増大しても 衝撃・振動・騒音及び摩耗の発生がなく、また転回動作の終端点を確実にとらえ ることができ、次の動作開始点をギリギリまで早めることができ、その結果ベル トコンベヤ仕分装置の処理能力は大幅に向上することが可能となった。例えば、 転回の信号入力から転回完了まで、従来例で28mmsecを要していたのが、 本考案のでは12mmsecに短縮された例がある。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、仕分ベルトコンベヤをサーボモータを駆動源とし、このサー ボモータ出力を旋回台に直結してコンベヤ枠を旋回させるものであるから、コン ベヤ枠が排出部に面した最大旋回位置に達する際、反転して原位置に復帰する際 、及び原位置で停止する際のコンベヤ枠の旋回時の慣性力を抑え、またその速度 変化を自由に制御できるので転回速度を増大しても衝撃・振動・騒音及び摩耗の 発生がない。 このために転回動作の終端点を確実にとらえることができ、次の動作開始点を ギリギリまで早めることができ、その結果ベルトコンベヤ仕分装置の処理能力を 大幅に向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のベルトコンベア仕分装置の一例の側面
図である。
【図2】図1の腰部概略平面図である。
【図3】図2の概略拡大図である。
【符号の説明】
1 直進ベルトコンベア 2 ベルトコンベア仕分装置 3 コンベヤ枠 4 旋回台 5 ベース 7 補完部材 8 検出センサ 9、91、92 排出部 11、32 搬送ベルト 31 ドラム 33 駆動装置 34 ドライブドラム 51 基台 71 側板 G 間隙部 P 物品搬送方向 M モータ S サーボモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤラインを形成する一連の
    搬送ベルトコンベヤ間に配設され、ベース上に直結駆動
    型サーボモータを設置し、該サーボモータの出力側上に
    上面にコンベヤ枠を固着した旋回台を固着し、前記サー
    ボモータの駆動で前記コンベヤ枠を物品搬送方向の少な
    くとも左右いずれかの水平方向に旋回制御可能としたこ
    とを特徴とするベルトコンベヤ仕分装置。
JP1997003155U 1997-03-18 1997-03-18 ベルトコンベア仕分装置 Expired - Lifetime JP3041581U (ja)

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JP1997003155U JP3041581U (ja) 1997-03-18 1997-03-18 ベルトコンベア仕分装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3041581U true JP3041581U (ja) 1997-09-22

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ID=43176106

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117019646A (zh) * 2023-10-08 2023-11-10 启东泽厚智能科技有限公司 一种试管分拣用排序装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117019646A (zh) * 2023-10-08 2023-11-10 启东泽厚智能科技有限公司 一种试管分拣用排序装置
CN117019646B (zh) * 2023-10-08 2023-12-19 启东泽厚智能科技有限公司 一种试管分拣用排序装置

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